JPH0228600Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は新規な携帯型テレビジヨン受像機に関
する。詳しくは小型携帯型の携帯型テレビジヨン
受像機に適用するのに適しており、ブラウン管の
CRTソケツト周辺のスペースをあまりとらず、
ブラウン管の寸法公差を吸収できると共に、衝撃
にも強い新規な携帯型テレビジヨン受像機を提供
しようとするものである。

背景技術とその問題点 携帯型テレビジヨン受像機においてCRTソケ
ツトと電子銃制御回路を備えた回路基板との間に
接続するのに、従来からいくつかの方法が採用さ
れていた。それらの従来の例を第１図に示す。

第１図Ａに示す方法においてａはブラウン管の
チユーブで、その後端から電子銃が封入されてお
り、そして、該後端から接続ピンｂ，ｂ，…が突
出せしめられている。ｃはチユーブａに後端部中
心から突出されている排気管でブラウン管内の排
気を行つた後にチツプオフされている。ｄは
CRTソケツトであり、その後端から突出された
接続ピンｅ，ｅ，…がネツク基板ｆに形成された
孔ｇ，ｇ，…に挿通され、該接続ピンｅ，ｅ，…
の孔ｇ，ｇ，…からの突出端がネツク基板ｆ上に
形成された配線膜ｈ，ｈ，…の一端に半田付けさ
れている。そして、このネツク基板ｆ上の配線膜
ｈ，ｈ，…の他端にはリード線ｉ，ｉ，…の一端
が接続されている。そして、このリード線ｉ，
ｉ，…の他端が図示しない親基板に接続される。
しかして、CRTソケツトｄにブラウン管のチユ
ーブａ後端に突設された接続ピンｂ，ｂ，…が押
込まれることによつて、ブラウン管の電子銃と親
基板上に制御回路との間が接続されることにな
る。

第１図Ｂに示す方法において、CRTソケツト
ｄはリード線ｉ，ｉ，…によつて直接親基板に接
続されている。

また、第１図Ｃに示す方法においては、CRT
ソケツトｄを保持したネツク基板ｆはフラツトケ
ーブルｊによつて親基板に接続されている。

しかしながら、上記した３つの方法には何れも
欠点がある。

即ち、第１図Ａ及びＢのような方法によると、
リード線ｉ，ｉ，…を用いるため、リード線を折
り曲げたりする部分などで余裕を持たせなければ
ならず、意外と場所を取るし、また、複数のリー
ド線ｉ，ｉ…がばらばらであるため納まりが悪
く、また、これらを束ねたりすると、フレキシビ
リテイが損なわれるため、折り曲げ箇所で大きな
余裕を必要とし、小型化を妨げる。また、リード
線はこれを回路基板に接続する場合、第２図で示
すように半田盛り部ｋから先端ｌが突出するた
め、このままでは回路基板の厚み方向のスペース
を取ることになるため、かかるスペース的余裕の
ないときは、いちいち当該端部ｌを切断処理しな
ければならず、作業性が悪い。更には、リード線
ｉ，ｉ，…を使うこと自体も作業性が悪いもので
ある。

また、第１図Ａ及びＣに示すものは衝撃吸収性
のほとんどないネツク基板ｆにCRTソケツトｄ
が固定されているので、衝撃がブラウン管の
CRTソケツトｄとの接続部に直接伝わつてしま
うという欠点がある。また、ネツク基板ｆ自体き
わめてスペースを取り、装置の小型化を妨げる要
因となる。

以上に説明したように、従来の携帯型テレビジ
ヨン受像機におけるCRTソケツトと回路基板と
の間の接続方法では、取付スペースや作業スペー
スをとり小型化の妨げとなる、耐衝撃性が悪い等
の欠点があつた。

考案の目的 そこで、本考案は従来携帯型テレビジヨン受像
機にあつた上記問題点に鑑みて為されたもので、
ブラウン管のCRTソケツト周辺のスペースをあ
まりとらず、ブラウン管の寸法公差を吸収できる
と共に、衝撃にも強い新規な携帯型テレビジヨン
受像機を提供することを目的とするものである。

考案の概要 本考案携帯型テレビジヨン受像機は上記目的を
達成するため、ブラウン管と回路基板との間を
CRTソケツトを介して接続する携帯型テレビジ
ヨン受像機において、CRTソケツトと回路基板
との間をフレキシブルなプリント回路基板によつ
て接続したことを特徴とする。

