JP2543857Y2 - モータ取付フローティング構造 - Google Patents

モータ取付フローティング構造

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JP2543857Y2 JP1992038926U JP3892692U JP2543857Y2 JP 2543857 Y2 JP2543857 Y2 JP 2543857Y2 JP 1992038926 U JP1992038926 U JP 1992038926U JP 3892692 U JP3892692 U JP 3892692U JP 2543857 Y2 JP2543857 Y2 JP 2543857Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モータ取付フローティ
ング構造に関し、特に自動車用のパワーウィンドやサン
ルーフ等の小型モータの振動伝達を抑制するモータ取付
フローティング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このモータ取付フローティング構
造としては、大別すると、モータに組込まれたボルト等
を回転させて固定する構造のものと、モータに組込まれ
たボルト等が回転せず、固定状態のボルト等に対し、ナ
ット等を回転させて固定する構造のものとがある。
【0003】この後者の固定状態のボルト等に対しナッ
ト等を回転させて固定するモータ取付フローティング構
造として、図7に示すようなものがある。
【0004】このモータ取付フローティング構造は、フ
ランジ10,12を一体に有するボルト14,16を、
そのフランジ10,12を対向させた状態で、その間に
防振ゴム18を焼き付け固定し、その防振ゴム18を介
してボルト14,16を一体化するようにしている。
【0005】そして、一方のボルト14をモータハウジ
ングの取付部20に形成した取付孔22に貫通させ、ナ
ット24にて締付け固定すると共に、他方のボルト16
を車体側の部材26の取付孔28に貫通させ、ナット3
0にて締付け固定するようにしている。
【0006】従って、モータ側のボルト14と車体側の
ボルト16とは防振ゴム18にて隔絶され、モータ側か
らの振動が車体側に伝達されるのを抑制することができ
る。
【0007】しかしながら、前記従来のモータ取付フロ
ーティング構造にあっては、防振ゴム18を焼付け固定
することによって一対のボルト14,16を連結一体化
するようにしているため、防振ゴム18の焼付けのため
の費用が高く、コスト高になる上に、焼付け不足が生じ
ると、防振ゴム18が剥離し易くなり、また防振ゴム1
8が捩れによって破損するおそれがあり、品質管理及び
コスト的に適切でないという問題があった。
【0008】そこで、従来では、防振ゴムを焼付け固定
することなく、モータの振動伝達を抑制するものとし
て、図8に示すようなモータ取付フローティング構造が
採用されている。
【0009】このモータ取付フローティング構造は、モ
ータハウジングの取付部32に形成した取付孔34内
に、筒状に形成した防振ゴム36を圧入し、この防振ゴ
ム36内に筒状のカラー38を圧入し、更にこのカラー
38内にボルト40を圧入するようにしている。また、
ボルト40と防振ゴム36との間には断面略C字状をな
す回り止めプレート42が圧入され、この回り止めプレ
ート42の一部をモータハウジングの取付部32外面に
当接させることにより、ボルト40及び防振ゴム36の
回転を防止するようにしている。更に、ボルト40には
外周面の一部にローレット44が形成され、このローレ
ット44をカラー38及び回り止めプレート42の内壁
に圧入、密着させることによって、ボルト40自体の回
転をも防止するようにしている。
【0010】従って、コストの高い焼付け固定によらず
に防振ゴム36取付けがなし得、しかもボルト40の
回転を防止し得るようになっている。
【0011】そして、取付けに際してはボルト40を車
体側の部材26の取付孔28に貫通させナット30にて
締付け固定するようにしている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】防振ゴム40を焼付け
によらずにモータハウジングの取付部32に圧入固定す
る前記図8に示す従来のモータ取付フローティング構造
にあっては、ボルト40とモータハウジングの取付部3
2とを防振ゴム36にて隔絶する構造を採用しているも
のの、ボルト40の回転を防止するために、ボルト40
と防振ゴム36との間に回り止めプレート42を圧入
し、その一部をモータハウジングの取付部32に当接さ
せることとしており、そのため回り止めプレート42を
介してボルト40とモータハウジングとが接続される状
態となり、モータの振動伝達の抑制効果が半減してしま
い、本来のフローティング構造の目的を達成するのに適
切でないという問題があった。
【0013】本考案は、前記従来の問題を解決するため
になされたもので、その目的は、焼付けによらずに防振
ゴムを確実に固定し、しかもボルトの回転を確実に防止
しつつ、モータの振動の伝達を確実に抑制することので
