JPH0269219A - 環状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造方法及びその装置 - Google Patents

環状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造方法及びその装置

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JPH0269219A
JPH0269219A JP22002188A JP22002188A JPH0269219A JP H0269219 A JPH0269219 A JP H0269219A JP 22002188 A JP22002188 A JP 22002188A JP 22002188 A JP22002188 A JP 22002188A JP H0269219 A JPH0269219 A JP H0269219A
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JP
Japan
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corrugated tube
synthetic resin
mold
corrugated
pitch width
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Application number
JP22002188A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Yamane
山根 嘉文
Hideki Iketani
池谷 秀輝
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1 本発明は、ブロー成形装置又は真空成形装置により連続
的に金型によって成形される押出し機により平滑に押し
出された樹脂を金型内面に押し当て管外面を金型内面と
同一形状に成形する合成樹脂製波付管に係り、特に、製
造スピードを著しく高くすることができ、均一な内厚に
容易に成形することができ、かつ波形状の外周谷部にリ
ブ成形によって生じる圧縮残留応力によって耐疲労性を
向上することのできる環状の深溝を有する合成樹脂製波
付管の製造方法及びその装置に関する。
【従来の技術] 近年、電線・ケーブルは、土中ケーブルのように架線電
柱を道路上より取り払い洞道内に布設する地中布設方式
が一般的に行なわれている。また、一方では、最近の建
設ブームに乗ってビルの建設が盛んになり、ビルとビル
の間隔が狭くなるにしたがい建設したビルに供給する電
力を引き込むためノミ線を架設する場所がなくなり土中
に埋め込むことが盛んに行なわれるようになってきた。 この電線・ケーブルの土中に埋設に当っては5波付き可
撓ポリエチレン管内に電線・ケーブルを収納し、この波
付き可撓ポリエチレン管ごと埋設する方法が一般に取ら
れている。 また、近距離、例えば、1つの工場内における液体の輸
送で、しかも連続的に液体を供給する必要がある場合に
は、管路を用いて輸送する手段が取られている。この管
路式の輸送手段における管路は、液体の輸送が直線的で
ない場合が多いため、可撓性のある蛇腹状の波付管が用
いられている。 この波付管は、廃水を汚水処理場へ輸送する場合とか、
汚水処理して法定基準に達した廃水を排水、1卓に1輸
送排水するようなものには、合成樹脂が使用されている
。 このように合成樹脂製波付管の用途は多岐に渡っている
。この合成樹脂製波付管は、一般に第9図に示す如くブ
ロー成形装置又は真空成形装置によって連続的に金型に
よって成形される。すなわち5ブロー成形装置又は真空
成形装置100は、内面に波型が形成されてブロック状
に構成されている金型110が多数連設されている。こ
の金型110は、複数個連ねられ隣接する金型は互いに
密に接触すると共に開動するように構成されており、複
数個の金型110がエンドレスのリング状に形成され金
