JPH0211685A - 感圧性接着剤用無溶剤型組成物 - Google Patents

感圧性接着剤用無溶剤型組成物

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JPH0211685A
JPH0211685A JP15937188A JP15937188A JPH0211685A JP H0211685 A JPH0211685 A JP H0211685A JP 15937188 A JP15937188 A JP 15937188A JP 15937188 A JP15937188 A JP 15937188A JP H0211685 A JPH0211685 A JP H0211685A
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阿津地 稔
Kazuko Murai
村井 和子
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服部 武尚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、活性エネルギー線により重合して、高凝集力
を発現する(メタ)アクリル酸エステル系共重合体から
なる無溶剤型感圧性接着剤に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、アクリル酸エステル共重合体系感圧性接着剤ある
いはゴム系感圧性接着剤は、トルエン、酢酸エチル等の
有機溶剤溶液として多(用いられていた。しかしながら
、有機溶剤を使用することにより、取扱者に対する有害
性、火災の危険性および環境活況等の問題があり、これ
らの防止対策のために多大の経費が必要であった。
従って、最近では上記有機溶剤型の感圧性接着剤に代え
て、ラベル等の分野において広く水性エマルジョン型の
感圧性接着剤が使用されているものの、水性エマルジョ
ン型においては、乾燥性が劣りまた耐水性が不十分であ
るという問題があった。
一方、上記溶液型あるいはエマルジョン型の感圧性接着
剤に代わるものとして、紫外線あるいは電子線等の活性
エネルギー線の照射により接着剤層を形成させることが
できる、例えばアクリル酸アルキルエステル等の単量体
を希釈剤とする無溶剤型の感圧性接着剤が提案されてい
るが、かかる無溶剤型接着剤にお〜・ては接着剤となる
重合体の重合度が十分に上がらず、形成される接着剤層
の凝集力が不足するという問題があった。
上記問題点を解決するための手段として、特開昭57−
109873号公報にお(・て、アクリル酸アルキルエ
ステルからなる共重合体であって、その分子中にオレフ
ィン性不飽和基を少量有する、分子量が1000〜5o
oooの共重合体からなる無溶剤型粘着剤組成物が提案
されて(・る。該粘着剤組成物は、前記共重合体中に存
在するオレフィン性不飽和基が活性エネルギー線の照射
によって重合して、共重合体の分子量がさらに大きくな
るため、粘着剤として高い凝集力を発現することができ
る。
しかしながら、上記特開昭57−109873号公報開
示の無溶剤型粘着剤組成物は、粘度が高いために塗工性
に問題があり、実用的には今−歩であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、低粘度で塗工性に優れ、活性エネしようとす
るものである。
(ロ)発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した
結果、活性エネルギー線で重合し得る(メタンアクリロ
イル基を分子中に有する(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体および常温液状の芳香族系樹脂からなる無溶剤
型感圧性接着剤が、低粘度で塗工性に優れ、しかも前記
共重合体からなり芳香族系m脂を含まない感圧性接着剤
と比較してほぼ同等の凝集力を有することを見出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記共重合体−および芳香族系樹
脂(Blからなり、両者の合計量を基準にして前者が2
0〜90重量係で後者が80〜10重量%の割合であり
、活性エネルギー線の照射により重合し得ろ感圧性接着
剤用無溶剤型組成物である。
共重合体(3);(メタ)アクリロイル基を分子量10
00当り平均0.01〜2個有し、かつ数平均分子量が
1000〜100000である(メタ)アクリル酸エス
テル系共重合体。
芳香族系樹脂(B;ベンゼン環に2個以上のアルキル基
が結合したアルキルベンゼンとホルムアルデヒドとの縮
合物であり、数平均分子量が200〜1000である常
