JPH02245222A - 再生可能な吸収物質による循環流動床でのガス流出物の脱硫方法 - Google Patents

再生可能な吸収物質による循環流動床でのガス流出物の脱硫方法

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JPH02245222A
JPH02245222A JP2011663A JP1166390A JPH02245222A JP H02245222 A JPH02245222 A JP H02245222A JP 2011663 A JP2011663 A JP 2011663A JP 1166390 A JP1166390 A JP 1166390A JP H02245222 A JPH02245222 A JP H02245222A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、実質量の硫黄化合物、例えば無水硫酸、無水
亜硫酸、硫化水素、硫黄、オキシ硫化炭素、メルカプタ
ンを含むガス流の、再生可能な吸収物質による、流通流
動床での脱硫方法に関する。
より詳しくは、この発明は、炭化水素仕込原料の接触ク
ラッキング操作の間にコークスが沈積した触媒の再生の
際に生じるガス流の脱硫方法に適用される。これらのガ
ス流は、一般に、これらの条件下で有効利用するのが難
しい煤煙中に希釈された、硫黄汚染物質を含む。
[従来技術および解決すべき課題] 特許US429.0119において、クラブキング触媒
上に沈積したコークスの燃焼の際放出された無水亜硫酸
を固定する、再生可能な吸収物質の接触クラッキング装
置への導入が記載されている。
これらの吸収物質は、再生器および反応器(ライザ)に
おいて、触媒と共に流動床として流通し、硫化水素を放
出しつつこの反応器において分解される。仕込原料と共
に導入される硫黄の一部は、分別塔の方へ、ついでクラ
ウス型装置の方へ送られる。この脱硫方法は、大きな過
剰投資を含まないので、コストの点で有利ではあるが、
不都合も示す。使用される吸収物質は、特別な特性、す
なわち化学組成、比表面積を有する。これらはほとんど
選択性のないクラブキング反応を誘発させつる。さらに
、要求される吸収剤の量は多量でなければならず、この
ことが触媒を希釈する原因になり、これにより転換率の
低下が生じる。
反応器(ライザ)の操作条件が、有効利用できる所望の
炭化水素の製造を最大限にするように調節されるのであ
って、脱硫成績に従って調節されるのではないので、こ
れらの条件下に達成される脱硫率は、予想されるような
ものではない。
先行技術はまた、特許US4.283.380によって
も例証されている。ここにおいては、場合によっては第
VBおよび■族の金属の酸化物を含む、アルミナからな
る吸収剤によって、アルミナの多孔構造を損なわないよ
うに、400℃を越えない温度において、吸収帯域にお
いて、流動床で煤煙の脱硫が実施される。この脱硫の後
、重力によって流通するアルミナの移動床での再生を行
なう。しかしながらこの方法は、接触クラブキングの再
生流出物には、一般に600〜800℃の温度に対応す
るそれらの温度レベルのために、直接適用することはで
きない。
さらには、特許出願BP−A−0214910、EP−
^−021,5709、CB−A−2048932およ
び特許US−A−4,423,O19によって先行技術
が示されている。
その他に、再生流出物は、低濃度の硫黄汚染物質を含み
ので、それらを後で有効利用することは、特にクラウス
型の装置ではなお一層難しい。
[問題点の解決手段] 本発明による方法によってこれらの不都合を解消するこ
とができ、提起された問題を解決することができるが、
同時に優れた脱硫収率、並びに吸収剤の良好な再生率が
得られる。この方法は、接触クラブキング触媒の再生か
ら生じた煤煙の脱硫に、特に適用することができる。さ
らにこの方法によって、処理される煤煙から、生じた硫
黄化合物を有効利用することができる。
実際に、実質量の硫黄化合物、例えばS02、SOおよ
び/またはH2Sを含むガス流の脱硫方法であって、吸
収帯域内で、吸収条件で、酸素含有ガスの存在下におい
て、これらの化合物の吸収物質への吸収工程、再生帯域
において、再生条件下、還元ガスの存在下における硫酸
塩の形態の硫黄化合物リッチになった吸収物質の再生工
程、および少なくとも一部再生された吸収物、質の少な
くとも一部の吸収帯域への再循環、工程を含む方法が発
見された。
より正確には、吸収工程は、 a)マトリックス巾の少なくとも1つのゼオライト、酸
