JPH0228465A

JPH0228465A - シート反転装置

Info

Publication number: JPH0228465A
Application number: JP17779988A
Authority: JP
Inventors: Koji Kimura; 浩司木村
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-07-15
Filing date: 1988-07-15
Publication date: 1990-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、両面複写や反転排紙機能を有する複写機、プ
リンタ等の画像形成装置に装備されるシート反転装置に
関する。

（ロ）従来の技術従来、両面複写か可能な複写機にはシート反転装置を備
えたものがある。該複写機は、片面複写終了後、シート
を中間トレイに一度集め、さらに裏面複写のために再給
紙するようになっており、この裏面複写を行なうに先立
ち、このシートをシート搬送経路内で表裏反転するが、
必ずしもシートを直接裏返すことは必要でなく、シート
の先端と後端の向きを逆にすることでシートを裏返すよ
うになっている。

すなわち、第３図に示すように、複写機１の着脱自在な
給紙カセット２に収容されたシートＳは給送ローラ３に
よって、１枚ずつ送り出され、シートパス５を経て、レ
ジストローラ６に導かれ、該レジストローラ６にて感光
ドラム７の回転と同期して、感光ドラム７と転写帯電器
９との間に所定のタイミングて送り込まれる。そして、
該シートＳは感光ドラム７上に形成された画像を転写さ
れ、搬送ベルト１０にて搬送されて定着器１１に送られ
、定着器１１から排出ローラ１２によって裏面複写のた
めにシート反転装置１３に送られる。そして、該シート
Ｓはシート反転装置１３において、まず給紙ローラ対１
５から搬入バス１６を経て反転バス１７に送られ、正回
転する正逆転ローラ対１９に挟持されて反転パス１７に
引き込まれる。そして、シートＳの後端が搬入バス１６
を通過すると、正逆転ローラ対１９が逆回転して、シー
トＳは搬入バス１６通過の際における後端を今度は先端
として搬出バス２０を経て排紙ローラ対２１に送られて
、先端と後端とが逆になって表裏反転される。そして、
表裏反転したシートＳは排紙ローラ対２１に搬送されて
下段のシートバス２２に設けられた中間トレイ等に集め
られ、再び上段のシートバス５を経てレジストローラ６
に送られ、感光ドラム７と転写帯電器９との間に搬送さ
れて裏面に画像を転写され、定着器１１、排出ローラ１
２を経て排出トレイ２３上に排出される。

（ハ）発明が解決しようとする課題ところで、上述シート反転装置１３の給紙ローラ対１５
及び排紙ローラ対２１から正逆転ローラ対１９までの距
離は、シートの斜行防止や搬送の安定のために、シート
を常にいずれかのローラ対で拘束していなければならな
いので、使用するシートの送り方向長さの最短のものよ
りも、短くしなければならない。このように給紙ローラ
対１５及び排紙ローラ対２１から正逆転ローラ対１９ま
での距離が決められた構成では、正逆転ローラ対１９に
連続してシートを搬送するときに、排紙されるシートと
給紙される次のシートの２枚を同時に正逆転ローラ対１
９で拘束することは不可能であるために、送り方向長さ
の長いシートの連続反転では、正逆転ローラ対１９に１
枚のシートの拘束されている時間が短いシートの場合よ
りも長くなり、シートとシートの間隔をとったり、後の
シートを反転バス１７人口で待機させておいて、先のシ
ートとの間合いをとったりしている。そのため、短いシ
ートの連続反転に比して、長いシートの連続反転は、シ
ートの長さたけでなく、上記のようなシートの拘束、待
機等によって、時間が余計にかかる欠点がある。

（ニ）　課題を解決するための手段本発明は、上述課題を解消することを目的とするもので
あって、例えば第１図を参照して示すと、シート（Ｓ）
を表裏反転するように誘導するシート反転部（３３）と
、該シート反転部（３３）にシート（Ｓ）を送り込む給
紙部（３９）と、シート反転部（３３）からシート（Ｓ
）を引き出す排紙部（４０）と、シート反転部（３３）
に位置して給紙部（３９）からシート（Ｓ）を受取りか
つ該シート（Ｓ）を前後を逆にするように移動して排紙
部（４０）に引渡すシート反転手段（４２）とを備えて
なるシート反転装！（３０）において、シート反転手段
（４２）のシート受渡しの位置をシート（Ｓ）のサイズ
に対応して選択し得るように構成したことを特徴とする
ものである。