きるモータ取付フローティング構造を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1のモータフローティング構造は、弾性部材
を介在させてモータを車体側にナットにて取付けるモー
タ取付フローティング構造において、一端面に回り止め
凹部を有してモータハウジングの取付部に圧入され、モ
ータの振動伝達を抑制する防振用の筒形の弾性部材と、
前記モータハウジングの取付部との間に前記弾性部材を
介在させて前記弾性部材内に圧入される筒形のカラー
と、前記弾性部材の回り止め凹部と係合して回り止めを
なす角形の頭部、前記ナットと螺合する先端を前記弾
性部材の他端面より突出させて前記カラー内に圧入され
軸部とを有し、前記モータハウジングの取付部と非接
触とされる車体側への取付け用ボルトとを備えることを
特徴とする。
【0015】また、請求項2のモータ取付フローティン
グ構造は、請求項1において、前記カラーは、前記ボル
トの頭部と反対側の位置に前記弾性部材と係合する抜け
止め用のフランジ部を備えることを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1のモータ取付フローティング構造にあ
っては、モータハウジングの取付部に筒形の防振用の弾
性部材を圧入し、この弾性部材内に筒形の防振用のカラ
ーを圧入すると共に、このカラー内にボルトを圧入す
る。
【0017】従って、ボルトの圧入によって弾性部材が
圧縮され、モータハウジングの取付部に対して確実に固
定され、脱落が防止される。
【0018】また、ボルトとモータハウジングの取付部
とは弾性部材によって完全に隔絶された状態となる。
【0019】更に、ボルトの圧入の際、角型のボルト頭
部が弾性部材の回り止め凹部合する。
【0020】従って、ナット締付け時にボルトに回転力
が付与されても、角型のボルト頭部が回転を抑えること
となり、確実なボルトの回転防止がなされる。
【0021】また、請求項2のモータ取付フローティン
グ構造にあっては、カラーに形成した抜け止め用のフラ
ンジ部がボルトの頭部と相俟って弾性体を挟み込んで保
持することとなり、ボルトやカラーの脱落を防止するこ
ととなる。
【0022】更に、フランジ部の存在によってカラーの
取付け座面が大きくなり、取付け時の安定性が高まるこ
ととなる。
【0023】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0024】図1および図2は、本考案の一実施例を示
す図である。
【0025】本実施例では、自動車のパワーウインド
や、サンルーフ等に用いるDC小型モータにおけるモー
タ取付フローテイング構造を示している。
【0026】図2において、モータ50には、このモー
タ50を車体側に取り付けるための3ヵ所の取付部52
がモータハウジング51に形成されており、これら3ヵ
所の取付部52にそれぞれモータ取付フローティング構
造が採用されるようになっている。
【0027】このモータ取付フローティング構造は、図
1に示すように、防振用の弾性部材としての防振ゴム5
4と、カラー56と、ボルト58とを備えている。
【0028】防振ゴム54は、モータハウジング51の
取付部52に圧入され、モータ50の振動伝達を抑制す
るためのもので、ゴムやエラストマー等のゴム弾性を有
する材料にて形成されるようになっている。この防振ゴ
ム54の外周面長手方向中央部分には環状の凹部60が
形成され、この凹部60が取付部52に形成した取付孔
62内に圧入される際に、取り付け孔60より突出する
環状の凸部64と係合して脱落が防止されるようになっ
ている。
【0029】また、防振ゴム54の貫通孔66の一端部
(図1左側)外周には、ボルト58の回転防止をするた
めの四角形の回り止め凹部68が形成され、また他端側
(図1右側)外周には、カラー56係止用の係入凹部7
0が形成されるようになっている。なお、係入凹部70
の外周にはボルト58とカラー56が圧入され、カラー
56の長さで防振ゴム54が圧縮されている為外側に向
かって拡開するテーパー部71が形成され、ナット締付
時にその周囲の防振ゴム54を圧縮して安定した取付け
がなし得るようになっている。
【0030】カラー56は、防振ゴム54の貫通孔66
内に圧入されるもので、合成樹脂や金属材料にて筒形に
形成されるようになっている。
【0031】また、このカラー56は、一端側(図1右
側)に外周方向に突出する抜け止め用のフランジ部72
を一体に有し、このフランジ部72を前記防振ゴム54
の係入凹部70内に係合させ得るようになっている。更
に、このフランジ部72が係入凹部70に係合した状態
で、他端92(図1左側端)が回り止め凹部68の底面
位置に達する長さに設定されている。なお、圧入状態に
おけるフランジ部72と防振ゴム54の図1右側端面と
の間には若干の隙間が生じ得るように設定されている。
【0032】また、カラー56の貫通孔74内径は、ボ
ルト58のねじ部86の外径よりも若干大きめに設定さ
れるようになっている。
【0033】ボルト58は、カラー56の貫通孔74内
にボルト58のローレット84が圧入されるもので、頭
部76と、軸部80とから構成されている。
【0034】頭部76は、防振ゴム54の一端側に形成
