JPH027496Y2 - - Google Patents

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JPH027496Y2
JPH027496Y2 JP15367488U JP15367488U JPH027496Y2 JP H027496 Y2 JPH027496 Y2 JP H027496Y2 JP 15367488 U JP15367488 U JP 15367488U JP 15367488 U JP15367488 U JP 15367488U JP H027496 Y2 JPH027496 Y2 JP H027496Y2
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JP
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vehicle
case
locking
stopper
audio device
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JPH01135777U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、インダツシユ形車載用音響機器を
パネルに取り付ける取付装置に関する。
[従来の技術] 例えば自動車のパネルにラジオ付き車載用音響
機器を取付けるものとして、西ドイツ公開公報
2903176号公報に記載にされているようなフレー
ム等の両端開放形のケ−ス状部材を介して取り付
けるように構成されたものが知られている。
この構造では、一且ケ−スに取り付けたあとの
音響機器の取り外し性を考慮して、取り外すため
の工具を用意し、この工具をパネルの前面からケ
−スと音響機器本体との問に挿入し、ケ−スと音
響機器本体の結合状態を解除して音響機器本体を
ケ−スから引き出すことができるようになつてい
る。
すなわち、西ドイツ公開公報2903176号公報記
載のものは、カーラジオのようなもののハウジン
グの側面に設けた弾性板材からなる係止部材の係
止先端を、フレームに設けた係止切欠に弾性的に
係止させて、カーラジオのような音響機器をフレ
ームに取り付けるように構成されている。
そして、そのカーラジオのようなものを取り外
すときには、そのカーラジオのようなものの前面
板に穿設された挿通孔に、棒状に形成された工具
を挿入し、係止部材の係止先端の係止切欠との係
止状態を解除して取り外すようになつている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記のように構成されたものでは、
弾性部材のみを利用して係止状態を維持するよう
に構成してあるので、意図しない振動や強に衝撃
による慣性力のため係止部材が弾性変形し、係止
先端の係止切欠に対する係止状態が解除されてし
まうと、それだけで車載用機器がフレームから外
れてしまう虞れがあり、取付けの安定性という面
で問題があつた。また、前面板に工具が挿入され
る挿通孔が露出するため、審美的にも若干の問題
が残つていた。
本考案は、このような従来技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、一旦係止状態が生
じると、工具などの人為的な手段を使用しなけれ
ばその係止状態を解除させることが不可能であつ
て、審美的にも問題のない車載用音響機器の取付
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、音響機器を自動車に取り付ける取
付装置を、車載用音響機器が挿入される開口部
と、車載用音響機器の位置決め用の第1のストツ
パー部と、車載用音響機器を係止させる係止部と
を備え、パネル穿設された取付口に挿入して固定
されるケ−スと、車載用音響機器本体に設けら
れ、上記第1のストツパー部に当接して位置決め
される第2のストツパー部と、上記係止部に係合
解除自在に係合する係合部を有し、車載用音響機
器の上記ケ−スへの挿入が完了した際に、上記係
合部の係止部への係合が行われる上記車載用音響
機器本体に設けられた係合部材と、ケ−スに車載
用音響機器を挿入して係合部材の係合部の係止部
への係合が行なわれた後、車載用音響機器本体の
前面周縁に取付けられるフエースプレートとから
構成し、さらにそのフエースプレートに、上記係
合部と係止部との係合後にその係合状態を保持さ
せる規制部を形成することによつて達成される。
[作用] 上記手段によれば、車載用音響機器をケ−スに
挿入し、係合部材を係止部に係合させて取り付け
た後、フエースプレートを音響機器本体周縁に取
り付けると、フエースプレートに設けた規制部に
よつて係合部と係止部との係合状態が保持される
ので、フエースプレートを音響機器本体周縁から
取り外さない限りその係合状態を解除することは
できない。それ故、振動や衝撃などの意図しない
外力によつて音響機器本体がケ−スから外れると
いつた事態が発生することはない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は、本実施例に係る取付装置と車載用音
響機器の分解斜視図であり、第2図は、その要部
の拡大図である。
自動車のダツシユパネル1には、ケ−ス3が挿
入される開口部2が設けられている。前記ケ−ス
3には、ダツシユパネル1に取付けるための瓜片
4と、車載用音響機器(以下、車載機器と略称す
る)7が挿入される開口部5と、この開口部5に
車載機器7の取付位置決めをするためのストツパ
ー部6と、車載機器7の取付け時のガタを防止す
るための押圧片9(第2図参照)が設けられてい
る。車載機器7には前記ケ−ス3に設けたストツ
パー部6と当接して取付位置決めを行なうための
ストツパー片10,11と、車載機器7をケ−ス
3内に係止するために係止片8と係合可能な係合
部13を有し、かつ回動自在に枢着したコ字状の
係合部材12と、カセツト挿入口15と、ラジオ
周波数表示部16、押釦群17を備えたノーズ1
8とが設けられている。19はフエースプレート
であつて、車載機器7のノーズ18に嵌合すると
共に前記コ字状の係合部材12に設けた係合部1