型列120を構成している。この金型列120は、押出
し機200の樹脂押し出し部210近傍で直線状に所定
距離移動する成形部130が設けられている。また、こ
の金型列120は、複数条有しており、この複数条の金
型列120が成形部130で合わさり円筒状に形成され
る。 したがって、この成形部130において複数条の金型列
120によって形成される円筒状内に押出し機200か
ら高温に加熱溶融された樹脂300を押し出す。このよ
うに押出し機200から波付管の材料である樹脂300
を押出し、内部からガス圧を掛け、樹脂300を金型の
内面に押圧させて樹脂300と共に金型110を移動し
、この金型110を第9図図示矢印Aに示す如く移動す
る間に金型110によって保形しながら樹脂300を冷
却する。この押出し機200から押し出された樹脂30
0の押し出し速度に合わせて複数条の金型列120は、
直線状に所定距離移動して断面円形状の合成樹脂製波付
管400を製造する。この所定距離は、高温で押し出さ
れた樹脂300が保形する温度に冷却するまでの距離で
ある。この所定距離移動した複数条の金型列120の金
型11oは、小ブロックに分割され第9図図示矢印已に
示す如く放射線状に引き取られていく。コノようにして
、ブロー成形′J装置又は真空成形装置1゜Oにより連
続的に押出し41200により平滑に押し出された樹脂
300は金型110内面に押し当てられ、管外面は金型
110内面と同一形状に成形される。 【発明が解決しようとする課題) このようにブロー成形装置又は真空成形装置によって金
型を用いて成形する方法にあっては、複数の金型を円筒
状に合わせこの複数の金型間に樹脂を連続的に押出し内
側からガス圧を掛けて平滑に押し出された樹脂を金型内
面に押し当てながら樹脂の押し出し速度に合わせて金型
を移動して成形するようになっている。したがって、波
ピッチ幅を小さくし溝の深さを大きくするには金型内面
の波形状の面の波ピッチ幅を小さくし溝の深さを大きく
することになるが、この金型内面の波ピッチ幅を小さく
、溝の深さを大きくするように変更すると、波付管の山
と山との間が狭くなるので、成形部130の金型110
による成形完了位置において、合成樹脂製波付管400
を構成する成形波付管から金型110が離れる際に、金
型110が回動するようにして成形波付管400がら離
れるため、金型110内側の突出部(合成樹脂製波付管
400の谷部成形リブ)14oによって、成形波付管4
00の谷部及び裾部にキズや凹みなどのキズ等を着けて
しまうため、金型に形成する波形のピッチ幅を小さく溝
の深さを大きくすることができず、ピッチ幅が小さく溝
深さの大きい合成樹脂製波付管が得られないという問題
点を有している。 また、金型110内面の波形に沿って押し当てられた押
出し機200により連続的に平滑に押し出される樹脂3
00は溶融状態であるため、内部よりガスを一定圧力で
封入しても波付管は、金型110の内面形状に沿って均
一な肉厚で波形に形成するのが困難で、特に波付管に深
い溝を設は肉厚を大きくする場合は著しく、肉厚が大き
いため冷却速度も低く製造速度が遅いという問題点を有
している。 本発明は、製造スピードを著しく高くすることができ、
均一な内厚に容易に成形することができ、かつ波形状の
外周谷部にリブ成形によって生じる圧縮残留応力によっ
て耐疲労性を向上することのできる環状の深溝を有する
合成樹脂製波付管の製造方法及びその装置を提供するこ
とを目的としている。 【課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の環状の深溝を有す
る合成樹脂製波付管の製造方法においては、ポリオレフ
ィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又は混
合物のいずれかによって形成され波ピッチが太き(溝の
深さの浅い波付管を半溶融状態で成形し、しかる後所望
ピッチ幅の溝を成形するようにしたものである。 また、上記目的を達成するために1本発明の環状の深溝
を有する合成樹脂製波付管の製造装置においては、押出
