JPH0215028Y2 - - Google Patents

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JPH0215028Y2
JPH0215028Y2 JP1985190769U JP19076985U JPH0215028Y2 JP H0215028 Y2 JPH0215028 Y2 JP H0215028Y2 JP 1985190769 U JP1985190769 U JP 1985190769U JP 19076985 U JP19076985 U JP 19076985U JP H0215028 Y2 JPH0215028 Y2 JP H0215028Y2
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JP
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cap
fuel tank
keyhole
notch
support shaft
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JP1985190769U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は跨座型車輌のフユエルタンクの注入口
に取付けるキヤツプに関する。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 跨座型車輌である例えば自動二輪車のフユエル
タンクの注入口を開閉可能に閉塞するフユエルタ
ンクキヤツプでロツク装置を備えたものは、例え
ば第5図に示すように、フユエルタンク1の注入
口1aを開閉するフユエルタンクキヤツプ本体2
に、ロツク装置のキーホール(いずれも図示せ
ず)の上面が臨む開口部2cを設け、該開口部2
cに前記キーホールを開閉可能に覆う板状のキー
ホールキヤツプ3を配設している。
しかしながら、上記従来例においては、キヤツ
プ本体2の前記開口部2cの対向する端面2a,
2aの所定箇所に軸孔2b,2bを形成すると共
にキーホールキヤツプ3の基端部3aに貫通孔3
bを形成し、これら軸孔2b,2bと貫通孔3b
が一直線になるようにキヤツプ本体2とキーホー
ルキヤツプ3を位置合わせした後、軸4を一方の
軸孔2b→貫通孔3b→他方の軸孔2bの順に挿
通してヒンジ構造としてキーホールキヤツプ3を
キヤツプ本体2に回動自在に支持して取付けてい
る。
従つて、キヤツプ本体2及びキーホールキヤツ
プ3に軸孔2b,2b及び貫通孔3bを形成する
ための孔加工が必要となり、その加工精度を高め
なければならず、製作行程が複雑になり、また組
付も容易でないという不都合があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情を鑑みてなされたもので、製
作及び組付の簡単な跨座型車輌のフユエルタンク
キヤツプを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案においては、
フユエルタンクの注入口に該注入口を開閉し得る
如く取付けられたフユエルタンクキヤツプ本体
に、ロツク装置と該ロツク装置のキーホールを開
閉し得る如く回動可能なキーホールキヤツプとを
備えてなる跨座型車輌のフユエルタンクキヤツプ
において、該フユエルタンクキヤツプ本体に軸受
用の切欠を設け、該切欠に該キーホールキヤツプ
の支軸を回動可能に係合すると共に、該キーホー
ルキヤツプの支軸を前記切欠に係合する方向に付
勢する付勢手段を設けたとするものである。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
リフトアツプ式のフユエルタンクキヤツプ11
は、フユエルタンク12の上面に開口する注入口
12aの開口周縁に環状に形成された凹部12b
に、閉塞時に該フユエルタンクキヤツプ11の上
部が突出しないように配設されている。該凹部1
2bの口縁部には、フユエルタンク12の上面と
略同一となるようにリング部材13がボルト13
aにより取付けてある。フユエルタンクキヤツプ
11は、前記リング部材13の下面に形成した軸
受部13bの長孔13cに上下方向に移動可能に
支持されたシヤフト13dに、該キヤツプ本体1
1aのヒンジ部11bにおいて回動可能に軸支さ
れ、前記ヒンジ部11bを支点として上下方向に
回動することにより、注入口12aを開閉できる
ように設けられている。
また、このフユエルタンクキヤツプ11には、
該フユエルタンクキヤツプ11を閉じた際にロツ
クするシリンダ錠(ロツク装置)14を備えてい
る。該シリンダ錠14は円柱状のシリンダボデイ
14aを前記キヤツプ本体11aのアンダープレ
ート11cの裏面側(第3図において下側)に一
体に取付けると共に、該アンダープレート11c
に形成された開口部11dに嵌挿し、シリンダボ
デイ14aの上端面に形成されたキーホール14
bをキヤツプ本体11aの表面側(第3図におい
て上側)に臨ませてある。
更に、前記シリンダ錠14の円柱状のシリンダ
ボデイ14aの外周には、リング状のスライダー
15が、その軸方向に摺動可能に巻装されてい
る。このスライダー15は、該スライダー15の
上面とアンダープレート11cの裏面間に縮設し
たスプリング16により前記アンダープレート1
