JPH02276591A - Anpのc端側を認識するモノクローナル抗体 - Google Patents

Anpのc端側を認識するモノクローナル抗体

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JPH02276591A
JPH02276591A JP1099620A JP9962089A JPH02276591A JP H02276591 A JPH02276591 A JP H02276591A JP 1099620 A JP1099620 A JP 1099620A JP 9962089 A JP9962089 A JP 9962089A JP H02276591 A JPH02276591 A JP H02276591A
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伊賀野 憲一
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    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星l上立五月至1 本発明はANPを認識するモノクローナル抗体および該
モノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマに関し、
さらに詳しくは、α−ANP(7)C端側の配列、即ち
、α−ANP[17−281断片に含まれる部分を認識
す、るモノクローナル抗体および該モノクローナル抗体
を産生ずるハイブリドーマに関する。さらに本発明は、
ANP(7)C端側を認識するモノクローナル抗体と、
ANP(7)N端側を認識する抗体で、ANPをサンド
イッチすることを特徴とする。ANPのエンザイムイム
ノアッセイ(以下、EIAと略記)およびラジオイムノ
アッセイ(以下、RIAと略記)に関する。
鼠未ゑ韮1 心房性ナトリウム利尿ポリペプチド(atrialna
triuratic polypaptida、 AN
P)は、心房筋細胞により産生され顆粒中に含まれる、
強い利尿作用およびナトリウム***作用を有するポリペ
プチドである。このようなポリペプチドはヒトのみなら
ずラットにおいても見出されており、それぞれhANP
S rANPと呼ばれる。hANPおよびrANPはさ
らにα、β、7の3つのタイプに分類される。α−hA
NPは28アミノ酸残基かもなり、N端から7番目(7
)Cys[7コと23番目(7)Cys[23]がジス
ルフィド結合しており、その間の配列がリング状構造を
なしている( Biochem。
Biophys、 Ras、 Commun、 (以下
BBRCと略記とする)118.131−139.19
84)(第7図参照)、a−hANPではN端から12
番目の残基がMetであるのに対し、α−rANPでは
Ileである点でのみ異なっている(BBRC117,
839−865,1983)、β−hANPは、α−h
ANPの逆平行二量体である(特開昭6O−18409
8)、 7.− h A N Pは126アミノ酸残基
りなり、その0w4の99〜126アミノ酸がα−hA
NPに相当する。
ANPの測定法としては既に抗血清を用いたラジオイム
ノアッセイが確立されている(Scienc@228、
323−325.1985 : Nature 31ム
264−266.1985: BBRC史、 815−
821.1984 : BBRC出、663−668.
1984 : BBRC125,315−323,19
g4)、 このうち、抗血清CR−3はANP(7)C
末端断片[17−28]を認識することが知られている
また、最近ANPに対して、様々な特異性を有するモノ
クローナル抗体が報告されてきている(Lifa Sc
i、 38.1991−1997.1986 i Mo
1. Immunol。
24、127−132.1987 ; Endocri
nology 121.843−852、19117 
: Hybridoma 12.433−440.19
87)−特に、ANP(7)N端部を認識するモノクロ
ーナル抗体としては、[7−16]を認識するKY、A
NP−1(特開昭64−61500)が知られており、
さらに、このKY−ANP−1とC端側を認識する抗血
清を用いたα−ANPの免疫測定法も既に確立きれてい
る(特開昭64−61500)。
しかし、ANP(7)C端側を認識するモノクローナル
抗体は全く得られていなかった。
が  しようとする 従来のANPのイムノアッセイにおいては、試料からA
NPを抽出する必要があり、抽出の必要かない高感度の
アッセイを可能にする親和性の高いモノクローナル抗体
が待望されていた。また、上記のKY−ANP−1はα
−ANP(7)N端側を認識するので、C端側を認識す
