JPH0240696Y2 - - Google Patents

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JPH0240696Y2
JPH0240696Y2 JP4051183U JP4051183U JPH0240696Y2 JP H0240696 Y2 JPH0240696 Y2 JP H0240696Y2 JP 4051183 U JP4051183 U JP 4051183U JP 4051183 U JP4051183 U JP 4051183U JP H0240696 Y2 JPH0240696 Y2 JP H0240696Y2
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JP
Japan
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locking
locking piece
handle
stopper
door
Prior art date
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JP4051183U
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JPS59146470U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動販売機等の扉の施錠装置に関す
る。
従来例の構成とその問題点 第1図から第3図は自動販売機の扉の施錠装置
を示している。以下にこの従来例の構成について
第1図から第3図を参考に説明する。
図において、1は自動販売機の本体であり、そ
の前面に扉2が設けられている。前記扉2には商
品展示室3を左側に上下3段設けて、中央に硬貨
の投入口4、硬貨返却口5が形成されている。ま
た、商品展示室3間に商品選択スイツチ6が設け
られるとともに、下方に商品取出口7が左右2個
設けられている。8は本体1にヒンジ9で上下を
軸支された扉2の反軸支側に設けたハンドルであ
る。このハンドル8は底部に係止孔10を形成し
て、上端を軸11で扉2に軸支している。12は
鍵部で、鍵13により回動する回動板14が取付
けられている。15は係止片で前記ハンドル8の
係止孔10に出没する係止ストツパー16と、係
止ストツパー16と接続する略L字状の係止板1
7とを備えている。前記係止ストツパー16は扉
2の裏面に取付けられた案内孔18を備えた案内
片19を貫通して取付けている。また、係止板1
7は縦長溝20を形成してネジ21により上下に
摺動可能に取付けられている。また、係止板17
には係止片15の移動方向と直角方向に延びた係
合孔17′が形成されて回動板14から突出した
係合ピン14′が挿入されている。22は前記本
体1の扉2の反軸支側にネジ21にて取付けられ
た係合片で、略L字状に形成されている。23は
施錠片で、上下方向に延びた杆24と、この杆2
4に取付けられた逆U字状の溝25を備えた錠止
板26とよりなる。この錠止板26の溝25内に
前記係合片22が位置した時、扉2が前方(第2
図左方向)へ移動しないものである。そして、前
記杆24には縦長孔27が形成されて扉2にネジ
21にて上下摺動自在に取付けている。
28は連結杆で、第1連結杆29と第2連結杆
30からなつている。この第1連結杆29と第2
連結杆30の一端は軸支され、第1連結杆29の
他端は前記杆24と回動自在に取付けられてい
る。
また、第2連結杆30の他端はハンドル8と回
動自在に取付けられている。
また、前記第1連結杆29は扉2に軸31で回
動自在に取付けている。32は前記ハンドル8が
係止孔10と係止ストツパー16の係合が解かれ
たとき、扉2の前方(第2図2点鎖線の状態)へ
突出させるバネである。
次に動作を説明する。
扉2が本体1を蓋して施錠した状態は第2図実
線で示すものであるが、係止片15の係止ストツ
パー16が係止孔10内に入つている時は、ハン
ドル8を握ることができないので、扉2を開ける
ことが出来ない。そして、係合片22に施錠片2
3の溝25が挿入されて扉2を開こうとしても開
かないものである。
扉2を開ける場合には、鍵13を鍵部12に挿
入して回動すると、回動板14が回動する。この
回動により係合ピン14′が回動するが、係合孔
17′により係止板17は下方へ移動して、係止
孔10より係止ストツパー16が下降して孔より
脱する。このことにより、バネ32にてハンドル
8が扉2の前方へ飛び出す。次に、このハンドル
8を持つて、手前上方へ持ち上げると連結杆28
により、施錠片23が上方へ移動される。このこ
とにより係合片22より施錠片23の溝25が移
動して、係合片22より外れる。次に、ハンドル
8を手前(第2図左側)へ引つ張ると扉2が本体
1より開くものである。
次に扉2を締めて施錠する場合には、本体1に
扉2を沿わせた後に、ハンドル8を押し下げる
(第2図右側へ移動する)。そうすると、施錠片2
3が下方へ移動して係合片22の中に施錠片23
の溝25が入つて扉2が開くのが防止される。さ
らに、ハンドル8を押し込んで、係止孔10と係
止片15の係止ストツパー16が同一線上に位置
(扉2の表面とハンドル8の表面が同一面となつ
た時にこの状態となる)した時、鍵13を前述と
逆方向に回動して回動板14を移動する。この回
動板14の移動により係合ピン14′を介して係
止片15を上方へ移動させて係止孔10へ係止ス
トツパー16を突出させるものであつた。この状
態で鍵13を鍵部12より抜きとればよいもので
ある。
しかし、このようなものにおいて、ハンドル8
を壊すと、一部を係止ストツパー16にのこして
ハンドル8がバネ32により前方へ移動するの
で、後は、このハンドル8を持ち上げると係合片
22と施錠片23の溝25の係合を解除する方向
へ移動でき、本体1内の商品をただでとることが
できるものである。また、ハンドル8の下端と扉
2との間隙よりドライバー等によりこじ開けて、
係止孔10に入つている係止片15を外すことに
より前述と同様の欠点があつた。
考案の目的 本考案は上記欠点を改良するもので、鍵により
施錠されているときには、ハンドルが壊されても
