JPH02286448A - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents

自動車のエアバッグ装置

Info

Publication number
JPH02286448A
JPH02286448A JP1106073A JP10607389A JPH02286448A JP H02286448 A JPH02286448 A JP H02286448A JP 1106073 A JP1106073 A JP 1106073A JP 10607389 A JP10607389 A JP 10607389A JP H02286448 A JPH02286448 A JP H02286448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
seat
child
gas
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1106073A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Kore
治久 是
Shigefumi Takano
高野 成史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1106073A priority Critical patent/JPH02286448A/ja
Publication of JPH02286448A publication Critical patent/JPH02286448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/261Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means other than bag structure to diffuse or guide inflation fluid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R2021/2173Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the module or part thereof being movably mounted on the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/233Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration comprising a plurality of individual compartments; comprising two or more bag-like members, one within the other
    • B60R2021/23324Inner walls crating separate compartments, e.g. communicating with vents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のエアバッグ装置に関するものである
(従来の技術) 従来から、自動車の衝突に対する安全装置としてエアバ
ッグ装置があり、このエアバッグ装置は、エアバッグ、
ガス発生器等を備えたエアバッグユニットをインストル
メントパネル内のグローブボックス上方に配設してなる
ものであり、自動車の衝突時に、ガス発生器が作動して
エアバッグを膨張展開させ、これにより、衝突時に前方
に移動しようとする乗員の頭部および胸部を保護するも
のである。また、従来のエアバッグ装置は、一般に、シ
ートに着座している大人を対象にして設計されている。
しかしながら、運転席の隣の助手席の前に子供が立って
いる(以下、スタンディングチャイルドと称する)場合
があり、このような場合に、自動車が衝突し、ガス発生
器が作動してエアバッグを展開させると、このエアバッ
グにより子供にかなりの衝撃を与えるおそれがある。
そこで、特公昭54−2729号に開示されたエアバッ
グ装置においては、ガス発生器を複数個設けるとともに
、上記のスタンディングチャイルド状態を検出するセン
サを設け、このセンサによりスタンディングチャイルド
状態を検出したとき、作動するガス発生器の数を減少さ
せることによって、該エアバッグが膨らむ速度と力を低
下させ、子供を後方に)8ね飛ばすことがないようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このように、作動するガス発生器の数を
減少して、エアバッグが膨らむ速度と力を減少させるよ
うにすると、エアバッグにより乗員を保護する力が弱く
なりすぎる可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、スタンディングチャイルド時にバッ
