JPS6240038Y2 - - Google Patents

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JPS6240038Y2
JPS6240038Y2 JP7466082U JP7466082U JPS6240038Y2 JP S6240038 Y2 JPS6240038 Y2 JP S6240038Y2 JP 7466082 U JP7466082 U JP 7466082U JP 7466082 U JP7466082 U JP 7466082U JP S6240038 Y2 JPS6240038 Y2 JP S6240038Y2
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JP
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unlocking
slide plate
lever
connecting member
locking
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JP7466082U
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JPS58177462U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、引戸式の扉に用いられ扉の施錠・解
錠を行うための電気錠に関するものである。
従来、この種の電気錠としては、実開昭54−
109797号公報に示すものがある。これは、第1図
に示すように、一方がフレーム1に軸支されたレ
バー2の他方に、係止爪3を揺動自在に軸支し、
この係止爪3に係止穴4を設けるとともに、この
係止穴4を通るピン5を前記レバー2に設け、こ
の係止穴4の内径をピン5の径よりも大きくして
扉6上部の錠受7が当接・通過可能となる範囲だ
け係止爪3を揺動自在としている。また、フレー
ム1には、前記レバー2が図中右方向に回転して
落下するのを防止するストツパ8を設けるととも
に、ソレノイド9を設け、このソレノイド9の可
動片9aに係止アーム10を回動自在に軸支し、
この係止アーム10先端に前記レバー2に当接し
て図中左方向に回転するのを防止するローラ11
を回動自在に設けている。そして、扉6を解錠す
る時、ソレノイド9を励磁して可動片9a,係止
アーム10を図中右方向に移動させローラ11に
よるレバー2の係止状態を解除し、施錠する時、
ソレノイド9を消磁して可能片9a,係止アーム
10を図中左方向に移動させローラ11によつて
レバー2の回転を阻止している。
しかしながら、この従来の電気錠にあつては、
扉の開時にソレノイドを励磁して解錠を行うもの
であるため、何らかの原因(停電・断線など)に
よつてソレノイドが励磁しない等の場合、解錠指
令にもかかわらず、扉を開放することができない
という問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
つて、何らかの原因によつてソレノイドが励磁し
ない等の場合でも、手動でもつて電気錠を作動さ
せることを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、フレーム
の上部に、扉開閉方向に移動可能なスライド板を
設け、このスライド板に長穴を穿設するととも
に、この長穴を通る操作棒を係止爪に取付け、前
記フレームに一端が支持される戻しばねの他端を
スライド板に支持し、スライド板に固着したワイ
ヤ等の連結部材を解錠手段に接続し、解錠手段が
連結部材を引張ると、スライド板の長穴が操作棒
を係止して係止爪を揺動させ、扉を解錠するもの
である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明
するが、電気錠は従来技術と同一構成であるた
め、同一符号を付してその説明を省略し、この電
気錠に新たに加えた本考案の手動解錠装置を第2
図a,bに基づいて説明する。
手動解錠装置26は、フレーム1上部にスライ
ド板13を設け、このスライド板13およびフレ
ーム1に長穴14,15を各々穿設するととも
に、これら長穴14,15を通る操作棒16を係
止爪3に取付ける。また、スライド板13にガイ
ド溝17,18を穿設し、このガイド溝17,1
8を通るガイドピン19,20を各々フレーム1
に固定し、このガイド溝17,18とガイドピン
19,20によつてスライド板13を支持・案内
しながら扉開閉方向に移動可能としている。スラ
イド板13には、ガイドピン20に一端を支持す
る戻しばね21の他端を支持するとともに、スラ
イド板13右端に設けたコの字状の係止部13a
にワイヤ等の連結部材23を固着する固定具22
を係止しており、この連結部材23は、フレーム
1に取付けるL字状のブラケツト24に固定した
可撓性の保護チユーブ25内を通つて第3図に示
すように壁等に設けられる操作箱27に接続して
いる。
この操作箱27内には、第4図a,bに示すよ
うな解錠手段Aを設けている。これは、一端にワ
イヤ等の連結部材23を固着し他端に解錠レバー
