JPH04731B2 - - Google Patents

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JPH04731B2
JPH04731B2 JP12288684A JP12288684A JPH04731B2 JP H04731 B2 JPH04731 B2 JP H04731B2 JP 12288684 A JP12288684 A JP 12288684A JP 12288684 A JP12288684 A JP 12288684A JP H04731 B2 JPH04731 B2 JP H04731B2
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JP
Japan
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boss
ring
steering wheel
spoke
wheel
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JP12288684A
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Terumoto Yamaguchi
Ichiro Hatsutori
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車のステアリングホイール及び
その製造方法に関する。
従来技術 自動車のステアリングホイールにおいては、従
来、第8図に示す如く、長円弧のメインリング1
に短円弧のサブリング2を結合して円環状のホイ
ールリング6とし、強度の弱いサブリングを運転
者に配置して事故発生時の衝撃力を弱くすると共
に、このホイールリング6をステアリングシヤフ
ト(図示せず)と連結するボスプレート3にスポ
ーク4,4を介して連結している。上記メインリ
ング1、サブリング2及びスポーク4,4は図示
の如く、メインリング1の各端部1aを夫々各ス
ポーク4の屈曲した端部4aに嵌合して溶接・連
結すると共に、サブリング2の端部2a,2aを
スポーク4,4の屈曲部4b,4bに溶接して連
結しており、かつスポーク4,4の他端部4c,
4cをボスプレート3に溶接固着している。この
ように、従来は、各取付部を溶接固着しているた
め、溶接の際の熱により歪が生じ易く、取付精度
が劣る欠点があつた。特に、リング1,2とスポ
ーク4,4とは同一平面でなくリング1,2に対
してスポーク4,4は角度をつけて連結されるた
め歪量が大きくなりやすく取付強度の信頼性が低
いといつた問題があつた。
発明の目的 第1の発明の目的は、各スポークとホイールリ
ングとの取付作業において、溶接工程を全くなく
すかもしくは1カ所行なうだけでよく、溶接熱に
よる歪を少なくして、取付精度を向上させること
ができ、取付強度の信頼性を向上させることがで
きる自動車のステアリングホイールを提供するこ
とにある。
また、第2の発明の目的は、溶接作業をほとん
ど或いは全く行なわないことにより、溶接熱によ
る歪を少なくし、高精度でかつその強度の信頼性
がより高いホイールリングを製造できる方法を提
供することにある。
発明の構成・作用・効果 上記目的を達成するために、第1発明は、スポ
ーク部にホイールリングを抱持するわん曲部を形
成して、該わん曲部にホイールリングを固定する
ように構成した。
すなわち、各スポーク部の端部にステアリング
ホイールリングを抱持して固定するための大略リ
ング状わん曲部を有するように構成した。
上記構成によれば、スポーク部のわん曲部にホ
イールリングを嵌合して位置決めしたのち、固定
することにより、スポーク部とホイールリング間
の取付作業において溶接固定箇所を全く無くす
か、例え安全上のために付加的に溶接固着を行な
うとしても1個所程度と極めて少ない箇所でよい
ことになり、溶接熱による歪がほとんど生せず、
各部材相互間の配置関係を高い精度に保持でき、
各部材相互間の取付強度も大きくなることによ
り、信頼性を向上させることができる。すなわ
ち、従来はスポーク部とホイールリングとの取付
においてホイールリングをなすメインリングとサ
