JP3485745B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3485745B2
JP3485745B2 JP01914697A JP1914697A JP3485745B2 JP 3485745 B2 JP3485745 B2 JP 3485745B2 JP 01914697 A JP01914697 A JP 01914697A JP 1914697 A JP1914697 A JP 1914697A JP 3485745 B2 JP3485745 B2 JP 3485745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDイメージセ
ンサにカラーフィルタを装着してカラー撮像を行うよう
にした固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサを用いるテレビカ
メラ等の固体撮像装置においては、所定のテレビジョン
方式に従う各種の同期信号に基づいて、イメージセンサ
の各走査タイミングが設定される。例えば、NTSC方
式の場合、垂直走査期間が1/60秒に設定され、さら
に水平走査期間が垂直走査期間の2/525に設定され
る。これにより、1画面分の映像情報が1水平ライン単
位で連続する映像信号が出力される。
【0003】図10は、CCDイメージセンサを用いる
撮像装置の基本的な構成を示すブロック図で、図11
は、その動作を説明するタイミング図である。フレーム
転送型のCCDイメージセンサ1は、撮像部1i、蓄積
部1s、水平転送部1h及び出力部1dより構成され
る。撮像部1iは、垂直方向に連続する互いに平行な複
数のCCDシフトレジスタからなり、そのシフトレジス
タの各ビットがそれぞれ受光画素を構成し、撮像期間に
発生する情報電荷をそれぞれ蓄積する。蓄積部1sは、
撮像部1iのシフトレジスタに連続し、ビット数が一致
する複数のCCDシフトレジスタからなり、これらのシ
フトレジスタの各ビットに撮像部1iの各受光画素から
転送出力される情報電荷をそれぞれ一時的に蓄積する。
水平転送部1hは、蓄積部1sの各シフトレジスタの出
力が各ビットに結合された単一のCCDシフトレジスタ
からなり、蓄積部1sから1水平ライン単位で転送出力
される情報電荷を順次出力部1d側へ転送する。出力部
1dは、水平転送部1hの出力側で情報電荷を受ける容
量を含み、水平転送部1hから転送出力される情報電荷
を受けて電荷量に応じた電圧値を出力する。ここで出力
される電圧値の変化が画像信号Y0(t)となる。
【0004】駆動回路2は、フレームクロック発生部2
f、垂直クロック発生部2v、水平クロック発生部2
h、リセットクロック発生部2r及びサンプリングクロ
ック発生部2sより構成される。フレームクロック発生
部2fは、フレームシフトタイミング信号FTに応答し
てフレームクロックφfを発生し、撮像部1iへ供給す
る。これにより、撮像部1iの各受光画素に蓄積される
情報電荷は、垂直走査期間毎に蓄積部1sへ高速転送さ
れる。垂直クロック発生部2vは、垂直同期信号VT及
び水平同期信号HTに応答して垂直クロックφvを発生
し、蓄積部1sへ供給する。これにより、蓄積部1sで
は、撮像部1iから転送出力される情報電荷が取り込ま
れて一時的に蓄積されると共に、蓄積された情報電荷が
各水平走査期間に1水平ライン単位で水平転送部1hへ
転送される。水平クロック発生部2hは、水平同期信号
HTに応答して水平転送クロックφhを発生し、水平転
送部1hへ供給する。これにより、1水平ライン毎に蓄
積部1sから水平転送部1hへ取り込まれた情報電荷
は、順次出力部1d側へ転送出力される。リセットクロ
ック発生部2rは、水平クロック発生部2hの動作に同
期して出力部1dの情報電荷を順次排出するリセットク
ロックφrを発生し、出力部1dへ供給する。これによ
り、水平転送部1hから出力部1dへ出力される情報電
荷は、1画素単位で蓄積されるようになる。そして、サ
ンプリングクロック発生部2sは、リセットクロック発
生部2rと同様に、水平クロック発生部2hの動作に同
期して出力部1dから出力される画像信号Y0(t)を順次
サンプリングするサンプリングクロックφsを発生し、
後述するサンプルホールド回路4へ供給する。
【0005】タイミング制御回路3は、一定周期の基準
クロックCLKに基づいて動作し、イメージセンサ1の
垂直走査及び水平走査の各タイミングを決定する垂直同
期信号VT及び水平同期信号HTを発生し、駆動回路2
へ供給する。同時に、垂直同期信号VTに一致する周期
でフレームシフトタイミング信号FTを発生し、駆動回
路2へ供給する。このタイミング制御回路3では、イメ
ージセンサ1の露光状態を最適に保つようにするため、
