JPH0226095B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226095B2 JPH0226095B2 JP57122490A JP12249082A JPH0226095B2 JP H0226095 B2 JPH0226095 B2 JP H0226095B2 JP 57122490 A JP57122490 A JP 57122490A JP 12249082 A JP12249082 A JP 12249082A JP H0226095 B2 JPH0226095 B2 JP H0226095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque tube
- anchor arm
- rotation
- mounting ring
- rotation uneven
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 9
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- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G11/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs
- B60G11/18—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having torsion-bar springs only
- B60G11/20—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having torsion-bar springs only characterised by means specially adapted for attaching the spring to axle or sprung part of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/13—Torsion spring
- B60G2202/132—Torsion spring comprising a longitudinal torsion bar and/or tube
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/43—Fittings, brackets or knuckles
- B60G2204/4307—Bracket or knuckle for torsional springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/80—Interactive suspensions; arrangement affecting more than one suspension unit
- B60G2204/82—Interactive suspensions; arrangement affecting more than one suspension unit left and right unit on same axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/80—Interactive suspensions; arrangement affecting more than one suspension unit
- B60G2204/83—Type of interconnection
- B60G2204/8302—Mechanical
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トーシヨンバーとトルクチユーブを
組合わせたトーシヨンばね装置において、トルク
チユーブとアンカーアームを強固に結合させる方
法に関する。
組合わせたトーシヨンばね装置において、トルク
チユーブとアンカーアームを強固に結合させる方
法に関する。
トーシヨンバーとトルクチユーブを組合わせた
トーシヨンばね装置は一例として第1図に示され
るようなものであつて、トルクチユーブaにトー
シヨンバーbを挿通させるとともに、双方の端部
cを互いに連結し、さらにトルクチユーブaに一
方の支持端であるアンカーアームdを固定すると
ともに、トーシヨンバーbに他方の支持端である
腕eを固定して構成され、例えば自動車の車体懸
架装置などに使用される。
トーシヨンばね装置は一例として第1図に示され
るようなものであつて、トルクチユーブaにトー
