JP2668278B2 - キャスタ - Google Patents

キャスタ

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JP2668278B2
JP2668278B2 JP2039150A JP3915090A JP2668278B2 JP 2668278 B2 JP2668278 B2 JP 2668278B2 JP 2039150 A JP2039150 A JP 2039150A JP 3915090 A JP3915090 A JP 3915090A JP 2668278 B2 JP2668278 B2 JP 2668278B2
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JP
Japan
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revolving structure
holder
caster
pedal
side wall
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JP2039150A
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JPH03243402A (ja
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信房 斉藤
英文 小林
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NANSIN CO Ltd
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NANSIN CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はキャスタに係わり、特にキャスタの車輪の走
行方向を一定方向に固定することが可能なキャスタに関
する。
【従来の技術】
従来、キャスタは走行時において路面表面の凹凸等に
より容易に回動し、方向性がきわめて不安定となるなど
の問題があった。 そのため、キャスタの走行方向を一定に維持するた
め、車輪の旋回をロックする機構が種々提案されてい
る。 しかし、これらの構成では、旋回する支持ヨーク側に
ペダルが設けられているので、操作に際して車輪が旋回
方向に動いているとペダルを操作しづらい欠点がある。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであり、構
造的に簡単であり、操作性にも優れ、既存のキャスタに
対しても簡単に取着することができる走行方向ロック機
構を備えたキャスタを提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、 被取付体に固定される取付盤と、その下方に旋回自在
に取着された旋回体と、該旋回体から下方に向けて突設
され車輪を軸支する支持ヨークと、上記旋回体の旋回を
拘束するロック機構とを具備してなるキャスタにおい
て、 平面略馬蹄形で外側周縁から下方に向けて延出する側
壁を有し、該側壁に開口部を設けた旋回固定板を旋回体
に一体に取り付けてなり、 ロック機構が、取付盤の一側縁に外方に向けて突設さ
れたホルダと、該ホルダに枢支され、上部連接片に向か
って突出する係合片と該ホルダから外方に延出する操作
片部とを有するペダルと、 前記ペダルを係合片の係合方向または係合解除方向に
付勢するバネ機構とからなる、 という技術的手段を講じている。
【作用】
旋回固定板の開口部がカムペダルの係合片側に位置す
るように旋回体を回転させ、ついでカムペダルを踏み込
み係合片を傾動させる。 この際に係合片とそれを受ける開口部とが整合してい
ないときは、係合片は支持ヨークの上部連設片の周壁に
衝合しており、旋回体が回動してペダルの係合片が開口
部に合致整合すると、係合片を開口部へ突入させ両者を
係合させることができる。 これにより上部連設片および支持ヨークを介して旋回
体の旋回を拘束させることができ、これにより車輪の走
行方向を一定にすることが可能となる。
【実施例】
以下にこの考案のキャスタの好適実施例を図面を参照
しつつ説明する。 第1図乃至第3図中、1は平面略四角板体からなる取
付盤であって、その下面に一対のボールベアリング2,3
が支軸4によって固定されている。 このボールベアリング2,3の間に円環状の旋回体5が
回転自在に取着されている。 すなわち、旋回体5の内側周縁部5aがボールベアリン
グ2,3の各ボール2a,3a間に挟持されるようにして回転自
在に取着されている。 この旋回体5の下面から下方に向けて、一対の市脚片
6aを有する支持ヨーク6が旋回体5と一体的に突設され
ている。 この一対の支脚片6aの下端部間に支持された車軸を介
してこれら支脚部6aに挟まれるようにして車輪7が回転
自在に取着されている。 上記取付盤1の一側縁にはホルダ8が外方に向けて突
設されている。 このホルダ8は第4図に示す如く基部8aが左右に拡大
した略凸字形をなし、突出先端部8bは三方縁部が下方に
折り曲げられている。 従って、この突出先端部8bの両側にそれぞれ側壁8cが
互いに対向して形成されている。 さらに、これら側壁8cには後述するカムペダル9を枢
支するための軸受孔10がそれぞれ互いに対向して穿設さ
れている。 この軸受孔10に隣接して後述する可動軸を摺動自在に
嵌挿させる長孔11が同じくこれら側壁8cにそれぞれ互い
に対向させて穿設されている。 このホルダ8は例えばその基部8aに設けられた取付孔
11a,11bを介して取付盤1の一側縁部に固定される。 このホルダ8の先端部8bにはカムペダル9が枢支され
ている。 このカムペダル9は第5図に明示する如く両側に上方
に向かって互いに平行に立設された一対の側壁部9aを有
する基部9bと、この基部9bから外方に延出する操作片9c
と、同じく基部9bから内方(旋回体5の周面方向)に延
出する係合片9dとを具備してなる。 このカムペダル9の各側壁部9aの操作片9c側の縁部9e
