JPH02227019A - 液状ケーキ用起泡性油脂組成物 - Google Patents

液状ケーキ用起泡性油脂組成物

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Publication number
JPH02227019A
JPH02227019A JP1046487A JP4648789A JPH02227019A JP H02227019 A JPH02227019 A JP H02227019A JP 1046487 A JP1046487 A JP 1046487A JP 4648789 A JP4648789 A JP 4648789A JP H02227019 A JPH02227019 A JP H02227019A
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JP
Japan
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fatty acid
acid ester
fats
oils
parts
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Pending
Application number
JP1046487A
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English (en)
Inventor
Mikuo Akimaru
秋丸 三九男
Yoko Matsumura
洋子 松村
Takehito Tabata
勇仁 田端
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NIPPON SAAFUAKUTANTO KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SAAFUAKUTANTO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スポンジケーキ、パウンドケーキ等各稚ケー
キの製造に使用してケーキ生地の起泡性、生地安定性を
高める、新規なる形態の液状であることを特徴とするケ
ーキ用起泡性油脂組成物に1」するものである。
[従来の技術] ケーキ用起泡剤として現在使用されているものの形状は
、一般的には、特公昭45−29411、特公昭45−
29412等に示されるように、ゲル状あるいはペース
ト状である。ゲル状あるいはペースト状起泡剤は繰作性
等の難点がある。
この難点の解決のために粉末状も考えられ、開発されて
いる。(特公昭50−40764.特公昭54−959
87等)しかし、粉末状のものでは起泡力が低く、経日
安定性が悪い等の欠点を有している。
pJ、Krogは、モノグリセリド(グリセリン脂肪酸
エステル)−水系の相図における分散相が起泡剤として
有用なことを確認している。  (AACC−AOC3
,Joint  Meeting)分散相中のモノグリ
セリドは最も起泡性を示すα結晶である。しかし、この
分散相を室温で安定に保つことは難しく、液状の起泡剤
は未だ開発されていない。
[発明が解決しようとする問題点] 粉末状起泡剤は、ゲル状あるいはペースト状起泡剤の難
点である操作等ではかなり満足いくものではある。しか
し、起泡の経日安定性等では満足するものではない。
−a的には起泡剤は、グリセリン脂肪酸エステルの起泡
性を主として利用されている。起泡性に最適なグリセリ
ン脂肪酸エステルは通常、構成脂肪がバルミチン酸、ス
テアリン酸を主にし、飽和脂肪酸が95%以上で構成さ
れたもので、結晶構造がα型のものである。モノグリセ
リド(グリセリン脂肪酸エステル)は、溶融して冷却固
化した直後はα型であるが、短時間にβ型になる。α型
結晶構造のものは不安定である。
ゲル状起泡剤では、ソルビトール液中で安定なモノグリ
セリドのα型結晶を作らせている。粉末状起泡剤は、α
型結晶の不安定さゆえにゲル状起泡剤はどの起泡の経口
安定性が得られていないのが現状である。
本発明の目的は、操作性が改良され、更には起泡の経口
安定性も改良された、液状のケーキ用起泡性油脂組成物
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明を概説すれば、本発明は液状のケーキ用起泡性油
脂組成物に1月する発明であって、Kuhrtの結合ク
リスタル(J、Am、Oil  Chem、5ocy 
 4立 725(1963))を利用し、この1〜15
重1部と油脂0〜5重量部をHL B l 0以上の親
水性界面活性剤0〜10重量部を用いた水中分散液から
なる。
親水性界面活性剤がポリグリセリン脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、リゾレシチン、サポニンから選ば
れた工ないし2以上の化合物であることからなる。
本発明は、操作性、更には起泡の経日安定性が良好な液
状のケーキ用起泡性油脂組成物を得るために種々研究し
た結果、グリセリン脂肪酸エステルとプロピレングリコ
ール脂肪酸エステルとの配合物いわゆる結合クリスタル
を水中に分散させることにより、結合クリスタルの水中
への分散性が良好となることを見出だした。また、水中
に分散させることにより、液状で起泡性が良好なケーキ
用起泡剤が得られることを見出だしたものである。
さらにHLB 10以上の親水性界面活性剤を配合する
ことにより、結合クリスタルの水中への分散性が良好と