撮像部1iに発生する情報電荷の量に対応して垂直走査
期間の途中で撮像部1iの情報電荷を排出させるシャッ
タ制御が行われる。即ち、シャッタ動作のタイミングを
早くすると、フレーム転送開始までの期間が長くなり、
撮像部1iでより長い期間情報電荷の蓄積が行われるよ
うになる。逆に、シャッタ動作のタイミングを遅くする
と、フレーム転送開始までの期間が短くなり、撮像部1
iでは短い期間で情報電荷の蓄積が行われるようにな
る。撮像部1iの情報電荷を排出するシャッタ動作につ
いては、駆動回路2からイメージセンサ1に供給する駆
動クロックの作用によって実行される。
【0006】サンプルホールド回路4は、サンプリング
クロック発生部2sから供給されるサンプリングクロッ
クφsに応答して画像信号Y0(t)をサンプリングするこ
とにより、信号レベルを維持する画像信号Y1(t)を生成
する。通常、出力部1dにおいては、リセットクロック
φrに従い容量の充放電が繰り返されるため、出力部1
dから得られる画像信号Y0(t)は、リセットレベルと、
情報電荷量に応じた信号レベルとが交互に連続する。そ
こで、画像信号Y0(t)の内、信号レベルのみを取り出す
ようにサンプリングクロックφrの位相を設定してい
る。従って、出力部1dに蓄積される情報電荷量に対応
する信号レベルのみが連続する画像信号Y1(t)を得るこ
とができる。
【0007】分周回路5は、リセットクロックφrを分
周する第1の分周器5a及びサンプリングクロックφs
を分周する第2の分周器5bより構成される。この分周
回路5は、必要に応じてリセットクロックφr及びサン
プリングクロックφsを分周するものであり、出力部1
dのリセット動作を間欠的することにより、出力部1d
で複数画素の情報電荷を混合できるようにしている。例
えば、図12に示すように、水平クロックφhと同一の
周期で生成されるリセットクロックφr0及びサンプリン
グクロックφs0を1/2に分周し、周期が水平クロック
φhの2倍となったリセットクロックφr1及びサンプリ
ングクロックφs1を出力部1d及びサンプルホールド回
路4へ供給するように構成される。周期が2倍となった
リセットクロックφr1では、出力部1iに2画素分の情
報電荷が蓄積される毎に情報電荷がリセットされること
から、約2倍のレベルの画像信号Y0(t)を得ることがで
きる。
【0008】イメージセンサ1の撮像部1iでは、一画
面分の情報電荷を蓄積する期間は最長で1垂直走査期間
となるが、イメージセンサ1が撮らえる被写体が暗い場
合、蓄積期間を最長に設定しても、露光不足を解消でき
ないことがある。このような場合に、分周回路5を動作
させ、出力部1dでの情報電荷のリセット動作を1/2
に間引くことにより、2画素分の情報電荷を1画素分と
して取り出すようにしている。従って、暗い被写体に対
しても、露光不足となることなく十分なレベルの画像信
号Y1(t)を得られるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】撮像装置でカラー撮像
を行う場合、イメージセンサ1の撮像部1iに、各受光
画素を所定の色成分と対応させるカラーフィルタが装着
される。このカラーフィルタは、三原色またはその補色
が各受光画素に対応するセグメントに所定の順序で規則
的に割り当てられる。例えば、モザイクフィルタでは、
奇数行のセグメントに白(W)及び緑(G)が交互に割
り当てられ、偶数行のセグメントにシアン(Cy)及び
黄(Ye)が交互に割り当てられる。
【0010】イメージセンサ1の撮像部1iに上述のよ
うなカラーフィルタが装着されている場合、水平方向に
隣接する2画素が、互いに異なる色成分に対応付けられ
るため、隣接する受光画素に蓄積される情報電荷も互い
に異なる色成分を表すことになる。このため、2画素の
情報電荷を出力部で合成して画像信号Y0(t)を得るよう
にすると、異なる色成分どうしが混合され、後の信号処
理において所望の色成分を正しく再生できないことがあ
る。例えば、奇数行でWとGとが合成され、偶数行でC
yとYeとが合成される場合、W+G=Cy+Ye=R
+2G+B(W=R+G+B、Cy=G+B、Ye=R
+G)であるため、画像信号Y0(t)に含まれる色情報は
単一となる。従って、撮像部1iの各受光画素がそれぞ
れ特定の色成分に対応付けられていたとしても、画像信
号Y0(t)からそれらの色成分に対応する情報を再生する
ことができなくなる。
【0011】そこで本発明は、カラーフィルタが装着さ
れたイメージセンサに対して2画素あるいは3画素以上
の情報電荷を合成して取り出せるようにすることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、カラーフィルタの各セグメントにそれぞれ対応付け
