JPH017890Y2 - - Google Patents

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JPH017890Y2
JPH017890Y2 JP5951383U JP5951383U JPH017890Y2 JP H017890 Y2 JPH017890 Y2 JP H017890Y2 JP 5951383 U JP5951383 U JP 5951383U JP 5951383 U JP5951383 U JP 5951383U JP H017890 Y2 JPH017890 Y2 JP H017890Y2
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JP
Japan
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shaft
valve body
slot
hole
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JP5951383U
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JPS59166072U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弁体とその支持用シヤフトとの取付作
業を容易にできるようにしたバタフライバルブに
関する。
弁体とその支持用シヤフトとから成るバタフラ
イバルブの従来からの組立方法は、実公昭56−
53059号に示されるように、弁体とシヤフトとを
ねじ止めするものであつた。ここでそのシヤフト
の断面図を第1図に、弁体の正面図を第2図に、
弁体とシヤフトをねじで固定した状態の断面図を
第3図に示す。従来のシヤフト10は金属性材料
からなり、その長手方向にすり割12が形成され
ている。そのすり割12の両壁面のうち一方側の
壁にはねじ挿入用の穴14が、他方側の壁には前
記穴14に対応する位置にめねじ部16が形成さ
れている。一方、弁体18の中央にはねじ挿入用
の穴20が形成されている。この弁体18を前記
シヤフト10のすり割12内に嵌合し、その後ね
じ22をシヤフト10の穴14から弁体18の穴
20に挿通して前記めねじ部16と螺合すること
によつて、シヤフト10と弁体18とを固定する
ものである。このねじ止めによる取付方法におい
ては、シヤフト10に穴14やめねじ部16を加
工形成しなければならなかつた。またねじ止めを
する場合、シヤフト10の穴14と弁体18の穴
20とを合わせたり、ねじを締めたりする作業が
必要であつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
シヤフトを可撓性樹脂材によつて成形すると共に
すり割内に係合用突起を形成したもので、すり割
に弁体を挿入するだけで弁体とシヤフトを固定で
きるようにして組立作業を簡易にすると共に、従
来シヤフトに施していた加工作業を無くし、しか
も安価な材料を用いることによつて製造コストを
低減できるようにしたものである。
次に本考案を図面に基づいて説明する。
第4図は本考案に係るバタフライバルブのシヤ
フトの断面図、第5図はシヤフトに挿入固定され
る弁体の断面図である。シヤフト30は可撓性の
ある樹脂材を素材として型成形される。この型成
形されたシヤフト30には長手方向にすり割32
が形成され、そのすり割の両壁には相対向してす
り割32内に突出する一対の突起34が複数箇所
形成されている。一方、すり割32内に挿入され
る弁体36には前記突起34に対応するそれぞれ
の位置に穴38が形成されている。この穴38は
突起34の外形になじむ形とされている。前記一
対の突起34の先端位置でのすり割32は幅は前
記弁体36の幅より小とされている。
以上のように構成されているので、シヤフト3
0と弁体36とを組み立てる場合には、弁体36
をシヤフト30のすり割32に挿入し、弁体36
の穴38にシヤフト30の突起34を係合させ
る。すり割32内に弁体36を挿入する場合、突
起34形成位置でのすり割32の幅は弁体36の
幅より小となつているが、シヤフト30可撓性の
ある樹脂材から成つているので、弁体36を強く
押圧することによつて弁体36をすり割32内に
挿入することができる。弁体36の穴38とシヤ
フト30の突起34が係合した状態においては、
弁体36はシヤフト30から外れることなくしつ
かりと固定される。このようにシヤフト30と弁
体36との取付固定作業は、単に弁体36をシヤ
フト30のすり割32内に押圧挿入するだけでよ
く、従来のようなねじ締め作業を行うものと比べ
て、その取付作業は非常に簡単である。また、弁
体36の穴38との係合手段である突起34をシ
ヤフト30の型成形時に同時に形成されるので、
本考案におけるシヤフト30は従来の金属製のシ
ヤフトのような弁体との係合手段としての穴やね
じ部を加工する作業が不要となり、作業コストを
低減することができる。更に、シヤフト30の材
料を金属から樹脂材に変更したことによつて材料
コストを低減することができる。また、シヤフト
30の材料が樹脂材であるため、従来の金属製の
シヤフトと比べて、軸受との間の摩擦抵抗が少く
なり、摺動性を向上させることができる。
なお前記実施例においては、すり割32の両壁
に一対の対向する突起34を形成したが、第6図
に断面図で示すように、シヤフト30′のすり割
32′の片側壁に突起34′を形成してもよい。こ
の際すり割32′に挿入される弁体(図示せず)
には、突起34′の位置や大きさに対応する穴が
形成される。第6図に示した実施例においても、
前記実施例と同様な効果が得られるものである。
以上のように本考案に係るバタフライバルブに
よれば、可撓性のある樹脂材を用いてシヤフトを
型成形し、その成形時に同時にすり割内に突出す
る突起を形成したもので、弁体をシヤフトのすり
割に挿入するだけで弁体とシヤフトとを固定する
ことができ、取付作業を容易にすることができ
る。また、従来の金属製シヤフトに必要とした加
工作業を無くし、かつシヤフトの素材に安価な材
料を用いることによつて製造コストを低減するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバタフライバルブのシヤフトの
断面図、第2図は第1図のシヤフトに挿入される
弁体の正面図、第3図は従来のシヤフトとバタフ
ライバルブとを取付けた状態の断面図、第4図は
本考案に係るバタフライバルブのシヤフトの一実
施例断面図、第5図は第4図のシヤフトに挿入さ
れる弁体の断面図、第6図本考案に係るバタフラ
イバルブのシヤフトの他の実施例を示す断面図で
ある。 30,30′……シヤフト、32,32′……す
り割、34,34′……突起、36……弁体、3
8……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフトにすり割を形成し、そのすり割内に弁
    体を挿入して弁体とシヤフトとを固定するバタフ
    ライバルブにおいて、前記シヤフトを可撓性樹脂
    材で成形して前記すり割内に突出する突起を形成
    すると共に、前記弁体に前記突起と係合するため
    の穴を形成したことを特徴とするバタフライバル
    ブ。
JP5951383U 1983-04-22 1983-04-22 バタフライバルブ Granted JPS59166072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5951383U JPS59166072U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 バタフライバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5951383U JPS59166072U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 バタフライバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59166072U JPS59166072U (ja) 1984-11-07
JPH017890Y2 true JPH017890Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=30189762

Family Applications (1)

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JP5951383U Granted JPS59166072U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 バタフライバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581514Y2 (ja) * 1992-08-20 1998-09-21 エヌオーケー株式会社 バタフライバルブ

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JPS59166072U (ja) 1984-11-07

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