なることを見出だした。また、コーン油、大豆油等の油
脂を合わせて水中に分散させても、液状で起泡性が良好
なケーキ用起泡剤が得られることを見出だしたものであ
る0本発明のケーキ用起泡剤は長期にわたって液状を保
ち、起泡性の低下もほとんど見られない、結合クリスタ
ルやその水中分散液がグリセリン脂肪酸エステル単独の
場合と異なり、長期間、起泡性の良好なα型結晶を安定
に保つことは、公知である。しかし、水中分散液はスラ
リー状またはペースト状であり、今日まで液状なものの
例はなく、また液状のケーキ用起泡剤が開発されたとい
う事実もない、′結合クリスタルとしては、グリセリン
脂肪酸エステルとプロピレングリコール脂肪酸エステル
の配合比はα型結晶の安定性から6/4〜4/6(重量
比)が適当である。結合クリスタルの量は、起泡性とい
う面からは多ければ多い程良いということになるが、多
すぎると液状にならずペースト状になることがら起泡性
油脂組成物全量に対して1〜15重量部の範囲内の量が
適当である。親水性界面活性剤の量は、結合クリスタル
の分散という面からは多ければ多い程良いということに
なるが、多すぎると液状にならずペースト状になること
がら起泡性油脂組成物全量に対して0〜10ffi量部
の範凹円の量が適当である。
油脂は、必ずしも必要ではないが、起泡性油脂組成物全
量に対して0〜5重量部加えてもよい。
[実施例] 以下、本発明を実施例等により更に具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例等に限定されるものではない。
(実施例 1) グリセリン脂肪酸エステル4部、プロピレングリコール
脂肪酸エステル6#、ポリグリセリン脂肪酸エステル(
Decaglyn  1−S:HLB=12>5部を水
85部に溶解し、80℃に加熱後強力に攪拌し冷却して
液状の製品とした。
この製品の外観および流動性は、6ケ月以上経過しても
製造直後と変わりなかった。
(比較例 1) グリセリン脂肪酸エステル10部、Decaglyn 
 1−36部、ソルビタン脂肪酸エステル(ニストール
 1−3)4部、70%ソルビトル液30部、プロピレ
ングリコール5部、水45部、エタノール5部を80℃
に加熱混合溶解後、冷却してペースト状の製品とした。
(比較例 2) グリセリン脂肪酸エステル14部、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル19部、リゾレシチン8部、カゼイン
ナトリウム10部、分解でん粉49部を水に溶解分散後
、スプレードライで噴霧乾煙して粉末状の製品としな。
(効果例) 上記各実験例、比較例で得た各踵製品を成人の割合で小
麦粉、砂糖、全卵、水と配合調整する。
オールインミックス法で行い、愛工舎製ケンウッドミキ
サーを使用してバッターの調整を行った。
攪拌時間5分後のバッター比容積を測定し、160℃、
10分焼成しケーキを得た。それらのケキの比容積をナ
タネ法により測定した。結果を表=1に示す。
表−1 実施例 1、比較例 1.2共にケーキ表面は良好であ
り、ケーキ内相は均一であった。
表−1の結果より、ケーキの製造において本発明品はペ
ースト状、粉末状の起泡剤と比較して良好な起泡効果を
有する事が明らかである。
表−2、−3に実施例 l、比較例 1,2の1ケ月、
6ケ月後のバッター比容績、ケーキ比容積を示す。
表−2(1ケ月後) *有効成分換算で5になるようにし、水の量を調整 表−3 (6ケ月後) 2ケ月を麦のデータ 表 2、−3の結果より、本発明品は長期にわたって起泡効
果が良好であることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
図−1、−2に本発明品(実施例 l)のホイップ時間
に対するバッター比容積、ケーキ比容積を示す。 図−1 ホイツフ1伺 (分)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリセリン脂肪酸エステル(飽和脂肪酸含量が5
    0〜100%)とプロピレングリ コール脂肪酸エステル(飽和脂肪酸含量が 50〜100%)の配合比が6/4〜4/ 6(w/w)である配合親油性界面活性剤1〜15重量
    部と油脂0〜5重量部とHLB 10以上の親水性界面活性剤0〜10重量 部と水75〜99重量部から成る液状であ ることを特徴とするケーキ用起泡性油脂組 成物。
  2. (2)親水性界面活性剤がポリグリセリン脂肪酸エステ
    ル、ショ糖脂肪酸エステル、リゾ レシチン、サポニンから選ばれた1ないし 2以上の化合物である特許請求範囲1項記 載の液状であることを特徴とするケーキ用 起泡性油脂組成物。
JP1046487A 1989-03-01 1989-03-01 液状ケーキ用起泡性油脂組成物 Pending JPH02227019A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019047782A (ja) * 2017-09-07 2019-03-28 ミヨシ油脂株式会社 ベーカリー製品用乳化油脂組成物とそれを用いたベーカリー製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019047782A (ja) * 2017-09-07 2019-03-28 ミヨシ油脂株式会社 ベーカリー製品用乳化油脂組成物とそれを用いたベーカリー製品

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