ブリングをスポーク部の端部及び折曲部に夫々溶
接固定していたので、溶接の熱により歪みが生じ
て、取付作業を精度良く行なうことが困難であつ
たのである。これに対して、第1発明では、上述
の如く上記弊害を解消し得る。
また、スポーク部にわん曲部を形成することに
より、ホイールリングは円環状のものでよく、該
ホイールリングをメインリングとサブリングに分
割する必要がなくなるとともに、わん曲部に対す
るホイールリングの位置決めが容易に行なえ、部
品点数の減少及び取付作業の軽減を図ることがで
きる。すなわち、従来においてはスポーク部にわ
ん曲部を形成せずに単にその端部を折曲していた
にすぎなかつたので、この折曲部とホイールリン
グの取付けを確実にするために、メインリングと
サブリングに分割せざるをえなかつたのである。
また、他の従来例として、円環状ホイールリング
にスポークを取付けるときにT字状管を用いるも
のに対しても、第1発明ではT字状管が不要とな
り、部品点数の減少・取付作業の減少が図れる。
さらに、各部材相互間の配置関係は、溶接によ
る取付けに比べて制限が少なくなり、自在に設計
できる。
よつて、上述の如く、初期の目的を達成でき
る。
第2発明は、上記目的を達成するために、スポ
ーク、ボス及びボスプレートよりなるステアリン
グホイール取付部材を一部品として一体的に塑性
加工するとともに該取付部材を簡単にホイールリ
ングに取付けてステアリングホイールを製造でき
るように構成した。すなわち、棒状被加工材か
ら、ステアリングシヤフトに嵌合する貫通穴を有
するボス部と、該ボス部より張出したボスプレー
ト部と、該ボスプレート部より突出して先端部を
ステアリングホイールリングに連結する一対のス
ポーク部とを塑性加工により一部品として一体的
に構成する工程と、 上記各スポーク部の端部にJわん曲部をつぶし
曲げ加工により形成する工程と、 上記各スポーク部のわん曲部にステアリングホ
イールリングを嵌合する工程と、 上記各わん曲部を曲げ加工して上記ステアリン
グホイールリングを各わん曲部に抱持・固定する
工程と、 を順次行なうように構成した。
上記構成によれば、ボス部、ボスプレート部及
びホイールリングを抱持しうるわん曲部を夫々有
する一対のスポーク部よりなるホイール取付部材
を塑性加工により一体的に製造するとともに、上
記スポーク部のわん曲部にホイールリングを嵌
合・曲げ加工して抱持・固定するので、溶接工程
を全く行なわないことにより、或いは仮に行なう
としても1箇所程度と極めて少ない箇所のみ行な
うことにより、溶接熱による歪がほとんどなくな
り、取付精度を高めることができるとともに、取
付強度も向上し、さらに各部材相互間の配置関係
を自在に設計でき、斎一性のあるステアリングホ
イールを多量に製造でき、自動化も容易に行え
る。すなわち従来では、各スポーク部とホイール
リングの取付においてホイールリングをなすメイ
ンリングとサブリングを各スポーク部の端部及び
折曲部に夫々溶接固定していたので、溶接の熱に
より歪みが生じて、取付作業を精度良く行なうこ
とが困難であつた。
さらに、従来はボスとボスプレートと一対のス
ポークを夫々別々に独立して製造し、相互に溶接
で取付けていたので、各部材の溶接取付の熱によ
り例えばボスの取付穴の穴形が歪んだりして、取
付作業を精度よく行なうことが困難であつた。こ
れに対して本第2発明では、各スポーク部をホイ
ールリングに曲げ加工により抱持・固定するとと
もに、ボス部とボスプレート部とスポーク部を一
体的にかつ一部品として形成するので、これらの
弊害を完全に解消し得る。
また、スポーク部にわん曲部を形成することに
より、ホイールリングは円環状のものでよく、該
ホイールリングをメインリングとサブリングに分
割する必要がなくなるとともに、わん曲部にホイ
ールリングを嵌合するだけで簡単かつ確実に位置
決め保持でき、かつ、ボス部、ボスプレート部及
び一対のスポーク部を一体的に形成したので、部
品点数を減少させることができ、取付作業の軽減
を図ることができるとともにコストダウンを図る
ことができる。すなわち、従来はボス、ボスプレ
ート及び一対のスポークを4つの部材で構成する
一方、各スポークにわん曲部を形成せずに単にそ
の端部を折曲していたにすぎなかつたので、この