温液状の芳香族系樹脂。
以下、本発明についてさらに詳しく説明する。
クリル酸エステル系共重合体は、前述のとおり(メタ)
アクリロイル基を分子量1000gり平均0.01〜2
個有し、かつ数平均分子量が1000〜100000で
ある(#’)7クリル酸工ステル系共重合体であり、よ
り好ましい(メタ)アクリロイル基の含有量は、共重合
体の分子11000当り平均0801〜1個であり、よ
り好ましい数平均分子量は5000〜50000である
。かかる(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の製造
方法としては、各種の公知の方法が知られており、例え
ば連鎖移動剤の存在下K、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルを主成分として含み、他にカルボキシル基等の
エポキシ基等と反応性の基を有するラジカル重合性単量
体および必要に応じて他の共重合性単量体からなる単量
体混合物を共重合させ、カルボキシル基を有する数平均
分子量が1000〜100000の共重合体を得、該共
重合体におけるカルボキシル基にグリシジル(メタ)ア
クリレート等を付加反応させるという方法が挙げられる
上記共重合体の主構成単位となる(メタ)・アクリル酸
アルキルエステルとしては、アルキル基の炭素数が1〜
12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエステル
が好ましく、その使用量は、重合に供する全単量体の合
計量を基準にして50重量係以上が好ましく、さらに好
ましくは70重量%以上である。(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルの使用量が、50重量係未満であると、
活性エネルギー線を照射されて形成される接着剤層のタ
ックが不十分となり易い。
共重合体中に(メタ)アクリロイル基を導入する目的で
、重合に際し、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルと併用すべき反応性の基を有するラジカル重合性単量
体としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸およびマ
レイン酸等のカルボキシル基を有する不飽和化合物を使
用することができ、その好ましい使用量は、全単量体の
合計量を基準圧して1〜20重量%であり、さらに好ま
しくは1〜1o重量%である〇上記必須単量体とともに
併用できる共重合性単量体としては、アクリロニトリル
、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートおよびN−メ
チロールアクリルアミド等のビニル系単量体が挙げられ
、その好ましい使用量は、全単量体の合計量を基準にし
て20重量%以下である。
連鎖移動剤としては、n−ブチルメルカプタン、n−ド
デシルメルカプタンおよびチオグリコール酸エステル等
のメルカプタン系連鎖移動剤が挙げられる。共重合にお
ける連鎖移動剤の使用量を加減することにより、所望の
数平均分子量を有する重合体を容易に製造することがで
きる。
重合は、常用のラジカル重合開始剤を使用する溶液重合
法または懸濁重合法等を採用して、常法によって行うこ
とができる。
上記重合によって得られる共重合体中に、(メタ)アク
リロイル基を導入する方法としては、該共重合体とグリ
シジル(メタ)アクリレートを付加させるという方法が
最も一般的な方法であり、この付加反応は、トルエン等
の有機溶剤中で、必要に応じて三級アミン、四級アンモ
ニウム塩等の触媒を使用して、60〜120℃程度の温
度で行うと良い。付加反応における共重合体とグリシジ
ル(メタ)アクリレートとの使用割合は、共重合体中に
導入すべき(メタ)アクリロイル基の個数に応じて適宜
選択される。
本発明において使用する(メタ)アクリロイル基の導入
された共重合体(以下活性エネルギー線反応性共重合体
という)にカルボキシル基を共存させるのが好ましく、
そのカルボキシル基の菫としては、共重合体1分子当た
り平均0.5〜40個が好ましく、さらに好ましくは1
〜20個である。活性エネルギー線反応性共重合体中の
カルボキシル基は、基材への投錨性を高める作用がある
。カルボキシル基の量が、活性エネルギー線反応性共重
合体1分子当たり40個を超えるとタックが低下し易い
活性エネルギー線反応性共重合体における、(メタ)ア
クリロイル基の個数が、該共重合体の分子fit100
0当り平均2個を超えると、活性エネルギー線の照射に
より得られる接着剤層において、架橋密度が高くなり過
ぎて、必要なタックが得られない。また、該共重合体の
