JPH02197819A - 液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体 - Google Patents
液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体Info
- Publication number
- JPH02197819A JPH02197819A JP1016408A JP1640889A JPH02197819A JP H02197819 A JPH02197819 A JP H02197819A JP 1016408 A JP1016408 A JP 1016408A JP 1640889 A JP1640889 A JP 1640889A JP H02197819 A JPH02197819 A JP H02197819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizing plate
- pressure
- film
- sensitive adhesive
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 30
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 18
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 claims abstract description 46
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 39
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 4
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 abstract description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract 1
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 229920002284 Cellulose triacetate Polymers 0.000 description 6
- NNLVGZFZQQXQNW-ADJNRHBOSA-N [(2r,3r,4s,5r,6s)-4,5-diacetyloxy-3-[(2s,3r,4s,5r,6r)-3,4,5-triacetyloxy-6-(acetyloxymethyl)oxan-2-yl]oxy-6-[(2r,3r,4s,5r,6s)-4,5,6-triacetyloxy-2-(acetyloxymethyl)oxan-3-yl]oxyoxan-2-yl]methyl acetate Chemical compound O([C@@H]1O[C@@H]([C@H]([C@H](OC(C)=O)[C@H]1OC(C)=O)O[C@H]1[C@@H]([C@@H](OC(C)=O)[C@H](OC(C)=O)[C@@H](COC(C)=O)O1)OC(C)=O)COC(=O)C)[C@@H]1[C@@H](COC(C)=O)O[C@@H](OC(C)=O)[C@H](OC(C)=O)[C@H]1OC(C)=O NNLVGZFZQQXQNW-ADJNRHBOSA-N 0.000 description 6
- CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L Sodium Carbonate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]C([O-])=O CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 5
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 3
- 239000003522 acrylic cement Substances 0.000 description 3
- CQEYYJKEWSMYFG-UHFFFAOYSA-N butyl acrylate Chemical compound CCCCOC(=O)C=C CQEYYJKEWSMYFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 125000000524 functional group Chemical group 0.000 description 3
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 3
- 125000002843 carboxylic acid group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- GOXQRTZXKQZDDN-UHFFFAOYSA-N 2-Ethylhexyl acrylate Chemical compound CCCCC(CC)COC(=O)C=C GOXQRTZXKQZDDN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N Bisphenol A Natural products C=1C=C(O)C=CC=1C(C)(C)C1=CC=C(O)C=C1 IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 125000003277 amino group Chemical group 0.000 description 1
- -1 bisphenol A carbonate ester Chemical class 0.000 description 1
- 125000003178 carboxy group Chemical group [H]OC(*)=O 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920006289 polycarbonate film Polymers 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 229920006254 polymer film Polymers 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発°明は、液晶セルを用いる液晶ディスプレイ用位相
差板及び偏光板複合体に関する。
差板及び偏光板複合体に関する。
従来の技術
一般に知られている液晶ディスプレイは、第5図に示す
ように、液晶セル5の上下両面に接着剤3Cを介して上
m漏光板フィルム2a及び下l!ll光板フィルム2b
を貼り付けた形で使用されている。ところが、このよう
な構造の液晶ディスプレイは、偏光板フィルムによる光
の副屈折等により、表示がやや着色された状態になると
言う問題があった。
ように、液晶セル5の上下両面に接着剤3Cを介して上
m漏光板フィルム2a及び下l!ll光板フィルム2b
を貼り付けた形で使用されている。ところが、このよう
な構造の液晶ディスプレイは、偏光板フィルムによる光
の副屈折等により、表示がやや着色された状態になると
言う問題があった。
そこで、この着色を消して白黒の表示を得るために、第
6図に示すように、上側偏光板フィルム2aと液晶セル
5との間に、ポリカーボネート樹脂等の延伸フィルムよ
りなる位相差板フィルム1を光学補正板として設けるこ
とが検討されている。
6図に示すように、上側偏光板フィルム2aと液晶セル
5との間に、ポリカーボネート樹脂等の延伸フィルムよ
りなる位相差板フィルム1を光学補正板として設けるこ
とが検討されている。
すなわち、上側偏光板フィルム2aに感圧接着剤層3C
を設けたものを、位相差板フィルム1と積層して複合体
とし、それを、感圧接着剤層3bを介して液晶セル5の
一面に貼着することによって、位相差板フィルムを上側
偏光板フィルムと液晶セルとの間に介在させることが行
われている。
を設けたものを、位相差板フィルム1と積層して複合体
とし、それを、感圧接着剤層3bを介して液晶セル5の
一面に貼着することによって、位相差板フィルムを上側
偏光板フィルムと液晶セルとの間に介在させることが行
われている。
発明が解決しようとする課題
ところで、従来の位相差板フィルムを設けた液晶ディス
プレイは、例えば、耐熱・耐湿特性試験を行なう等、高
温高温の条件下において、位相差板フィルムと上IP!