従つて、上記の如き本考案携帯型テレビジヨン
受像機によれば、回路基板はブラウン管のチユー
ブ部と略平行に配置され、回路基板とCRTソケ
ツトは回路基板とは別の略Ｌ字形状をしたフレキ
シブルなプリント回路基板によつて互いに電気的
に接続され、該フレキシブルプリント回路基板は
Ｌ字状の一端の腕部がCRTソケツト接続部の基
部で折り曲げられるとともにＬ字状の他方の腕部
がゆるやかに略90゜折り曲げられて上記回路基板
へと延びるようにして上記CRTソケツトを取り
囲むように配置されているので、略Ｌ字形状をし
たフレキシブルプリント回路基板を展開した状態
にしておけばフレキシブルプリント回路基板と回
路基板との接続作業やフレキシブルプリント回路
基板とCRTソケツトとの接続作業をするための
スペースが充分に確保できて作業性が良好になる
とともに、接続作業が終わればCRTソケツトを
取り囲むようにフレキシブルプリント回路基板を
折り曲げると取付スペースは極めて小さくなつて
携帯型テレビジヨン受像機の小型化に寄与でき
る。また、フレキシブルプリント回路基板は衝撃
吸収性に富んでいるためブラウン管への衝撃の伝
達が緩和される効果があり、更には、ブラウン管
の寸法公差を吸収する効果もある。

実施例 以下に本考案携帯型テレビジヨン受像機の詳細
を図示した実施例に従つて説明する。

１は前部筐体、２は後部筐体であり、共に合成
樹脂によつて形成され、両者が一体化されること
によつて筐体３が形成される。４は前部筐体１の
上方部に形成された窓で、この窓４からブラウン
管５の画像面を見ることができる。また、前部筐
体１前面上部の窓４を含む領域には浅い凹部６が
形成されている。７はアルミ製の画面枠で、前部
筐体１の凹部６内に嵌め込まれている。また、こ
の画面枠７には前部筐体１の窓４に対応した窓８
が形成されている。９は透明な材料、例ば透明な
合成樹脂から成るフイルター板であり、前記画面
枠７の前面側に重ねられるようにして前部筐体１
の凹部６内に嵌め込まれ、かつねじ１０等よつて
前部筐体１に固定される。

このような筐体３内にブラウン管５その他所要
の部品が収納保持される。

扁平型のブラウン管５は、チユーブ１２と画像
再生部１３とフアンネル部１４とから成る。チユ
ーブ１２はガラスにて円筒状に形成され、その中
には下端から電子銃（図示せず。）が封入されて
いる。１５，１５，…はチユーブ１２の下端から
突出された接続ピン、１６は排気管であるフアン
ネル部１４もガラスにて形成され、下端開口面が
小さく上端開口面が大きくなる扇型をしており、
その下端開口部にチユーブ１２の上端が溶着され
てチユーブ１２とフアンネル部１４とが一体化さ
れている。画像再生部１３はガラスから成るスク
クリーンパネル１７と同じくガラスから成るフロ
ントパネル１８とから構成され、スクリーンパネ
ル１７の内面には螢光面が形成されており、ま
た、背面には導電性コーテイング１９が形成され
ている。導電性コーテイング１９の形成は、例え
ばカーボンシートを貼付することによつて形成さ
れるが、その他の適宜の手段によつて形成しても
良い。

そして、スクリーンパネル１７とフロントパネ
ル１８とが接着一体化されて画像再生部１３が形
成され、かつ、この画像再生部１３の下端開口端
が前記フアンネル部１４の上端開口部と突き合わ
せられて接着一体化され、これによつてブラウン
管５が構成される。そして、このブラウン管５に
おいてスクリーンパネル１７の背面（従つて内面
も）は上端が前方へ僅かに変位するような前傾姿
勢を有しており、従つて、このブラウン管５を右
側面から見ると、スクリーンパネル１７の背面と
フアンネル部１４の背面とが略逆く字状に連続し
ている。また、フロントパネル１８の前面はチユ
ーブ１２の軸線と平行になる平面とされている。

