JPH0244459Y2 - - Google Patents

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JPH0244459Y2
JPH0244459Y2 JP14656186U JP14656186U JPH0244459Y2 JP H0244459 Y2 JPH0244459 Y2 JP H0244459Y2 JP 14656186 U JP14656186 U JP 14656186U JP 14656186 U JP14656186 U JP 14656186U JP H0244459 Y2 JPH0244459 Y2 JP H0244459Y2
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JP
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locking
housing
female terminal
piece
connector
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JP14656186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、相手タブとの間に錠止機構を有する
雌端子と、これを収容するハウジングとから構成
されるコネクタの解錠構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
特公昭55−42467号公報には、相手タブとの間
に錠止機構を有する雌端子を収容するハウジング
において、ハウジングの壁に可撓性のアームを設
け、該アームを押し下げることにより雌端子の舌
片(弾性接触片)を押し下げ、相手タブと離脱さ
せるようにしたものが開示されている。
これを図面を参照して具体的に説明すると、第
5図において、aは雌端子で、その舌片bの自由
端cは相手タブに対する受筒部分dの後端を超え
てのび、さらに端子の高さH1より高く突出する
ように折り曲げられて釈放部材cとして形成さ
れ、ハウジングeには釈放部材cに対する可撓性
の解錠アームfが形成されている。
上記構成によると、解錠アームfが端子収容室
gの上壁hより一段高く突出した状態で形成され
ているから、たとえば電線などに引つかけられて
上方に撓むと、釈放部材cが剥き出し状態とな
り、絶縁不良やシヨートを起こす危険があつた。
また、ワイヤーハーネス組立の際には、第6図の
ように、雌端子aの付いた電線束Wから作業者が
一本一本必要な電線wを取り出す行程があり、そ
の際に端子からのはみ出し部分cがからみ合つ
て、作業性が悪くなるという欠点があつた。これ
に対して、特開昭54−18097号公報には前記釈放
部分を改良した雌端子が提案されているが、これ
は前記解錠アームfをハウジング内部に突出させ
て形成してあるため、その成形金型が非常に複雑
となり、ハウジングの肥大化を来たしたり、製造
コストが高くなるという問題があつた。
また、最近におけるコネクタは、たとえば自動
車への適用に際し、その安全性を更に高めるた
め、雌端子(または雄タブ)自体の抜出し防止機
構のついたものが要請されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記の問題点に鑑み、解錠構
造が簡単で製作容易であつて、しかも端子抜け防
止機構を備えたコネクタを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、本考案は、相手タ
ブとの間に錠止機構を有すると共にその釈放部材
を有する雌端子の錠止状態をコネクタハウジング
の錠止解錠アームを押し下げて、もつて前記釈放
部材を押し下げることにより解錠させるようにし
たコネクタにおいて、前記錠止解錠アームを前記
ハウジングとは別体で形成されかつハウジング内
に挿着された前記雌端子の抜け出しを防止する第
2の係止機構をもつ部材と一体的に形成し、該部
材をハウジングに挿着したときに前記解錠アーム
が前記釈放部材と対向するようにしたことを特徴
とする。
〔作用〕
公知のように、ハウジング内の端子収容室には
雌端子の後逸を防止する第1の係止機構(たとえ
ば端子の基板に開孔した係止孔と室内に形成され
る可撓性の係止片)が設けられている。
本考案においては、上記の第1の係止機構とは
別体で形成される第2の係止機構をもつ部材に、
雌端子の釈放部材を押し下げる解錠アームを設け
るようにしたから、ハウジングの内部構造はほと
んど変らず、従前と同様の金型設計で生産するこ
とができ、コストの大巾な低減が期待される。
また、第2の係止機構を備えることにより、コ
ネクタにおける雌端子の保持力が高まり、抜け出
しのおそれがないので、その安全性が向上する。
〔実施例〕
第1図ないし第3図において、Aはヘツドラン
プ接続用コネクタを示し、雌端子1および2とこ
れを収容するハウジング3とから構成される。
雌端子1および2は、いずれも端子の軸方向に
対して電線wが直交して接続されるL型端子であ
つて、雌端子1は相手タブとの錠止機構をもつ。
雌端子1は、第3図にも示すように、基板部1a
の両側の起立側壁1bの自由縁部を基板部1aの
上方で折り曲げ、この折曲部分をさらに基板部
1′a側に折り曲げて、該基板部1aと共に相手
タブに対する受承部1cとして形成される。基板
部1aのタブ入口部において、該基板部1aから
折返し弾性舌片1dが形成され、該弾性舌片1d
の中間部には相手タブの対応する孔または凹部に
係合する錠止片1eが切起し形成され、該弾性舌
片1dの自由縁部1fは受承部1cの後方内部に
おいて基板部から遠のくように折り曲げられて釈
放部材1fとして形成されている。この釈放部材
1fの高さH3は受承部1c部分の高さH2とH3
H2の関係を満足するように形成される。また、
基板部1aには後述する第1の係止機構を構成す
る係止片5a,5a′と係合する係止孔1gが開孔
している。