るモノクローナル抗体が得られれば、N端側を認識する
モノクローナル抗体とC端側を認識するモノクローナル
抗体によるサンドイッチイムノアッセイが可能になる。
また、C端側断片を特異的に認識する抗体としては、抗
血清CR−3が知られているが、該抗体はポリクローナ
ル抗体であり、そのため安定な供給ができない、均一な
特異性が得られない等の点でモノクローナル抗体より劣
る。
従って、以上の理由によりANP(7)C端側断片を特
異的に認識する親和性の高いモノクローナル抗体が待望
きれていた。
課 を  するための 段 本発明者らはANP(7)C端側断片を特異的に認識す
る親和性の高いモノクローナル抗体を創製すべく鋭意研
究を行なった結果、ANP(7)C端側を認識するモノ
クローナル抗体を得、それを利用するANPの高感度測
定法を完成するに至った。
(υ モノクローナル抗体産生ハイブリドーマの調製 α−hANPは28アミノ酸残基かもなるポリペプチド
であり、比較的低分子であるため抗体の産生を誘起する
能力(免疫原性)が低い、そのため、抗原として用いる
ためには牛血清アルブミン、牛チログロブリンなどと結
合させる。得られた複合体は、フロイントの完全アジュ
バント等の適当なアジュバントに乳濁し、マウスの免疫
に用いる。
免疫は、上記乳濁液を数週間おきにマウスの腹腔、皮下
または静脈に数回繰り返し接種することにより行なう一
0最終免疫後3日ないし5日後に肺臓を取り出し、抗体
産生細胞として使用する。この時同時に抗体産生細胞と
融合させてハイブリドーマを得るための親細胞として、
ヒボキサンチン−グアニン−ホスホリボシルトランスフ
ェラーゼ欠損(HGPRT−)あるいはチミジンキナー
ゼ欠損(TK−)の様な適切なマーカーを持つミエロー
マ細胞株を用意し、これと抗体産生細胞とを融合させて
ハイブリドーマを作製する。
ハイプリドーマ作製における培地として、イーグルME
M、ダルベツフ変法培地、RPMI−1640などの通
常良く使用されているものに、適宜的10〜30%の牛
胎児血清(FC5%fetalcalf serum)
を加えて用いる。
まず、親細胞であるミエローマと肺細胞を約1:5の割
合で用意する。融合剤としてはポリエチレングリフール
(PEG)を50%濃度で用いるのが融合率が高いとさ
′れている。融合株はHAT選択法により選択する。生
じるハイブリドーマのスクリーニングは培養上清を用い
、膜螢光抗体法、ELISA法(Enzyme Lin
ked ImmunosorbentAssay )、
免疫組織染色法など既知の方法により行ない、目的の免
疫グロブリンを分泌しているハイブリドーマのクローン
を選択する。ハイブリドーマの単一性を吟味するため、
96大のマイクロウェルにフィーダーレイヤー(fee
der 1ayer )として正常な肺細胞を蒔いた上
にハイブリドーマを1穴に1個より多くならないように
蒔き、生育してくるクローンについて再びスクリーニン
グを行なう、このサブクローニングを繰り返すことによ
り、単一性のハイブリドーマを得る。
(2D  モノクローナル抗体の産生 法に、本発明のモノクローナル抗体を製造するために、
上記で得られたハイブリドーマを培養容器中(in v
itro )または動物体内(in vivo )で培
養する。 in vitro系で培養する場合、培地は
先に述べた通常培地にFe2を添加したものでよく、こ
の培地で3から5日培養の後、培養上清からモノクロー
ナル抗体を得゛る。 in vivo系の培養では、ハ
イブリドーマを哺乳動物の腹腔に接種し、7ないし14
日後に腹水を採取し、これよりモノクローナル抗体を得
るa in VIVO系での培養の場合、in vit
ro系での培養に比べて遥かに大量の抗体を効率的に取
得しうるので好ましい。
こうして得られた培養上清または腹水からのモノクロー
ナル抗体の精製は、硫安分画、DEAEセファロースカ
ラム等の既知の方法を適宜組み合わせて、例えば後記実
施例に記載したようにして行なうことが出来る。
本発明で得られたモノクローナル抗体ANI 11およ
びAN117は、後記実施例に示される通り、α−AN
Pおよびβ−ANPを認識する。そのエピトープはα−
ANP(7)C#ll!側、詳細にはAIa[17]か
らT y r [28]に含まれる部分を認識している
ものと考えられる。また、このAIa[L7]からT 
y r [28]に含まれる部分は、7−ANPにも共
通な部分であるので、本発明の抗体は当然7−ANPも
認識する。従って、本発明の抗体はα、βおよび7の全
てのタイプのANPを認識する。
本発明の抗体は、後記表1に示すとおり、α−hANP
