JPH02220572A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Publication number
JPH02220572A
JPH02220572A JP1040219A JP4021989A JPH02220572A JP H02220572 A JPH02220572 A JP H02220572A JP 1040219 A JP1040219 A JP 1040219A JP 4021989 A JP4021989 A JP 4021989A JP H02220572 A JPH02220572 A JP H02220572A
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JP
Japan
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pulse
horizontal
period
vertical
solid
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Pending
Application number
JP1040219A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yamamoto
直樹 山本
Toshiro Kinugasa
敏郎 衣笠
Takuya Imaide
宅哉 今出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1040219A priority Critical patent/JPH02220572A/ja
Publication of JPH02220572A publication Critical patent/JPH02220572A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTR一体形カメラなどに用いられる固体撮
像装置に係り、特に、電子ズーム機能を備えた固体撮像
装置に関する。
〔従来の技術〕
撮像部に固体撮像素子(以下、センサという)を用いた
固体撮像装置は、VTRと一体化されたいわゆるVTR
一体形カメラとして用いられて、近年急速普及している
かかる固体撮像装置は、センサの受光部のフォトダイオ
ード(画素)に蓄積された信号電荷を、走査回路によっ
て順次読み出して信号処理し、映像信号として出力する
ものであり、センサは、たとえば1986年テレビジョ
ン学会全国大会予稿集、pp、59−60に記載される
ように、大略フォトダイオードが二次元状に配列された
受光部とこれらフォトダイオードから所定の順序で信号
電荷を読み出すための走査回路とで構成されている。以
下、第8図〜第10図を用いてセンサの信号電荷読出し
方法について説明する。  。
第8図は上記予稿集に示されるセンサの構成を簡素化し
て示したものであって、1は水平走査回路、2は垂直走
査回路、31,3..33は垂直ゲート線、4..4.
.4.は水平ゲート線、50、。
5 ta、5x2t 52mt 5*it 5ss* 
5ait 5aze5oは垂直スイッチMOSトランジ
スタ、6□、。
6□e 6xa* 6z1g 6゜、6.、.63□、
6o。
6oは水平スイッチMoSトランジスタ、7□6゜70
,7□p 7mb+ 7□、7)bは行選択スイッチM
OSトランジスタ、8□、8□8..84は出力端子、
 P Dtx −P D−−−P Dls 、P Dt
x−P Dxa −PDo、 PD31. PD、、、
 PD3.はフォトダイオードである。
同図においで、受光部には、水平方向にN個、垂直方向
にM個とM行N列のマトリクス状にフォトダイオードP
Dが配列されているが、ここでは、このマトリクスの左
上隅の水平、垂直方向の3個ずつのフォトダイオードP
Dが配列されている部分を図示しており、水平方向のフ
ォトダイオードPD、、= PDxa 、P D、、の
配列を第1行、フォトダイオードPD、i、FD、、、
PD23の配列を第2行、フォトダイオードPD、□、
 PD32. PD33の配列を第3行とし、また、垂
直方向のフォトダイオードPD□、、PD、□、PD、
1の配列を第1列、フォトダイオードPD、□P D 
2z 、P D 3zの配列を第2列、フォトダイオー
ドPD3..PD、、。
PD33の配列を第3列とする。これらフォトダイオー
ドPDには夫々色フィルタが設けられており、被写体か
らの光がこの色フィルタで分光された色光が受光されて
その受光量に応じた量の信号電荷が蓄積されるが、奇数
行ではW(白)フィルタとG(緑)フィルタとがフォト
ダイオード毎に交互に配置され、偶数行ではCy(シア
ン)フィルタとYa(イエロ)フィルタとがフォトダイ
オード毎に交互に配置される。また、これら色フィルタ
の配列をマトリクスの列についてみると、奇数列ではW
フィルタとCyフィルタとがフォトダイオ−ド毎に交互
に配列され、偶数列ではGフィルタとYeフィルタとが
フォトダイオード毎に交互に配列される。
垂直走査回路2は、1水平走査周期(以下。
1H同周期いう)で2相の垂直クロックφV□。
φV、が常時供給されており、垂直ブランキング期間に
垂直スタートパルスφvSが供給されると、第9図(a
)に示すように、垂直クロックパルスφvi、φv3に
同期して2つの垂直ゲート線3□。
3、に同時にほぼ1H期間ずつ垂直選択パルスψv1.
