JPH0145103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145103Y2 JPH0145103Y2 JP10629687U JP10629687U JPH0145103Y2 JP H0145103 Y2 JPH0145103 Y2 JP H0145103Y2 JP 10629687 U JP10629687 U JP 10629687U JP 10629687 U JP10629687 U JP 10629687U JP H0145103 Y2 JPH0145103 Y2 JP H0145103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electrical contact
- conductive plate
- terminal accommodating
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車用組電線（ワイヤハーネス）等
を介設して用いる電線の分岐機能を備えた分岐コ
ネクタに関するものである。
を介設して用いる電線の分岐機能を備えた分岐コ
ネクタに関するものである。
従来の技術
従来において、電線に分岐回路を形成するに
は、第４図の如くに、電線ａを皮むきして導体ｂ
を露出させ、加締片ｃにより分岐電線ｄの導体ｅ
と接続して行なつたり、第５図に示される如く
に、電線ａと分岐電線ｄなどの端部にそれぞれ端
子金具ｆを加締接続し、これをコネクタｇ内に集
中的に配置して着脱可能なカバーｈに設けたブス
バーｉにより分岐回路を構成し、更には第６図
イ、ロに示される如くに、偏平状の環状金具ｊ，
j′を用いてコネクタ内において２個の端子金具間
に掛け渡して分岐回路を構成する（実開昭55−
75981号）などの技術がある。
は、第４図の如くに、電線ａを皮むきして導体ｂ
を露出させ、加締片ｃにより分岐電線ｄの導体ｅ
と接続して行なつたり、第５図に示される如く
に、電線ａと分岐電線ｄなどの端部にそれぞれ端
子金具ｆを加締接続し、これをコネクタｇ内に集
中的に配置して着脱可能なカバーｈに設けたブス
バーｉにより分岐回路を構成し、更には第６図
イ、ロに示される如くに、偏平状の環状金具ｊ，
j′を用いてコネクタ内において２個の端子金具間
に掛け渡して分岐回路を構成する（実開昭55−
75981号）などの技術がある。
上記において、第４図の中間分岐方式では、自
動機による作業が不可能であつて、手作業に頼ら
ざるを得ないので作業性が悪く、第５図のコネク
タ集中方式では、ブスバーやカバー等の部分を新
たに用意する必要があつて部品点数の増加による
コストアツプを来たし、第６図の環状金具を用い
る構造では、短絡接続できる端子金具が小範囲に
限定されてしまう欠点がある。
動機による作業が不可能であつて、手作業に頼ら
ざるを得ないので作業性が悪く、第５図のコネク
タ集中方式では、ブスバーやカバー等の部分を新
たに用意する必要があつて部品点数の増加による
コストアツプを来たし、第６図の環状金具を用い
る構造では、短絡接続できる端子金具が小範囲に
限定されてしまう欠点がある。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上記した点に着目して為されたもので
あり、コネクタ内で簡単な導電板を用いることに
よつて、容易に多数の端子間にわたつて分岐回路
を構成し得るようにしたものである。
あり、コネクタ内で簡単な導電板を用いることに
よつて、容易に多数の端子間にわたつて分岐回路
を構成し得るようにしたものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本考案において
は、コネクタハウジングの複数の端子収容室に端
子を挿入、係止し、該端子の雄タブ状の電気接触
部を、複数の端子収容室に対応した貫通孔を有す
る導電板の該貫通孔に圧入して切起したバネ片と
圧接させる構成を採用した。
は、コネクタハウジングの複数の端子収容室に端
子を挿入、係止し、該端子の雄タブ状の電気接触
部を、複数の端子収容室に対応した貫通孔を有す
る導電板の該貫通孔に圧入して切起したバネ片と
圧接させる構成を採用した。
実施例
第１図において、Ａは雌コネクタハウジングで
あつて、雄端子Ｂを収容し、Ｃは雄コネクタハウ
ジングであつて雌端子Ｄを収容している。
あつて、雄端子Ｂを収容し、Ｃは雄コネクタハウ
ジングであつて雌端子Ｄを収容している。
雄端子Ｂは電線Ｗを加締接続する電線接続部１
と雄タブ状の電気接触部２を有している。雄端子
Ｂは雌コネクタハウジングＡの後半に位置する端
子収容室３内において可撓係止腕４と突起５によ
り抜け止めされた状態で収容され、電気接触部２
は端子収容室３より前方へ突出して套体部６内に
位置している。
と雄タブ状の電気接触部２を有している。雄端子
Ｂは雌コネクタハウジングＡの後半に位置する端
子収容室３内において可撓係止腕４と突起５によ
り抜け止めされた状態で収容され、電気接触部２
は端子収容室３より前方へ突出して套体部６内に
位置している。
７は比較的に薄い金属板から成る導電板であつ
て、雌コネクタハウジングＡの端子収容室３のピ
ツチ寸法に対応した部分に、雄タブ状の電気接触
部２の厚さよりも小さな貫通孔７ａが切起しバネ
片７ｂにより形成されている。
て、雌コネクタハウジングＡの端子収容室３のピ