30を設けるロツド31と、このロツド31に形
成した凹部31a,31bにばね33によつて押
圧されるボール32を係合させてロツド31を保
持する係止機構34とから構成しており、解錠レ
バー30を操作してロツド31を上下方向に移動
させると、ばね33に押圧されるボール32が凹
部31a又は31bに係合してワイヤ等の連結部
材23の引張り位置又は弛め位置にロツド31を
保持する。
上述する構成からなる本考案の作用について説
明する。
まず、ソレノイド9が消磁されている状態で
は、ローラ11がレバー2を係止しているため、
扉6上部の錠受7が係止爪3に当接してレバー2
を回転させようとしても回転せず、扉6は施錠さ
れ第3図に示す閉鎖状態となつている。
今、制御盤(図示せず)より扉の解錠信号がソ
レノイド9に送られると、ソレノイド9は励磁し
て可動片9aおよび係止アーム10を図中右方向
に移動させ、ローラ11によるレバー2の係止状
態を解除する。このため、扉6を全閉位置から第
3図中矢印a方向(開方向)に移動させると、係
止爪3がピン5により係止されているため、係止
爪3はレバー2とともに図中左方向に回転し、扉
6上部の錠受7と係止爪3との係止状態が外れ扉
6は全開する。そして、この時、操作棒16は長
穴14を係止してスライド板13を図中左方向に
移動させることはなく、操作箱27内の解錠手段
Aに影響を与えることがない。その後、レバー2
および係止爪3は自重によつて落下し、ソレノイ
ド9が消磁して可動片9a,係止アーム10を突
出させローラ11がレバー2を係止する。このた
め、この全開した扉6を全開位置から第3図中矢
印b方向(閉方向)に移動させると、扉6の錠受
7が係止爪3を図中鎖線位置まで押し上げながら
通過し、係止爪3が再び元の位置まで復帰して扉
6は施錠される。
次に、扉の解錠信号が伝達されてもソレノイド
9が励磁しない等の場合は、第4図a,bに示す
操作箱27内の解錠レバー30を操作し、ロツド
31を下方向に移動させて保護チユーブ25内を
通るワイヤ等の連結部材23を引張り、ばね33
によつて押圧されるボール32を凹部31aに係
合させてロツド31をその位置に保持する。する
と、スライド板13の係止部13aに係止される
固定具22がワイヤ等の連結部材23によつて引
張られ、スライド板13は、ばね21に抗して図
中右方向に移動し、スライド板13の長穴14が
係止爪3に設けた操作棒16を係止して係止爪3
を図中鎖線位置まで揺動させる。このため、ロー
ラ11がレバー2を係止していても扉6上部の錠
受7は係止爪3との係止状態が外れ、扉6は全開
することができる。その後、操作箱27内の解錠
レバー30を操作してロツド31を上方向に移動
し、ばね33により押圧されるボール32を凹部
31bに係合させてその位置に保持する。する
と、ワイヤ等の連結部材23が弛められ、スライ
ド板13はばね21の力によつて図中左方向に移
動し、スライド板13の長穴14は操作棒16よ
り離れて元の位置まで復帰する。このため、係止
爪3は自重によつて落下し、前述と同様に扉6を
全閉すると、扉6上部の錠受7と係止介3とが当
接して扉6を施錠する。
なお、前述の操作箱27内の解錠手段Aは、第
4図a,bに示す実施例に限定されるものではな
く、例えば、第5図a,bに示すように、解錠ハ
ンドル35の回転軸36に設けられワイヤ等の連
結部材23を固着すると平板37と、操作箱27
の本体に設けられ平板37を摩擦力により係止す
るように傾斜面38aを有する係止金具38とか
ら構成し、解錠ハンドル35を図中鎖線位置まで
回転操作すると、ワイヤ等の連結部材23を下方
向に引張り、平板37が第5図cに示すように係
止金具38と接触することにより解錠ハンドル3
5をその位置に保持するものでもよい。
また、解錠手段Aは、壁等に設けられる操作箱
27内に設けるものとしたが、第6図,第7図
a,b,cに示すように手動解錠装置26から延
出するワイヤ等の連結部材23を保護チユーブ2
5,無目28内に設けた案内具39を介して解錠
レバー40に接続し、連結部材23に解錠玉41
を設けるとともに、この解除玉41の径よりも大
きい大径部42aと小さい小径部42bとを連設
してなる穴42を前記案内具39に穿設し、解錠
レバー40を下方向に引張つてワイヤ等の連結部
材23を引張り、解錠玉41を案内具39の穴4
2の大径部42aを通過させた後、穴42の小径
部42bによつて解錠玉41を案内具39に係止
する構成のものでもよい。
以上から明らかなように、本考案によれば、扉
の開時にソレノイドが励磁しないとかあるいはロ
ーラの固着等により扉を開放することができない
場合、手動でもつて電気錠を作動させ扉を開放す
ることができる。また、フレームの上部に設けた
スライド板に長穴を穿設し、この長穴を通る操作
棒を係止爪に取付け、スライド板に固着したワイ
ヤ等の連結部材を解錠手段によつて引張ると、ス
ライド板の長穴が操作棒を係止して係止爪を揺動
させるものであるため、通常の電気錠の作動はス
ライド板とは無関係に行なわれ、手動解錠装置の
ばねおよびワイヤ等の連結部材のたるみなどが起
こることがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気錠を示す断面図、第2図
