JPH01500438A - ラテックスの凝集方法、得られた凝集ラテックスおよび熱可塑性母材を改質して耐衝撃性をもたせるための該ラテックスの応用 - Google Patents

ラテックスの凝集方法、得られた凝集ラテックスおよび熱可塑性母材を改質して耐衝撃性をもたせるための該ラテックスの応用

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JPH01500438A JP62503497A JP50349787A JPH01500438A JP H01500438 A JPH01500438 A JP H01500438A JP 62503497 A JP62503497 A JP 62503497A JP 50349787 A JP50349787 A JP 50349787A JP H01500438 A JPH01500438 A JP H01500438A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラテックスの凝集方法、得られた凝集ラテックスおよび熱可塑性母材を改質して 対衝撃性をもたせるための該ラテ・・クスの応用 軌噌 本発明は、エラストマーおよび熱可塑性樹脂のうちから選択されるポリマーをベ ースとしたラテックスの凝集方法と、この方法により得られるラテックスと、衝 撃強さを向上させるための硬質熱可塑性母材の改質への該ラテックスの応用とに 関するものである。例えば、ポリブタジェンをベースとしたラテックスをアクリ ロニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)樹脂の製造に応用したり、多層ア クリル系ラテックスまたはSBRラテックスをメタクリル酸メチルとスチレンを 基材とした母材の強化に応用したり、あるいは多層アクリル系ラテックスをポリ スチレン母材の強化に応用すること等が挙げられる。
上記のラテックスは、乳化剤、安定剤等の種々の添加剤を添加した水を媒体とす るポリマーのエマルジョンで構成され、最も一般的には乳化重合により直接得ら れることは公知である。ラテックスを凝集する目的は、このようなエマルジョン 中のポリマー粒子の粒度を大きくすることである。
例えば、モノマーの反応速度が遅い場合には、エネルギと時間のロスを無くずた めに重合速度を速くして粒度が200 nm未満の小さな粒子を作り、次にこれ らの粒子を中程度の粒度に凝集させ、最終的に所望の大きさの粒子を得るように することが特に工業レベルの製造においCは有利である。
すなわち、衝撃強さの優れたABS樹脂を得るためには、粒度力300〜700 nmのポリブタジェンをベースとしたラテックスを用いる必要がある。しかし、 ブタジェンを乳化重合するための従来の方法では、粒度は1時間に10nmの速 度でしか大きくならないので、まず、重合によってポリマー粒子の粒度が小さい (約80〜200nm)ラテックスを作り、次にこれを凝集する方法が採られて いる。
公知のラテックの凝集方法は全て、細いポリマー粒子を含有するラテックススの 安定状態から、物理的、化学的あるいは物理化学的手段の作用により粗いポリマ ー粒子を含有するラテックスの別の安定状態へ移行させるという原理に基づいて おり、場合によっては、ラテックスの後安定化によって最終的な安定状態にする こともある。
これまで提案されている凝集方法は、以下に示すように、化学薬剤を用いないも のと、化学薬剤を用いるものの2種類に大別することができる。
前者の例としては、冷却による方法や気圧勾配をつける方法が挙げられ、このよ うな方法はラテックスを汚染することがなく、従って得られたラテックスの後の 処理(例えば、ポリブタジェンのラテックスからABSを製造する場合のグラフ ト化)に支障をきたしたり、これによる生成物の特性を損なうことがない。
後者の方法では、化学薬剤または溶剤として、不安定化および膨張作用を及ぼす ベンゼン、トルエン、アセトンおよびベンゼン−アルコールタイプの混合物や、 乳化剤による保護作用を部分的に破壊する塩または酸のような電解質や、あるい は、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリオキシエチレン、 アクリル系高分子電解質、ポリウレタン、ポリエチレングリコール[カルバマッ クス(CARBAMAX)20M] 、カルボキシメチルセルロースおよびポリ ビニルアセタール等の親水性ポリマーを用いる。
