JPH02229026A - 結晶化された合成樹脂シートの成形方法 - Google Patents

結晶化された合成樹脂シートの成形方法

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JPH02229026A
JPH02229026A JP5137689A JP5137689A JPH02229026A JP H02229026 A JPH02229026 A JP H02229026A JP 5137689 A JP5137689 A JP 5137689A JP 5137689 A JP5137689 A JP 5137689A JP H02229026 A JPH02229026 A JP H02229026A
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JP
Japan
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synthetic resin
sheet
molding
heating
heated
Prior art date
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Pending
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JP5137689A
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English (en)
Inventor
Haruo Hatanaka
晴男 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SENSHIYUU MEIHAN KK
Original Assignee
SENSHIYUU MEIHAN KK
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、延伸後熱固定させ結晶化させた合成樹脂シー
トを成形する方法に関する。なお、この明細書中におい
ては、合成樹脂シートには、合成樹脂フィルムを含むも
のとする。
(従来の技術) 一般に、結晶化されたポリエステルシート等、結晶化さ
れた合成樹脂シー1−を成形する際には、第6図に示す
ように、シート21をヒータ22にて加熱した後、この
シート21を真空吸引するか又はプレス型で押圧して成
形型23に密着さ−ける真空成形法やプレス成形法が行
われている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、シート21を予めヒータ22にて加熱している
ため、シート21をかなりの高温に加熱した後、冷却す
る過程で吸引又は押圧して成形することになり、第5図
に示すように加熱収縮率は加熱温度が高い程大きいため
に、かなり大きな収縮が発生し、成形型に精度良く密着
させた成形が不可能である。
例えば、近年需要が増大しているキーボード板を成形加
工する場合には、ポリエステルシートに印刷を行い、そ
の印刷に合わせた凹凸のある成形加工を行う必要がある
が、上記方法で成形しても成形部の端部に大きなアール
ができてしまい、角がうまく出なかったり、印刷と凹凸
にずれを生したり、熱収縮による成形品の反りや変形を
生ずるまた、前記結晶化された合成樹脂シートとしては
、他の合成樹脂シートと結合されているものや結晶化さ
れた合成樹脂シートに印刷層や糊層が設けであるもので
もよい。
(作 用) 本発明の上記構成によれば、加熱された合成樹脂又はゴ
ム材を用いて加熱しながら加圧成形するので、結晶化さ
れた合成樹脂シー1−の結晶化を守る適温で加熱しなが
ら成形し、成形型に密着させて成形した後冷却するため
、加熱温度を必要最小限に低くできて収縮が発生し難く
、角が正確に成形されて寸法精度の良い成形が可能とな
り、印刷ずれも生じず、反りや変形も生じない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図(a)〜(d)を参照
しながら説明する。
1は、二軸延伸後熱固定させ結晶化を起こさせたポリエ
ステルシート(ポリエチレンテレフタレ) (PET)
二軸延伸シー[・)で、肉厚は0125mmである。2
は成形型で、その−上面の中央等の問題がある。
本発明は−1−記従来の問題点に篤み、結晶化された合
成樹脂シートの特性を極力保持して、反りや加熱収縮を
発生させず、寸法精度の良い成形品を得ることができる
結晶化された合成樹脂シー1−の成形方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するだめの手段) 本発明は、」1記目的を達成するため、結晶化された合
成樹脂シートを成形型」二に位置させ、その上面より加
熱された合成樹脂又はゴム材を押圧して加熱加圧した後
冷却することを特徴とする。
前記加熱加圧用合成樹脂を70〜220°Cに加熱し、
1. Okgf/cm2以上の圧力で押圧するのが適当
である。
前記加熱加圧用合成樹脂は成形後分離して再使用すると
よい。又、成形し7ない部分を押え枠にて成形型に密着
保持した後、加熱加圧用合成樹脂を抑圧するのが好まし
い。さらに、結晶化された合成樹脂シートの片面又は両
面に保護シートを貼着して成形してもよい。
部の50mmX50mmの成形部に10mmX 10m
m角で深さが!、mmの9個の成形四部3が基盤目状に
形成されている。先ず、第1図(a)に示すように、こ
の成形型2の−に面に前記シート1を載置し、その周囲
を成形型2の上面に押え枠4にて固定する。
次に、この押え枠4の内側の前記シート1上に、150
°Cに加熱した低密度ポリエチレンからなる加熱加圧用
合成樹脂5を配置し、その上に押圧板6を配置する。そ
の後、加熱加圧用合成樹脂5を押圧板6にて10tの力
で5秒間押圧する。すると、第1図(b)に示すように
、シート1が加熱加圧用合成樹脂5にて加熱されながら
押圧され、成形型2の成形四部3に沿うように成形され
、成形後室温の成形型2にて冷却される。このとき、シ
ート1はヒータで高温に加熱された後成形されるのでは
なく、結晶化を守る適当な温度に加熱された加熱カロ圧
用合成樹脂5にて加熱されながら成形され、成形後冷却
されるので、シート1は必要最小限の加熱温度で加熱さ
れ、加熱収縮率を小さく抑えることができ、収縮が発生
し難いために寸法精度の良い成形が得られる。その後、
押圧板6、押え枠4を取り外し、第1図(C)に示すよ
うに、シート1を加熱加圧用合成樹脂5とともに成形型
2から取り出し、さらに第1図(d)に示すように、シ
ートlと加熱加圧用合成樹脂5を分離することによって
成形されたシート1を得る。なお、分離した加熱加圧用
合成樹脂5は再使用される。
前記結晶化された合成樹脂シート1としては、上記実施
例のポリエステルシートの外、ポリエチレンシートやポ
リプロピレンシート等を用いることができ、その肉厚は