ψ■1を出力する0次の垂直クロックパルスφv1.φ
v2では、これらに同期して次の2つの垂直ゲート線3
..3.(図示せず)に同時に同様の垂直選択パルスψ
V3t φV4(図示せず)を出力し、・・・・・・ 
i番目(但し、iはM/2以下の正整数)の垂直クロッ
クパルスφv1.φv2に同期して2つの垂直ゲート線
32i−1,32i (いずれも図示せず)に同時に同
様の垂直選択パルスψV2i−1,# V2iを出力す
る。
このように、垂直走査回路2は、垂直スタートパルスφ
vSが供給される毎に、垂直クロックパルスφVie 
φV2に同期して垂直ゲート線3の2本ずつに垂直選択
パルスφVを出力するが、垂直スタートパルスφvSが
供給されて最初に重置選択パルスφVが垂直ゲート線3
□、33に供給されるものとすると、次に垂直スタート
パルスφvSが供給されたときには、垂直ゲート線3m
933に最初に垂直選択パルスψVが供給される。すな
わち、1フイールド毎に同時に垂直選択パルスψ■が供
給される2つの垂直ゲート線3の組わ合せが変えられる
水平走査回路1には、水平同期周波数よりも充分高い周
波数の2相の水平クロックパルスφH1゜φH1が常時
供給されており、1H同周期水平スタートパルスφH8
が供給されると、第911 (a)の1H期間であるT
H期間を拡大した同図(b)に示すように、水平ゲート
線4□、4..4.・・・・・・の順に水平クロックパ
ルスφH0φH3に同期して水平選択パルスφH4,φ
H2,φH1,・・・・・・が出力される。ここで、垂
直走査回路2に供給される垂直クロックパルスφV工、
φV、は水平ブランキング期間に同期しており、水平ス
タートパルスφH8は水平ブランキング期間毎に水平走
査回路lに供給される。水平走査回路1は、水平ブラン
キング期間を除いて、垂直走査回路2が出力する垂直選
択パルスψ■のパルス期間水平ゲート線4□、4□、4
.・・・・・・+4Nに順次水平選択パルスψH1,ψ
H3,ψH1,・・・・・・、φH,を出力する。
垂直走査回路2が垂直ゲート線3□、3.に垂直選択パ
ルスψv1.φv2を出力すると、第1行の垂直スイッ
チMO3)ランジスタ5□1,5□、。
5L3.・・・・・・、第2行の垂直スイッチMOSト
ランジスタ5□12 F1!!y 5131・・・・・
・が全てオンし、これと同時に、行選択スイッチMOS
トランジスタ7□am 7mb+ 7□、7□bもオン
する。ここで、W。
G、Cy、Yeフィルタが設けられているフォトダイオ
ードPDに蓄積される信号電荷を夫々W。
G、Cy、Ye信号電荷と呼ぶことにする。そこで、上
記の垂直選択パルスφVtS φV2が垂直走査回路2
から出力された状態で、まず、水平走査回路1から水平
ゲート線4.に水平選択パルスφH□が出力されると、
第1行の水平スイッチMOSトランジスタ6゜e 5a
te f33tt・・・・・・が全てオンする。これに
より、フォトダイオードPD、。
のW信号電荷は垂直スイッチMOSトランジスタ5□□
、水平スイッチMO5)−ランジスタロ1□を介して読
み出され1行選択スイッチ7□4を介して出力端子81
から出力される、これと同時に、フォトダイオードPD
、□のCy信号電初も垂直スイッチMOSトランジスタ
52L、水平スイッチMOSトランジスタ6.1を介し
て読み出され、行選択スイッチMOSトランジスタ71
11を介して出力端子83から出力される。
次に、水平走査回路1から水平ゲート線43に水平選択
パルスφH,が出力され、第2列の水平スイッチMOS
トランジスタ5tit 6741968Mm・・・・・
・が全でオンする。これにより、フォトダイオードPD
、のG信号電荷が垂直スイッチMOSトランジスタ5゜
、水平スイッチMOSトランジスタ6□0行選択スイッ
チMOSトランジスタ71を介して出力端子8□から出
力され、これと同時に、フォトダイオードPDoのYe
信号電荷が垂直スイッチMoSトランジスタ5゜、水平
スィッチMOSトランジスタ6□9行選択スイッチMO
Sトランジスタ71を介して出力端子8.から出力され