しかしながら、このような従来の方法全てに次のような問題があった。すなわち 、 − エネルギの多大な消費、 −相当量の凝固物の形成、 −凝集法粒子の粒度が制限され、小さ過ぎることが多い、−温度と時間に凝集が 大きく左右される、−凝集法粒子の粒度分布の制御が困難であり、再現が難しい 等である。
上記のような問題点を解決するため、ヨーロッパ特許第29.613号によりゴ ム性ポリマーをベースとしたラテックスの凝集方法が提案されており、この方法 は、凝集すべきラテックス(被凝集ラテックス)に、 (1)被凝集ラテックスに含まれるポリマーとは異なり、これより親油性の低い ポリマーであって、(a)C,〜C12のアクリル酸アルキルおよびメタクリル 酸アルキルのホモポリマー、ならびに(b)水に対して不溶性のホモポリマーを 形成可能なエチレン系不飽和モノマーのコポリマーの中から選択されるポリマー と、 (2)分子中に反応性水素原子を有する有機化合物に酸化エチレンを添加して得 られる生成物で構成される非イオン系界面活性剤と を含む別のラテックス(凝集用ラテックスと呼ぶ)を添加することから成る。
しかし、上記の方法にもいくつかの問題点と制限があった。
第一に、上記の方法においては、被凝集ラテックス中のポリマーは、凝集用ラテ ックス中のポリマーと異なっていなければならないため、凝集すべき主ラテック スがポリブタジェンである場合には、凝集用ラテックスとしてポリブタジェンラ テックスを用いることはできない。
第二に、凝集用界面活性剤を初期ラテックス上に吸着させて凝集用ラテックスを 合成すると、初期ラテックスに陰イオン系界面活性作用が生じる。これにより、 凝集済ラテックスの粒度が低下し、前凝集状態となって凝集用ラテックスの沈殿 が起る。
第三に、このような方法では、必ず2モ一ド分布の粒子群が得られることになる 。
本発明の発明者らは、凝集用ラテックスの前記界面活性剤(2)の代りに、少な くとも1つのポリエチレン繰返し単位と、ビニル系、ジエン系、アクリルニスエ ル系およびメタクリルエステル系の少なくとも1つのポリマーの繰返し単位を含 むコポリマーを使用し、且つこの多成分繰返し単位を有するポリマーの存在下で 凝集用ラテックスを製造することにより、従来の方法の問題点を解決できること を見出した。すなわち、−第一に、被凝集ラテックスと凝集用ラテックスは同じ ものでよく、一般的に、被凝集ポリマーを熱可塑性ポリマーにまで拡げることが できる。しかも、ゴム系の被凝集ポリマーにしか使用できないヨーロッパ特許第 29.613号に記載の方法のように、被凝集ポリマーのガラス転移温度以上の 温度で凝集を行う必要がない。
−第二に、粒度の大きな凝集済粒子を容易に製造することができ、 −第三に、単一モード分布にするか2モ一ド分布にするかの選択は、最終ラテッ クス100g中の被凝集ポリマーの量に対する最終ラテックス100g中の凝集 用ポリマーの量に対する比率を調節することによって行うことができる(この点 は本発明において全く予測外のことであった)。
さらに、前述の多成分繰返し単位を有するコポリマーを用いることにより、以下 のような付加的な利点もある。すなわち、 −広い範囲の温度で実施でき、しかも凝集用ラテックスおよび被凝集ラテックス の乾燥抽出量を広い範囲から選択できる。特に、凝集用ラテックス中の乾燥抽出 量を従来の方法よりもはるかに小さい値にして作業することができる。
−粒子を100%凝集することができる。
すなわち、本発明の対象は、エラストマーおよび熱可塑性樹脂のうちから選択さ れたポリマーのラテックスを凝集するための方法において、被凝集ラテックスと 、(A) エラストマーおよび熱可塑性樹脂のうちから選択されるポリマーと、 (B) 少なくとも1つのポリエチレン繰返し単位と、ビニル系ポリマー、ジエ ン系ポリマー、アクリルエステル系ポリマーおよびメタクリルエステル系ポリマ ーの中から選択された少なくとも1つのポリマーの繰返し単位とを有するシーケ ンスポリマーから成る非イオン系界面活性剤と、 により構成される凝集用ラテックスとを混合すること、並びに、 上記凝集用ラテックスが、上記(B)を界面活性剤として用いながら、上記(A 、)で定義したポリマーを合成することにより得られることを特徴とする方法に ある。
