JPH0223983Y2 - - Google Patents

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JPH0223983Y2
JPH0223983Y2 JP332985U JP332985U JPH0223983Y2 JP H0223983 Y2 JPH0223983 Y2 JP H0223983Y2 JP 332985 U JP332985 U JP 332985U JP 332985 U JP332985 U JP 332985U JP H0223983 Y2 JPH0223983 Y2 JP H0223983Y2
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knob
fixed
rivet
base
plug
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JP332985U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車シガライターノブの取付構造
に関する。
従来の技術及び問題点 従来から自動車に搭載されているシガライター
のノブは、実開昭58−112858号公報に開示されて
いるように、該ノブに形成された雌ねじと、ヒー
タを加締め固定したベースに固定された雄ねじと
により螺着される。螺着されたノブは、自動車の
振動等により弛むことがある。ねじ部材により螺
着されたノブの弛みトルクは、約0.2〔Kg・m〕か
ら0.3〔Kg・m〕であり、接着剤の使用が不可欠で
ある。また、組み付け作業において、ノブを螺着
するための回転作業があるため作業性が悪い。そ
して、螺着されるベースとノブは、共に機械のチ
ヤツクにより圧制し、固定している。そのため、
チヤツクの爪によりベース及びノブに損傷させる
ことがある。
問題点を解決するための手段 本考案に係る自動車用シガライターノブの取付
構造は、自動車用シガライターのブラグ1におい
て、リベツト2を固着したノブ3と、前記リベツ
ト2に圧着されるプツシユナツト4と、ヒータキ
ヤツプ及びその連結部材に加締め固定されたベー
ス6と、前記プツシユナツト4及びベース6を一
体的に固定したベース本体7とを具備することに
より前記問題点を解消している。
本考案の実施例 ノブ3は、シガライターを操作するためのもの
である。そして、軸の役目をするリベツト2を固
定している。該ノブ3は、内側にベース本体7に
嵌合する盲孔3a、及びスプリング8のスプリン
グ受け部3bを形成している。プツシユナツト4
は、ベース本体7に一体にモールド成形され、リ
ベツト2をプツシユナツト4に圧入することによ
り該リベツト2に圧着する。プツシユナツト4
は、中央に弾力性を有する歯部4aを複数形成し
ている。ヒータキヤツプ5は、加締め軸9によ
り、ヒータ10、絶縁体11、碍子12、及びス
トツパー13と一体に加締め固定される。ベース
6は、一端をストツパー板6に加締め固定され、
他端をベース本体7に一体にモールド成形してい
る。ベース本体7は、略円筒状の樹脂から成る部
材であり、プツシユナツト4及びベース6を一体
にモールド成形している。該ベース本体7は、ノ
ブ3の盲孔3aに嵌合する。
作 用 ノブ3をプラグ1に取付ける場合、ノブ3に一
体にモールド成形されたリベツト2をプラグ1の
プツシユナツト4に圧入することにより固定さ
れ、更に、ベース本体7がノブ3の盲孔3aに嵌
合することにより、ノブ3をプラグ1に揺動する
ことなく堅固に固定できる。この場合、ノブ3に
モールド成形されたリベツト2の長さを長くし、
かつノブ3とノブ3に嵌合するベース本体7の嵌
合部分の長さを長くすることにより、ラジアル荷
重に対しての強度を増強することができる。ノブ
3をプラグ1に取付ける作業は、リベツト2をプ
ツシユナツト4に圧入し、ノブ3の盲孔3aをベ
ース本体7に嵌合することにより固定することが
可能である。そのため、取付作業が簡便であり、
作業時間を短縮することができる。また、ノブ3
をベース本体7に、リベツト2をプツシユナツト
4に固定する場合、圧入するためのスラスト荷重
により、ノブ3を固着することができるため、チ
ヤツクによりノブ3を固定することが不要とな
り、ノブ3の損傷を防止することができる。ノブ
3は、盲孔3aとベース本体7の嵌合、及びリベ
ツト2とプツシユナツト4の圧入による摩擦力に
より固定され、固定されるノブ3の弛みスラスト
荷重は、実験上約50Kgである。そのため、ノブ3
をプラグ1に固定するための接着剤が不要であ
る。そして、リベツト2及びプツシユナツト4の
材質を同じ鋼材にすることにより、線膨張係数に
大きな差がないため、ヒータ10の熱がノブ3と
プラグ1の嵌合部分に伝導した場合に弛むことが
ない。
本考案に係る自動車用シガライターノブの取付
構造の一実施例として自動車用シガライターのノ
ブについて詳述したが、本考案は、開閉器等の操
作ノブの取付手段としても利用することができ
る。
本考案の効果 本考案に係る自動車用シガライターノブの取付
構造は、自動車用シガライターあるいは開閉器類
等のノブにリベツトを一体にモールド成形し、本
体であるプラグに固定されたプツシユナツトを圧
入することにより、ノブを取付けるため、取付作
業が簡便となり、取付作業時間が減縮できる。そ
して、固着されたノブの弛みスラス荷重が約50Kg
であるため、接着剤が不要である。また、ノブと
一体のリベツトにプラグと一体のプツシユナツト
を圧入することによりノブを固定するため、ノブ
の取付作業におけるノブの損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、及び第3図は本考案に係る自
動車用シガライターノブの取付構造を示す図面で
あり、第1図は自動車用シガライターのプラグの
断面図、第2図はノブの取付作業時におけるプラ
グの断面図、第3図はプツシユナツトの斜視図で
ある。 1……プラグ、2……リベツト、3……ノブ、
3a……盲孔、4……プツシユナツト、4a……
歯部、6……ベース、7……ベース本体、10…
…ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用シガライターのプラグにおいて、リベ
    ツトを固着したノブと、前記リベツトに圧着され
    るプツシユナツトと、ヒータキヤツプ及びその連
    結部材に加締め固定されたベースと、前記プツシ
    ユナツト及びベースを一体的に固定したベース本
    体とを具備したことを特徴とする自動車用シガラ
    イターノブの取付構造。
JP332985U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0223983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP332985U JPH0223983Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP332985U JPH0223983Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61121357U JPS61121357U (ja) 1986-07-31
JPH0223983Y2 true JPH0223983Y2 (ja) 1990-06-29

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JPS61121357U (ja) 1986-07-31

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