JPH0976704A - ロック機構付きキャスタ - Google Patents

ロック機構付きキャスタ

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JPH0976704A
JPH0976704A JP27335495A JP27335495A JPH0976704A JP H0976704 A JPH0976704 A JP H0976704A JP 27335495 A JP27335495 A JP 27335495A JP 27335495 A JP27335495 A JP 27335495A JP H0976704 A JPH0976704 A JP H0976704A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 台車などに取着されるキャスタの回転を制動
可能としたロック機構付きキャスタを提供する。 【解決手段】 支持ヨーク12の上部に形成された旋回
台盤13と取付台盤14とをスラスト軸受してなるキャ
スタであって、取付台盤の側方に延出した操作レバー取
付ブラケット板19と、これに回動自在に枢支された操
作レバー21と、操作レバーと一体的に設けられ、制動
用ストッパー面27aと非制動用ストッパー面27bと
を有するストッパー部材と枢軸の軸心を上下動自在に設
けられた作動ピン28と、作動ピンを上方に付勢するバ
ネ体と、これを支点として回動自在に設けられた作動バ
ー31と、ブレーキシュー押圧部材32と、V字形に折
曲してなる板状バネ材からなり、そのV字形の空間部に
ブレーキシュー押圧部材を介在させ、車輪の周面と対向
する一方の片に車輪周面押圧部を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台車などに取着さ
れるキャスタの回転を制動可能としたロック機構付きキ
ャスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、台車などに取着されるキャスタの
走行を制動操作するため、制動操作レバーが付設された
ロック機構付きキャスタが知られているが、従来の構造
のものは制動操作レバーが車輪を支持するヨークと一体
をなす旋回台盤に取着されていた。したがって、制動操
作レバーはヨーク式と一緒に旋回してしまい、制動操作
レバーの位置が一定しないため、操作上非常に不便であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、車輪(ヨーク)の向きに関
係なく制動操作レバーの位置が一定となるようにして制
動操作レバーの操作を容易におこなうことができるロッ
ク機構付きキャスタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、台車等のキャスタ被取付物に固定するための
取付台盤に制動操作レバーを取着するという手段を採用
した。即ち、請求項1の発明では、キャスタの車輪を軸
支した一対の支持ヨークの上部に形成された旋回台盤と
取付台盤とを枢軸でスラスト軸受してなるキャスタであ
って、該取付台盤の側方に延出するようにして該取付台
盤に固着された操作レバー取付ブラケット板と、該操作
レバー取付ブラケット板に回動自在に枢支された操作レ
バーと、該操作レバーと一体的に設けられ、制動用スト
ッパー面と非制動用ストッパー面とを有するストッパー
部材と、該枢軸の軸心を同軸的に貫通して上下動自在に
設けられると共に上方に付勢された作動ピンと、板状棒
体からなり、そのほぼ中間部が該取付台盤の側壁を貫通
し、この貫通部を支点として傾動自在に設けられ、基端
が上記ストッパー部材の制動用ストッパー面と非制動用
ストッパー面と接し、先端部が該作動ピンの上端部と係
止された作動バーと、支持ヨークに枢着され、前記作動
ピンの昇降に連動して変位しブレーキシューを車輪の周
面に押圧する制動位置と離反させる制動解除位置に変位
させるブレーキ押圧部材とからなる、という技術的手段
を講じている。
【0005】また、請求項2の発明では、上記構成に加
えて、該制動部材の上部に設けられて、拡張時に旋回台
盤に固着された環状の係止受部に係止され、縮小時に外
れる係止部と、該制動部材の下部に設けられて、拡張時
に車輪の周面に押圧され、縮小時に離反するブレーキシ
ューとからなる、という技術的手段を講じている。更に
請求項3の発明では、一対の支持ヨークの間に架設され
た支軸に中間部が回動自在に枢支され、その先端部底面
がブレーキシュー押圧面を形成し、該ブレーキシュー押
圧面の反対側の上面に該作動ピンの下端と嵌合する窪み
が穿設されたブレーキシュー押圧部材と、断面ほぼV字
形に折曲してなる板状バネ材からなり、その基端部が該
一対の支持ヨークの間に架設された支軸に枢支された制
動部材であって、そのV字形の空間部に該ブレーキシュ
ー押圧部材を介在させるようにして設けられたものと、
該制動部材を構成するV字形片のうち、車輪の周面と対
向する一方の片に形成された車輪周面押圧部とを具備し
てなり、該操作レバーの上下動により該作動バー、作動
ピン並びにブレーキシュー押圧部材を上下動させ、これ