る。
以下同様にして、2行のフォトダイオード1つずつから
同時に信号電荷が読み出され、出力端子8、.8□8□
8.から夫々W信号、G信号、Cy倍信号Ye倍信号出
力されることになる。
なお、第9図(a)、(b)において、TVは1フィー
ルド期間である。
以上のように、1H毎にW、G、Cy、Ya倍信号同時
に得られ、これらから輝度信号や色差信号が形成されて
カラー映像信号が生成される。
そこで、センサの同時に走査される2行から読み出され
る信号からモニタ受像機の1水平走査線の映像信号が形
成される。すなわち、センサの2行がモニタ受像機の水
平走査線に対応し、センサの走査順序とモニタ受像機の
走査順序とが対応している。これにより、センサの受光
部に第10図に示すように、被写体像aが結像されると
、これと同じ画像すがモニタ受像機に映出される。
かかるセンサにおいて、受光部の一部の領域のみを走査
領域とすると、この走査領域の画像がモニタ受像機で拡
大して映出される。これが電子ズームであるが、ズーム
倍率を2倍としたときのセンサでの従来の一般的な信号
読出し方法を第11図および第12図を用いて説明する
第11図(a)は第8図における垂直走査回路2の入力
パルスを示すものであって、φvSは第8図と同様に垂
直スタートパルスである。
φVC,,!VC,,φVC3は夫々第8図における垂
直クロックパルスφv1の3能様を示している。第11
図(b)は同図(a)のTH期間での第8図の水平走査
回路1の入力パルスを示すものであって、φH8は第8
図と同様に水平スタートパルスであり、φHC1,φH
C,,φHC,は夫々第8図における水平クロックパル
スφH□の3能様を示している。
なお、第11図(a)、(b)には図示しないが、第8
図に示す垂直クロックパルスφv2、水平クロックパル
スφH3は、第9図(a)、(b)のように、垂直クロ
ックパルスφv4.水平クロックパルスφH1に対して
逆相の関係にある。
第8図において、垂直走査回路2の垂直グロックパルス
φV□として垂直ブランキング期間(以下、VBL期間
という)経過後第11図(、)の1H同周期垂直クロッ
クパルスφvC1が供給され、水平走査回路1の水平ク
ロックパルスφH1として、水平ブランキング期間(以
下、HBL期間という)経過後第11図(b)の水平ク
ロックパルスφHC,が供給されたとすると、センサで
は通常の走査が行なわれ、第12図において、aをセン
サの受光部での被写体像とすると、これと同じ画像すが
モニタ受像機に映出される。
これに対し、垂直走査回路2の垂直クロックパルスφv
1として、上記垂直クロックパルスφVC1よりも周期
が2倍の第11図(a)における垂直クロックパルスφ
vCsが供給され、水平走査回路1の水平クロックパル
スφH工として、上記水平クロックパルスφHC□より
も周期が2倍の第11図(b)における水平クロックパ
ルスφHC,が供給されると、各フォトダイオードの信
号電荷読出し時間が通常の2倍となり、かつVBL期間
、HBL期間垂直、水平クロックパルスが供給されない
から、センサでは最初から半数の行でかつこれら各行は
1H期間で半分のフォトダイオードからしか信号読出し
が行なわれない、したがって、第12図において、セン
サでの被写体aの破線で囲まれる左上1/4の部分が縦
横2倍となった画像Cとしてモニタ受像機に映出される
また、センサでのフォトダイオードの配列がM行N行で
あって、垂直走査回路2の垂直クロックパルスφv1と
して、第11図(a)に示すように、VBL期間内にM
/4個のパルスが含まれ、(M/4+1)番目から通常
の周期THの2倍の周期となる垂直クロックパルスφv
C1が供給され、水平走査回路1の水平クロックパルス
φH□として、第11図(b)に示すように、HBL期
関内にN/4個のパルスが含まれ、(N/4+1)番目
から通常の周期の2倍の周期となる水平クロックパルス
φHC□が供給されると、センサの受光部では、第(N
/4+1)行から第(N/4+N/2)行までが第(N
/4+1)番目のフォトダイオードから第(N/4+N
