JPH0217924Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217924Y2 JPH0217924Y2 JP20209083U JP20209083U JPH0217924Y2 JP H0217924 Y2 JPH0217924 Y2 JP H0217924Y2 JP 20209083 U JP20209083 U JP 20209083U JP 20209083 U JP20209083 U JP 20209083U JP H0217924 Y2 JPH0217924 Y2 JP H0217924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- notch
- hinge
- inner panel
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、自動車特にキヤブオーバ型自動車
に好適なドア構造に関する。
に好適なドア構造に関する。
[従来技術]
一般にキヤブオーバ型自動車においては、運転
席が比較的高い位置にあり、周囲に大きな死角を
生ずる。このため、従来はドアのベルトライン部
の前部を一段低く形成したり、あるいはベルトラ
イン部の前部下方に特別の透視窓を設けて必要な
側方視界が得られるようにしていた。
席が比較的高い位置にあり、周囲に大きな死角を
生ずる。このため、従来はドアのベルトライン部
の前部を一段低く形成したり、あるいはベルトラ
イン部の前部下方に特別の透視窓を設けて必要な
側方視界が得られるようにしていた。
しかしながら、前者の場合には必然的にドア前
端の上下寸法が小さくなつてこの部分に取付けら
れるドアヒンジの取付ピツチが制約されるととも
に、ドアの剛性も低下するためドアを広範囲に補
強する必要があつた。したがつて、このようなベ
ルトライン部前部の段差形成には限界があり、満
足すべき側方視界を確保することが困難であつ
た。一方、後者の場合はドアのベルトライン部下
方の透視窓がベルトライン部上方の窓と分離して
いるため、視覚上問題があつた。
端の上下寸法が小さくなつてこの部分に取付けら
れるドアヒンジの取付ピツチが制約されるととも
に、ドアの剛性も低下するためドアを広範囲に補
強する必要があつた。したがつて、このようなベ
ルトライン部前部の段差形成には限界があり、満
足すべき側方視界を確保することが困難であつ
た。一方、後者の場合はドアのベルトライン部下
方の透視窓がベルトライン部上方の窓と分離して
いるため、視覚上問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点]
この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、ドアヒンジの取付ピツチが制約されたり、
ドアの剛性低下を招くことなく、良好な側方視界
を確保できるようにした自動車用ドア構造を提供
することを目的とする。
ので、ドアヒンジの取付ピツチが制約されたり、
ドアの剛性低下を招くことなく、良好な側方視界
を確保できるようにした自動車用ドア構造を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この考案は、イン
ナパネルとアウタパネルとからなり、かつ、前端
上下位置にヒンジ取付部を有する自動車用ドアに
おいて、ドアのベルトライン部の前部にU字形の
切欠き部を形成し、この切欠き部周縁においてイ
ンナパネルとアウタパネルを接合するとともに、
ドア内において上側ヒンジ取付部内面に配設した
ヒンジリテーナと上記切欠き部の前縁接合部とを
リインフオースメントで連結して、ドアの上記切
欠き部前方における上側ヒンジ取付部を二重閉断
面に形成したことを特徴とする。
ナパネルとアウタパネルとからなり、かつ、前端
上下位置にヒンジ取付部を有する自動車用ドアに
おいて、ドアのベルトライン部の前部にU字形の
切欠き部を形成し、この切欠き部周縁においてイ
ンナパネルとアウタパネルを接合するとともに、
ドア内において上側ヒンジ取付部内面に配設した
ヒンジリテーナと上記切欠き部の前縁接合部とを
リインフオースメントで連結して、ドアの上記切
欠き部前方における上側ヒンジ取付部を二重閉断
面に形成したことを特徴とする。
[実施例]
以下、図面によりこの考案の一実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図ないし第5図はこの考案を適用したキヤ
ブオーバ型自動車のフロントドアを示し、上部に
ウインドフレーム2が組付けられたインナパネル
3と、アウタパネル4が、ベルトライン部aを除
いた3縁b,c,dで接合されてドア1が構成さ
れている。なお、本実施例ではインナパネル3の
前端に別体のヒンジサイドパネル5が固着されて
おり、この部分ではインナパネル3はヒンジサイ
ドパネル5を介してアウタパネル4と接合され
る。ヒンジサイドパネル5は上下位置にドアヒン
ジhの取付部51,52を有し、さらにこのヒン
ジ取付部51,52の内面にはそれぞれヒンジリ
テーナ6,6が配設してある。
ブオーバ型自動車のフロントドアを示し、上部に
ウインドフレーム2が組付けられたインナパネル
3と、アウタパネル4が、ベルトライン部aを除
いた3縁b,c,dで接合されてドア1が構成さ
れている。なお、本実施例ではインナパネル3の