し機により平滑円筒状に押し出されたポリオレフィン、
ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又は混合物の
いずれかの樹脂を金型成形部において該樹脂の外壁を金
型内面に押し当てて管外面を該金型内面と同一形状にし
て連続的に合成樹脂製波付管を成形するものにおいて、
上記金型成形部の成形波付管出口側に大きいピッチ幅か
ら徐々に小さいピッチ幅に変化しながら螺旋状に形成さ
れるリブが外周面に設けられている円筒と、該円筒を所
定速度で回転させる回転駆動手段とを備えた深溝成形装
置を上記金型成形部から搬出されてくる波付管の外周面
に前記リブを接触させて配置したものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の環状の深溝
を有する合成樹脂製波付管の製造方法においては、ポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物
又は混合物のいずれかによって波ピッチが大きく溝の深
さが浅く成形された波付管を半溶融状態に加熱し、しか
る後所望ピッチ幅の溝を成形するようにしたものである
。 さらに、上記目的を達成するために、本発明の環状の深
溝を有する合成樹脂製波付管の製造装置においでは、押
出し機により平滑円筒状に押し出されたポリオレフィン
、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又は混合物
のいずれかによって形成される波付管を連続的に所定時
間加熱し、半溶融状態にせしめる加熱装置と、該加熱装
置の波付管出口側に大きいピッチ幅から徐々に小さいピ
、ノチ幅に変化しながら螺旋状に形成されるリブが外周
面に設けられている円筒と、該円筒を所定速度で回転さ
せる回転駆動手段とを備えた深溝成形装置を上記加熱装
置から搬出されてくる波付管の外周面に前記リブを接触
させて配置したものである。 さらにまた、上記目的を達成するために、本発明の環状
の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造装置においては
、押出し機により平滑円筒状に押し出されたポリオレフ
ィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又は混
合物のいずれかによって形成される波付管を連続的に所
定時間加熱して半溶融状態にせしめる加熱装置と、前記
筒状の波付管内の空気を吸出して減圧する減圧装置と、
前記加熱装置の波付管出口側から搬出されてくる波付管
を冷却する冷却装置とをソjaえたものである。 【作用) 樹脂によって形成され波ピッチが大きく溝の深さの浅い
波付管を金型で一旦半溶融状態で成形する。この半溶融
状態で波付に成形された波付管にさらに所望ピッチ幅の
溝を成形する。この波付管の成形は、押出し機により平
滑円筒状に押し出された樹脂を金型成形部において該樹
脂の外壁を金型内面に押し当てて管外面を該金型内面と
同一形状にして連続的に合成樹脂製波付管を成形する合
成樹脂製波付管の製造装置の金型成形部の成形波付管出
口側に大きいピッチ幅から徐々に小さいピッチ幅に変化
しながら螺旋状に形成されるリブが外周面に設けられて
いる円筒と、該円筒を所定速度で回転させる回転駆動手
段とを備えた深溝成形装置を上記金型成形部から搬出さ
れてくる波付管の外周面に前記リブを接触配置して行な
う。 また、樹脂によって波ピッチが大きく溝の深さが浅く成
形され完成された波付管を一旦半溶融状態に加熱する。 この−旦加熱して半溶融状態した波付管にさらに所望ピ
ッチ幅の溝を成形する。この波付管に成形する所望ピッ
チ幅の溝は、押出し機により平滑円筒状に押し出された
樹脂によって形成される波付管を連続的に所定時間加熱
し、半溶融状態にせしめる加熱装置と、該加熱装置の波
付管出口側に大きいピッチ幅から徐々に小さいピッチ幅
に変化しながら螺旋状に形成されるリブが外周面に設け
られている円筒と、該円筒を所定速度で回転させる回転
駆動手段とを備えた深溝成形装置を上記加熱装置から搬
