JPH0131443Y2 - - Google Patents

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JPH0131443Y2
JPH0131443Y2 JP9481181U JP9481181U JPH0131443Y2 JP H0131443 Y2 JPH0131443 Y2 JP H0131443Y2 JP 9481181 U JP9481181 U JP 9481181U JP 9481181 U JP9481181 U JP 9481181U JP H0131443 Y2 JPH0131443 Y2 JP H0131443Y2
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rod
rods
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housing
grip
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JP9481181U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は送材車の操作を行なう走行制御操作
杆の安全装置に関するものである。
素材木を挽割する製材機に素材木を取付けて送
り込む送材車には自動的に前進、後退および停止
が遠隔操作されるものと、人手を介してこれらの
操作を行なうものとがあり、後者の場合前進、後
退および停止は操作杆を中立位置より左倒あるい
は右倒するだけで実行されており、前記操作杆を
不用意に操作することによる危険を防止するため
の安全装置が施されている。しかし従来の安全装
置は操作杆の側方にレバーを取付け、このレバー
を操作杆側に握りしめることにより解除するよう
に構成されており、このレバーを握りしめての操
作は操作性が悪く不便であつた。
この考案は上述した欠点を除去することを目的
とするもので、筐体の下部に設けた支軸に枢支さ
れ、かつ該筐体の案内孔に沿つて傾倒し得るよう
突設した中空杆体と、この杆体内を軸線方向に移
動可能でしかも下端部に前記杆体の周面から突出
させた輪体を両端に有する横軸を備えた連杆と、
前記杆体の上端に固定したグリツプ体と、このグ
リツプ体を貫通した連杆の上端に固定したグリツ
プ体と、これら両グリツプ体間に設けた押圧スプ
リングと、このスプリングにより連杆が常時上に
押されて輪体をそれぞれ係止することにより杆体
を中立位置でロツクするための筐体の上部に設け
た対をなす係止孔と、杆体の下部を支軸に軸支す
るためのボスに設けた取付けアームに連結した送
材車の操作用リンク杆と、前記ボスに斜め下方に
傾斜させて突設した1対の取付アームにそれぞれ
互いに対向して上向きに枢着した一対のリンク杆
と、これらリンク杆の途中における両リンク杆間
に設けた復帰用引張りスプリングと、前記各リン
ク杆の上端にそれぞれ杆体に直交状態で弾接する
棒体とをそれぞれ具備したことを特徴とする送材
車の操作杆安全装置を提供するものである。以下
この考案を図に示す一実例について詳述する。
第1図および第2図はこの考案の操作杆安全装
置を取付けた送材車1を示すもので、2は車枠
で、その下方には複数個の車輪3が、また上方に
は素材をクランプする複数個のヘツドブロツク4
がそれぞれ取付けられ、更に前記車枠の一端には
操作者が乗るステツプ5と素材の挽割歩出しを行
なう操作盤6と、送材車を前進、後退および停止
させる操作杆7がそれぞれ取付けられている。
この操作杆の安全機構は、第3図および第4図
a,bに示すように、頂部に後述する支軸を中心
とした半径の弧円をなし中央に弧長方向の案内孔
9と前記案内孔の中央で直交する係止孔10を設
けた帽体部11を有する筐体8の側板12a,1
2bに軸受13a,13bをねじ14で取付け、
この両軸受間に支軸15を横設する。この支軸1
5にボス16をキー17でロツクすると共に、中
空の杆体18の一端をねじ19で固定する。この
杆体18は第4図a,bに示すように前記案内孔
9より外方に突出し、前記案内孔位置に長孔20
が設けられ内部に配設された摺動部材21に取付
けられた軸22が該孔より突出し、この軸の両端
には前記係止孔10内に後述する機構により出入
りする輪体23a,23bが回動自在に取付けら