化マグネシウム、酸化ニッケル、酸化鉄、酸化バナジウ
ム、および場合によっては酸化アルミニウム、酸化セリ
ウム、酸化コバルト・、酸化白金および/または酸化パ
ラジウムを、適切に選ばれた割合で含む吸収物質の粒子
の、吸収帯域の第一端部への導入であって、吸収物質が
5〜5000マイクロメーターの粒度および0.1〜5
00rriI/srの比表面積を有するもの:b)吸収
帯域の表面速度が、0.3〜40m/sになるように、
前記吸収帯域の前記端部への、温度的400〜1000
℃でのガス流の導入;C)酸素含有ガスの存在下、前記
ガス流の硫黄含量を減じ、かつ工程a)へ導入される金
属の硫酸塩リッチになった粒子と、硫黄プアになったガ
ス流出物との混合物を得るような吸収条件下での、流通
流動床におけるガス流と前記粒子との接触; d)吸収帯域の向かい側の端部における分離帯域での、
硫酸塩リッチになった前記粒子の少なくとも一部と、硫
黄プアになった前記ガス流出物との分離; e)低い硫黄含量を有する第一ガス流出物の回収; からなる。
この方法はさらに、再生工程が、 「)再生粒子混合物と、硫黄リッチになった第二流出物
とを得るように、流通流動床内の、硫黄リッチになった
前記粒子の少なくとも一部と還元ガスとの、温度400
〜1000℃、流動床において生じたガスの表面速度0
.3〜40m、/sでの、再生帯域における接触;およ
び g)再生帯域の下流の分離帯域において、再生粒子の少
なくとも一部および第二流出物の分離:および h)第二流出物を回収すること; からなることを特徴とする。
本発明による方法は、先行技術に対して、ゼオライト材
料の使用によって、脱硫および再生帯域における、粒子
とガスとのより良好な接触という利点を示す。同様に、
2工程で、得られた触媒の再生流出物を処理することも
でき石。
これらの工程のうちの1つは、還元媒質中で実施された
特許LIS4.240.899および4,175,27
5とは逆に、本方法による吸収帯域と再生帯域は、異な
っており、接触クラブキング反応帯域およびコークスの
入った触媒の再生反応帯域とは区別されている。これに
よって吸収帯域および吸収物質の再生帯域の温度を最適
化することができる。
非常に硫黄特に無水亜硫酸リッチになった、本発明によ
る方法から生じた再生流出物は、すべての硫黄化合物が
硫黄に転換されるクラウス型装置内の通過によって、あ
るいは硫酸の製造装置内の通過によって有効利用できる
特別な実施態様によれば、接触クラブキング流出物の蒸
溜に由来する還元トーチガスの少なくとも一部初存在下
に、触媒床上のH2Sの還元によって、再生流出物を処
理することができる。ついで接触還元反応の結果生じる
生成物は、アミン装置において、ついでクラウス型装置
において、通常の方法で処理される。
本方法の特徴によれば、吸収物質の金属酸化物によって
触媒される、多少なりとも完全なガス流の燃焼反応、お
よび金属酸化物による脱硫反応に必要な1工程(c)に
導入される酸素の瓜は、少なくとも2容量%の酸素、例
えば2〜5容口%の酸素を含む第一ガス流出物を日収す
るようなものである。
実施される主な反応は下記のとおりである;・吸収物質
の金属酸化物によって触媒される燃焼反応: CO+1./2  (0+4N2) →C02+2N2 H+1/2  (02+4N2) →H20+2N2 CO8+3/2  (02+4Nつ) →CO+S02+6N2 HS+3/2  (02+4N2) →HO十802+6N2 soっ+1/2 (02+4N2) →S03+2N2 ・金属酸化物による脱硫反応: SO+MOII−fS04M11″ So  +1/2  (02+4N2)+MO”→50
4M0+2N2 MO”−金属の酸化物 504M″″−金属の硫酸塩。
ガス流の硫黄化合物を吸収する物質は、下記の重量で、
酸化マグネシウム、酸化ニッケル、酸化バナジウム、酸
化鉄、および場合によっては酸化白金、酸化パラジウム
、酸化アルミニウム、酸化コバルトによって含浸された
/または有利にはこれらと混合されたマトリックス75
〜95%に対して、5〜2526の重量割合で特にシリ
カ含むマトリックス中にゼオライトを含む:ゼオライト
+マトリックス  30〜98゜97%MMgO 1〜
30%、好ましくは10〜20%Co  0   0 
〜2000ppm  、好ましくは0〜100ppm N100pp  〜2000ppm  、好ましくは5
00〜lQQOppm F  e   O100〜2000ppm  。
好ましくは100〜1000pp1 000pp  〜2000ppe  、好ましくは50