/2)番目のフォトダイオードまで夫々1H期間かかっ
て信号読出しが行なわれるから、第12図において、被
写体像aの中央部、縦横の長さがこの被写体像aの17
2倍である一点鎖線で囲んだ領域が、縦横2倍の長さに
拡大された画像dとして、モニタ受像機に映像される、 以上のようにして、被写体像aの一部領域の画像が2倍
に拡大されてモニタ受像機に映出させることができ、電
子ズーム効果が得られるものであるが、垂直クロックパ
ルスφV□、φv2のVBL期間におけるパルス数や水
平クロックパルスφH4,φH1のHBL期間における
パルス数を適宜設定することにより、被写体像aの任意
の領域での電子ズームが可能となるし、また、垂直クロ
ックパルスφ■8.φV、のHBL期間後の周期や水平
クロックパルスφH□、φH2のHBL期間後の周期を
適宜設定することにより、ズーム倍率を任意に設定する
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来技術において、センサの被写体像の
任意の領域をズームアツプする場合、水平クロックパル
スφH1,φH2は、HBL期間以後の通常時の2倍の
周期のパルスに対して、HBL期間では非常に高速のパ
ルスとなる。このために、HBL期間が終ると水平クロ
ックパルスの周波数が急変する。
これを具体的な数値を挙げて説明すると、LH期間は約
63.5μsec、HBL期間は約10μSeQであっ
て、センサには各行に570個のフォトダイオードが配
列されている。いま、センサの画面中央部を2倍にズー
ムアツプしようとすると、HBL期間内に570/4:
F143個の水平クロックパルスを発生させなければな
らず、このときの水平クロックパルスの周波数は143
/10paea=約14.3MHzとなる。また、HB
L期間後の各行の信号読出し期間は約50μSeaであ
るから、この信号読出し期間での水平クロックパルスの
周波数は(570/2)÷50μ5ec=約5.7MH
zとなる。
このように、1H期間では、水平クロックパルスの周波
数が14.3M服→5.7M七、14.3M&と変化す
る。そして、このように水平グロックパルスの周波数が
急変すると、これによってシェーディングなどの画質劣
化が惹き起されることになる。
なお、垂直クロックパルスφv1.φV、についても、
第11図(a)の説明から明らかなように。
VBL期間と信号読出し期間との境いで周波数が変化す
るが、VBL期間は21Hと充分長く、このために電子
ズーム時にVBL期間内に設定する垂直クロックパルス
を信号読出し期間よりも充分先行して位置づけることが
できるし、また、信号読出し期間での垂直クロックパル
スの周波数は充分低いから、これによってシェーディン
グなどの画質劣化は生じない。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、電子ズームに
際してのクロックパルスによる画質劣化を防止すること
ができるようにした固体撮像装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために1本発明は、センサの駆動回
路は、1H周期の水平同期パルスが水平基準位相パルス
として供給され、この水平基準位相パルスをもとに水平
スタートパルスと水平クロックパルスとから水平走査パ
スルを生成し、センサに供給して通常動作を行なわせる
が、該水平同期パルスから周期が2Hでかつ該水平同期
パルスより1/2H位相がずれた分周パルスを生成する
手段を設け、電子ズーム動作時、該分周パルスを前記水
平基準位相パルスとして駆動回路に供給する。
また、電子ズーム動作時には、固体撮像素子から出力さ
れる映像信号と、この映像信号を遅延回路でLH遅延し
た信号とをスイッチによって交互に選択する。
〔作 用〕
駆動回路において1分周パルスをもとに生成される水平
スタートパルスは水平ブランキング期間にあって2H周
期であり、このために、固体撮像素子の受光部での各行
は夫々2H期間で信号読出しが行なわれ、固体撮像素子
