JP3087409U - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置

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JP3087409U
JP3087409U JP2002000205U JP2002000205U JP3087409U JP 3087409 U JP3087409 U JP 3087409U JP 2002000205 U JP2002000205 U JP 2002000205U JP 2002000205 U JP2002000205 U JP 2002000205U JP 3087409 U JP3087409 U JP 3087409U
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JP
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handle
main body
receiving seat
opening
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JP2002000205U
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Inventor
勇夫 北島
Original Assignee
株式会社北島ダイカスト工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け座に収容されるハンドルの立ち上げが困
難である。 【解決手段】 押込操作板15を本体12の開口から押
し込み、スライド部24を下動させる。スライド部24
が下動すると、ハンドル係合部28が押圧されて下動す
る。これにより、ハンドル係合部28の係止片28Cが
ハンドル13の被係止片13Cより外れ、ハンドル13
がコイルスプリング14の弾性力により受け座11から
立ち上がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、開閉扉の如き開閉体に取付けられ、その開閉の際に操作されるハン ドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のハンドル装置は、ハンドルが本体と共に受け座の凹所に収容され、扉 の開閉時にハンドルを受け座から立ち上げ、ハンドルを操作して本体を回転させ ることにより、本体の掛金を戸枠より外し、これにより解錠している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このハンドル装置では、ハンドルを立ち上げるためにハンドルと受け 座の周壁との隙間に指を入れ、指によりハンドルを受け座から持ち上げる必要が あった。即ち、前記した隙間は装置の小型化やデザイン等との関係から小さく、 このため指によるハンドルの持ち上げ操作が非常に面倒であった。 本考案は、ハンドルを簡単な操作で立ち上げることが可能なハンドル装置を提 供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、開閉体に取付けられる受け座と、受け座に回転可能に装着される本 体と、本体に弾性部材を介して立ち上がり可能に取付けられて受け座に収容され るハンドルとを備えるハンドル装置において、本体内で弾性的に押し込み移動可 能なスライド部と、スライド部を非押し込み位置に位置決めする位置決め手段と 、本体の開口から突出してスライド部を押し込み操作するための押込操作部と、 ハンドルを弾性部材の弾性力に抗して受け座に収容保持すべくハンドルに係合し 、押込操作部の押し込み操作によるスライド部の移動に連動して係合を解除する ハンドルロック機構と、を含むことを特徴とする。
【0005】 〈作用〉 押込操作部を本体に押し込むと、スライド部が本体内で移動する。スライド部 が移動すると、ハンドルロック機構が連動してハンドルの係合を解除する。従っ て、ハンドルは弾性部材を介して本体から立ち上がるので、このハンドル操作に より本体を回転させて解錠することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。 図8は本考案に係るハンドル装置の正面図である。このハンドル装置10は、 扉の如き開閉体に取付けられる円形の受け座11と、この受け座11に配置され る本体12とを備える。本体12は半円リング状のハンドル13の両端から突出 する支承部13A,13Bを回転可能に保持している。一方の支承部13Aには コイルスプリング14が装着され、このコイルスプリング14はその弾性力によ りハンドル13を図において手前に立ち上げる。図示の例では、ハンドル13は 後述するハンドルロック機構に係合されてその立ち上がりが阻止され、受け座1 1内にその周面に沿って収容されている。 また、本考案のハンドル装置10は、本体12の開口12Aから突出する押込 操作板15を備えている。この押込操作板15には、図9に示すように、その背 面に複数の突起15aが設けられている。この押込操作板15は後述するように 解錠手段として本体12に押し込まれる。
【0007】 図1は本考案のハンドル装置10の断面図である。この図1において、上記受 け座11は、円形座面11Aの中央に設けられた円筒状のボス部11Bが開閉体 を貫通するように配置されている。そして、受け座11はボス部11Bに螺合す るナット(図示せず)を、座面11Aの背面に開閉体を押し付けるべく締付ける ことにより、開閉体に固定される。尚、受け座11の背面から突出する突起11 aは、受け座の回転を阻止する。
【0008】 本体12は前面の円盤部12Bと、この円盤部12Bの中央部分から受け座1 1のボス部11B内を貫通する軸部12Cとを備える。軸部12Cのボス部から 突出する周面には図示しない掛金がナットにより固定される。この掛金は戸枠側 のブラケット等に係合されると、開閉体を閉塞し、ブラケット等から外れると開 閉体の開閉を可能とする。 本体12は、円盤部12Bと離間して対向し、該円盤部12Bに固定される裏 板20を有している。
【0009】 図3は裏板20の正面図である。この裏板20の上部には板状に突出する位置 決め部21が一体的に形成されている。位置決め部21の両側には案内突部22 ,23が設けられている。 円盤部12Bと裏板20との間には、図2に示すように、スライド部24が配 されている。