折曲部とホイールリングの取付けを確実にするた
めに、ホイールリングをメインリングとサブリン
グに分割する必要があつたので合計6部品が必要
であつた。これに対して、本第2発明では、ホイ
ール取付部材とホイールリングの2部品よりホイ
ールを製造することができる。
よつて、上述の如く本発明は所期の目的を達成
することができる。
実施例 以下に、本発明を図示の実施例に基づいて具体
的に説明する。
本実施例に係る製造方法により製造されるステ
アリングホイールを第1図に示す。このステアリ
ングホイールは、ステアリングホイール取付部材
11をホイールリング25に取付けてなる。
上記ステアリングホイール取付部材11は、例
えば鉄製の塑性加工品よりなり、ボス部13より
張出してボスプレート部14を一体的に形成する
一方、上面両端部より一定角度立上がりかつ相互
に一定角度開いた一対のスポーク部12,12を
一体的に形成してなる。
上記ボス部13はボスプレート部14の中央部
を貫通しかつその中央に貫通穴15を有しかつそ
の貫通穴15の内周面にセレーシヨン19を形成
する厚肉円筒体よりなる。
また、ボスプレート部14は偏平板状のもので
あつて、ボス部周囲には、取付穴16,16を貫
通する一方、ボスプレート部14の下部に、樹脂
プレート21を取付けるか、またはボスプレート
部14に一体的に樹脂成形を行なつて板状部を形
成して、ホーンカバーなどをボスプレート部14
の上部に取付けるようにする。従つて、ステアリ
ングシヤフト(図示せず)の上端の連結部を上記
貫通穴15およびセレーシヨン19に嵌合すると
ともに、上記貫通穴16,16にネジを嵌合して
ボスプレート部14をステアリングシヤフト上端
に連結固着することにより、上記シヤフトと上記
ホイール取付部材11が一体的に回動する。
さらに、上記スポーク部12,12は夫々丸棒
よりなり、ボスプレート部14を二分する面に対
して、面対称にボスプレート部14より一定角度
斜め上方に立上がるように形成する。そしてその
各端部12aに第4,5図に示す如く、J状わん
曲部12cを形成し、該わん曲部12cにステア
リングホイールリング25をその内面凹部12b
に嵌合して位置決めを行ない、わん曲部12cの
端部12dをボスプレート部14側に曲げ加工し
てかしめ付け、上記リング25をわん曲部12c
に抱持・固定する。
上記ステアリングホイールは、第2図に示す如
く塑性加工により製造される。
すなわち、 第1工程は第2図aに示すスポーク形状に相当
する鉄製等の丸棒状被加工材17を所定寸法に切
断する。
次いで第2工程は、上記棒状被加工材17の軸
方向略中央部を高周波加熱装置などにより例えば
800℃以上まで局部的に加熱する。以後の工程は、
この余熱を利用して行なう。
次いで第3工程は、第2図bに示す如く、上記
被加工材17を軸方向沿いに圧縮して、加熱され
た被加工材17の略中央部に球状厚肉部18を形
成するように鋸込鋳造を行なう。
次いで第4工程は第2図cに示す如く、上記肉
厚部18近傍で、被加工材17を、厚肉部18を
二分する面に対して面対称にかつ両部材間が所定
角度開くように「く」の字状に曲げ加工を行なつ
て、スポーク部12,12を形成する。
次いで第5工程は第2図dおよび第3図aに示
す如く、700℃ぐらいになつた上記厚肉部18を
円柱状ボス部13に形鍛造により形成し、かつ貫
通穴形成用小凹部20,20をボス部13の上面
中央および下面中央に夫々形成するとともに、該
ボス部13の回りにボスプレート部14を偏平に
型鍛造する。
次いで第6工程は、第2図eおよび第3図bに
示す如く、ボスプレート部14及びボス部13が
300〜400℃ぐらいまで下がり、600℃の脆性域を
通過させて上記鍛造による歪みを除去した後、上
記ボス部13をボスプレート部14に対して下方
に押出鍛造してボス部13の成形を行なうととも
に上記ボス部13の下面に形成した上記小凹部2
0を軸方向上側に窪ませる。一方、ボスプレート
部14に対してスポーク部12,12を所定角度
傾斜させるように、上記各スポーク部12とボス
プレート部14間の連結部分を一段曲げ加工し
て、スポーク部12の成形を行なう。
次いで第7工程は、第2図fおよび第3図cに
示すように、上記ボス部13およびボスプレート