れている。更に前記摺動部材21には第4図bに
示すように連杆24の一端が取付けられ、その他
端は第3図および第4図bに示すように杆体18
の他端に取付けられた半球体状のグリツプ体25
aの中央に明けられた孔26を貫通して外方に突
出し、その上端には前記グリツプ体25aと対を
なすグリツプ体25bが固定し、両グリツプ体間
には常時連杆を介して摺動部材21を上方に引上
げようとする力を付与するスプリング27がグリ
ツプ体25a,25bの分割面に形成された環状
の凹部28a,28b内に嵌込まれるように取付
けられている。
前記したボス16には第4図a,bに示すよう
に、該ボスと一体に真下およびこれよりそれぞれ
略45゜の角度隔つた位置に取付アーム29と30
a,30bとが突設されており、前記取付アーム
29には***作部に取付けたリンク杆31が取付
部材32を介して軸33で軸支され、取付アーム
30a,30bには略U字状のリンク杆34a,
34bの一端が支持ボルト35a,35bで枢着
され、他端には杆体18と直交する棒体36a,
36bが取けられ、その中央に取付けられた復帰
スプリング37で前記リンク杆34a,34bに
は枢着点を中心に逆に反対方向に回動する力が付
与され、棒体36a,36bが杆体18と側板1
2aの中央に突設した杆体の直径と同じ幅の係止
突起37′とに圧接している。尚38は側板12
a側に設けられた取付部で、39は杆体18に取
付けられた他の操作部である。
この考案の操作杆の安全装置は以上のように構
成されているもので、以下この装置の動作につい
て説明する。
第4図a,bは停止状態で、杆体18は垂直な
状態で、グリツプ体25bはスプリング27で弾
発され、この弾発により連杆24で連結した摺動
部材21に取付けられた軸22が長孔20の上端
縁に接するまで上昇しており、この状態で輪体2
3a,23bは係止孔10内に突入しているた
め、杆体18は案内孔9の中央に位置し若干の遊
びのみでいずれの方向にも移動しない。
次にこの状態より杆体18を動かすためには第
5図a,bに示すようにグリツプ体25bをスプ
リング27の弾力に抗して下方に押下げれば連杆
24を介して摺動部材21が下降し、この摺動部
材に取付けられている軸22が長孔20の下端縁
に接する状態まで下降すると輪体23a,23b
が係止孔10より脱出し中立位置より案内孔9の
いずれの方向にも移動出来るスタンバイ状態にな
る。第6図は前述したスタンバイ状態を経てグリ
ツプ体25bを押えた状態で杆体18を時計方向
に傾倒した状態を示し、この場合、杆体18の時
計方向の回動に伴ないリンク杆34bの端部の棒
体36bが杆体18に対接しているため、該リン
ク杆34bのみが復帰スプリング37の弾力に抗
して杆体と共に時計方向に傾倒してリンク杆31
を左方に押し出し、リンク杆34aは棒体36a
が係止突起37′に対接しているため前述したス
タンバイ状態を維持する。
第7図は前述したスタンバイ状態または杆体の
方向への回動動作を経た後に杆体18を反時計方
向に傾倒させた第6図の説明とは全く逆の状態で
ある。
次にこの杆体18を反時計方向に傾倒した状態
で(以下時計方向への傾倒時も同様)杆体18を
中立位置に戻してグリツプ体25bを押す力を除
くか全く手を離してしまえばリンク杆34aが復
帰スプリング37により時計方向に回動するため
杆体18は棒体36aで押されて中立位置まで押
戻されリンク杆34bの棒体36bに当つて停止
し、帽体部11の内側面に接しながら杆体18と
共に移動した輪体23a,23bが前記中立位置
でスプリング27の作用により第4図a,bに示
すように係止孔10内に入込み停止し杆体18は
再びロツク状態になる。
以上述べたようにこの考案は筐体8の下部に設
けた支軸15に枢支され、かつ該筐体8の案内孔
9に沿つて傾倒し得るよう突設した中空杆体18
と、この杆体18内を軸線方向に移動可能でしか
も下端部に前記杆体18の周面から突出させた輪
体23a,23bを両端に有する横軸22を備え
た連杆24と、前記杆体18の上端に固定したグ
リツプ体25aと、このグリツプ体25aを貫通
した連杆24の上端に固定したグリツプ体25b
と、これら両グリツプ体25a,25b間に設け
た押圧スプリング27と、このスプリング27に
より連杆24が常時上に押されて輪体23a,2
3bをそれぞれ係止することにより杆体18を中