a,bは従来の電気錠に本考案の手動解錠装置を
加えた正面及び平面図、第3図は引戸式の扉に本
考案の手動解錠装置を備える電気錠を設けた概略
図、第4図a,bは解錠手段Aの実施例を示す断
面図、第5図a,bは解錠手段Aの他の実施例を
示す断面図、第5図cは第5図bのア−ア断面
図、第6図〜第7図a,b,cは解錠手段Aの更
に他の実施例を示す断面図である。 1……フレーム、3……係止爪、6……扉、7
……錠受、12……電気錠、13……スライド
板、14……長穴、16……操作棒、21……戻
しばね、23……連結部材、26……手動解錠装
置、A……解錠手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方がフレームに回動自在に軸支されたレバ
    ーの他方に、扉を施錠・解錠する係止爪を揺動
    自在に軸支し、このレバーおよび係止爪の落下
    を防止するストツパを設けるとともに、前記レ
    バーに当接して上方への回転を防止するローラ
    を突出入させるソレノイドをフレームに設けて
    なる電気錠において、前記フレームの上部に扉
    開閉方向に移動可能なスライド板を設け、この
    スライド板に長穴を穿設するとともに、この長
    穴を通る操作棒を前記係止爪に取付け、フレー
    ムに一端を支持する戻しばねの他端をスライド
    板に支持し、スライド板の長穴が操作棒を係止
    して扉を解錠する位置まで係止爪を揺動させる
    ように、スライド板に設けたワイヤ等の連結部
    材を解錠手段に連結したことを特徴とする電気
    錠の手動解錠装置。 (2) 前記解錠手段は、一方にワイヤ等の連結部材
    を連結し他方に解錠レバーを設けるロツドと、
    解錠レバーを操作してロツドを上下方向に移動
    させた時、ばねによつて押圧されるボールをロ
    ツドに形成した凹部に係合させる係止機構とか
    ら構成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の電気錠の手動解錠装置。 (3) 前記解錠手段は、解錠ハンドルの回転軸に設
    けられワイヤ等の連結部材を連結する平板と、
    解錠ハンドルを解錠位置に回転操作した時に平
    板と接触する位置に設けられ平板を摩擦力によ
    つて係止する傾斜面を有する係止金具とから構
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電気錠の手動解錠装置。 (4) 前記解錠手段は、案内具を介して垂下するワ
    イヤ等の連結部材に連結した解錠レバーと、連
    結部材の途中に設けた解錠玉と、前記案内具に
    穿設され解錠玉の径よりも大きい大径部と小さ
    い小径部とを連設してなる穴とから構成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電気錠の手動解錠装置。
JP7466082U 1982-05-20 1982-05-20 電気錠の手動解錠装置 Granted JPS58177462U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7466082U JPS58177462U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 電気錠の手動解錠装置

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JP7466082U JPS58177462U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 電気錠の手動解錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS58177462U JPS58177462U (ja) 1983-11-28
JPS6240038Y2 true JPS6240038Y2 (ja) 1987-10-13

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ID=30084074

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JP7466082U Granted JPS58177462U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 電気錠の手動解錠装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563146B2 (ja) * 1990-11-30 1996-12-11 北陽電機株式会社 引戸式自動扉の施錠・解錠装置

Also Published As

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JPS58177462U (ja) 1983-11-28

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