上記被凝集ラテックスおよび凝集用ラテックスのポリマーとしては、特にブタジ ェン、イソプレン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、アクリロ ニトリルのホモポリマーおよびコポリマー;アルキル基が1〜12個の炭素原子 を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸および イタコン酸の各アルキルエステルのホモポリマーおよびコポリマーを挙げること ができ、被凝集ラテックスとしてはSBRラテックスあるいは“コアー(芯)− シェル(外被)”と呼ばれる構造の多層(2または3層)アクリル系ラテックス を用いることもできる。
非イオン系界面活性剤(B)としては、3つの繰返し単位を有するポリマーから 成るものを選択するのが望ましく、特に両端にポリオキシエチレン繰返し単位を 有するポリマーから成るものが好ましい。また、2つの繰返し単位を有するポリ マーから成る非イオン系界面活性剤(B)を用いることも可能である。
ポリオキシエチレン繰返し単位以外の繰返し単位を有するポリマーとしては、特 にポリスチレンから成るポリマーを選択する。従って、ポリオキシエチレン−ポ リスチレン−ポリオキシエチレン(以後POE−PS−POEで表す)の3つの 繰返し単位を有するコポリマーから成る界面活性剤(B)を挙げることができる 。
さらに、界面活性剤(B)は以下の特徴を有するものが望ましいニ ー 数平均分子量が1000〜1.000.000 。
−ポリオキシエチレン含有量が5〜95重量%。
本発明に従う方法で用いられる界面活性剤(B)は、一般的に陰イオンの状態で 製造され、これによりほぼ純粋な生成物が得られるという利点がある。POE− PS−POEコポリマーを製造する場合には、繰返し単位PSを一80℃の温度 でテトラヒドロフラン中で、“α−メチルスチレンのテトラマー”タイプの二官 能性開始剤により作り、次に、繰返し単位POEを30℃の温度で重合させる。
本発明の望ましい態様によれば被凝集ラテックスとしては、ラウリン酸カリウム およびドデシル硫酸ナトリウム(SDS)等の陰イオン系界面活性剤と、過硫酸 カリウムのような遊離ラジカル開始剤と、第三ドデシルメルカプタンのような連 鎖移行剤の存在下で、40〜90℃の温度下で乳化重合により製造したラテック スを用いる。被凝集ラテックス中のポリマーの粒径は50〜300nmの間であ り、該ラテックスの固形分の比率は5〜50重量%が望ましい。
同様に、ポリマー(A>の粒径が60〜500nmで、固形分の比率が1〜40 重量%である凝集用ラテックスが特に用いられる。
本発明では、凝集用ラテックスは非イオン系界面活性剤(B)の存在下で乳化重 合により製造され、従って、直接得ることが可能である。また、この重合は、過 硫酸カリウムのような遊離ラジカル開始剤の存在下で行われる。第三ドデシルメ ルカプタンのような連鎖移行剤の存在は実際に不可欠であることが明らかになっ ている。この移行剤は、鎖の長さを制限すると共に、有機相中で開始剤の役割も する。さらに、補助界面活性剤として作用し、粒子−溶剤の界面張力を顕著に減 少させることにより粒度を低下させるメタノール等のアルコールを前記の混合物 に添加して、ラテックスの粒度を調節することも可能である。これと同じ目的で 、ラウリル硫酸ナトリウム等の他の界面活性剤を用いることもできる。この重合 は約40〜90℃(例えば70℃)の温度でバッチ方式または半連続的に行う。
これによる転化率は非常に高く、100%の達成が可能である。
凝集用ラテックス中のポリマーの粒径は、用いられるモノマー(従って、アクリ ル酸ブチルを用いると、ブタジェンやスチレンを用いたものより粒径は小さくな る)と、補助界面活性剤(前記の通り)として作用するアルコールの濃度と、用 いる方法(半連続的方法による粒度は、バッチ方式によるものと比較してはるか に小さい)とに依存し、さらに、コポリマー(B)、補助界面活性剤としてのア ルコールおよび開始剤の濃度が高くなれば粒子の径は縮小し、反対にコポリマー (B)の分子量Mnが大きくなれば粒度の増大が認められる。
凝集は、被凝集ラテックスに凝集用ラテックスを添加するか、あるいは凝集用ラ テックスに被凝集ラテックスを添加して行うことができる。実際、凝集を行うの に用いられる混合方法は、特殊な場合でない限り、凝集の結果得られる粒子の粒 径にほとんど影響を及ぼさないことがわかっている。一般的には、凝集用ラテッ クス(原則的に容積が非常に小さい)を被凝集ラテックス(原則的に容積が非常 に大きい)に添加する方が容易であるので、前者の方法に従うのが望ましい。
