JPH0228454A - 包装機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、動作軸頚上の（作動）リールから巻き戻され
たウェブ状の包装材料から（煙草）バックを生産する包
装機械で、新しいフルリールが運搬軸頚により動作軸頚
の前に同志に運搬されると共に、軸方向移動によりこの
動作軸頚上にトランスファーされるようになっているも
のに関する。

この種包装機械では、包装材料のリールは一般に機械の
上に位置するリールストックから抜き出され、空になっ
たリールを有する動作軸頚に供給されるようになってい
る。運搬軸頚は、リールストックへの通路と、これと異
なる動作軸頚への通路とに沿って動き得るようになって
いる。出願番号Ｐ第３７２１０９１．２号に開示されて
いる包装機械では、運搬軸頚は、運搬腕に設けられてい
る。これは、リールストックと動作軸頚との間を回動す
るようになっている。リール又は動作軸頚に正確に調整
するために、動作軸頚は運搬腕に長平方向に移動可能に
設けられている。

公知の装置又は上記の旧出願に示される包装機械では、
（フル）リールを特定の動作軸頚にトランスファーする
ために、手操作を必要とする。

それ故、本発明の目的は、包装機械内での包装材料リー
ルの交換を機械化し、手操作を不要にすることである。

この目的を達成するために、本発明の包装機械では、リ
ールは運搬軸頚から動作軸頚に機械移動手段によりトラ
ンスファーされるようになっている。

本発明によれば、運搬軸頚から、同志に向く動作軸頚へ
のリールのトランスファーは、手操作無しでなされる。

本発明での、リールを運搬軸頚から動作軸頚へトランス
ファーするための機械移動手段は、軸方向に移動可能な
チューブストリッパー、特にプッシュスリーブである。

軸に平行する移動により、リールを運搬軸頚から、その
自由端に位置する動作軸頚上に押出す。

本発明では、スライド即ちプッシュスリーブの移動は、
運搬腕によりなされる。それ故、スリーブはリールのト
ランスファー位置で軸に平行して移動可能になっている
。

発明の好ましい実施例では、トランスファー位置で、運
搬軸頚は受入れ態勢にある動作軸頚の自由端の前に動か
され、これに当接する。それから、運搬腕が軸方向に動
かされ、スライド即ちプッシュスリーブが動かされる。

これは、運搬軸頚に対し相対的になされ、リールが動作
軸頚上に′乗るまでなされる。

更に、本発明では、空リールのリールコアも、次の（フ
ル）リールが動作軸頚に押し込まれる前に、動作軸頚か
ら自動的に外されるようになっている。このために、本
発明では、リールコアを掴み、動作軸頚の長手方向に適
当に動かす移動手段を備えている。好ましくは、この移
動手段は、リールコアの内側端面を掴み、動作軸頚から
外すストリッパーになっている。

本発明では、上記ストリッパーは、運搬軸頚の運搬腕に
接続され、これにより適当に駆動されるようになってい
る。

こうして、包装機械内でのリールの交換を、手操作を要
することなく、完全に機械化することができる。

更に、本発明の特徴は、リール及びリールチューブの移
動手段の構造に関するものである。

［実施例］ 実施例におけるリールの配置は、出願番号Ｐ第３７３２
０９１．２号の装置の基本設計に対応している。従って
、通常の包装機械のスタンド１０に回転可能に設けられ
ている２つの動作軸頚１１．１２の詳細は、簡略化のた
めに、示されていない。

突出即ち片持ちになっている動作軸頚１１．１２は、そ
れぞれリール１３を受ける作用をする。

リール１３は、ウェブ状の包装材料、例えば錫箔、プラ
スチックフィルム等を巻いたロールである。包装機械の
中で、包装材料を処理するために、ウェブ状の包装材料
は動作（作動中の）リール１３から巻き戻される。そし
て、使い終ると、包装材料は、隣接する動作軸頚１１上
に設けられたフルリール１３から巻き戻される。

一方、空になった軸頚１２が、新しいフルリールを受け
るために準備される。このために、先ず管状のリールコ
ア１４が取り外される。そして、新しいリールが動作軸
頚１２上に押し込まれる。

フルリール１３がリールストック１５から抜き出され、
動作軸頚１１１．１２のいずれかに供給される。リール
ストック１５には、複数のリール１３が垂直面内に配設
され、その軸方向は互いに一致している。前にある特定
のリール１３が抜き出される。続くリールが対応して、
順次送り込まれる。出願番号Ｐ第３７２１０９１．２号
の装置では、リールストック１５のリール１３は、駆動
キャリヤ１ｉ１６．１７の上に乗っている。前に位置す
る特定のり−ル１３が、傾斜回動軸を有する支持ロール
１８の上に来る。キャリヤ軸１６．１７及び支持ロール
１８は、支持フレーム１９に取り付けられている。