られて行列配置される複数の受光画素が各列毎に複数の
垂直転送部に結合され、この複数の垂直転送部の各出力
が水平転送部の各ビットに結合されると共に、この水平
転送部の出力電荷量が出力部で電圧値に変換されて出力
されるイメージセンサと、上記複数の受光画素に発生す
る情報電荷を上記複数の垂直転送部へ転送した後、上記
複数の垂直転送部から1水平ライン毎に上記水平転送部
へ転送し、さらに上記水平転送部から上記出力部へ転送
すると共に、上記出力部に蓄積される情報電荷を上記水
平転送部の転送動作に同期して排出する駆動回路と、上
記出力部から出力される電圧値を上記駆動回路の排出動
作に同期して取り出す検出回路と、を備え、上記駆動回
路は、上記複数の垂直転送部の奇数列と偶数列とで上記
水平転送部へ交互に情報電荷を転送すると共に、上記出
力部の排出動作の周期を上記水平転送部の転送動作の周
期の整数倍に設定して、上記出力部に複数画素分の情報
電荷を蓄積し、上記検出回路は、上記水平転送部の転送
動作に同期して上記出力部に複数画素分の情報電荷が順
次蓄積される過程の電位の変化を段階的に取り出すこと
にある。
【0013】本発明によれば、イメージセンサの各受光
画素が1列おきに同一の色成分に対応付けられていると
き、垂直転送部から水平転送部への転送を1列おきに行
うようにしたことで、垂直転送部には、同じ色成分に対
応付けられた情報電荷が同時に転送されるようになる。
水平転送部の出力側では、同じ色成分に対応付けられた
複数画素分の情報電荷が蓄積されて、その情報電荷量に
対応した電圧値が出力される。同時に、複数画素分の情
報電荷が順次蓄積される過程の各段階での出力電圧値が
取り出される。従って、異なる色成分が混合されること
なく複数の画素の情報電荷が合成されると共に、複数の
画素の合成出力と各画素の個別出力とをそれぞれ取り出
すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の固体撮像装置の
構成を示すブロック図で、図2は、本発明の固体撮像装
置に用いられるイメージセンサ11に装着されるモザイ
ク型のカラーフィルタの構成を示す平面図である。フレ
ーム転送型のCCDイメージセンサ11は、図10と同
様に、撮像部11i、蓄積部11s、水平転送部11h
及び出力部11dより構成される。撮像部11iは、垂
直方向に連続する互いに平行な複数のCCDシフトレジ
スタからなり、これらのシフトレジスタの各ビットがそ
れぞれ受光画素を構成し、撮像期間に発生する情報電荷
をそれぞれ蓄積する。蓄積部11sは、撮像部11iの
シフトレジスタに連続し、ビット数が一致する複数のC
CDシフトレジスタからなり、これらのシフトレジスタ
の各ビットに撮像部11iの各受光画素から転送出力さ
れる情報電荷をそれぞれ一時的に蓄積する。この蓄積部
11sのシフトレジスタは、偶数列で水平転送部11h
に接続される側が1ビットだけ多くなるように形成され
る。水平転送部11hは、蓄積部11sの各シフトレジ
スタの出力が各ビットに結合された単一のCCDシフト
レジスタからなり、蓄積部11sから転送出力される情
報電荷を順次出力部11d側へ転送する。この水平転送
部1hのシフトレジスタは、1ビットに撮像部11i及
び蓄積部11sのシフトレジスタの2列が対応付けられ
る。出力部11dは、水平転送部11hの出力側で情報
電荷を受ける容量を含み、水平転送部11hから転送出
力される情報電荷を受けて電荷量に応じた電圧値を出力
する。
【0015】このイメージセンサ11の撮像部11iに
は、図2に示すようなモザイク型のカラーフィルタが装
着される。このカラーフィルタは、撮像部11iの各受
光画素に対応するように複数のセグメントCに分割さ
れ、各セグメントCが、所定の色成分に対応付けられ
る。例えば、白(W)、緑(G)、黄(Ye)及びシア
ン(Cy)の4種類の色成分を用いたとき、W及びGが
奇数行のセグメントCに交互に対応付けられ、Ye及び
Cyが偶数行のセグメントCに交互に対応付けられる。
従って、奇数行の受光画素には、各列毎にW成分に対応
する情報電荷とG成分に対応する情報電荷とが交互に蓄
積され、偶数行の受光画素には、各列毎にYe成分に対
応する情報電荷とCy成分に対応する情報電荷とが交互
に蓄積される。
【0016】駆動回路12は、フレームクロック発生部
12f、垂直クロック発生部12v、補助クロック発生
部12u、水平クロック発生部12h、リセットクロッ
ク発生部12r及びサンプリングクロック発生部12s
より構成される。フレームクロック発生部12fは、垂
直走査周期のフレームシフトタイミング信号FTに応答
してフレームクロックφfを発生し、撮像部11iへ供
給する。これにより、撮像部1iの各受光画素に蓄積さ