（ホ）作用上述構成に基づき、シート（Ｓ）を連続して反転する際
に、シート（Ｓ）のサイズが短い場合には、シート（Ｓ
）は給紙部（３９）及び排紙部（４０）から近い位置に
おいてシート反転手段（４２）によって表裏反転されて
給紙部（３９）から排紙部（４０’）へと確実に受は渡
される。また、シート（Ｓ）のサイズが長い場合には、
シート（Ｓ）は給紙部（３９）及び排紙部（４０）から
遠い位置においてシート反転手段（４２）によって表裏
反転されて順次短い紙間にて給紙部（３９）から排紙部
（４０）へと受は渡される。

なお、上記符号は参照のために示すものであって、なん
ら構成を限定するものではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

本実施例のシート反転装置３０は上述シート反転装置１
３と同様に複写機１の排出ローラ１２の下流に配置され
ている。該シート反転装置３０は、第１図（ａ）に詳ホ
するように、対向するガイド３１，３２からなる反転パ
ス３３を有すると共に、該反転バス３３の上部にそれぞ
れ合流するガイド３１と分岐ガイド３５からなる搬入パ
ス３６及びガイド３２と上記分岐ガイド３５からなる搬
出パス３７を備えている。そして、搬入パス３６の開口
部に臨んで給紙ローラ対３９が配置されており、また搬
出パス３７の開口部に臨んで排紙ローラ対４０か配置さ
れていて、これら給紙ローラ対３９と排紙ローラ対４０
はそれぞれ矢印方向に回転するようになっている。

一方、上記反転パス３３の中程には上下に移動可能な基
台４１が配置されており、該基台４１には正逆転ローラ
対４２が配設されていて、該正逆転ローラ対４２は正逆
両方向に回転し得るようになっている。また、上記基台
４１には基台移動モータ４３に連結するねじ棒４５が螺
合されており、給紙力セット２装着の際のカセット切換
信号等に基づき、基台移動モータ４３が給紙カセット２
に収容するシートＳのサイズに対応して所定量回転して
、基台４１に配設された正逆転ローラ対４２をシートＳ
のサイズに対応する上下の所定位置に移動するようにな
っている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、裏面複写の
ためにシート反転装置３０に送られるシートＳが短いサ
イズの場合には、正逆転ローラ対４２が給紙ローラ対３
９及び排紙ローラ対４０に近い所定の位置に位置する（
（ａ）参照）　そして、シートＳは、上述シート反転装
置１３におけると同様に給紙ローラ対３９に挟持されて
搬入パス３６を経て反転バス３３に送り込まれ、正回転
する正逆転ローラ対４２に挟持されて、反転バス３３に
引き込まれる。そこで、該シートＳの後端が搬入パス３
６を抜けると、正逆転ローラ対４２が逆回転を開始して
、シートＳは搬入バス３６通過の際の後端を先端として
反転バス３３から排出パス３７を経て表裏反転されて排
紙ローラ対４０に送られ、該排紙ローラ対４ｏに挟持さ
れて下流に設けられた中間トレイ等に搬送される。この
際、シートＳは常に給紙ローラ対３９、正逆転ローラ対
４２及び排紙ローラ対４０のいずれかに挟持されていて
、斜行が防止され、また搬送の安定性が維持される。

また、シートＳか長いサイズのものであると、長いサイ
ズのシートＳを収容する給紙力セット２装着の際のカセ
ット切換信号等に基づき、基台モータ４３が所定量回転
して、正逆転ローラ対４２が給紙ローラ対３９及び排紙
ローラ対４０から遠い長いシートＳに対応した所定位置
に移動される（（ｂ）参照）。そして、長いサイズのシ
ートＳは、上述短いサイズのシートＳと同様に、搬入パ
ス３６から反転バス３３を経て表裏反転されて排出パス
３７に送り出される。この際、正逆転ローラ対４２のシ
ート挟持かシートＳが長いにもかかわらず紙間を短くし
て、次のシートが先のシートに続いて送られる。