本発明に従う凝集のための混合は、一般に1分間〜48時間の間、10℃〜10 0℃の温度下で行うことができる。
本発明に従い、被凝集ラテックス中に存在するポリマー100重量部に対して少 なくとも0.05重量部の固体ポリマー(A)と、少なくとも0.0001重量 部の界面活性剤(B)から成る所定量の凝集用ラテックスを導入する。特に、被 凝集ラテックス中に存在するポリマー100重量部に対し、0.05〜20重量 部の固体ポリマー(A)と0.0001〜0.2重量部の界面活性剤とに相当す る量の凝集用ラテックスを導入する。しかし、上記の量は決して限定的ではない ことに留意されたい。
本発明の特に注目すべき点として、最終ラテックス100g中の凝集用ポリマー の量と被凝集ポリマーの量との間の比に応じた凝集後の粒子の粒度を表す曲線が 一般に最大値を通り、上記比Rがこの最大値より小さいか大きいかによって得ら れる粒子群は2モ一ド分布型か単一モード分布型かに分かれるとか明らかにされ ている。これに関し、前述のヨーロッパ特許第29.613号に記載された方法 で得られた凝集物と比較することにより、非常に興味深い観測が行われている。
凝集された粒子の形態は一般に球形であり、粒子の表面は滑らかである。さらに 、得られた凝集法粒子は、熱(凍結−解凍サイクル)、超音波、凝集用ラテック スの後添加および剪断応力に対し安定している。
こうして、1700nmまでの粒度を有する凝集法粒子を得ることができた。
本発明はさらに、上記方法により得られる凝集法ラテックスと、衝撃強度を向上 させるために熱可塑性母材の改質にこのラテックスを応用することに関する。こ れらの母材は特に、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するメタクリル酸アル キル、スチレン、置換されたスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル の中から選択される少なくとも1種の千ツマ−から得られる硬質熱可塑性ポリマ ー、あるいはこれらの千ツマ−のうち少なくとも1種のモノマー50重量%以上 とこれと共重合可能な少なくとも1種の他の不飽和子ツマ−とから成るポリマー で構成される。本発明の応用についての具体例としては、本明細書の冒頭におい てすでに述べたものがある。上記のような強化母材の製造方法は、当業者には公 知の従来の方法である。一般的に、凝集法粒子は被覆された後、フロキュレーシ ョン、洗浄および乾燥し、次の段階で母材中に分散される。本発明に従う方法に 基づき行われるラテックスの種々な凝集法の実施例について以下にさらに詳しく 説明するが、本発明はこれに限られるわけではない。尚、下記の実施例で用いた ラテックスのうち、LPB、LS、、LPBAおよびLSBRで示されたものは 、それぞれポリブタジェン、ポリスチレン、ポリ(アクリル酸ブチル)およびブ タジェン−スチレンコポリマーから成る被凝集ラテックスを表し、LPBCop 、LPSCop、LPBACopおよびLPBA−3Copで示されたものは、 それぞれポリブタジェン、ポリスチレン、ポリ (アクリル酸ブチル)およびア クリル酸ブチル−スチレンコポリマーの凝集用ラテックスを表し、Copは、P OE−PS−POEの3つの繰返し単位を有するコポリマーを表し、これは非イ オン系の界面活性剤で、凝集用ラテックスはこの存在下で製造される。また、下 記の実施例で示される百分率は重量%である。
81の反応器中に、撹拌を徐々に開始して500回転/分の速度にした後、50 0gの水と、予め200gの水に溶解させた6、3gのラウリン酸と、1.75 gの水酸化カリウムと、2.10gの第三ドデシルメルカプタン(TDM)と、 50gの水に溶解させた水酸化カリウム1.40gを順次装入し、500gの水 ですすぐ。反応器内を真空にし、3バールの圧力の窒素を導入することにより反 応器内の酸素を除去する。70℃に加熱する。
予め100gの水に溶解させた2、8gの過硫酸カリウムを口過器を介して窒素 圧により添加し、50gの水ですすぎを行う。
こうして、圧力を変えることにより、ポリブタジェンのラテックスLPBl〜L PB6が得られた。各ラテックスの特徴は下記の第2表に示した。
