JPH02152016A - 情報記録媒体の記録または再生方法 - Google Patents

情報記録媒体の記録または再生方法

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JPH02152016A
JPH02152016A JP30643188A JP30643188A JPH02152016A JP H02152016 A JPH02152016 A JP H02152016A JP 30643188 A JP30643188 A JP 30643188A JP 30643188 A JP30643188 A JP 30643188A JP H02152016 A JPH02152016 A JP H02152016A
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JP
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distance
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JP30643188A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sawano
充 沢野
Toshiaki Igata
居▲しゃ▼ 俊明
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 未発IJは、レーザーによる情報の読み取り、書き込み
および/または消去が可能な記録層を備えてなる情報記
録媒体の情報記録媒体の記録または+IT生方法に関す
るものである。
更に詳しくは、本発明は可撓性の樹脂フィルム表面に上
記記録層が形成されてなる情報記録媒体の情報記録媒体
の記録または再生方法に関するものである。
[発明の技術的背′A] 近年において、レーザービーム等の高エネルギー密度の
ビームを用いる円盤状の情報記録媒体が開発され、実用
化されている。この情報記録媒体は光ディスクと称され
、ビデオ・ディスク、オーディオ・ディスクさらには大
容量静止画像ファイル、および大容量コンピュータ用デ
ィスり・メモリーとして使用されうるちのである。
光ディスクは、基本構造としてプラスチック等からなる
円盤状の透明基板と、この上に設けられた情報の読み取
り、書き込みおよび/または消去が可能な記録層とから
構成されている。記録層が設けられる側の基板表面には
、基板の平面性の改善、記録層との接着力の向上あるい
は光ディスクの感度の向上などの点から、高分子物質か
らなる下塗層または中間層が設けられていることがある
近年、基板として可撓性の樹脂フィルムを用い、上記記
録層を形成してなる円盤状の情報記録媒体(光ディスク
)の開発が行なわれている。このような可撓性の樹脂フ
ィルムを用いた情報記録媒体も、従来のビデオ会ディス
ク、オーディオφディスク等と同様に高速回転させて、
情報の書き込み、読み取りもしくは消去を行なうもので
ある。
また、上記可撓性の樹脂フィルムは、光磁気記録媒体の
基板としても用いられており、この場合通常の光ディス
クで行なわれているディスクとレンズ間の距離を一定に
保つフォーカシングサーボは使用されていない。従って
、記録再生等の際、ディスク(垂直磁化ll2)と光へ
一2ドやコイルとの距離、特にディスクとコイルとの距
離を、それらの接触を避けるために1mm以上とる必要
がある。このようにディスクと光ヘッドやコイルとの距
離が1mm以上となった場合、光磁気記録媒体に記録等
行なうためにコイル電流f1、電力等を大きくする必要
があり、このためコイルを駆動させる回路が複雑かつ煩
雑になるとの欠点があった。
上記光磁気ディスク(垂直磁化vりと光ヘッドやコイル
との距離を安定して近づけるために、特願昭61−45
632号公報に以下の方法が提案されている。その方法
は、例えば第5図に示すような構成を有する装置を用い
て情報の記録を行なう、第5図に示される装置は、垂直
磁化j模を有する可撓性のディスク54の上に配若され
た記録再生用の光へラド52、およびこれより照射さ−
れる光ビーム59、ディスク54をディスクとの間に流
通気体層を形成することにより浮上させるスライダ55
、スライダ55内に埋めこまれたコイル53、ならびに
ディスク54を安定に浮上させるための補助手段である
固定板56から構成される。ディスク54が回転すると
、空気の遠心力のよってディスク54と固定板56との
