JPH0453097Y2 - - Google Patents

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JPH0453097Y2
JPH0453097Y2 JP1367987U JP1367987U JPH0453097Y2 JP H0453097 Y2 JPH0453097 Y2 JP H0453097Y2 JP 1367987 U JP1367987 U JP 1367987U JP 1367987 U JP1367987 U JP 1367987U JP H0453097 Y2 JPH0453097 Y2 JP H0453097Y2
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cathode ray
ray tube
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、第5図に示す如くケーシング6中に
扁平型陰極線管を組み込んだ画像装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、第8図に示す如く、扁平型陰極線管2を
組み込んだ小型薄型の画像装置が知られている
(特開昭59−56346)。該画像装置の陰極線管2は、
電子銃90を内蔵したネツク部12aに扁平コー
ン部10を連結して扁平ガラス管体1を形成し、
前記コーン部10の内面へ、ネツク部12aの中
心軸に対し傾斜して蛍光面11を配置したもので
あつた。
ガラス管体1の周囲に偏向ヨーク20を配置
し、電子銃90から放射される電子ビームを偏向
ヨーク20によつて偏向しつつ、蛍光面11を照
射して像を作り、コーン部10の透明壁面を透し
て蛍光面11の画像が観察された。
陰極線管2は枠状のシヤーシ3の内部に収容
し、該シヤーシ3の前面に配設した断面コ字状の
第1支持部材50にコーン部10の先端を嵌め、
シヤーシ側面から突出した第2支持部材5及び第
3支持部材51によつてガラス管体1のフアンネ
ル部を前後から支持し、シヤーシに固定してい
る。更にシヤーシ3の上面及び下面には陰極線管
2を駆動する為の回路基板4,41が固定され
る。
回路基板4,41をシヤーシ3へ固定するに先
立つて、陰極線管のビーム照射位置を蛍光面のセ
ンターへ一致させる様、調整する必要があるた
め、偏向ヨークには取付バンド22及び一対の回
転自由なリング状センタリングマグネツト21,
21を装備している。手操作によつて偏向ヨーク
の適切な姿勢と取付位置を決めた後、取付バンド
22を締めて偏向ヨークをネツク部12aへ固定
し、次にセンタリングマグネツト21,21を回
転操作して、ビーム照射スポツトの垂直、水平位
置を磁気的に微調節する。その後、シヤーシ3に
両回路基板4,41をビス止め固定している。
(解決しようとする問題点) ところが、従来よりガラス管体1は、ネツク部
12a、蛍光面パネル等の各パネル部を構成する
複数のガラス部材をフリツトガラスによつて融着
封止して組立てられており、ある程度の寸法誤
差、組立誤差による寸法のバラツキは避けること
が出来ない。従つて、陰極線管2をシヤーシ3に
固定する際、各支持部材50,5,51の固定位
置は予め決められているから、ガラス管体1の寸
法のバラツキが大きいと、第2支持部材5の取り
付けが不可能であつたり、或は支持部材50,
5,51とガラス管体1との間に隙間が生じて、
陰極線管2の確実な固定が出来ない問題があつ
た。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の目的は、陰極線管2をシヤーシ3へ取
り付ける際、ガラス管体1に多少のバラツキがあ
つても、支持部材の挺子作用によつて確実に固定
出来る支持構造を有する画像装置を提供すること
である。
本考案に係る画像装置に於いて、シヤーシ3に
第1,第2,第3の支持部材50,5,51を配
備し、第1の支持部材50はガラス管体1のコー
ン部10の先端を前後から押え、第2の支持部材
5は蛍光面パネル13とネツク管12とを連結す
るコーン部前面壁15を押え、第3の支持部材5
1は蛍光面パネル13に対向して配備した背面パ
ネル14に対向し前記第2の支持部材5よりも第
1支持部材50へ近い位置にて背面パネル14を
押圧する位置に配設され、第2の支持部材5は、
コーン部10に対する押圧方向へ固定位置の調節
が可能に装備されている。
