JPH02125711A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

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JPH02125711A
JPH02125711A JP23948289A JP23948289A JPH02125711A JP H02125711 A JPH02125711 A JP H02125711A JP 23948289 A JP23948289 A JP 23948289A JP 23948289 A JP23948289 A JP 23948289A JP H02125711 A JPH02125711 A JP H02125711A
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pressure
mold
filling
resin
time
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JP23948289A
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Yoshinobu Takeda
武田 與志信
Kunio Yamamoto
國雄 山本
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Mitsubishi Metal Corp
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Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、射出成形方法に関する。
〔従来の技術〕・ 第6図に従来の射出成形方法における射出時の成形機の
ラム圧および金型内の溶融樹脂圧(以下、型内樹脂圧と
いう)の変化を示す。この図に示すように、成形機のラ
ム圧は、溶融樹脂を充填する時(充填時)には高く、保
圧時にはこれより低いが、従来の成形方法においては、
型内樹脂圧が充填時にはラム圧にほぼ追随して上昇し、
保圧時には、充填された溶融状部の樹脂が次第に冷却固
化する際に収縮することに伴い、充填時型内樹脂圧より
圧力が次第に低下していく、という圧力変化のパターン
をとるものであった。このような圧力変化は、例えば油
圧により生じるラム圧、金型内のキャビティの容積、成
形機のノズルからキャビティへ到る通路における溶融樹
脂の流れの抵抗、キャビティに臨むゲートの径等種々の
要因に帰因すると思われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、固定された型締め能力(型締め力)を持つ成
形機で成形できる成形品の投影面積は、投影面積X型内
樹脂圧=型締め力 で決まる大きさが上限であり、投影面積x型内樹脂圧が
成形機の型締め能力を越えると、雄型と雌型との間の分
割面が開き (開き量h)、結果として、第5図に示す
如く、雄型lと雌型2との分割面1a、2aに生じた隙
間3に溶融樹脂Mが入り込み、成形品にバリMaが生じ
る。こととなり、製品不良となり、時には成形が中断さ
れる。一方、成形品の充填密度を所期の大きさ以上にす
るためには、型内樹脂圧を一定の値以上にする必要があ
るので、結局、成形可能な成形品の投影面積は、成形機
の型締め力により制限される。
本発明は上記事情に鑑み、固定された型締め能力を持つ
射出成形機において、パリを発生させることはなく、従
来の上限以上の大きさの投影面積の成形を可能にするこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段〕 本発明は、上記問題点を解決するために、キャビティへ
の溶融樹脂充填時に、充填後の保圧時に必要な最大型内
樹脂圧より低い範囲内で型内樹脂圧を漸次増大させて溶
融樹脂の充填を行った後、さらに型内樹脂圧を増大させ
て保圧を行うこととした。
〔作用〕
充填時の型内樹脂圧が低くかつ当該型内樹脂圧を漸次増
大させているので、溶融樹脂のキャビティ内での移動速
度(つまり充填速度)が遅くなり、したがって、溶融樹
脂のキャビティ奥部に達する時間が長くなり、したがっ
て、その間に金型に接する薄い層がよ、く冷却固化され
てスキン硬化層となる。このスキン硬化層の内部は溶融
状態であり、保持圧力がその内部溶融層を伝わって全体
に作用する。したがって、この状態からさらに型内樹脂
圧を増大させることにより成形機の型締め能力を越える
投影面積X型内樹脂圧が加わって、金型の分割面が開い