(2)上記以外の被凝集ラテックスの製造70℃の一定温度下で、撹拌と窒素還 流下で、水、上記界面活性剤および水酸化す) IJウムを装入する。界面活性 剤が完全に溶解した後、モノマー−TDMの混合物を添加する。10分後、温度 を再び一定に戻して、予め水に溶解させた過硫酸カリウムを添加する。
上記の一般的操作方法に従い、下記の第1表に示すような各ラテックスを製造し た。各ラテックスの特徴は下記の第2表に示した。
(3) (1)および(2)により製造された被凝集ラテックスの特徴* 強度 に架橋化されたラテックス **はとんど架橋化されていないラテックスマーから成る界面活性剤 これらの界面活性剤の特徴は次の第3表に示した。
Mロ二数平均分子量 (2)バッチ方法による凝集用ラテックス製造のための二股か水浴により70℃ の一定温度に保持された11のガラス製り応器中に、水、界面活性剤Copおよ びメタノールを導入t−残留空気を連続的な窒素ガスの吹込みにより除去する。
250回転/分の一定速度で撹拌を行う。界面活性剤Copが完づに溶解し、温 度が70℃に達した後、モノマー混合物−TDkを添加する。10分後、温度を 一定に戻し、15gの水に溶かした過硫酸カリウムを添加することにより反応を 開始させる。
まず、(2)に示した方法と同様に操作を行う。ただし、30ンのモノマー混合 物−TDMを添加し、5分後に、予め水に汀かした開始剤を全て添加する。次に 、転化率が100%になくまで重合を行い、ラテックスの“核”を形成する。そ の後、モノマー混合物−TDMの残り70%を0.3mA/分の速度−(連続的 に添加する。
(4)他の凝集用ラテックスの製造 上記の一般的操作方法に従い、種々のラテックスを製造した。第4表に各ラテッ クスの特徴を示した。
■−凝集方法 (1)一般的操作方法 機械的撹拌を行いながら、種々の被凝集ラテックスに、濃度が異なる凝集用ラテ ックスを様々な割合でビユレットを用いて添加する。特別の指示がない限り、被 凝集ラテックスの初期質量は30gで一定にした。凝集用ラテックスの添加中、 磁気棒によりゆっくりとした撹拌を維持する。この撹拌は、凝集用ラテックスを 添加してから数分間続けた後停止する。
(2)選択した濃度の単位 以下において、Rは最終ラテックス100 g中の被凝集ポリマーの質量に対す る最終ラテックス100g中の凝集用ポリマーの質量の比を示す。
m+=凝集用ポリマーの質量 xl=凝集用ラテックスの固形分比率 m2=被凝集ポリマーの質量 X2=被凝集ラテツクスの固形分比率 が成り立つ。
Cをラテックス100g中のポリマーの全質量で表される最終乾燥抽出量とする と、 が成り立つ。
[Cop]は、被凝集ラテックス乾燥抽出量100gに対して添加すれたFOE −PS−POEの3つの繰返し単位を有するコポリマーから成る界面活性剤の質 量である。さらに、比1=Ds。/D、。を定義した。ここで、DsoとDl。
は、それぞれ粒子の90容量%および10容量%を成す累積の直径を示す。
リル系コポリマーの凝集用ラテックスによるポリブタジ被凝集ラテックス:LP BA、(φ=104nm;x2=32.2%) ’u’J用ラテッうス:LPBACop4a (φ−135nm;x+=4.5 2%) 第5表 * 凝集温度 :17℃ ** tt :25℃ VB=非常に大きい 実験1では、凝集用ラテックスを被凝集ラテックスに添加し、実験2では被凝集 ラテックスを凝集用ラテックスに添加した。
凝集のために用いる混合方法は、ここでは凝集済粒子の粒径に特に影響を及ぼし ていないことがわかった。
ら)凝集方法における時間の影響 被凝集ラテックス : LPB3 (x−=31.0%)凝集用ラテックス : LPBACop3第6表 * 最終乾燥抽出物 :c=28.40** ” :c=28.61 時間1=0すなわち凝集開始時点は、ポリブタジェンラテックス中に凝集用ラテ ックスを添加し終えた時点に定めた。
このタイプのラテックスの凝集は、系に応じて最終粒径が数分間〜約1時間で得 られるので、速い。
被凝集ラテックス : LPB5 凝集用ラテックス :LPBACop4a凝集温度 :25℃ 第7表 被凝集ラテックス : LPB3 (x2=31%)凝集用ラテックス :LP BACop3凝集温度 :17℃ 第8表 被凝集ラテックス : LPB4またはLPB5凝集用ラテックス :LPBC op4a (xt =4.5%) 凝集温度 :25℃ 4−考察 凝集された粒子の粒度の大きさは、凝集時間、RおよびCに大きく左右される。