グ展開による子供への衝撃を和らげることのできるとと
もに、確実に子供を拘束保護することができるエアバッ
グ装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、自動車のシート前方に設けられたシート前方
部材の内部に通常時には、折り畳まれて格納され、衝突
時には、ガスが導入されてシート側に膨張展開されるエ
アバッグを備える自動車のエアバッグ装置において、乗
員がシートから離れて、かつ前記シート前方部材に近接
した状態にいることを検出する検出手段が設けられてお
り、前記エアバッグは、車体上下方向あるいは車幅方向
に複数に分割されて、複数の部屋が形成されており、そ
して上記検出手段が前記の状態の乗員を検出したとき、
前記エアバッグの乗員と対向する部屋に導入されるガス
の圧力を、通常時に比べて低下させる制御手段を設けた
ことを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) 上記したように、本発明のエアバッグ装置においては、
乗員がシート前方部材に近接した状態で起立しているこ
と、即ちスタンディングチャイルド状態を検出したとき
には、エアバッグの乗員と対向する部屋に導入されるガ
スの圧力を、通常時に比べて低下させるようにしたので
、エアバッグの乗員すなわち子供が対向する部分のみの
圧力(クツション圧)が低下される。これによって、子
供への衝撃力を小さくできるとともに、通常のクツショ
ン圧となるエアバッグの他の部分で子供を拘束すること
ができるので、乗員保護性能が向上する。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例
による自動車のエアバッグ装置について説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例によるエアバッグ装置
が組み込まれた自動車のインストルメントパネルを示す
図であり、第2図は、第1図の線A−Aに沿う断面図で
ある。
図において、符号1は、自動車の前席のシート前方部材
としてのインストルメントパネルを示し、このインスト
ルメントパネルの助手席側の所定の部分に本発明の実施
例によるエアバッグ装置2が組み込まれている。
このエアバッグ装置2が組み込まれた部分の車体構造は
、はぼ次のようになっている。
すなわち、第2図に示されているように、エンジンルー
ム後端に位置するダツシュロアパネル3の上端部に、ダ
ッシュアッパパネル4が接合されており、このダッシュ
アッパパネル4の上端には、カウルアッパパネル5がそ
の後端で接合されている。更に、図示されていないが、
カウルフロントパネルが、上記カウルアッパパネル5の
前端とダッシュアッパパネル4の前端との間に接合され
て、車幅方向に延びるカウル閉断面を備えたカウルボッ
クス6を形成している。
上記カウルアッパパネル5の所定の部分に、フロントウ
ィンドガラス7が接着剤8により固定されている。
更に、上記ダツシュロアパネル3の後方位置で、ダッシ
ュアッパパネル4の下方位置のインストルメントパネル
1の内部空間には、空気調和装置としてのクーリングユ
ニット9が配設されている。
上記インストルメントパネル1のトップデツキ下面には
、上記クーリングユニット9からの温風をデフドアを介
してフロントウィンドガラス7に送風して、該フロント
ウィンドガラス7の曇り止めを行うデフロスタノズル1
0が設けられている。
上記のクーリングユニット9の後方位置には、グローブ
トレイ11と、グローブリッド12と、グローブポケッ
ト13とを備えたグローブボックス14が配設されてい
る。
このグローブボックス14の直ぐ上方には、ステアリン
グ支持メンバ15が配置されており、このステアリング
支持メンバ15は、車体幅方向に延び、その両端がブラ
ケット(図示せず)を介して両側のヒンジピラー(図示
せず)に連結されている。これも図示されていないが、
上記ステアリング支持メンバ15の中央部とフロアトン
ネル部との間には、上下方向に延びる補強部材が張架さ
れて、はぼ1字状のステアリング支持構造が形成されて
いる。
上記ステアリング支持メンバ15には、ブラケット16
が固定されており、このブラケット16に、エアバッグ
族[2のエアバッグユニット20がフロントマウント方
式で取り付けられている。
このエアバッグユニット20は、ケーシング、このケー
シング内に折り畳まれた状態で収容されたエアバッグ、
およびこのエアバッグ内に導入すべきガスを発生するた
めのガス発生器等からなるものであり、自動車の衝突時
に、この衝突を衝突センサで検出して、イグナイタで発
火し、ガス発生器に内蔵させた化学物質に着火し、この
化学物質から発生するガスをエアバッグ内に導入して、
該エアバッグを膨張展開させ、これにより、衝突時に前
方に移動しようとする乗員の頭部および胸部を保護する
ものである。なお、このエアバッグユニット20の前面
には、インストルメントパネル1の延長部であるリッド
17が設けられており、このリッド17には、車幅方向