0〜1000p10 00pp〜30%、好ましくは10〜30%CeOO〜
10%、好ましくは1〜10%pto   o〜100
  ppm  。
好ましくは5〜50ppa PdOO〜10099m − 好ましくは5〜5Opp膳。
使用されるゼオライトは、石油仕込原料の接触クラッキ
ングに使用され、かつコークスを多くとも5重量%、例
えば1〜3%含んでいてもよい、アルミノケイ酸塩をベ
ースとするゼオライト、例えばゼオライトZSM5、フ
ォージャサイトYであってもよい。
有利には吸収物質の粒子は、粒度20〜100マイクロ
メーター、好ましくは20〜50マイクロメーターを有
していてもよい。このようにして、吸収物質の効率の損
失を引き起こすであろうような装置内の触媒の沈降が避
けられる。
吸収帯域内の流動床において生じる流出ガスの表面速度
は、有利には8〜30m/sである。
本方法の別の特徴によれば、工程(e)において使用さ
れる酸化マグネシウム、およびガス流中に含まれる硫黄
化合物は、モル比1〜20、好ましくは1〜10である
従って、有利には500〜HO℃の温度で操作を行なっ
て、98%以上の優れた脱硫率が得られた。このように
して、再生器の出口の温度が実質的に同程度であるよう
な、クラブキング触媒の再生煤煙を直接脱硫することが
できる。
金属(Mg N V 、、N t s F eおよび場
合によってはA1、Ce%Co5PtおよびPd)の硫
酸塩の形態の吸収剤の粒子の再生工程は、流動床再生器
において、通常、水素、メタン、硫化水素、蒸気形態の
硫黄またはトーチガス(燃料ガス)である還元ガスの存
在下、有利には500〜800℃の温度で実施されても
よい。好ましくはトーチガスは、接触クラブキング流出
物の蒸溜により生じる。再生は一般に、流動床内の流出
ガスの表面速度0.3〜1m/sを用いて向流で実施さ
れる。
例えばメタンを用いた場合、反応は、所望の化学量論お
よび操作条件に従って、下記のとおりである: 4M504+3CH4 →4S+3CO+6H20+4MO 4M504+CH4 →4SO+2I(20+C02+4MOMS04十CH
4 →HS−1−H20+CO2+MO 本発明によるもう1つの特徴によれば、脱硫物質の製造
に使用されるゼオライト触媒は、流動床接触クラッキン
グ装置の触媒パージから来るものでもよい。この触媒床
は、本発明の脱硫物質を構成する元素、例えば、場合に
よっては処理される仕込原料、または触媒によってもた
らされるニッケル、コバルト、鉄、バナジウム、白金を
既に含んでいる。従ってただこの場合、補足吸収剤、す
なわちMgOまたはMgOと場合によってはAl2O3
をそこに添加しなければならないであろう。
本方法のもう1つの特徴によれば、通常、再生帯域に、
一般に粒子中に含まれる硫酸金属に対するモル比1〜2
0、好ましくは2〜10で還元ガスを導入する。
本方法のもう1つの特徴によれば、再生帯域の上流に位
置する、流動床として作動する熱交換帯域において、硫
酸塩リッチになった粒子の少なくとも一部を流通させる
か、あるいは温度が400〜1000℃になるように、
再生帯域で還元ガスの一部燃焼を実施して、再生帯域の
温度を調節してもよい。
本方法のもう1つの特徴によれば、工程(g)後、再生
されかつ分離された粒子の少なくとも一部を、第二熱交
換帯域において流通させてもよい。これは、吸収帯域に
おける粒子の再循環工程を実施する前に流動床で作動す
る、例えば先行のケースと同じものである。脱硫されな
ければならないガス流は、どんな精製装置から来てもよ
い。これは特に、少なくとも1つの再生帯域における、
接触クラッキングの使用済み触媒の再生の結果生じたも
のでもよい。クラッキング装置が2つの再生帯域を含む
時、ガス流は、第一再生帯域、あるいは第二再生帯域、
あるいは2つの帯域全体から来てもよい。この場合、こ
れは使用済ろ触媒の再生の際、過剰に導入された実質量
の酸素を含んでいてもよい。
脱硫物質の調製は、下記の様々な方法で行なわれること
ができる: ・例えばマグネシウム、ニッケル、バナジウム、鉄およ
び場合によっては白金、パラジウム、アルミニウム、コ
バルトの可溶性塩、特に前記金属の硝酸塩、硫酸塩、酢
酸塩、塩化物を含む溶液、での、触媒物質(ゼオライト
+マトリックス)の含浸、得られた生成物の空気での乾
燥および焼成による。溶液の塩濃度は、もちろん、物質
に対する所望の酸化物含量、および溶液巾の前記塩の溶
解度による。この溶解度は、例えば水ioo gあたり
10〜2B、の504Mg、あるいは水100 gあた
