JPH0586906B2 - - Google Patents
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- JPH0586906B2 JPH0586906B2 JP20974088A JP20974088A JPH0586906B2 JP H0586906 B2 JPH0586906 B2 JP H0586906B2 JP 20974088 A JP20974088 A JP 20974088A JP 20974088 A JP20974088 A JP 20974088A JP H0586906 B2 JPH0586906 B2 JP H0586906B2
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は各種銘板に用いられるような比較的
小型の合成樹脂成形表示板、特に表面に文字、数
字、記号、図形等の表示部を凸出状態に備えた表
示板の製造方法に関する。
小型の合成樹脂成形表示板、特に表面に文字、数
字、記号、図形等の表示部を凸出状態に備えた表
示板の製造方法に関する。
従来の技術
従来、この種の表示板の製作には、合成樹脂シ
ートから切出して製作した表示片を基板上に個々
に貼着する方法、及び射出成形による方法が一般
に採用されている。
ートから切出して製作した表示片を基板上に個々
に貼着する方法、及び射出成形による方法が一般
に採用されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、前者によるときは、表示片の製
作、その貼付けに多くの手間がかゝり、工業的生
産性に乏しく、コスト高につくという本質的な欠
点がある。一方、後者の射出成形方法は、同一種
類の表示板の大量生産には好適であるものゝ、金
型コストが高くつくために、多品種少量生産には
不向きなものであつた。
作、その貼付けに多くの手間がかゝり、工業的生
産性に乏しく、コスト高につくという本質的な欠
点がある。一方、後者の射出成形方法は、同一種
類の表示板の大量生産には好適であるものゝ、金
型コストが高くつくために、多品種少量生産には
不向きなものであつた。
そこで、この発明は、熱成形の技術の応用によ
り、凸出状の表示部を備えた樹脂製表示板を、簡
易かつ廉価に製作しうる方法を提供することを目
的とする。
り、凸出状の表示部を備えた樹脂製表示板を、簡
易かつ廉価に製作しうる方法を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段
この発明者は上記の目的において、種々実験と
研究の結果、特定の成形条件下において所謂型押
し成形を行うことによより、成形用樹脂シートの
片面にシヤープな凸出状表示部の形成が可能とな
ることを見出すに至り、本発明を完成したもので
ある。
研究の結果、特定の成形条件下において所謂型押
し成形を行うことによより、成形用樹脂シートの
片面にシヤープな凸出状表示部の形成が可能とな
ることを見出すに至り、本発明を完成したもので
ある。
即ち、この第１発明は、文字、図形等の表示部
に対応する形状の透孔部を板厚方向に貫通して形
成した板状成形型を惑用い、該成形型を平板状の
受板上に重ね合わせ状に配置したのち、上記成形
型上に、加熱によつて抗張力を1.0〜7.0Kg／cm2の
範囲に調整した成形用の熱加塑性樹脂シートを重
ねてすぐさま押圧板で全面的に押圧することによ
り、成形型の透孔部内に樹脂シートの一部を圧入
せしめて凸出状表示部を形成せしめることを特徴
とする合成樹脂成形表示板の製造方法を要旨と
し、第２発明は、上記第１発明の実施において、
成形型を、上面に成形用樹脂シートとは異色の熱
転写着色層を有する転写用フイルムを介して受板
上に重ね合わせるものとし、凸出状表示部の頂面
に上記着色層を転写形成せしめることを特徴とす
るものである。
に対応する形状の透孔部を板厚方向に貫通して形
成した板状成形型を惑用い、該成形型を平板状の
受板上に重ね合わせ状に配置したのち、上記成形
型上に、加熱によつて抗張力を1.0〜7.0Kg／cm2の
範囲に調整した成形用の熱加塑性樹脂シートを重
ねてすぐさま押圧板で全面的に押圧することによ
り、成形型の透孔部内に樹脂シートの一部を圧入
せしめて凸出状表示部を形成せしめることを特徴
とする合成樹脂成形表示板の製造方法を要旨と
し、第２発明は、上記第１発明の実施において、
成形型を、上面に成形用樹脂シートとは異色の熱
転写着色層を有する転写用フイルムを介して受板
上に重ね合わせるものとし、凸出状表示部の頂面
に上記着色層を転写形成せしめることを特徴とす
るものである。
成形用の熱可塑性樹脂シートの種類は、特に限