リール１３の動作軸頚１１．１２への機械又は自動運搬
は、運搬軸頚２０によってなされる。リールストック中
の特定の前のリール１３を受け、持上げてから、動作軸
頚１１．１２の前の面に動かし、そのいずれかに供給す
る。

このために、運搬軸頚２０は、ここでは運搬腕２１に取
り付けられている。これは、出願番号Ｐ第３７２１０９
１．２号の場合と同様である。

運搬軸２１は、その下部で、支持装置２３の軸受２２に
枢着されている。この支持装置２３は、第３図に示すよ
うに、両端部に垂直支持壁２４．２５を有してＵ形にな
っている。歯付き主軸２６が、これに軸着されている。

この軸は、駆動モータ２７によりビニオン２８、中間歯
車２９及び回転可能なガイドスリーブ３１の１部である
歯車３０を介して駆動される。主軸２６は、このスリー
ブに軸方向には移動可能であるが、共周りするように取
り付けられている。運搬腕２１は、主軸２６に接続され
、スリーブ３１を介して前後回動される。

支持装置２３は、運搬腕２１の回動面に直交する方向に
、全体として前後動するようになっている。このために
、ラック３２が支持装置２３の下側に形成され、正逆転
されるピニオン３３に噛合っている。ビニオン３３は、
図示しないモータにより駆動され、運搬腕２１を動作軸
頚１１．１２の軸に平行する方向に動かすようになって
いる。

同時に、主軸２６は、固定案内スリーブ３１に摺動案内
される。

更に、出願Ｐ第３７２１０９１．２号に示すように、運
搬軸頚２０は、運搬腕２１に対し軸方向に移動できるよ
うになっている。このために、運搬軸頚２０は、運搬腕
２１のスライド３４中に取付けられている。スライド３
４は、中空体である運搬腕２１内で、その長手方向に動
き得るようになっている。サーボモータ３５が、運搬腕
２１に取付けられ、位置調整をするようになっている。

モータ軸３６はスピンドルになっており、スピンドルナ
ツト３７に係合している。そして、このナツトは、スラ
イド３４に接続されている。モータ軸３６の回転運動に
より、スライド３４は運搬腕２１の長手方向で位置調整
される。

第４図に示すように、運搬腕２１は、断面がＵ形になっ
ている。後壁３８には、運搬軸頚２０の通路となる孔３
９が設けられている。スライド３４は、運搬腕２１の側
壁４０．４１、特にそこに設けられた案内溝４２より案
内される。スライド３４の案内リブ４３が、案内溝４２
内に入っている。

運搬軸頚２０は、スライド３４又は運搬腕２１から１側
に突出し、リール１３を受けるようになっている（第５
図）。リール１３の２つの動作軸頚１１．１２のいずれ
かへのトランスファーは、動作軸頚１１．１２のそれぞ
れの前で同芯上に位置する運搬軸頚２０によりなされる
（第４図）。

運搬軸頚２０は、運搬腕２１に、特にスライド３４中に
設けられて、軸方向にスライドできるようになっている
。スライドは、運搬腕２１の両側に突出してプッシュス
リーブ４４を形成し、その中に運搬軸頚２０が取り付け
られている。

リール１３を、空になっている動作軸頚１１．１２にト
ランスファーするために、運搬軸頚２０は動作軸頚１１
．１２の自由端に当接している。

運搬腕２１を動作軸頚１１．１２の軸方向に移動させる
ことにより、運搬軸頚２０はスライド３４即ちプッシュ
スリーブ４４に対し相対的に移動される。同時に、リー
ル１３はプッシュスリーブ４４の前面に当接する。運搬
腕２１が移動している間、スリーブがリール１３を動作
軸頚１１．１２上に押出す。リール１３は、その範囲で
運搬軸頚２０から抜出す。

最終位置で、リール１３は動作軸頚１１．１２上に位置
し、動作軸頚１１．１２の固定支持盤４５に当接する。

支持盤４５は、動作軸頚１１．１２上の特定の作動リー
ル１３ａの位置決めを、ウェブ材料の巻き戻し中も、正
確に行う作用をする。

運搬軸頚２０は、運搬腕２１に対し、初期位置（第５図
）方向にばね付勢されている。この例では、運搬軸頚２
０は中空体になっている。この中に戻しばね４６が設け
られている。このばねは、１端が運搬軸頚２０の後壁４
７に接し、他端が支持板４８に接している。支持板４８
は、中空運搬軸頚２０を貫通し、プッシュスリーブ４４
に接続されているクロスピン４つに接している。スリー
ブ４４には、クロスピン４９の通路となる案内スロット
５０が、両側に設けられている。リール１３が、動作軸
頚１１．１２にトランスファーされると、運搬腕２１は
、ピニオン３３を駆動することにより、反対方向の初期
位置に戻される。そして、運搬軸頚２０も、運搬腕２１
に対する初期位置に自動的に戻される（第５図）。