前端に別体のヒンジサイドパネル5が固着されて
おり、この部分ではインナパネル3はヒンジサイ
ドパネル5を介してアウタパネル4と接合され
る。ヒンジサイドパネル5は上下位置にドアヒン
ジhの取付部51,52を有し、さらにこのヒン
ジ取付部51,52の内面にはそれぞれヒンジリ
テーナ6,6が配設してある。
ドア1のベルトライン部aの前部には下端が上
下方向に関して上記上側ヒンジ取付部51に至る
U字形の切欠き部10が形成され、この切欠き部
10周縁においてインナパネル3とアウタパネル
4とが溶接接合されている。このため、インナパ
ネル3とアウタパネル4は上記切欠き部10周縁
に夫々接合用フランジ31,41を有する。
下方向に関して上記上側ヒンジ取付部51に至る
U字形の切欠き部10が形成され、この切欠き部
10周縁においてインナパネル3とアウタパネル
4とが溶接接合されている。このため、インナパ
ネル3とアウタパネル4は上記切欠き部10周縁
に夫々接合用フランジ31,41を有する。
また、ドア1内において、上側ヒンジ取付部5
1内面のヒンジリテーナ6にはその起立フランジ
61にリインフオースメント7の一端が固着さ
れ、リインフオースメント7の他端は上記切欠き
部10前縁のインナパネル3とアウタパネル4の
接合部に重合固着されている。
1内面のヒンジリテーナ6にはその起立フランジ
61にリインフオースメント7の一端が固着さ
れ、リインフオースメント7の他端は上記切欠き
部10前縁のインナパネル3とアウタパネル4の
接合部に重合固着されている。
これにより、ドア1の上記切欠き部10前方に
おける上側ヒンジ取付部51は二重閉断面に形成
され、この部分のねじれ剛性が増大するだけでな
く、ドア1全体の強度、剛性を著しく高められ
る。したがつて、上記切欠き部10は比較的大き
く形成でき、良好な側方視界を確保することがで
きる。
おける上側ヒンジ取付部51は二重閉断面に形成
され、この部分のねじれ剛性が増大するだけでな
く、ドア1全体の強度、剛性を著しく高められ
る。したがつて、上記切欠き部10は比較的大き
く形成でき、良好な側方視界を確保することがで
きる。
第1図中、8は上記切欠き部10後方において
ドア1内に組込まれる昇降式窓ガラスの移動を案
内するガイドであり、このガイド8、切欠き部1
0及びウインドフレーム2で囲まれた部分に固定
式窓ガラスが装着される。
ドア1内に組込まれる昇降式窓ガラスの移動を案
内するガイドであり、このガイド8、切欠き部1
0及びウインドフレーム2で囲まれた部分に固定
式窓ガラスが装着される。
なお、上述の実施例ではヒンジサイドパネル5
をインナパネル3と別体としたものを示したが、
ヒンジサイドパネル5はインナパネル3と一体に
成形するのが一般的であり、このような構成のド
アにもこの考案を適用可能なことは言うまでもな
い。
をインナパネル3と別体としたものを示したが、
ヒンジサイドパネル5はインナパネル3と一体に
成形するのが一般的であり、このような構成のド
アにもこの考案を適用可能なことは言うまでもな
い。
[考案の効果]
以上のようにこの考案によれば、ドアのベルト
ライン部の前部にU字形切欠き部を形成するとと
もに、この切欠き部前縁と上方のヒンジリテーナ
とをリインフオースメントで連結した極めて簡単
な構成によつて、ドアヒンジの取付ピツチが制約
されたり、ドアの剛性低下を招くことなく良好な
側方視界を確保することができるもので、特に運
転席が比較的高い位置にあるキヤブオーバ型自動
車に適用して極めて大なる効果を奏する。
ライン部の前部にU字形切欠き部を形成するとと
もに、この切欠き部前縁と上方のヒンジリテーナ
とをリインフオースメントで連結した極めて簡単
な構成によつて、ドアヒンジの取付ピツチが制約
されたり、ドアの剛性低下を招くことなく良好な
側方視界を確保することができるもので、特に運
転席が比較的高い位置にあるキヤブオーバ型自動
車に適用して極めて大なる効果を奏する。
図面はこの考案をキヤブオーバ型自動車のフロ
ントドアに適用した実施例を示し、第1図は内側
から見たドアの全体斜視図、第2図は第1図A部
の拡大正面図、第3図は第2図のB−B線に沿う
断面図、第4図は同じく第2図のC−C線に沿う
断面図、第5図はドアの分解斜視図である。 1……ドア、3……インナパネル、4……アウ
タパネル、6……ヒンジリテーナ、7……リイン
フオースメント、10……切欠き部、a……ベル
トライン部。
ントドアに適用した実施例を示し、第1図は内側
から見たドアの全体斜視図、第2図は第1図A部
の拡大正面図、第3図は第2図のB−B線に沿う
断面図、第4図は同じく第2図のC−C線に沿う
断面図、第5図はドアの分解斜視図である。 1……ドア、3……インナパネル、4……アウ
タパネル、6……ヒンジリテーナ、7……リイン
フオースメント、10……切欠き部、a……ベル
トライン部。
Claims (1)
- インナパネルとアウタパネルとからなり、かつ
前端上下位置にヒンジ取付部を有する自動車用ド
アにおいて、ドアのベルトライン部の前部にU字
形の切欠き部を形成し、この切欠き部周縁におい
てインナパネルとアウタパネルを接合するととも
に、ドア内において上側ヒンジ取付部内面に配設
したヒンジリテーナと上記切欠き部の前縁接合部
とをリインフオースメントで連結して、ドアの上
記切欠き部前方における上側ヒンジ取付部を二重
閉断面に形成したことを特徴とする自動車用ドア