れる情報電荷は、各垂直走査期間毎に蓄積部1sへ高速
転送される。このフレームクロック発生部12fは、図
10の駆動回路2と同一である。垂直クロック発生部1
2vは、垂直同期信号VT及び水平同期信号HTに応答
して垂直クロックφvを発生し、蓄積部11sへ供給す
る。補助クロック発生部12uは、水平同期信号HTに
応答し、垂直クロックφhの1/2の周期の補助クロッ
クφuを発生し、蓄積部11sの出力端部で偶数列に余
分に設けられるビットへのみ供給する。これにより、蓄
積部11sでは、撮像部11iから転送出力される情報
電荷が取り込まれて一時的に蓄積されると共に、その情
報電荷が水平走査期間の1/2の期間毎に、奇数列と偶
数列とで交互に1/2ラインずつに水平転送部11hへ
転送される。
【0017】水平クロック発生部12hは、水平同期信
号HTに応答して水平転送クロックφhを発生し、水平
転送部11hへ供給する。水平転送部11hは、シフト
レジスタのビット数が1/2に縮小されているため、こ
の水平転送部11hに取り込まれた情報電荷は、水平走
査期間の1/2の期間で出力部11dへの転送出力が完
了する。このような1/2の画素数の情報電荷の転送出
力が、1水平走査期間の間に2回繰り返されることによ
り、1行分の情報電荷の転送出力が完了する。図2に示
すようなモザイク型のカラーフィルタがイメージセンサ
11の撮像部11iに接続されている場合、蓄積部11
sから水平転送部11sへ1列おきに(奇数列と偶列と
を別々に)情報電荷を転送すると、同じ色成分が水平走
査期間の1/2の期間で連続するようになる。
【0018】リセットクロック発生部12rは、水平ク
ロック発生部12hの動作に同期して出力部1dの情報
電荷を順次排出するリセットクロックφrを発生し、出
力部11dへ供給する。これにより、水平転送部11h
から出力部11dへ出力される情報電荷は、1画素単位
で排出されるようになる。そして、サンプリングクロッ
ク発生部12sは、リセットクロック発生部12rと同
様に、水平クロック発生部12hの動作に同期して出力
11dから出力される画像信号Y0(t)を順次サンプリン
グするサンプリングクロックφsを発生し、後述するサ
ンプルホールド回路14へ供給する。
【0019】タイミング制御回路13は、イメージセン
サ11の垂直走査及び水平走査の各タイミングを決定す
る垂直同期信号VT及び水平同期信号HTを発生し、さ
らに、垂直同期信号VTに一致する周期でフレーム転送
タイミング信号FTを発生し、それぞれ駆動回路12へ
供給する。このタイミング制御回路13は、図10に示
すタイミング制御回路3と同一である。
【0020】サンプルホールド回路14は、サンプリン
グクロック発生部12sから供給されるサンプリングク
ロックφsに応答してイメージセンサ11から出力され
る画像信号Y0(t)をサンプリングする。通常、出力部1
1dでは、リセットクロックφrに従うタイミングで容
量の充放電が繰り返されるため、出力部11dから得ら
れる画像信号Y0(t)は、リセットレベルと、情報電荷量
に応じた信号レベルとが交互に連続する。そこで、画像
信号Y0(t)の内、信号レベルのみを取り出すようにサン
プリングクロックφrの位相を設定している。従って、
出力部1dに蓄積される情報電荷量に対応する信号レベ
ルのみが連続する画像信号Y1(t)を得ることができる。
【0021】分周回路15は、リセットクロックφrを
所定の比率で分周して出力部11dへ供給する。これに
より、出力部1dのリセット動作が間欠的となり、出力
部11dで複数の画素の情報電荷が混合されるようにな
る。例えば、水平クロックφhと同一の周波数で生成さ
れるリセットクロックφr0を1/2に分周し、周期が水
平クロックφhの2倍となったリセットクロックφr1を
出力部11dへ供給するように構成される。また、分周
回路15は、1垂直走査期間毎に反転するフレーム識別
信号FLDに従い、各垂直走査期間で分周動作のタイミ
ングを1クロック周期ずつずらす。これにより、出力部
11dで合成される画素の組み合わせが、各垂直走査期
間で1画素ずつずれて擬似的なインタレース走査が行わ
れるようになり、画素合成による解像度の劣化が抑えら
れる。
【0022】このように出力部11dの排出動作を間欠
的にしてサンプルホールド回路14を水平転送部11h
の転送動作に従い動作させることで、1画素毎の情報電
荷量に対応する画像情報と複数の画素を合成した情報電
荷量に対応する画像情報とが含まれる画像信号Y1(t)を
得ることができる。例えば、2画素分の情報電荷を合成
して取り出すようにしたとき、画像信号Y1(t)は、1画
素分の情報電荷量に対応した電圧値の期間と2画素分の
情報電荷量に対応した電圧値の期間とが繰り返されるこ
