JPH01311362A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH01311362A
JPH01311362A JP63141738A JP14173888A JPH01311362A JP H01311362 A JPH01311362 A JP H01311362A JP 63141738 A JP63141738 A JP 63141738A JP 14173888 A JP14173888 A JP 14173888A JP H01311362 A JPH01311362 A JP H01311362A
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JP
Japan
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dictionary
task
field
window
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JP63141738A
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Inventor
Shigeki Taniguchi
茂樹 谷口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、日本語ワードプロセッサ、パソコン等の文書
処理装置に係り、特に分野別辞書を用いて、入力された
読み文字列をかな漢字変換し、変換された文字列から文
書を作成2編集する文書作成装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、日本語ワードプロセッサ等の文書作成装置におい
ては、通常、システムで標準的に用意した辞書(以後、
システム辞書と略記する)を用いてかな漢字変換処理を
行なうが、システム辞書内は一般的に使用される用語が
大部分であり、専門的な分野で作成される文書に対して
は、専門用語が頻繁に使用されるため、変換精度が落ち
てしまうという欠点があった。そこで、各種専用分野に
対し、対応する専門用語を集めた分野別辞書をシステム
辞書とは別に用意して、システム辞書と前記分野別辞書
を併用してかな漢字変換を行なうことにより、専門分野
での文書作成時における変換精度を向上させていた。こ
の場合、辞書を切り替える方法としては、特開昭59−
11518号公報に記載されているように、単一キー操
作で切り替えるというような方式がとられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
・上記従来技術は、作成された文書と、当該文書を編集
中に使用していた分野別辞書の関係の強さについては配
慮されておらず、このため、作成した文書を更新する度
に、当該文書の作成時に使用していた分野別辞書を毎回
主記憶上に外部記憶装置からローディングするための操
作を利用者が行なう必要があった。さらに、分野別辞書
の種類が増えてくるに従い、辞書の切り替えをキー操作
で行なう場合、キーの数を増やすか、キー操作回数をふ
やさなければならなかった。従って、文書作成効率が低
下するという問題があった。
本発明の目的は、文書更新時に当該文書の作成時に使用
していた分野別辞書を、利用者が操作することなく、シ
ステムが自動的に主記憶上に外部記憶装置からローディ
ングすることを可能とした文書作成装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、読み文字列や所定の命令を
入力する入力手段と、前記入力手段より入力された前記
読み文字列または前記所定の命令から所定の演算を行な
う制御手段と、前記制御手段が前記読み文字列を漢字か
な混り文に変換するために参照する不揮発性辞書記憶手
段と、前記制御手段が前記読み文字列を漢字かな混り文
に変換するために参照する揮発性分野別辞書記憶手段と
、変換された前記漢字かな混り文を編集文書として格納
する揮発性文書記憶手段と、前記所定の命令により前記
揮発性分野別辞書手段に特定分野別辞書を配置したりあ
るいは前記揮発性文書記憶手段に記憶している前記編集
文書を格納したりあるいは保存編集文書を前記揮発性記
憶手段に配置をする固定ディスク記憶手段と、前記読み
文字列や前記編集文書を含む画像を表示する表示手段と
、前記編集文書や前記保存編集文書を含む文書を印刷す
る印刷手段とからな・る文書作成装置において、前記揮
発性文書記憶手段に記憶された編集文書に編集中に使用
していた前記特定分野別辞書に対応する特定分野別辞書
識別情報を記憶する領域を設け前記編集文書の編集終了
時に前記特定分野別辞書識別情報を前記領域に書き込み
前記固定ディスク記憶手段に保存編集文書として前記編
集文書を登録し該保存編集文書の文書更新時には前記領
域の前記特定分野別辞書識別情報に対応する前記特定分
野別辞書を前記固定ディスク記憶手段より前記揮発性分
野別辞書記憶手段に配置する。
〔作用〕
入力手段より読み文字列を入力して制御手段によって漢
字かな混り文に変換し揮発性文書記憶手段に編集文書と
して格納する文書作成装置において、編集文書に特定分
野別辞書識別情報の領域を設け編集終了時に使用してい
た特定分野別辞書に対応した特定分野別辞書識別情報を
前記領域に書き込み前記編集文書を固定ディスク記憶手
段に保存編集文書として登録する。保存編集文書の文書
更新時には前記領域の内容に対応する特定分野別辞書を
固定ディスク記憶手段より揮発性分野別辞書記憶手段に
配置する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図〜第25図の図面によ
り説明する。
第2図は本発明の一実施例を適用した日本語ワ−ドプロ
セツサの構成を示すブロック図で、文字等の入力を行う
キーボードや操作対象や機能名等を指示するマウスなど
によるポインティングデバイス等による入力部12文字
2図形等を表示するCRTデイスプレィなどによる表示
部2.RAM31、固定ディスク装置32やフロッピデ
ィスク装置33等による記憶部3で、固定ディスク装置
32には後述する文書編集プログラムや辞書編集プログ
ラム等が格納され必要なときに前記プログラムRAM3
1に読み込まれて実行される。また、第18図に示すよ
うに、RAM31の文書格納エリア311に文書データ
が、分野別辞書格納エリア312に分野別辞書が固定デ
ィスク装置32から読み込まれ格納される。フロッピデ
ィスク装置33は前記プログラムを固定ディスク装置3
2に追加したり、作成した文書内容等を記憶するために
使用される。辞書ROM34は、かな漢字変換用の用語
辞書を格納したR OMである。ワイヤドツトプリンタ
などによる印刷部4.前記各部の制御を行うためのマイ
クロプロセッサなどによる制御部5で入力制御部51.