に延びる脆弱′a18が形成されている。エアバッグが
展開するとき、上記リッド17は、上記脆弱I!18の
ところで割れ、観音開き様に開いて、エアバッグの展開
を助けるようになっている。
しかしながら、エアバッグユニット20が単にこのよう
な構造のままであると、第2図に示したように、子供C
がシートSから離れ起立した状態、即ち助手席における
スタンディングチャイルド状態に、上記したような不具
合が生じる。
そこで、本発明の第1実施例によるエアバッグユニット
20は、第3図に示したようなエアバッグ21を有して
いる。このエアバッグ21は、展開したときに水平方向
に延びる仕切りシート22により、車体上下方向に分割
されて形成された上部室23と下部室24を備えている
とともに、スタンディングチャイルド時には、子供に対
向する部屋である下部室24の圧力を、通常時に比べて
低下させ、子供にエアバッグ展開時の急激な力が当たら
ないようにするとともに、少なくとも通常圧である上部
室23によって子供を拘束することができるので、乗員
保護性能を向上させることができるようになっている。
このため、本実施例におけるエアバッグユニット20は
、以下のように構成されている。
エアバッグユニット20は、第3図以降に示されている
ように、車体幅方向に長い直方体のケーシング25を備
えており、このケーシング25はシートSの方向を向い
た開口26を有している。
上記ケーシング25は、その内部が水平方向に延びる仕
切り壁27によって、上下方向に等分に分割されて、上
部室28および下部室29が形成されている。この上部
室28および下部室29は、それぞれ上記エアバッグ2
1の上部室23および下部室24に連通されている。
上記仕切り壁27には、その長手方向に延びる開口30
が形成されており、この開口3oには、ガス発生器31
が収められている。エアバッグ21は、通常状態におい
て、第4図に示されているように、このガス発生器31
の前方に折り畳まれた状態で格納されている。上記ガス
発生器31は、第5図に示されているように、管状のケ
ース32を備えており、このケース32の内部には、着
火されてガスを発生する化学物質が収容されている。
上記ケース32の前面には、第5図に示されているよう
に、発生されたガスを放出するための多数の開口33が
形成されている。この多数の開口33は、上下方向に配
置された第1開口列から第4開口列33a〜33dに配
置されている。上記ケース32は、その長手方向中心軸
線を中心にして回転可能に配置されているが、通常状態
においては、第62因に示されているように、上記第2
開口列33bと第2開口列3′3cの間に仕切り壁27
が位置するように配置されている。これによって、通常
状態においては、ケーシング25の上下室28.29ひ
いてはエアバッグ21の上下室23.24に均等にガス
発生器31からのガスが導入されるようになっている。
上記ケース32の一方の側端は、第5図に示されている
ように、駆動プレート34等を介してモータ35に接続
されている。このモータ35は、第7図に示されている
ように、マイクロコンピュータ等で構成され、上記モー
タ35の回転の方向と作動、不作動を制御する制御回路
36に接続されており、この制御回路36には、上記ス
タンディングチャイルド状態を検出するため、近接セン
サ41およびシートスイッチ42が接続されている。上
記近接センサ41としては、信号波センサや赤外線セン
サを用いることができる。信号波センサは、信号波とし
てレーダー(マイクロ波)、超音波、レーザーを用いる
ものであり、例えば、インストルメントパネル1の前面
の所定部分に設置された送受信器としてのレーダーアン
テナ、およびこのレーダーアンテナが接続されたシグナ
ルプロセッサを備えてなるものであり、送信号と受信号
の時間差により、インストルメントパネル1の前方近傍
における乗員の存在を検出するものである。一方、赤外
線センサは、インストルメントパネル1の前面近傍に人
体相当の発熱体が存在するか否かを判断するものである
また、上記シートスイッチ42は、シートSのクツショ
ン上に下方向に所定以上の荷重が加わっているか否かを
判断するセンサを用いる。具体的には、所定のバネ定数
を持ったスプリング部材によるコンタクトによる検出、
あるいは歪みゲージ式の圧力−電気信号変換器からの信
号による荷重計測を行っての検出による。
上記制御回路36は、上記近接センサ41およびシート
スイッチ42からの信号を受けて、近接センサ41がオ
ンで、シートスイッチ42がオフのとき、スタンディン
グチャイルド状態を判断し、このスタンディングチャイ
ルド状態のときに上記モータ35を反時計方向に回転駆
動させて、上記ガス発生器31をこれも反時計方向に所
定角度回転駆動させる。これによって、第6b図に示さ
れているように、ガス発生器31のケース32の第1乃
至第3開口列33a〜33cを仕切り壁27より上方に
配置する一方、第4開口列33dのみを上記仕切り壁2
7以下に配置する。この状態で、ガス発生器31が作動