[7−271、 α−hANP[17−22]、 α−hANP[17−20]、 α−hANP[21−26]二量体、 a−rANP[7−23] に殆ど反応性を示さない、即ち、 α−ANP[2B]、 α−ANP[23−28]、 α−ANP[21−28]、 α−ANP[27−28コ、 α−ANP[24−28] の欠除により反応性が無くなったものと考えられる。従
って、本発明の抗体はこれらの断片に含まれる部分を認
識しているものと推定される。従って、α−ANP[1
7−28]を免疫原として用いたことを考慮すれば、本
発明の抗体は、α−ANP[n−281 (但し、nは17〜28の整数を示す、)に含まれる部
分を認識していると言える。nとしては、上記から明ら
かな様に、17.21.23.24.27.28が例示
される。
本明細書において、例えばα−hANP[17−28]
とは、α−hANPの17番目のAlaから28番目の
Tyrまでの断片を意味する。
また、本抗体はα−ANPに対して高い親和性(ANl
llが1.7X10’M−’、AN117が2.3X 
1 G’M−’)を示した。第1図に示すα−ANPの
標準曲線から、90%阻害濃度(IC。
)はA N 11 t h’ 6.2ng/ml、AN
117が4゜4 ng/mlであった。
本発明のモノクローナル抗体ANI 11およびAN1
17を産生するハイブリドーマANI 11およびAN
117は1988年12月20日から日本国茨城系つく
ば南東1丁目1番3号(郵便番号305)に、それぞれ
受託番号FERMBP−2197およびFERM BP
−2198としてブタベスト条約に基づき寄託されてい
る。
(3)抗体と担体との結合 抗体を固定化する固相としては、通常の免疫測定法に使
用される市販の抗原抗体反応用担体、例えば、ガラスま
たは合成樹脂製の粒状物(ビーズ)あるいは球状物(ポ
ール)、チューブ、プレートなどを用いることができる
。これらの担体に、α−hANP(7)N端側またはC
端側を認識する抗体を吸着せしめる。吸着は通常リン酸
バッファー中、pH6〜10、好ましくは中性付近で室
温下・に−夜装置することにより行なう、抗体を吸着し
た担体は、アジ化ナトリウムなどの防腐剤の存在下、冷
所に保存する。
モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体について
、同様の処理で担体に結合せしめることができる。
(4)酵素標識抗体の調製 Fab’ltυb化且梨 IgG画分をペプシンで消化してF(ab’ L断片と
し、更にこれを2−メルカプトエチルアミンで還元すれ
ば、目的のFab ’が得られる。 IgGからFab
 ’の調製については、ジャーナル・才プ・イムノアッ
セイ[J、 Immunoassay ]、4.209
〜327(1983)に詳細な説明があり、本発明にお
いても、同様の手法を利用することができる。
罠生立夏皇崖1 抗体の標識酵素としては、アルカリ性ホスファターゼ、
β−D−ガラクトシダーゼ、ペルオキシダーゼ、グルコ
ースオキシダーゼなどが利用可能であるが、本発明にお
いては、特に西洋わさびペルオキシダーゼが好ましく用
いられる。また、架橋剤としては、N、N’−o−フェ
ニレンジマレイミド、4−(N−マレイミドメチル)シ
クロヘキサン酸・N−スクシンイミドエステル、6−マ
レイミドヘキサン酸・N−スクシンイミドエステル、3
−(2−ピリジルジチオ)プロピオン酸・N−スクシン
イミドエステル、4,4°−ジチオジピリジン、その他
公知の架橋剤が利用可能である。これらの架橋剤と酵素
および抗体との反応は、それぞれの架橋剤の性質に応じ
て、既知の方法に従って行なえばよい、また、抗゛体と
しては、場合によっては、そのフラグメント、例えばF
ab °、Fab%F(ab’)*を用い石0本発明に
おいては、架橋、剤として4−(N−マレイミドメチル
)シクロヘキサン酸・N−スクシンイミドエステルを用
いるのが好ましい、また、ポリクローナル抗体、モノク
ロ−ナル抗体にかかわらず同様の処理により酵素標識抗
体を得ることができる。
このようにして得られる酵素標識抗体は、好ましくは、
アフィニティ・クロマトグラフィーにより精製すれば、
更に感度の高い免疫測定系が可能となる。精製した酵素
標識抗体は、安定剤としてチメロサールなどを加えて、
あるいは凍結乾燥して冷暗所に保存する。
(5)放射性同位元素!lA識抗体の調製クロラミンT
法など公知の方法に従って 1111などにより、抗体
を標識する。
(6)ANPの測定 上記で調製された免疫学的測定試薬を用いてANPを測
定する際の抗体の組合わせとしては、ANP(7)N端
側を認識する抗体を固定化した場合にはC端側を認識す
る抗体を標識抗体とし、C端側を認識する抗体を固定化
した場合にはN端側を認識する抗体を標識抗体とすれば
よい、一般には、固定化には比較的大量の抗体が必要で
あるため安定的に大量の抗体が得られるモノクローナル