IN光板フィルムとの間に泡や剥がれが発生し、良好な
特性が得られないという問題があった。
プレイは、例えば、耐熱・耐湿特性試験を行なう等、高
温高温の条件下において、位相差板フィルムと上IP!
IN光板フィルムとの間に泡や剥がれが発生し、良好な
特性が得られないという問題があった。
本発明は、従来の技術における上記のような間組点に鑑
みてなされたものである。
みてなされたものである。
したがって、本発明の目的は、高温高湿の条件下におい
ても、位相差板と偏光板との間に泡、剥がれ等が発生し
ない液晶ディスプレイを製造するなめに使用する位相差
板及び偏光板複合体を提供することにある。
ても、位相差板と偏光板との間に泡、剥がれ等が発生し
ない液晶ディスプレイを製造するなめに使用する位相差
板及び偏光板複合体を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明者等は、検討の結果、従来の位相差板を設けた液
晶ディスプレイにおける上記の問題点は、位相差板フィ
ルムがポリカーボネート等の疎水性プラスチックで形成
されているため、表面の濡れ性が小さく、したがって接
着性が悪いために発生することを見出だし、本発明を完
成するに至った。
晶ディスプレイにおける上記の問題点は、位相差板フィ
ルムがポリカーボネート等の疎水性プラスチックで形成
されているため、表面の濡れ性が小さく、したがって接
着性が悪いために発生することを見出だし、本発明を完
成するに至った。
本発明の液晶ディスプレイ用位相差板は、疎水性プラス
チックよりなる延伸フィルムの両面に、感圧接着剤層を
設けたことを特徴とする。
チックよりなる延伸フィルムの両面に、感圧接着剤層を
設けたことを特徴とする。
また、本発明の液晶ディスプレイ用偏光板複合体は、疎
水性プラスチックよりなる延伸フィルムの両面に感圧接
着剤層を設けてなる位相差板の一面に、偏光板フィルム
上に感圧接着剤層を設けてなる偏光板を、該偏光板の感
圧接着剤層と位相差板の感圧接着剤層とが対向するよう
に貼着してなることを特徴とする。
水性プラスチックよりなる延伸フィルムの両面に感圧接
着剤層を設けてなる位相差板の一面に、偏光板フィルム
上に感圧接着剤層を設けてなる偏光板を、該偏光板の感
圧接着剤層と位相差板の感圧接着剤層とが対向するよう
に貼着してなることを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の液晶ディスプレイ用位相差板の模式
的断面図である0図中、1は位相差板フィルムであり、
その上下両面に感圧接着剤Nl3a及び3bが設けられ
ている。感圧接着剤/i3a及び3bの上に保護の為の
剥離フィルム4a及び4bがそれぞれ貼着されている。
的断面図である0図中、1は位相差板フィルムであり、
その上下両面に感圧接着剤Nl3a及び3bが設けられ
ている。感圧接着剤/i3a及び3bの上に保護の為の
剥離フィルム4a及び4bがそれぞれ貼着されている。
第2図は、本発明の液晶ディスプレイ用偏光板複合体の
模式的断面図である。図中、1は位相差板フィルムであ
り、その上下両面に感圧接着剤層3a及び3bが設けら
れている。また、2は偏光板フィルムであり、片面に感
圧接着剤層3cが設けられている。そして、位相差板フ
ィルム1と偏光板フィルム2とは、位相差板フィルムに
設けられた感圧接着剤層3aと偏光板フィルムに設けら
れた感圧接着剤層3Cとが対向するように貼着され、一
体化されてた状態になっている。また、感圧接着剤層3
bに隣接して、保護の為の剥離フィルム4Cが貼り付け
られている。
模式的断面図である。図中、1は位相差板フィルムであ
り、その上下両面に感圧接着剤層3a及び3bが設けら
れている。また、2は偏光板フィルムであり、片面に感
圧接着剤層3cが設けられている。そして、位相差板フ
ィルム1と偏光板フィルム2とは、位相差板フィルムに
設けられた感圧接着剤層3aと偏光板フィルムに設けら
れた感圧接着剤層3Cとが対向するように貼着され、一
体化されてた状態になっている。また、感圧接着剤層3
bに隣接して、保護の為の剥離フィルム4Cが貼り付け
られている。
また、第3図は、本発明の液晶ディスプレイ用偏光板複
合体の製造に使用することができる偏光板の模式的断面
図である。偏光板フィルム2の一面には感圧接着剤層3
Cが設けられ、さらに該感圧接着剤層に隣接して剥離フ
ィルム4Cが積層されている。
合体の製造に使用することができる偏光板の模式的断面
図である。偏光板フィルム2の一面には感圧接着剤層3
Cが設けられ、さらに該感圧接着剤層に隣接して剥離フ
ィルム4Cが積層されている。
本発明の位相差板を構成する位相差板フィルムとしては
、ポリカーボネート等の公知の疎水性プラスチックより