1cから離反する方向に付勢されている。また前
記スライダー15には、該スライダー15の摺動
を許容するように該スライダー15と前記アンダ
ープレート11cとを連結する筒状のラバーブー
ツ17の下端が係止してある。該ラバーブーツ1
7は、フユエルタンクキヤツプ11の閉蓋時にそ
の下端が前記フユエルタンク12の注入口12a
の周縁に当接して該注入口12aを密閉するよう
になつている。
一方、前記シリンダ錠14のキーホール14b
を開口部11dから臨ませたアンダープレート1
1cの上面には、前記キーホール14bを開閉可
能に覆う板状のキーホールキヤツプ18が設けら
れている。
このキーホールキヤツプ18は、前記シリンダ
錠14のキーホール14bを開閉可能に覆い、該
キーホール14bから雨水、塵埃等が浸入するの
を防ぐと共に、フユエルタンクキヤツプ11を開
く際の把手を兼ねている。キーホールキヤツプ1
8は、前記キヤツプ本体11aに基端部18aを
支軸21(後述する。)にて回動可能に支持させ、
T字状に形成して先端側18bの縁部をアーチ状
に形成して該キーホールキヤツプ18を引き起こ
す際に指が掛け易くしてある。
そして、このキーホールキヤツプ18は、回動
支点となる前記基端部18aに、該基端部18a
から前記キーホール14b側となるアンダープレ
ート11c方向に突出させて、断面略菱形のカム
形状を有する突条19が形成してあり、該突条1
9には貫通孔19aが穿設されている。該貫通孔
19aには支軸21が挿通固着され、キーホール
キヤツプ18は支軸21と一体的に回動し得るよ
うになつている。
一方、第4図に示すようにキヤツプ本体11a
の前記開口部11dの対向端面11e,11eの
下部には断面略逆U字形の軸受用の切欠11f,
11fが形成されている。該切欠11f,11f
には前記支軸21の両端21a,21aが回動自
在に係合されるが、該支軸21は後述する板ばね
(付勢手段)20のばね力により該切欠11f,
11fの上端11f′,11f′に押圧保持される。
このように切欠11f,11fを形成することに
より、キヤツプ本体11aを型成形時に該切欠1
1f,11fが一体形成されるので、キヤツプ本
体11aに切欠11f,11fを別途に加工形成
する必要がない。
前記キヤツプ本体11a側には、板ばね20の
基端が該キヤツプ本体11aの裏面に取付けてあ
り、キーホールキヤツプ18は前記板ばね20の
先端側に前記カム形状を有する突条19を弾発係
合させて配設されている。この板ばね20により
下方からキーホールキヤツプ18の突条19が上
方に押し上げられる。即ち突条19の貫通孔19
aに挿通固着された支軸21の両端が前記切欠1
1f,11fの上端11f′,11f′に下方から押
圧保持されるため、該支軸21の両端が切欠11
f,11fに確実に回動可能に係合される。
前記キーホールキヤツプ18の突条19は、キ
ーホールキヤツプ18が開いた時あるいは閉じた
時に該突条19の菱形断面の隣り合う2辺が前記
板ばね20の先端と平行に当接するように形成す
ることにより、開閉操作時に開き位置および閉じ
位置でクリツクストツプするようになつている。
次に、上記のように構成されたフユエルタンク
キヤツプ11の開閉操作方法を説明する。
閉塞状態のフユエルタンクキヤツプ11を開く
には、先ずキーホールキヤツプ18の先端18b
側のアーチ部分に指を掛け、支軸21を支点とし
て回動して該キーホールキヤツプ18を車体前方
(第3図において左方)側に引上げてキーホール
14bを露出させる。
次に、前記キーホール14bにキーを差込み解
錠方向へ回動すると、シリンダ錠14の掛止突片
が引込んでフユエルタンクキヤツプ11のロツク
が解除される。ロツクが解除されるとスプリング
16によりスライダー15が下方に押動されるこ
とにより、該フユエルタンクキヤツプ11はリフ
トアツプし、その上部がフユエルタンク12の上
面から突出する。
リフトアツプしたフユエルタンクキヤツプ11
は、ヒンジ部11bを支持したシヤフト13dを
支点とし、前記キーホールキヤツプ18の先端1
8bを持つて引起すように車体後方側へ回動する
ことにより注入口12aが開放される。
給油後は、先ず前記フユエルタンクキヤツプ1
1を車体前方側へ押し倒すように回動すると、該
フユエルタンクキヤツプ11は、シリンダボデイ
14aの外周に嵌装したスライダー15が、スプ
リング16の弾発力により下降していることから
該フユエルタンクキヤツプ11の上部をフユエル
タンク12の上面から突出した状態で注入口12
aを閉じた状態となる。
次に、フユエルタンク12の上面から突出した
状態のフユエルタンクキヤツプ11を下方へ押し
込むと、該フユエルタンクキヤツプ11の下降に
伴い前記スライダー15がスプリング16の弾発
力に抗して摺動し、該フユエルタンクキヤツプ1
1の上面はフユエルタンク12の上面と略同じ高
さとなり、前記キーホール14bに差込んである
キーを施錠方向へ回動して抜き取ることによりロ
ツク状態となる。
このロツク状態において、前記スライダー15
は、スプリング16の弾発力により下方に付勢さ
れており、該スライダー15に係止した筒状のラ
バーブーツ17の下端は、注入口12aの周縁に
圧接して該注入口12aを密閉する。
最後に、起立した状態のキーホールキヤツプ1
8を車体後方側に回動して該キーホールキヤツプ
18を閉じる。