従来と同様に、リール１３は、その上にウエブ材料が巻
回されるリールコア１４を有している。

管状のリールコア１４は、一般にボール紙で作られてい
るが、他の材料で作ってもよい。運搬軸頚２０は、動作
軸頚１１．１２と同様に、円筒状のリールコア１４に入
るようになっている。リール１３が空になると、リール
コア１４が動作軸頚１１．１２上に残る。この装置では
、リールコア１４が、空になった動作軸頚１１．１２か
ら自動的に外されるようになっている。

このために、ストリッパーが設けられ、空になったリー
ルコア１４を動作軸頚１１．１２から軸方向に外すよう
になっている。チューブストリッパー５１．５２が、各
動作軸頚１１．１２に対応して設けられている。これら
ちチューブストリッパー５１．５２のそれぞれは、半円
状のキャッチ５３を有している。リールコア１４を動作
軸頚１１．１２から外すために、チューブストリッパー
５１．５２は、キャッチ５３が動作軸頚１１．１２の自
由端から離れた端面５４に当接するように動かされる（
第１図の左側）。チューブストリッパー５１．５２を動
作軸頚１１．１２の軸方向に動かすことにより、リール
コア１４はここから外される。このために、キャッチ５
３は、リールコア１４の外径に対応する寸法になってい
る。

この例では、チューブストリッパー５１．５２は、運搬
腕２１に取付けられて、これにより動かされるようにな
っている。キャッチ５３は、両側の支持腕５５に取付け
られている。２つの支持腕５５が運搬腕２１の両側に固
定されている。そして、運搬腕２１の回動運動と、軸方
向の動きとにより、動作軸頚１１．１２に作用するよう
にな７ている。リールコア１４を動作軸頚１１．１２か
ら外すために、運搬腕は上述のように軸方向に動かされ
る。

支持腕５５は、第５図に示すように曲がっている。キャ
ッチ５３はその端に設けられ、運搬軸頚２０に嵌められ
たり−ル１３を同時に支持するようになっている。

上記構成により、リール１３の動作軸頚１１．１２への
完全に自動化されたフィードは、次ぎのようにしてなさ
れる。

運搬腕２１の垂直中間位置で、スライド３４は運搬軸頚
２０と共に上位置５６に動かされる（第６図）。この状
態で、運搬軸頚２０は、リールストック１５の特定の前
面リール１３の前に同志で位置している。軸方向の動き
により、前面リール１３は運搬軸頚２０に受けられる。

かくして、リール１３はリールストック１５から離れ、
スライド３４は運搬軸頚２０と共により高い上端位置５
７に動かされる。運搬腕２１は軸方向に戻され、運搬軸
頚２０は動作軸頚１１．１２の前に位置する。そして、
スライド３４は、下位置５８に戻される。かくて、運搬
腕２１を回動させ動作軸頚１１．１２の１つの前に位置
させたときに、運搬軸頚２０は動作軸頚１１．１２の軸
と完全に一致する。

軸が一致した状態で、リール１３は前述の方法、特に運
搬腕２１の軸方向の動きにより、動作軸頚１１．１２の
１つにトランスファーされる。同時に、リール１３は、
運搬腕２１又はプッシュスリーブ４４により外される。

フルリール１３が動作軸頚１１．１２にトランスファー
されてから、作動中のリール１３ａが空になると直ぐに
、上記フルリールのウェブ材料は、他の動作軸頚から繰
り出されているウェブに接続される。

空になった動作軸頚１１．１２に、再びリールが取り付
けられる前に、リールコア１４が外される。このために
、運搬腕２１の軸方向移動がなされ、各動作軸頚１１．
１２にそれぞれ対応するチューブストリッパー５１．５
２即ちキャッチ５３が、リールコア１４の端面５４の後
に達する。運搬腕２１の回動により、キャッチ５３はス
トリップ位置にもたされる（第１図又は第２図）。運搬
腕２１を軸方向に新たに動かすことにより、リールコア
１４はそれぞれの動作軸頚１１．１２から外される。