ウィンドウ管理部52゜システム制御部53.印刷制御
部549表示制御部559編集部56.システム管理部
57.ファイル編集部58.ファイル管理部59により
構成される。本実施例において文書の作成ならびに編集
は、文書編集部561にて行う。辞書編集部562は分
野別辞書の選択、併合等を行う。
第3図に表示部2に表示される画面を示す。画面21は
メニューエリア229編集エリア23゜アイコンエリア
24から構成される。各編集部は、編集エリア23にそ
れぞれ独自に矩形の枠25(以下ウィンドウと呼ぶ)内
にデータを表示し、そのウィンドウ内において個別に文
書データの編集を行う。ウィンドウの種類としては、主
な作業を行うために用いられるマスクウィンドウ、補助
的な作業を行うためにに用いられるサブウィンドウ、利
用者に警告を与えるためのメツセージを表示する場合に
使用されるアラームウィンドウ等がある。メニューエリ
ア22には各編集部の機能分類名称26(以下プルダウ
ンメニュー名称と呼ぶ)が表示され、オペレータがマウ
スによりダウンメニュー名称26を指示すると、ウィン
ドウが設定され(以下ではウィンドウのオープンと呼ぶ
)、内部に詳細な機能項目−覧28が表示される(以下
ではプルダウンメニューと呼ぶ)。例えば、第3図に示
したように、メニューエリア22には編集。
印刷といったプルダウンメニュー名称26が表示され、
オペレータがマウスにより編集を指示するとプルダウン
メニュー28がオープンし新規作成。
更新等の機能項目が表示される。この状態でオペレータ
がマウスにより機能項目を表示すると指示された機能が
実行されることになる。ウィンドウ25は、例えばウィ
ンドウ名称を表示するキャプションエリア251.デー
タを表示するデータエリア252.オペレータがウィン
ドウのクローズ。
移動、サイズ変更等の操作を指示するための制御エリア
253から構成される。アイコンエリア24には、編集
部等の各プログラムを表現する絵文字(以下アイコンと
呼ぶ)27が表示され、オペレータの指定によりアイコ
ンが選択されると対応するプログラムが起動される。
マウス31は第4図に示したように1例えば操作対象1
機能等を選択する実行ボタン3119選択した操作対象
を取り消すための取消ボタン312から構成される。マ
ウスカーソル3oはオペレータがマウス31を移動させ
る動作に追従して両面21内を移動し1画面21内の操
作対象等を指示するために使用する。
以下、制御部5を構成する各部分について説明する。
システム管理部57は、入力制御部51から通知される
アイコンに対応した、例えばファイル編集部582文書
編集部561などの、プログラムを起動する。アイコン
とプログラムとの対応はアイコン管理テーブル571に
より管理し、第5図に示すアイコン管理テーブル571
にはアイコン番号と対応するプログラム番号が格納され
る。プログラム番号は各プログラムに割当てられた識別
番号で、各プログラムは第5図に示すプログラム制御テ
ーブル572により管理される。プログラム制御テーブ
ル572はプログラム制御ブロック573(以下PCB
と略記する)をプログラム番号順に配列したものである
。PCB573には、プログラムの開始番地情報573
1.スタックの番地情報5732.優先度情報5733
.親プログラム番号5734.データ種別5735.そ
の他のプログラム属性5736が格納される。親プログ
ラム番号5734は当該プログラムがどのプログラムか
ら起動されるかを示すものである。データ種別5735
は当該プログラムがどのような、例えばテキスト、図形
というような、データを扱うかを示すもので、データ番
号が格納される。また、データ番号に対応するデータ名
称は第6図に示すようにデータ名称定義テーブル(以下
DNDTと略記する)574に格納される。
ファイル編集部58は、記憶部3に格納されている文書
の一覧をウィンドウ内に表示し、指定された文書の編集
を行う。ここで、文書の編集とは、文書の更新指示、削
除、印刷などの総称である。
文書編集部561は、ファイル編集部58で作成、更新
を指示された文書の該当頁のレイアウトをウィンドウ内
に表示し、買上の領域の編集を行う。ここで、領域の編
集とは、領域内要素データの新規作成、及び更新の指示
、さらに削除、移動。
複写などの総称である。
更に、文書編集部561では新規作成、更新を指示され
た領域の内容をウィンドウ内に表示し、その領域内デー
タの作成9編集を行う。文書編集部561には、データ
の種別に応じて各種編集部がある。すなわち、テキスト
データ編集部、グラフデータ編集部9同形データ編集部
などである。
辞書編集部562は、記憶部3に格納されている各種分
野別辞書の一覧をウィンドウ内に表示し、指定された辞
書の選択、併合等を行う。分野別辞書としては1人名、
地名、住所、医学、工業、法律、固有名詞等の辞書があ
る。
以上の編集部の内、文書作成開始後、実行可能な編集部
は常に画面上最上位のウィンドウの編集部とする。また
、ウィンドウを最上位にする。すなわち、編集部を切り
換えるためには、表示されているウィンドウ上へマウス
カーソル3oを移動させ、実行ボタン311を押下する
ことにより行う。この指示されたウィンドウの重なり順
の変更はウィンドウ管理部52によって行う。
ウィンドウ管理部52は、ウィンドウの重なり順の変更
の他、各編集部からの要求に従って画面上にウィンドウ
をオープンしたリフローズしたりする。また、ウィンド
ウには優先順位が与えられており、オープン要求が競合
した場合、優先度の高いウィンドウが優先されてオープ