なる延伸フィルムが使用される。
、ポリカーボネート等の公知の疎水性プラスチックより
なる延伸フィルムが使用される。
位相差板の両面の感圧接着剤層は、感圧接着剤を位相差
フィルムの両面に塗布することによって形成される。感
圧接着剤としては、公知のものか使用でき、例えば、ブ
チルアクリレート又は2−エチルへキシルアクリレート
を主成分とし、官能基としてカルボキシル基、水酸基或
いはアミノ基を導入したアクリル系粘着剤を使用するこ
とができる。
フィルムの両面に塗布することによって形成される。感
圧接着剤としては、公知のものか使用でき、例えば、ブ
チルアクリレート又は2−エチルへキシルアクリレート
を主成分とし、官能基としてカルボキシル基、水酸基或
いはアミノ基を導入したアクリル系粘着剤を使用するこ
とができる。
一方、本発明の偏光板複合体において、偏光板を構成す
る偏光板フィルムは、公知のものならばどのようなもの
でも使用することができる0例えば、セルローストリア
セテート/ポリビニルアルコール/セルローストリアセ
テートの三層構造よりなるものが代表的なものとしてあ
げられる。
る偏光板フィルムは、公知のものならばどのようなもの
でも使用することができる0例えば、セルローストリア
セテート/ポリビニルアルコール/セルローストリアセ
テートの三層構造よりなるものが代表的なものとしてあ
げられる。
偏光板に設けられる感圧接着剤層は、公知の感圧接着剤
ならばどの様なものでも使用可能であるが、位相差板に
用いた感圧接着剤と同−組成又は同種のものを使用する
のが好ましい。
ならばどの様なものでも使用可能であるが、位相差板に
用いた感圧接着剤と同−組成又は同種のものを使用する
のが好ましい。
偏光板複合体の作製は、上記第1図に示されるような位
相差板と上記第3図に示されるような偏光板とを、常温
において、位相差板の感圧接着剤眉の一方と、偏光板の
感圧接着剤層とが対向するように重ね合わせ、卓上ラミ
ネーター又はロールによって泡を巻き込まない程度に加
圧することによって行なえばよい。
相差板と上記第3図に示されるような偏光板とを、常温
において、位相差板の感圧接着剤眉の一方と、偏光板の
感圧接着剤層とが対向するように重ね合わせ、卓上ラミ
ネーター又はロールによって泡を巻き込まない程度に加
圧することによって行なえばよい。
第4図は、本発明の液晶ディスプレイ用位相差板又は偏
光板複合体が使用された状態を説明するもので、液晶セ
ルのガラス板5aに、第1図で示される位相差板が貼り
付けられ、更にその上に第3図で示される偏光板が貼り
付けられるか、又は第2図で示される本発明の偏光板複
合体が貼り付けられた状態を示すものである。また、本
発明の位相差板を複数使用し、液晶セルのガラス板上に
複数の位相差板を重ね合わせて圧着し、その上に偏光板
フィルムを貼り付けることも可能である。
光板複合体が使用された状態を説明するもので、液晶セ
ルのガラス板5aに、第1図で示される位相差板が貼り
付けられ、更にその上に第3図で示される偏光板が貼り
付けられるか、又は第2図で示される本発明の偏光板複
合体が貼り付けられた状態を示すものである。また、本
発明の位相差板を複数使用し、液晶セルのガラス板上に
複数の位相差板を重ね合わせて圧着し、その上に偏光板
フィルムを貼り付けることも可能である。
作用
本発明の位相差板は、上記のように疎水性延伸フィルム
よりなる位相差板フィルムの両面に感圧接着剤層を設け
てなるから、これを感圧接着剤層が設けられた偏光板と
組み合わせて使用した場合、位相差板フィルム上の感圧
接着剤層と偏光板フィルム状の感圧接着剤層とが接合さ
れることになり、。
よりなる位相差板フィルムの両面に感圧接着剤層を設け
てなるから、これを感圧接着剤層が設けられた偏光板と
組み合わせて使用した場合、位相差板フィルム上の感圧
接着剤層と偏光板フィルム状の感圧接着剤層とが接合さ
れることになり、。
したがって疎水性延伸フィルムと偏光板フィルムとの間
で、良好な接着特性が得られるようになる。
で、良好な接着特性が得られるようになる。
実施例
次に、本発明を実施例によって説明する。
実施例1(位相差板の作成)
位相差板フィルムとして、ポリカーボネートフィルム(
ビスフェノールAの炭酸エステル重合体フィルム)を延
伸して得た厚さ70mの延伸フィルムを使用し、その両
面に、ブチルアクリレートを主成分とし、官能基として
カルボン酸基及び水酸基を有するアクリル系接着剤を膜
厚20圃になるように塗布し、常温で乾燥して、両面に
感圧接着剤層を設けてなる位相差板を作成した。なお、
感圧接着剤層の上には、保護のために剥離紙を貼着した
。
ビスフェノールAの炭酸エステル重合体フィルム)を延