尚、２０はチユーブ１２の上端部及びフアンネ
ル部１４の下端部を囲むように配置された偏向ヨ
ークである。

２１はブラウン管保持体であり、導電性のコ字
状保持金具２２と同じく導電性のく字状押えばね
２３，２３とから成る。そして、ブラウン管５は
その画像再生部１３とフアンネル部１４との接合
部が保持金具２２内に位置され、その状態で保持
金具２２が前部筐体１に固定される。そして、ブ
ラウン管５の画像再生部１３背面は押えばね２
３，２３の両先端によつて弾発的に押圧される。

このようにして、ブラウン管５はブラウン管保
持体２１によつて前部筐体１に保持される。

２４は筐体３の前面から見て左側下方にブラウ
ン管５のチユーブ１２と略平行に配置されるプリ
ント回路基板であり、フライバツクトランス２５
が配置されており、このプリント回路基板２４に
CRTソケツト２６が接続される。

CRTソケツト２６はその中心部にブラウン管
５のチユーブ１２の下端から突設された排気管１
６を受け入れる挿通孔２７が形成されており、か
つ、該挿通孔２７の周囲にはチユーブ１２の排気
管１６の周りに配置された接続ピン１５，１５，
…を受け入れる挿込孔２８，２８，…が形成され
ている。これら挿込孔２８，２８，…の中にはこ
こに押し込まれる接続ピン１５，１５，…と接触
される端子（図示しない。）が配設されており、
これら端子の接続端２９，２９，…がCRTソケ
ツト２６の下端から突設されている。

３０は前記プリント回路基板２４上に形成され
たCRTソケツト接続端３１，３１とCRTソケツ
ト２６との間を接続するフレキシブルプリント回
路基板である。このフレキシブルプリント回路基
板３０は略Ｌ字形状をした絶縁性のある可撓性の
ベースフイルム３２の上にCRTソケツト２６の
接続端２９，２９，…とプリント回路基板２４の
CRTソケツト接続端３１，３１との間を結ぶ配
線膜（図示を省略した。）がが形成され、その上
から同じく絶縁性のある可撓性のオーバレイフイ
ルム３３が被覆されて成る。即ち、配線膜がベー
スフイルム３２とオーバレイフイルム３３との間
にサンドイツチ状にされた状態に形成されてい
る。そして、Ｌ字状の一端が略円形のCRTソケ
ツト接続部３４とされ、該CRTソケツト接続部
３４の中心部にはCRTソケツト２６の挿通孔２
７と対応した中心孔３５が形成されており、該中
心孔３５の周囲にはCRTソケツト２６から突出
された接続端２９，２９，…を挿通する挿通孔３
６，３６，…が形成されており、この挿通孔３
６，３６，…の部分でその周囲のオーバレイフイ
ルム３３が少し削除されて前記配線膜のCRTソ
ケツト２６と接続される接続端３７，３７，…が
露出せしめられている。Ｌ字状の他端からプリン
ト回路基板２４への接続部３８，３８が形成され
ており、該接続部３８，３８の先端部で前記配線
膜のプリント回路基板２４の接続端３９，３９が
露出せしめられている。従つて、このフレキシブ
ルプリント回路基板３０上の配線膜は接続端３
７，３７，…及び３９，３９の部分のみが外部に
露出せしめられ、その他の部分はベースフイルム
３２とオーバレイフイルム３３とによつて完全に
被覆されている。

上記のようなフレキシブルプリント回路基板３
０のCRTソケツト接続部３４へのCRTソケツト
２６の接続は、次のようにして為される。即ち、
略Ｌ字形状をしたフレキシブルプリント回路基板
を展開した状態にしておいて、CRTソケツト接
続部３４の挿通孔３６，３６，…に接続端３７，
３７，…が露出された側と反対の側からCRTソ
ケツト２６下端から突設された接続端２９，２
９，…を挿通し、そして、CRTソケツト２６の
接続端３９，２９，…をフレキシブルプリント回
路基板３０の接続端３７，３７，…に半田付けに
より接続と固定とを為し、これによつてフレキシ
ブルプリント回路基板３０の一端にCRTソケツ
ト２６が接続される。