ンされるように制御する。優先順位はアラームウィンド
ウが最も高く、次いでサブウィンドウ、マスクウィンド
ウの順になっている。画面上にオープンされているウィ
ンドウは、第8図に示すウィンドウ管理テーブル521
によって管理される。ウィンドウ管理テーブル521は
ウィンドウ管理ブロック522(以下WCBと略記する
)をウィンドウ番号順に配列したものである。l1lC
B522には以下に示す情報が格納される。
・ウィンドウの設定位置とサイズ情報5221画面21
の左上を原点とした場合のウィンドウ左上X座標、同y
座標、右下X座標、同y座標を格納する。
・ウィンドウの重なり順情報5222 複数のウィンドウが画面上にオープンされている場合、
それらがどういう順番で重なっているかを示す情報が格
納される。
・ウィンドウ名称情報5223 ウィンドウ25のキャプションエリア251に表示する
ウィンドウ名称を格納する。
・タスク番号5224 当該ウィンドウを設定したタスクの番号が格納される。
各編集部は1つのタスクとして生成され、タスク番号は
編集部がタスクとして生成されるときに、以下に述べる
システム制御部53によって、与えられる。
・ウィンドウ表示イメージの格納位置情報5225各ウ
インドウに対し1つのウィンドウ表示バッファが用意さ
れ、そこにウィンドウの表示イメージデータが格納され
る。ウィンドウ表示イメージの格納位置5225には該
当するウィンドウ表示バッファの位置が格納される。こ
の情報はウィンドウの重なり順の変更時にウィンドウの
下に隠れた部分の表示イメージを回復するために使用さ
れる。
・メニューデータ格納位置情報5226メニユーエリア
22.プルダウンメニューエリア28に表示するメニュ
ーデータの格納番地を格納する。
・使用中フラグ情報5227 WCB522が使用中かどうかを示す情報を格納する。
・ウィンドウ種別情報5228 マスクウィンドウ、サブウィンドウ、アラームウィンド
ウの何れであるかを識別する情報を格納する。
・入力状態情報522g 当該ウィンドウが最上位にオープンされている時の文字
入力モード等を格納する。文字入力モードとしては書体
により明朝体モード、ゴシックモード等が有、文字サイ
ズにより全角モード、半角モード等がある。これらのモ
ード切り換えは、例えば、専用キーまたはメニューから
選択して行う。
ウィンドウ管理部52は以上の情報に暴づき、ウィンド
ウの重なり順の変更、オープン、クローズ等を行う。そ
して重なり順を変更する際、ウィンドウ管理部52はシ
ステム制御部53に対し、それまで編集中であった編集
部の中断、ならびに指示されたウィンドウの編集部の再
開を上記のタスク番号5224によりシステム制御部5
3に要求する。また、ウィンドウのオープン要求が競合
した場合はウィンドウの優先順位により優先度の低い要
求を高い方のウィンドウがクローズされるまで待たせた
りする制御を行う。この待ちの制御は第8図に示すよう
にオープン待ち行列523に要求したタスクのTCBを
接続したり、外したりすることにより行う。更に、前記
ウィンドウの操作により最上位となったウィンドウに対
応するメニューの表示を上記メニューデータ格納位1i
5226に従い表示するように入力制御部51に要求す
る。
システム制御部53は、上記ウィンドウ管理部52から
の要求に基づき該当するタスクの中断。
再開等の制御を行う。また、システム制御部53は各編
集部からの要求に基づいて該当する編集部をタスクとし
て生成したり、各編集部からの起動要求に基づいて該当
する編集部に対応したタスクの起動、及び、編集部から
の終了要求に基づき、該当する編集部に対応したタスク
の終了処理を行う。更に、システム制御部53は、タス
ク間での情報交換を可能とするために、各編集部からの
要求に基づいて該当する編集部へメツセージを送信した
り、該当する編集部から送信されたメツセージを受信す
る処理を行う。各タスクは第9図に示すタスク制御テー
ブル531と呼ばれるテーブルで管理され、タスク制御
テーブル531はタスク制御ブロック532(以下TC
Bと略記する)をタスク番号順に配列したものであり、
1つのタスクに対して1つのTCB532が割当てられ
る。TCB532には、例えば、以下に示すようにタス
クの開始。
再開に必要となる全ての情報が格納される。
・リンクフィールド5321 TCB532をリストに接続するときに使用される。
・タスクの優先度情報5322 タスク実行時の優先順位情報を格納する。
・プログラム番号5323 タスクを生成したプログラムの番号を格納する。
・タスクの状態情報5324 タスクが現在どのような状態にあるかを示す情報を格納
する。
・中断フラグ情報5325 タスクに中断要求があったことを示す情報が格納される
・タスクの開始、再開番地情報5326タスクの開始番
地、または中断した時点の番地を格納する。
・スタックの状態情報5327 タスクが中断した時点のスタックの位置を格納する。
・CPUの状態情報5328 タスクが中断した時点のレジスタの内容を全て保存する
ここで、タスクの状態としては1例えば、以下に示すも
のがある。
・N0NEXISTENT状態 プログラムがタスクとして存在しない状態を示す。この
とき、当該TCBに対応するタスク番号は未使用状態と
なる。
・DORMANT状態 プログラムはタスクとして存在しているが、実行が禁止
されている状態を示す。
・READY状態 タスクに対しCPUが割当てられるとプログラムを実行
できる状態を示す。タスクをCP Uに割当てる部分を
タスク・ディスパッチャと呼ぶ。