全ての場合において、Cが高ければ凝集時間は短く、はとんど瞬間的である。
(d) 温度効果 被凝集ラテックス : LP B3 (X2 =31.0%)RX 10”+2 =3.10 C(g/100 g ) =26.63凝集温度が上昇すると、凝集された粒子 の粒径はかなり小さくなる。実際に凝集温度T=17℃のとき最大粒径は480 nmであるが、T=65℃のときは300nmでしかない。反対に、粒径が30 0nmになったとき加熱を止めて、凝集温度Tをできるだけ速<11℃に下げて これを維持すると、凝集はさらに続き、最終粒径490nmに達する。この値は 、低温(T=17℃)下の凝集により得られた粒径に近い。
(e) 凝集用ラテックスの特性による作用凝集温度 :17℃ 凝集時間 :24h 2−繰返し単位POEの分子量がポリブタジエンラテックFBI (x2=30 .6%;φ−203nm)に及ぼす影響凝集温度=17℃ 凝集時間:24h 3−3つの繰返し単位を有するPOE−PS−POEコポ被凝集ラテックス:  LPB4 (x2=32.2%;φ=104nm) 凝集温度=17℃ 凝集時間=24h 第13表 VB=非常に大きい 凝集による粒度は、用いられた3つの繰返し単位POE−PS−POEを有する 界面活性剤の種類および濃度に応じて異なることが認められる。繰返し単位PO EのMnが大きくなるにつれ凝集法粒子の粒径も大きくなることがわかる。
4−凝集用ラテックスの粒度による影響凝集用ラテックス:LPBACop4b  (φ=197nm)凝集温度:17℃ 凝集時間:24h 凝集済粒子の粒度は、凝集用ラテックスの粒度に大きく関係している。凝集され る粒子の粒度の小さい粒子にはその影響は少ないが、粒度が大きい場合には非常 に重大になる。
(4)3つの繰返し単位POE−PS−POEを有するコポリマーの凝集用ブタ ジェンラテックスによるポリブタジエ被凝集ラテックス:LPB5 (φ−10 00n m ; X 2= 32.3%) 凝集用ラテックス:LPBcop5(φ−225nm;x、=2.5%) 凝集用ラテックス:LPBCop6 (φ=277nm;X2=3.6%) 凝集温度 =25℃ ら)ポリブタジェンの粒度の影響 被凝集ラテックス:LPB5 (φ=100 nm + X2= 32.3%) 被凝集ラテックス:LPB2 (φ−181nm;X2=30.7%) 凝集用ラテックス:LPBCop5 (φ=225 n m ;X、=2.5% ) 凝集温度 =25℃ 得られた結果から、上記ラテックスを用いたU集は、2つのラテックスの混合方 法(被凝集ラテックスを凝集用ラテックスに添加する方法を選択しなければなら ない場合もある)、界面活性剤の濃度、ポリブタジェンラテックスの初期粒度、 繰返し単位POEの分子量従って凝集用ラテックスの粒度により異なることが認 められる。
被凝集ラテックス:LPBA1 (φ=139nm;X、=23.1%) 凝集用ラテックス:LPBACop4a (φ=135nm;X、=4.5%) 凝集温度 :25℃ *界面活性剤としてラウリン酸カリウムの存在下で製造されたLPBAI るポリブタジェンラテックスの凝集 被凝集ラテックス:LPB4 (φ−104n m ; X 2= 32.2% ) 凝集用ラテックス:LPBA−3Cop6(φ−138n m ; X 、 = 4.68%)凝集温度=25℃ 凝集時間:24h −のブタジェン系凝集用ラテックスによるポリ(アクリル酸ブチル)ラテックス の凝集 被凝集ラテックス:LPBA1 (φ=139nm;X2=33.1%) またはLPBA2 (φ=125nm;X2=32.9%) 凝集用ラテックス:LPBCop5 (φ−225nm;X、=2.5%) 凝集温度 :25℃ 凝集時間 :48h 第19表 * LPBAI:界面活性剤:ラウリン酸カリウム**LPBA2 :界面活性 剤:5DSVB=非常に大きい 本発明を以下に示す実施例によりさらに詳しく説明する。
凝集用ラテックスを製造するため、第21表に示すような特徴を有する2種の3 つの繰返し単位POE−PS−POEを有するポリマーを用いた。
* ゲル透過によるクロマトグラフィーで測定した:****エチレンは258 nmの波長では吸収せず、PS単位だけが検出可能であるという事実に基づき、 紫外線法により測定した。