間の空気が外部に排除され、ディスク54は固定板56
に吸引される。一方スライダ55では、スライダ表面と
ディスク54から構成されるくさび状隙間に空気が押し
込まれて流通気体層を形成し正圧が発生してディスク5
4はスライダ55から浮上する。
ディスク54は、固定板56による負圧とスライダ55
による正圧の釣り合い点で安定し、スライダ55からの
距離は数μmとなる。このようにスライダによって、光
ディスクと光ヘッドとの間に流通気体層が構成され、こ
れによって、上記距離も数ILmとなって安定するとし
ている。
上記流通気体層形成の理論は、磁性体を用いない通常の
可撓性の光ディスクに対しても適用することができ、上
記スライダを使用することにより光ディスクと光ヘツド
間距離も数gm程度の範囲で安定することから情報記録
媒体の良好なフォーカシングが可能である。しかしなが
ら、このように安定なフォーカシングも円盤状光ディス
クの半径方向の中央部分付近においては精度良く行なわ
れるが、円盤の外側および内側に接近するほどこの距離
が不安定となり、例えば外側では距離が大きくなり易い
。このため、上記方法では、光ディスクの記録等が行な
われる領域が極めて狭く、光ディスクの大きさを有効に
利用しているとは言えなかった。
[発明の目的] 未発IJiは、従来のフォーカシングサーボを使用する
ことなく、簡易な方法で光ヘッドと該情報記録媒体との
間隔を高精度に一定に維持しながら情報記録媒体に記録
または再生する方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、従来のフォーカシングサーボと異な
った上記フォーカシング制御方法を用いて、■つ情報記
録媒体の記録領域が広げることを可使にする情報記録媒
体の記録または再生方法を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、発光部と受光部を有し、且つ頂部にスライダ
を備えた光ヘッドを、回転下にある可撓性の情報記録媒
体の一方の面に近接して配置して、該スライダと光ディ
スクとの間に流通気体層を形成させて、その間隔を略一
定に維持することにより該情報記録媒体の高さを略一定
に維持しながら1発光部より光を放射し、該尤の情報記
録媒体からの反射光を受光部で受光することを含む情報
記Q媒体の記録または再生方法において、該スライダと
して、電極部を備えたスライダを用い、上記反射光量の
変動に応じて、1核スライダと該情報記録媒体との間の
距離の変動を読み取り、この変動を補償するように上記
反射光量の変動に応じた正または負の電荷を該スライダ
の電極に与えて、該情報記録媒体の高さを変動させるこ
とにより、該スライダと該情報記録媒体との間隔を高精
度に一定に維持することを特徴とする情報記録媒体の記
録または再生方法にある。
上記本発明の情報記録媒体の記録または再生方法は以下
の通りである。
1)上記スライダが、ガラスからなる平凸レンズの凸部
の表面に透II電極の薄膜が設けられたスライダである
ことを特徴とする上記情報記録媒体の記録または再生方
法。
2)該スライダと該情報記録媒体との間隔の変動が、2
.5JLm以下になるように制御することを特徴とする
上記情報記録媒体の記録または再生方法。
[発明の効果] 本発明の情報記録媒体の記録または再生力法は、可撓性
の情報記録媒体を用いて、前記流通気体層形成の理論を
利用して、その欠点である円盤状光ディスクの内周側あ
るいは外周側でのフォーカシング不良を解消したもので
ある。
すなわち、本発明は情報記録媒体の記録層からの反射光
量の変動を読み取り、その変動に応じた正または負の電
荷をスライダの表面に、例えば透+J′N電極を設けて
これに電荷を与え、これにより、スライダ表面に電荷を
帯びさせて情報記録媒体表面の電荷との静電引力(また
は反発)を利用して、円盤状光ディスクの内周側であっ
ても外周側であっても、情報記録媒体とスライダとの距
離を高精度に一定に維持となるよう、すなわち良好なフ
ォーカシング状態となるように調整しながら記録または
再生が行なうものである。
このように、上記スライダに電荷を付与することにより
、円盤状光ディスクの内周側であっても外周側であって
も良好なフォーカシングが可71となり、簡易なフォー
カシング制御方法であっても極めて正確なフォーカシン
グを行なうことができる。従って1本発明は、従来のフ
ォーカシングサーボを使用することなく、上記フォーカ
シング制御を利用することにより、簡易な方法で良好な