から出力される映像信号の1水平走査期間は2Hとなる
該受光部の中央部縦横の幅が受光部の縦横の幅の172
倍である領域から読み出された信号は。
固体撮像素子の出力映像信号の水平走査期間で中央部1
H期間の範囲の信号であり、したがって。
この映像信号とこれを1H遅延した信号とを1H毎に切
替え選択することにより、この映像信号の水平走査期間
の1H期間の範囲の信号、すなわち。
固体撮像素子の受光部の上記中央部から読み出された信
号のみからなる映像信号が得られることになる。
この場合、固体撮像素子の受光部での画素マトリクスの
各行は2H期間で走査されればよいから。
水平ブランキング期間に高速パルスの水平クロックパル
スを設けて各行の所定数の画素を飛ばしていくことは必
要なく、したがって、水平ブランキング期間と信号読出
し期間との境目で水平クロックの周波数が急変すること
はない。
なお、電子ズーム時での垂直クロックパルスとしては、
上記従来技術のものを用いることができる。
〔実施例〕
以下2本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による固体撮像装置の一実施例を示すブ
ロック図であって、9はレンズ、10はセンサ、11は
受光部、12は垂直走査回路、13は水平走査回路、1
4は駆動回路、15は制御回路、16は同期パルス発生
器、17は1H遅延回路、18はスイッチである。
同図において、同期パルス発生器16は水平、垂直の同
期パルスを発生し、制御回路15はこれら同期パルスか
ら水平、垂直の基準位相パルスを生成する。駆動回路1
4はこれら基準位相パルスをもとに水平走査パルス、垂
直走査パルスを生成し、水平走査パルスをセンサ10の
水平走査回路13に、垂直走査パルスを同じく垂直走査
回路12に夫々供給する。センサ10は第8図に説明し
た構成をなし、レンズ9を介して被写体像が受光部11
に結像される。この受光部11は垂直走査回路12と水
平走査回路13によって走査され、これによって得られ
るW、G、Cy、Ye倍信号ら映像信号Sが生成される
、 通常動作時には、駆動回路14から垂直走査回路12に
供給される垂直走査パルスは第9図(a)に示した垂直
スタートパルスφvSと垂直クロックパルスφVz、φ
■、とからなり、同じく水平走査回路13に供給される
水平走査パルスは第9図(b)に示した水平スタートパ
ルスφH8と水平クロックパルスφHよ、φH2とから
なっている。
これにより、受光部11全体が走査されてこれに対する
映像信号Sがセンサ10から出力される。
この映像信号Sはスイッチ18のA側に供給され、また
、1H遅延回路17で遅延されて遅延映像信号SDとし
てスイッチ18のB側に供給される。スイッチ18は制
御回路15で形成される切替信号SWによって制御され
るが、通常動作時には常時A側に閉じており、したがっ
て、センサ10の出力映像信号Sは直接スイッチ18を
通過する。
この映像信号Sにより、第12図において、センサ10
での被写体像aと同じ画像すがモニタ受像機に映出され
る。
次に、この実施例の電子ズーム動作を第2図によって説
明する。但し、ここでは、受光部の中央部を2倍ズーム
するものとし、第2図はこの場合の第1図の各部の信号
を示しているが、垂直走査については、第11図(a)
で垂直クロックパルスとしてパルスφvC3を用いた場
合の説明と同様であるので、第2図では省略している。
第1図および第2図において、同期パルス発生器16は
1H同周期水平同期パルスφHDを発生し、制御回路1
5はこの水平同期パルスφHDの2倍の周期でかつ水平
同期パルスφHDより1/2Hだけ遅れた水平基準位相
パルスφHD′を形成する。ここで、水平同期パルスφ
I−I D、水平基準位相パルスφHD”はともに低レ
ベルのパルスとする。駆動回路14では、この水平基準
位相パルスφHD’を基準としてパルスが形成され、こ
れが水平スタートパルスφH8としてセンサ10の水平
走査回路13に供給される。したがって、この水平スタ
ートパルスφH8は、通常動作時の2倍の周期(= 2