ハウジング3は、三個の端子収容室51,52
よび53を形成したハウジング本体4と、これに
ヒンジ6で結合されたカバー7とから成る。各端
子収容室51〜53には、それぞれ雌端子に対する
第1の係止片5a,5a′が突設されている。そし
て、雌端子1が収容される端子収容室51の外壁
(ハウジング側壁)5bには、前記釈放部材1f
を備える弾性舌片1dと対向するように切欠8が
開設されている。また、外壁5bの終端部に後述
する錠止解錠アーム11の支点となる突壁9が形
成され、端子収容室52,53の側壁にはカバー7
のロツク用突起10が形成されている。
一方、カバー6には錠止解除片12をもつ可撓
性の錠止解錠アーム11が突設されると共に、雌
端子1,2の電線接続部1hと係合する第2の係
止片13が突設されている。14は前記ロツク用
突起10と係合するロツク穴14aをもつロツク
片、また、15は錠止解除片12の成形金型から
の抜き穴、16は電線の導出部である。
次に、第4図イ〜ニを参照してコネクタの組付
および作用を説明する。
イは端子挿入前のハウジング3と雌端子1を示
す。雌端子1を端子収容室51に挿入しはじめる
と、室内の第1の係止片5aが基板部1aにより
押し下げられてロのように下方に撓む。さらに雌
端子1を押し進め、端子挿入が終了すると、第1
の係止片5aの突起が係止孔1gと嵌合するから
ハ、カバー7を被せて、ロツク片14および突起
10によりロツクする。
その結果、錠止解錠アーム11がハウジング本
体4の切欠8と相対し、その錠止解除片12は切
欠8内を通り、弾性舌片1dの釈放部材1fと相
対する位置にくる。
一方、第2の係止片13は雌端子1の電線接続
部1hと近接するから、その挿着状態が不完全で
ある場合には、雌端子1を前方に押し進め、ハの
ように正規の状態となり、相手タブ(図示せず)
と錠止片1eにより錠止される。
相手タブとの錠止を解除する場合には、錠止解
錠アーム11を押し下げると、該アーム11は突
壁9を支点として撓む。その結果、錠止解除片1
2が釈放部材1fを押し、錠止片1eが相手タブ
から離れ、両端子は互に分離可能となる。
本実施例から明らかなように、本考案のコネク
タは、雌端子の錠止解錠アームをハウジング(本
体)とは別途に形成してあるから、ハウジングの
内部構造は相手タブとの錠止機構をもたない通常
のハウジングと切欠部分を除いて変るところがな
く、製作は容易である。そして、錠止解錠アーム
や第2の停止片を突設したカバーも簡単な構造で
あり、安価に製造することができる。
以上はコネクタのハウジングに対してカバーを
ヒンジ結合した例であるが、それぞれ分離しても
よいことはもちろんである。また、コネクタの極
数も適宜増減することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、相手タ
ブとの錠止機構を有する雌端子を収容するハウジ
ングの内部構造を変えずに、その錠止解錠アーム
と第2の係止片を取付けることができ、コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コネクタの一実施例を示す斜視
図、第2図は同上のカバーの第1図における背面
からみた斜視図、第3図は雌端子1の要部の拡大
断面図、第4図イ〜ニは、それぞれ同上コネクタ
の組付と作用状態を示す断面図、第5図および第
6図は従来例の説明図である。 1,2……雌端子、1d……弾性舌片、1e…
…錠止片、1f……釈放部材、5a,5a′……第
1の係止片、7……カバー、11……錠止解錠ア
ーム、12……錠止解除片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相手タブとの間に錠止機構を有すると共にその
    釈放部材を有する雌端子の錠止状態をコネクタハ
    ウジングの錠止解錠アームを押し下げて、もつて
    前記釈放部材を押し下げることにより解錠させる
    ようにしたコネクタにおいて、前記錠止解錠アー
    ムを前記ハウジングとは別体で形成されかつハウ
    ジング内に挿着された前記雌端子の抜け出しを防
    止する第2の係止機構をもつ部材と一体的に形成
    し、該部材をハウジングに挿着したときに前記解
    錠アームが前記釈放部材と対向するようにしたこ
    とを特徴とするコネクタ。
JP14656186U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0244459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14656186U JPH0244459Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14656186U JPH0244459Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354283U JPS6354283U (ja) 1988-04-12
JPH0244459Y2 true JPH0244459Y2 (ja) 1990-11-26

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ID=31059140

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JP14656186U Expired JPH0244459Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JP5570068B2 (ja) * 2010-10-29 2014-08-13 矢崎総業株式会社 L型端子の検査装置

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JPS6354283U (ja) 1988-04-12

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