抗体(例えば、本発明のAN111およびAN117)
が固定化に適しているが、抗血清から得られるポリクロ
ーナル抗体も不都合なく使用できる。標識する抗体は、
モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体のいずれでも
よく、固定化した抗体が認識するのとは異なる部位を認
識するものであればよい。
例えば、固定化抗体として本発明のANI 11または
AN117を用いた場合には標識抗体としてKY−AN
P−1が適用でき、またこの逆の組合わせでもよい、当
然、α−ANP(7)N端側を認識する抗血清も本発明
に適用できる。
上記の様に本発明の抗体とKY−ANP−Iを徂み合わ
せれば、実施例に示すとおり、α−ANPおよびβ−A
NPを測定することができる。従って、本発明の抗体は
KY−ANP−1とのサンドイッチ免疫測定法に適した
モノクローナル抗体である。また、ANP(7)N端側
を認識する抗体として、7−ANP(7)N端側を認識
する抗体を用いれば、7−ANPを特異的に測定するこ
とも可能である。
(以下余白) 実施例1 (1)免疫用フンシュゲートの作製 ウシチログロブリン水溶液(64,4mg/2.4m1
)とff−hANP[17−28]水溶液(11,8m
g/l、7m1)を混和し、さらに1−エチル−3(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩水溶
液(136mg/ 3.4m1)を加えた後、0℃で2
時間攪拌して反応させた0反応液を蒸留水に対して4℃
で2日間透析し、遠心で沈殿を除いた後、凍結乾燥した
0以上の方法でα−hANP[17−28]−ウシチロ
グロブリンコンジュゲート39.7mgを得た。結合比
はウシチーグロブ921分子当りα−hANF’[17
−28]29分子であった。
(2)免疫 実施例1(1)に記載したα−hANP[17−28]
−ウシチログロブリンコンジュゲートの生理食塩水懸濁
液(フンシュゲート濃度1.82mg/ ml )とフ
ロイントの完全アジュバントを等量ずつ混合して乳濁液
として、これをB A L B/Cマウス(雌、8週令
)の背部皮下に0 、1 mlずつ3適間隔で4回注射
した。マウス1匹1回当りのコンジュゲート投与量は9
1μg1ハブテンのα−hANP[17−28]として
(7)投与1は5μgである。諮らに、第4回免疫の3
週間後に、ブースター免疫としてα−bANp[17−
28コ一ウシチログロプリンフンジユゲート181μg
(ハブテン量10μg)を懸濁した生理食塩水0、1 
mlを2日連続して腹腔内に投与した。
(3)細胞融合 ブースター免疫から3日後にマウスの肺臓を摘出し、そ
の細胞を0.17M塩化アンモニウム溶演中に水冷下5
分装置いて赤血球を破壊した。残った細胞をRPMI−
1640培地に懸濁して細胞融合に用いる牌リンパ球と
した0次に同じくRPMI−1840培地に懸濁した8
−アザグアニンit 性ミニa −v細a(NS−1)
2.4X10’個と牌リンパ球1.2X1G”個を混合
して、遠心後、上清を除去した。細胞沈殿物にRPMI
−1640培地に溶かした50%ポリエチレングリフー
ル(分子量4000.メルク社)0.8alを1分間か
けてピペットの先で攪拌しながら加え、きらに1.5分
間攪拌した。その後、2alのRPMI−1640を2
分間かけて次に2alを1分間かけて攪拌しながら加え
た。さらに18m1のRPMI−1640を穏やかに攪
拌しながら徐々に滴加した。遠心後、上清を除去し沈殿
した細胞をHAT培地(IXlo”Mヒボキサンチン、
4×10−7Mアミノプテリン、1.6X10−’Mチ
ミジンを含む20%FC3−RPM1164Q培地)1
00mlに懸濁し、96ウエル細胞培養プレート(コー
スタ−社)10枚の各ウェルに0 、1 mlずつ分注
した。開胸培養プレートには前もって栄養細胞としてマ
ウス肺臓細胞のHAT培地懸濁液を5×104個10.
1ml/ウェルずつ入れておいた。
以後、2〜3日に1度ずつHAT培地を半量ずつ新しい
ものと入れ替えた。約10日後にはハイブリドーマの増
殖が認められた。バイブlドーマが増殖してきたウェル
は全部で951ウエル(99%)であった。
(4)ハイブリドーマの選択 ハイプリドーマの増殖してきたウェルについて培養上清
を用いて、抗α−hANP抗体産生の有無をラジオイム
ノアッセイで検定した。チューブ内で培養上清5071
!、2%ウシガンマグロブリンを含むアッセイ用緩衝液
(実施例5に記載)100μ!およびアッセイ用緩衝液
で希釈したl*sI標識a−hANP(約30000 
cpm/ml 、 Amersham社製)100al
を混合し、室温で2時間インキュベートした0次に、2
5%ポリエチレングリフール6000水溶液250μ!