とになる。従って、画像信号Y1(t)の信号処理の過程に
おいて、各画素の情報電荷を独立に読み出したときの情
報と、複数の画素を合成して読み出したときの情報とを
必要に応じて選択して取り扱うことが可能になる。
【0023】図3は、イメージセンサ11の蓄積部11
sと水平転送部11hとの接続部の構造の一例を示す平
面図である。複数の垂直転送チャネル21a、21b
が、分離領域22により区画され、垂直方向(転送方
向)に互いに平行に延在する。垂直転送チャネル21
a、21bの出力端には、各垂直転送チャネル21a、
21bに連続する水平転送チャネル23が、分離領域2
4により区画され、水平方向に延在する。複数の垂直転
送チャネル21a、21b上には、2層構造を有する複
数の転送電極25a〜25dが、各列で共通となるよう
に水平方向に延在し、それぞれ絶縁された状態で互いに
平行に配置される。これらの転送電極25a〜25dに
は、4相の垂直クロックφv1〜φv4が印加される。水平
転送チャネル23上には、2層構造を有する複数の転送
電極26a、26bが、垂直方向に延在して配置され
る。これらの転送電極26a、26bは、隣り合う2本
が共通に接続され、2相の水平クロックφh1、φh2が印
加される。この転送電極26a、26bの内、下層側
は、垂直転送チャネル21a、21bと水平転送チャネ
ル23との接続部分を被うように、垂直転送チャネル2
1a、21b側まで延在されている。さらに、奇数列の
垂直転送チャネル21aと水平転送チャネル23との接
続部分は、偶数列よりも1ビット分長く形成され、その
接続部分も転送電極26aにより被うようにしている。
【0024】垂直転送チャネル21a、21bの出力側
(水平転送チャネル23側)には、2層構造を有する補
助転送電極27a〜27dが形成される。下層側の補助
転送電極27b、27dは、偶数列の垂直転送チャネル
21b上にのみ設けられる。また、上層側の補助転送電
極27a、27cは、全ての垂直転送チャネル21a、
21bを横切って配置されるが、奇数列の垂直転送チャ
ネル21a上では、転送電極26aに重なり、偶数列の
垂直転送チャネル21bに対してのみ作用する。そし
て、これらの補助転送電極27a〜27dには、4相の
補助クロックφu1〜φu4が印加される。これにより、補
助転送電極27a〜27dは、偶数列の垂直転送チャネ
ル21bの出力端で1ビット分の補助ビットを形成し、
蓄積部11sから水平転送部11hへ情報電荷が転送さ
れる過程で、偶数列の垂直転送チャネル21bで1画素
分の情報電荷を一時的に蓄積できるようになる。
【0025】図6及び図7は、図3に示すイメージセン
サ11の動作を説明するタイミング図であり、図6は水
平走査周期の動作、図7は水平クロック周期の動作をそ
れぞれ示している。この図においては、イメージセンサ
11の出力部11dで2画素分の情報電荷を合成して読
み出すようにした場合を示している。尚、実際には、垂
直クロックφv及び補助クロックφuが4相であり、水平
クロックφhが2相であるが、図面上では代表クロック
のみを示している。
【0026】図6に示すように、垂直クロックφvは、
水平同期信号HTに従う周期で転送電極25a〜25d
をクロックキングし、垂直転送チャネル21a、21b
内の情報電荷を1水平走査期間に1画素ずつ垂直方向へ
転送する。補助クロックφuは、垂直クロックφvの1/
2の周期を有し、水平同期信号HTの1/2の周期で補
助転送電極27a〜27dをクロックキングする。補助
転送電極27a〜27dは、偶数列の垂直転送チャネル
21bに対してのみ有効に作用するため、偶数列の垂直
転送チャネル21b内の情報電荷が、出力端部で1水平
走査期間に2画素ずつ垂直方向へされる。このとき、転
送電極25a〜25d部分から補助転送電極27a〜2
7d部分へは、1水平走査期間に1画素の情報電荷しか
転送されないため、実際に補助転送電極27a〜27d
部分では、1画素おきに空転送となる。従って、奇数列
の垂直転送チャネル21aと偶数列の垂直転送チャネル
21bとでは、1/2垂直走査期間だけずれたタイミン
グで1画素の情報電荷が水平転送チャネル23へ転送さ
れる。
【0027】水平クロックφhは、垂直クロックφv及び
補助クロックφuに対応して起動し、転送電極26a、
26bを水平走査周期よりも十分に短い周期でクロッキ
ングする。この水平クロックφhの周期は、水平転送チ
ャネル23内にある情報電荷を水平走査期間の1/2の
期間で全て転送出力でき、且つ、一定のブランキング期
間を確保できるように設定される。これにより、各水平
走査期間の前半期間に、奇数列の垂直転送チャネル21
aからの情報電荷が転送出力され、後半期間に、偶数列
の垂直転送チャネル21bからの情報電荷が転送出力さ