フォーカシング状態で情報の記録、再生を行なうことが
できる。また情報記録媒体の内周側から外周側までの広
範囲に亘って記録領域とすることを可濠にした情報記録
媒体の記録または再生方法である。
[発明の詳細な記述] 木)i:、[jIに用いられる情報記録媒体は、基本的
には可撓性の樹脂フィルムからなる基板の一方の表面に
光による情報の記録再生等が可使な記録層が設けられた
情報記録媒体である。
未発1町の情報記録媒体の記録または再生方法は、情報
記録媒体と光ヘッドとの距離をフォーカシング可使な極
めて接近した状態で安定して制御(いわゆるフォーカシ
ング制御)を行なうため、前記流通気体層形成の理論を
利用して、さらにその欠点を解消したものである。
本発明の情報記録媒体の記録または再生方法について、
添付第1図、第2−A図、第2−B図、第2−C図、第
2−D図および第3図を参照しなから詳しく説明する。
第1図は1未発IJIの記録または再生方法を説明する
ための情報記録媒体が装着された光ディスク装この一例
の断面の模式図である。
第1図は、可撓性の情報記録媒体15、その下に配置さ
れた記録再生用の光へラド11.情報記録媒体15を流
通気体層形成の理論により浮トさせるスライダ12、情
報記録媒体15を回転させるモーター14、光ヘッドを
情報記録媒体に近接させるための開口部分である窓部1
6および情報記録媒体15を覆うカートリッジ13から
構成される。
第2−A図は、第1図で使用された光デイスク装置の平
面図である。第2−A図は、光デイスク装着した際、光
ディスクとカートリッジの上下板との間で流通気体層が
生じ易くなるように段差が設けられており、ステップf
ill、非ステツプ部22、ステップ部と非ステツプ部
との段差の部分であるステップ軸受部23、空気流通溝
24および窓部26から構成されている。
第2−B図は、第2−A図のB−B ’線断面図で、第
2−A図と対応するステップ部21、非ステツプ部22
および空気流通溝24から構成されている。
第2−C図は、第2−A図のC−C’線断面図で、第2
−A図の装置に情報記録媒体が装着された状態を示し、
第2−A図と対応するステップ部21、非ステツプ部2
2、ステップ軸受部23および窓部26から構成され、
そして情報記録媒体25とスライダ29の位置が示され
ている。媒体の進行方向25dに対して空気の流れ27
が生じる。
第2〜D図は、第2−A図のD−D ’線断面図で、第
2−A図の装置に情報記録媒体が装着された状態を示し
、第2−A図と対応するステップ部21、非ステツプ部
22および空気流通溝24そして情報記録媒体25から
構成されている。媒体の進行方向25dに対して空気の
流れ28が生じる。
第3図は、第1図の光へット11およびその周辺を拡大
した断面図である。すなわち、光へラド11内のレーザ
ーの入射経路は、レーザー光を放射する半導体レーザー
31、この放射されたレーザー光を誘導するコリメータ
ーレンズ34、偏光プリズムスプリッター37そして対
物レンズ36からなり、レーザー光は対物レンズ36で
集光され、情報記録媒体35にフォーカシングされる。
そして反射経路は、情報記録媒体35で反射したレーザ
ー光を検知するために誘導する、対物レンズ36.偏光
プリズムスプリッター37、円筒レンズ38および四分
M光検出器39からなっている。さらに、この検出信号
がフィードバックされる電圧@i33とその電圧源33
から電荷(フォーカシング距離を修正するための電荷)
を受ける透明電極30がスライダ32の表面の設けられ
ている。
第1図において、可撓性の情報記録媒体15が回転する
と、空気の遠心力によって情報記録媒体15とカートリ
ッジ13のL側の板との間の空気が外部に押し出され、
情報記録媒体15はカートリッジ13の上部に吸引され
る。カートリッジの上板と情報記録媒体との間にはこの
ように負圧が発生し、カートリッジの下板と情報記録媒
体との間には正圧が発生するが、昨+1flと共に両者
の圧が平衡状態となり回転は安定する。
このような安定した回転が迅速に得られるように、カー
トリッジ内に第2−A−D図で示されるような段差がi
iQけられことが好ましい。すなわち、ステップ部21
と非ステツプ部22により生ずる段差および空気流通溝
24の働きにより、光デイスク装着して回転した場合に
空気の流れを生じ易くなり、圧力の発生が迅速に行なわ
れる。これにより情報記録媒体の安定した回転が容易に
得ることができる。
一方、スライダ12では、流通気体層形成の理論により