数平均分子量が1000未満であると、得られる接着剤
の凝集力が低いため目的とする保持力が得られず、一方
100000を超えると、粘度が高過ぎて塗工できない
なお、本発明における数平均分子量とは、ゲルパーミエ
ーシ日ンクロマトグラフィーで測定により得られるポリ
スチレン換算の数平均分子量を指す。
〔芳香族系樹脂〕
本発明において前記(メタ)アクリル酸エステル系共重
合体と併用する芳香族系樹脂は、例えばメシチレン等の
トリメチルベンゼン、キシレン或いはジエチルベンゼン
等の如きベンゼン環に2個以上のアルキル基が結合した
アルキルベンゼンとホルムアルデヒドとを縮合して得ら
れる、ベンゼン環がメチレン、アセタールまたはエーテ
ル結合等によって結び付けられた構造を有する、数平均
分子量が200〜1000である常温液状の芳香族系樹
脂であり、より好ましくは数平均分子量が400〜60
0である芳香族系樹脂であり、かかる芳香族系樹脂とし
ては、例えば三菱瓦斯化学■製キシレン樹脂二カノール
およびゼネラル石油化学工業■gGP−Resin  
等が挙げられる。
芳香族系樹脂の数平均分子量が200未満でり塗工が困
難となる。
また、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と芳香族
系樹脂の使用割合は、両者の合計量を基準にして前者が
20〜90Tif%で後者が80〜10重量%であるこ
とが必要であり、より好ましくは前者が50〜80重f
%で後者が過ぎ塗工が困難となり、一方80重f%を超
えおよび(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を必須
成分とするが、必要に応じ反応性希釈剤として以下に示
す如きビニル系オリゴマーを混合してから基材に塗布し
ても良い。希釈剤として好適なビニル系オリゴマーとし
ては、ポリエチレングリコールモノフェニルエーテルモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
ノニルエーテルモノ(メタ)アクリレート)、ポリプロ
ピレングリコールモノノニルフェニルエーテルモノ(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−5−ヘキ
シルオキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、
ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート
、コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステル、コ
ハク酸モノアクリロイルオキシイソグロビルエステル、
マレイン酸モノアクリロイルオキシエチルエステル、マ
レイン酸モノアクリロイルオキフィンプロピルエステル
、ヘキサヒドロフタル酸モノアクリロイルオキシエチル
エステル、テトラヒドロフタル酸モノアクリロイルオキ
7エチルエステル、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、ボリグロピレングリコールジアクリレート、ビス
フェノールSエチレンオキサイド付加物のジアクリレー
トおよびビスフェノールAエチレンオキサイド付加物等
が挙げられる。その好ましい添加量は、接着剤用組成物
の全構成成分の合計量を基準にして50重量%以下であ
り、より好まを増すため、少菫の安定剤を用いることも
でき、好適な安定剤としては、ハイドロキノン、ハイド
ロキノ/モノメチルエーテル、t−ブチルハイドロキノ
ン、カテコール、t−ブfルヵテコール等のフェノール
類、ベンゾキノン、ナフトキノン、ジフェニルベンゾキ
ノン等のキノン類、フェノチアジン、銅塩等が挙げられ
る。これらの安定剤は接着剤用組成物の全構成成分の合
計、61を基準にして0.001〜0.5重量%が好適
である。
また、−船釣な感圧性接着剤において使用される各種添
加剤すなわち防腐剤、防錆剤、顔料、可塑剤、充填剤、
凍結防止剤、高沸点溶剤、消泡剤、メツキファイヤーお
よびレベリング剤等を適宜添加することができる。
〔接着剤層の形成〕
であって、紙、プラスチックフィルムあるいは金属箔等
の基材上にロールコーティング、ダイコーティングまた
はナイフコーティング等の方法により容易に塗工するこ
とができる。
基材に塗工した後、活性エネルギー線たとえばX線、γ
線および電子線等の電離性放射線または紫外線を照射し
て、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体に付いてい
る(メタ)アクリロイル基を利用して、該共重合体をさ