れる。
【0028】図7に示すように、リセットクロックφr0
は、水平クロックφhに同期し、水平転送周期に一致す
る周期で、イメージセンサ11の出力部11dに蓄積さ
れる情報電荷を排出させる。分周リセットクロックφr1
は、リセットクロックφr0を1/2に分周して生成さ
れ、水平転送周期の2倍の周期で、イメージセンサ11
の出力部11dに蓄積される情報電荷を排出する。これ
により、イメージセンサ11の出力部では、2画素分の
情報電荷が同時に蓄積されるようになり、出力される画
像信号Y0(t)は、分周リセットクロックφr1で指定され
るリセット期間の後、2段階で信号レベルを変化させ
る。
【0029】サンプリングクロックφsは、リセットク
ロックφr0と同一周期で、リセットクロックφr0のリセ
ット期間の直前にサンプリングタイミングを有する。こ
れにより、サンプルホールド回路14において画像信号
Y0(t)のリセットタイミングの直前の信号レベルがサン
プリングされ、その信号レベルが1クロック期間(水平
クロックφhの1周期分)維持される画像信号Y1(t)が
生成される。このとき、出力部11dのリセット動作が
間欠的であることから、画像信号Y0(t)の信号レベル
は、1画素分の情報電荷量に対応する電圧値と2画素分
の情報電荷量に対応する電圧値とを繰り返す。例えば、
奇数番目の画素が単独で読み出されるとき、信号レベル
は、奇数番目の画素の情報電荷量y(2m-1)に従う電圧値
となる。そして、偶数番目の画素が1つ前の奇数番目の
画素に合成されて読み出されるとき、信号レベルは、偶
数番目の画素の情報電荷量y(2m)に奇数番目の画素の情
報電荷量y(2m-1)を加算した電荷量y(2m-1)+y(2m)に
従う電圧値となる。従って、画像信号Y1(t)では、1画
素分の情報電荷量を表す期間と2画素分の情報電荷量を
表す期間とが交互に繰り返される。
【0030】上述のイメージセンサ11では、図2に示
すようなモザイク型のカラーフィルタが装着されている
場合、各色成分が各水平走査期間の1/2の期間毎に連
続するようになる。例えば、W成分及びG成分が交互に
対応付けられる奇数行の受光画素に対応する水平走査期
間では、図8に示すように、前半期間でW成分が連続
し、後半期間でG成分が連続する。また、Cy成分及び
Ye成分が交互に対応付けられる偶数行の受光画素に対
応する水平走査期間では、前半期間でCy成分が連続
し、後半期間でYe成分が連続する。これにより、水平
方向で2画素の情報電荷を合成したとしても、異なる色
成分が互いに混ざり合うことはなく、信号処理回路で適
切な処理を行うことができる。
【0031】図4は、サンプルホールド回路14から出
力される画像信号Y1(t)に対して信号処理を施す信号処
理回路の入力段階の構成を示すブロック図である。この
図においては、図6及び図8に従い、イメージセンサ1
1の出力部11dで2画素の情報電荷を合成して読み出
される画像信号Y1(t)に対して信号処理を施す場合を示
す。
【0032】信号処理回路は、A/D変換回路31、ラ
ッチ回路32、33、減算回路34及び選択回路35を
含む。信号処理回路は、さらに、ホワイトバランス調整
や平衡変調等を施す色信号処理系及び2次元フィルタ処
理や輪郭補正等を施す輝度信号処理系を含んでいる。A
/D変換回路31は、サンプルホールド回路14に同期
して画像信号Y1(t)を取り込み、イメージセンサ11の
各受光画素に対応する画像データD0(n)を生成する。こ
の画像データD0(n)では、図7に示す画像信号Y1(t)と
同様に、1画素分の情報電荷量に対応するデータと2画
素分の情報電荷量に対応するデータとが繰り返される。
例えば、2m−1(奇数)番目の画素が単独で読み出さ
れるとき、画像データD0(2m-1)が、2m−1番目の画
素の情報電荷量y(2m-1)を表すデータd(2m-1)となる。
そして、2m(偶数)番目の画素が1つ前の画素に合成
されて読み出されるとき、画像データD0(2m)が、2m
番目の画素の情報電荷量y(2m)に2m−1番目の画素の
情報電荷量y(2m-1)を加算した電荷量y(2m-1)+y(2m)
を表すデータd(2m-1)+d(2m)となる。
【0033】第1のラッチ32は、第1のラッチパルス
LT1に応答し、画像データD0(n)を1データおきに、
2画素分の情報電荷が出力されるタイミングでラッチ
し、2画素分の情報電荷量を表すデータd(2m-1)+d(2
m)が連続する画像データD1(n)を生成する。第2のラッ
チ33は、第2のラッチパルスLT2に応答し、画像デ
ータD0(n)を1データおきに、1画素分の情報電荷が独
立して出力されるタイミングでラッチし、1画素分の情
報電荷量を表すデータd(2m)が連続する画像データD2
