JPH0310121Y2 - - Google Patents

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JPH0310121Y2
JPH0310121Y2 JP1985049271U JP4927185U JPH0310121Y2 JP H0310121 Y2 JPH0310121 Y2 JP H0310121Y2 JP 1985049271 U JP1985049271 U JP 1985049271U JP 4927185 U JP4927185 U JP 4927185U JP H0310121 Y2 JPH0310121 Y2 JP H0310121Y2
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presser
presser frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、列車車輌用標識灯におけるシールド
ビームバルブ取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
列車車輌用標識灯に使用するシールドビームバ
ルブは、一般にバルブの外周に鍔部が形成されて
おり、従来この種の特に矩形形状等の異形バルブ
を取り付ける場合は、例えば実公昭57−46196号
公報に示されているように、装着板7と中枠9に
よつて周縁部を固定されたシールドビームバルブ
(ランプ)2を、係止解放手段と成る複数の固定
板10を介して車体側に装着した取付板1のねじ
座3に脱着自在に装着する構造に成り、該固定板
10に形成したひようたん孔12の大径部と小径
部の範囲内で該固定板10を回動させ、該固定板
10を介して装着板7をねじ座3に固設している
調整ねじ6の頭部に上記ひようたん孔12を掛け
止め、又は掛け外すように構成することにより、
適宜シールドビームバルブ2の着脱を可能にして
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の係止解放手段によれば、シ
ールドビームバルブ2の着脱に際し、複数の固定
板10を回動させてシールドビームバルブ2を取
り付けた装着板7に対する調整ねじ6との係合を
解除し、その都度ランプ2を装着板7及び中枠9
と共に取付板1から完全に取り外す作業をしなけ
ればならず、着脱作業性が悪いという問題を有し
ていた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、シールドビームバルブの着脱作業性に優
れ、かつ取付後に緩みを生ずることのない車輌用
標識灯におけるシールドビームバルブ取付構造を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る車輌
用標識灯におけるシールドビームバルブ取付構造
は、シールドビームバルブの鍔部前方段部を支承
枠の透孔に嵌入すると共に、該鍔部後方段部を押
え枠の透孔に嵌入して鍔部を支承枠との間に挟持
して成る取付構造において、上記押え枠の一側縁
部を蝶番等のヒンジ機構を介して支承枠に対して
後倒自在に枢着すると共に、該押え枠の他側縁部
にダルマ孔構造を有する摺動係止板を該押え枠に
立設した一対のボルトに対して該ダルマ孔の長孔
方向に摺動自在に取り付け、該ダルマ孔を上記支
承枠に立設した係止軸の頭部に係止する係止解放
手段を構成し、かつ、該係止軸に外挿した座板を
頭部下面に向かつて弾性付勢して成り、係止軸頭
部と座板間に上記押え枠を弾性的に挟持係止する
ことを要旨とするものである。
〔作用〕
上記構成によれば、一側縁を後倒自在に枢着し
た押え枠の他端を摺動係止板のダルマ孔と支承枠
に立設された係止軸との係合又は解放により、支
承枠と押え枠との間にシールドビームバルブの鍔
部を挟持固着し又は解放し、押え枠を後倒するこ
とによりシールドビームバルブだけを単独で支承
枠から抜き取ることができる。
また、上記係止軸に対して摺動係止板のダルマ
孔を係合した場合、該係止軸に外挿した座板が押
え枠の内面に弾性押圧され、この押え枠を頭部と
座板の間に弾性的に挟持する構造に成るため、シ
ールドビームバルブ取付時に緩みを生ずることが
ない。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車輌用標識灯におけるシー
ルドビームバルブ取付構造の一実施例を図面に従
つて説明する。
図面において、1は、矩形投光面を有するシー
ルドビームバルブであり、外周部に形成した鍔部
1aには耐熱弾性体で形成された断面コ字状の押
え環2を環着する。また、3は、上記シールドビ
ームバルブ1を取り付けるべく支承枠4を立設し
た基板であり、この基板3を所望車両の所定位置
に固設して標識灯構造を構成する。上記支承枠4