(作用及び効果) 陰極線管2をシヤーシ3へ組み込む際、先ず第
1及び第3支持部材50,51によつてコーン部
10の先端部及び背面を押えて所定の姿勢に支持
し、その後、第2の支持部材5をコーン部10へ
向かつて押圧し、陰極線管2を第1乃至第3の支
持部材によつて挟持した状態で、第2の支持部材
5をシヤーシ3に固定する。第2の支持部材5
は、第1の支持部材50の位置を支点とし、第3
支持部材51の位置を作用点とし、コーン部10
を梃子原理によつて押圧するから、強い押えが出
来る許りでなく、ガラス管体1の寸法精度に拘わ
らず、陰極線管2をシヤーシ3へ確実に固定する
ことが可能である。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案に係る画像装置の一
実施例を示している。
陰極線管2のガラス管体1は、電子銃90を内
蔵したネツク管12に、扁平なコーン部10を連
結したものであり、該コーン部10は、第4図に
示す如く矩形板状の蛍光面パネル13の一辺に台
形の前面壁15を傾けて接合し、前面壁15の短
辺だけを残して蛍光面パネル13及び前面壁15
の周囲へ、頭壁16と夫々一対の第1及び第2側
壁17,18を略垂直に立設し、更に頭壁16及
び側壁17,18の上端へ平板の背面パネル14
を接合したものである。蛍光面パネル13は透明
であつて、該パネル13の内面には蛍光面11が
スクリーン印刷によつて形成され、第7図に示す
如く該蛍光面11が作る像を蛍光面パネル13を
通して観察するものである。
扁平型陰極線管2を収容するシヤーシ3は、第
1図乃至第3図に示す如く上板31、下板32及
び両側板33,33からなる金属板によつて形成
した枠体であつて、上板31には一対の挟持片3
4,35が内向きに突設され、ガラス管体1の頭
部を支持する第1支持部材50を形成している。
又両側板33,33間には、ガラス管体1の前面
壁15を支持する帯板状の第2支持部材5と、背
面パネル14を支持する帯板状の第3支持部材5
1とが所定位置に架設される。
第3支持部材51は両端に屈曲部を設け、第2
支持部材5よりも第1支持部材50に近い位置に
て屈曲部を側板33に熔接し、所定の位置に固定
されている。
第2支持部材5は両端に屈曲部を設け、該屈曲
部を側板33にビス止め固定するものであつて、
シヤーシ3の両側板33,33には、ビス54を
貫通せしめる長孔36が、ガラス管体1の前面壁
15と略直交する方向に長く開設されている。陰
極線管2を第1支持部材50及び第3支持部材5
1にて支持した後、第2支持部材5を前面壁15
へ向かつて押えながら、両側板33,33の長孔
36と支持部材5の両端屈曲部に設けたネジ孔5
2へ、ワツシヤ53を介してビス54を螺合し、
固定する。これによつて、ガラス管体1は頭部を
支点とし、背面パネル14の第3支持部材51の
位置を作用点として梃子作用によつて確実に押圧
され、シヤーシ3に固定されることになる。又、
ガラス管体1に多少の寸法のバラツキがあつて
も、長孔36の余裕の範囲内で第2支持部材5を
固定位置をずらして誤差を吸収することが可能で
ある。
シヤーシに固定された陰極線管2は、蛍光面パ
ネル13の観察面がシヤーシ3の前面から露出す
ると共に、ネツク管12がシヤーシ3の背部から
斜め方向に突出することになる。
又、フライバツクトランス43等の電子部品が
装備されシヤーシ3の背面に固定される第1回路
基板4には、ネツク管12が貫通する台形の開口
42を設けている。これによつて、偏向ヨーク2
0の一部、センタリングマグネツト21,21に
突設された調整つまみ21a,21a、及び偏向
ヨーク20をネツク管12に固定する為の取付バ
ンド22は、回路基板4の開口42から外方へ突
出することになる。
従つて、シヤーシ3の両側に第1回路基板4及
び第2回路基板41を固定した後も、センタリン
グマグネツト21の再調整が出来るばかりでな
く、取付バンド22を緩めて偏向ヨーク20の姿
勢を微調節することも可能である。
最終的な調節を行なつた後、偏向ヨークとガラ
ス管体の間及びセンタリングマグネツトに接着剤
を塗布して、調節位置を永久に固定する。
第5図は、前記扁平型陰極線管装置を家庭用イ
ンターホンの画像表示部に構成したものであつ
て、前面カバー60と埋込み用ケース7とを接合
した扁平なケーシング6の内部に収容している。
前面カバー60には窓61を開設して蛍光面パネ
ル13を露出させると共に、前記第2回路基板4
1に配備された電源スイツチ8、明度調整片8