シヨンバーbを挿通させるとともに、双方の端部
cを互いに連結し、さらにトルクチユーブaに一
方の支持端であるアンカーアームdを固定すると
ともに、トーシヨンバーbに他方の支持端である
腕eを固定して構成され、例えば自動車の車体懸
架装置などに使用される。
しかしてこの種の従来のトーシヨンばね装置に
あつては、トーシヨンバーbに対する腕eの取付
け、あるいは端部cの固定はいずれも周知のセレ
ーシヨンを用いた固定手段によつて強固に連結で
きるが、トルクチユーブaとアンカーアームdと
を強固に結合するに適当な手段がなく、従来は一
般に溶接によつてアンカーアームdをトルクチユ
ーブaに固定するようにしている。第1図におい
てfはその溶接部を示す。
あつては、トーシヨンバーbに対する腕eの取付
け、あるいは端部cの固定はいずれも周知のセレ
ーシヨンを用いた固定手段によつて強固に連結で
きるが、トルクチユーブaとアンカーアームdと
を強固に結合するに適当な手段がなく、従来は一
般に溶接によつてアンカーアームdをトルクチユ
ーブaに固定するようにしている。第1図におい
てfはその溶接部を示す。
しかしながら従来の溶接を用いた結合方法によ
ると、溶接に特有の金属の溶込み不足やブローホ
ールによる欠陥を生じることがあるとともに、溶
接の際に生じるスパツタのトルクチユーブへの付
着、あるいは溶接ビード部の切欠きに起因する応
力集中等により疲労寿命の低下を招くおそれがあ
つた。また、溶接部での金属の溶込み不足やブロ
ーホール等の非破壊検査を行なつたり、スパツタ
を完全に防止すること、および溶接ビードの形状
をコントロールすることはいずれも技術的に困難
を伴なうという問題があつた。
ると、溶接に特有の金属の溶込み不足やブローホ
ールによる欠陥を生じることがあるとともに、溶
接の際に生じるスパツタのトルクチユーブへの付
着、あるいは溶接ビード部の切欠きに起因する応
力集中等により疲労寿命の低下を招くおそれがあ
つた。また、溶接部での金属の溶込み不足やブロ
ーホール等の非破壊検査を行なつたり、スパツタ
を完全に防止すること、および溶接ビードの形状
をコントロールすることはいずれも技術的に困難
を伴なうという問題があつた。
本発明は上記事情にもとづきなされたものでそ
の目的とするところは、溶接によることなくアン
カーアームをトルクチユーブに強固に結合でき、
高品質で信頼性の高いトーシヨンばね装置を得る
ことが可能となるトーシヨンばね装置におけるト
ルクチユーブとアンカーアームの結合方法を提供
することにある。
の目的とするところは、溶接によることなくアン
カーアームをトルクチユーブに強固に結合でき、
高品質で信頼性の高いトーシヨンばね装置を得る
ことが可能となるトーシヨンばね装置におけるト
ルクチユーブとアンカーアームの結合方法を提供
することにある。
すなわち本発明方法は、まずアンカーアームの
取付用リング部の内周面に予め回り止め凹凸部を
一体に形成しておく。そして上記取付用リング部
をトルクチユーブに対し所定の位置に保持した状
態で、上記回り止め凹凸部が位置する箇所のトル
クチユーブの内側に当て金を挿入するとともに、
当該トルクチユーブの端部から加圧することによ
り上記当て金と回り止め凹凸部との間でトルクチ
ユーブの肉厚を局部的に膨らませ、塑性流動によ
り上記回り止め凹凸部にトルクチユーブの外面を
食い込ませるとともにこれらトルクチユーブと取
付用リング部との連結部分にトルクチユーブの周
方向に沿いかつトルクチユーブの内面側と外面側
とに突出する環状の厚肉部を一体に形成し、トル
クチユーブとアンカーアームを互いに強固に固定
するようにしたものである。
取付用リング部の内周面に予め回り止め凹凸部を
一体に形成しておく。そして上記取付用リング部
をトルクチユーブに対し所定の位置に保持した状
態で、上記回り止め凹凸部が位置する箇所のトル
クチユーブの内側に当て金を挿入するとともに、
当該トルクチユーブの端部から加圧することによ
り上記当て金と回り止め凹凸部との間でトルクチ
ユーブの肉厚を局部的に膨らませ、塑性流動によ
り上記回り止め凹凸部にトルクチユーブの外面を
食い込ませるとともにこれらトルクチユーブと取
付用リング部との連結部分にトルクチユーブの周
方向に沿いかつトルクチユーブの内面側と外面側
とに突出する環状の厚肉部を一体に形成し、トル
クチユーブとアンカーアームを互いに強固に固定
するようにしたものである。
以下本発明の一実施例を第2図ないし第5図を
参照して説明する。第2図は本発明方法を用いて
製作したトーシヨンばね装置を示し、図中1は金
属製のトルクチユーブである。このトルクチユー
ブ1には金属製のトーシヨンバー2が軸まわりに
回動可能に挿入されているとともに、トーシヨン