【0010】 図4はスライド部24の正面図である。このスライド部24の上部には板部2 5が一体的に形成されている。この板部25は位置決め部21とほぼ同一の形状 及び寸法を有し、押込操作板15の突起15aと対向する位置に複数の貫通穴2 5aが設けられている。そして、図1に示すように、各貫通穴25aには押込操 作板15の各突起15aが挿入されている。
【0011】 このような板部25を有するスライド部24は、図1に示すように、板部25 を位置決め部21の板面に摺接可能に整合させた状態で肩部を位置決め部21の 下面に当接させて位置決めされている。 また、スライド部24は肩部から伸長する脚部24A,24Bを有し、これら 脚部24A,24Bの間を軸部12Cが挿通している。
【0012】 スライド部24の下方にはハンドル係合部28が配置されている。図5(A) 、(B)はハンドル係合部28の背面図と側面図である。このハンドル係合部2 8は、スライド部24の脚部24A,24Bを受けるための上部の受け部28A と、裏板20から突出する突起20Aが位置してコイルスプリング29(図2参 照)が配されるスプリング収納部28Bとを有している。従って、ハンドル係合 部28は、図1に示すように、突起20Aに当接するコイルスプリング29によ り上方に押し上げられ、スライド部24に常時、押上力を付与している。
【0013】 また、ハンドル係合部28は、図5に示すように、下部の両端に係止片28C ,28Cが設けられている。一方、ハンドル13の背面中央には、図6に示すよ うに、膨出部13a,13aが設けられ、各膨出部13aには被係止片13C, 13Cが形成されている。そして、施錠時には図5(A)に示すように、ハンド ル係合部の係止片28C,28Cがハンドル13の膨出部13a,13a間に位 置して被係止片13C,13Cにそれぞれ係止し、ハンドル13の立ち上がりを 阻止している。 尚、係止片28C,28C及び被係止片13C,13Cにはそれぞれ傾斜面( 図5(B)参照)が形成され、相互の係合及びその解除を容易にしている。
【0014】 更に、ハンドル係合部28は、図5に示すように、背面側で突出する係合突起 28Dを有している。一方、受け座11には、図7に示すように、その下方に係 合凹部11Cが形成され、更に90度離間した位置には他の係合凹所11Dが形 成され、これら凹所11C,11D間は案内溝11aにて連通されている。そし て、施錠時には、ハンドル係合部28の係合突起28Dが係合凹所11Cに係合 され、これにより本体12の受け座11に対する回転が阻止されている。 尚、ハンドル係合部28、ハンドルの膨出部(被係止片)及び係合凹所と案内 溝11aは、本考案のロック機構を構成している。
【0015】 次に、本考案のハンドル装置の解錠時の動作を説明する。 図2及び図8に示すように、押込操作板15を本体12の開口12Aを介して 下方に押し込むと、スライド部24の肩部が押圧され、該スライド部24が案内 突起22,33に案内されて下動する。
【0016】 スライド部24が下動すると、その脚部24A,24Bを介してハンドル係合 部28の受け部28Aに押圧力が加わるので、ハンドル係合部28はコイルスプ リング29の弾性力に抗して下動する。従って、ハンドル係合部28の係止片2 8C,28Cはハンドル13の被係止片13C,13Cに対する係止が外れるの で(図5及び図6参照)、ハンドル13がコイルスプリング14(図8参照)の 弾性力により回動して本体12から自動的に立ち上がり、解錠可能となる。
【0017】 このように立ち上がったハンドル13を図8において時計方向に90度回動さ せると、本体12の図示しない掛金が戸枠のブラケット等から外れるので、開閉 体を開閉状態にすることができる。 また、ハンドル13の回動時には、図7に示すように、ハンドル係合部28の 係合突起28Dは係合凹所11Cから外れ、案内溝11aに沿って変位し、他の 係合凹所11D位置まで案内される。従って、この状態で押込操作板15の押込 操作を終了させると、ハンドル係合部28がコイルスプリング29の弾性力を受 けて上動し、係合突起28Dが他の係合凹所11Dに係合する。よって、本体1 2の回動が阻止され、開閉体が開状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンドル装置の断面図である。
【図2】同装置の動作時の断面図である。
【図3】本考案に係る位置決め部を有する裏板の正面図
である。
【図4】本考案に係るスライド部の正面図である。
【図5】(A)は本考案に係るハンドル係合部の背面
図、(B)は同係合部の側面図である。
【図6】本考案に係るハンドルの背面図である。
【図7】本考案に係る受け座の正面図である。
【図8】本考案に係るハンドル装置の正面図である。
【図9】本考案に係る押込操作板の正面図である。
【符号の説明】
10 ハンドル装置 11 受け座 11a,20A 突起 11A 円形座面 11B ボス部 11C 係合凹所 12 本体 12B 円盤部 12C 軸部 13 ハンドル 13a 膨出部 13C 被係止片 15 押込操作板 21 位置決め部 24 スライド部 28 ハンドル係合部 28D 係合突起 29 コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体に取付けられる受け座と、該受け
    座に回転可能に装着される本体と、該本体に弾性部材を
    介して立ち上がり可能に取付けられて前記受け座に収容
    されるハンドルとを備えるハンドル装置において、 前記本体内で弾性的に押し込み移動可能なスライド部
    と、 該スライド部を非押し込み位置に位置決めする位置決め
    手段と、 前記本体の開口から突出して前記スライド部を押し込み
    操作するための押込操作部と、 前記ハンドルを前記弾性部材の弾性力に抗して前記受け
    座に収容保持すべく該ハンドルに係合し、前記押込操作
    部の押し込み操作による前記スライド部の移動に連動し
    て前記係合を解除するハンドルロック機構と、 を含むことを特徴とするハンドル装置。
JP2002000205U 2002-01-21 2002-01-21 ハンドル装置 Expired - Lifetime JP3087409U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112610U (ja) * 1991-03-22 1992-09-30 株式会社愛邦 靴用保持器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04112610U (ja) * 1991-03-22 1992-09-30 株式会社愛邦 靴用保持器

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