ツチ寸法に対応した部分に、雄タブ状の電気接触
部２の厚さよりも小さな貫通孔７ａが切起しバネ
片７ｂにより形成されている。
導電板７は套体部６内へ必要極数分だけ連結し
た状態で押し込まれ、貫通孔７ａ内へ雄タブ状の
電気接触部２を圧入させつつ套体部６の内端部に
おいて該雄タブ状の電気接触部２に支持された状
態で装着され、バネ片７ｂが電気接触部２との電
気的接続を確保する。
た状態で押し込まれ、貫通孔７ａ内へ雄タブ状の
電気接触部２を圧入させつつ套体部６の内端部に
おいて該雄タブ状の電気接触部２に支持された状
態で装着され、バネ片７ｂが電気接触部２との電
気的接続を確保する。
第２図の実施例においては、導電板７′は既に
雌コネクタハウジングA′の套体部６′の内端部に
おいて装着され、切起し係止片８を突起９に係合
させて支持されている。この状態で雄端子B′を
端子収容室３′に挿入して雄タブ状の電気接触部
２′を孔７a′内に圧入して可撓係止腕４′により係
止する。電気接触部２′には突起１０が形成され
ていて、バネ片７b′と係合することにより二重係
止を行なう。
雌コネクタハウジングA′の套体部６′の内端部に
おいて装着され、切起し係止片８を突起９に係合
させて支持されている。この状態で雄端子B′を
端子収容室３′に挿入して雄タブ状の電気接触部
２′を孔７a′内に圧入して可撓係止腕４′により係
止する。電気接触部２′には突起１０が形成され
ていて、バネ片７b′と係合することにより二重係
止を行なう。
考案の効果
本考案は上記した如くに、コネクタハウジング
の複数の端子収容室に端子を挿入、係止し、該端
子の雄タブ状の電気接触部を、複数の端子収容室
に対応した貫通孔を有する導電板の該貫通孔に圧
入して切起したバネ片と圧接させて成るものであ
るから、比較的に簡単な構造の導電板を用意する
ことによつて、コネクタ内において所望の多数の
端子間において分岐回路を容易に構成することが
できる特長を有する。
の複数の端子収容室に端子を挿入、係止し、該端
子の雄タブ状の電気接触部を、複数の端子収容室
に対応した貫通孔を有する導電板の該貫通孔に圧
入して切起したバネ片と圧接させて成るものであ
るから、比較的に簡単な構造の導電板を用意する
ことによつて、コネクタ内において所望の多数の
端子間において分岐回路を容易に構成することが
できる特長を有する。
第１図は本考案の一実施例についての断面図、
第２図は他の実施例についての断面図、第３図は
導電板とコネクタハウジングとの結合前の状態を
示す斜視図、第４図は従来例の斜視図、第５図は
他の従来例を示す斜視図、第６図イ、ロは更に他
の従来例を示す斜視図である。 Ａ，A′……コネクタハウジング、Ｂ，B′……
端子、２，２′……雄タブ状の電気接触部、７，
７′……導電板、７ａ，７a′……貫通孔、７ｂ，
７b′……バネ片。
第２図は他の実施例についての断面図、第３図は
導電板とコネクタハウジングとの結合前の状態を
示す斜視図、第４図は従来例の斜視図、第５図は
他の従来例を示す斜視図、第６図イ、ロは更に他
の従来例を示す斜視図である。 Ａ，A′……コネクタハウジング、Ｂ，B′……
端子、２，２′……雄タブ状の電気接触部、７，
７′……導電板、７ａ，７a′……貫通孔、７ｂ，
７b′……バネ片。
Claims (1)
- コネクタハウジングの複数の端子収容室に端子
を挿入、係止し、該端子の雄タブ状の電気接触部
を、複数の端子収容室に対応した貫通孔を有する
導電板の該貫通孔に圧入して切起したバネ片と圧
接させて成ることを特徴とする分岐コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10629687U JPH0145103Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10629687U JPH0145103Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6412388U JPS6412388U (ja) | 1989-01-23 |
| JPH0145103Y2 true JPH0145103Y2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=31339674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10629687U Expired JPH0145103Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0145103Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6876598B2 (ja) * | 2017-12-08 | 2021-05-26 | 矢崎総業株式会社 | 車両ワイヤハーネスの分岐コネクタ及び車両ワイヤハーネスの配索構造 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP10629687U patent/JPH0145103Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6412388U (ja) | 1989-01-23 |
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