立位置でロツクするための筐体8の上部に設けた
対をなす係止孔10,10と、杆体18の下部を
支軸15に軸支するためのボス16に設けた取付
アーム29に連結した送材車1の操作用リンク杆
31と、前記ボス16に斜め下方に傾斜させて突
設した1対の取付アーム30a,30bにそれぞ
れ互いに対向して上向きに枢着した一対のリンク
杆34a,34bと、これらリンク杆34a,3
4bの途中における両リンク杆34a,34b間
に設けた復帰用引張りスプリング37と、前記各
リンク杆34a,34bの上端にそれぞれ杆体1
8に直交状態で弾接する棒体36a,36bとを
それぞれ具備してなりグリツプが押されていない
時前記輪体が係止孔内に嵌入することにより杆体
を中立位置でロツクし得るようにしたので、杆体
より手を離せば自動的に中立位置に戻ると共にロ
ツクが施されまたグリツプを下方に押さないとロ
ツクが外れないので安全であり、グリツプを押し
ての操作なので操作性がよく、機構も簡単である
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はこの考案の操作杆の安全装置を実装
する送材車の側面図、第2図は操作杆取付部の斜
視図、第3図は操作杆グリツプ部の側面図、第4
図aは筐体の一部を裁除した安全装置の停止状態
の正面図、第4図bは第4図aのA−A断線にお
ける断面図、第5図aは筐体の一部を裁除した安
全装置のスタンバイ状態の正面図、第5図bは第
5図aのB−B断線における断面図、第6図は操
作杆を右方向に傾倒した状態の筐体の一部を裁除
した安全装置の正面図、第7図は操作杆を左方向
に傾倒した状態の筐体の一部を裁除した安全装置
の正面図である。 7…操作杆、8…筐体、9…案内孔、10…係
止孔、11…帽体部、12a,12b…側板、1
3a,13b…軸受、15…支軸、16…ボス、
18…杆体、20…長孔、21…摺動部材、23
a,23b…輪体、24…連杆、25a,25b
…グリツプ体、27,37…スプリング、31,
34a,34b…リンク杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体8の下部に設けた支軸15に枢支され、か
    つ該筐体8の案内孔9に沿つて傾倒し得るよう突
    設した中空杆体18と、この杆体18内を軸線方
    向に移動可能でしかも下端部に前記杆体18の周
    面から突出させた輪体23a,23bを両端に有
    する横軸22を備えた連杆24と、前記杆体18
    の上端に固定したグリツプ体25aと、このグリ
    ツプ体25aを貫通した連杆24の上端に固定し
    たグリツプ体25bと、これら両グリツプ体25
    a,25b間に設けた押圧スプリング27と、こ
    のスプリング27により連杆24が常時上に押さ
    れて輪体23a,23bをそれぞれ係止すること
    により杆体18を中立位置でロツクするための筐
    体8の上部に設けた対をなす係止孔10,10
    と、杆体18の下部を支軸15に軸支するための
    ボス16に設けた取付アーム29に連結した送材
    車1の操作用リンク杆31と、前記ボス16に斜
    め下方に傾斜させて突設した1対の取付アーム3
    0a,30bにそれぞれ互いに対向して上向きに
    枢着した一対のリンク杆34a,34bと、これ
    らリンク杆34a,34bの途中における両リン
    ク杆34a,34b間に設けた復帰用引張りスプ
    リング37と、前記各リンク杆34a,34bの
    上端にそれぞれ杆体18に直交状態で弾接する棒
    体36a,36bと、これら各棒体36a,36
    bの対向面に当接してこれら対向面方向への各棒
    体36a,36bの移動を制限するための係止突
    起37′とをそれぞれ具備したことを特徴とする
    送材車の操作杆安全装置。
JP9481181U 1981-06-26 1981-06-26 操作杆の安全装置 Granted JPS581505U (ja)

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JPS581505U JPS581505U (ja) 1983-01-07
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