出されてくる波付管の外周面に前記リブを接触配置させ
て形成する。あるいは、この波付管に成形する所望ピッ
チ幅の溝は、押出し機により平滑円筒状に押し出された
樹脂によって形成される波付管を連続的に所定時間加熱
して半溶融状態にせしめる加熱装置と、前記筒状の波付
管内の空気を吸出して減圧する減圧装置と、前記加熱装
置の波付管出口側から搬出されてくる波付管を冷却する
冷却装置とによって形成する。 〔実施例1 以下、本発明の実施例について説明する。 第1図〜第3図には、本発明に係る環状の深溝を有する
合成樹脂製波付管の製造方法及び装置の一実施例が示さ
れている。 図において、ブロー成形装置又は)!(空成形装置1は
、内面に波型が形成されてブロック状に構成されている
金型2が多数連設されている。この金型2の内面の波型
は、大きなピッチで浅い溝に形成されている。この金型
2は、複数調速ねられ隣接する金型は互いに密に接触す
ると共に開動するように構成されており、複数個の金型
2がエンドレスのリング状に形成され金型列3を構成し
ている。この金型列3は、押出し機の樹脂押し出し部近
傍で直線状に所定距雅移動する成形部4が設けられてい
る。また、この金型列3は、複数条有しており、この複
数条の金型列3が成形部4で合わさり円筒状に形成され
る。したがって、この成形部4において複数条の金型列
3によって形成される円筒状内に押出し機から高温に加
熱溶融された樹脂が円筒状に押し出される。このように
押出し機から波付管の材料である樹脂を円筒状に押し出
し、この円筒状の樹脂の内部にガス(空気)を吹き込み
、内部からガス圧を掛け、樹脂5を金型の内面に押圧さ
せて樹脂5と共に金型2を移動し、この金型2を第1図
図示実施Aに示す如く移動する間に金型2によって保形
しながら樹脂5を半溶融状態まで冷却する。この押出し
機から押し出された樹脂5の押し出し速度に合わせて複
数条の金型列3は、直線状に所定距離移動して断面円形
状の合成樹脂製波付管6を製造する。この所定距離は、
高温で押し出された樹脂5が半溶融状態で保形する温度
に冷却するまでの距離である。この所定距離移動した複
数条の金型列3の金型2は、小ブロックに分割され第1
図図示実施Bに示す如く放射線状に引き取られていく。 このようにして、連続的に押出し機により平滑に押し出
された樹脂5は金型2内面に押し当てられ、管外面は金
型2内面と同一形状の波ピッチが大きく、溝の浅い波形
に成形される。 この金型列3によって形成される成形部4の合成樹脂製
波付管6の出口近傍には、深溝成形装置7が設けられて
いる。この深溝成形装置7は、第2図に示す如く相対向
した位置に2つの円筒8.9を有している。この円筒8
,9は、ケーシング10に回転自在に軸支されている。 また、この円筒8にはリブ11が、円筒9にはリブ12
がそれぞれ設けられている。このリブ11は、大きいピ
ッチ幅から滑らかに小さいピッチ幅に成形部4から変化
しながら螺旋状に形成されている。また、このリブ12
は、リブ11同様大きいピッチ幅から滑らかに小さいピ
ッチ幅に成形部4から変化しながら螺旋状に形成されて
いる。このリブ1】0.12は、金型成形部4から搬出
されてくる合成樹脂製波付管6の外周面に接触配置され
ている。 また、この円筒8.9には、図示されていないが駆動装
置が取付けられており、この駆動装置によって円筒8,
9は回転するように構成されている。この駆動装置によ
る円筒8.9の回転によってリブ11.12は回転する
。また、この駆動装置による円筒8,9の回転は、押出
し機から押し出される高温に加熱溶融された樹脂の押し
出し速度に同調して行なわれ、円筒8.9は同期を取っ
て回転させるようになっている。このようにリブ11.
12を回転させることによって半溶融状態で金型成形部
4から搬送されてきた金型2内面と同一形状の波ピッチ
が大きく、溝の浅い波形に成形された合成樹脂製波付管
6の波ピッチをリブ11.12のピッチ幅に収縮合致さ
せて成形する。 その後図示されていないが冷却装置によって冷却して深
い溝の合成樹脂製波付管を得る。 なお、第3図に示す如く、ケーシング10に円筒13.