0,01〜2mm程度の範囲のものに適用できる。又、
シート1は、結晶化された合成樹脂シートの単一シート
に限らず、他の合成樹脂シートを結合したものを用いる
こともでき、シート1に印刷層を形成したり、糊層を形
成したものでも良い。さらに、シート1の片面又は両面
に保護シートを貼着して成・形してもよい。その具体例
を第2図に示す。第2図に示すシートはキーボード板成
形用のシートであって、結晶化されたシート1の片面に
印刷層7が形成されるととを示したが、第3図(a)、
(b)に示すように、射出成形機を用いて、射出樹脂に
て加熱加圧するようにすることもできる。
第3図(a)、(b)において、11は可動側型板、1
2は固定側型板で、これら型板11.12の当接面間に
シート1を挟圧固定するように構成されている。又、こ
れら型板11.12は水冷されており、可動側型板11
の上面に成形凹部13が形成されている。固定側型板1
2の中央部には、射出成形機本体(図示せず)の射出ノ
ズルから射出された射出樹脂が流入するスプルー14が
設けられ、その下端に設けられたゲート15を介して各
成形四部13に対向する位置まで射出樹脂を供給するラ
ンナー16が設けられている。
この実施例においては、第3図(a)に示すようにシー
ト1を型板11.12間に介装した後、これら型板11
.12を閉してシートlを挟持し、次に射出ノズルから
加熱溶融した樹脂を射出して、第3図(b)に示すよう
に、この射出樹脂17にてシート1を加熱しながら押圧
し、シートlを成形口もにその上に糊層8が形成され、
このシートの両面に保護シート9a、9bが貼着されて
いる。
前記加熱加圧用合成樹脂5は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、塩化ビニールやゴム材など、加熱すると流動性
を持つように熱的挙動変化を呈するものであればよい。
又、加熱加圧用合成樹脂5の加熱温度は、結晶化された
合成樹脂シートの種類によって異なるが、70〜220
°C程度が適当であり、加圧条件は10kgf/cm”
以上必要である。即ち、シート1の弓張強度及び伸び率
と加熱温度との関係は、例えば上記実施例のポリエステ
ルシートの場合には第4図に示すような関係にあり、こ
のような条件以下の場合には成形性が悪く、成形型への
密着性が劣り、精密な成形品が得られ難い。また、加圧
時間はシート1の円滑な成形のために0.3秒以上必要
である。
以上の実施例では、成形型2の上にシー)1を配置し、
その上に加熱加圧用樹脂5を配置して押圧板6にて押圧
することによって加熱加圧する例部13に沿うように成
形する。その後、型板11.12を開いて成形されたシ
ートlを射出樹脂17とともに取り出し、射出樹脂17
を分離することによって成形されたシート1が得られる
(発明の効果) 本発明の結晶化された合成樹脂シートの成形方法によれ
ば、以上のように加熱された合成樹脂又はゴム材を用い
て加熱しながら加圧成形するので、結晶化された合成樹
脂シートの結晶化を守る適温で加熱しながら成形し、成
形型に密着させて成形した後冷却するため、加熱温度を
必要最小限に低くできて収縮が発生し難く、角が正確に
成形されて寸法精度の良い成形が可能となり、印刷ずれ
も生じず、反りや変形も生じない成形が可能となるとい
う大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(dlは本発明の一実施例のシート成形
工程を示す断面図、第2図は成形すべきシートの積層構
成例を示す断面図、第3図(a)、(b)は本発明の別
の実施例のシート成形工程を示す断面図、第4図は結晶
化された合成樹脂シートの各力11熱温度における伸び
率と引張強さを示ずグラフ、第5図は同各加熱温度にお
ける加熱時間と加熱収縮率を示すグラフ、第6図は従来
の成形工程を示す断面図である。 結晶化された合成樹脂シー 成形型 押え枠 力H熱成形用樹脂 印刷層 糊層 保護シート ・保護シート 可動側型板 固定側型板 射出樹脂。 ト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶化された合成樹脂シートを成形型上に位置さ
    せ、その上面より加熱された合成樹脂又はゴム材を押圧
    して加熱加圧した後冷却することを特徴とする合成樹脂
    シートの成形方法。
  2. (2)加熱加圧用合成樹脂を70〜220℃に加熱し、
    10kgf/cm^2以上の圧力で押圧することを特徴
    とする請求項1記載の結晶化された合成樹脂シートの成
    形方法。
  3. (3)成形後、加熱加圧用合成樹脂を分離して再使用す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の合成樹脂シー
    トの成形方法。
  4. (4)成形しない部分を押え枠にて成形型に密着保持し
    た後、加熱加圧用合成樹脂を押圧することを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の合成樹脂シートの成形方法。
  5. (5)結晶化された合成樹脂シートの片面又は両面に保
    護シートを貼着して成形することを特徴とする請求項1
    、2、3又は4記載の結晶化された合成樹脂シートの成
    形方法。
  6. (6)結晶化された合成樹脂シートが他の合成樹脂シー
    トと結合されていることを特徴とする請求項1、2、3
    、4又は5記載の結晶化された合成樹脂シートの成形方
    法。
  7. (7)結晶化された合成樹脂シートに印刷層や糊層が設
    けてあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の結晶化された合成樹脂シートの成形方法。
JP5137689A 1989-03-02 1989-03-02 結晶化された合成樹脂シートの成形方法 Pending JPH02229026A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155964A (ja) * 1995-12-05 1997-06-17 Nanba Press Kogyo Kk シリコンラバーを使った一体成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155964A (ja) * 1995-12-05 1997-06-17 Nanba Press Kogyo Kk シリコンラバーを使った一体成形方法
US6004491A (en) * 1995-12-05 1999-12-21 Namba Press Works Co., Ltd. Method of integrated molding by use of silicone rubber

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