により車輪を制動ないし制動解除を行うようにした、と
いう技術的手段を講じている。なお、上記旋回台盤を支
持する支持ディスクの下方周面に沿ってラックを刻印
し、他方、該制動部材のV字形片のうち、該旋回台盤の
周面と対向する他方の片の先端に係止用突起を突設さ
せ、該作動ピンの降下動によるブレーキシュー押圧部材
の回動により該係止用突起を該ラックと係合せしめ、こ
れにより上記車輪の制動とともに該支持ヨークの回動を
制御するようにしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図示の実施例を
参照して説明する。ここで、図1、2は本発明に係わる
ロック機構付きキャスタを一部断面にして示す側面図、
図3は図2に示すロック機構付きキャスタの平面図であ
る。図中、11はキャスタの車輪であって、一対の支持
ヨーク12により回転自在に軸支されている。この支持
ヨーク12の上部には旋回台盤13が一体的に形成され
ている。
【0007】この旋回台盤13は台車などの被取付器具
に取着固定される取付台盤14に対しパイプ状の枢軸1
5を介して回転自在にスラスト軸受されている。すなわ
ち、旋回台盤13は一対の支持ディスク16、17の間
にボール18a、18bを介して回転自在に挟持された
状態でスラスト軸受されている。なお、支持ディスク1
6の下方周面には、それに沿って多数のラック16aが
刻印されている。
【0008】取付台盤14の一側には図5に示すように
操作レバー取付ブラケット板19がボルト20を介して
固定されている。操作レバー取付ブラケット板19の先
端部に操作レバー21が回動自在に枢支されている。こ
の操作レバー21は相対向して離間する一対の壁面22
a、22bであってそれぞれ上面に2つの段部23a、
23bが形成されたものと、これら2つの段部23a、
23bに掛け渡すようにして水平に設けられたOFFス
テップ部24とONステップ部25とからなり、一対の
壁面22a、22bの下部がピン26を介して操作レバ
ー取付ブラケット板19の先端部に枢支されている。
【0009】また、この操作レバー21の一対の壁面2
2a、22b下部間には制動用ストッパー面27aと非
制動用ストッパー面27bとを有するストッパー部材2
7が操作レバー21と一体的に形成され、同じくピン2
6に回動自在に枢支されている。なお、制動用ストッパ
ー面27aと非制動用ストッパー面27bとは互いに角
度(例えば90度より若干大きい角度)をなして連設さ
れており、かつ制動用ストッパー面27aは非制動用ス
トッパー面27bより枢軸(ピン26)から遠い位置に
形成されている。
【0010】したがって、ONステップ部25側を強く
踏み付けて操作レバー21を時計方向に回動させると、
制動用ストッパー面27aが後述の作動バーと係合し、
OFFステップ部24側を強く踏み付けて操作レバー2
1を反時計方向に回動させると、非制動用ストッパー面
27bが作動バーと係合するようになっている。他方、
パイプ状の枢軸15の中空軸心を同軸的に貫通するよう
にして作動ピン28が上下動自在に設けられている。
【0011】この作動ピン28の上端近傍には鍔部29
が形成されていて、この鍔部29と枢軸15上面部との
間にコイルバネ30が巻回されていて作動ピン28を常
時、上方に押し上げる方向に付勢している。また、この
作動ピン28の上端とストッパー部材27との間には断
面U字形の板状棒体からなる作動バー31が掛け渡され
ている。すなわち、作動バー31のほぼ中間部が取付台
盤14の側壁14aを貫通し、この貫通部を支点として
回動自在になっていて、基端が上記ストッパー部材27
の制動用ストッパー面27aと非制動用ストッパー面2
7bと適宜、圧接し、先端部がそれに穿設された孔を介
して作動ピン28の上端部と係止している。
【0012】作動ピン28の下端部は半球状をなし、ブ
レーキシュー押圧部材32の一端上面に穿設された係止
窪み33と係合している。このブレーキシュー押圧部材
32は断面がやや偏平状の3角形の厚板状をなしその中
間部(肉薄部方向にやや偏寄している)が一対の支持ヨ
ーク12の上部間に架設された支軸(ピン)34により
回動自在に枢支され、肉厚部分(先端部)のほぼ中央に
上記係止窪み33が形成されている。
【0013】このブレーキシュー押圧部材32は、その
先端部底面がブレーキシュー押圧面32aを形成してい
る。さらに、このブレーキシュー押圧部材32は同じく
一対の支持ヨーク12の上部間に架設された支軸(ピ
ン)35により枢支された制動部材36と係合するよう
にして設けられている。すなわち、この制動部材36は
断面ほぼV字形に折曲してなる板状バネ材からなり、そ
の基端部が支軸(ピン)35を介して枢支され、常時、
そのV字形が閉じる方向に付勢されていて、このV字形
の空間部にブレーキシュー押圧部材32が介在するよう
にして設けられている。
【0014】したがって、この制動部材36はブレーキ
シュー押圧部材32が回動してV字形の空間部を強制的
に広げた場合にのみ開き制動動作を行うが、それ以外は
その弾性力により閉じる方向に付勢されている。この制