定されるものではない。一般的には塩化ビニル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等が用い
られるが、用途によつてはスチロール樹脂、アク
リル樹脂等を用いても良い。また該樹脂シート
は、厚さ2.0〜3.0mm程度のものを好適に用い得
る。
定されるものではない。一般的には塩化ビニル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等が用い
られるが、用途によつてはスチロール樹脂、アク
リル樹脂等を用いても良い。また該樹脂シート
は、厚さ2.0〜3.0mm程度のものを好適に用い得
る。
成形型は、所要の耐熱性を有する剛性材料から
なる板状体であれば採用可能であり、具体的には
例えば鉄板、アルミニウム板等の金属板のほか、
フエノール樹脂板等の耐熱性硬質合成樹脂板を用
いることもできる。該成形型は、その透孔部内に
成形用樹脂シートの一部を圧入せしめて対応形状
の表示部を形成せしめるものであるから、その厚
さが５mmをこえて厚いときは、表示部のシヤープ
な成形が困難なものとなる。
なる板状体であれば採用可能であり、具体的には
例えば鉄板、アルミニウム板等の金属板のほか、
フエノール樹脂板等の耐熱性硬質合成樹脂板を用
いることもできる。該成形型は、その透孔部内に
成形用樹脂シートの一部を圧入せしめて対応形状
の表示部を形成せしめるものであるから、その厚
さが５mmをこえて厚いときは、表示部のシヤープ
な成形が困難なものとなる。
従つて、その厚さは５mm以下、特に好ましくは
１〜３mm程度ものが用いられる。
１〜３mm程度ものが用いられる。
成形型を重ね合わせる受板及び成形用樹脂シー
トを押圧する押圧板は、いずれもその作用面を平
坦面に形成した平板状のものを用いるべきであ
り、その材質は成形型のそれと同じく、金属板、
合成樹脂板等を用い得る。押圧板は、若干の弾性
を保有するものを用いても良く、従つて耐熱性の
合成ゴムを用いることもできる。
トを押圧する押圧板は、いずれもその作用面を平
坦面に形成した平板状のものを用いるべきであ
り、その材質は成形型のそれと同じく、金属板、
合成樹脂板等を用い得る。押圧板は、若干の弾性
を保有するものを用いても良く、従つて耐熱性の
合成ゴムを用いることもできる。
成形時における成形用熱可塑性樹脂シートの加
熱温度は、この発明の実施において特に重要な要
素である。該加熱温度は、樹脂の種類によつて異
るが、熱時における樹脂シートの抗張力をもつて
その範囲を規定することができる。即ち、成形用
樹脂シーートは、成形時における抗張力が、1.0
〜7.0Kg／cm2となる範囲にその加熱温度が規定さ
れる。この熱時抗張力が1.0Kg／cm2未満では、加
熱後の樹脂シートを成形型の上に載置する際の取
扱いが困難なものとなるのみならず、押圧板によ
る押圧成形時において、成形板と受板との重合面
間に樹脂が流動し、成形表示板における表示部の
頂部周縁に有害なバリを生じる。一方、抗張力が
7.0Kg／cm2をこえて高すぎると成形型の透孔部内
への樹脂の圧入が良好に行われ難く、結果的にシ
ヤープな凸出状表示部の形成が困難なものとな
る。成形時の樹脂シートの抗張力の最も好ましい
範囲は、概ね1.5〜5.0Kg／cm2程度である。上記の
ような抗張力が得られる範囲の加熱温度は、例え
ば塩化ビニル樹脂シートの場合で165〜185℃、特
に好ましくは170〜180℃、ポリカーボネート樹脂
シートの場合で185〜205℃、特に好ましくは190
〜200℃、ABS樹脂シートの場合で165〜185℃、
特に好ましくは170〜180℃程度である。
熱温度は、この発明の実施において特に重要な要
素である。該加熱温度は、樹脂の種類によつて異
るが、熱時における樹脂シートの抗張力をもつて
その範囲を規定することができる。即ち、成形用
樹脂シーートは、成形時における抗張力が、1.0
〜7.0Kg／cm2となる範囲にその加熱温度が規定さ
れる。この熱時抗張力が1.0Kg／cm2未満では、加
熱後の樹脂シートを成形型の上に載置する際の取
扱いが困難なものとなるのみならず、押圧板によ
る押圧成形時において、成形板と受板との重合面
間に樹脂が流動し、成形表示板における表示部の
頂部周縁に有害なバリを生じる。一方、抗張力が
7.0Kg／cm2をこえて高すぎると成形型の透孔部内
への樹脂の圧入が良好に行われ難く、結果的にシ
ヤープな凸出状表示部の形成が困難なものとな
る。成形時の樹脂シートの抗張力の最も好ましい
範囲は、概ね1.5〜5.0Kg／cm2程度である。上記の
ような抗張力が得られる範囲の加熱温度は、例え
ば塩化ビニル樹脂シートの場合で165〜185℃、特
に好ましくは170〜180℃、ポリカーボネート樹脂
シートの場合で185〜205℃、特に好ましくは190
