JPH0248522Y2 - - Google Patents

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JPH0248522Y2
JPH0248522Y2 JP938685U JP938685U JPH0248522Y2 JP H0248522 Y2 JPH0248522 Y2 JP H0248522Y2 JP 938685 U JP938685 U JP 938685U JP 938685 U JP938685 U JP 938685U JP H0248522 Y2 JPH0248522 Y2 JP H0248522Y2
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discharge pipe
water discharge
cap
guide tube
cylindrical portion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種水栓の吐水管先端に設ける吐出
器具に関する。
〔従来の技術〕
従来から、単水栓や湯水混合栓等の水栓具類の
吐水管先端には、各種の条件に対応できるように
泡沫キヤツプや断熱キヤツプ等を配備した吐出器
具を取付けている。
この吐出器具の一例として、実開昭59−188566
号公報に記載されたものがある。
これは、湯水混合栓の吐水管に断熱キヤツプと
整流網を備えたもので、第4図に示すように吐水
管50の先端側の下面に雌螺子孔51を設け、断
熱キヤツプ52を吐水管50に嵌挿しその下部に
開設した孔53を挿通する案内筒54によつてこ
の雌螺子孔51に螺合連結し、さらにこの案内筒
54の下端にナツト55を螺合して整流網56を
固定したものである。
このように、従来の水栓では案内筒54によつ
てまず断熱キヤツプ52を吐水管50に対して位
置決め固定し、さらにナツト55により整流網5
6を案内筒54に固定して断熱キヤツプ52に一
体化する構成となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、吐水管50は雌螺子孔51を設けるた
めに螺子切り加工部分の肉厚を大きくする必要が
あるので、吐水管50の種類が限定され、汎用性
に欠ける面がある。
また、案内筒54にはその両端に螺子加工を必
要とするので製作工数が増加し、コスト高になる
等の問題もある。
本考案の目的は、吐水管に固定する吐水器具を
簡単な構造で安価に製作できるようにすることで
ある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、吐水管と、同吐水管の先端外周にパ
ツキンを配して嵌合するキヤツプとを備えた吐出
器具において、吐水管の先端側下面に孔を開設
し、キヤツプに下端外周に雄螺子を形成した筒部
を下向きに形成し、さらに上端が吐水管の孔を挿
通する案内筒を筒部内に挿入するとともにこの案
内筒の周面に筒部内壁と挿入方向に係合する段部
を形成し、かつ案内筒を吐水管方向に押圧するナ
ツトを筒部の雄螺子に連結する構成とし、ナツト
をキヤツプの筒部に螺合することによつてキヤツ
プを吐水管に固定できるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る吐水器具を備えた湯水混
合栓の側面図、第2図は吐出器具要部の拡大断面
図である。
図中、1は水栓本体で、内部にセラミツク製の
二枚の弁板を重合配置し、そのいずれか一方をレ
バーハンドル2によつて移動させて流路を開閉す
るととも湯と水の混合比を変えることのできるシ
ングルレバー式のものである。
3は水栓本体1の下部に旋回自在に取付けた吐
水管で、本例では薄肉の真鍮管を曲げ加工して表
面をメツキ処理したもので、先端にはブツシユ4
を嵌合固定するとともに、先端側の下面に孔5を
開設し、さらに絞り加工によつて成形した環状の
凹溝6を設けている。
7は吐水管3の先端に嵌挿するキヤツプで、高
温吐水時でもこのキヤツプ7に触れて吐水管3を
旋回できるようにABS樹脂を素材とした断熱性
のものである。
このキヤツプ7は内部との連通孔8と同軸上で
下方に伸延する筒部9をその下端外周に雄螺子1
0を設けて形成し、この筒部9内ににキヤツプ7
を吐水管3に位置決め及び固定するための案内筒
11を挿入している。
案内筒11は第3図の斜視図で示すように、周
面の外径を異にした筒状体で、中途に環状の段部
12を形成するとともに下部には軸線方向に四本
の突条13を設けている。この案内筒11はキヤ
ツプ7の連通孔8及び吐水管3の孔5を挿通して
キヤツプ7を吐水管3に位置決め固定する。尚、
突条13は案内筒11を筒部9に挿入したときに
その側面が筒部9の内周面を押圧するために設け
たもので、この突条13によつて案内筒11の筒
部9からの脱落を防止することができる。
さらに、14は筒部9の雄螺子10に螺合する
ナツトで、パツキン15及び三枚の整流網16と
ともに案内筒11を吐水管3方向に締めつけ、案
内筒11の段部12と筒部9の内壁9aとの係合
力によつてキヤツプ7を吐水管3方向に押圧して
固定することができる。
尚、キヤツプ7の取付けにおいては、吐水管3
の凹溝6内にパツキン17を配置してキヤツプ7
端部からの漏水を防止する。
上記構成において、キヤツプ7の取付けは吐水
管3に嵌合し、さらに案内筒11による位置決め
の後、ナツト14を筒部9に螺合することにより
容易に行うことができる。
また、従来のものに比べ、螺子加工を要するも
のはキヤツプ7の雄螺子10のみであるから、製
作工数の低減が可能である。
さらに、吐水管3には螺子切り加工が不要なの
で、薄肉の管や鋳物製のものでもキヤツプ7の取
付けができ、しかもキヤツプ7の形状を吐水管3
に合わせて製作しさえすれば、吐水管3の形状に
関わることなくキヤツプ7の連結が行える。
尚、以上の実施例では、湯水混合栓の吐水管に
ついて述べたが、その他の水栓具類にも本考案の
吐出器具を応用できる。
〔考案の効果〕
本考案は、吐出器具の部品の製作工数の低減と
組立作業の簡略化のために水栓のコストを下げる
ことができ、しかも各種の吐水管に適用できるの
で汎用性の向上が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吐出器具を備えた水栓の
側面図、第2図は吐出器具部分の拡大断面図、第
3図は案内筒の斜視図、第4図は従来の吐出器具
の要部断面図である。 1……水栓本体、3……吐水管、5……孔、7
……キヤツプ、9……筒部、10……雄螺子、1
1……案内筒、12……段部、14……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐水管と、同吐水管の先端外周にパツキンを配
    して嵌合するキヤツプとを備え、上記吐水管はそ
    の先端側下面に孔を開設し、上記キヤツプは下方
    に伸延し下端外周に雄螺子を形成した筒部を有
    し、さらに上端が前記孔を挿通する案内筒を上記
    筒部内に挿入するとともに同案内筒の周面に筒部
    内壁と挿入方向に係合する段部を形成し、かつ前
    記案内筒を吐水管方向に押圧するナツトを前記筒
    部の雄螺子に螺合連結したことを特徴とする水栓
    の吐出器具。
JP938685U 1985-01-25 1985-01-25 Expired JPH0248522Y2 (ja)

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JP938685U JPH0248522Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JP938685U JPH0248522Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JPS61125570U JPS61125570U (ja) 1986-08-07
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JPH0725164Y2 (ja) * 1990-03-07 1995-06-07 ホシザキ電機株式会社 洗浄機
JPH0747089Y2 (ja) * 1990-03-07 1995-11-01 ホシザキ電機株式会社 洗浄機

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JPS61125570U (ja) 1986-08-07

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