伸して得た厚さ70mの延伸フィルムを使用し、その両
面に、ブチルアクリレートを主成分とし、官能基として
カルボン酸基及び水酸基を有するアクリル系接着剤を膜
厚20圃になるように塗布し、常温で乾燥して、両面に
感圧接着剤層を設けてなる位相差板を作成した。なお、
感圧接着剤層の上には、保護のために剥離紙を貼着した
。
実施例2(偏光板複合体の作成)
セルローストリアセテート/ポリビニルアルコール/セ
ルローストリアセテートの三層構造よりなる膜厚180
flの偏光板フィルムの一面に、ブチルアクリレート
を主成分とし、官能基としてカルボン酸基及び水酸基を
有するアクリル系接着剤よりなる膜厚25頭の感圧接着
剤層を設けたものを、偏光板として使用した。
ルローストリアセテートの三層構造よりなる膜厚180
flの偏光板フィルムの一面に、ブチルアクリレート
を主成分とし、官能基としてカルボン酸基及び水酸基を
有するアクリル系接着剤よりなる膜厚25頭の感圧接着
剤層を設けたものを、偏光板として使用した。
上記の偏光板と、実施例1において作成された位相差板
とを用いて偏光板複合体を作成した。すなわち、偏光板
の感圧接着剤層と、位相差板の一方の感圧接着剤層とが
互いに対向するように重ね合わせ、常温常湿の下で卓上
ラミネーターで貼着した後、オートクレーブにおいて、
圧力5 kg / −の下で20分間加圧した。
とを用いて偏光板複合体を作成した。すなわち、偏光板
の感圧接着剤層と、位相差板の一方の感圧接着剤層とが
互いに対向するように重ね合わせ、常温常湿の下で卓上
ラミネーターで貼着した後、オートクレーブにおいて、
圧力5 kg / −の下で20分間加圧した。
試験例
試験試料として次の3つを用意しな、第7図はそれら試
験試料の模式的断面図を示すもので、(a)は試験試料
1、(b)は試験試料2、(c)は試験試料3を示す、
なお第7図中、6はソーダガラス板であり、他の符号は
前記と同じものを意味する。
験試料の模式的断面図を示すもので、(a)は試験試料
1、(b)は試験試料2、(c)は試験試料3を示す、
なお第7図中、6はソーダガラス板であり、他の符号は
前記と同じものを意味する。
試験試料1
実施例2の偏光板複合体を、厚さ2止のソーダガラス板
に貼りつけた。
に貼りつけた。
試験試料2(比較試料)
実施例1と同様の位相差板フィルム及び感圧接着側を用
いて、位相差板フィルムの一面にのみ感圧接着剤層を設
け、これを厚さ2fiのソーダガラス板に貼着した。そ
の後、実施例2におけると同様の偏光板を位相差板フィ
ルムの上に貼着した。
いて、位相差板フィルムの一面にのみ感圧接着剤層を設
け、これを厚さ2fiのソーダガラス板に貼着した。そ
の後、実施例2におけると同様の偏光板を位相差板フィ
ルムの上に貼着した。
試験試料3(比較試料)
実施例1の位相差板を、厚さ2市のソーダガラス板に積
層し、貼着した後、位相差板の上にセルローストリアセ
テート/ポリビニルアルコール/セルローストリアセテ
ートの三層構造よりなる膜厚180矧の偏光板フィルム
を重ね、貼着した。
層し、貼着した後、位相差板の上にセルローストリアセ
テート/ポリビニルアルコール/セルローストリアセテ
ートの三層構造よりなる膜厚180矧の偏光板フィルム
を重ね、貼着した。
なお、上記の試験試料において、貼着の操作は、実施例
2で示したと同様にして行った。すなわち、常軌常温常
温の下で卓上ラミネーターで貼り合わせた後、オートク
レーブにおいて、圧力5kz/adの下で20分間加圧
することによって行った。
2で示したと同様にして行った。すなわち、常軌常温常
温の下で卓上ラミネーターで貼り合わせた後、オートク
レーブにおいて、圧力5kz/adの下で20分間加圧
することによって行った。
上記の各試験試料を(A)70℃の乾燥状態で240時
間、及び(B ) 60℃、90%RHの下で240時
間保持した後、偏光板フィルムと位相差板フィルムとの
間の感圧接着剤層の状態を目視により評価した。結果を
第1表に示す。
間、及び(B ) 60℃、90%RHの下で240時
間保持した後、偏光板フィルムと位相差板フィルムとの
間の感圧接着剤層の状態を目視により評価した。結果を
第1表に示す。
第1表
位相差板と偏光板とを組み合わせて作製された本発明の
偏光板複合体を用いて液晶ディスプレイを作製した場合
、高温高湿の条件下においても、位相差板と偏光板との
間の貼着部分で泡或いは剥がれを発生することがない。
偏光板複合体を用いて液晶ディスプレイを作製した場合
、高温高湿の条件下においても、位相差板と偏光板との
間の貼着部分で泡或いは剥がれを発生することがない。
発明の効果
本発明の位相差板は、上記のように疎水性延伸フィルム
よりなる位相差板フィルムの両面に感圧接着剤層を設け