〜200℃、ABS樹脂シートの場合で165〜185℃、
特に好ましくは170〜180℃程度である。
押圧板による成形用樹脂シートの押圧力は、10
〜20Kg／cm2程度に設定すべきでであり、これが低
すぎるときは表示部のシヤープな成形が困難であ
り、高すぎると表示部頂面周縁にバリが出るおそ
れが派生する。
〜20Kg／cm2程度に設定すべきでであり、これが低
すぎるときは表示部のシヤープな成形が困難であ
り、高すぎると表示部頂面周縁にバリが出るおそ
れが派生する。
転写用フイルムは、成形表示板の表示部の頂面
を異色の着色状態に形成して、顕示力の高い美麗
な表示板を得ようとする場合に用いられる。該転
写用フイルムは、従来一般に市販されているもの
を採用しうるが、その一例を挙げれば、ポリエス
テルフイムを基材とし、その片面に透明保護被
膜、金属蒸着層等からなる着色層、および熱感応
型接着剤層の順次積層からなる熱転写着色層を有
して、成形時に該熱転写着色層を成形樹脂側に転
移せしめるものとしたものが好適に用いられる。
を異色の着色状態に形成して、顕示力の高い美麗
な表示板を得ようとする場合に用いられる。該転
写用フイルムは、従来一般に市販されているもの
を採用しうるが、その一例を挙げれば、ポリエス
テルフイムを基材とし、その片面に透明保護被
膜、金属蒸着層等からなる着色層、および熱感応
型接着剤層の順次積層からなる熱転写着色層を有
して、成形時に該熱転写着色層を成形樹脂側に転
移せしめるものとしたものが好適に用いられる。
実施例
次に、この発明の実施例を添附図面に基いて説
明する。
明する。
実施例 １
第１図において、１は定盤、２はその上に載置
した受板、３は更にその上に重ねて載置した成形
型、４は成形用の熱可塑性樹脂シート、５は押圧
板、６はその駆動用取付板を示す。
した受板、３は更にその上に重ねて載置した成形
型、４は成形用の熱可塑性樹脂シート、５は押圧
板、６はその駆動用取付板を示す。
この実施例において、受板２には、厚さ3.0mm
のアルミニウム合金製平板を、成形型３には厚さ
2.0mmのアルミニウム合金製平板を、また成形用
樹脂シート４には厚さ2.0mmの塩化ビニル樹脂シ
ートを、更にまた押圧板５には下面が平坦な厚さ
3.0mmの耐熱ゴムを用いた。
のアルミニウム合金製平板を、成形型３には厚さ
2.0mmのアルミニウム合金製平板を、また成形用
樹脂シート４には厚さ2.0mmの塩化ビニル樹脂シ
ートを、更にまた押圧板５には下面が平坦な厚さ
3.0mmの耐熱ゴムを用いた。
また、上記成形型３は、NCルーターを用い
て、求める表示板の表示部に対応する文字形状の
透孔部７を、若干の抜き勾配をもつてテーパー状
に、かつ板厚方向に貫通状態に穿設形成した第２
図に示すようなものを用いた。
て、求める表示板の表示部に対応する文字形状の
透孔部７を、若干の抜き勾配をもつてテーパー状
に、かつ板厚方向に貫通状態に穿設形成した第２
図に示すようなものを用いた。
そこで、該成形型３を受板２上に重ね合わせ状
態に載置した後、成形用樹脂シート４を予め180
℃に加熱し、該加熱によつて熱時抗張力を1.8
Kg／cm2に調整した状態でこれを上記成形型上に載
置し、すぐさま押圧板５によつて全面的に押圧し
た。この押圧力は概ね15〜16Kg／cm2に設定した。
そして、成形用樹脂シート４の冷却を待つてそれ
を成形型３から取外すことにより、第３図に示す
ような成形表示板８を得た。該表示板８は、表面
に高さ２mmに凸出した表示部９を有し、しかも該
表示部９は頂面周縁がシヤープに角張つていてバ
リを有さず、かつ裏面が略フラツトなものであつ
た。
態に載置した後、成形用樹脂シート４を予め180
℃に加熱し、該加熱によつて熱時抗張力を1.8
Kg／cm2に調整した状態でこれを上記成形型上に載
置し、すぐさま押圧板５によつて全面的に押圧し
た。この押圧力は概ね15〜16Kg／cm2に設定した。
そして、成形用樹脂シート４の冷却を待つてそれ
を成形型３から取外すことにより、第３図に示す
ような成形表示板８を得た。該表示板８は、表面
に高さ２mmに凸出した表示部９を有し、しかも該
表示部９は頂面周縁がシヤープに角張つていてバ
リを有さず、かつ裏面が略フラツトなものであつ
た。
実施例 ２
成形用樹脂シート４として、厚さ2.0mmのポリ
カーボネートシート樹脂を用い、これを190℃に
加熱して抗張力を3.5Kg／cm2に調整した状態で実
施例１と同様の成形操作を行つた。
カーボネートシート樹脂を用い、これを190℃に
加熱して抗張力を3.5Kg／cm2に調整した状態で実
施例１と同様の成形操作を行つた。
得られた成形表示板は、これも成形状態がシヤ
ープでバリを有しない良好なものであつた。
ープでバリを有しない良好なものであつた。
実施例 ３
第４図に示すように、受板２と成形型３との間