動部材36を構成するV字形片のうち、車輪11の周面
と対向する一方の片36aの先端部(ブレーキシュー押
圧面32aに合致する部分)には車輪周面押圧部37が
この片36aと一体的に設けられている。
【0015】すなわち、この実施例の場合、片36aの
先端延長部がほぼ直角に下方にやや大きく折曲され第1
のブレーキシュー39を形成し、それより手前側がコ字
形に切込まれ、かつ、その切込み片がやや小さく下方に
折曲されていて第2のブレーキシュー40を形成し、こ
れらが協同して車輪11の周面に適宜(ブレーキシュー
押圧部材32の回動時に)、圧接し車輪11の回転を制
動し得るようになっている。
【0016】また、制動部材36構成するV字形片のう
ち、旋回台盤13の周面(下面)と対向する他方の片3
6bの先端部は作動ピン28を避けるようにして2又に
別れて延出し、それぞれの先端には係止用突起38が突
設されている。この係止用突起38はそれぞれブレーキ
シュー押圧部材32の回動により上方に押し上げられ、
支持ディスク16の下方周面の多数のラック16aの内
の1つと嵌合し、車輪11の向きを固定し得るようにな
っている。なお、この係止用突起38は場合によっては
1個のみでも差支えない。
【0017】上記構成からなるロック機構付きキャスタ
における、制動操作について説明すると、まず、図1は
制動前の状態を示し、したがって、車輪11は任意の方
向に走行し得るようになっている。この状態において、
車輪11を制動する場合、ONステップ部25側を強く
踏み込んで操作レバー21を下方に押し下げる(図中、
時計方向に回動させる)。これにより、制動用ストッパ
ー面27aが作動バー31の基端部と係合し、作動バー
31の中間部(取付台盤14の側壁貫通部)を支点とし
て回動し、その先端部が下方に押し下げられ、これによ
り作動ピン28がコイルバネ30の弾性力に抗して押し
下げられる。
【0018】その結果、ブレーキシュー押圧部材32が
支軸(ピン)34を中心として回動し、その先端部が押
し下げられ第1のブレーキシュー39および第2のブレ
ーキシュー40を車輪11の周面に圧接させ、車輪の回
転は停止される。また、これと同時に、ブレーキシュー
押圧部材32の先端部(肉薄部)上面により他方の片3
6bの先端部の係止用突起38が支持ディスク16の下
方周面の多数のラック16aの内の1つと嵌合し、車輪
11の向きを固定する。これにより、車輪11は回転、
向きが固定されるため、安定した停止状態に保たれるこ
とになる。
【0019】また、この車輪11の停止状態を解除する
場合は、OFFステップ部24側を強く踏み込んで操作
レバー21を上方に押し上げる(図中、反時計方向に回
動させる)。これにより、非制動用ストッパー面27b
が作動バー31の基端部と係合し作動バー31の中間部
を支点として回動し、その先端部が下方に押し上げられ
これにより作動ピン28がコイルバネ30の弾性力によ
り上昇する。その結果、ブレーキシュー押圧部材32が
制動部材36の弾性力により支軸(ピン)34を中心と
して回動し、その先端部が押し上げられ第1のブレーキ
シュー39および第2のブレーキシュー40の車輪11
の周面に対する圧接が解かれ、車輪は元通りに自由に回
転し、任意の方向に向けて移動させることができる。
【0020】なお、上記実施例では、支持ディスク16
の下方周面の多数のラック16aを設け、他方、制動部
材36の他方の片36bの先端部に係止用突起38を設
け、これらを互いに嵌合させる例について説明したが、
場合によっては、これらを省略してもよい。また、制動
部材は旋回止め用の係止部と制動用のブレーキシューを
両方設けた構造としたが、制動のみを行う構造としても
よい。この場合は、ブレーキシュー押圧部材を介設せず
に、直接にブレーキシューを押し下げる構成を採ること
ができる。その他、本発明は上記実施例に限らず、その
他この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しう
ること勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のロック機構
付きキャスタにおいては、台車等のキャスタ被取付物に
固定するための取付台盤に制動操作レバーを取着するよ
うにしたから、車輪(ヨーク)の向きに関係なく制動操
作レバーの位置が一定となり、制動操作レバーの操作を
容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わるロック機構付きキャ
スタを一部切欠して示す側面図。
【図2】本発明の1実施例に係わるロック機構付きキャ
スタを一部切欠して示す側面図。
【図3】図1に示すロック機構付きキャスタの平面図。
【符号の説明】
11…車輪、 12…支持ヨーク、 13…旋回台盤、
14…取付台盤、15…枢軸、 16、17…支持デ
ィスク、 18a、18b…ボール、19…操作レバー
取付ブラケット板、 21…操作レバー、 24…OF
Fステップ部、25…ONステップ部、 26…ピン、
27a…制動用ストッパー面、 27b…非制動用ス
トッパー面、 28…作動ピン、 31…作動バー、