を加えて直ちに攪拌し、遠心(3QQQrpm、20分
)後、上清を除去して沈殿の放射能をガンマカウンター
(アロ力ARC−600型)で測定した。1000Q”
5以上の放射能を与えるものを抗体陽性とした。
全部で9ウエルが抗体陽性として選択された。
(5)モノクローン化 実施例1(4)によって、選択きれたハイプリドーマを
直ちに限界希釈法でクローニングした。
96ウエル細胞培養プレートにハイブリドーマを1個/
2001t1/ウエルの濃度で培養し、ノ1イブリドー
マが増殖してきたウェルの培養上清について実施例1(
4)のラジオイムノアッセイを行ない、抗体陽性のウェ
ルのハイプリドーマを培養拡大した。このクローニング
操作を2〜3回繰り返し、後記のサンドイッチイムノア
ッセイに適した抗α−hANP抗体産生ハイプリドーマ
細胞株ANI 11およびAN117を確立した。
(6)腹水抗体液の作製 確立したハイブリドーマをマウス腹腔内に移植し、抗体
濃度の高い腹水を作製した。マウス(BALB/C雌、
10日前にブリスタン0 、5 mlを腹腔内投与)に
RPMI−1640に懸濁したハイプリドーマ約lX1
0’個を腹腔内に投与した。1〜3週目に適宜腹水を採
取し、細胞を遠心分離した後、上清にアジ化ナトリウム
0.1%を加えて凍結保存した。この方法でハイブリド
ーマANI 11およびAN117の産生するモノクロ
−ナル抗体を高濃度に含む腹水ANI 11AおよびA
NI 17Aを得た。
(7)モノクローナル抗体の精製 アフィゲルプロティンA MAPS−1キツト(バイオ
ラッド社)を用いて、腹水ANI 11AおよびANI
 17Aより抗体を精製した。ゲル1.2mlを用いて
、腹水それぞれ1mlをキットの操作手順に従って精製
したところ、ANI 11Aから4.3mg%ANI 
17Aから2 、5 mgの抗体を得ることができた。
抗体の純度の確認には、5DS−ポリアクリルアミド電
気泳動を用いた。精製した抗体画分を2−メルカプトエ
タノールで還元した後、12.5%ポリアクリルアミド
ゲルで泳動を行なった。その結果、分子量的52.00
0前後にH鎖、約28.000前後にL鎖の2つのバン
ドが認められた。
実施例2 モノクローナル  のクラス・サブクラスの定 ハイプリドーマが産生ずる免疫グロブリンのクラス・サ
ブクラスの決定はマウスイムノグロブリン各クラス・サ
ブクラスに特異的な抗体(5erotaC社、マウスモ
ノクローナル抗体タイピング用キット)を用いて、免疫
拡散法によって行なった。
その結果、腹水ANI 11A%ANI 17Aとも抗
IgG、抗体との間にのみ沈降線が認められ、両抗体と
もIgG、に属することがわかった。
実施例3 モノクローナル  の 和   合   の主 実施例5に準じて、α−hANPの標準曲線作成の操作
を行ない、α−hANP各濃度についてスキャッチ〜−
ド法に基づいて縦軸に沈殿の放射能/上清の放射能、横
軸に抗体に結合したα−hANPの濃度をプロットし、
得られた直線の傾きから、抗体の結合定数を測定した。
その結果、ANlllが1.7X10”M”、AN11
7が2゜3 X 10”M−1ト求メラレタ。
実施例4 モノクローナル  の 実施例5のα−hANPのラジオイムノアッセイにおけ
る試料として、α−hANP関連ペプチドおよびペプチ
ドフラグメントを用いて、抗体との交差性を求めた。そ
の結果を表1に示す、この結果からANI 11、AN
117ともにα−hANP(7)C末端部を認識するこ
とがわかった。
表1゜ ANP関連ポリペプチドの交差反応性 実施例5 モノクローナル  を いたラジオイムノアラ立ヱ [試薬] 二二!王月皇亘差 11中にエチレンジアミン四酢酸・2ナトリウム塩0.
372 g、シスチン・2塩酸塩0.063g1ε−ア
ミノカプロン酸0.262 g、アジ化ナトリウム0.