これにより、シートの連続反転の際に、シートの長さに
関係なくシートの紙間を短くすることができ、シートの
連続反転が高速化される。

次に、上述上下に移動する正逆転ローラ対に代えて、２
個の正逆転ローラ対を配置した他の実施例について説明
する。

本実施例のシート反転装置５０は、第２図に示すように
、反転バス３３に上部正逆転ローラ対５１と下部正逆転
ローラ対５２を備えている。上部正逆転ローラ対５１は
、最も短いサイズのシートＳに対応する位置に配置され
ており、また下部正逆転ローラ対５２は、長いサイズの
シートＳに対応する位置に配置されていて、正逆両方向
に回転し得るようになっている。そして、上部正逆転ロ
ーラ対５１の各ローラ５１ａ、５１ｂがピン５３にて連
結された支持レバー５５ａ、５５ｂにそれぞれ回転自在
に支持されており、また一方の支持レバー５５ａにはプ
ランジャ５６が連結されており、更に各支持レバー５５
ａ、５５ｂにはそれぞればね５７，５７か張設されてい
て、上部正逆転ローラ対５１のローラ５１ａ、５１ｂは
プランジャ５６がオンすると該プランジャ５６に引かれ
てガイド５９，５９に沿って移動して接合し、またプラ
ンジャ５６がオフするとばね５７．５７に弓かれて離間
するようになっている。また、プランジャ５６は、給紙
力セット２装着の際のカセット切換信号等に基づき給紙
カセット２に収容されたシートＳが短いサイズの場合に
はオンし、また長いサイズの場合にはオフするようにな
っている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、シー）−３
か短いサイズの場合にはプランジャ５６かオンして上部
正逆転ローラ対５１のローラ５１ａ、５１ｂか接合され
る（第２図（ａ）参照）。そして、シートＳは給紙ロー
ラ対３９に挟持されて搬入バス３６を経て反転バス３３
に送り込まれ、それぞれ正回転する上部正逆転ローラ対
５１、下部正逆転ローラ対５２に挟持されて反転バス３
３に引き込まれ、上述先の実施例におけると同様に、更
に逆送されて表裏反転して排出バス３７から中間トレイ
等へ搬送される。

また、シートＳが長いサイズの場合にはプランジャ５６
がオフして上部正逆転ローラ対５１のローラ５１ａ、５
１ｂかばね５７．５７に引かれて離間する（（ｂ）参照
）。そして、給紙ローラ対３９に挟持されて反転バス３
３に送り込まれたシートＳは、長いサイズのシートに対
応して給紙ローラ対３９との距離が長い下部正逆転ロー
ラ対５２に挟持されて、反転バス３３に引き込まれ、更
に逆送されて表裏反転して排出バス３７から中間トレイ
等へ搬送される。

これにより、上述先の実施例におけると同様に、シート
の連続反転の際に、シートの長さに関係なくシートの紙
間を短くできてシートの連続反転が高速化できる。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、シート反転手段の
シート受は渡しの位置をシートのサイズに対応して選択
し得るようにしたので、シートを連続して反転する際に
長いサイズのシートの搬送間隔を短いシートの搬送間隔
と同様に短くすることができ、長いサイズのシートの搬
送速度を遅らせることなくシート反転の高速化を図るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るシート反転装置の側断面
図で、（ａ）は短いシートを反転する際の正逆転ローラ
対の位置を示し、（ｂ）は長いシートを反転する際の正
逆転ローラ対の位置を示す。第２図は他の実施例のシー
ト反転装置の側断面図で、（ａ）は短いシートを反転す
る際の、また（ｂ）は長いシートを反転する際のシート
反転装置を示す。第３図は従来のシート反転装置を備え
た複写機の側面図である。３０・・・シート反転装置３３・・・シート反転部（反転バス）３９・・・給紙部（給紙ローラ対）４０・・・排紙部（排紙ローラ対）４２・・・シート反転手段（正逆転ローラ対）Ｓ・・・
シート

Claims

【特許請求の範囲】

１、シートを表裏反転するように誘導するシート反転部
と、該シート反転部に前記シートを送り込む給紙部と、
前記シート反転部から前記シートを引き出す排紙部と、
前記シート反転部に位置して前記給紙部から前記シート
を受取りかつ該シートを前後を逆にするように移動して
前記排紙部に引渡すシート反転手段とを備えてなるシー
ト反転装置において、前記シート反転手段のシート受渡
しの位置を前記シートのサイズに対応して選択し得るよ
うに構成したことを特徴とするシート反転装置。