 H)であって、かつ通常動作時よりも1/2H位相が
遅れている。
一方、このときに水平走査回路13に供給される水平ク
ロックパルスφH工は、第11図(b)に示したパルス
φHC,のように、周期を通常動作時の2倍(= 2 
H)とし、かつHBL期間の終了とともに水平走査回路
13に供給される。
そこで、駆動回路14から垂直走査回路12に供給され
る垂直走査パルスによって受光部11の垂直走査が行な
われる領域は、第3図において、右下りのハツチングを
して示す中央部の領域であり、その縦幅は受光部11の
縦幅の1/2倍となる。これに、駆動回路14から水平
走査回路13に第2図の水平スタートパルスφH8と第
11図(b)に示した水平クロックパルスφHC,を供
給すると、第3図のハツチングして示す領域の各行で信
号読出し期間が通常動作の2倍、すなわち2Hとなる。
したがって、センサ10から出力される映像信号Sは1
水平走査期間が通常動作の2倍、すなわち2Hとなり、
しかも、水平スタートパルスφH8が水平同期パルスφ
HDよりも1/2Hだけ位相がずれているから、この映
像信号Sも水平同期パルスよりも1/2Hだけ位相がず
れている。このために、第3図のハツチングして示す領
域での各行の中央部(破線内の横幅が受光部11の横幅
の1/2倍の範囲)から読み出される映像信号Sの部分
は、第2図でハツチングして示すように、1つおきの水
平同期パルスφHD間の範囲に一致することになる。
センサ10から出力される映像信号Sは、直接スイッチ
18のA側に供給されるとともに、1H遅延回路17で
遅延され、遅延映像信号SDとしてスイッチ18のB側
に供給される。遅延映像信号Sc、においては、第3図
のハツチングして示す領域での各行の上記中央部から読
み出される部分は、第2図でハツチングして示すように
、映像信号Sの同じ中央部から読み出される部分の間に
位置し、これも1つおきの水平同期パルスφHD間の範
囲に一致する。
制御回路15から出力される切替信号SWは同期パルス
発生回路16からの水平同期パルスφHDに同期し、+
1.O,−1の3値をとる。この切替信号SWの+1の
期間は映像信号Sのハツチング部に一致してスイッチ1
8をA側に閉じ、−1の期間は遅延映像信号SOのハツ
チング部分に一致してスイッチ18をB側に閉じる。切
替信号SWがOのときには、スイッチ18はA、Bいず
れの側の選択しない、このようにスイッチ18が制御さ
れることにより、映像信号Sのハツチング部分と遅延映
像信号SOのハツチング部分とが交互に配列された映像
信号S、が得られる。
この映像信号S、により、第12図に示す受光部11で
の被写体像aに対し、その中央部が2倍にズームアツプ
されて画像dとしてモニタ受像機に映出されることにな
る。
以上のように、水平クロックパルスとして高速パルスを
用いる必要がないから、その周波数が急速することがな
く、シたがって、ズーム画面にシェーディングなどの画
質劣化は生じない。
なお、上記実施例では、センサ10としては2行同時読
出しのセンサとは限らないが、2行同時読出しのセンサ
の場合には、第8図で説明したように、同時に得られる
W、G、Cy、Yθ倍信号ら映像信号Sを生成するよう
にしてもよいし、同時に信号読出し、が行なわれる2行
から夫々独立に映像信号を得、これらのうちの一方を映
像信号Sとし、他方をlH遅延線17で遅延して遅延映
像信号SDとしてもよい。
第4図は第1図における制御回路15の水平基準位相パ
ルスφHD’の生成手段の一具体例を示すブロック図で
あって、19は遅延回路20は2分周回路、21はイン
バータ、22はNANDゲ−ト、23はスイッチである
同図において、通常動作時ではスイッチ23はN側に閉
じており、同期パルス発生回路16(第1図)はスイッ
チ23を通って駆動回路14に供給される。
次に、2倍ズームの場合の動作を、各部の信号を示す第
5図を用いて説明する。
この場合には、スイッチ23はZ側に閉じている。水平
同期パルスφHDは遅延回路19で1/2H遅延される
。この遅延回路19の出力パルスaはインバータ21で