は図示の如く傾斜面をなしていて、この傾斜面に一対の
円弧9f,9gが階段状に隣接して設けられている。 さらにこれら側壁部9aにはカムペダル9の回動時の枢
点となる孔9hがそれぞれ設けられている。 このカムペダル9はホルダ8の一対の軸受孔10間に挿
通されたシャフト12に上記孔9hを挿通することによりホ
ルダ8に枢支されている。 ホルダ8の一対の長孔11間にも別のシャフト13が摺動
自在に挿通されていて、このシャフト13の両端近傍がカ
ムペダル9の上記傾斜面の円弧9f,9gのいずれかと圧
接、嵌合している。 このシャフト13の圧接はシャフト12とシャフト13との
間に跨設されたバネ体14の付勢力によってなされてい
る。 旋回体5の一側には、平面、略馬蹄形の旋回固定板15
が外方に向けて延出するようにして取着されている。 この旋回固定板15は第6図に示す如く、その外側周縁
から下方に向けて延出する側壁15aを有している。 この側壁15aの中央部(即ち、車輪7の周面上に位置
する部分)には、上記カムペダル9の係合片9dが嵌挿可
能な開口部15cが穿設されている。 なお、この旋回固定板15は旋回体5に対し旋回固定板
15の上面に設けられた孔15g等を介して固着される。 なお、旋回固定板15に穿設され、上記係合片9dと係合
(または嵌挿)される開口部は上記実施例のものに限ら
ず、第7図に示す如く、複数設けるようにしてもよい
し、その個数について特に制限はない。 即ち、第7図の旋回固定板15は、その外側周縁から下
方に向けて延出する側壁15aを有し、かつ、その左右基
部内側周縁から下方に向けて延出する取付片15bを有す
る。 この側壁15aの中央部(即ち、車輪7の周面上に位置
する部分)には、上記カムペダル9の係合片9dを嵌挿可
能な開口部15cが穿設されている。 さらに、この側壁15aの左右両側(即ち、旋回体5の
回転軸を中心として上記中央の開口部15cから、それぞ
れ90°をなす角度に当たる位置)にも上記係合片9dの嵌
挿可能な開口部15d,15eが穿設されている。 なお、この旋回固定板15は旋回体5に対し、取付片15
bに設けられた孔15f及び旋回固定板15の上面に設けられ
た孔15g等を介して固着される(第8図参照)。 次に、上記構成からなる走行方向ロック機構の動作に
ついて説明する。 第1図中、実線で示す如く、カムペダル9の操作片9c
が上方位置にある場合、カムペダル9の係合片9dは例え
ば開口部15cから離脱した状態にあるため、車輪7は任
意の方向に向かって走行することができる。 次に、この車輪7を一定方向に走行される場合、まず
カムペダル9の操作片9cを下方に押し下げる。 このとき、バネ体14の付勢力に抗し、かつ、シャフト
13を長孔11内にて摺動させながら、カムペダル9が第1
図中破線で示す位置に回動し、最終的に係合片9dが開口
部15c内に嵌挿されることになる。 このとき、同時に、シャフト13もカムペダル9の縁部
9cの一方の円弧9gから他方の円弧9fに移動、係合し、バ
ネ体14の付勢力によってその状態にて固定される。 これによって旋回体の回転が阻止されるから車輪7は
一定方向に確実に走行することになる。 なお、この走行方向の固定を解除する場合は操作片9c
を上方に回動させればよく、これによって開口部15cか
ら係合片9dが離脱される。
【発明の効果】
本発明に係わるキャスタは、ペダルが被取付物に取り
付けられて一定位置にある取付盤にホルダを介して枢着
されているので、使用者が操作する位置は車輪の旋回に
拘わらず常に一定位置となり、ロック乃至ロック解除の
操作が容易となる。 また、旋回体に一体に旋回固定板を取り付けて開口部
を設けるので、キャスタが大型化したり、構造が複雑化
することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるキャスタの断面図、第2図は第
1図のキャスタを走行方向前方から見たときの図、第3
図は第1のキャスタを上から見たときの平面図、第4図
はホルダの斜視図、第5図はカムペダルの斜視図、第6
図は旋回固定板の斜視図、第7図は旋回固定板の異なる
実施例を示す斜視図、第8図は第7図の旋回固定板を用
いた場合の異なる実施例を平面図である。 1……取付盤 5……旋回体 6……支持ヨーク 7……車輪 8……ホルダ 9……カムペダル 14……バネ体。 15……旋回固定板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付体に固定される取付盤と、その下方
    に旋回自在に取着された旋回体と、該旋回体から下方に
    向けて突設され車輪を軸支する支持ヨークと、上記旋回
    体の旋回を拘束するロック機構とを具備してなるキャス
    タにおいて、 平面略馬蹄形で外側周縁から下方に向けて延出する側壁
    を有し、該側壁に開口部を設けた旋回固定板を旋回体に
    一体に取り付けてなり、 ロック機構が、取付盤の一側縁に外方に向けて突設され
    たホルダと、 該ホルダに枢支され、上部連接片に向かって突出する係
    合片と該ホルダから外方に延出する操作片部とを有する
    ペダルと、 前記ペダルを係合片の係合方向または係合解除方向に付
    勢するバネ機構と、 からなることを特徴とするキャスタ。
  2. 【請求項2】開口部が、旋回固定板の側壁に一または複
    数形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のキ
    ャスタ。
  3. 【請求項3】開口部が、旋回固定板の中央部と該中央部
    から左右に90度離間した位置との3個所に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ。
JP2039150A 1990-02-20 1990-02-20 キャスタ Expired - Lifetime JP2668278B2 (ja)

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