し、ガスが発生されると、上記エアバッグ21の下部室
24には、上記第4開口列33dのみを介して上記ガス
が導入されるようになるので、子供が対向する部屋であ
るこの下部室24の膨張の速度と力は、ケース32が第
6a図に示された位置にある通常状態に比べて低減され
るとともに、そのクツション圧も低減される。一方、上
部室23には、上記第1乃至第3開口列33a〜33c
を介してガスが導入されるので、上部室23の膨張の速
度と力は、ケース32が第6a図に示された位置にある
通常状態に比べて大きくなる。しかしながら、上記上部
室23の最大ガス量は、エアバッグの基部に形成される
ベントホールによりほぼ同一状態である。
なお、第4図に示されているように、エアバッグ21が
ケーシング25内に配置されているときには、該ケーシ
ング25の前面の開口部は、カバー43によって覆われ
ていることが望ましい。
次に、第8図以降を参照して、本発明の第2の実施例に
よるエアバッグ装置50について説明する。
上記した第1実施例では、エアバッグ21を、上下方向
に分割した構造の実施例について説明したが、この第2
実施例においては、エアバッグ51を、垂直方向に延び
る2枚の仕切りシート52.53で車幅方向に3つに分
割して、3つの部屋、即ち中央室54および左右の側部
室55.56を形成するとともに、スタンディングチャ
イルド状態においては、子供が対向する部屋である中央
室54に導入されるガス圧を低減させるようにしている
。このため、本実施例によるエアバッグ装置50は、次
ぎのような構造を有している。
エアバッグ装置50は、上記したようなエアバッグ51
を有しているとともに、このエアバッグ51を通常状態
においては折り畳んだ状態で収容するケーシング57を
備えている。このケーンフグ5フ内には、上記実施例に
おけるガス発生器と同様のガス発生器58が固定された
状態で配置されている。上記ケーシング57は、上記ケ
ーシング57の中央室54および左右の側部室55.5
6に対応して、2枚の仕切り板59.60によって車体
幅方向に3つの部屋、すなわち中央室61および左右の
側部室62.63に分割されている。
上記ケーシング57の中央室61の背部には、排気装置
64が設けられている。
この排気装置64は、第8図乃至第10図に示したよう
に、ハウジング65を備えており、このハウジング65
は、開口66により上記ケーシング57の中央室61に
連通している。更に、上記ハウジング65には、その背
面に排気用の開口67が形成されている。この間口67
の部分には、弁装置68が設けられている。この弁装置
68は、上記ハウジング65の開口67の部分に設けら
れた弁座69と、この弁座69に着座した状態で上記開
口67を閉じる弁体70と、この弁体70を、上記弁座
69に着座した状態と、この弁座69から離れた状態と
の間で移動させるための駆動装置71を備えている。こ
の駆動装置71は、モータ72、およびこのモータ72
に一端が連結され、他端が上記弁体70に連結された作
動ロッド73を有している。上記作動ロッド73は、水
平に配置された枢軸74により上下方向に回転可能に設
けられており、第10図に示された位置から上方に回転
させられた時、開弁するものである。
上記モータ72には、上記第1の実施例と同様の制御回
路75が接続されており、この制御回路75には、スタ
ンディングチャイルド状態を検出するための近接センサ
76およびシートスイッチ77が接続されている。
以上の構造により、制御回路75は、近接センサ76お
よびシートスイッチ77によりスタンディングチャイル
ド状態が検出されると、上記モータ72を作動して、弁
体70を上方に回動させ、開口67を開放するようにな
っている。この間口67が開放された状態で、ガス発生
器58が作動すると、中央室61におけるガスの一部が
上記開口67を介して排気されるので、エアバッグ51
の中央室54に導入されるガス量が少なくなる。
したがって、子供に対向するこの中央室54の膨張展開
の速度および力が低減され、スタンディングチャイルド
状態にいる子供に急激な力を及ぼしたりすることがない
。一方、この状態においても、左右の側部室55.56
は、通常状態で膨張展開されるので、子供を包み込むよ
うにすることができ、乗員の保護性能が一層向上する。
以上の実施例においては、ガス発生器58の構造はその
ままにしておき、排気装置64を配して、エアバッグ5
1の中央室54へ導入されるガスを制御する形式のもの
について説明したが、第11図に示したように、ガス発
生器80を、上記ケーシング57の中央室61、側部室
62.63に対応する部分81.82.83に分割し、
それぞれに電気式のイグナイタ(図示せず)を配置する
とともに、上記中央室61に対応する部分81には、該
部分81の一部のみを作動させるイグナイタ(図示せず
)を配置し、通常状態においては、全てのイグナイタを
作動させて、ガス発生器80の全ての部分81,82.
83を通常状態で作動させる一方、スタンディングチャ
イルド状態においては、ガス発生器80の側部室62.