バー2の一端部2aはトルクチユーブ1の一端部
1aに連結されている。これら端部1a,2a相
互の連結手段としては、例えばトーシヨンバーの
端部2aにセレーシヨン加工を施すとともにトル
クチユーブの端部1aの内面にブローチ加工を施
し、双方を嵌合させることにより強固に固定する
ことができる。
参照して説明する。第2図は本発明方法を用いて
製作したトーシヨンばね装置を示し、図中1は金
属製のトルクチユーブである。このトルクチユー
ブ1には金属製のトーシヨンバー2が軸まわりに
回動可能に挿入されているとともに、トーシヨン
バー2の一端部2aはトルクチユーブ1の一端部
1aに連結されている。これら端部1a,2a相
互の連結手段としては、例えばトーシヨンバーの
端部2aにセレーシヨン加工を施すとともにトル
クチユーブの端部1aの内面にブローチ加工を施
し、双方を嵌合させることにより強固に固定する
ことができる。
また、上記トーシヨンバー2の他端部2bに固
定部材3が固定されている。この固定部材3の固
定方法としては、一例として上記端部1a,2a
の連結と同様にセレーシヨンを利用した連結手段
を採用することができる。
定部材3が固定されている。この固定部材3の固
定方法としては、一例として上記端部1a,2a
の連結と同様にセレーシヨンを利用した連結手段
を採用することができる。
そして上記トルクチユーブ1に金属製のアンカ
ーアーム4が取付けられている。このアンカーア
ーム4は、端部4aと、トルクチユーブ1に固定
される円環状の取付用リング部4bを備えて構成
されている。
ーアーム4が取付けられている。このアンカーア
ーム4は、端部4aと、トルクチユーブ1に固定
される円環状の取付用リング部4bを備えて構成
されている。
そしてこれらトルクチユーブ1と取付用リング
部4bは以下説明する結合方法によつて互いに強
固に結合されている。
部4bは以下説明する結合方法によつて互いに強
固に結合されている。
まず上記取付用リング部4bには、第3図に示
されるように、予めその内周面に回り止め凹凸部
5を一体に形成しておく。この回り止め凹凸部5
としては、例えばセレーシヨンを採用し、凹凸の
内接円の径D1(第3図に示す)は、トルクチユー
ブ1の外径D2(第4図に示す)よりも僅かに大と
なるようにする。一例として本実施例では、チユ
ーブ外径D2=38.1mmに対し、リング部内径D1=
39mm、モジユール1.0、歯数40のセレーシヨンを
採用した。また、上記回り止め凹凸部5には、ト
ルクチユーブ1の軸線方向の動き止めをなすため
に、円周方向に沿う環状の溝6を一箇所以上形成
してある。
されるように、予めその内周面に回り止め凹凸部
5を一体に形成しておく。この回り止め凹凸部5
としては、例えばセレーシヨンを採用し、凹凸の
内接円の径D1(第3図に示す)は、トルクチユー
ブ1の外径D2(第4図に示す)よりも僅かに大と
なるようにする。一例として本実施例では、チユ
ーブ外径D2=38.1mmに対し、リング部内径D1=
39mm、モジユール1.0、歯数40のセレーシヨンを
採用した。また、上記回り止め凹凸部5には、ト
ルクチユーブ1の軸線方向の動き止めをなすため
に、円周方向に沿う環状の溝6を一箇所以上形成
してある。
そして、第4図に示されるようにアンカーアー
ムの取付用リング部4bを型10で保持するとと
もに、トルクチユーブ1が上記取付用リング部4
bに対して所定の位置となるようにトルクチユー
ブ1を型10,11によつて保持する。
ムの取付用リング部4bを型10で保持するとと
もに、トルクチユーブ1が上記取付用リング部4
bに対して所定の位置となるようにトルクチユー
ブ1を型10,11によつて保持する。
次に、トルクチユーブ1内に当て金12を挿入
する。この当て金12は、第4図に示すように回
り止め凹凸部5が位置している箇所まで挿入し得
るような長さを有している。また、上記当て金1
2は略円柱状をなし、その外周面12aがトルク
チユーブ1の内面から僅かに離間しており(図面
上は理解し易いように誇張して描いてある)、か
つ僅かに先細テーパ状をなしている。また上記当
て金12の基部12bの外径はトルクチユーブ1
の内面にほぼ密接し得る寸法としてあるともも
に、この基部12bに叩打部12cを一体に形成
している。この叩打部12cにはトルクチユーブ
1の端面に当接する段部12dを設けてあり、こ
の段部12dによつてトルクチユーブ1に図示P
方向(軸線方向)の荷重を加えられるようになつ
ている。
する。この当て金12は、第4図に示すように回
り止め凹凸部5が位置している箇所まで挿入し得
るような長さを有している。また、上記当て金1
2は略円柱状をなし、その外周面12aがトルク
チユーブ1の内面から僅かに離間しており(図面