した回り止め凹部68内に係合されるもので、回り止め
凹部68の形状に対応して四角形に形成され、ボルトの
軸部80に回転力が加わった際に回り止め凹部68との
係合によってボルト58の回転を防止し得るようになっ
ている。
【0035】軸部80は、頭部76が回り止め凹部68
内に係合した状態で、その先端が、防振ゴム54の端部
より突出し、その突出端部にナット82を螺合し得るよ
うな長さに設定されている。また、軸部80は、頭部7
6側の外周面にローレット84が形成され、軸部80を
カラー56内に圧入した際にこのローレット84がカラ
ー56の内壁面に食い付いて密着し得るようになってい
る。更に、このローレット84形成位置よりも先端側に
はねじ部86が形成されるようになっている。
【0036】次に、このモータ取付フローティング構造
の形成状態について説明する。
【0037】まず、モータハウジング51の取付部52
に形成した取付孔62内に防振ゴム54を圧入すること
によって、防振ゴム54の外周に形成した凹部60が取
付孔62より突出した凸部64と係合して脱落が防止さ
れる状態となる。
【0038】次に、防振ゴム54の係入凹部70側の端
部からカラー56を防振ゴム54の貫通孔66内に圧入
する。この場合、カラー56を防振ゴム54の貫通孔6
6内に圧入すると、カラー56に一体に形成したフラン
ジ部70が防振ゴム54の係入凹部70内に係入し、十
分な接触面を持った座面として作用し、取付け時の安定
性が向上することとなる。
【0039】そして、防振ゴム54の回り止め凹部68
の端部からボルト58をカラー56の貫通孔74内に圧
入する。この場合、ボルト58の軸部80に形成したロ
ーレット84がカラー56の内壁面に食い付き密着する
ことによって、カラー56とボルト58との一体化を図
り、ボルト58の脱落を防止するようにしている。ま
た、ボルト58を完全に圧入した状態において、ボルト
58の頭部76が防振ゴム54の回り止め凹部68内に
係合し、ボルト58と防振ゴム54との一体化を図り、
ボルト58の回転を防止するようになっている。また、
ボルト58の圧入によってカラー56のフランジ部72
とボルト58の頭部76とが防振ゴム54を両側から挾
み込むような状態となり、ボルト58やカラー56の脱
落を防止し得るようになっている。
【0040】このように、モータハウジング51の取付
部52と、ボルト58とを防振ゴム54を介して完全に
隔絶した状態としつつ、ボルト58の頭部76と防振ゴ
ム54の回り止め凹部68とを係合させることにより、
ボルト58の回転防止を図ることとしているため、モー
タ50の振動伝達抑制を十分に行いつつ、ボルト58の
回転をも確実に防止することができるようになってい
る。
【0041】次に、このようなモータ取付けフローティ
ング構造を用いてモータ50を自動車の車体側に取付け
る状態について説明すると、モータハウジング51の取
付部52に圧入した防振ゴム54の貫通孔66より突出
するボルト58の先端側ねじ部86を車体側の部材88
に形成した取付孔90に貫通させ、この取付孔90より
突出するねじ部86にナット82を螺合させ、締め付け
れば確実に取付固定が成されることとなる。なお、この
ナット82の締付時に、テーパー部71の外周の防振ゴ
ム54が圧縮されて、安定した取付けがなされる。ま
た、この場合、ナット82を締め付け過ぎた場合であっ
ても、カラー56のフランジ部72位置で停止され、防
振ゴム54の潰れが防止されることとなる。また、締め
付け固定時や搬送時等にボルト58を押さえ付けるよう
な力が発生したとしてもフランジ部72を有するカラー
56によって、ボルト58の脱落が防止されることとな
る。
【0042】図3には本考案の他の実施例を示す。
【0043】この実施例では、防振ゴム54の係入凹部
70を防振ゴム54の端面位置に形成し、カラー51の
頭部側端部92とボルト58の頭部76との間に隙間を
形成し、防振ゴム54の外周に形成する凹部60を取付
部52の取付孔62に形成した凸部64の幅よりも若干
大きく設定し、ナット締め付け時に防振ゴム54を若干
圧縮変形させて安定した取付けがなし得るようにしてい
る。
【0044】他の構成および作用は前記実施例と同様に
つき、共通部分に同一符号を付すに止め、説明を省略す
る。
【0045】図4には本考案の更に他の実施例を示す。
【0046】この実施例では、図1の状態における防振
ゴム54の係入凹部70の外周に形成したテーパー部7
1を取り去り、係入凹部70の外周から防振ゴム54の
端面位置まで真っ直ぐに凹部を形成した状態とし、ナッ
ト締付時の圧縮を簡単な構造でなし得るようしている。
【0047】他の構成および作用は最初の実施例と同様
につき、共通部分に同一符号を付すに止め、説明を省略
する。
【0048】図5には本考案の更に他の実施例を示す。
【0049】この実施例では、図4の状態からカラー5
6のボルト58頭部76側端部92とボルト58の頭部
76との間に隙間を形成し、更に防振ゴム54の凹部6
0を取付孔62の凸部64よりも若干大きめに形成し、
ナット締め付け時に防振ゴム54を変形圧縮させ得るよ
うにしている。
【0050】他の構成および作用は、前記各実施例と同