キヤツプ本体11aへのキーホールキヤツプ1
8の組付けは、キヤツプ本体11aの切欠11
f,11fの上端11f′,11f′にキーホールキ
ヤツプ18の突条19の貫通孔19aに挿通固着
された支軸21の両端21a,21aを下方から
係合させると共に前記突条19の下面に板ばね2
0の上面を当接させながら該板ばね20の一端を
キヤツプ本体11aにボルト締めすればよく、従
来例のようにキヤツプ本体とキーホールキヤツプ
とを、それらの軸孔と貫通孔とが合致するように
位置合わせする必要がなく、上述の組付によつて
キーホールキヤツプ18がフユエルタンクキヤツ
プ11に回動自在に容易に取付けられる。
なお、本実施例においては、支軸21をキーホ
ールキヤツプ18の貫通孔19aに挿通固着させ
たが、本考案の如く支軸21を切欠11f,11
fに係合させる構成のため、キーホールキヤツプ
18の鋳造時に支軸21を鋳込み成型してもよ
く、またキーホールキヤツプ18の鋳造時に支軸
21を一体成形してもよい。
更に、支軸21を板ばね20によつて切欠11
f,11fの上端11f′,11f′に押圧保持する
ようにしているが、例えばコイルスプリングなど
その他の付勢手段によつて上述のように押圧保持
してもよい。
(考案の効果) 以上詳述した如く本考案によれば、フユエルタ
ンクの注入口に該注入口を開閉し得る如く取付け
られたフユエルタンクキヤツプ本体に、ロツク装
置と該ロツク装置のキーホールを開閉し得る如く
回動可能なキーホールキヤツプとを備えてなる跨
座型車輌のフユエルタンクキヤツプにおいて、該
フユエルタンクキヤツプ本体に軸受用の切欠を設
け、該切欠に該キーホールキヤツプの支軸を回動
可能に係合すると共に、該キーホールキヤツプの
支軸を前記切欠に係合する方向に付勢する付勢手
段を設けたので、切欠に支軸を容易に係合するこ
とができると共に、その係合後においては、付勢
手段の付勢力で、支軸が切欠に係合する方向に付
勢されるので、切欠に対する支軸のがたつきが抑
制され、しかも、フユエルタンクキヤツプの製作
が簡単になり、且つ組付も容易になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフユエルタンクキヤツプ
を備えたフユエルタンクの斜視図、第2図は本考
案に係るフユエルタンクキヤツプの平面図、第3
図は第2図の−線に沿う断面図、第4図は本
考案に係るフユエルタンクキヤツプの分解斜視
図、第5図は従来例を示すフユエルタンクキヤツ
プの分解斜視図である。 11……フユエルタンクキヤツプ、11a……
フユエルタンクキヤツプ本体、11f……切欠、
12……フユエルタンク、12a……フユエルタ
ンクの注入口、14……シリンダ錠(ロツク装
置)、14b……キーホール、18……キーホー
ルキヤツプ、20……板ばね(付勢手段)、21
……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フユエルタンクの注入口に該注入口を開閉し得
    る如く取付けられたフユエルタンクキヤツプ本体
    に、ロツク装置と該ロツク装置のキーホールを開
    閉し得る如く回動可能なキーホールキヤツプとを
    備えてなる跨座型車輌のフユエルタンクキヤツプ
    において、該フユエルタンクキヤツプ本体に軸受
    用の切欠を設け、該切欠に該キーホールキヤツプ
    の支軸を回動可能に係合すると共に、該キーホー
    ルキヤツプの支軸を前記切欠に係合する方向に付
    勢する付勢手段を設けたことを特徴とする跨座型
    車輌のフユエルタンクキヤツプ。
JP1985190769U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0215028Y2 (ja)

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JP1985190769U JPH0215028Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JPS6297092U JPS6297092U (ja) 1987-06-20
JPH0215028Y2 true JPH0215028Y2 (ja) 1990-04-23

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ID=31144297

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56166810A (en) * 1980-05-24 1981-12-22 Tokyo Sheet Kk Chair for general furniture or vehicle

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56166810A (en) * 1980-05-24 1981-12-22 Tokyo Sheet Kk Chair for general furniture or vehicle

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JPS6297092U (ja) 1987-06-20

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