り10〜50gの酢酸マグネシウム、水100 gあた
りo、oot〜0.050 gの硫酸バナジル、水10
0 gあたり0.001〜0.050 gの硝酸第二鉄
および水100 iあたり0−0.001 gの塩化白
金、0〜0.001 gの塩化パラジウム、0〜0.0
50 gの硝酸ニッケルであろう。
含浸は、−度または数度で、各操作後に得られた生成物
の乾燥によって実施されうるであろう。
乾燥温度は、有利には100〜150℃であろう。
乾燥後、得られた生成物は、炉で、空気下、温度400
〜800℃で焼成される。
・例えば、触媒物質(ゼオライト+マトリックス)と、
適切な粒度5〜5000マイクロメータ、有利1..4
よ20〜100マイクロメーターの、前記酸化物を含む
粉末との均質混合による。前記粉末は、金属酸化物粉末
を生じるあらゆる手段によって得られることができる。
これは例えば、酸処理されたアルミナ懸濁液の350〜
550℃での噴霧により、ニッケル、バナジウム、白金
、パラジウム、コバルト、セリウムおよび鉄の塩を溶液
状で含む酸化マグネシウムのゲルおよび懸濁液を得るよ
うにする乾燥であろう。
使用される酸化マグネシウムの粒度は、14利には5〜
500マイクロメーター、好ましくは20〜100マイ
クロメーターである。
アルミナおよびマグネシアの懸濁液中に可溶な塩の濃度
は、吸収物質中に前記酸化物の所望の含量を得るように
計算される。これは有利には、白金およびパラジウムの
塩の場合0〜0,001重量%、コバルト塩の場合0〜
0,05重量%、バナジウム、ニッケルおよび鉄の塩の
場合0,001〜0.05mfh96テあろう。
本方法を実施する装置を例証的かつ図式的に示す第1図
を見れば、本発明はよりよく理解されるであろう。この
図面は、このガス流の脱硫装置に硫黄化合物を含むガス
流を供給する2つの再生器を有する、流動床クラッキン
グ装置を示す。
この図面によれば、この装置はライザ(1)を含み、こ
の底部に、管路(2)から蒸気、管路(3)から熱いク
ラッキング触媒、管路(4)から硫黄含有炭化水素仕込
原料が供給される。
クラッキング後、触媒と流出炭化水素蒸気との混合物は
、ストリッパー(5)に送られる。これには管路(6)
から蒸気が供給される。粒子が除去された炭化水素蒸気
は、管路(15)を経てストリッパーから出て、(図面
に示されていない)分別塔の方へ送られる。
ストリッパー(5)からの管路(7)は、コークスおよ
び硫黄化合物を含む使用済み触媒を、第一再生塔(8)
の底部へ送る。ここで、それ自体知られた第一再生条件
で、管路(9)から送られた空気の存在下、触媒上に沈
積した成分の一部燃焼が生じる。ついで一部再生された
触媒は、管路(11)によって蒸気が供給される導管(
10)(リフト)を介して、第二再生器(12)を通過
する。一方第一再生の流出物は、少なくとも1つの内部
または外部サイクロン(14a)において集塵された後
回収され、温度約700℃で導管(17)を経て下記の
本発明による装置の方へ送られる。
水素、硫化水素、不完全燃焼炭化水素、および−酸化炭
素に特に富む、第一再生のこれらの流出物は、一般に第
二再生器内の圧力よりも高い圧力にある。これらは、エ
ネルギー回収タービン(ie)で減圧されてもよい。こ
のタービンの入口は、導管(17)によってサイクロン
(14a)に連結され、その出口は導管(20)に連結
されている。
この上に流量調節弁(19a)が配置されている。
第二再生器(12)は、一部再生された触媒粒子を受は
入れ、この再生器によって、導管(13)を経て第二再
生器(12)の底部へ送られる酸素の補給により、それ
自体知られた第二再生条件で、これら一部再生触媒粒子
のほぼ完全な再生が可能になる。ついで触媒粒子は、管
路(3)により、ライザの供給に再循環される。
第二再生の流出物は、この再生器(12)の内部または
外部サイクロン(14b)によって集塵される。これら
は特に、無水亜硫酸、無水炭酸リッチになり、また一般
に過剰の酸素を含む。これらの流出物は約800℃の温
度にある。これらは、第二再生器(12)のサイクロン
(14b)の出口の導管(18)によって、管状脱硫反
応器(21)の、一般に流通床の最初の半分、好ましく
は最初の3分の1に送られる。それに反して、第−再生
器の流出物は、好ましくは反応器の底にある濃密相の上
に導入される、第二再生器の流出物の圧力と実質的に同
じ圧力で、反応器の端部の底部へ供給される。流出物の
圧力調節弁(19a)および(19b)は、各々導管(
20)および(18)の上にある。