(n)を生成する。画像データD1(n)及び画像データD2
(n)においては、データd(2m-1)+d(2m)及びデータd
(2m-1)がそれぞれ2クロック単位で連続する。但し、画
像データD1(n)及び画像データD2(n)の互いのタイミ
ングは、1クロック期間ずれている。
【0034】減算回路34は、第1のラッチ回路32か
ら出力される画像データD1(n)から、第2のラッチ回路
33から出力される画像データD2(n)を減算する。この
減算処理では、2画素分の情報電荷量を表す画像データ
D1(n)から1画素分の情報電荷量を表す画像データD2
(n)が差し引かれるため、情報電荷を合成する前の情報
電荷量が算出されることになる。選択回路35は、選択
パルスSELに応答して演算回路34の減算結果または
画像データD2(n)の何れか一方を選択し、1画素毎の情
報電荷量を表す画像データD3(n)として出力する。即
ち、1画素の情報電荷量を示すデータd(2m-1)が入力さ
れる期間には、画像データD2(n)側を選択し、2画素の
電荷量を示すデータd(2m-1)+d(2m)が入力される期間
には、減算回路24側を選択するように構成される。従
って、イメージセンサ11の出力部11dで合成される
前の各受光画素の情報電荷量のみを表す画像データD3
(n)が生成される。
【0035】第1のラッチ32から出力される2画素毎
の情報電荷量を示す画像データD1(n)は、色信号を得る
ための信号処理系へ供給され、選択回路35から出力さ
れる1画素毎の情報電荷量を示す画像データD3(n)は、
輝度信号を得るための信号処理系へ供給される。色信号
の生成処理においては、データ数が再生画面の解像度に
与える影響が少ないため、データ数が1/2であって
も、十分なレベルを有する2画素分の情報電荷量を表す
画像データD3(n)が用いられる。これに対して、輝度信
号の生成処理においては、データ数が再生画面の解像度
に直接影響するため、データ数の確保された画像データ
D1(n)が用いられる。
【0036】ところで、2画素の情報電荷を合成して画
像信号Y0(t)を取り出すようにした場合、水平方向の解
像度の劣化は避けられない。そこで、情報電荷を合成す
る2画素の組み合わせを垂直走査期間毎に反転させるよ
うにして、擬似的なインタレース駆動とし、解像度の劣
化を最小限にすることが考えられる。図9は、情報電荷
を合成する2画素を奇数番目の垂直走査期間(奇数フレ
ーム)と偶数番目の垂直走査期間(偶数フレーム)とで
反転させるようにしたときの動作を説明するタイミング
である。
【0037】分周リセットクロックφr1は、奇数フレー
ムと偶数フレームとで分周のタイミング、即ち、パルス
を間引くタイミングが1クロック期間ずれて設定され
る。従って、分周リセットクロックφr1は、リセットク
ロックφr0に対して2倍の周期を有し、奇数フレームと
偶数フレームとで互いに1/2周期の位相差を有する。
このような分周リセットクロックφr1により画像信号Y
1(t)を得るようにすれば、イメージセンサ11の出力部
11dで合成される2画素の組み合わせが、奇数フレー
ムと偶数フレームとで反転するようになる。尚、情報電
荷を合成する2画素の組み合わせの反転は、垂直走査期
間単位で行うようにする他、水平走査期間単位で行うよ
うにしてもよい。また、垂直走査期間単位での組み合わ
せの反転と水平走査期間単位での組み合わせの反転とを
組み合わせることにより、さらなる効果を期待できる。
【0038】以上の実施の形態においては、情報電荷を
2画素単位で合成する場合を例示したが、3画素以上の
情報電荷を合成するようにしてもよい。この場合、リセ
ットクロックφr0及びサンプリングクロックφs0から分
周リセットクロックφr1及び分周サンプリングクロック
φs1を得る際の分周比率を変更することで容易に対応可
能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、モザイク型のカラーフ
ィルタを装着したイメージセンサでも、水平方向に複数
の画素の情報電荷を合成して取り出すようにすることが
できる。この際、色成分の混合がないため、出力される
画像信号に対する信号処理が的確に施される。また、再
生画面の解像度に影響を与えにくい色信号を複数の画素
の情報電荷が合成された出力から得るようにし、再生画
面の解像度に直接影響する輝度信号を1画素の情報電荷
を独立に読み出した出力から得るようにしている。この
ため、カラー撮像において、解像度を低下させることな
く再生画面上の色の再現性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】モザイク型のカラーフィルタの構成を示す平面
図である。
【図3】イメージセンサの蓄積部と水平転送部との接続