32…ブレーキシュー押圧部材、 33…係止窪み、
34、35…支軸(ピン)、36…制動部材、 37…
車輪周面押圧部、 39…第1のブレーキシュー、40
…第2のブレーキシュー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスタの車輪を軸支した一対の支持ヨ
    ークの上部に形成された旋回台盤と取付台盤とを枢軸で
    スラスト軸受してなるキャスタであって、 該取付台盤の側方に延出するようにして該取付台盤に固
    着された操作レバー取付ブラケット板と、 該操作レバー取付ブラケット板に回動自在に枢支された
    操作レバーと、 該操作レバーと一体的に設けられ、制動用ストッパー面
    と非制動用ストッパー面とを有するストッパー部材と、 該枢軸の軸心を同軸的に貫通して上下動自在に設けられ
    ると共に上方に付勢された作動ピンと、 板状棒体からなり、そのほぼ中間部が該取付台盤の側壁
    を貫通し、この貫通部を支点として傾動自在に設けら
    れ、基端が上記ストッパー部材の制動用ストッパー面と
    非制動用ストッパー面と接し、先端部が該作動ピンの上
    端部と係止された作動バーと、 支持ヨークに枢着され、前記作動ピンの昇降に連動して
    変位しブレーキシューを車輪の周面に押圧する制動位置
    と離反させる制動解除位置に変位させるブレーキ押圧部
    材とからなっていることを特徴とするロック機構付きキ
    ャスタ。
  2. 【請求項2】 キャスタの車輪を軸支した一対の支持ヨ
    ークの上部に形成された旋回台盤と取付台盤とを枢軸で
    スラスト軸受してなるキャスタであって、 該取付台盤の側方に延出するようにして該取付台盤に固
    着された操作レバー取付ブラケット板と、 該操作レバー取付ブラケット板に回動自在に枢支された
    操作レバーと、 該操作レバーと一体的に設けられ、制動用ストッパー面
    と非制動用ストッパー面とを有するストッパー部材と、 該枢軸の軸心を同軸的に貫通して上下動自在に設けられ
    ると共に上方に付勢された作動ピンと、 板状棒体からなり、そのほぼ中間部が該取付台盤の側壁
    を貫通し、この貫通部を支点として傾動自在に設けら
    れ、基端が上記ストッパー部材の制動用ストッパー面と
    非制動用ストッパー面と接し、先端部が該作動ピンの上
    端部と係止された作動バーと、 支持ヨークに枢着され、前記作動ピンの昇降に連動して
    傾動する押圧部材と、 該押圧部材の傾動により上下に拡縮する制動部材と、 該制動部材の上部に設けられて、拡張時に旋回台盤に固
    着された環状の係止受部に係止され、縮小時に外れる係
    止部と、 該制動部材の下部に設けられて、拡張時に車輪の周面に
    押圧され、縮小時に離反するブレーキシューとからなっ
    ていることを特徴とするロック機構付きキャスタ。
  3. 【請求項3】 一対の支持ヨークの間に架設された支軸
    に中間部が回動自在に枢支され、その先端部底面がブレ
    ーキシュー押圧面を形成し、該ブレーキシュー押圧面の
    反対側の上面に該作動ピンの下端と嵌合する窪みが穿設
    されたブレーキシュー押圧部材と、 断面ほぼV字形に折曲してなる板状バネ材からなり、そ
    の基端部が該一対の支持ヨークの間に架設された支軸に
    枢支された制動部材であって、そのV字形の空間部に該
    ブレーキシュー押圧部材を介在させるようにして設けら
    れたものと、 該制動部材を構成するV字形片のうち、車輪の周面と対
    向する一方の片に形成された車輪周面押圧部とを具備し
    てなり、該操作レバーの上下動により該作動バー、作動
    ピン並びにブレーキシュー押圧部材を上下動させ、これ
    により車輪を制動ないし制動解除を行うようにしたこと
    を特徴とするロック機構付きキャスタ。うようにしたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のロック機構付きキャス
    タ。
  4. 【請求項4】 該旋回台盤を支持する支持ディスクの下
    方周面に沿ってラックが刻印され、他方、該制動部材の
    V字形片のうち、該旋回台盤の周面と対向する他方の片
    の先端に係止用突起が突設され、該作動ピンの降下動に
    よるブレーキシュー押圧部材の回動により該係止用突起
    を該ラックと係合せしめ、これにより上記車輪の制動と
    ともに該支持ヨークの回動を制御するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のロック機構付きキャスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008302903A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hammer Caster Co Ltd キャスター
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