63に対応する部分82.83のイグナイタ、および中
央室61に対応する部分81の一部のみを作動させるイ
グナイタを作動させて、エアバッグ51の側部室55.
56のみを通常圧で膨張展開させ、中央室54を比較的
低い圧で膨張展開させるようにしてもよい。この場合、
第11図に示したように、ガス発生器80には、2本の
リード線84および85を接続しておき、一方のリード
線84に、ガス発生器88の全ての部分81.82.8
3に配置した通常作動のためのイグナイタを接続してお
く一方、他方のリード線85に、ガス発生器80の側部
の部分82.83のイグナイタ、および部分81の一部
を作動させるためのイグナイタを接続しておく。これに
よって、スタンディングチャイルド状態を検出したとき
には、リード線85に通電して、ガス発生器80の側部
の部分82.83のイグナイタ、および部分81の一部
を作動させるためのイグナイタを作動させれば、エアバ
ッグ51の側部室55.56のみに通常圧のガスが導入
され、子供に対向する中央室54には比較的低圧のガス
が導入されるので、子供に急激な力が及ぼされることが
なく、また左右の側部室55.56は、通常状態と同様
の状態で膨張展開されるので、子供を包み込むようにす
ることができ、乗員の保護性能が一層向上する。
なお、上記第1実施例では、エアバッグの子供に対向す
る部分のガス圧を、ガス発生器の開口の移動により制御
したが、第1実施例のように排気装置を設けて制御して
もよいし、また、第2実施例においても他の制御機構を
もうけてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例によるエアバッグ装置が
組み込まれる自動車のインストルメントパネルを示す斜
視図、 j$2図は、第1図の線A−Aに沿う断面図、第3図は
、スタンディングチャイルド状態においての本発明の第
1実施例によるエアバッグ装置のエアバッグの展開状態
を説明するための図、第4図は、上記エアバッグ装置の
エアバッグユニットの垂直断面図、 第5図は、上記エアバッグ装置のエアバッグユニットに
用いられるガス発生器の部分の分解斜視図、 m6a図および第6b図は、それぞれ通常状態およびス
タンディングチャイルド状態においてのガス発生器の状
態を示す図、 第7図は、ガス発生器のケーシングの回転駆動系を示す
斜視図、 第8図は、本発明の第2実施例によるエアバッグ装置の
エアバッグの展開状態を説明するための図、 第9図は、排気装置が組み込まれた上記エアバッグ装置
の概略図、 第10図は、第9図の線B−Bに沿う断面図、第11図
は、ガス発生器の変形例を示す斜視図である。 20  エアバッグユニット 21 ・・エアバッグ 23 ・・上部室 24  下部室 31・・ ガス発生器 35 ・・・・モータ 41  近接センサ 42  シートスイッチ 51  エアバッグ 54  中央室 55.56  側部室 64  排気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 自動車のシート前方に設けられたシート前方部
    材の内部に通常時には、折り畳まれて格納され、衝突時
    には、ガスが導入されてシート側に膨張展開されるエア
    バッグを備える自動車のエアバッグ装置において、乗員
    がシートから離れて、かつ前記シート前方部材に近接し
    た状態にいることを検出する検出手段が設けられており
    、前記エアバッグは、車体上下方向に複数に分割されて
    、複数の部屋が形成されており、そして上記検出手段が
    前記の状態の乗員を検出したとき、前記エアバッグの乗
    員と対向する部屋に導入されるガスの圧力を、通常時に
    比べて低下させる制御手段を設けたことを特徴とする自
    動車のエアバッグ装置。
  2. (2) 自動車のシート前方に設けられたシート前方部
    材の内部に通常時には、折り畳まれて格納され、衝突時
    には、ガスが導入されてシート側に膨張展開されるエア
    バッグを備える自動車のエアバッグ装置において、乗員
    がシートから離れて、かつ前記シート前方部材に近接し
    た状態にいることを検出する検出手段が設けられており
    、前記エアバッグは、車幅方向に複数に分割されて、複
    数の部屋が形成されており、そして上記検出手段が前記
    の状態の乗員を検出したとき、前記エアバッグの乗員と
    対向する部屋に導入されるガスの圧力を、通常時に比べ
    て低下させる制御手段を設けたことを特徴とする自動車
    のエアバッグ装置。
JP1106073A 1989-04-27 1989-04-27 自動車のエアバッグ装置 Pending JPH02286448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1106073A JPH02286448A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 自動車のエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1106073A JPH02286448A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 自動車のエアバッグ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02286448A true JPH02286448A (ja) 1990-11-26

Family

ID=14424420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1106073A Pending JPH02286448A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 自動車のエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02286448A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135943A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Ikeda Bussan Co Ltd エアバッグ装置
US5941559A (en) * 1996-03-23 1999-08-24 Mercedes-Benz Ag Airbag for motor vehicles