一連の凝集用ラテックスLPBACopを次のような一般的操作方法に従い製造 した。
(容量が21の反応器中に、下記の第22表に示すような重量%の水および場合 に応じてメタノールと、23重量%のアクリル酸ブチルと、このモノマーに対し て6重量%の3つの繰返し単位を有するポリマーと、0.6重量%のTDMを導 入した。
250回転/分の撹拌を行いながら70℃まで加熱する。温度が70℃に達した ら、上記モノマーに対し0.15重量%のK 2520 aを添加する。合成時 間は4時間とする。)上記の操作方法に従い、下記の第22表に示すような種々 のラテックスLPBACopを製造した。同表にこれらのラテックスの特徴を示 す。
第22表には、バッチ方式で製造したポリスチレンラテックスの特徴も示す。こ のラテックスは、容量1の反応器中に原料(91重量%の水+Cop8.9重量 %のスチレンおよび1重量%のTDM)を装入し、200回転/分の撹拌速度を 保持しながら、90℃に加熱した後、過硫酸カリウムを添加し、3時間にわたっ て合成を行うことにより得られる。
上記一連の実施例で用いた被凝集用ラテックスの特徴を次の第23表に示す。
* ラテックス100gに対し10−2モルのSDSを含むラテックス **界面活性剤であるSDSと合成した。
凝集を行うため、場合に応じて界面活性剤SDSを添加した被凝集ラテックスに 機械的撹拌を行いながらバッチ方式で凝集用ラテックスを添加する。温度、凝集 時間、ならびに凝集法粒子の粒度(濁度計で測定した)の成長に影響を与える全 てのパラメータを調べた。
(a) 凝集時間による影響 被凝集ラテックス:LPB6 凝集用ラテックス:LPBACop9a摸作条件:温度:20℃; R= 2  Xl0−212時間にわたる凝集の後、粒度は安定した。
被凝集ラテックス : LPB8 凝集用ラテックス :LPBACop8a操作条件 :温度20℃;R=2X1 0−’;pH=i2 第25表 被凝集ラテックス : LPB8 凝集用ラテックス :LPBACop8a操作条件 :温度20℃; 時間24h ; pH−12 被凝集ラテックス :LPB8 操作条件 :温度20℃; :時間24h;pH=8 第27表 *被凝集ラテックス100gにつき1.5 Xl0−’モルのSDSの添加 マーのPOE単位の分子量による影響 被凝集ラテックス: LPB8+ラテックス100gにつき1.5 Xl0−’ モルのSDS 操作条件 :温度20℃; 時間24h (d) 被凝集ラテックスの特性による影響被凝集ラテックス :LPB8 凝集用ラテックス :LPBACop8a操作条件 :温度20℃; 時間24h 2−被凝集ラテックスの被覆比率による影響凝集用ラテックス:LPBCop8 a 操作条件 :温度20℃; 時間24h 被覆比率の小さいラテックスの方が凝集は大きくなる。
(a) その他の凝集 操作条件 :温度20C; 時間24h 第31表 *ラテックス100gにつき104モルのSDSを凝集用ラテックスに添加した もの。
添付の図面は、前述の本発明による方法の注目すべき点を示している。これによ ると、Rに応じて変化する凝集された粒子の粒度を表す曲線は最大点を通り、R がこの最大点に対応する値より小さいか大きいかによって粒子群はそれぞれ2モ ード分布か単一モード分布となる。
添付図面の第1図は、実験1に対応する曲線φ(nm)−F(RxlO”)を示 す。凝集法ラテックスの粒子形態を5つのRの値に対して透過電子顕微鏡により 測定した。これに対応する5枚の写真がそれぞれ第2〜6図であり、各図の上方 に対応するRの値を示した。倍率は10.000である。第2図および第3図に おいて、Rは最大値より小さいので2モ一ド分布の粒子群が認められ、第4〜6 図ではRは最大値より大きいので単一モード分布の粒子群が認められる。