に穿設したシールドビームバルブ1の鍔部1a前
方段部を嵌入する透孔4aの後方には、鍔部1a
の後方段部を嵌入する透孔5aが穿設された押え
枠5を対向位置せしめ、この押え枠5の一側端部
を蝶番6,6を介して基板3に枢着し、支承枠4
に対して後倒自在に取り付ける。また、上記押え
枠5の他側縁部中央に穿設された円孔5b位置に
は、長孔7の略中央部に該長孔7の孔径より大径
の円孔部7aが穿設されたダルマ孔構造を有する
摺動係止板8を、該押え枠5に立設したボルト
9,9に対し、上記長孔7を経由して摺動可能に
取り付け、このボルト9,9に螺着したダブルナ
ツト10,10により締結又は解放し得るように
構成する。上記押え枠5の円孔5b位置に対向し
て支承枠4側に立走された係止軸11は、その頭
部11aを押え枠5の円孔5bと摺動係止板8の
円孔部7aとから突出させると共に摺動係止板8
を側方に摺動することにより、頭部11aを長孔
7と係止させるように構成し、更に、該頭部11
aの下面に外挿した座板12と支承枠4との間に
コイルスプリング13を弾装し、この座板12を
係止軸11の頭部11a下面に押圧する。
上記のように構成した車輌用シールドビームバ
ルブ取付構造において、シールドビームバルブ1
を取り付ける場合には、摺動係止板8を係止軸1
1の頭部11aから外した状態で蝶番6,6を回
動中心として押え枠5を後倒させると共に、シー
ルドビームバルブ1の鍔部1a前方段部を支承枠
4の透孔4aに嵌入した状態で、押え枠5を起立
させてその透孔5aを鍔部1aの後方段部に嵌入
し、この鍔部1aに環着した押え環2をその両面
から挟圧し、係止軸11の頭部11aを円孔5a
及び長孔7の円孔部7aから突出させた位置で、
摺動係止板8をボルト9,9に沿つて長孔7方向
に摺動し、該頭部11aを長孔7と係合させる。
然る後、上記ボルト9,9にそれぞれ螺合したダ
ブルナツト10,10を締結することにより、摺
動係止板8が固定され、シールドビームバルブ1
の取り付けを完了するものである。即ち、シール
ドビームバルブ1は、押え環2を介して鍔部1a
が支承枠4と押え枠6との間に挟持支承されるも
のであり、該押え枠5が係止軸11の頭部11a
と座板12間にコイルスプリング13によつて常
時押圧弾性付勢されていることにより、使用中に
緩みを生ずることがない。
〔考案の効果〕
本考案に係る車輌用標識灯におけるシールドビ
ームバルブ取付構造は、以上のように構成したか
ら、シールドビームバルブの着脱に際して基板か
ら分離する部材がなく、部品の紛失を予防し、ま
た簡単にその交換作業をすることができると共
に、使用時における緩み等の不具合の発生がない
等の本考案の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車輌用標識灯におけるシ
ールドビームバルブ取付構造の実施例を示す一部
分解した斜視図、第2図は同背面図、第3図は第
2図におけるA−A線断面図である。 1……シールドビームバルブ、4……支承枠、
5……押え枠、6……蝶番、7……長孔、7a…
…円孔部、8……摺動係止板、11……係止軸、
12……座板、13……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シールドビームバルブの鍔部前方段部を支承枠
    の透孔に嵌入すると共に、該鍔部後方段部を押え
    枠の透孔に嵌入して鍔部を支承枠と押え枠との間
    に挟持して成る取付構造において、 上記押え枠の一側縁部を蝶番等のヒンジ機構を
    介して支承枠に対して後倒自在に枢着すると共
    に、該押え枠の他側縁部にダルマ孔構造を有する
    摺動係止板を該押え枠に立設した一対のボルトに
    対して上記ダルマ孔の長孔方向に摺動自在に取り
    付け、かつ該ダルマ孔を上記支承枠に立設した係
    止軸の頭部に係止する係止解放手段を構成し、 更に、該係止軸に外挿した座板を頭部下面に向
    かつて弾性付勢して係止軸頭部と座板間に上記押
    え枠を弾性的に挟持係止することを特徴とする 車輌用標識灯におけるシールドビームバルブ取
    付構造。
JP1985049271U 1985-04-04 1985-04-04 Expired JPH0310121Y2 (ja)

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JPS61166403U JPS61166403U (ja) 1986-10-15
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JPS5746196U (ja) * 1980-08-30 1982-03-13

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