部分の構造の一例を示す平面図である。
【図4】本発明のイメージセンサで用いる信号処理回路
の一部を示すブロック図である。
【図5】図4の信号処理回路の動作を説明するタイミン
グ図である。
【図6】本発明の固体撮像装置の第1の動作を説明する
タイミング図である。
【図7】本発明の固体撮像装置の第2の動作を説明する
タイミング図である。
【図8】モザイク型のカラーフィルタが装着されたイメ
ージセンサから出力される画像信号の色成分の配列を示
すタイミング図である。
【図9】本発明の固体撮像装置の第3の動作を説明する
タイミング図である。
【図10】従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】従来の固体撮像装置の第1の動作を説明する
タイミング図である。
【図12】従来の固体撮像装置の第2の動作を説明する
タイミング図である。
【符号の説明】
1、11 イメージセンサ 1i、11i 撮像部 1s、11s 蓄積部 1h、11h 水平転送部 1d、11d 出力部 2、12 駆動回路 2f、12f フレームクロック発生部 2v、12v 垂直クロック発生部 2h、12h 水平クロック発生部 2r、12r リセットクロック発生部 2s、12s サンプリングクロック発生部 3、13 タイミング制御回路 4、14 サンプルホールド回路 5、15 分周回路 12u 補助クロック発生部 21a、21b 垂直転送チャネル 22、24 チャネル分離領域 23 水平転送チャネル 25a〜25d、26a、26b 転送電極 27a〜27d 補助電極 31 A/D変換回路 32、33 ラッチ回路 34 減算回路 35 選択回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルタの各セグメントにそれぞ
    れ対応付けられて行列配置される複数の受光画素が各列
    毎に複数の垂直転送部に結合され、複数の垂直転送部の
    各出力が水平転送部の各ビットに結合されると共に、水
    平転送部の出力電荷量が出力部で電圧値に変換されて出
    力されるイメージセンサと、上記複数の受光画素に発生
    する情報電荷を上記複数の垂直転送部へ転送した後、上
    記複数の垂直転送部から1水平ライン毎に上記水平転送
    部へ転送し、さらに上記水平転送部から1画素単位で上
    記出力部へ転送すると共に、上記出力部に蓄積される情
    報電荷を上記水平転送部の転送動作に同期して排出及び
    リセットする駆動回路と、上記出力部から出力される蓄
    積電荷量に応じた電圧値を上記水平転送部の転送動作に
    同期して取り出す検出回路と、を備え、上記駆動回路
    は、上記複数の垂直転送部に蓄積される情報電荷の転送
    動作において、1水平ライン分の情報電荷に対する上記
    水平転送部への転送動作及び上記水平転送部から上記出
    力部への転送動作の一連の転送動作を奇数列と偶数列と
    で交互に行うと共に、上記出力部のリセット動作の周期
    を上記水平転送部の転送動作の周期の整数倍に設定し
    て、上記出力部に複数画素分の情報電荷を蓄積し、上記
    検出回路は、上記水平転送部の転送動作に同期して上記
    出力部の出力をサンプリングし、1画素分の情報電荷量
    に対応する出力及び複数画素分の情報電荷量に対応する
    出力を得ることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記検出回路の検出電位の内、複数画素
    分の情報電荷が上記出力部に蓄積されたときに検出され
    上記リセット動作の直前の最終電位に基づいて色信号
    を生成し、1画素分の情報電荷が上記出力部に蓄積され
    るときの電位及び上記複数画素分の情報電荷が上記出力
    部に順次画素単位で蓄積される過程で前記出力部の出力
    電位が段階的に変化する際の各電位の差より生成される
    各受光画素の情報電荷に対応する電位に基づいて輝度信
    号を生成する信号処理回路をさらに備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動回路は、垂直走査及び水平走査
    される上記イメージセンサの各垂直走査期間毎、あるい
    は、各水平走査期間毎に、上記出力部のリセット動作の
    タイミングを上記水平転送部の転送動作の1周期分ずつ
    ずらすことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装
    置。
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