・RUNNING状態 タスクのプログラムが実行されている状態を示す。
・IIAITING状態 ある事象が発生するまでタスクの実行が待たされ、中断
している状態を示す。例えば、メツセージが送信される
まで待たされるメツセージ受信待ち、また入出力が終了
するまで待たされる入出力終了待ちなどがある。
READY状態のタスクは、第10EIUに示すように
、例えば対応するTCBが1つのリストに優先度順に接
続されて管理され、このリストをREADYキューと呼
ぶ。READYキューのへラダ533には最も優先度の
高いREADY状態のタスクに対応するTCBへのポイ
ンタが格納され、該TCBのリンクフィールド5321
には次に優先度の高いタスクに対応するTCBへのポイ
ンタが格納され、以下同様にTCBが優先度順にポイン
タにより接続されており、末尾のTCBのリンクフィー
ルドにはリスト最後尾であることを示す情報が各納され
る。タスク・ディスパッチャはREADYキューに接続
されているTCBのなかで最も優先順次の高いものに対
応するタスクをCPUに割当て実行させる。
1tlAITING状態のタスクは、例えば対応するT
CBが各待ち要因に従い要因毎に用意されたリストに接
続されて管理され、ある事象の発生により待ちが解除さ
れる時に該当リストはTDBが外されRE A D Y
キュー533に接続されて、タスク・ディスパッチャに
よりタスクの中断位置から再開される。
メツセージは第11図に示すように、メツセージ制御テ
ーブル534によって管理され、メツセージ制御テーブ
ル534はメツセージ制御ブロック535(以下MCB
と略記する)を配列したものであり、1つのメツセージ
に対して1つのMCB535が割当てられる。MCB5
35には、例えば、当該MC[3535が使用されてい
るかどうかを示すステータス5351.送信側タスク番
号5352.受信側タスク番号5353.メツセージの
サイズ5354 。
送信されたメツセージを一時的に保持するメツセージバ
ッファ5355が格納される。また、メツセージ受信要
求時のパラメータにより、メツセージ受信要求が有った
ときに、まだ相手のタスクがらメツセージが送信されて
いなければ受信を要求したタスクに対応するTCB53
2をREADYキュー533から外し第12図に示すメ
ツセージ受信待ち行列536に接続して当該タスクをメ
ツセージが送信されるまでWAITING状態にするこ
ともできるし、受信を要求したタスクをυAITING
状態とはせず単にメツセージが送信されていない旨を当
該タスクに渡すこともできる。
ここで、第13図を用いてシステム制御部53全体の処
理フローを示す。システム制御部53に対しタスクから
の処理要求が発生すると、まず当該タスクが要求を出し
た時点の実行環境をTCB532に退避する(ステップ
1001)。次に、要求機能(1003〜1008)を
識別して、各機能に対応する処理を起動する(ステップ
1002)。
各機能に対応する処理終了後、タスクが切り替わるかど
うかを例えばREADYキュー533の状態から判定し
くステップ1011)、切り替わればタスクデイスパッ
チャ1013を起動する。切り替わらなければ、ステッ
プ1001で退避した実行環境をTCB532から回復
しくステップ1012)、要求を出したタスクを再開さ
せる。また、入出力装置からの入出力終了割込みが発生
すると、割込み発生時点の実行環境をTCB532に退
避する(ステップ1009)。次に、例えば入力された
文字コート等を入力要求タスクに渡し、入力タスクの待
ちを解除するというような入出力終了処理を行った後(
ステップ1010)、タスクデイスパッチャ1013を
起動する。タスクデイスパッチャ1013は第13g図
に示すように、READYキューにTCBが接続されて
いるかどうかを判定しくステップ1191)、接続され
ていなければ割込みが発生するまで無限ループする(ス
テップ1197)L、接続されていればREADYキュ
ーのへラダ533に格納されているポインタから最も優
先度の高いTCBを取得し、該TCBの中断フラグ情報
5325からタスクに中断要求があったかどうかを判定
する(ステップ192)。中断要求があればポインタを
更新して当該TCBをREADYキューから外しくステ
ップ1193)、再び1191から処理を行い、中断要
求がなければ当該TCBをACTIVE状態としくステ
ップ1194)、当該TCBから実行環境を回復しくス
テップ1195)、対応するタスクを再開させる(ステ
ップ1196)。
システム制御部53に対して要求される機能としては、
例えばタスクの生成・削除処理(1013)、タスクの
起動・終了処理(1004)、タスクの強制終了処理(
1005)、タスクの中断・再開処理(1006)、タ
スク間でのメツセージ送信・受信機能(1007)、入
出力要求処理(1008)が有り、入出力要求処理10
08は、タスクからのキーボードや表示装置等に対する
入出力要求を受付け、要求したタスクを人出力が終了す
るまですAITING状態にしたり、入出力終了時にW
AITTNG状態のタスクをREADY状態に遷移させ
たりする。その他の各処理フローを第13a図〜第13
g図に示す。尚、各フローの詳細については後述する。
入力制御部51は、キーボードから入力された読み文字
列を漢字かな混じり文に変換したり、マウスから入力さ
れた座標値をタスクに渡したり、マウスにより指示され
た画面21内のエリアに従い、指示されたアイコンのシ
ステム管理部57への通知、指示されたメニューのタス
クへの通知。
ウィンドウ管理部52に対する指示されたウィンドウの
