JPH02307714A - 射出成形機の射出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、型締装薗と共に射出成形機の主東部を成す
射出装置に関する。

従来技術 従来の射出装置は、フロントプラテンとリアプラテンの
間にプッシャープラテンを前後移動可能に備えた３プレ
ート方式のＩ造となっている。

しかし、３ブレー１・方式の構造は、フ［１ントプレー
トからリアプレートまでの寸法が大きく、リアプレート
の後方に配置された射出モータやその連動機構を含める
と、射出装置の占有面積がかなり大きいので、射出成形
機全体を小型化するときの支障となっている。

発明が解決しようとする課題 この発明は、占有面積が小さく射出成形機の小形化が容
易な射出装置の提供を課題とづ−る。

課題を解決するための手段 フロントプレートとプッシャープレートを備えた２プレ
ート方式の射出装置とする。

フロントプレートにシリンダアッセンブリの基部と複数
本のボールネジの前端部を回動のみ自在に軸支する。

シリンダアッセンブリは射出軸線に沿って配置し、ボー
ルネジは射出軸線と平行に配置する。

プッシャープレートはフロン１〜プレートと平行に配置
し、これに前記ボールネジの後部を貫通させ、かつ、そ
れぞれをプッシャープレート側に固定したポールナツト
に螺合させる。

プッシャープレートの中央部にスクリュスリーブを回転
のみ自在に軸支し、その前部にシリンダアッセンブリに
おけるスクリュの後端を回転および前後移動不可に取付
ける。

フロントプレートに取り付けた射出用モータの出力軸と
前記各ボールネジを連動機構で連結する。

ブツシャ−プレー１〜に取り付けた計量用モータの出力
軸と前記のスクリュスリーブとを連動機構で連結づる。

作　　用 ２プレート方式の構造および射出用モータをノロントプ
ラテンに取りイ」りた構造は、射出装置が占有する面積
を縮小し、また、射出装置を小型化する。

実施例 図において、射出装置１はフロントプレート２とプッシ
ャープレート３を備えた２プレー１へ方式で構成され、
フロントプレート２は機台４に固定され、プッシャープ
レート３は機台４にリニアガイド５を介して、フロン１
〜プレー１〜２と平行に、かつ、前後移動可能に取付け
られている。

フロントプレー１−２にはシリンダアッセンブリ６を中
心にして左右にボールネジ７．７および上下にガイドバ
ー８が取付りられている。

シリンダアッセンブリ６はその軸線を射出装置１に設定
された射出軸線ａに沿わせて配置され、その基部がフラ
ンジ９とポル１〜１０によってフロントプレート２の前
面に固定され（第２図）でいる。シリンダアッセンブリ
６の内部にはスクリュ１１が回転と前後移動可能に配置
されている。

スクリュ１１の後部は雌形スプライン部１２に構成され
、また、該スプライン部１２のすこし前方に環状溝１３
が形成されている。

各ボールネジ７は前記の射出軸線ａと平行に配置され、
その前端部がフロントプレート２にアンギュラベアリン
グ１４、スリーブ１５を介して回動のみ自在として片持
ち的に取付けられ、フロントプレート２の前面側へ突出
した部分に射出用プーリ１６が固定されている。

符号１７はベアリングリテーナで前記スリーブ１５の前
部に設けたねじ部に螺入し、前記のアンギュラベアリン
グ１４を定位置に固定している。

各ガイドバー８は前記のボールネジ７の場合と同様に射
出軸線ａと平行に配置されて前端部でフロントプレート
２に片持ち的にしっかりと固定されている。図示してい
ないが、固定構造は従来のタイバ一端部の固定構造と同
様である。

プッシャープレート３には前かした各ボールネジ７に対
応して貫通孔１８が設けられ、各貫通孔１８の後面側に
それぞれボールナラｌ−１９（［略で図示している）が
固定されると共に、このプレート３の中央部にはスクリ
ュスリーブ２０が回転のみ自在に軸支されている。

具体的にはプッシャープレー１へ３の中央に設（りられ
た孔に７ランジ２１を備えた軸受ハウジング２２が後方
から嵌合されてポル１〜２３により固定され、これに前
記のスクリュスリーブ２０がスラストベアリング２４、
アンギュラベアリング２５、ラジアルベアリング２６を
介し、軸線を射出軸線ａに沿わせて軸支されている。