脱硫反応器(21)は、細長い管状であり、好ましくは
円形断面を有する。例えば(図面に示されていない)ベ
ンチュリ管のような注入手段によって、第一再生流出物
の実質的な軸注入が可能になり、例えばノズルのような
注入手段によって、反応器の下端部(22)への第二再
生の流出物の実質的な放射状注入が可能になる。
第二再生器の過剰空気が、脱硫反応器において、第−再
生器から来る流出物の完全な燃焼並びに吸収剤の硫酸化
を確実に行なうのに不十分であるならば、空気の補足的
補給は、この反応器に通じている導管によって、好まし
くは流出物の2つの入口レベルの間で実施されてもよい
吸収剤粒子、例えば、シリカ・アルミナマトリックス中
に分散され、かつ酸化マグネシウム、酸化ニッケル、酸
化鉄および酸化バナジウムを適切な割合で含み、かつ下
に記載された再循環手段から来るゼオライトZSM5は
また、導管(29)の端部に配置された通常の導入手段
によって、反応器(21)へ供給される。場合によって
は管路(44)および(44a)によって、再生粒子を
吸収帯域(21)へ直接送ることもできる。
パージによるロスを構成する、別の源から来るこれより
新鮮な粒子は、管路(23〉から導入されてもよい。こ
れら2つの管路は、好ましくはガス流出物の2つの導入
レベル(18)と(2o)との間に通じている。
このようにして吸収剤粒子全体は、ガス流出物流と接触
して、反応器(21)内で流動床として、下から上へ並
流で、反応器のほぼ全長にわたりて燃焼および脱硫が進
行する時間の間流通する。
この床の流動化速度は、OJ〜40m/sである。
脱硫流出物は、入口が反応器(21)の上端部(25)
に連結されている少なくとも1つのサイクロン(26)
において粒子から分離され、管路(27)によって、図
面に示されていない回収ボイラ内に回収される。
粒子は出口(Hb)を経てサイクロン(20)から出て
、流動床冷却閉鎖容W (2g)に落ちる。この閉鎖容
器は、その高さの一部において隔壁(32)によって分
離された少なくとも2つの流動化区画(30) (31
)を有する。
第一区画(30)は、導管(29)によって脱硫反応器
の低端部のレベルに、場合によっては再注入されてもよ
い、熱い吸収剤を受は入れる。
熱い粒子の流量調節弁(35)によって、反応器内のこ
れらの粒子量を制限することができる。
このことにより、区画(31)内へのこれらの熱い粒子
のオーバーフローが引起こされる。この区画は、床内に
浸漬された、通常の型の熱交換管群(33)によって冷
却される。ついで冷却された粒子は、流量調節弁(34
)によって調節される導管(3B)によって、区画(3
1)から、再生器(37〉の端部へ送られる。
従って必要であれば、反応器(21)において燃焼およ
び硫酸化反応によって硫酸塩リッチになった吸収剤粒子
は、冷却されてもよい。これは、この反応が、熱交換器
(33)を含む区画(31)内の通過によって発熱的で
あるからである。各々管路(3B)(29)上の調節弁
(34)および(35)によって、様々な区画内の粒子
の流量および熱交換の強さを調節することができる。管
路(36)によって、金属硫酸塩の形態の粒子の、再生
器(37)の底部の方への移送が確保される。この再生
器は、流動床で作動し、かつ通常型の円柱状のものであ
る。還元ガス、例えばメタンが、インジェクタ(39)
に連結された管路(38)を経て導入される。
これらのインジェクタによって、再生S (37)内で
の粒子の流動化が確保される。吸収の再生反応が吸熱的
であるので、再生器内の温度が十分に高くなければ、還
元ガスの一部燃焼を実施するのに適した手段(40)を
導入してもよい。
金属酸化物吸収剤の再生が、並流での粒子および還元ガ
スの流れを用いて実施され、再生器内の流出ガスの表面
速度は、0.3〜40m/sである。粒子は一度再生さ
れると、再生器の上部に位置する内部または外部サイク
ロン(41)において、再生流出物から一部分離される
。濃縮流出物は導管(42)によって、例えばクラウス
型の装置の方へ一部排出される。再生された金属酸化物
吸収剤粒子は、蒸気が供給される手段(45)(ガスリ
フト)によって管路(44〉を経て別のサイクロン(4
3)へ送られる。流出物は、管路(46)によってサイ
クロンの上部へ排出され、同様にクラウス装置の方へ送
られる。分離された粒子は、上記冷却閉鎖容器(28)
内で冷却され、ついで管路(29)を経て吸収塔(21
)の底部へ再循環される。
少なくとも周期的に1、装置の様々な地点、例えば塔(
21)の底部(22)で管路(47)によって、または