’E’XG、 2 Rm ’0,46 x 102F工G、 3 R−0,92 x 1o2r工G、 4 R−1,41x 102FIG、 S FIG、 6 国際調査報告 ANNEX To ’Lr、E INTERNAT工0NAL 5EARCHR EPORT uNINTERNATIONAL APPLICATION No 、 i’cT/TR87100210(SA 17455)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エラストマーおよび熱可塑性樹脂のうちから選択されたポリマーのラテッ クスを凝集する方法において、被凝集ラテックスと、 (A)エラストマーおよび熱可塑性樹脂のうちから選択されるポリマーと、 (B)少なくとも1つのポリエチレン繰返し単位と、ビニル系ポリマー、ジエン 系ポリマー、アクリルエステル系ポリマーおよびメタクリル系ポリマーの中から 選択されたポリマーの少なくとも1つの繰返し単位とを有するシーケンスポリマ ーから成る非イオン系界面活性剤とにより構成される凝集用ラテックスとを混合 すること、並びに、 上記凝集用ラテックスが、上記(B)を界面活性剤として用いて、上記(A)で 定義したポリマーを合成することにより得られることを特徴とする方法。
  2. (2)上記被凝集ラテックスおよび凝集用ラテックスのポリマーが、特にブタジ エン、イソプレン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、アクリロ ニトリルのホモポリマーおよびコポリマー;アルキル基が1〜12個の炭素原子 を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタ コン酸の各アルキルエステルのホモポリマーおよびコポリマーの中から選択され 、被凝集ラテックスがSBRラテックスあるいは多層アクリルラテックスでもよ いことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. (3)3つの繰返し単位を有するポリマー、さらに望ましくは両端にポリオキシ エチレン単位を有するポリマーから成る非イオン系界面活性剤(B)を選択する ことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項に記載の方法。
  4. (4)上記ポリオキシエチレン系単位以外の繰返し単位が、ポリスチレンから成 るポリマーを選択することを特徴とする請求頂1〜3のいずれか一頃に記載の方 法。
  5. (5)数平均分子量が1,000〜1,000,000の間にある界面活性剤( B)を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)5〜95重量%のポリオキシエチレンを含む界面活性剤(B)を用いるこ とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. (7)上記被凝集ラテックスとして、陰イオン系界面活性剤の存在下で乳化重合 により製造したラテックスを用い、該ラテックス中のポリマーの粒径が50〜3 00nmで、該ラテックスの固形分の比率が5〜50重量%であることを特徴と する請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. (8)上記凝集用ラテックスとして、ポリマー(A)の粒径が60〜500nm で、固形分の比率が1〜40重量%の凝集用ラテックスを用いることを特徴とす る請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)上記凝集のための混合時間が1分間〜48時間であることを特徴とする請 求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. (10)上記凝集のための混合が10〜100℃の温度下で行われることを特徴 とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. (11)請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法により得られる凝集済ラテ ックス。
  12. (12)アルキル基が1〜4個の炭素原子を含むメタクリル酸アルキル、スチレ ン、置換されたスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリルの中から選択 される少なくとも1種のモノマーから成る硬質熱可塑性ポリマー、あるいは、こ れらのモノマーのうち少なくとも1種のモノマ−50重量%とこれと共重合可能 な少なくとも1種の他のモノエチレン系不飽和モノマーとから成るポリマーで構 成される衝撃強度を高める硬質熱可塑性母材のために請求項11に記載の凝集済 ラテックスを用いることを特徴とする応用。
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