スクリュスリーブ２０は前部に前方に開口した雛形のス
プライン孔２７を有すると共に後部にＫｉ量性用プーリ
２８固定されている。

また、プッシャープレート３には前記の各ガイドバー８
に対応してガイド孔２９が設けられている。

各ボールネジ７の後部をポールナツト１９に螺合してフ
ロントプレート２とプッシャープレート３を結合すると
共に、ガイドバー８の後端部をプラシャ−プレ−１〜３
のガイド孔２９に貫通さｕ１シリンダアッセンブリ６の
後端から後方に突出したスクリュ１１の後端をスクリュ
スリーブ２０に回転および前後移動不可として取付ける
。

スクリュ１１とスクリュスリーブ２０の取付けは、前記
スクリュ１１の雌形スプライン部１２をスクリュスリー
ブ２０の雛形スプライン孔２７に嵌合し、半割とした軸
リテーナ３０をスクリュ１１の両側から該スクリュ１１
の環状溝１３に嵌込／Ｖでポル［−３１でロードセル３
２に固定することにより行う。ロードセル３２は環状で
予め他のボルト３３により前記スクリュスリーブ２０の
前面に固定されている。

さらに、フロン［・プレート２の上部に射出用モータ３
４（サーボモータ）が出力軸３５を前方として、すなわ
ち、モータ本体をフロントプレートとプッシャープレー
ト３間の上部に配置してフロントプラテン２の前方に突
出しないようにして、取付けられ、出力１１１１３５に
固定した原動プーリ３６、射出用プーリ１６，１６およ
びこれらに掛は回したタイミングベル１〜３７からなる
連＠機構により前記ボールネジ７．７と連結されている
（第１図）。

また、プッシャープレー１・３の上部にＨ１止用モータ
３８（サーボモータ）が出力軸３９（図に見えない）を
後方として、すなわち、前記同様にして取付けられ、こ
れに取り付けた原動プーリ４゛○（図に見えない）、計
量用プーリ２８（第２図）およびタイミングベルト４１
からなる連動機構でスクリュスリーブ２０に連結されて
いる１゜目量用モータ３８が駆動されるとスクリュ１１
が回転し、射出用モータ３４の回転を制御する背圧付与
のもとにプッシャープレート３が後退しつつ計量工程が
行なわれ、次いで射出モータ３４によってボールネジ７
．７が回動されてプッシャープレート３が前進し射出工
程が行なわれる１゜なお、これらの作動はロードセル３
２からの検出圧力信号等をもとに射出成形機が備える制
御装置によって細かく制御される。

前記の作動において、ブツシャプレー１〜３の１）０後
移動は、２本のボールネジ７．７によって射出軸線ａに
沿った直線性とフロン１−プレート２に対する平行性が
充分に維持される。プッシャープレート下部のリニアガ
イド５と中間のガイドバー８は前記の平行性、直線性を
より確実とする。

以上は実施例であって、ガイドバー８やりニヤガイド５
を省略することもある。また、ガイドバーやボールネジ
の本数および配置は説明のものに限らない。

発明の効果 ２プレート方式であるから前後方向の寸法が小さく射出
装置の占有面積を縮小できる。

また、射出装置の重量の軽減とともに部品点数を減らせ
るので、製品のコストダウンを図ることができる。

フロントプラテン前面の空間や該プラテンとプッシャー
プラテン間の空間を有効に利用できるので、全体の構造
がＪ：リコンパク１へ化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜視図、第２図は第１図のニーＩ線に−〇　− 沿った断面の平面図である。 １・・・射出装置、２・・・フロントプレー［〜、３・
・・ブツシャ−プレート、６・・・シリンダアッセンブ
リ、７・・・ボールネジ、１１・・・スクリュ、１９・
・・ホールナツト、３４・・・射出用モータ、３８・・
・計量用モータ。 特許出願人　　ファナック株式会社 代　理　人　　弁理士　竹本松司 （ほか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロントプレートとプッシャープレートを備えた２プレ
   ート方式の射出装置であって、フロントプレートに射出
   軸線に沿つて配置したシリンダアッセンブリの基部を固
   定するとともに、射出軸線と平行に配置した複数本のボ
   ールネジの前端部を回動のみ自在に軸支し、フロントプ
   レートと平行に配置したプッシャープレートに前記ボー
   ルネジの後部を貫通させ、かつ、それぞれをプッシャー
   プレート側に固定したボールナットに螺合させ、プッシ
   ャープレートの中央部にスクリュスリーブを回転のみ自
   在に軸支し、その前部にシリンダアッセンブリにおける
   スクリュの後端を回転および前後移動不可に取付け、フ
   ロントプレートに取り付けた射出用モータの出力軸と前
   記各ボールネジおよびプッシャープレートに取り付けた
   計量用モータの出力軸と前記のスクリュスリーブとをそ
   れぞれ連動機構で連結してあることを特徴とした射出成
   形機の射出装置。