、スライダ表面と情報記録媒体15とから構成されるく
さび状隙間に空気が押し込まれて正圧が発生し、情報記
録媒体15はスライダ12から浮上する。情報記録媒体
15は、カートリッジ13上部との空間で生じる正圧と
スライダ12との空間で生じる正圧の釣り合い点で安定
し、スライダ12からの距離は数μmとなる。−F記の
ようなフォーカシング方法は円盤状光ディスクの゛ト径
方向の中央部分付近において粘度良く行なわれるが、円
盤の外側および内側に接近するほどこの距離が不安定と
なり、例えば外側ではその距離が大きくなり易い。未発
IJ1では、スライダ12の表面に例えば第3図に示す
ような透11電極を設けてこれに電荷を与えることによ
り、スライダ表面に電荷を帯びさせ、情報記録媒体表面
の電荷との静電引力(または反発)を利用して、情報記
録媒体15とスライダ13との距離を高精度に一定に維
持している。これにより1円盤状光デイスクの内周側で
あっても外周側であっても、上記良好なフォー力シング
カ’ ”’T fEなように、調整が行なわれる。
すなわち、第3図において、半導体レーザー31から放
射されたレーザー光はコリメーターレンズ34、偏光プ
リズムスプリッター37そして対物レンズ36を′tr
!過して集光され、情報記録媒体35にフォーカシング
される。情報記録媒体は、光ヘッドと対向する側が記録
層側である(光ヘッドの焦点距離を変更することで、対
向する側が基板側にしてもよい)。情報記録媒体35で
反射したレーザー光は再び対物レンズ36を通過した後
、偏光プリズムスプリッター37で偏光され、レーザー
光は直角に曲げられる。曲折したレーザー光は、円筒レ
ンズ38で集光され、集光されたレーザー光は四分割光
検出器39で焦点誤差が検出される。この検出信号が電
圧[33にフィードバックされ、スライダ32の表面の
設けられた透IJI電極31に、情報記録媒体の位置を
フォーカシング距離に修正するため、電圧源33から電
荷が与えられる。このようにして、情報記録媒体の高さ
位置を修正して高情報記録媒体15とスライダ13との
距離を高精度に一定に維持するように制御が行なわれる
該スライダと該情報記録媒体との間隔の変動を2.51
Lm以下に制御することが良好な記録再生等行なう上で
好ましく、2gm以下に制御することが特に好ましい。
上記光ヘッドの位置が調整は、詳細には、情報記録媒体
が陰性な帯びている場合、情報記録媒体とスライダが接
近しすぎると、スライダに負の電荷が付与され情報記録
媒体が遠ざけられる。また、情報記録媒体とスライダが
離れすぎるとスライダに正の電荷が付与され接近するよ
うに制御される。このようにスライダに電荷を付与する
ことにより、円盤状光ディスクの内周側であっても外周
側であっても良好なフォーカシングが可fEとなり、簡
易な制御方法により極めて正確なフォーカシングを行な
うことができる。
なお、上記の説明は、本発明の情報記録媒体の記録また
は再生に際に用いるフォーカシング制御方法の態様の一
つを述へたものであって、L記の!玉様に限定されるも
のではない0例えば、記録層上に保護層等が、記録層と
基板との間に中間層等が設けられていてもよいし、また
レーザー光の照射は上記説明のように記録層側から行な
われても、基板側から行なわれてもよい、さらに光ヘッ
ドの位lは情報記録媒体の上側にあっても上記のように
下側にあってもよい。
本発明の情報記録媒体を構成する樹脂フィルム、記録層
および下塗層等として、本発明の特徴的構成の部分以外
については、公知のものが任意に利用できるので、これ
らについて、以下に簡単に説明する。未発[Jlにおい
て使用する円盤状樹脂フィルムの材質としては、アクリ
ル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン)、ポリカーボネート、ポリエス
テル系樹脂(例、ポリエチレンテレフタレト)、および
ポリ塩化ビニリデン等の熱可塑性樹脂を挙げることがで
きる。好ましくはポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネ
ートまたはポリエステル系樹脂である。
記録層が設けられる側の基板表面には、平面性の改善、
接着力の向−Lおよび記録層の変質の防止の目的で、下
塗層(および/または中間層)を設けてもよく、下塗層
(および/または中間層)の材料としては、たとえば、
ポリメチルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸
共重合体、ニトロセルロース、ポリエチレン、塩素化ポ
リオレフィン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の
高分子物質ニアクリル系モノマー等からなるUV硬化型
樹脂ニジランカップリング剤などの有機物質:および無
機酸化物(Si02、A文、03等)、無機弗化物(M
gF2)などの無機物質を挙げることができる。上記材
料を用いて、例えば下塗層としてUV硬化型樹脂からな
る層を設けてもよいし、さらにその上に中間層として無
機酸化物の層を設けてもよく、上記材料を組合わせて一
つ以上の層を適宜設けることができる。
本発明で情報記録媒体に形成する記録層には、ピット等
の形成による一回の記MC−’fJき込み)のみが可ず
駈なタイプ(追記型またはDRAW[Direct R
ead After Writel型)と、相変化の利
用あるいは光磁気記録の場合の磁化の向きの変化等の利
用により記録と消去を繰り返し行なうことが可能なタイ
プ(消去町渣型、すなわちE−DRA W [Eras
able−Direct Read After Wr
ite]型)とがある。
DRAW型の記録層に用いられる材料の例としては、T
e、Zn、In、Sn、Zr、An、Ti、Cu、Ge
、Au、Pt等の金属;Bi、As、Sb等の半金属;
Si等の半導体;およびこれらの合金またはこれらの組
合わせを挙げることができる。これらの金属、半金属ま
たは半導体の硫化物、酸化物、ホウ化物、ケイ素化合物
、炭化物および窒化物等の化合物;およびこれらの化合
物と金属との混合物も記録層に用いることができる。上
記記録層には、さらに記録層材料として公知の各種の金
属、半金属あるいはそれらの化合物などが含有されてい
てもよい。
また、シアニン系色素等の色素からなる記録層であって
もよい。
記録層は単層または重層でもよく、記録層の層厚は光情
報記録に要求される光学濃度の点から一般に100〜5
500Xの範囲であり、好ましくは150〜xoooz
の範囲である。
また上記記録層がE−DRAW型の場合、温度より相変
化を起こしうる物質である下記の材料からなる記録層が
設けられる。この際、必要に応じて光吸収性物質が分散
含有されていてもよい。
相変化としてはたとえば、結晶状態−非晶賀状1ム間の
変化、相溶状態−相分離状態間の変化などの相変化を挙
げることができる。
結晶状態−非晶質状態間で状態変化を起こしうる物質の
例としてはS b 100−X T e X(40(X
(60)、5b2Se、TeaX(0<x<2)、5b
−Te−Ge系、5n−Te−5e系などの金属および
半金属の化合物を挙げることができる。たとえば、5b
2Seは相対的に常温では結晶状態にあって反射率が高
く透過率が低いが、高温で非晶質状態となって反射率が
低下し透過率が高くなる。逆に、TeO,1は常温では
非晶質状態にあり、高温で結晶状態となる。この他にも
結晶状態−非晶質状jh間で状態変化を起こす公知の金
属、半金属およびこれらの化合物を用いることができる
また、相溶状態−相分離状態間で状態変化を起こしうる
物質の代表的な例として、二種以上のポリマーの混合物
からなるポリマーブレンドを挙げることができる。ただ
し、ポリマーとモノマーとの組合せの場合でも同様な挙
動を示すことがあり、そのような組成のものも本発明に
おいてはポリマーブレンドに含まれる。
光磁気記録の記録層(垂直磁化FF2)に用いられる材
料としては、GdFeCoおよびTbFeC0等を使用
することができる。
上記記録層が、金属等からなる記録層または相変化を起
こしうる物質が上記金属等の無機物質である場合には、
基板表面に蒸着、スパッタリングあるいはイオンブレー
ティングすることにより基板上に形成することができる
。記録層は中層でも重層でもよいが、その層厚は光情報
記録に要求される光学濃度の点から一般に100−15
00 Xの範囲にあり、好ましくは150〜100OX
の範囲にある。
また記録層が、色素または上記ポリマーブレンドなどの
有機化合物である場合には、該物質および必要により光
吸収性物質を適当な溶剤に溶解してu I+j液を調製
し、この塗布液をスピンコード法、ロールコート法等の
?Uai法により基板表面に塗布したのち乾燥すること
により、基板上に形成することができる。
L記記録層の上には、特に記録時のトラッキング性の向
上のためにトラッキングガイド層が設けられることが好
ましい。トラッキングガイド層の形成材料としては、写