14.15のそれぞれに設けられるリブ16.17.1
8と3つのリブを回転自在に軸支しても良い。 第4図には、本発明に係る環状の深溝を有する合成樹脂
製波付管の製造方法及び装置の他の実施例が示されてい
る。本実施例が第1図図示実施例と異なる点は、第1図
図示実施例が合成樹脂製波付管を得るのに合成樹脂製波
付管の外周面にケーシングに回転自在に軸支されるリブ
を接触配置し、このリブを回転駆動装置によって回転せ
ているのに対し、本実施例がケーシングに回転自在に軸
支されるリブを合成樹脂製波付管の外周面に接触配置し
、ケーシングを回転駆動装置によって回転せるようにし
た点である。他は、第1図図示実施例と同様である。 すなわち、図において、金型列3によって形成される成
形部4の合成樹脂製波付管6の出口近傍には、深溝成形
装置19が設けられている。この深溝成形装置19は、
相対向した位置に2つの円筒20.21を有している。 この円筒20.21は、ケーシング22に回転自在に軸
支されている。 また、この円筒20にはリブ23が、円筒21にはリブ
24がそれぞれ設けられている。このリブ23.24は
、共に大きいピッチ幅から滑らかに小さいピッチ幅に成
形部4から変化しながら螺旋状に形成されている。この
リブ23.24は、金型成形部4から搬出されてくる合
成樹脂製波付管6の外周面に接触配置されている。 また、このケーシング22には、図示されていないが駆
動装置が取付けられており、この駆動装置によってケー
シング22は合成樹脂製波付管6の中心軸を中心に回転
するように構成されている。 この駆動装置によるケーシング22の回転によってリブ
23.24は回転する。また、この駆動装置によるケー
シング22の回転は、押出し機から押し出される高温に
加熱溶融された樹脂の押し出し速度に同調して行なわれ
る。このようにケーシング22を回転させることによっ
てリブ23,24を回転させ、半溶融状態で金型成形部
4から搬送されてきた金型2内面と同一形状に成形され
た波ピッチが大きく、溝の浅い波形に成形された合成樹
脂製波付管6の波ピッチをリブ23.24のピッチ幅に
収縮合致させて成形する。その後図示されていないが冷
却装置によって冷却して深い溝の合成樹脂製波付管を得
る。 第5図〜第6図には、本発明に係る環状の深溝を有する
合成樹脂製波付管の製造方法及び装置の他の実施例が示
されている。 図において波付管として成形された合成樹脂製波付管2
5は、ドラム26に巻かれている。このドラム26に巻
かれた合成樹脂製波付管25は、ドラム26が第5図図
示矢印Aに示す如き方向に回転して定量的に供給される
。この合成樹脂製波付管25に用いられる合成樹脂には
、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの
組成物又は混合物のいずれかが用いられている。このド
ラム26の合成樹脂製波付管25供給方向前方には、ヒ
ータ等の加熱装置27が設けられている。 この加熱装置27は、ドラム26から供給されてくる合
成樹脂製波付管25を半溶融状態に加熱するもので、こ
の加熱装置27によって合成樹脂製波付管25は半溶融
状態に溶融する。この加熱装置27の合成樹脂製波付管
25流れ方向前方には。 深溝成形装置28が設けられている。この深溝成形装置
28は、第6図に示す如き構成を有している。この深溝
成形装置28は第1図図示深溝成形装置7と同一である
。すなわち、この深溝成形装置28は、相対向した位置
に2つの円筒29.30を有し、この円筒29.30は
、ケーシング31に回転自在に軸支されている。この円
筒29.3oにはそれぞれリブ32.33が設けられて
おり、このリブ32.33は、それぞれ大きいピッチ幅
から滑らかに小さいピッチ幅に合成樹脂製波付管25流
れ方向前方に向かって変化しながら螺旋状に形成されて
いる。このリブ32.33は、加熱装置27から搬出さ
れてくる合成樹脂製波付管25の外周面に接触配置され
ている。 また、この円筒29.30には、図示されていないが駆
動装置が取付けられており、この駆動装置によって円筒
29.30は回転するように構成されている。この駆動
装置による円筒29.30の回転によってリブ32.3
3は回転する。また、この駆動装置による円筒29.3
0の回転は、押出し機から押し出される高温に加熱溶融
された樹脂の押し出し速度に同調して行なわれ、円筒2
9.30は同期を取って回転させるようになっている。 このようにリブ32.33を回転させることによって半
溶融状態で加熱装置27から搬送されてきた合成樹脂製
波付管25の波ピンチをリブ32.33のピッチ幅に収
縮合致させて成形する。その後、合成樹脂製波付管25