上は理解し易いように誇張して描いてある)、か
つ僅かに先細テーパ状をなしている。また上記当
て金12の基部12bの外径はトルクチユーブ1
の内面にほぼ密接し得る寸法としてあるともも
に、この基部12bに叩打部12cを一体に形成
している。この叩打部12cにはトルクチユーブ
1の端面に当接する段部12dを設けてあり、こ
の段部12dによつてトルクチユーブ1に図示P
方向(軸線方向)の荷重を加えられるようになつ
ている。
従つて上記叩打部12cを図示P方向に強く加
圧し、トルクチユーブ1を軸線方向に圧縮する
と、当て金12の外周面12aと回り止め凹凸部
5との間でトルクチユーブ1の肉厚が局部的に膨
らみ、この部位の外周面は回り止め凹凸部5に強
く圧着される。よつて塑性流動を生じ、回り止め
凹凸部5にトルクチユーブ1の外面が食い込み、
第5図に示されるように回り止め凹凸部5がトル
クチユーブ1と強固に一体化する。従つてきわめ
て強固な回り止めとなる。
圧し、トルクチユーブ1を軸線方向に圧縮する
と、当て金12の外周面12aと回り止め凹凸部
5との間でトルクチユーブ1の肉厚が局部的に膨
らみ、この部位の外周面は回り止め凹凸部5に強
く圧着される。よつて塑性流動を生じ、回り止め
凹凸部5にトルクチユーブ1の外面が食い込み、
第5図に示されるように回り止め凹凸部5がトル
クチユーブ1と強固に一体化する。従つてきわめ
て強固な回り止めとなる。
また、同時にトルクチユーブ1の円周方向に沿
う環状の溝6にもトルクチユーブ1の外面が食い
込むから、トルクチユーブ1の軸線方向にアンカ
ーアーム4が動くことも確実に防止することがで
きる。
う環状の溝6にもトルクチユーブ1の外面が食い
込むから、トルクチユーブ1の軸線方向にアンカ
ーアーム4が動くことも確実に防止することがで
きる。
かくして上記方法によれば、従来の溶接に代つ
て塑性流動を利用して取付用リング部4bとトル
クチユーブ1を機械的に一体化させるものである
から、前述したような溶接に起因する各種の問題
点を解決でき、高品質で信頼性の高い連結部を得
ることができるものである。
て塑性流動を利用して取付用リング部4bとトル
クチユーブ1を機械的に一体化させるものである
から、前述したような溶接に起因する各種の問題
点を解決でき、高品質で信頼性の高い連結部を得
ることができるものである。
なお、トルクチユーブ1を型10,11にセツ
トする前に、予め押し広げる部分を適宜長さだけ
局部的に加熱し、温間または熱間で上記部位を押
し広げるようにすれば、冷間で行なうよりも回り
止め凹凸部5への塑性流動を生じ易くすることが
できる。
トする前に、予め押し広げる部分を適宜長さだけ
局部的に加熱し、温間または熱間で上記部位を押
し広げるようにすれば、冷間で行なうよりも回り
止め凹凸部5への塑性流動を生じ易くすることが
できる。
また前記実施例では取付用リング部4bの軸線
方向への動き止めをなす一手段として環状の溝6
を設けたが、このような溝6を設ける代りに例え
ば第6図に示されるように、トルクチユーブ1の
外面に突起13,13を設けることによつて取付
用リング部4bの軸線方向の動き止めをなすよう
にしてもよい。
方向への動き止めをなす一手段として環状の溝6
を設けたが、このような溝6を設ける代りに例え
ば第6図に示されるように、トルクチユーブ1の
外面に突起13,13を設けることによつて取付
用リング部4bの軸線方向の動き止めをなすよう
にしてもよい。
また、回り止め凹凸部5は実施例で示したよう
なセレーシヨンに限ることなく、要するに円周方
向に凹凸を設けたものであつて回り止め機能を発
揮し得ればよいから、種々の形状の回り止め凹凸
部を採用できることは言うまでもない。
なセレーシヨンに限ることなく、要するに円周方
向に凹凸を設けたものであつて回り止め機能を発
揮し得ればよいから、種々の形状の回り止め凹凸
部を採用できることは言うまでもない。
本発明方法は前記したように、回り止め凹凸部
が位置する箇所のトルクチユーブの内側に当て金
を挿入するとともに当該トルクチユーブをその端
部から加圧することにより、上記当て金によつて
トルクチユーブの内径を拘束しつつ当て金の外面
と回り止め凹凸部との間でトルクチユーブの肉厚
を膨らませ、塑性流動によつてアンカーアームの
回り止め凹凸部にトルクチユーブ外面を食い込ま
せて強固に一体化させるようにしたものである。
従つて従来の溶接に代つて機械的にアンカーアー
ムとトルクチユーブとを結合できるから、溶接の
場合に問題となる金属の溶込み不足やブローホー
ルの生成による欠陥、あるいはスパツタのトルク
チユーブへの付着および溶接ビード部の切欠き等
に起因する応力集中等による疲労寿命の低下を解
消でき、高品質で信頼性の高いトーシヨンばね装