切り換要求指示等を行う。
第14図に示すように、まずステップ1301にて入力
部1からの入力データを解析し、マウスからの入力か否
かを判定する。マウスからの入力でない場合はキーボー
ドからの入力であり、押下されたキーに対応する文字コ
ードを取得しくステップ1311)、かな漢字変換対象
の読みとみなす。入力された読み文字列はかな漢字混じ
り文に変換されて、要求タスクに渡される(ステップ1
312)。かな漢字変換処理については後述する。ステ
ップ1301にてマウスからの入力と判定したならばオ
ペレータが画面上のどの場所を指示したかを調べるため
に座標の割り出しを行い(ステップ1302)、マウス
カーソル30をマウス移動位置に表示する(ステップ1
303)。
ステップ1302の結果オペレータの指示が最上位でな
いウィンドウの内部であればウィンドウ切り換え指示と
判定しくステップ1304)、ウィンドウ管理部52に
対しウィンドウの切り換えを要求する(ステップ131
6)。オペレータの指示がアイコン領域24であれば(
ステップ1305)、どのアイコンが指示されたのかを
判定しアイコン番号を取得後(ステップ1313)、取
得したアイコン番号をシステム管理部57に通知する(
ステップ1314)。更に、システム管理部57は通知
されたアイコンに対応するプログラムをアイコン管理テ
ーブル571より割り出し、当該プログラムをタスクと
して生成し、生成したタスクを起動するため、このタス
ク生成、起動をシステム制御部53に要求する。また、
最上位のウィンドウ内での操作対象の指示の場合は(ス
テップ1306)、その指示座標値を画面上での座標か
ら、ウィンドウ内での相対座標値に変換した後(ステッ
プ1317)、当該座標値を入力を要求したタスクへ渡
す(ステップ1318)。オペレータの指示がメニュー
エリア22であれば(ステップ1307)、ウィンドウ
管理部52に対しプルダウンメニューのオープンを要求
する(ステップ1315)。また、オペレータの指示が
プルダウンメニューエリア28であれば(ステップ13
08)、どの機能項目が指示されたのかを判定し、指示
された機能項目番号と、プルダウンメニュ一番号を入力
を要求したタスクに渡す(ステップ1319)。オペレ
ータの指示がウィンドウ内の制御エリア253、または
キャプションエリア251であれば(ステップ1309
)、入力を要求したタスクにクローズ。
スクロール等のコードを渡す(ステップ1310)。
その他のエリアが指示された場合はなにもしない。
また、上記において入力要求タスクにコードを渡す場合
は、システム制御部53は入力を要求したタスクをWA
ITING状態からREADY状態に遷移させる。
メニューは第15図に示すメニュー管理テーブル523
.プルダウンメニュー管理テーブル525により管理さ
れる。メニュー管理テーブル523には、プルダウンメ
ニュー数5231、それに続きメニュー管理ブロック5
24がプルダウンメニュ一番号順にプルダウンメニュー
数だけ格納される。メニュー管理ブロック524には、
プルダウンメニュー名称5241.機能項目の最大文字
数5242、機能項目数5243.プルダウンメニュー
管理テーブル525へのポインタ5244が格納される
。また、プルダウンメニュー管理テーブル525には、
機能項目名称5251.機能項目が有効であるかどうか
を示す有効/無効フラグ5252が機能項目番号順に機
能項目数分格納される。以上の情報を基に入力制御部5
1は、ウィンドウ管理からの要求が有れば、ウィンドウ
のオープン時または切り換え時に最上位となるウィンド
ウのプルダウン名称をメニューエリア22に表示する。
また、プルダウン名称がマウスにより指示されれば、対
応するプルダブルメニュー管理テーブル525から機能
項目名称を取得し、当該機能項目が有効であれば通常表
示、無効であれば半輝度表示でプルダウンメニューエリ
ア28に表示する。
ファイル管理部59は、固定ディスク装置32゜フロッ
ピーディスク装置33に生成される文書ファイル、辞書
ファイルやワークファイル等を管理するプログラムで、
ファイルの生成、削除、書き込み、読み出し等を行う。
ファイル管理プログラムはパーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション等のO8で広く実現されているため、
ここでは特に説明は行わない。
印刷制御部54は、編集部56からの文書の印刷要求に
基づいて印刷部4を制御するためのものである。また、
表示制御部55は1編集部56及びウィンドウ管理部5
2からの表示要求により、ウィンドウ管理ブロック52
2の重なり順情報を基に最上位ウィンドウ内に展開でき
る部分のみの表示データを、表示部2へ表示するための
メモリに、ドツト単位で書き込むためのものである。
さて本実施例の日本語ワードプロセッサにおける文書の
作成9g集は以下の如く行う。
まず、初期状態において、オペレータが文書の新規作成
、もしくは既作成文書の編集を開始するには、それぞれ
に対応するアイコンをマウスにより指示することにより
行う。
入力制御部51はこのオペレータからの指示に対し、画
面指示座標よりどのアイコンが指示されたかを判定し、
アイコン番号をシステム管理部57に通知する。一方、
システム管理部は第19図のフローに示すように初期状
態において、アイコン表示後(ステップ1701)、メ
ツセージの受信を要求しくステップ1702)、メツセ
ージを受信したならば、そのメツセージの送信元を判定
しくステップ1703)、上記入力制御部51からのメ
ツセージだった場合には、次にアイコン管理テーブル5