WO1999052744A1 (de) * 1998-04-09 1999-10-21 Volkswagen Aktiengesellschaft Sicherheitsvorrichtung für ein kraftfahrzeug mit einem mehrkammer-airbag
KR20020066112A (ko) * 2001-02-09 2002-08-14 오토리브 만도 주식회사 에어백 장치
JP2003040066A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束用エアバッグ
JP2005145111A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 乗員保護装置
JP2006062386A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
US7025376B2 (en) 2003-03-04 2006-04-11 Autoliv Asp, Inc. One piece cushion for personal airbag
KR100622123B1 (ko) * 2004-11-03 2006-09-19 현대모비스 주식회사 자동차용 조수석 에어백 모듈
JP2008230610A (ja) * 2008-07-03 2008-10-02 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
JP2018167830A (ja) * 2014-06-03 2018-11-01 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 個別膨張式二段クッションエアバッグ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04135943A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Ikeda Bussan Co Ltd エアバッグ装置
US5941559A (en) * 1996-03-23 1999-08-24 Mercedes-Benz Ag Airbag for motor vehicles
WO1999052744A1 (de) * 1998-04-09 1999-10-21 Volkswagen Aktiengesellschaft Sicherheitsvorrichtung für ein kraftfahrzeug mit einem mehrkammer-airbag
US6308983B1 (en) 1998-04-09 2001-10-30 Volkswagon Ag Safety device for a motor vehicle with a multi-chamber airbag
KR20020066112A (ko) * 2001-02-09 2002-08-14 오토리브 만도 주식회사 에어백 장치
JP2003040066A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束用エアバッグ
US7025376B2 (en) 2003-03-04 2006-04-11 Autoliv Asp, Inc. One piece cushion for personal airbag
JP2005145111A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 乗員保護装置
JP2006062386A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
KR100622123B1 (ko) * 2004-11-03 2006-09-19 현대모비스 주식회사 자동차용 조수석 에어백 모듈
JP2008230610A (ja) * 2008-07-03 2008-10-02 Toyota Motor Corp エアバッグ装置
JP2018167830A (ja) * 2014-06-03 2018-11-01 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド 個別膨張式二段クッションエアバッグ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2963948B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収装置
US5492361A (en) Side airbag apparatus
JP4243738B2 (ja) 自動車用エアバッグシステム
JP3314091B2 (ja) 自動車のエアバッグ配設構造
JP2936000B2 (ja) 車体側部への衝突エネルギ吸収装置
JPH07291084A (ja) 車両の乗員保護装置
JPH081982Y2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JP2895578B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収装置
JP3278463B2 (ja) 自動車のエアバッグ配設構造
JPH03281458A (ja) 自動車のエアバッグ装置
JPH02286448A (ja) 自動車のエアバッグ装置
JPH0392451A (ja) 自動車のエアバッグ装置
JPH05188077A (ja) サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造
JP2923650B2 (ja) 自動車のエアバック装置
JP2889644B2 (ja) 車体側部への衝突エネルギ吸収装置
JP2769468B2 (ja) 車両のエアバッグ装置
JP2915380B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JPH0446836A (ja) 車体側部のエネルギ吸収装置
JPH0986338A (ja) エアバッグ装置
JP2528259Y2 (ja) 車体側部への衝突エネルギ吸収装置
JP2759341B2 (ja) 自動車のエアバック装置
JP2869657B2 (ja) 自動車のエアバッグ装置
JP2922175B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JPH0516759A (ja) 自動車のエアバツグ装置
JP2756823B2 (ja) 自動車のエアバッグ装置