真用ハロゲン化乳剤が使用される。そして、トラッキン
グガイド層はトラッキング制御を行なうためのにサーボ
マーク等が形成される。
また所望により、記録層と保1;へ層との密着性を向上
させるためにシランカップリング剤等からなる密着層が
設けられてもよい。
トラッキングガイド層上または記録層とトラッキングガ
イド層との間には記録層を物理的および化学的に保護す
る目的で、5in2、MgF2.5n02等の無機物質
あるいはUV硬化性樹脂等の有機物質からなる保護層が
設けられてもよい。
なお、記録層の基板側、記録層の両側または基板と反対
側の表面に記録層の耐傷性、防湿性および変形、変質防
1F性などを高めるために、たとえば二酸化ケイ素、酸
化スズ、弗化マグネシウムおよび硫化亜鉛などの″V機
物質からなる薄膜が設けられていてもよい。
また、記録層の基板側あるいは基板と反対側の表面には
、情報の再生時におけるS/N比の向上および記録時に
おける感度の向上の目的で、An、CrおよびNiなど
の金属からなる光反射層が設けられてもよい。
また、本発明で用いられる光デイスク装置に使用される
上記スライダは、透明材料からなる平凸レンズとその凸
部の表面に設けられた透明電極の薄膜からなるもの、あ
るいは透明電極からなる平凸レンズである。」見開透1
!1材料としてはガラスおよびポリメチルメタクリレー
トが好ましく、透明電極の薄膜としては5n02、In
20xおよび金属又はカーボン微粒子分散ポリマーが好
ましい。
上記スライダにケえる1[圧が、スライダの電極の種類
および情報記録媒体表面層の材料により異なるが、スラ
イダ表面の透明電極の薄膜とじて5n02そして情報記
録媒体の表面層が写真用/Xロゲン化乳剤から形成され
たトラッキングガイド層の場合、スライダと情報記録媒
体との距離をXpm大きくするために、50 x 〜7
0 x V / g mの範囲内の電荷をケえることが
好ましい。
次に、本発明の実施例および比較例を記載する。ただし
、以下の各個は本発明を限定するものではない。
[実施例1] 厚み75gmの帯状(ウェブ状)のポリエチレンテレフ
タレートフィルム」二に、下塗層として、厚み800X
にUv硬化樹脂(3070ニスIJ−ポンド社製)をロ
ールを用いて塗布した。その」−に硫化亜鉛の層を電子
ビーム蒸着法により層厚が700Xになるように形成し
た。さらにその上にレーザー照射により可逆的非晶−緒
晶相変化を起こし、消去および占き換え可能な記録層と
して厚み700又になるようにS b 53T e 4
1層を二元同時蒸着法によって形成した。そして、この
記録層上に硫化亜鉛の層を゛重子ビーム茂着法により層
厚が1500Hになるように形成した。
次いで、その上に密着層としてシランカップリグ剤(K
BM−403:信越化学工業[)ノ1ffi7、H%(
溶剤:イソプロパノール)をロールを用いて21+jL
、その−にに写真用ハロゲン化乳剤(ゼラチン、臭化銀
を主成分とする)を乾燥層厚が1gmとなるようにロー
ルを用いて塗布し、パターン露光、現像そして定着処理
を行なってサーボマークを有するトラッキングガイド層
を形成した。
上記で11tられたロール状に巻取られた情報記録ディ
スクフィルムを外径86mm、内径25 m mの円盤
状に打ち抜き、情報記録媒体を製造した。
実施例1におけるフォーカシング制御は、得られた情報
記録媒体を用いて、添付第1図に示すように情報記録媒
体を回転させる。そして添付第3図に示すように四分割
光検出器39で焦点誤差を検出し、この検出信号が電圧
源33にフィードバックし、そしてスライダ32の表面
の設けられた透明電極31に、情報記録媒体の位こをフ
ォーカシング距離に修正するため、上記検出信号から変
換された電荷(60V/μm)を電圧源33から与える
。このようにして、情報記録媒体の位置が調整してフォ
ーカシング制御を行なった。
[比較例1] 実施例1において、四分;:3光検出器29で検出した
焦点誤差信号を電圧源23にフィードバックしなかった
以外は実施例1と同様にして実施例1と同じ情報記録媒
体を用いてフォーカシング制御を行なった。
[フォーカシング制御の評価方法] 上記実施例1および比較例1におけるフォーカシングを
評価する方法を、添付第1図および第2図を参照しなが
ら説明する。
第1図において、カートリッジ13を透明な材料から製
造し、該カートリッジ13の上面から光ヘッド(スライ
ダ)部分をWJ、察する。情報記録媒体を90Orpm
で回転させ、その回転に同期して単色フラッシュを照射
すると干渉縞が現われる。この干渉縞の数を数えること