1gおよびウシ血清アルブミン1gを含む0.1Mリン
酸緩衝液 pH7,01水員皇麓 AN111A(アッセイ用緩衝液で11万倍希釈したも
の)またはANI 17A(アッセイ用緩衝液で6.2
万倍希釈したもの) α−hANP準 アッセイ用緩衝液にα−hANPを3.13〜100 
ng/mlの範囲で2倍きざみの濃度で含むもの ”’I    a−hANP Amersham社製のものを約0.1ltC1/II
+1になるようにアッセイ用緩衝液で希釈したもの1%
ウシガンマグロブリン アッセイ用緩衝液に溶解したもの 37.5%ポリエチレングリフール ポリエチレングリコール6000をウシ血清アルブミン
を除いたアッセイ用#Ik、衝液に溶解したもの [方法] チューブにα−hANP標準液または試料100μ2を
とり、1111標識α−hANP 10 Gμ!、腹水
希釈液100μ!および1%ウシガンマグロブリン20
0μkを加えて混和した後、4℃で1晩インキユベート
した0次いで、4℃に冷却した37,5%ポリエチレン
グリフール250μ!を加え、直ちに15秒間攪拌した
後4℃で300 Orpm、 20分間遠心した。上清
を除去した後、沈殿の放射能をガンマカウンター(アロ
カARC−600型)で測定し−た。
[標準曲線] ラジオイムノアッセイの標準曲線を第1図に示す、感度
(90%阻害濃度)はANI 11が6゜2 ng/m
l、AN117が4 、4 ng/mlであった。
実施例6 α−hANPのサンドイッチラジオイムノアッセイ 同相抗体には、前記のハイブリドーマクローンANI 
11あるいは−AN117が産生する抗α−ANP−[
17−28]モノクロ一ナル抗体(以後、’AN111
あるいはAN117Jと略す)をポリスチレンビーズに
固相化したものを、また標識抗体には、ハイブリドーマ
クローンKY−ANP−1(特開昭64−61500 
、 ECACC87082001)が産生する抗α−h
ANP[1−28]モノクロ一ナル抗体(以後、’KY
−ANP−1.と略す、)を″“!で標識したものをそ
れぞれ用いて、α−hANPのサンドイッチラジオイム
ノアッセイを確立した。
1、腹水の精製 ANI 11、AN117およびKY−ANP−■から
得た腹水をAffi−gp、I Protein A 
MAPS−n (バイオラッド社製)により精製した。
すなわち、腹水1mlに結合緩衝液1mlを加え、これ
をあ らかじめ結合緩衝液で平衡化したAffi−ge
lProtein Aカラム(0,7X2cm)に加え
、結合緩衝液3(1mlで洗浄した0次いで、溶出緩衝
液10m1で展開して溶出液1ml毎に分取し、吸光度
(28Gno+)が0.1以上の画分を蒸留水に対して
透析してIgG画分を得た。
2、固相化抗体の作製 上記1で得たANlllAあるいはAN117AのIg
G画分(100μs/ml)を含む0.05Mリン酸緩
衝液(pH7,4)にポリスチレンビーズ(イチコ社製
、直径3.2mm)を浸漬し、4℃で20時間静置シタ
、次イテ、RI AJlll)衝液[0,1%牛血清ア
ルブミン(crystal、 Sigma社製、以後、
’ B S A Jと略す、)、1mMエチレンジアミ
ン四酢酸二ナトリウム(以後、′″EDTAJと略す、
)、0 、2 mMシスチンおよび0.1%アジ化ナト
リウムを含む0.1Mリン酸緩衝液、pH7゜0]で十
分に洗浄したのち、同緩衝液中に4°Cで保存した。
3.1″8I標識抗体の作製 上記1で得たKY−ANP−IのIKG画分10μgに
0.5Mリン酸緩衝液(pH7、5>50μmとNa’
 ” I (Amersham社製)0.5mC1を加
え混和した後、0.2%クロラミンT溶液10μmを加
え、30秒間攪拌した6次いで、1%メタ重亜硫酸ナト
リウム溶液10μmを加え混和後、10%ヨウ化カリウ
ムおよび1%BSA溶液をそれぞれ10μmずつ加え、
これをゲル濾過[5ephadex G−25(pHg
rmacia社製、Fine) : 0 、9 X 2
5cm。
0 、1 M IJ ’y酸緩衝液、pH7,4コして
l″a!標識抗体390μCiを得た。
4、測定法 a、2段階法 上記2の固相化抗体ビーズ1個をポリスチレシチューブ
にとり、これに標準α−hANP溶液(10〜2000
 pg/ml)あるいはヒト血漿試料50μmおよびR
IA用緩衝液100μmを加えて、4℃で24時間イン
キュベーションした。上清を吸引除去し、洗浄液(0,
1%Tween 80および0.9%塩化ナトリウムを
含む0.01Mリン酸緩衝液、pH7,0)1mlで3
回洗浄したのち、目81標識抗体溶液(1,2X 10
’dpm/ml) 150μmを加えて、4℃で24時
間インキュベーションした。上清を吸引除去し、洗浄液
1mlで3回洗浄したのち、同相に結合した11!標識
抗体の放射能をガンマカウンターで計測した。
b、1段階法 上記2の固相化抗体ビーズIMIをポリスデレンテユー