動作軸頚１１．１２に、公知の方法により、半径方向に
動くクランプジョー５９を設けてもよい。

これらは、半径方向外向きに動いて、各動作軸頚１１．
１２上に位置するリール１３をクランプする。リール１
３を動作軸頚１１．１２上に押し出したり、空のリール
コア１４を動作軸頚１１．１２から外すときは、クラン
プジョー５９を半径方向内向きに動かす。これにより、
リール１３又はリールコア１４はフリーになって動かさ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、包装機械のリール部の平面図、第２図は、第
１図の装置の正面図、 第３図は、第１図及び第２図に示す装置の１部を切り欠
いた側面図、 第４図は、特にリール交換を説明するための、第１〜３
図に示す装置の１部を切り欠いた詳細側面図、 第５図は、リールを備えた運搬軸頚の、１部を水平に切
断した平面図、 第６図は、運搬腕の詳細正面図である。 出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦 Ｆｉｇ、　１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）動作軸頚上の（作動）リールから巻き戻されたウェ
   ブ状の包装材料から（煙草）パックを生産する包装機械
   で、新しいフルリールが運搬軸頚により動作軸頚の前に
   同芯に運搬されると共に、軸方向移動によりこの動作軸
   頚上に運搬されるものにおいて、上記リール（１３）が
   機械移動手段により運搬軸頚（２０）から動作軸頚（１
   １、１２）にトランスファーされるようになっている包
   装機械。 ２）リールが、動作軸頚（１１、１２）の軸に平行して
   相対的に移動可能なスライドにより動作軸頚（１１、１
   ２）にトランスファーされるようになっている請求項１
   に記載の包装機械。 ３）リール（１３）を動作軸頚（１１、１２）にトラン
   スファーするために、運搬軸頚（２０）は上記動作軸頚
   に当接すると共に、スライドは運搬軸頚（２０）に対し
   動き得るようになっており、かくして上記リール（１３
   ）が動作軸頚（１１、１２）の方向に動かされるように
   なっている請求項１又は２に記載の包装機械。 ４）スライドは、運搬軸頚（２０）対し同芯に設けられ
   た、スリーブ状ストリッパー（プッシュスリーブ）で、
   運搬軸頚（２０）の芯が動作軸頚（１１、１２）の芯と
   一致したときに、リールの半径方向内側部（リールコア
   １４）に対し動き得るようになっている請求項２又は３
   に記載の包装機械。 ５）スライドは、戻しばね（４６）により、初期位置方
   向に付勢されている請求項２〜４のいずれかに記載の包
   装機械。 ６）運搬軸頚（２０）は、運搬腕（２１）に移動可能、
   特に回動可能に設けられ、且つスライド（プッシュスリ
   ーブ４４）は、運搬腕（２１）が運搬軸頚（２０）の軸
   方向に動くことにより作動されるようになっている請求
   項２〜５のいずれかに記載の包装機械。 ７）運搬腕（２１）が、運搬軸頚（２０）を、動作軸頚
   （１１、１２）の前に同芯位置に動かし、その後スライ
   ド（プッシュスリーブ４４）を運搬軸頚（２０）及び動
   作軸頚（１１、１２）に対して動かし、リール（１３）
   が動かされるようになっている請求項６に記載の包装機
   械。 ８）運搬軸頚（２０）が、運搬腕（２１）又はプッシュ
   スリーブ（４４）に軸方向に移動可能に設けられ、且つ
   戻しばね（４６）により初期位置に動かされるようにな
   っている請求項６又は７に記載の包装機械。 ９）動作軸頚（１１、１２）は、（フル）リール（１３
   、１３ａ）を支持するための支持板（４８）を有してい
   る請求項１〜８のいずれかに記載の包装機械。 １０）空リール（１３ａ）のリールコア（１４）（リー
   ルチューブ）は、機械移動手段により動作軸頚（１１、
   １２）から抜き出せるようになっている請求項１〜９の
   いずれかに記載の包装機械。 １１）機械移動手段は、動作軸頚（１１、１２）の軸方
   向に動き得るトリッパー（チューブストリッパー５１、
   ５２）で、リールコア（１４）を抜き出すようになって
   いる請求項１０に記載の包装機械。 １２）チューブストリッパー（５１、５２）は、リール
   コア（１４）の内端面（５４）に向って動き、その後動
   作軸頚（１１、１２）の自由端に向って軸方向に動き、
   かくしてリールコア（１４）が外せるようになっている
   請求項１１に記載の包装機械。 １３）移動手段（チューブストリッパー５１、５２）は
   円弧状、特にリールコア（１４）の直径に対応した半円
   状キヤッチ（５３）を有しており、リールコア（１４）
   を掴むようになっている請求項１０〜１２のいずれかに
   記載の包装機械。 １４）移動手段即ちチューブストリッパー （５１、５２）は、運搬軸頚（２０）に対する運搬腕（
   ２１）に取付けられて、動き得るようになっている請求
   項１０〜１３のいずれかに記載の包装機械。 １５）２つの動作軸頚（１１、１２）があり、運搬腕（
   ２１）の反対側に位置する両側に、動作軸頚（１１、１
   ２）に対応したチューブストリッパー（５１、５２）を
   有している請求項１４に記載の包装機械。 １６）チューブストリッパー（５１、５２）は、運搬軸
   頚（２０）上のリール（１３）に対する支持面に位置し
   て、少なくともキヤッチ（５３）を有している請求項１
   １〜１５のいずれかに記載の包装機械。