71を元に指示されたアイコンに対応するプログラム番
号を取得しくステップ1704)、該当する編集部をタ
スクとして生成、起動する(ステップ1705)。この
タスクの生成、起動は第13a、c図の処理フローに示
すように、まず、システム管理部57がシステム制御部
53に対し、プログラム番号を元にタスクの生成要求を
行うとシステム制御部はこれに基づき未使用のタスク番
号をタスク管理テーブルから取得し、対応するTCBを
作成しくステップ1101)、タスクをDORMANT
状態にして(ステップ1102)要求元に取得したタス
ク番号を返す(ステップ1103)。
次にシステム管理部57は上記タスク番号にしたがって
タスクの起動要求を行うと、システム制御部53は指示
されたタスク番号に対応するTCBをREADY状態と
しくステップ1121 ) READYキューに接続し
、これにより該編集部は実行可能な状態となる(ステッ
プ1122)。
また、上述の通知については、システム制御部53を経
由するメツセージの送受信により行う。
例えば上述のように、入力制御部51からシステム管理
部57に対し、メツセージを送信する場合には、まず、
入力制御部51はシステム管理部57に対するメツセー
ジの送信要求をシステム制御部53に対し行う(ステッ
プ1706)。これに従ってシステム制御部53は、第
13e図に示すように、システム管理部からの受信要求
がきているかどうかをメツセージ制御テーブルより判定
しくステップ1171)、受信要求がきていれば送信メ
ツセージを対応するMCBのメツセージバッファに転送
しくステップ1174)、受信待ちタスク、すなわち、
システム管理部のTCBをメツセージ待ち行列から外し
READYキューに接続する(ステップ1175)。ま
た、受信要求がまだなければ、システム制御部53は未
使用のMCBを取得しくステップ1172)、該MCB
のメツセージバッファにメツセージを転送する(ステッ
プ1173)。
一方、システム管理部がメツセージの受信要求をシステ
ム制御部53に対し行った場合、第13f図に示すよう
に、システム制御部53はシステム管理部に対するメツ
セージがMCB中しこ有るかどうか判定しくステップ1
181)、有れば上記MCBよりメツセージを取り出し
、要求元であるシステム管理部にメツセージを転送する
(ステップ1184)。上記においてMCBにメツセー
ジが無ければ、当該マクロを発行したタスクが待ち有り
を指定して要求したかどうか判定しくステップ1182
)、待ち無しの場合は当該タスクに対しメツセージが無
かった旨を返して処理を終了する(ステップ1185)
。また、待ち有りの場合は、未使用MCBを取得後当該
タスクのTCBをREADYキューから外し、メツセー
ジ受信待ち行列に接続し、ディスパッチャへ制御を移す
(ステップ1183.1186)。従ってメツセージ送
信要求によりメツセージがMCBに転送されると受信待
ちとなっているタスクがREADYキューに接続される
ため、該タスクが再開されて再びメツセージ受信処理か
ら実行されて、MCBの内容(メツセージ)が該タスク
に受は取られることになる。
これによりオペレータからの指示が文書の新規作成であ
った場合には文書編集部が、既作成文書の編集であった
場合には、次にどの文書を編集するのか指示させるため
にファイル編集部が、分野別辞書の選択であった場合に
は辞書編集部がシステム管理部によりそれぞれ起動され
る。
次に、ファイル編集部58の処理内容を第20図のフロ
ーに基づき説明する。ファイル編集部58では、まず、
ウィンドウをオープンしくステップ2001)、そのウ
ィンドウ内に記憶部3内に格納されている文書の一覧を
表示する(ステップ2002)、表示後、ファイル編集
部58は入力制御部51に対して入力を要求しくステッ
プ2003)、入力があれば、その内容を判定する(ス
テップ2004)。オペレータからの入力が操作したい
文書の指示であった場合には、どの文書が指示されたか
を判定し、第21図に示す操作対象文書テーブル581
に文書名を登録する(ステップ2005)。なお、操作
対象文書テーブル581は、指定文書数5811と指定
文書名5812から構成される。また、更新、印刷の指
示だった場合は、更新、印刷指示がされたことをシステ
ム管理部57へ現在対象指定されている文書名、ならび
に文書に対応するデータ種別番号とともに通知しくステ
ップ2006)、文書の複写、削除等の編集指示の場合
は、対象指定されている文書の複写、削除等の処理を行
ない(ステップ2007)、スクロール指示であった場
合は、文書名−覧のスクロール表示を行ない(ステップ
2008)、終了指示の場合は、ウィンドウをクローズ
しくステップ2009) 、システム管理部57にファ
イルSg実処理が終了したことを通知しくステップ20
10)、タスクの終了を要求する(ステップ2011)
。この終了要求に伴い、システム制御部53は、第1、
3 d図に示すように、要求タスクのTCBをDORM
ANT状態としくステップ1131)、タスクが使用し
ていた資源を解放する(ステップ1132)。
ここで資源とはメモリやCPUを指す。
さて、上述のウィンドウのオープン/クローズ処理につ
いては前述のウィンドウ管理部52において処理される
がその処理内容を第16.17図のフローに基づいて説
明する。
まずウィンドウオープンの場合、ウィンドウ管理部52
は、ウィンドウが既に存在するかどうか判定しくステッ
プ1510)=存在する場合には、最上位にあるウィン
ドウのWCBからウィンドウ種別を取得後(ステップ1