ても、スキン硬化層の存在のため、その隙間に溶融樹脂
が入り込むことはなく、したがって成形品にパリは生じ
ない。次いで、内部溶融層も冷却固化される。
〔実施例〕
第1図〜第4図に従って本発明の一実施例を説明する。
第2図は、金型A1および成形機Bの断面図である。
金型Aの詳細を説明すると、lは雄型、2は雌型、4は
固定側取付は板、5は固定側スペーサ、6は可動側スペ
ーサ、7は可動側取付は板、8は突出板(上)、9は突
出板(下)、10はロケートリング、11はマニホール
ド、12はトーピード、13はランナーブツシュ、14
は突出ピン、15はランナーである。また、I6は雄型
!と雌型2との間に形成されるキャビティ、つまり成形
品部分であり、実施例では、第5図で示した特性を示す
従来の金型でのキャビティの数の2倍を有しており (
つまり、投影面積が2倍である)、成形機Bからの溶融
樹脂は各キャビティに共通に射出される。そして、キャ
ビティ!6に臨むゲートI7の径は、従来の金型におけ
るゲートの径より大きく、例えば1.6倍の径としてい
る。なお、実施例の成形品は浅いコツプ状である。
成形機Bにつ(2で説明すると、油圧シリンダ!8によ
り往復駆動されるラム19がヒータ20で加熱される加
熱筒21内に摺動自在に収容され、加熱筒21の後方上
部にホッパ22を備え、先端にノズル23を備えた構造
である。
上記の金型A1成形機Bで射出成形を行うが、この場合
、ラム圧、すなわちラム19が加熱筒21内の溶融樹脂
に作用する圧力を従来の金型におけるラム圧と同じとす
る (従って油圧シリンダ18の油圧が従来、と同じ)
と、第1図に示す如き圧力変化のパターンで射出成形が
行われる。すなわち、型内樹脂圧は、充填時には充分低
い圧力が漸次増大し、保圧時には充填時の圧力より高い
型内樹脂圧が保持される。この保圧時の型内樹脂圧は、
成形品の充填密度を上げるために必要な圧力以上にする
このような圧力変化のパターンにより成形が1行われる
と、第3図に示す充填過程を経てキャビティの末端にま
で達するが、作用の項で述べた如く、充填時の型内樹脂
圧が低くかつ当該樹脂圧が漸次増大することにより、溶
融樹脂Mの充填速度が遅くなり、第4図に示す如く雄型
1、雌型2に接する薄い層がよく冷却固化されてスキン
硬化層Mlとなる。このスキン硬化11M、の内部は溶
融状態であり、保持圧力がその内部溶融層M、を伝って
全体に作用する。このように、スキン硬化層M。
ができるため、そのまま型内樹脂圧を増大させて保圧時
に金型の分割面1a 、2aが開いても、その隙間3に
溶融樹脂が入り込むことはなく、したがって成形品にパ
リは生じない。また、低い型内樹脂圧で漸次キャビティ
全体に樹脂を充填させるため、内部応力発生の少ない成
形品を得ることができる。
なお、実施例は、従来の成形方法に比し、成形品の個数
を2倍とし、ゲート径を約1.6倍としたが、第1図に
示す如く充填時の型内樹脂圧を保圧時の圧力より低くし
て成形するものであればよい。したがって、多数個取り
でより多い多数個取りとするものに限らず、成形しよう
とする成形品自体の投影面積を大きくする場合でもよい
。さらに、成形品の投影面積自体は従来と変えずに、ラ
ムの送り速度を遅くすることによってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、充填時の型内樹脂
圧を保圧時の型内樹脂圧より低い範囲内で型内樹脂圧を
漸次増大させて溶融樹脂の充填を行った後、さらに型内
樹脂圧を増大させて保圧を々 シ 行うので、溶融樹脂の充填速度が遅くなって、金型に接
する薄い層がスキン硬化層となり、したがって、成形機
の型締め能力を越える力により金型が開いても、成形品
にパリは発生しない。したがって、従来の成形方法と比
し、操作の複雑化を招くことなく同じ型締め能力の成形
機を用いても、より大きな投影面積の成形が可能となる
。また、スキン硬化層ができるので、金型の寸法精度が
多少悪くて分割面にもと6と隙間がある場合でも、パリ
が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はラム圧および型内樹脂圧についての圧力−時間グラ
フ、第2図は金型および射出成形機の断面図、第3図は
キャビティ部分要部(第2図の(イ)部)の充填過程に
おける状態の拡大図、第4図は同充填直後における状態
の拡大図、第5〜6図は従来の射出成形方法を示すもの
で、第5図は圧力−時間グラフ、第6図はキャビティ部