流れ方向前方に設けられた冷却装置34によって冷却し
て深い溝の合成樹脂製波付管35を得る。この冷却装置
34によって冷却した後、引取機36によって引き取り
、ドラム37に第5図図示矢印Bに示す方向に回転して
巻き取る。 第7図〜第8図には、本発明に係る環状の深溝を有する
合成樹脂製波付管の製造方法及び装置の別な実施例が示
されている。 図において波付管として成形された合成樹脂製波付管3
8は、供給ドラム39に巻かれている。 この供給ドラム39に巻かれた合成樹脂製波付管38は
、供給ドラム39が第7図図示矢印Aに示す如き方向に
回転して定量的に供給される。この合成樹脂製波付管3
8に用いられる合成樹脂には、ポリオレフィン、ポリ塩
化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又は混合物のいずれ
かが用いられている。この供給ドラム39の合成樹脂製
波付管38供給方向前方には、ヒータ等の加熱装置40
が設けられている。この加熱装置40は、供給ドラム3
9から供給されてくる合成樹脂製波付管38を半溶融状
態に加熱するもので、この加熱装置40によって合成樹
脂製波付管38は半溶融状態になる。 一方供給ドラム39には、減圧装置41が設けられてい
る。この減圧装置41は、供給ドラム39に巻かれてい
る合成樹脂製波付管38の端末に接続されており、筒状
になっている合成樹脂製波付管38内の空気を抜いて減
圧するものである。 すなわち、いま、波付管として成形された合成樹脂製波
付管38を加熱装@40において半溶融状態にし、減圧
装置41で合成樹脂製波付管38内の空気を抜いて大気
圧以下に減圧すると、合成樹脂製波付管38は、長手方
向への収縮力を受けて第8図に示す如く収縮し、合成樹
脂製波付管38の波ピッチは小さくなり、溝は深くなる
。このようにして波ピッチの小さい溝の深い合成樹脂製
波付管42を得る。 また、この加熱装置40の合成樹脂製波付管42の流れ
方向前方には、冷却装置43が設けられている。この冷
却装置43によって合成樹脂製波付管42は冷却され深
い溝の合成樹脂製波付管を得る。この冷却装置43によ
って冷却した後、引取機44によって引き取り、巻き取
りドラム45に第7図図示矢印Bに示す方向に回転して
巻き取る。 【発明の効果1 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。 樹脂によって形成され波ピッチが大きく溝の深さの浅い
波付管を半溶融状態で成形し、しかる後所望ピッチ幅の
溝を成形するため、製造スピードを著しく高くすること
ができ、均一な内厚に容易に成形することができ、かつ
波形状の外周谷部にリブ成形によって生じる圧縮残留応
力によって耐疲労性を向上することができる。 また、金型内面と同一形状にして連続的に合成樹脂製波
付管を成形するに、金型成形部の成形波付管出口側に大
きいピッチ幅から徐々に小さいピッチ幅に変化しながら
螺旋状に形成されるリブが外周面に設けられている円筒
と、該円筒を所定速度で回転させる回転駆動手段とを備
えた深溝成形装置を前記金型成形部から搬出されてくる
波付管の外周面に前記リブを接触させて配置してリブに
よって深溝を形成するため、製造スピードを著しく高く
することができ、均一な内厚に成形することができ、か
つ波形状の外周谷部にリブ成形によって生じる圧縮残留
応力によって耐疲労性を向上することができる。 また、樹脂によって波ピッチが大きく溝の深さが浅く成
形された波付管を半溶融状態に加熱し、しかる後所望ピ
ッチ幅の溝を成形するため、既に合成樹脂製波付管とし
て製造されたものであっても所望のピッチ幅の溝に成形
し直すことができる。 さらに、押出し機により平滑円筒状に押し出された樹脂
によって形成される波付管を連続的に半溶融状態に加熱
する加熱装置と、該加熱装置の波付管出口側に大きいピ
ッチ幅から徐々に小さいピッチ幅に変化しながら螺旋状
に形成されるリブが外周面に設けられている円筒と、該
円筒を所定速度で回転させる回転駆動手段とを備えた深
溝成形装置を上記加熱装置から搬出されてくる波付管の
外周面に前記リブを接触させて配置して構成されるため
、既に合成樹脂製波付管として製造されたものであって
も、効率良く均一な内厚に成形することができ、かつ波
形状の外周谷部にリブ成形によって生じる圧縮残留応力
によって耐疲労性を向上することができる。 またさらに、押出し機により平滑円筒状に押し出された
樹脂によって形成される波゛付管を連続的に半、溶融状
態に加熱する加熱装置と、前記筒状の波付管内の空気を
吸出して減圧する減圧装置と、前記加熱装置の波付管出
口側から搬出されてくる波付管を冷却する冷却装置とを