らに重合させることにより、所望の凝集力、粘着力およ
びタック等を有する接着剤層を形成させる。上記電離性
放射線および紫外線等の活性エネルギー線の照射条件は
、常法に依れば良く、紫外線を照射して接着剤層を形成
させる場合には、接着剤中に例えばベンゾイン等の公知
の光重合開始剤を適量添加しておくことが好ましい。
〔実施例および比較例〕
次に、実施例および比較例を示すことにより本発明をさ
らに具体的に説明する。なお、各側において「部」とあ
るは、いずれも「重量部」を意味する。
また、各側で得られた接着剤の粘着物性の評価は、該接
着剤をポリエステルフィルム(厚み50μ)に塗布し、
次いで以下の条件で電子線(以下EBという)または紫
外線(以下UVという)を照射して硬化させた接着剤層
について、以下に示す測定方法による粘着力、保持力お
よびタックを測定することによって行った。
EB照射 装  置:ESI社製「エレクトロカーテン」加速電圧
:170KV 照射線量:5Mrad 雰囲気中の酸素濃度:100〜200 ppmUV照射 装  m:ウシオ電機■[ユニキーア4000Jランプ
:80W/傷、オゾンタイプ高圧水銀灯 反射板二集光タイプ(コンベア上で集光)コンベアスピ
ード:15ffl/謳 開始剤:2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン
を5チ配合 粘着物性は、下記方法により行った。
く粘着力〉 被着体としてステンレス板を用〜・、JISZ−023
7にて規定の180度引きはがし法に準じて測定した。
〈保持力〉 ステンレス板を25X25101で貼合わせ、80℃に
て1時荷重をかけて剥がれ落ちる迄の時間を測定した。
3時間保持した場合、ずれ幅を辿j定した。
〈タック〉 JISZ−0217球転法に従い測定した。
実施例1.2 攪拌機、温度計、冷却器、滴下ロートを装着した3tA
ロフラスコにトルエン10部を仕込み窒素雰囲気下で7
0℃に昇温した。ブチルアクリレート(以下[BAJと
称する)90部、アクリル酸(以下「AAJと称する)
0.5部を仕込だ後、BA86部、AAJ、5部、n−
ドデシルメルカプタン0.3部、アゾビスイソブチロニ
トリル(以下[AIBNJと称する)0.02部、トル
エン10部を4時間かけて連続的に滴下し粘稠な液体を
得た。次いで、グリシジルメタアクリレート3部を加え
、温度90℃で6時間攪拌し反応を行った。このように
して得られたアクリル酸エステル系共重合体は、数平均
分子量が30,000であって、メタクリロイル基を共
重合体1分子当り約8個(共重合体の分子11000当
り約0.27個)有し、またカルボキシル基を共重合体
1分子当り約15個有していた。
共重合体中のメタクリロイル基の量は、核磁気共鳴(N
MR)スペクトル法により測定し、またカルボキシル基
の量は、滴定法によって得られた酸価なそのまま前記カ
ルボキシル基の鎗とした。この共重合体溶液から溶剤を
除去し、得られた共重合体100部に対して、芳香族系
樹脂(ゼネラル石油化学工業@製 商品名GP−5−1
数平均分子量550)80部を混合し【感圧性接着剤を
調製した。この接着剤の粘度は12,000 cpsで
あった。接着剤をポリエステルフィルム上に塗布し、こ
れにEB(実施例1)及びUV(実施例2)を照射した
後の粘着物性を表1に示した。
実施例6.4 実施例1の共重合体100部に芳香族系樹脂(ゼネラル
石油化学工業■製商品名GP−19数平均分子Mk44
0)80部を混合した。得られた接着剤の粘度は9,8
00cpsであった。EB照射(実施例3)およびUV
照射(実施例4)後の粘着物性を表1に示した。
実施例5 実施列1の共重合体100部に前掲GP−5−1を40
部混合した。得られた接着剤の粘度は18.000  
cpsであった。EB照射後の粘着物性を表1に示した
実施例6,7 実施例1の共重合体と芳香族系樹脂GP−5−1の混合
割合を、前者100部対後者100部の割合(実施例6
)に、また前者100部対後者500部の割合C実施例
7)に変更して接着剤を得た。得られた各接着剤の粘度
は、それぞれ実施例6 : 10500 cpsおよび
実施例7:7100cpsであった。
それら接着剤のEB照射後の粘着物性を表1に示した。
実施例8 実施例1と同様な条件により、BA90部およびAAI
O部の組成を有する単世損混合物を重合し、さらに付加
反応を行い共重合体を得た。
共重合体は、数平均分子量が50.000で、メタクリ
ロイル基を共重合体1分子当り約8個(共重合体の分子
t1000当り約0.27個)有し、またカルボキシル
基を共重合体1分子当り約30個有していた。
上記共重合体100部に芳香族系樹脂(ゼネラル石油化
学工業■fA  Pfa品名CP−16数平均分子i!