502)、タスクから指定されたウィンドウ種別と取得
したウィンドウ種別を比較し′(ステップ1503)、
最上位にあるウィンドウの方が優先度が高ければ要求し
たタスクのTCBをオープン待ち行列53に接続し、タ
スクを待ち状態にする(ステップ1504)。
また、オープン待ちのウィンドウが存在することをオペ
レータに通知するマークを例えば画面21の左下に表示
するように表示制御に対し要求する(ステップ1505
)。これにより、オペレータに対してオープンを待って
いるウィンドウがあることを促す。一方、要求されたウ
ィンドウの優先度の方が高ければ、タスクから指定され
た情報に基づいてIJcB522を生成する(ステップ
1506)。
次に、ウィンドウが既に存在するかどうか判定しくステ
ップ1507)、存在する場合には、現在最上位となっ
ているウィンドウを使用しているタスクを一旦中断させ
(ステップ1508)、最上位ウィンドウの表示イメー
ジを表示バッファに退避する(ステップ1309)。更
に、オープン要求された時点の入力状態情報を最上位ウ
ィンドウWCBの入力状態情報格納エリア5229に退
避する(ステップ1510)。そして、タスクから指定
された位置、サイズに従ってウィンドウを表示しくステ
ップ1511)、また、生成したウィンドウ管理ブロッ
クの番号を要求元タスクに返す(ステップl 512)
一方クローズの場合は、まず、指定されたウィンドウの
イメージを消去しくステップ1521)、ウィンドウ管
理テーブルからクローズ対象となっているウィンドウに
より隠されていたウィンドウを割り出し、前述の表示バ
ッファより表示イメージを取り出し、消去ウィンドウの
下位のウィンドウの表示イメージを回復しくステップ1
522)。
消去ウィンドウのWCB522を未使用状態とする(ス
テップ1523)。また、オープン待ちのタスクがある
かどうかをオープン待ち行列から判定しくステップ15
24)、あれば最も優先度の高いタスクをREADY状
態とし、タスクを実行可能とする(ステップ1525)
。更に、オープン待ちのタスクが無くなったかどうかを
判定しくステップ1526)、無くなった場合にはオー
プンを待っているウィンドウが有ることを促すマークの
消去を表示制御に対し要求する(ステップ1527)。
該タスクが再開されると再びウィンドウのオープン要求
から実行され、ウィンドウがオープンされる。
以上の如く、オペレータからの要求が新規作成の場合、
システム管理部57は入力制御部51からの通知に基づ
き文書編集部561をタスクとして生成後(ステップ1
705)、新規作成モードで起動しくステップ1707
)、また、既作成文書の更新の場合、ファイル編集部5
8からの通知によるデータ種別番号から該当するプログ
ラム番号をプログラム制御テーブル(第6図)から取得
しくステップ1708)、文書編集部をタスクとして生
成しくステップ1709)、該編集部に対する起動パラ
メータを送信しくステップ1710)、文書編集部を更
新モードで起動する(ステップ1711)。
また、システム管理部57は自ら生成、起動した編集部
からの終了通知を受は取るとタスクの削除を行う(ステ
ップl 712)。タスクの削除については前述の生成
要求同様、システム制御部53にて処理され、システム
制御部53は、第13b図に示すように、指定されたタ
スクに対応するTCBをN0NEXISTENT状態と
する(ステップ1111)。
すなわち、該TCBを未使用状態とする。
なお、システム管理部57は文書編集部561を起動す
る際、文書編集部に対し、メツセージにより上記モード
、及び生成したタスク番号を起動パラメータとして送信
する。また、更新モードの場合には、さらにファイル編
集部58から通知された更新対象文書名を合わせて送信
する。
次に、分野別辞書の使用手順とその処理について説明す
る。
オペレータが目的とする分野別辞書を使用して入力を行
う場合は、まず辞書編集機能に対応するアイコンをマウ
スで選択する。これによりシステム管理部57により辞
@編集部562が起動され、辞書の選択が可能となる。
ここで、辞書編集部562の処理を第22図の処理フロ
ーに従い説明する。
辞書編集部562が起動されると、ウィン1くつをオー
プンしくステップ2101)、そのウィンドウ内に固定
ディスク装置32に格納されている分野別辞書の一覧を
表示する(ステップ2102)。
表示後、辞書編集部562は入力制御部51に対して入
力を要求しくステップ2103)、入力があれば、その
内容を判定する(ステップ2104)。
オペレータからの入力が操作したい分野別辞書の指示で
あった場合には、どの分野別辞書が指示されたかを判定
する(ステップ2105)。次に、辞書呼び出しが指示
されると、指定されている分野別辞書を固定ディスク装
置32より、RAM31の分野別辞書格納エリア312
に読み込む(ステップ2106)。これにより入力制御
部51は、辞書ROM34と読み込んだ分野別辞書を用
いてキーボードから入力された読み文字列をかな漢字混
じり文に変換するよう処理する。辞書の併合等の編集指
示の場合は、指定されている分野別辞書の併合等の処理
を行ない、スクロール指示であった場合は、分野別辞書
名−覧のスクロール表示を行ない(ステップ2107)
、終了指示の場合は。
ウィンドウをクローズしくステップ2108)、システ
ム管理部57にファイル編集処理が終了したことを通知
しくステップ2109)、タスクの終了を要求する(ス
テップ2110)。
かな漢字変換処理については広く知られた技術でありこ