てなるから、これを感圧接着剤層が設けられた偏光板と
組み合わせて使用した場合、優れた接着特性を示し、し
たがづてまな、これ等
よりなる位相差板フィルムの両面に感圧接着剤層を設け
てなるから、これを感圧接着剤層が設けられた偏光板と
組み合わせて使用した場合、優れた接着特性を示し、し
たがづてまな、これ等
第1図は本発明の液晶ディスプレイ用位相差板の模式的
断面図、第2図は本発明の液晶ディスプレイ用偏光板複
合体の模式的断面図、第3図は偏光板の模式的断面図、
第4図は本発明の液晶ディスプレイ用位相差板又は偏光
板複合体が使用された状態を示す模式的断面図、第5図
及び第6図はそれぞれ液晶ディスプレイの模式的断面図
、第7図(a>、<b>及び(c)は、それぞれ実施例
で使用する試験試料の模式的断面図である。 1・・・位相差板フィルム、2・・・偏光板フィルム、
3a、3b、3C−・・感圧接着剤層、4a、4b、4
C−・・剥離フィルム、5・・・液晶セル、6・・・
ソーダガラス板。 第1図 第4図 (a) 第2図 第5図 (b) 第6図 (C,) 第7図
断面図、第2図は本発明の液晶ディスプレイ用偏光板複
合体の模式的断面図、第3図は偏光板の模式的断面図、
第4図は本発明の液晶ディスプレイ用位相差板又は偏光
板複合体が使用された状態を示す模式的断面図、第5図
及び第6図はそれぞれ液晶ディスプレイの模式的断面図
、第7図(a>、<b>及び(c)は、それぞれ実施例
で使用する試験試料の模式的断面図である。 1・・・位相差板フィルム、2・・・偏光板フィルム、
3a、3b、3C−・・感圧接着剤層、4a、4b、4
C−・・剥離フィルム、5・・・液晶セル、6・・・
ソーダガラス板。 第1図 第4図 (a) 第2図 第5図 (b) 第6図 (C,) 第7図
Claims (2)
- (1)疎水性プラスチックよりなる延伸フィルムの両面
に、感圧接着剤層を設けたことを特徴とする液晶ディス
プレイ用位相差板。 - (2)疎水性プラスチックよりなる延伸フィルムの両面
に感圧接着剤層を設けてなる位相差板の一面に、偏光板
フィルム上に感圧接着剤層を設けてなる偏光板を、該偏
光板の感圧接着剤層と位相差板の感圧接着剤層とが対向
するように貼着してなることを特徴とする液晶ディスプ
レイ用偏光板複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1016408A JPH02197819A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1016408A JPH02197819A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02197819A true JPH02197819A (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=11915415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1016408A Pending JPH02197819A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02197819A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04347802A (ja) * | 1991-05-24 | 1992-12-03 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 液晶ディスプレイ用偏光板複合体の製造方法 |
JPH09189906A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム及び液晶表示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57195208A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-30 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive type polarizing plate |
JPS582823A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Tomoegawa Paper Co Ltd | カラ−液晶表示体 |