扉が開かないようにするものである。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するために、ハンドル
と連結杆を介して連結された施錠片と、この施錠
片に設けられ本体に形成された係止片と係合する
溝を設けた錠止板と、前記施錠片に取付けられ施
錠状態において前記施錠片が上方へ移動するのを
抑止するストツパーとを有し、前記施錠片への前
記ストツパーの取付位置は、係合ピンとストツパ
ーとの間隙距離が前記溝の長さより短い位置で、
かつ前記係合ピンの移動軌跡上で前記ストツパー
が係合ピンと当接する位置としたことを特徴とす
るものである。
実施例の説明 以下に本考案の一実施例の構成について、第4
図、第5図とともに説明するが、従来と同一構造
については同一番号を付けて詳細な説明を省略す
る。図において、33はストツパーで、施錠片2
3の杆24に溶接等により取付けられている。こ
のストツパー33は、係合ピン14′が鍵13に
よる施錠位置(第4図、第5図実線で示す)にあ
る時、その下方に位置するものである。尚、係合
ピン14′の解錠位置は第4図、第5図2点鎖線
で示す位置である。
次に動作を説明するが、係合ピン14′が円弧
運動してストツパー33と当接しないだけで、あ
との解錠、施錠動作は従来と同一なので説明を省
略する。
ハンドル8を壊したり、ドライバー等により係
止孔10より係止孔15を外した場合、ハンドル
8を持ち上げても、係合ピン14′にストツパー
33が当つて施錠片23が上方へ移動せず、施錠
片23の溝25が係合片22と係合するため扉2
を開けることができないものである。
考案の効果 以上のように本考案は、ハンドルと連結杆を介
して連結された施錠片と、この施錠片に設けられ
本体に形成された係合片と係合する溝を設けた錠
止板と、前記施錠片に取付けられ施錠状態におい
て前記施錠片が上方へ移動するのを抑止するスト
ツパーとを有し、前記施錠片への前記ストツパー
の取付位置は、係合ピンとストツパーとの間隙距
離が前記溝の長さより短い位置で、かつ前記係合
ピンの移動軌跡上で前記ストツパーが係合ピンと
当接する位置とすることにより、もし、ハンドル
が途中で壊されて、バネにてハンドルが前方へ突
出しても、係合ピンとストツパーとが当接して施
錠片の移動(係合片との係合が解除されるまでの
移動)が阻止される。したがつて、鍵による操作
がないかぎり扉が開かないので、商品がただで取
られることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動販売機の斜視図、第2図は
第1図の施錠装置の断面図、第3図は第2図の要
部斜視図、第4図は第2図相当の本考案の一実施
例を示す断面図、第5図は第4図の要部斜視図で
ある。 2……扉、8……ハンドル、10……係止孔、
13……鍵、14……回動板、14′……係合ピ
ン、15……係止片、22……係合片、23……
施錠片、33……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の前面に設けられ一側上下を軸支した扉
    と、この扉に上端を軸で軸支されるとともに下端
    の底部に係止孔を形成したハンドルと、鍵により
    回動し前記ハンドルよりも下方に取付けられた回
    動板と、この回動板に取付けられた係合ピンによ
    り前記ハンドルに近づく方向と離れる方向とに移
    動する係止片と、この係止片に設けられ前記係止
    片の移動と連動して前記ハンドルの係止孔に出没
    する係止ストツパーと、前記ハンドルと連結杆を
    介して連結された施錠片と、この施錠片に設けら
    れ本体に形成された係止片と係合する溝を設けた
    錠止板と、前記施錠片に取付けられ施錠状態にお
    いて前記施錠片が上方へ移動するのを抑止するス
    トツパーとからなり、前記施錠片への前記ストツ
    パーの取付位置は、前記係合ピンとストツパーと
    の間隙距離が前記溝の長さより短い位置で、かつ
    前記係合ピンの移動軌跡上で前記ストツパーが係
    合ピンと当接する位置としたことを特徴とする扉
    の施錠装置。
JP4051183U 1983-03-18 1983-03-18 扉の施錠装置 Granted JPS59146470U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051183U JPS59146470U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 扉の施錠装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051183U JPS59146470U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 扉の施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59146470U JPS59146470U (ja) 1984-09-29
JPH0240696Y2 true JPH0240696Y2 (ja) 1990-10-30

Family

ID=30171134

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JP4051183U Granted JPS59146470U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 扉の施錠装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545721Y2 (ja) * 1986-08-04 1993-11-25
JP2506965B2 (ja) * 1988-07-29 1996-06-12 松下冷機株式会社 回転型圧縮機の振動減衰装置

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Publication number Publication date
JPS59146470U (ja) 1984-09-29

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