反転され、パルスCとしてNANDゲート22に供給さ
れるとともに、2分周回路20に供給される。ここで、
遅延回路19の出力パルスaを“L”(低レベル)のパ
ルスとすると、2分周回路20はこのパルスaの立上り
エツジ毎に“H′″ (高レベル)、′L”とレベルが
反転するパルスbを出力する。このパルスbの周期は2
Hである。
NANDゲート22はこのパルスbと“HIIのインバ
ータ21の出力パルスCとが供給され、パルスbの“H
II期間のパルスCをJ(L”のパルスφHD ”とし
て出力する。このパルスφHD ”は周期が2Hで水平
同期パルスφT(Dよりも1/2H位相がずれている。
このパルスφHD”がスイッチ23を通り、水平基準位
相パルスφHD’ として駆動回路14に供給される。
第6図は第1図における制御回路15の水平基準位相パ
ルスφHD’の生成手段の他の具体例を示すブロック図
であって、第4図に対応する部分には同一符号をつけて
いる。
この具体例は、第4図において、遅延回路19をNAN
Dゲート22とスイッチ23との間に設けたものであり
、通常動作は第4図に示した具体例と同様である6そこ
で、2倍ズーム時の動作を、各部の信号を示す第7図を
用いて説明する。
2倍ズーム時ではスイッチ23はZ側に閉じている。′
L”の水平同期パルスφHDは、インバータ21で反転
され、II H11のパルスeとしてNANDゲート2
2に供給されるとともに、2分周回路20に供給され、
第4図と同様に、水平同期パルスφHDの立上りエツジ
毎に11 HIt   “J L 11とレベル反転す
る2HR期のパルスdが生成される。
NAND回路22では、パルスdのli HII期間の
パルスeが通過し、2H周期で“L′#のパルスfが出
力される。このパルスfは遅延回路19で1/2H遅延
され、第4図の場合と同様のパルスφHD ”が得られ
る。こ、のパルスφHD ”はスイッチ23を通り、水
平基準位相パルスφHD’ として駆動回′IP114
に供給される。
ところで、第4図に示した具体例では、第5図から明ら
かなように、センサ1oがら出力される映像信号Sのハ
ツチングして示す映出される部分とパルスa、Qの立上
り、立下りタイミング(11〜ta)が合うことになり
、ズーム時での映像信号へのクロック飛び込みを配慮す
る必要があるが、第6図に示した具体例では、第7図か
ら明らかなように、このようなりロック飛び込みについ
て特に留意する必要がない。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、電子ズームを行
なうとき、水平クロックパルスの周波数が大幅に急変す
ることがなく、ズーム再生画像でのシェーディングなど
による画質劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による固体撮像装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は第1図における各部の信号のタイミ
ング関係を示す図、第3図は第1図における受光部での
電子ズーム時の走査領域を示す図、第4図は第1図にお
ける制御回路の水平基準位相パルス生成手段の一具体例
を示すブロック図、第5図は第4図における各部の信号
のタイミング関係を示す図、第6図は第1図における制
御回路の水平基準位相パルス生成手段の他の具体例を示
すブロック図、第7図は第6図における各部の信号のタ
イミング関係を示す図、第8図は2行間時読出し方式の
固体撮像素子を示す構成図、第9図は第8図における走
査パルス、選択パルスを示す図、第10図は固体撮像素
子の通常動作時での被写体像と映像画像とを示す図、第
11図は第8図に示した固体撮像素子における電子ズー
ム時の走査パルスを示す図、第12図は固体撮像素子で
の被写体像とズーム画像とを示す図である。 10・・・固体撮像素子、11・・・受光部、12・・
・垂直走査回路、13・・・水平走査回路、14・・・
駆動回路、15・・・制御回路、16・・・同期パルス
発生回路、17・・・I H遅延回路、18・・・スイ