様につき、共通部分に同一符号を付すに止め、説明を省
略する。
【0051】図6には本考案の更に他の実施例を示す。
【0052】この実施例では、防振ゴム54の係入凹部
70を防振ゴム54の端面位置に一致させて形成し、か
つカラー56のボルト頭部76側の端部をボルト58の
頭部76に当接させ、ナット締め付け時に防振ゴム54
が圧縮変形しない状態としている。
【0053】他の構成および作用は、前記各実施例と同
様につき、共通の部分には同一の符号を付すに止め、説
明を省略する。
【0054】本考案は、前記各実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨の範囲内において種々の変更が
成し得るものである。
【0055】例えば、ボルトの頭部形状は四角形に限ら
ず、角形であれば種々の形状とし得るものである。
【0056】また、防振ゴムの形状は組付性向上の為、
防振ゴムを2分割等にし得るものである。
【0057】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1のモータ
取付フローティング構造にあっては、モータハウジング
の取付部に防振用の弾性部材を圧入し、この弾性部材内
にカラーを圧入し、更にこのカラー内にボルトを圧入す
ることとしたため、コストの高い焼付けを行なうことな
く、安価に、かつ確実な固定を行なうことができるとい
う効果がある。
【0058】また、ボルトとモータハウジングの取付部
とは弾性部材を介して完全に隔絶された状態となり、し
かもボルトの角形の頭部と弾性部材の回り止め凹部とが
係合することによってボルトの回り止めがなされること
となるため、ボルトからモータハウジングの振動伝達を
確実に抑制した状態でナット締付の際にボルトが追従し
てから回りするのを防止でき、確実に強固な取付を行う
ことができるという効果がある。さらに、車体に取り付
けられるナット、ボルトはモータハウジングの取付部と
接触しないので、モータの振動が伝達しないという効果
がある。 しかも、ボルトはカラー内に圧入され弾性部材
を介してモータハウジングの取付部に一体化されている
のでモータハウジングを車体に取り付ける際、モータハ
ウジングと共にボルトを搬送することができ、搬送性が
良いという効果がある。
【0059】更に、従来のように回り止めプレートを用
いる必要がないため、部品点数を削減できるという効果
がある。
【0060】また、請求項2のモータ取付フローティン
グ構造にあっては、カラーのフランジ部とボルトの頭部
にて弾性部材を挟み込んで保持することができ、ボルト
やカラーの脱落を防止することができ、しかもフランジ
部によって座面を大きくし、取付時の安定性を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るモータ取付フローティ
ング構造を示す図2ハ−ハ線に沿う断面図である。
【図2】本実施例のモータ取付フローティング構造を用
いたモータの全体平面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の更に他の実施例を示す断面図である。
【図5】本考案の更に他の実施例を示す断面図である。
【図6】本考案の更に他の実施例を示す断面図である。
【図7】(A)は従来のモータ取付フローティング構造
を示す正面図で、(B)は(A)のイ−イ線に沿う断面
図である。
【図8】(A)は従来の他のモータ取付フローティング
構造を示す正面図で、(B)は(A)のロ−ロ線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
50 モータ 51 モータハウジング 52 取付部 54 防振ゴム 56 カラー 58 ボルト 68 回り止め凹部 70 係入凹部 72 フランジ部 76 ボルトの頭部 84 ローレット 86 ねじ部 88 車体側の部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性部材を介在させてモータを車体側に
    ナットにて取付けるモータ取付フローティング構造にお
    いて、一端面に回り止め凹部を有して モータハウジングの取付
    部に圧入され、モータの振動伝達を抑制する防振用の筒
    形の弾性部材と、前記モータハウジングの取付部との間に前記弾性部材を
    介在させて 前記弾性部材内に圧入される筒形のカラー
    と、 前記弾性部材の回り止め凹部と係合して回り止めをなす
    角形の頭部、前記ナットと螺合する先端を前記弾性部
    材の他端面より突出させて前記カラー内に圧入される
    部とを有し、前記モータハウジングの取付部と非接触と
    される車体側への取付け用ボルトとを備えることを特徴
    とするモータ取付フローティング構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記カラーは、前記ボルトの頭部と反対側の位置に前記
    弾性部材と係合する抜け止め用のフランジ部を備えるこ
    とを特徴とするモータ取付フローティング構造。
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