サイクロン(43)の底部で管路(48)によって、吸
収剤粒子のパージが実施されてもよい。
[実 施 例] 本発明は、本方法を非限定的に例証するF記実施例によ
って理解できる。
実施例1 接触クラッキング触媒の再生は、第1図に示されたよう
な2つの再生器を有する接触クラブキング装置で実施さ
れる。2つの再生器から出た流出物は、下記の組成、流
量および温度を6する(表I)。
(以下余白) 表I 吸収物質は、下記の重量組成を有する:ゼオライトZS
M5 : 25%、シリカ・アルミナマトリックス73
.05%、M g O−1,5%、Ni0−0.1%、
V 205−0.15%、P t Oo−4pp 、F
 e203−0.2%。この粒度は40〜60マイクロ
メーターであり、この比表面積は150nf/gである
吸収物質および第−再生器のガス流は、高さ16 m 
s内径5mの流通流動床を有する吸収反応器の最も低い
帯域内に導入されるが、一方第二再生器の流は、側面部
分のこれより高い地点に導入される。
硫黄化合物の燃焼および酸化用の空気は、流m 310
00 N m ’ / hで導入され、反応器の出口で
約2%の酸素を含む流出ガスを得るようにする。
流動床内の流出ガスの表面速度は約10m/sであり、
分離器の下流で熱交換器によって調節された温度は80
0℃である。
管路(29) (38)内の吸収物質の総流通流量は約
8007/hである。
分離サイクロン(2B)から出る浄化ガスは、下記の組
成を有する: N  −74,4%、CO2−13,9%、H2O−9
゜B %、 0  −2 %、 CCo−10pp  
、 So  2−40pp−・ 脱硫収率は約95.7%である。硫黄化合物を吸収した
物質の一部は、流fi51T/hで、再生器(高さ2m
、直径1.6m)の底部の方へ送られる。この再生器に
おいて、下記の容積組成を有するトーチガスによって床
の流動化が確実に行なわれる二 H−23,5%、CH−55,7%、C2H6”3.7
%、Co  −0,4%、N 2−1(i、8%。
トーチガスは流量15ONm3/hで導入され、その表
面速度は流動床のレベルで0.4m/sである。
ガス中に含まれる還元化合物の、吸収剤粒子中に含まれ
る硫黄化合物を吸収する金属硫酸塩に対するモル比は、
約1.11である。
流動床の温度は[100℃である。
再生器の出口における流出ガスの組成は下記のとおり・
である: So    :47容量% HO:33% CO: 14.5% N    : 3.11% H2S   :、fl跡 S   :痕跡 H2:く1% CH:<1% その後クラウス型装置の方へ送られることができる流出
物の、特徴的なSO2リッチ化が見られる。この物質の
再生率は、99%である。
実施例2 接触クラッキング触媒の再生は、再生器を有する接触ク
ラブキング装置において実施される。
再生工程を、出た流出物は、下記組成、流量および温度
を有する二 N 2−7B、745容量%、CO−0,005%、c
2−13%、H2O−8%、S02+803m1101
25%、02−2%、流量: 150.000 N m
 ’ / h 。
温度750℃。
吸収物質は、下記重量組成を有する;フォージャサイト
ゼオライト12%、マグネ°シア番シリカマトリックス
85.87%、MgO:1%、NiO: 0.07%、
V 205−0.11%、Ce203−1%、F e 
203 = 0 、15%。この粒度は、60〜100
マイクロメーターであ゛す、比表面積は200ゴ/gで
ある。
吸収物質およびクラッキング再生器を出たガス流は、実
施例1のものに匹敵しつる流通流動床の吸収反応器の最
も低い帯域に導入される。
流動床内の流出ガスの速度は約10m/sであり、分離
器の下流の熱交換器によって調節される温度は550℃
である。
分離サイクロン(2B)から出る浄化ガスは、下記組成
を有する= N −77容量%、c o −o、ot%、CO2−1
3%、HO−8%、S O+ S 03−0 、004
96、02−2%。
浄化収率は98.4%である。
硫黄化合物を吸収した物質の一部が、50T/hの流量
で、再生器の底部の方へ送られる。再生器では、CH4
に富むガスによって、床の流動化が確実に行なわれる。
このガスの組成は下記のとおりである: CH−80容量%、CH−2%、N2−18%。
CH4に富むガスは、流ffi 112.5 N m 
’ / hで導入され、流動床のレベルでの表面速度は
0゜3m/sである。
ガス中に含まれるメタンの、吸収剤粒子中に含まれる硫
黄化合物を吸収する金属硫酸塩に対するモル比は、約0