分要部の充填直後の状聾図である。 九1図 手 続 中言〕 正 書 平成1 年12%s日 l。 事件の表示 平成1年特許願第239482号 2゜ 発明の名称 4゜ 代 理 人 東京都中央区八重洲2丁目1番5号 東京駅前ビル6階 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各欄。 6、補正の内容 方間n (1)明細書の「特許請求の範囲」を、別紙の通り訂正
する。 (2)明細書第3頁第14行目〜第15行目に「漸次増
大させて、・・・・・・を増大させて保圧を」とあるの
を、「漸次増大させて、雄型および雌型に接する部分に
溶融樹脂が冷却固化されたスキン硬化層を形成させつつ
溶融樹脂の充填を行った後、これからさらに型内樹脂圧
を増大させて成形機の型締め能力(=投影面積X型内樹
脂圧)を超える圧力で保圧を」に訂正する。 (3)同、第6頁第8行目に「必要な圧力以上」とある
のを、「必要な圧力以上であって、しかも成形機の型締
め能力を超える圧力」に訂正する。 (4)同、第6頁第12行目〜第!7行目に「の末端に
まで達する・・・・・・スキン硬化層M、となる。」と
あるのを、「の末端まで達する。この時、充填時の型内
樹脂圧を低くかつ当該樹脂圧を漸次増大させて、溶融樹
脂Mの充填速度を遅くさせることにより、第4図に示す
ように、雄型1、雌型2に接する薄い層をよく冷却固化
させてスキン硬化層M、を形成させる。」に訂正する。 (5)同、第6頁末行に「ができるため、その」とある
のを、「を形成させているため、その」に訂正する。 (6)同、第7頁第1行目に「保圧時に金型」とあるの
を、「成形機の型締め能力を超える圧力で保圧を行う際
に金型」に訂正する。 (7)同、第7頁第9行目〜第1θ行目に[充填時の型
内樹脂圧・・・・・成彩するものであれば」とあるのを
、[充填時に、充填後の保圧時に必要な最大型内樹脂圧
より低い範囲内で型内樹脂圧を漸次増大さU゛て、雄型
および雌型に接する部分に溶融樹脂が冷却固化されたス
キン硬化層を形成さけつつ成形するものであれば」に訂
正する。 (8)同、第7頁下から4行目〜末行に[充填時の・・
・・・増大させて保圧を」とあるのを、「充填時に、充
填後の保圧時の型内樹脂圧より低い範囲内で型内樹脂圧
を漸次増大させて、雄型および雌型に接する部分に溶融
樹脂が冷却固化されたスキン硬化層を形成させつつ溶融
樹脂の充填を行った後、これからさらに型内樹脂圧を増
大させて成形機の型締め能力(−投影面積×型内樹脂圧
)を超える圧力で保圧を」に訂正する。 一以上一 特許請求の範囲 キャビティへの溶融樹脂充填時に、充填後の保圧時に必
要な最大型内樹脂圧より低い範囲内で型層を形成させつ
つ溶融樹脂の充填を行った後、これからさらに型内樹脂
圧を増大させて成形機の型締め能力(=投影面積X型内
樹脂圧)を超える圧友1上記保圧を行うことを特徴とす
る射出成形方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キヤビテイへの溶融樹脂充填時に、充填後の保圧時に必
    要な最大型内樹脂圧より低い範囲内で型内樹脂圧を漸次
    増大させて溶融樹脂の充填を行った後、これからさらに
    型内樹脂圧を増大させて上記保圧を行うことを特徴とす
    る射出成形方法。
JP23948289A 1989-09-14 1989-09-14 射出成形方法 Granted JPH02125711A (ja)

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JPH02125711A true JPH02125711A (ja) 1990-05-14
JPH0451326B2 JPH0451326B2 (ja) 1992-08-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849183A (en) * 1996-08-30 1998-12-15 Kabushiki Kaisha Syst Filtration apparatus
US5992642A (en) * 1996-05-17 1999-11-30 Kabushiki Kaisha Syst Filtering apparatus and filtering system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390371A (en) * 1977-01-20 1978-08-09 Toshiba Machine Co Ltd Injection and compression molding process

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