4を挾持するリブ20が設けられている。
21は、車載機器7をケ−ス3から取外すため
の取外し金具であり、前記コ字状の係合部材12
の係合部14に当接する傾斜辺22と、前記スト
ツパー片11に設けた開孔部11aに挿通される
足片24と、この足片24に備えられ、挿通時に
前記ストツパー片11と係合する突出片23と、
取外しの際、ケ−ス3より車載機器7を引き出す
ために用いられる取つ手部25とを有する。
次に、上記実施例において、車載機器7の取付
け方法について説明する。
第3図は、ケ−ス3に設けた係止片8と車載機
器7に設けたコ字状の係合部材12の係合部13
との係合を説明するための側面図、第4図は、前
記係止片8と係合部13との係合状態を示す断面
図である。
第1図乃至第3図に示すように、先ずダツシユ
パネル1に設けた開口部2にケ−ス3を挿入し
て、このケ−ス3に複数個設けられている爪片4
を、第3図に図示したごとく外側に折り曲げて、
ケ−ス3をダツシユパネル1に固定する。次にコ
字状の係合部材12を第3図のAの位置に回転す
る。
そして、この状態のまま車載機器7をケ−ス3
に挿入し、ケ−ス3に設けたストツパー部6と車
載機器7に設けたストツパー片10,11が当接
するまで車載機器7をケ−ス3に押し込む。この
時ケ−ス3に設けた押圧片9にて車載機器7の取
付けガタが防止される。
その後、第3図に図示したごとく、コ字状係止
部材12の一端の係合部14を上方に回転させ
て、Bの位置に戻し、第4図に図示したごとく、
他端の係合部13を係止片8と係合させ、ケ−ス
3に車載機器7を係止する。そして更に第1図に
図示したフエースプレート19を車載機器7のノ
ーズ18に嵌合させ、それと共にコ字状の係合部
材12に設けた係合部14をリブ20の間に挾持
させて、前記係合部材12の回動を規制して取付
けを完了する。したがつて、この実施例ではリブ
20が規制部を構成する。
次に、車載機器7の取外しについて説明する。
第5図は、取外し金具21の足片24を車載機
器7を設けたストツパー片11の開孔部11aに
挿通して、ケ−ス3より車載機器7を取外す際の
状態を示す斜視図である。
第3図に示したように、取外し金具21の足片
24を開孔部11aに挿通すると共に、この金具
21に設けた傾斜辺22をコ字状の係合部材12
の係合部14に当接する。取外し金具21を第5
図に図示した状態まで挿入すると、コ字状の係合
部材12は、傾斜辺22に沿つて第3図のB位置
からA位置まで回動し、第4図に示した係止片8
と係合部13との係合が解除される。第5図に示
すごとく、取り外し金具21の足片24に設けた
突出片23が、この時ストツパー片11と係合
し、取外し金具21を用いてケ−ス3より車載機
器7を引き抜く際の係止手段として作用する。従
つて、取外し金具21を手前に引くことによつ
て、ケ−ス3より車載機器7を取外すことができ
る。
[考案の効果] これまでの説明で明らかなように、車載用音響
機器のケ−スの挿入が完了した後に、係合部が係
合解除自在に係止部に係合するように車載用音響
機器本体に設けられた係合部材と、上記係合部と
係止部との係合後にその係合状態を保持させる規
制部を有し、車載用音響機器本体の前面周縁に取
付けられるフエースプレートとを備えてなるこの
考案によれば、フエースプレートが車載用音響機
器本体の前面周縁に取り付けられている限り、係
合部と係止部との係合状態が保持されるので、人
為的な手段を用いなければ、車載用音響機器がケ
−スから外れる虞はない。また、フエースプレー
トによつて、音響機器本体とケ−スの間が封止さ
れるので、審美的にも問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取付装置と車載用
音響機器の分解斜視図、第2図は同実施例の取付
装置の要部拡大図、第3図は同実施例の取付装置
の側面図、第4図は取付装置の係合状態を示す断
面図、第5図は取付装置の係合を解除する状態を
示す斜視図である。 3……ケ−ス、5……開口部、6……ストツパ
ー部、7……車載用音響機器、8……係止片、1
0,11……ストツパー片、12……係合部材、
19……フエースプレート、20……リブ(規制
部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車載用音響機器が挿入される開口部と、車載用
    音響機器の位置決め用の第1のストツパー部と、
    車載用音響機器を係止させる係止部とを有し、パ
    ネルに穿設された取付口に挿入して固定されるケ
    −スと、 車載用音響機器本体に設けられ、上記第1のス
    トツパー部に当接して位置決めされる第2のスト
    ツパー部と、 上記係止部に係合解除自在に係合する係合部を
    有し、車載用音響機器の上記ケ−スへの挿入が完
    了した際に、上記係合部の係止部への係合が行わ
    れる上記車載用音響機器本体に設けられた係合部
    材と、 上記係合部と係止部との係合状態を保持させる
    規制部を有し、上記車載用音響機器本体の前面周
    縁に取付けられるフエースプレートと、 を備えていることを特徴とする車載用音響機器の
    取付装置。
JP15367488U 1988-11-26 1988-11-26 Expired JPH027496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15367488U JPH027496Y2 (ja) 1988-11-26 1988-11-26

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JP15367488U JPH027496Y2 (ja) 1988-11-26 1988-11-26

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JPH01135777U JPH01135777U (ja) 1989-09-18
JPH027496Y2 true JPH027496Y2 (ja) 1990-02-22

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