置を得ることができる。しかもトルクチユーブに
対するアンカーアームの取付部分に、トルクチユ
ーブの周方向に沿う環状の厚肉部が一体に成形さ
れ、この厚肉部によつてトルクチユーブと取付用
リング部との連結部分が補強された状態となるた
め、大きなねじりトルクに対しても十分な連結強
度を発揮できる。そして回り止め凹凸部にトルク
チユーブの外面を塑性流動によつて食い込ませて
一体化させるものであるから、回り止め凹凸部に
高精度の加工は不要であり、アンカーアームの鍛
造等を行なう際に同時に成形加工することも可能
となり、生産性、加工コストを下げる上でも有効
である。
が位置する箇所のトルクチユーブの内側に当て金
を挿入するとともに当該トルクチユーブをその端
部から加圧することにより、上記当て金によつて
トルクチユーブの内径を拘束しつつ当て金の外面
と回り止め凹凸部との間でトルクチユーブの肉厚
を膨らませ、塑性流動によつてアンカーアームの
回り止め凹凸部にトルクチユーブ外面を食い込ま
せて強固に一体化させるようにしたものである。
従つて従来の溶接に代つて機械的にアンカーアー
ムとトルクチユーブとを結合できるから、溶接の
場合に問題となる金属の溶込み不足やブローホー
ルの生成による欠陥、あるいはスパツタのトルク
チユーブへの付着および溶接ビード部の切欠き等
に起因する応力集中等による疲労寿命の低下を解
消でき、高品質で信頼性の高いトーシヨンばね装
置を得ることができる。しかもトルクチユーブに
対するアンカーアームの取付部分に、トルクチユ
ーブの周方向に沿う環状の厚肉部が一体に成形さ
れ、この厚肉部によつてトルクチユーブと取付用
リング部との連結部分が補強された状態となるた
め、大きなねじりトルクに対しても十分な連結強
度を発揮できる。そして回り止め凹凸部にトルク
チユーブの外面を塑性流動によつて食い込ませて
一体化させるものであるから、回り止め凹凸部に
高精度の加工は不要であり、アンカーアームの鍛
造等を行なう際に同時に成形加工することも可能
となり、生産性、加工コストを下げる上でも有効
である。
第1図は従来法によつてアンカーアームを取付
けたトーシヨンばね装置を示す斜視図、第2図は
本発明方法によつてアンカーアームを取付けたト
ーシヨンばね装置を示す斜視図、第3図は同トー
シヨンばね装置に用いるアンカーアームの斜視
図、第4図は本発明方法を実施するための一実施
例装置を示す縦断面図、第5図はアンカーアーム
取付後の状態を示す断面図、第6図はトルクチユ
ーブの一変形例を示す断面図である。 1……トルクチユーブ、2……トーシヨンバ
ー、4……アンカーアーム、4b……取付用リン
グ部、5……回り止め凹凸部、12……当て金。
けたトーシヨンばね装置を示す斜視図、第2図は
本発明方法によつてアンカーアームを取付けたト
ーシヨンばね装置を示す斜視図、第3図は同トー
シヨンばね装置に用いるアンカーアームの斜視
図、第4図は本発明方法を実施するための一実施
例装置を示す縦断面図、第5図はアンカーアーム
取付後の状態を示す断面図、第6図はトルクチユ
ーブの一変形例を示す断面図である。 1……トルクチユーブ、2……トーシヨンバ
ー、4……アンカーアーム、4b……取付用リン
グ部、5……回り止め凹凸部、12……当て金。
Claims (1)
- 1 アンカーアームの取付用リング部の内周面に
予め回り止め凹凸部を一体に形成しておき、上記
取付用リング部をトルクチユーブに対し所定の位
置に保持した状態で、上記回り止め凹凸部が位置
する箇所のトルクチユーブの内側に当て金を挿入
するとともに当該トルクチユーブの端部から加圧
することにより上記当て金の外面と回り止め凹凸
部との間でトルクチユーブの肉厚を局部的に膨ら
ませ、塑性流動により上記回り止め凹凸部にトル
クチユーブの外面を食い込ませるとともにこれら
トルクチユーブと取付用リング部との連結部分に
トルクチユーブの周方向に沿いかつトルクチユー
ブの内面側と外面側とに突出する環状の厚肉部を
一体に形成したことを特徴とするトーシヨンばね
装置におけるトルクチユーブとアンカーアームの