部14の各凹部20を貫通せしめて貫通穴15を
形成するとともに、該貫通穴15の内周面にプレ
ス加工によりセレーシヨン19を形成する一方、
取付穴16をボスプレート部14に貫設する。
次いで第8工程は、第4図a,b及び第5図に
示すように、各スポーク部12の端部12aをプ
レスでつぶし曲げ加工して、薄肉でかつJ状のわ
ん曲部12cを形成する。以上の工程を順次行な
うことによりステアリングホイール取付部材11
を製造することができる。
次いで第9工程は、第4図cに示すように、上
記スポーク部12のわん曲部12cの内面凹部1
2bにステアリングホイールリング25を嵌合し
て位置決め保持する。
次いで、第10工程は、第4図dに示すように、
プレスによりわん曲部12cの端部12dをホイ
ールリング25側に曲げ加工してかしめ付け、ホ
イールリング25をわん曲部12cに固定する。
このようにして、ボス部13、ボスプレート部
14及び一対のスポーク部12,12よりなるホ
イール取付部材11の両スポーク部12a,12
aをステアリングホイールリング25に固定して
なるステアリングホイールが製造できる。
上記実施例に係るステアリングホイールによれ
ば、各スポーク部端部12aをホイールリング2
5に曲げ加工によりかしめ付けて固定するように
したので、溶接作業が不要となり、溶接作業にお
ける熱による歪の発生がなくなり、取付精度が向
上する。また、スポーク部12とホイールリング
25との取付において、T字状管等の他の取付部
材を必要とせず、かつホイールリング25も円環
状のものでよいので、部品点数の削減を図ること
ができ、コストダウンも図れる。
またスポーク部わん曲部12cにホイールリン
グ25を嵌合して位置決めしたのち、かしめ付け
固定するため、取付作業がより斎一的にかつ確実
に行なえる。
また、各スポーク部12の端部12aのわん曲
部12cにステアリングホイールリング25を嵌
合して位置決めを行なつたのち、曲げ加工してか
しめ付けるだけで、各スポーク部端部12aをホ
イールリング25を簡単かつ確実に固定できるよ
うにしたので、容易にホイールの製造を自動化す
ることができる。
さらに、ボス部13、ホスプレート部14及び
一対のスポーク部12,12の各部相互間の取付
作業が不要となつて取付誤差が全くなくなり、各
部材の報知関係を高精度に保持できるとともに、
塑性加工により一部品化したので各部材相互間の
強度の信頼性も向上させることができる。従つ
て、例えば、従来はボスプレートとスポークの取
付強度の信頼性が低かつたので、ボスプレートを
大きくする必要があり、このボスプレートにホー
ンカバー等を取付けるようにしていたのである
が、本実施例によれば、ボスプレート部14とス
ポーク部12を一体的に塑性加工により形成でき
るので、ボスプレート部14をより小さくするこ
とができて上記ホーンカバー等を取付ける板21
を樹脂化することができ、全体として軽量化を図
ることができる。
さらに、各部材相互の配置関係は、溶接による
取付けに比べて制限が少なくなり、自在に設計で
きる。
一方、上記実施例に係るホイールの製造方法に
よれば、ホイール取付部材11を一体的に塑性加
工により製造するとともに、ホイールリング25
を各スポーク部12のわん曲部12cに嵌合して
位置決めしたのち、曲げ加工してかしめ付けるこ
とにより抱持・固定するようにして、溶接工程を
なくしたので、溶接熱による歪がなく高精度で、
かつ部品点数が少なく取付作業の軽減も図れる一
方、斎一に、かつ安価にステアリングホイールを
製造でき、かつその自動化も容易である。
また、最初に棒状被加工材17の略中央部を局
部的に高温加熱し、以後は再び加熱を行なうこと
なく上記高熱を利用して熱間・温間鍛造を順次行
なうようにしたので、各鍛造時における歪みの除
去は温度降下とともに行なえ、ボス部13、ボス
プレート部14およびスポーク部12,12の相
互間の配置関係を高精度に保持した状態でホイー
ル取付部材17を製造することができるととも
に、一部品化により部品点数が少なくなり、かつ
各部材取付作業が不要となり取付誤差もなくな
る。
尚、上記第1、第2発明は、各実施例に限定さ
れることなくその他種々の態様で実施することが
できる。
例えば、上記ホイール及びホイール製造方法に