.275である。
流動床の温度は850℃である。再生器の出口における
流出ガスの組成は下記のとおりである:S O: 55
.2容量% HO721,8容量% CO: 13.8容量26 N    : 3.4容量% HS :痕跡 S   :痕跡 H:痕跡 CH:1% CH:0.5% S02リツチになった流出物は、クラウス型装置の方へ
送られてもよい。
再生された吸収物質は、吸収工程へ送られる。
物質の再生率は99%である。
実施例3 2つの再生器を有する装置、例えば実施例1に記載され
ているものにおいて実施される接触クラッキング触媒の
再生の流出物を処理する。
これらの流出物は、組成、流量および温度において、表
1に示された実施例1のものと同じである。
脱硫物質は、接触クラッキング装置において使用される
使用済み触媒からなる。これには、アルミナ・マグネシ
ア懸濁液の噴霧によって得られたマグネシアφアルミナ
粉末が添加されている。
このアルミナ・マグネシア懸濁液は、下記のようにして
得られる: 中アルミナ粉末と脱イオン水との混合;φアルミナのベ
プチゼーションを実施するため、およびバインダとして
使用されるアルミナゲルを製造するための、濃縮硝酸の
添加;・強い攪拌下でのマグネシア懸濁液の添加。
アルミナゲル、およびマグネシア懸濁液の固体含量は、
重量組成が各々30%MgOと、70?6A 1203
である化合物を得るように計算される。
ついでこのコロイド溶液は、空気での500℃における
噴霧による乾燥によって成形される。
このようにして、平均サイズ約50〜60マイクロメー
ターの球状粒子が得られる。
・吸収・再生装置の起動は、下記のようにして実施され
る: 吸収および再生反応器内に、下記の重量組成を有する使
用済み触媒を導入する: ゼオライトZSMS−12% シリカ拳アルミナマトリックス−85,8pt纏5 p
pm Ni0−1.7% V 205−045% Fe2O3”’0.15% それから管路(50)によって、再生触媒を接触クラブ
キング装置から抜出しく2T/日)、噴霧によって得ら
れたアルミナ・マグネシア粉末0.27/日をそこに組
込み、再生触媒と粉末との混合を、回転ドラムで実施す
る。この混合物を管路(23)により、硫黄化合物の吸
収部分に、2.2T/口の割合で導入する。
管路(5りによる約2.27/日の物質の抜出しによっ
て、吸収反応器内において吸収物質の総重量を維持する
・実施例1の条件下での作動の8日後、吸収物質の平均
重量組成は下記のとおりである:ゼオライトZSMS−
10,9%、シリカマトリックス−78,アルミナ−8
,36 M g O−2,73%、N i O−1,54%、v
205−0.32%、P t O−4,5ppm、Fe
203=0.136%。サイクロン(2B)から出る浄
化ガスは、下記の容量組成を有する: N 2−74.4%、CO2−13,9%、H2O−9
゜6%、02鋼2%、CO” NiOppa SS O
2= 40ppl o脱硫収率は、実施例1のものと同
じである。すなわち95.7%である。
再生条件は、実施例1のものおよび流出ガスの組成と同
じである。
8日間の作動後、使用済み触媒の抜出し流量は、0.5
 T/日にされる。MgO−アルミナ混合物の添加流量
は0.05T /日、吸収反応器のレベルにおける抜出
し流量は0.557 /日である。
これらの新たな条件下においても、SO浄化率および再
生率は不変のままである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すフローシートである。 以上 侍許出願人  アンスティテユ・フランセ参デュQペト
ロール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質量の硫黄化合物、例えばSO_2、SO_3
    および/またはH_2Sを含むガス流の脱硫方法であっ
    て、吸収帯域内で、吸収条件で、酸素含有ガスの存在下
    において、これらの化合物の吸収物質への吸収工程、再
    生帯域で、再生条件下、硫酸塩の形態の硫黄化合物リッ
    チになった吸収物質の還元ガスの存在下における再生工
    程、および少なくとも一部再生された吸収物質の少なく
    とも一部の吸収帯域への再循環工程を含む方法において
    、この方法は、吸収工程が、 a)マトリックス巾の少なくとも1つのゼオライト、酸
    化マグネシウム、酸化ニッケル、酸化鉄、酸化バナジウ
    ム、および場合によっては酸化アルミニウム、酸化セリ
    ウム、酸化コバルト、酸化白金および/または酸化パラ