結合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12249082A JPS5913146A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | ト−シヨンばね装置におけるトルクチユ−ブとアンカ−ア−ムの結合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12249082A JPS5913146A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | ト−シヨンばね装置におけるトルクチユ−ブとアンカ−ア−ムの結合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913146A JPS5913146A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0226095B2 true JPH0226095B2 (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=14837128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12249082A Granted JPS5913146A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | ト−シヨンばね装置におけるトルクチユ−ブとアンカ−ア−ムの結合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913146A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7992280B2 (en) | 2008-01-07 | 2011-08-09 | Mssc Us | Method of casting metal anti-shift collars for stabilizer bar |
KR101018249B1 (ko) * | 2008-07-02 | 2011-03-04 | 주식회사 포스코 | 스핀들 |
KR101207713B1 (ko) | 2010-09-08 | 2012-12-03 | 주식회사 포스코 | 스핀들 |
JP5596073B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2014-09-24 | 株式会社杉原プレス研究所 | 筒壁フランジの形成方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928298A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-03-13 | ||
JPS4944127A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-25 | ||
JPS528944A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-24 | Kobe Steel Ltd | Horizontal fillet welding device |
JPS52120270A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | Nippon Electric Co | Method of calking |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56966Y2 (ja) * | 1976-03-12 | 1981-01-12 | ||
JPS5341335U (ja) * | 1976-09-16 | 1978-04-10 |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP12249082A patent/JPS5913146A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928298A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-03-13 | ||
JPS4944127A (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-25 | ||
JPS528944A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-24 | Kobe Steel Ltd | Horizontal fillet welding device |
JPS52120270A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | Nippon Electric Co | Method of calking |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913146A (ja) | 1984-01-23 |
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