プにとり、これに標準α−hANP溶液(10〜200
0pg/ml)あるいはヒト血漿試料50μmおよび1
tJll識抗体溶液(1,8X 10’dpm/a+1
) 100μmを加え、4℃で24時間インキュベーシ
ョンした。上清を吸引除去し、洗浄液1mlで3回洗浄
して固相に結合した1tlI標識抗体の放射能をガンマ
カウンターで計測した。
標準曲線は標準α−hANPの濃度を横軸に、計測した
放射能を縦軸にプロットして作成し、血漿ANPg度は
血漿試料の放射能を標準曲線に対応させて求めた。
なお、以下の結果は特記しないかぎり、固相抗体にAN
I 11を用いて1段階法により測定したものである。
5、標準曲線 上記の1定法4−aおよび−bの標準曲線は、それぞれ
第2図に示すとおりであった。最小検出感度は、ともに
0 、5 pg/1ubeテあツタ。
6、交差反応性 ANP関連化合物の交差反応性は第3図および表2に示
すとおりで、C端部が欠落したもの(α−hANP[7
−27])やα−rANPはほとんど交差しなかった。
7、ヒト血漿の希釈曲線 惟康成人2例の血漿にα−hANPを添加した試料の希
釈曲線は、標準曲線と良い平行性を示しく第4図)、血
漿量と測定値の間の関係は原点に収束する直線性を示し
た(第5図)。
8、血漿α−hANPの回収試験 健康成人2例の血漿に添加したα−hANPの平均回収
率は、表3に示すように107.5±7.6%であった
9、血漿α−hANP濃度 健康成人5例の血漿中濃度を測定したところ、表4に示
すように平均9.6±6 、5 pg/mlであつた。
表2.ANP関連ペプチドの交差反応 表4,2段階法によるサンドイッチラジオイムノアッセ
イによる健康成人の血漿α−hANP濃度 実施例7 α−bANPのサンドイッチェンザイムイムノアッセイ 固相抗体は、前記■のラジオイムノアッセイと同じもの
を、また標識抗体には、KY−ANP−1をマレイミド
法(E、  Ishikawa at at、 ;J。
Immunoassay、 4.209−327(19
83))によりペルオキシダーゼ(西洋ワサビ由来、S
igma社製、以後。
1(RPと略す、)で標識したものをそれぞれ用いて、
α−hANPのサンドイツチェンザイムイムノアッセイ
を確立した。
1、HRP標識抗体の作製 a 、 KY−ANP−IFab’の作製前記I−1で
得たKY−ANP−Iの130画分5mgを0.1M塩
化ナトリウム含有0.1M酢酸暖衝漬(p)14.2 
)に、ペプシン(ブタ胃粘膜由来、Sigma社製)0
.2mgを加えて溶かし、37℃で16時間インキユベ
ーシッンした。2Mトリス塩酸緩衝液(pH8,0)で
pHを7に1ltL、たのも、ゲル濾過[カラム: t
lltrogel AcA 44 (LKB社製)1.
5M45cm、展開液; 5 mW EDTA含有0.
1Mリン酸緩衝液(pH6,0) ] I、てF(ab
’)s画分を分取した。
次いで、F(ab’)s画分をCantricon 3
0(Aa+1con社製)で濃縮しく 2 mglo、
 4(111)、これに0.1M2−メルカプトエチル
アミン溶液0.05m1を加えて、37℃で1.5時間
インキュベーションした0反応液をゲル濾過[カラム:
 5ephadax G−25(pharmacia社
製)0.9M45cm、展開液;5吐EDTA含有0.
1Fiリン酸緩衝液(pH6,0) ] t、て過剰の
試薬を除去したのち、分取したFab’画分をCent
ricocz 3Gで濃縮した。
b、マレイミド化HRPの作製 HRP 2 mgを含む0.1Mリン酸緩衝液(pH7
,0)0.3mlに4−(N−マレイミドメチル)シク
ロヘキサン酸・N−スクシンイミドエステルのジメチル
ホルムアミド溶液(10mg/ml) 30μmを加え
、ao”cで1時間攪拌した。これを遠心(20QQX
g、5111in)シ、上清を上記1− a (5ep
hadaXG−25)と同じ手順でゲル濾過して過剰の
試薬を除去したのち、マレイミド化HRP画分をCen
tricon30で濃縮した( 1.8mg1500μ
m)。
c 、 KY−ANP −IFab’のt(RPII識
上記1−aのKY−ANP−IFab’溶液(4mg/
ml) 500μmに、上記1−bのマレイミド化■P
溶液(3,6岨/ml) 500μmを加え混和後、4
℃で20時間インキュベーションした0次いで0、IM
 N−エチルマレイミド溶液0.1mMを加えて、30
℃で1時間インキュベーションしたのち、上記1− a
 (Ultrogel AcA 44 )と同じ手順で
ゲル濾過してHRP標識抗体を得た。
2、測定法 a、エンザイムイムノアッセイ(2段階法)前記1−2
の固相化抗体ビーズ1個をポリスチレンチューブにとり
、これに標準α−hANP溶液(6−2000pg/m
l)あるいはヒト血漿試料0.05n+1およびEIA
用緩衝液(0,1%BSA、 1mM EDTA、 0