おいて、各スポーク部12のわん曲部12cにホ
イールリング25を抱持・固定したときに、本来
的にはかしめ付けによりリング25とわん曲部1
2cとは十分に固着されるが、安全上の見地より
念のためにわん曲部12cの端部12dとスポー
ク部12間で、第1図及び第4図dにおいて26
で示す如く、溶接を行ない、わん曲部12cとス
ポーク部12とを溶着して溶着後の熱収縮により
ホイールリング25に対するわん曲部12cの取
付状態をより強固なものとしてもよい。また、上
記ホイールの製造方法においては、棒状被加工材
17の略中央部に球状厚肉部18を鋸込鍛造する
代りに、上記第6図bに示す如く、円錐台形状の
底面を合わせた断面菱形状の厚肉部22としても
よい。この厚肉部22は、上記実施例と同様に鍛
造されるが、上記実施例の球状厚肉部18よりも
上記厚肉部22のほうが厚肉であるため、ボスプ
レート部24を広幅に形成することができる。ま
た、上記実施例に係る第2図cにおいて、上記厚
肉部18を略四角板状に偏平にして、上記変形例
と同様にボスプレート部を広幅に形成するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るステアリング
ホイールを示す正面図、第2図a〜fは順に第2
発明の一実施例に係るホイールの製造方法を示す
製造工程説明図、第3図a,b,cは夫々第2図
d,e,fにおける半断面図、第4図a〜dは順
にスポーク部端部におけるわん曲部の形成及びホ
イールリング取付状態を示す工程説明図であつ
て、第4図b−1はわん曲部の平面図、第4図b
−2は第4図b−1の正面図、第5図は第4図b
に示すわん曲部の斜視図、第6図a〜fは他の実
施例に係るホイール製造方法の工程説明図、第7
図a,b,cは夫々第6図d,e,fにおける半
断面側面図、第8図は従来のホイールの正面図で
ある。 11……ホイール取付部材、12……スポーク
部、12c……わん曲部、13……ボス部、1
4,24……ボスプレート部、17……被加工
材、25……ホイールリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステアリングシヤフトに連結するボス部と、
    該ボス部より張出したボスプレート部と、該ボス
    プレート部より突出して先端部をステアリングホ
    イールリングに連結するスポーク部とを構成して
    なる自動車のステアリングホイールにして、 各スポーク部の端部にステアリングホイールリ
    ングを抱持して固定するための大略リング状わん
    曲部を有するようにしたことを特徴とする自動車
    のステアリングホイール。 2 棒状被加工材から、ステアリングシヤフトに
    嵌合する貫通穴を有するボス部と、該ボス部より
    張出したボスプレート部と、該ボスプレート部よ
    り突出して先端部をステアリングホイールリング
    に連結する一対のスポーク部とを塑性加工により
    一部品として一体的に構成する工程と; 上記各スポーク部の端部にJ状わん曲部をつぶ
    し曲げ加工により形成する工程と; 上記各スポーク部のわん曲部にステアリングホ
    イールリングを嵌合する工程と; 上記各わん曲部を曲げ加工して上記ステアリン
    グホイールリングを各わん曲部に抱持・固定する
    工程と; を順次行なうようにした自動車のステアリングホ
    イールの製造方法。
JP12288684A 1984-06-14 1984-06-14 自動車のステアリングホイ−ル及びその製造方法 Granted JPS611433A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6370410U (ja) * 1986-10-29 1988-05-11
IT232497Y1 (it) * 1994-07-08 2000-01-10 Bruzolo Manifatt Gestind Mb Volante di guida veicolare di efficiente e semplificata armatura.
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