JPS63271424A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-09 | Seiko Epson Corp | カラ−液晶表示装置 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1016408A patent/JPH02197819A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57195208A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-30 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive type polarizing plate |
JPS582823A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Tomoegawa Paper Co Ltd | カラ−液晶表示体 |
JPS63271424A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-09 | Seiko Epson Corp | カラ−液晶表示装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04347802A (ja) * | 1991-05-24 | 1992-12-03 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 液晶ディスプレイ用偏光板複合体の製造方法 |
JPH09189906A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム及び液晶表示装置 |
KR100444412B1 (ko) * | 1996-01-09 | 2004-11-08 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 광학막및액정표시장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3398262B2 (ja) | 粘着シート | |
KR102224950B1 (ko) | 편광판 | |
CN103649256B (zh) | 具有直线偏光消除功能的双面透明粘合片 | |
CN108885298B (zh) | 光学薄膜、剥离方法以及光学显示面板的制造方法 | |
KR100658416B1 (ko) | 편광자용 보호 필름 및 이것을 사용한 편광판 | |
TW200844510A (en) | Multi-layered polarization plate, anti-glare products and polarization plates for LCD having the same | |
JP2001064607A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP2001343527A (ja) | 光学部材および液晶表示装置 | |
JP2823322B2 (ja) | 液晶表示パネルの表面保護および検査方法 | |
JP2001174637A (ja) | 偏光板保護フィルム及び偏光板 | |
JPH02197819A (ja) | 液晶ディスプレイ用位相差板及び偏光板複合体 | |
JP2019012127A (ja) | 保護フィルム付き偏光板 | |
JP2006323042A (ja) | 積層偏光フィルムの製造方法 | |
JPH04347802A (ja) | 液晶ディスプレイ用偏光板複合体の製造方法 | |
JP2001031924A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP3211590B2 (ja) | 偏光板 | |
JP2000347010A (ja) | 光学部材及び液晶表示装置 | |
JPH0432805A (ja) | 液晶表示パネルの表面保護フィルム | |
JP2001074933A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP2003315543A (ja) | 偏光板の製造方法 | |
JPH0431442A (ja) | 液晶表示パネルの表面保護フィルム | |
JPS61246719A (ja) | 偏光膜一体型透明導電フイルム | |
TWI806819B (zh) | 偏光板及液晶面板 | |
TWI307786B (en) | Method and apparatus for manufacturing a polarizing sheet | |
JPH03129322A (ja) | 液晶ディスプレイ用位相差板 |