また、フレキシブルプリント回路基板３０の他
端に設けられた接続端３８，３８の先端に露出せ
しめられた接続端３９，３９は前記プリント回路
基板２４上のCRTソケツト接続端３１，３１に
半田付けにより接続される。これらによつて、フ
レキシブルプリント回路基板３０を介してCRT
ソケツト２６とプリント回路基板２４とが接続さ
れる。

そして、更に、ブラウン管５のチユーブ１２か
ら突設された接続ピン１５，１５，…がCRTソ
ケツト２６の挿込孔２８，２８，…に挿し込ま
れ、これによつて、ブラウン管５がCRTソケツ
ト２６、フレキシブルプリント回路基板３０を介
してフライバツクトランス２５を搭載したプリン
ト回路基板２４と接続されることになる。

このように、略Ｌ字形状をしたフレキシブルプ
リント回路基板３０を展開した状態で各種の接続
作業をするから、作業をするためのスペースを充
分に確保することができて作業性が良好である。

尚、このときチユーブ１２から突設された排気
管１６はCRTソケツト２６の挿通孔２７及びフ
レキシブルプリント回路基板３０の挿通孔３６に
挿通され、接続ピン１５，１５，…を挿込孔２
８，２８，…へ挿し込む際の邪魔にならないよう
にされている。

第６図は筐体３内に実装した状態を示すもの
で、この図に示すように、フレキシブルプリント
回路基板３０はＬ字状の一端の腕部４０がCRT
ソケツト接続部３４の基部で折り曲げられるとと
もにＬ字状の他方の腕部４１がゆるやかに略90゜
折り曲げられてプリント回路基板２４へと延びる
ようにしてCRTソケツト２６を取り囲むように
配置される。従つて、取付スペースは極めて小さ
くて足りる。また、フレキシブルプリント回路基
板３０はきわめてフレキシビリテイに富んでいる
ので、プリント回路基板２４に伝わつた衝撃をブ
ラウン管５まで伝えることがなく、かつ、また、
チユーブ１２とフアンネル部１４との溶着によつ
て生じる寸法公差を充分に吸収することができ
る。更に、配線膜をベースフイルム３２とオーバ
レイフイルム３３とで被覆してあるので、どのよ
うな折り曲げを行つてもシヨートの心配がない。
尚、オーバレイフイルム３３に替えて絶縁コーテ
イングを施しても同様の利点がある。

４２は別のプリント回路基板であり、チユーブ
ユニツト４３が配置されており、また、図示を省
略したがテレビジヨン受像機に必要な各種回路が
形成されている。そして、このプリント回路基板
４２はねじ４４によつてブラウン管保持体２１の
保持金具２２と連結される。そして、このねじ４
４は導電性材料で形成されており、その頭部４５
はプリント回路基板４２上に形成されたアースパ
ターン４６と接触される。従つて、ブラウン管５
の画像再生部１３背面に形成された導電性コーテ
イング１９とプリント回路基板４２上のアースパ
ターン４６とは押えばね２３，２３−保持金具２
２−ねじ４４を介して接続されることになる。ま
た、保持金具２２に対するねじ４４の締結はプリ
ント回路基板４２の保持にもなる。

４７は更に別のプリント回路基板であり、筐体
３内の正面から見て右上半部で前記プリント回路
基板４２より前側に配置される。４８はプリント
回路基板４７の下端に接して配置されるアンテナ
保持部材であり、その上面に形成された円形凹４
部４９内にロツドアンテナ５０の基端部が嵌合さ
れ、これに保持部材４８の下側からねじ５１が締
結されてロツドアンテナ５０がアンテナ保持部材
４８に固定される。また、ロツドアンテナ５０の
最下段部の上端は前部筐体１の上端壁の稍内側か
ら後方へ向けて突出されたアンテナ保持環５２に
嵌挿されて保持される。

