JPH0239849Y2 - - Google Patents

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JPH0239849Y2
JPH0239849Y2 JP1983175265U JP17526583U JPH0239849Y2 JP H0239849 Y2 JPH0239849 Y2 JP H0239849Y2 JP 1983175265 U JP1983175265 U JP 1983175265U JP 17526583 U JP17526583 U JP 17526583U JP H0239849 Y2 JPH0239849 Y2 JP H0239849Y2
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JP
Japan
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radiator
air guide
wind
guide plate
ventilation space
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JP1983175265U
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JPS6084323U (ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジン前方の車体枠にラジエータ
を配置した自動三輪車等に関する。
(従来技術) 自動三輪車等のラジエータにおいて、走行風が
ラジエータに当たりやすいように、ラジエータの
前面に導風板を設けることが知られている。その
際、導風板を縦長に形成して走行中の振動により
導風板に付着した泥を落下させ、ラジエータの冷
却効果を上げることを出願人は先に提案した(特
願昭57−177755号)。しかし、その際単純に導風
板を縦長に形成したのでは前方あるいは側方を走
る車がまき上げた泥がラジエータに付着し、ラジ
エータの冷却効果が損なわれる不具合が生じる。
(考案の目的) 本考案はかかる事情に基づいてなされたもので
あり、その目的は、ラジエータへの泥の付着を防
止し、ラジエータの冷却効果を向上することにあ
る。
(実施例の説明) 本考案を不整地走行用自動三輪車に適用した実
施例について説明する。
図中1は車体枠であり、操向軸管2から後方に
伸びるメインパイプ3と、斜め下方に伸びるダウ
ンチユーブ4とを有する。メインパイプ3とダウ
ンチユーブ4とで囲まれた空間部分には水冷式2
サイクルエンジン5がマウントされている。操向
軸管2にはフロントフオーク6が回動可能に枢支
されている。このフロントフオーク6の下端には
超低圧のいわゆるバルーンタイヤを備えた前輪7
が取付けらており、この前輪7はフロントフエン
ダー8により覆われている。9は車体枠1に揺動
自在に支持された左右一対のリヤアームであり、
後端にはバルーンタイヤを備えた左右一対の後輪
10が取付られている。
ダウンチユーブ4の左右両側には左右一対のラ
ジエータ11,11a,11bが前輪7の上方に
設けた通風空間12の後方に位置して設けられて
いる。このラジエータ11の前面には導風器13
が取付けられている。導風器13は縦長の複数の
導風板14を備え、各導風板14はその前縁が車
体中心側に傾いて通風空間12に臨んでいる。導
風板14は車体中心側を短く形成してあり、この
ためラジエータ11の車体中心側にも走行風が充
分当たる。15は前照灯16の下方に位置してフ
ロントフオーク6間に設けられた導風器であり、
通風空間12を通過する走行風をラジエータ11
方向に導く。なお、ラジエータ11はフロントフ
オーク6の略幅内に位置しており、フロントフエ
ンダー8の後方に位置することとあいまつて泥が
付着しにくくなつている。
一方、フロントフエンダー8におけるラジエー
タ11との対向部位には、通風空間12とフロン
トフエンダー8の後方とを連通させる複数の走行
風取り入れ口17が開設されている。走行風取り
入れ口17の上縁には後方に向かつて伸びる壁部
18が一体に設けられている。この走行風取り入
れ口17に導かれた走行風は車体中心側に傾いた
導風板14に沿つて流れ、ラジエータ11に当た
る。
このような構成によれば、前方を走る車がまき
上げた泥は導風板14により遮られ、ラジエータ
11に付着しにくい。さらに、導風板14の前縁
を車体中心側に傾けて前輪7上方の通風空間12
に臨ませたので、側方を走る車がまき上げた泥も
導風板14により遮られる一方、通風空間12を
通過した走行風は導風器15、走行風取り入れ口
17に導かれてラジエータ11に当たるので、ラ
ジエータの冷却効果が向上する。
(考案の効果) 本考案は以上のように、ラジエータの前面に縦
長の複数の導風板を設けると共に、この導風板の
前縁を車体中心側に傾けて前輪上方の通風空間に
臨ませたので、前方あるいは側方を走る車がまき
上げた泥は導風板により遮られてラジエータに付
着しにくい一方、通風空間を通過した走行風がラ
ジエータに当たるので、ラジエータが良好に冷却
される効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図は自動三輪車の側面図、第2図はその正面
図、第3図は拡大平面図、第4図はその要部の拡
大断面図である。 1……車体枠、5……エンジン、7……前輪、
10……後輪、11……ラジエータ、12……通
風空間、14……導風板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪と後輪との間に位置して車体枠にエンジン
    を支持し、前記エンジン前方の車体枠にラジエー
    タを配置した自動三輪車等において、前記ラジエ
    ータの前面に縦長の複数の導風板を設けると共
    に、この導風板の前縁を車体中心側に傾けて前輪
    上方の通風空間に臨ませた自動三輪車等のラジエ
    ータ装置。
JP1983175265U 1983-11-12 1983-11-12 自動三輪車等のラジエ−タ装置 Granted JPS6084323U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983175265U JPS6084323U (ja) 1983-11-12 1983-11-12 自動三輪車等のラジエ−タ装置

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JP1983175265U JPS6084323U (ja) 1983-11-12 1983-11-12 自動三輪車等のラジエ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6084323U JPS6084323U (ja) 1985-06-11
JPH0239849Y2 true JPH0239849Y2 (ja) 1990-10-25

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ID=30381349

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JP1983175265U Granted JPS6084323U (ja) 1983-11-12 1983-11-12 自動三輪車等のラジエ−タ装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418948Y2 (ja) * 1984-12-28 1992-04-28
JP5323514B2 (ja) * 2009-01-29 2013-10-23 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のラジエーター取付構造
DE102015213208B4 (de) 2015-07-15 2024-07-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Luftleitvorrichtung für ein Motorrad

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6084323U (ja) 1985-06-11

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