    ジウムを、適切に選ばれた割合で含む吸収物質の粒子の
    、吸収帯域の第一端部への導入であって、吸収物質が5
    〜5000マイクロメーターの粒度および0.1〜50
    0m^2/gの比表面積を有するもの; b)吸収帯域の表面速度が、0.3〜40m/sになる
    ように、前記吸収帯域の前記端部への、温度約400〜
    1000℃でのガス流の導入;c)酸素含有ガスの存在
    下、前記ガス流の硫黄含量を減じ、かつ工程a)へ導入
    された金属の硫酸塩リッチになった粒子と、硫黄プアに
    なったガス流出物との混合物を得るような吸収条件下で
    の、流通流動床におけるガス流と前記粒子との接触; d)吸収帯域の向かい側の端部における分離帯域での、
    硫酸塩リッチになった前記粒子の少なくとも一部と、硫
    黄プアになった前記ガス流出物との分離; e)低い硫黄含量を有する第一ガス流出物の回収; からなることを特徴とし、 この方法はさらに、再生工程が、 f)再生粒子混合物と、硫黄リッチになった第二流出物
    とを得るように、流通流動床内の、硫黄リッチになった
    前記粒子の少なくとも一部と還元ガスとの、温度400
    〜1000℃、流動床において生じたガスの表面速度0
    .3〜40m/sでの、再生帯域における接触;および g)再生帯域の下流の分離帯域において、再生粒子の少
    なくとも一部と、第二流出物との分離;および h)第二流出物を回収すること; からなることを特徴とする方法。
  2. (2)工程(c)に導入された酸素の量が、少なくとも
    2容量%の酸素を含む第一ガス流出物を回収するような
    ものである、請求項1による方法。
  3. (3)吸収物質が、下記の割合で、酸化マグネシウム、
    酸化ニッケル、酸化鉄、酸化バナジウム、および場合に
    よっては酸化白金、酸化アルミニウム、酸化パラジウム
    、酸化コバルトおよび酸化セリウムによって含浸された
    /またはこれらと混合されたマトリックス75〜95重
    量%に対して、5〜25重量%の割合でシリカを含有す
    るマトリックス中にゼオライトを含む、請求項1または
    2による方法: ゼオライト+マトリックス 30〜98.97重量% MgO 1〜30重量% NiO 100〜2000重量ppm Fe_2O 100〜2000重量ppm V_2O 100〜2000重量ppm Al_2O 0〜30重量% CeO_2 0〜10重量% PtO 0〜100重量ppm PdO 0〜100重量ppm CoO 0〜2000重量ppm。
  4. (4)工程(c)の時、酸化マグネシウムの硫黄化合物
    に対するモル比は、1〜20、好ましくは1〜10であ
    る、請求項1〜3のうちの1つによる方法。
  5. (5)再生帯域において、還元ガスの、粒子中に含まれ
    る前記金属の硫酸塩に対するモル比は1〜20、好まし
    くは2〜10である、請求項1〜4のうちの1つによる
    方法。
  6. (6)再生帯域の上流で、流動床として操作される熱交
    換帯域において、硫酸塩リッチになった粒子の少なくと
    も一部の流通によって、あるいは再生帯域における還元
    ガスの一部燃焼によって、温度が400〜1000℃に
    なるように再生帯域の温度を調節する、請求項1〜5の
    うちの1つによる方法。
  7. (7)吸収帯域および再生帯域の温度が、500〜80
    0℃である、請求項1〜6のうちの1つによる方法。
  8. (8)粒子の粒度が、20〜100マイクロメーター、
    好ましくは20〜50マイクロメーターである、請求項
    1〜7のうちの1つによる方法。
  9. (9)吸収帯域への粒子の再循環工程を実施する前に、
    流動床として操作される第二熱交換帯域における工程(
    g)後に再生かつ分離される粒子の少なくとも一部を流
    通させる、請求項1〜8のうちの1つによる方法。
  10. (10)ガス流が、少なくとも1つの再生帯域において
    、接触クラッキングの使用済み触媒の再生の結果生じる
    、請求項1〜9のうちの1つによる方法。
  11. (11)ゼオライトが、シリカ・アルミナおよび/また
    はシリカ・マグネシアである、請求項1〜10のうちの
    1つによる方法。
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