５３は電池ホルダーであり、電池を保持した状
態で後部筐体２に蓋５４によつて開閉可能に形成
された開口５５から電池収納凹部５６内に着脱自
在に収納される。

５７はスピーカー、５８はイヤホンジヤツク
で、前記筐体１に保持部材５９を介して正面から
見て左下隅角部に保持される。

６０は机その他の台の上で筐体３を寝かせた状
態よりも稍斜めに立てた状態に保つて画面を見易
いようにするためのスタンドで、その上端面の両
側には後部筐体２に形成された孔６１，６１に係
合する係合片６２，６２が突出形成されている。
そして、このスタンド６０はその係合片６２，６
２を後部筐体２の前記した孔６１，６１に通した
とき両側辺上端部にて後部筐体２に回動自在に支
承されるようにされている。従つて、その支承さ
れた部分を中心に回動して筐体３との間を開くこ
とによつてスタンド６０で筐体３を支え、筐体３
を稍立てた状態にすることができる。スタンド６
０は使用しないときには後部筐体２の後面に密着
させておく。６３はスタンド６０の前面下部に形
成された係合突起、６４は後部筐体２に係合突起
６３に対応して設けられた係合孔で、スタンド６
０を後部筐体２外面に密着させた時にその係合孔
６４に係合突起６３が係合される。

尚、携帯型テレビジヨン受像機としては上記に
示したもの以外にも種々の部品が必要であるが、
図示及び説明を省略した。

考案の効果 以上に記載したところから明らかなとおり、本
考案携帯型テレビジヨン受像機は、ブラウン管と
回路基板との間をCRTソケツトを介して接続す
る携帯型テレビジヨン受像機において、上記回路
基板は上記ブラウン管のチユーブ部と略平行に配
置され、上記回路基板と上記CRTソケツトは上
記回路基板とは別の略Ｌ字形状をしたフレキシブ
ルなプリント回路基板によつて互いに電気的に接
続され、該フレキシブルプリント回路基板はＬ字
状の一端の腕部がCRTソケツト接続部の基部で
折り曲げられるとともにＬ字状の他方の腕部がゆ
るやかに略90゜折り曲げられて上記回路基板へと
延びるようにして上記CRTソケツトを取り囲む
ように配置されたことを特徴とする。

従つて、本考案携帯型テレビジヨン受像機によ
れば、略Ｌ字形状をしたフレキシブルプリント回
路基板を展開した状態にしておけばフレキシブル
プリント回路基板と回路基板との接続作業やフレ
キシブルプリント回路基板とCRTソケツトとの
接続作業をするためのスペースが充分に確保する
ことができて作業性が良好になるとともに、接続
作業が終わればCRTソケツトを取り囲むように
フレキシブルプリント回路基板を折り曲げると取
付スペースは極めて小さくなつて携帯型テレビジ
ヨン受像機の小型化に寄与することができる。ま
た、フレキシブルプリント回路基板は衝撃吸収性
に富んでいるためブラウン管への衝撃の伝達が緩
和される効果があり、更には、ブラウン管の寸法
公差を吸収する効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ，Ｂ，Ｃは従来の携帯型テレビジヨン
受像機におけるCRTソケツトと回路基板との間
の接続のそれぞれ各別の例を示す要部の斜視図、
第２図はリード線と回路基板との接続部を示す拡
大断面図、第３図乃至第６図は本考案携帯型テレ
ビジヨン受像機の実施の一例を示すもので、第３
図は全体の分解斜視図、第４図はCRTソケツト
とフレキシブルプリント回路基板とを分離した状
態で示す要部の斜視図、第５図はCRTソケツト
をブラウン管に取着する前の状態を示す要部の斜
視図、第６図はCRTソケツトをブラウン管に取
着した状態を示す要部の斜視図である。 符号の説明、５……ブラウン管、１２……チユ
ーブ部、２４……回路基板、２６……CRTソケ
ツト、３０……略Ｌ字形状をしたフレキシブルプ
リント回路基板、３４，４０……（３０の）Ｌ字
状の一端の腕部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ブラウン管と回路基板との間をCRTソケツト
   を介して接続する携帯型テレビジヨン受像機にお
   いて、上記回路基板は上記ブラウン管のチユーブ
   部と略平行に配置され、上記回路基板と上記
   CRTソケツトは上記回路基板とは別の略Ｌ字形
   状をしたフレキシブルなプリント回路基板によつ
   て互いに電気的に接続され、該フレキシブルプリ
   ント回路基板はＬ字状の一端の腕部がCRTソケ
   ツト接続部の基部で折り曲げられるとともにＬ字
   状の他方の腕部がゆるやかに略90゜折り曲げられ
   て上記回路基板へと延びるようにして上記CRT
   ソケツトを取り囲むように配置されたことを特徴
   とする携帯型テレビジヨン受像機。