備えたため、既に合成樹脂製波付管として製造されたも
のであっても、効率良く均一な内厚に成形することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る環状の深溝を有する合成樹脂製波
付管の製造方法及びその装置の実施例を示す図、第2図
は第1図図示実施の配置状態を示す図、第3図は第1図
図示実施例のリブの配置1丁状態の別な実施例を示す図
、第4図は本発明に係る環状の深11ヤを有する合成樹
脂製波付管の製造方法及びその装置の他の実施例を示す
図、第5図は本発明に係る環状の深溝を有する合成樹脂
製波付管の製造方法及びその装置の他の実施例を示す全
体構成図、第6図は第5図図示深溝成形装置の構成図、
第7図は本発明に係る環状の深溝を有する合成樹脂製波
付管の製造方法及びその装置の別な実施例を示す全体構
成図、第8図は第7図図示加熱装置における合成樹脂裏
波付管の成形状態を示す図、第9図は従来の環状の深溝
を有する合成樹脂製波付管の製造方法を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞ
    れの組成物又は混合物のいずれかによって形成され波ピ
    ッチが大きく溝の深さの浅い波付管を半溶融状態で成形
    し、しかる後所望ピッチ幅の溝を成形してなる環状の深
    溝を有する合成樹脂製波付管の製造方法。
  2. (2)押出し機により平滑円筒状に押し出されたポリオ
    レフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又
    は混合物のいずれかの樹脂を金型成形部において該樹脂
    の外壁を金型内面に押し当てて管外面を該金型内面と同
    一形状にして連続的に合成樹脂製波付管を成形するもの
    において、上記金型成形部の成形波付管出口側に大きい
    ピッチ幅から徐々に小さいピッチ幅に変化しながら螺旋
    状に形成されるリブが外周面に設けられている円筒と、
    該円筒を所定速度で回転させる回転駆動手段とを備えた
    深溝成形装置を上記金型成形部から搬出されてくる波付
    管の外周面に前記リブを接触させて配置したことを特徴
    とする環状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造装置
  3. (3)ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞ
    れの組成物又は混合物のいずれかによって波ピッチが大
    きく溝の深さが浅く成形された波付管を半溶融状態に加
    熱し、しかる後所望ピッチ幅の溝を成形するようにした
    環状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造方法。
  4. (4)押出し機により平滑円筒状に押し出されたポリオ
    レフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又
    は混合物のいずれかによって形成される波付管を連続的
    に所定時間加熱し、半溶融状態にせしめる加熱装置と、
    該加熱装置の波付管出口側に大きいピッチ幅から徐々に
    小さいピッチ幅に変化しながら螺旋状に形成されるリブ
    が外周面に設けられている円筒と、該円筒を所定速度で
    回転させる回転駆動手段とを備えた深溝成形装置を上記
    加熱装置から搬出されてくる波付管の外周面に前記リブ
    を接触させて配置したことを特徴とする環状の深溝を有
    する合成樹脂製波付管の製造装置。
  5. (5)押出し機により平滑円筒状に押し出されたポリオ
    レフィン、ポリ塩化ビニル、ゴムのそれぞれの組成物又
    は混合物のいずれかによって形成される波付管を連続的
    に所定時間加熱して半溶融状態にせしめる加熱装置と、
    前記筒状の波付管内の空気を吸出して減圧する減圧装置
    と、前記加熱装置の波付管出口側から搬出されてくる波
    付管を冷却する冷却装置とを備えたことを特徴とする環
    状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造装置。
JP22002188A 1988-09-02 1988-09-02 環状の深溝を有する合成樹脂製波付管の製造方法及びその装置 Pending JPH0269219A (ja)

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