ッチ。 栴 図 纂 図 (bン 纂 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体撮像素子における受光部全体を走査して映像信
    号を出力する通常動作と該受光部の中央部のみを走査し
    て映像信号を出力する電子ズーム動作とを選択可能とし
    た固体撮像装置であって、 1H(但し、1Hは、1水平走査期間長)周期の水平同
    期パルスと1フィールド周期の垂直同期パルスとを発生
    する同期パルス発生回路と、該水平同期パルスが供給さ
    れ、該通常動作時に該水平同期パルスを、該電子ズーム
    動作時には周期が2Hで該水平同期パルスよりも1/2
    H位相がずれた分周パルスを夫々水平基準位相パルスと
    して出力する制御回路と、 該水平基準位相パルスに同期した水平スタートパルスと
    水平クロックパルスとからなる水平走査パルスと、該垂
    直同期パルスに同期した垂直スタートパルスと垂直クロ
    ックパルスとからなる垂直走査パルスとを生成し、該固
    体撮像素子に供給する駆動回路と、 該一体撮像素子の出力映像信号を1H遅延する遅延回路
    と、 該通常動作時該固体撮像素子の出力映像信号のみを選択
    し、該電子ズーム動作時該固体撮像素子の出力映像信号
    と該遅延回路の出力映像信号とを1H毎に交互に選択す
    るスイッチとを備えたことを特徴とする固体撮像装置。 2、請求項1において、前記水平スタートパルスは水平
    ブランキング期間内にあって、前記電子ズーム動作時で
    の前記水平クロックパルスは該水平ブランキング期間外
    にあって前記通常動作時の2倍の周期であることを特徴
    とする固体撮像装置。 3、請求項1または2において、前記垂直スタートパル
    スは垂直ブランキング期間内にあり、前記電子ズーム動
    作時での前記垂直クロックは、該垂直ブランキング期間
    内の所定数のパルスと該垂直ブランキング期間外での残
    りの数の2H周期のパルスとからなることを特徴とする
    固体撮像装置。 4、請求項1、2または3において、前記固体撮像素子
    は、前記受光部に画素がマトリクス状に配列され、1水
    平走査毎に該マトリクスの2行で同時に信号読出しが行
    なわれることを特徴とする固体撮像装置。 5、請求項4において、前記固体撮像素子では同時に信
    号読出しが行なわれる前記2行からの信号で映像信号が
    生成、出力され、前記電子ズーム動作時、前記スイッチ
    の一方の入力を該映像信号とし、他方の入力を該映像信
    号の前記遅延回路による遅延映像信号とすることを特徴
    とする固体撮像装置。 6、請求項4において、前記固体撮像素子では同時に信
    号読出しが行なわれる前記2行からの信号夫々から独立
    に映像信号が生成されて出力され、該映像信号の一方を
    直接前記スイッチの一方の入力とし、該映像信号の他方
    を前記遅延回路で遅延して前記スイッチの他方の入力と
    することを特徴とする固体撮像装置。
JP1040219A 1989-02-22 1989-02-22 固体撮像装置 Pending JPH02220572A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04207595A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Aiphone Co Ltd ズームテレビドアホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04207595A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Aiphone Co Ltd ズームテレビドアホン

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