に転写用フイルム１０を介在させてそれらを重ね
合わせるものとした。該転写用フイルム１０は、
ポリエステルフイルム基材上に着色透明保護被膜
を介してアルミニウム蒸着層と熱感応型接着剤層
を設けた金色の熱転写着色層を有するものを用い
た。
に転写用フイルム１０を介在させてそれらを重ね
合わせるものとした。該転写用フイルム１０は、
ポリエステルフイルム基材上に着色透明保護被膜
を介してアルミニウム蒸着層と熱感応型接着剤層
を設けた金色の熱転写着色層を有するものを用い
た。
その他は前記実施例１と同様にして成形操作を
行つた。なお、成形用樹脂シート４には白色の塩
化ビニル樹脂シートを用いた。
行つた。なお、成形用樹脂シート４には白色の塩
化ビニル樹脂シートを用いた。
その結果、第５図に示すように、成形状態は実
施例１と同様シヤープな外観を有し、かつ表示部
９の頂面に金色の着色層１０ａを有して該着色層
が白色の表示板８ａ面に際立つて浮き出し、顕示
性、美麗性に優れた表示板８を得ることができ
た。
施例１と同様シヤープな外観を有し、かつ表示部
９の頂面に金色の着色層１０ａを有して該着色層
が白色の表示板８ａ面に際立つて浮き出し、顕示
性、美麗性に優れた表示板８を得ることができ
た。
発明の効果
この発明によれば、上述の次第で、特に成形用
樹脂シートの成形時の加熱抗張力の調整により、
シートからの二次的な熱成形、なかでもとくに所
謂型押しの技法を利用して表面に凸出状の表示部
もつた成形表示板を製造することが可能となる。
しかも、成形型における表示部成形用のキヤピテ
イを透孔部として形成した板状の成形型を別途受
板上に重ねた状態にして成形操作を行うものとし
たことにより、押圧成形時、成形型の透孔部内の
空気は、樹脂との置換によつて成形型下面と受板
との間から自然に排出され、成形表示部に気泡痕
を生じることなく、かつ成形時の樹脂シートの抗
張力の上記特定範囲の設定とも相俟つて、バリを
有しないシヤープな成形形状の表示板を得ること
ができる。また、もとよりこの発明の成形方法に
よるときは、成形型に金属板等の平板材料を用
い、これを切削して所要の文字、記号、図形等の
透孔部を形成することによつて該成形型を完成し
うること、かつ成形操作も簡単であることによ
り、成形表示板の廉価な製造を可能とし、少量多
品種の表示板の生産に好適に対応することができ
る。
樹脂シートの成形時の加熱抗張力の調整により、
シートからの二次的な熱成形、なかでもとくに所
謂型押しの技法を利用して表面に凸出状の表示部
もつた成形表示板を製造することが可能となる。
しかも、成形型における表示部成形用のキヤピテ
イを透孔部として形成した板状の成形型を別途受
板上に重ねた状態にして成形操作を行うものとし
たことにより、押圧成形時、成形型の透孔部内の
空気は、樹脂との置換によつて成形型下面と受板
との間から自然に排出され、成形表示部に気泡痕
を生じることなく、かつ成形時の樹脂シートの抗
張力の上記特定範囲の設定とも相俟つて、バリを
有しないシヤープな成形形状の表示板を得ること
ができる。また、もとよりこの発明の成形方法に
よるときは、成形型に金属板等の平板材料を用
い、これを切削して所要の文字、記号、図形等の
透孔部を形成することによつて該成形型を完成し
うること、かつ成形操作も簡単であることによ
り、成形表示板の廉価な製造を可能とし、少量多
品種の表示板の生産に好適に対応することができ
る。
また、請求項２のように、更に転写用フイルム
を用いて成形するときは、表示部の頂面を任意の
着色状態とした一層顕示性、美麗性に優れた表示
板を簡易に製造することができる。
を用いて成形するときは、表示部の頂面を任意の
着色状態とした一層顕示性、美麗性に優れた表示
板を簡易に製造することができる。
第１図はこの発明の実施例を示す成形装置の概
略断面図、第２図は成形型の一例を示す斜視図、
第３図は第２図の成形型から得られる成形表示板
の斜視図、第４図は他の実施例を示す成形装置の
概略断面図、第５図はそれによつて得られる成形
表示板の一部拡大断面図である。 ２……受板、３……成形型、４……成形用熱可
塑性樹脂シート、５……押圧板、７……透孔部、
８，８ａ………成形表示板、９……表示部、１０
……転写用フイルム、１０ａ……転写着色層。
略断面図、第２図は成形型の一例を示す斜視図、
第３図は第２図の成形型から得られる成形表示板
の斜視図、第４図は他の実施例を示す成形装置の
概略断面図、第５図はそれによつて得られる成形
表示板の一部拡大断面図である。 ２……受板、３……成形型、４……成形用熱可
塑性樹脂シート、５……押圧板、７……透孔部、
８，８ａ………成形表示板、９……表示部、１０