1、及び色相調整片82をカバー60から臨出さ
せている。
尚、前記シヤーシ3と埋込み用ケース7との間
には、必要に応じて、シヤーシ3から突出したネ
ツク管12を覆う保護カバー(図示省略)が装備
される。又、第6図に示す如く陰極線管2の蛍光
面パネル13の表面には、透明な偏向フイルムを
透明接着剤にて接着固定して透明樹脂層19を形
成し、蛍光面パネル13が割れた際のガラス片の
飛散を防止している。
本考案に係る画像装置によれば、上述の如くガ
ラス管体1をシヤーシ3に確実に固定出来るか
ら、陰極線管2がガタつくことはない。
尚、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、
実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で
種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施例では第7図に示す如く、蛍
光面パネル13を通して画像を観察する形式の陰
極線管2を採用しているが、背面パネル14を透
明ガラスによつて形成し、該パネル14を透視し
て画像を観察する方式を採ることも可能である。
この場合、第3支持部材51は背面パネルの観察
面の外方へ配設すると共に、第1図に示す第1回
路基板4には前記観察面を露出する開口を設けれ
ば可い。
又、各支持部材50,5,51とガラス管体1
との間には、必要に応じて、ビニールテープ、ク
ツシヨン材等を介装しても可いのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像装置の断面図、第2
図は該装置の分解斜面図、第3図は該装置を背部
から見た斜面図、第4図はガラス管体の分解斜面
図、第5図は該装置をケーシング内に収容した状
態の斜面図、第6図はガラス管体の断面図、第7
図は扁平型陰極線管の構造説明図、第8図は従来
装置の断面図である。 1……ガラス管体、2……陰極線管、10……
コーン部、11……蛍光面、12……ネツク管、
13……蛍光面パネル、14……背面パネル、2
0……偏向ヨーク、21……センタリングマグネ
ツト、3……シヤーシ、36……長孔、4,41
……回路基板、50……第1支持部材、5……第
2支持部材、51……第3支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子銃を内蔵したネツク管12と、該ネツク
    管12の中心軸に対し傾斜した蛍光面パネル1
    3を具えたコーン部10とからなる扁平型のガ
    ラス管体1を、枠状のシヤーシ3中へ配設し、
    該シヤーシ3に設けた第1乃至第3の支持部材
    50,5,51によつて、前記コーン部10を
    シヤーシ3に固定してなる扁平型陰極線管を具
    えた画像装置に於いて、第1の支持部材50は
    コーン部10の先端を前後から押え、第2の支
    持部材5は蛍光面パネル13とネツク管12と
    を連結するコーン部前面壁15を押え、第3の
    支持部材51は蛍光面パネル13に対向して配
    備した背面パネル14に対向し前記第2の支持
    部材5よりも第1支持部材50へ近い位置にて
    背面パネル14を押圧する位置に配設され、第
    2の支持部材5は、コーン部10に対する押圧
    方向へ固定位置の調節が可能に装備されている
    ことを特徴とする扁平型陰極線管を具えた画像
    装置。 蛍光面パネル13は透明であつて、蛍光面が
    作る像を蛍光面パネル13を透して観察する実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の画像装
    置。 背面パネル14は透明であつて、蛍光面パネ
    ル13上の像を透視して観察する実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の画像装置。 第2の支持部材5は、シヤーシ3に開設した
    長孔36を通してビス54を該支持部材の端部
    に螺合せしめることにより固定されており、前
    記長孔36は、コーン部10の前面壁15へ垂
    直に長く形成されている実用新案登録請求の範
    囲第1項乃至第3項の何れかに記載の画像装
    置。
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