t400)120部を混合して接着剤を得た。得られた
接着剤の粘度は、8200 cpsであった。EB照射
後の粘着物性を表1に示した。
実施例9.10 実施例1と同様な条件により、BA99部才6よびAA
1部の組成を有する単着体混合物を重合し、さらに付加
反応を行うことにより、数平均分子孟が!10000で
、メタクリロイ、/l/基を1000当り約0.27個
)有し、かつカルボキシル基を共重合体1分子当り約0
.9個有する共重合体を得た。
上記共重合体100部に芳香族系樹脂GP−16を12
0部混合口て接着剤を得た。この接着剤の粘度は、90
00cpsであった。EB(実施例9)およびUV(実
施例10)照射後表1 実施例17 実施例1と同様な条件により、トルエン20部を溶媒と
し、単量体としてBi20部およびAA10部を用い、
n−ドデシルメルカプタン0.7部およびAIBNo、
02部を加え重合を行った。得られた重合体溶液に対し
てグリシジルメタクリレート12部を加え、温度90℃
で6時間攪拌しながら反応させた。
上記操作によって得られたアクリル酸エステル系共重合
体の数平均分子量は1ooooであり、メタクリロイル
基の含有量は共重合体1分子当り約16個(共重合体の
分子[1000−1り約1.6個)であり、またカルボ
キシル基の含有量は共重合体1分子当り約7個であった
この共重合体100部に対して芳香族系樹脂GP−5−
1を80部加えて接着剤を調製した。
得られた接着剤の粘度は6500cpsであり、EB照
射後の粘着物性は、粘着カニ790g/25鴎、保持カ
ニズレなし、タック:4であった。
実施例11〜16 実施例1で製造した接着剤に、さらに表2に記載した各
種ビニル系オリゴマーを添加してなる接着剤について、
それぞれの粘着物性を評価して、その結果を表2に示し
た。
比較例1 実施例1の共重合体100部に芳香族系樹脂GP−5−
1を5部混合して接着剤を得た。この接着剤の粘度は、
39000 cpsであり、そのEB(比較例1)照射
後の粘着物性は表6に示した如くである。
比較例2,6 実施例1の共重合体100部当り、芳香族系樹脂(数平
均分子1180)(比較例2)または芳香族系樹脂(数
平均分子f1040)(比較例3)を、いずれの場合も
800部混して接着剤を得た。比較例2の接着剤の粘度
は7900cpsであり、また比較例3の接着剤の粘度
は36000 cpsであった。それらのEB照射後の
粘着物性は表3に示した如くである。
表6 くても低粘度であって、通常の塗工方法により容易に紙
、プラスチックフィルム等の基材に塗工することができ
、しかも電子線または紫外線等の照射により高分子飯化
して、保持力および粘着力で現わされる凝集力が十分に
大きく実用的に好適な接着剤層を形成し得るので、有機
溶剤が原因となって起こる各種問題を懸念することなく
、広範囲な用途に好ましく用いることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記共重合体(A)および芳香族系樹脂(B)から
    なり、両者の合計量を基準にして前者が20〜90重量
    %で後者が80〜10重量%の割合であり、活性エネル
    ギー線の照射により重合し得る感圧性接着剤用無溶剤型
    組成物。 共重合体(A);(メタ)アクリロイル基を分子量10
    00当り平均0.01〜2個有し、かつ数平均分子量が
    1000〜100000である(メタ)アクリル酸エス
    テル系共重合体。 芳香族系樹脂(B);ベンゼン環に2個以上のアルキル
    基が結合したアルキルベンゼンとホルムアルデヒドとの
    縮合物であり、数平均分子量が200〜1000である
    常温液状の芳香族系樹脂。
JP63159371A 1988-06-29 1988-06-29 感圧性接着剤用無溶剤型組成物 Expired - Lifetime JP2658202B2 (ja)

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WO2014024471A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 日本化薬株式会社 紫外線硬化型樹脂組成物、硬化物及び物品

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