……転写用フイルム、１０ａ……転写着色層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 文字、図形等の表示部に対応する形状の透孔
部を板厚方向に貫通して形成した板状成形型を用
い、該成形型を平板状の受板上に重ね合わせ状に
配置したのち、上記成形型上に、加熱によつて抗
張力を1.0〜7.0Kg／cm2の範囲に調整した成形用の
熱可塑性樹脂シートを重ねてすぐさま押圧板で全
面的に押圧することにより、成形型の透孔部内に
樹脂シートの一部を圧入せしめて凸出状表示部を
形成せしめることを特徴とする合成樹脂成形表示
板の製造方法。 ２ 成形型を、上面に成形用樹脂シートとは異色
の熱転写着色層を有する転写用フイルムを介して
受板上に重ね合わせるものとし、凸出状表示部の
頂面に上記着色層を転写形成せしめる請求項１記
載の合成樹脂成形表示板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20974088A JPH0259320A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 合成樹脂成形表示板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20974088A JPH0259320A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 合成樹脂成形表示板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0259320A JPH0259320A (ja) | 1990-02-28 |
| JPH0586906B2 true JPH0586906B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16577853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20974088A Granted JPH0259320A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 合成樹脂成形表示板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0259320A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721601U (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-21 | 有限会社シーティージャパン | 悪臭・汚水流出防止並びに、密閉可能大型ゴミ収納箱 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02286316A (ja) * | 1989-04-08 | 1990-11-26 | Shizuo Yamana | 軟質シートに凸部を形成するための金形および凸部形成方法 |
| KR100341831B1 (ko) * | 2000-03-29 | 2002-06-24 | 김영식 | 간판 제조방법 |
| KR100341830B1 (ko) * | 2000-03-29 | 2002-06-24 | 김영식 | 간판 제조방법 |
| JP4586871B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2010-11-24 | ソニー株式会社 | 表示板 |
| DE102012105412A1 (de) * | 2012-06-21 | 2013-12-24 | International Automotive Components Group Gmbh | Beleuchtbares Verkleidungsbauteil für ein Fahrzeug und Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP20974088A patent/JPH0259320A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721601U (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-21 | 有限会社シーティージャパン | 悪臭・汚水流出防止並びに、密閉可能大型ゴミ収納箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0259320A (ja) | 1990-02-28 |
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