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20209083U JPS60106823U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 自動車用ドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20209083U JPS60106823U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 自動車用ドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106823U JPS60106823U (ja) | 1985-07-20 |
JPH0217924Y2 true JPH0217924Y2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=30764486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20209083U Granted JPS60106823U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 自動車用ドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106823U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8858796B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-10-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash |
US8956464B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-02-17 | Evoqua Water Technologies Llc | Method of cleaning membranes |
US9206057B2 (en) | 2007-05-29 | 2015-12-08 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane cleaning with pulsed airlift pump |
US9533261B2 (en) | 2012-06-28 | 2017-01-03 | Evoqua Water Technologies Llc | Potting method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4032809B2 (ja) * | 2002-04-22 | 2008-01-16 | トヨタ自動車株式会社 | ドア補強構造 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20209083U patent/JPS60106823U/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8858796B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-10-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash |
US8894858B1 (en) | 2005-08-22 | 2014-11-25 | Evoqua Water Technologies Llc | Method and assembly for water filtration using a tube manifold to minimize backwash |
US9206057B2 (en) | 2007-05-29 | 2015-12-08 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane cleaning with pulsed airlift pump |
US9573824B2 (en) | 2007-05-29 | 2017-02-21 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane cleaning with pulsed airlift pump |
US8956464B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-02-17 | Evoqua Water Technologies Llc | Method of cleaning membranes |
US9533261B2 (en) | 2012-06-28 | 2017-01-03 | Evoqua Water Technologies Llc | Potting method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60106823U (ja) | 1985-07-20 |
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