により、スライダと情報記録媒体(記録層)との距離を
測定した。このフラッシュ発光のタイミングを回転同期
信号から徐々に動かすことにより、上記距離の一周内変
動の有無が分かり、その変動量は干渉縞の数を測定によ
り知ることができる。
また回転静止面には、スライダと情報記録媒体は接触し
ているので、静止状態から90Orpmまで回転数を−
L昇させる間に通過する干渉縞の数を数えれば、スライ
ダと情報記録媒体の距離を測定できる。
L記測定方法を用いて、上記各個の情報記録媒体の半径
方向(中心から20 m m〜40mmの範囲)におけ
るスライダと情報記録媒体(記録層)との距離の変動量
とモ均値を求めた。
上記測定結果について、スライダと情報記録媒体(記録
層)との距離の変動にを第4−A図に、スライダと情報
記録媒体(記録層)との距離のモ均値を第4−B図に示
す。
第4−A図および第4−B図より明らかなように、本発
す1に用いられるフォーカシング制御方法(実施例1)
は変動量、平均値共に内周側、外周側に関係なく常に一
定のイめを得ている。誤差信号のフィードパンクを行な
わなかった比較例1は、変動量、平均値共に内周側、外
周側で値が大きくなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の記録または再生方法を説明するため
の情報記録媒体が装着された光デイスク装置の一例を示
す断面の校弐図である。 第2−A図は、第1図で使用された光デイスク装置の平
面図である。 第2−B図は、第2−A図のB−B ’線断面図である 第2−C図は、情報記録媒体が装着された状態の第2−
A図のC−C’線断面図である。 第2−D図は、情報記録媒体が装着された状態の第2−
A図のD−D ’線断面図である。 第3図は、第1図の光へラド11およびその周辺を拡大
した断面図である。 第4−A図は、情報記録媒体の半径方向におけるスライ
ダと情報記録媒体(記録層)との距離の変動量を示すグ
ラフである。 :fS4−B図は、情報記録媒体の半径方向におけるス
ライダと情報記録媒体(記録層)との距離の平均値を示
すグラフである。 第5図は、従来の光磁気記録媒体の駆動装置の一例を示
す断面図である。 光ヘッド:ll、52 スライダ:12.55 カートリッジ=13 モーター=14 可撓性の情報記録媒体:15.25.35窓部:16.
26 ステップ部=21 非ステップ部:22 ステップ軸受部=23 空気流通溝=24 媒体の進行方向=25d 空気の流れ=27.28 スライダ=29 透]JI電極:30 半導体レーザー=31 スライダ:32 電圧源:33 コリメーターレンズ:34 対物レンズ=36 偏光プリズムスプリンタ−=37 円筒レンズ:38 四分割光検出器:39 コイル=53 重置磁化膜を有する可撓性のディスク:54固定板:5
6 光ビーム:59

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発光部と受光部を有し、且つ頂部にスライダを備え
    た光ヘッドを、回転下にある可撓性の情報記録媒体の一
    方の面に近接して配置して、該スライダと光ディスクと
    の間に流通気体層を形成させて、その間隔を略一定に維
    持することにより該情報記録媒体の高さを略一定に維持
    しながら、発光部より光を放射し、該光の情報記録媒体
    からの反射光を受光部で受光することを含む情報記録媒
    体の記録または再生方法において、 該スライダとして、電極部を備えたスライダを用い、上
    記反射光量の変動に応じて、該スライダと該情報記録媒
    体との間の距離の変動を読み取り、この変動を補償する
    ように上記反射光量の変動に応じた正または負の電荷を
    該スライダの電極に与えて、該情報記録媒体の高さを変
    動させることにより、該スライダと該情報記録媒体との
    間隔を高精度に一定に維持することを特徴とする情報記
    録媒体の記録または再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

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JP4495362B2 (ja) * 2001-03-13 2010-07-07 シャープ株式会社 光ディスク装置

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