 、2 mMシスチン、0.3M塩化ナトリウムおよび
100OKIυ/mlアプロデニン(Sigma社製)
を含む0.01Mリン酸緩衝液、pH7,0) 100
μmを加えて4℃で24時間インキュベーションした。
上清を吸引除去し、洗浄液(0,1M塩化ナトリウムを
含む10−リン融緩衝液、pH7,0) 2mMで2回
洗浄したのち、HRP標識抗体溶液(0,33μg/m
l) 150 alを加え、4℃で244時間インキュ
ベーションた。上清を吸引除去し、洗浄液2mlで2回
洗浄したのち、下記すの手順に従うて固相に結合したH
RPm識抗体の酵素活性を測定した。
b、酵素活性の測定 固相抗体ビーズを別のポリスチレンチューブに移り、、
0.6%3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
(Aldrich社製)を含む0.1Mリン酸緩衝液(
pH8,0)100μm、次いでo、ois%過酸化水
素水50μmを加え、30℃で1時間インキュベーショ
ンした。0.1Mグリシン緩衝液(pH10,3) 2
 、5 mlを加えて反応を停止し、螢光強度(励起波
長: 320 nm、螢光波長;405nm)を測定し
た。螢光強度は、キニーネの50oM硫酸溶液(0,2
μs/ml )の螢光強度を100としたときの相対螢
光強度で表わした。
標準曲線は、標準α−hANP溶液の濃度を横軸に、螢
光強度を縦軸にプロットして作成した。
3、標準曲線 固相抗体にANlllおよびAN117を用いたときの
標準曲線は第61!lに示すとおりで、最小検出感度は
、ともに0 、1 pg/1ubeであった。
【図面の簡単な説明】
第1図はANI 11およびAN117を用いたα−h
ANPの標準曲線を示す、第2図は1段階および2段階
サンドイッチラジオイムノアッセイにおけるα−hAN
Pの標準曲線を示す、第3図はANP関連ペプチドの交
差反応性を示す、第4図はα−bANPの標準曲線と血
漿希釈曲線を示す、第5図は血漿の希釈試験の結果を示
す、第6図はサンドイッテエンザイムイムノアッセイ(
2段階法)におけるα−hANPの標準曲線を示す、第
7@はα−hANPの構造を示す。 第  1 図

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ANP(7)C端側を認識するモノクローナル抗
    体。
  2. (2)該ANPがα−ANPまたはβ−ANPである請
    求項1記載のモノクローナル抗体。
  3. (3)α−ANP[n〜28]断片(ただし、nは17
    〜28の整数を示す。)に含まれる部分を認識する請求
    項1記載のモノクローナル抗体。
  4. (4)上記nが、17、21、23、24、27または
    28である請求項3に記載のモノクローナル抗体。
  5. (5)マウスハイブリドーマAN111(FERM B
    P−2197)により産生されるモノクローナル抗体A
    N111である請求項1〜4のいずれかに記載のモノク
    ローナル抗体。
  6. (6)マウスハイブリドーマAN117(FERM B
    P−2198)により産生されるモノクローナル抗体A
    N117である請求項1〜4のいずれかに記載のモノク
    ローナル抗体。
  7. (7)固相に固定化した抗体である請求項1〜6のいず
    れかに記載のモノクローナル抗体。
  8. (8)該固相がポリスチレンビーズである請求項7記載
    のモノクローナル抗体。
  9. (9)請求項1〜6のいずれかに記載のモノクローナル
    抗体を産生するハイブリドーマ。
  10. (10)ハイブリドーマAN111(FERM BP−
    2197)である請求項9記載のハイブリドーマ。
  11. (11)ハイブリドーマAN117(FERM BP−
    2198)である請求項9記載のハイブリドーマ。
  12. (12)請求項1〜8のいずれかに記載のANPのC端
    側を認識するモノクローナル抗体とANPのN端側を認
    識する抗体でANPをサンドイッチすることを特徴とす
    るANPの免疫測定法。
  13. (13)該ANP(7)C端側を認識するモノクローナ
    ル抗体を固相化抗体とし、該ANP(7)N端側を認識
    する抗体を酵素または放射性同位元素標識抗体として用
    いることを特徴とする請求項12に記載の測定法。
  14. (14)該ANP(7)N端側を認識する抗体がモノク
    ローナル抗体であることを特徴とする請求項12または
    13に記載の測定法。
  15. (15)該ANP(7)N端側を認識する抗体がKY−
    ANP−Iであることを特徴とする請求項14に記載の
    測定法。
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