こでの詳細な説明は省略するが、通常は辞書ROM 3
4に格納されている用品辞書を用いて変換を行うが、R
OM31上の分野別辞書エリア312に分野別辞書が存
在する場合は、辞書ROM34と当該分野別辞書の両方
を用いて変換を行う。
分野別辞書の構造は第25図に示すように、分野別辞書
を識別するための情報が格納される識別情報フィールド
2412分野別辞書の容量を格納するサイズフィールド
242.読みと表記の対応テーブルを格納するエリア2
43から構成されている。識別情報フィールド241に
は、システム立ち上げ時に、分野別辞書が存在しない旨
の情報が格納される。従って、分野別辞書が分野別辞書
エリア312に存在するかどうかの判定は分野別辞書の
識別情報フィールド241の情報から判断できる。
さて、起動された文書編集部561の処理を第23図の
フローチャートに基づいて説明する。
文書編集部561は、まず、起動パラメータをメツセー
ジにて受信しくステップ2201)、パラメータの内容
に基づいて、新規作成か文書更新か起動モードを判定す
る(ステップ2202)。
そして新規作成の場合、文書データの初期化を行い(ス
テップ2203)、文書更新の場合、更新対象となる文
書ファイルを該パラメータにより指定された文書名に従
って記憶部3から呼び出す(ステップ2204)。文書
データの構成は第24図に示すように、文書管理情報フ
ィールド232、実際の文書データを格納するデータフ
ィールド233.使用していた分野別辞書の識別情報を
格納する辞書情報フィールド231から構成される。辞
書情報フィールド231は、編集終了時に設定され、文
書ファイルとして他のデータと−緒に登録される。なお
、編集終了時の処理については後述する。次に、読み込
んだ文書の辞書情報フィールド234より、編集特使用
していた分野別辞書を識別しくステップ2205)、編
集時に分野別辞書を使用していれば、固定ディスク装置
32より該当分野別辞書をRA M 31の分野別辞芹
格納エリア312に読み込む(ステップ2206)。
編集特使用していた分野別辞書がなければ直ちに次のス
テップへ進む。次に、ウィンドウをオープンしくステッ
プ2207)、その後、オペレータの入力待ち状態とな
る(ステップ2208)。オペレータから読み文字列が
入力されると、入力制御部51により、辞書ROM34
と読み込んだ分野別辞書を用いてかな漢字混じり文に変
換された結果をウィンドウ内に表示する(ステップ22
09)。
終了が指示された場合は編集終了処理を行う (ステッ
プ2211)。その他の入力については、各入力情報に
対応した編集処理を行う(ステップ2210)。
このようにして、文書更新時、当該文書作成時に使用し
ていた分野別辞書をオペレータの操作を介さず、システ
ムが自動的に当該分野別辞書を使用できる環境をオペレ
ータに対し与えることができる。
最後に文書編集部561における終了処理について第2
3−a図を用いて説明する。
オペレータから終了を指示された場合には、RAM31
上の分野別辞書エリア312に分野別辞書が存在するか
どうかを判定しくステップ2301)、存在すれば該当
分野別辞書の識別情報を辞書情報フィルド231に格納
しくステップ2302)、文書管理情報9文書データと
ともに、ファイル管理部59を起動して、固定ディスク
装置32に文書ファイルとして登録する(ステップ23
03)。
存在しない場合には、存在しない旨を辞書情報フィール
ド231に設定し登録する。次に、文書編集部自らオー
プンしていたウィンドウをクローズしくステップ230
4)、システム管理部に対し、処理が終了した旨をメツ
セージにて送信しくステップ2305)、タスクを終了
する(ステップZ306)  。
このようにして、文書を編集中に使用していた分野別辞
書の識別情報が文書データに付加されることにより1文
書更新時、自動的に当該文書を編集中に使用していた分
野別辞書を設定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、文書編集中に使用していた分野別辞書
の識別情報を編集文書終了時に記憶しておき編集文書更
新時に識別情報に対応した分野別辞書を揮発性分野別辞
書記憶手段に配置するので従来行なわれていた編集文書
更新時に毎回目的とする分野別辞書を選択する必要がな
く、操作性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表わす図、第2図は本発明の一
実施例を表わすブロック図、第3図は表示部における表
示画面の例を示す図、第4図はマウスの構成を示した図
、第5図はアイコン管理テーブルを示した図、第6図は
プログラム管理テーブルを示した図、第7図はデータ名
称定義テーブルを示した図、第8図はウィンドウの管理
情報を示す図、第9図はタスク管理テーブルを示す図、
第10図はCPUにタスクを割当てるREADYキュー
を示す図、第11図はメツセージ制御テーブルを示す図
、第12図はメツセージ受、信待ち行列を示す図、第1
3図はシステム制御部53の処理フローを示す図、第1
3図a〜第13図gは第13図の処理以外の各処理フロ
ーを示す図、第14図は入力制御部51の処理を示す図
、第15図はメニュー管理テーブル・メユニー管理ブロ
ック・プルダウンメニュー管理テーブルを示す図、第1
6図、第17図はウィンドウのオープン/クローズ処理
内容を示す図、第18図は文書格納エリアを示す図、第
19図はシステム管理部57の処理フローを示す図、第
20図はファイル編集部58の処理フローを示す図、第
21図は操作対象文書テーブル581に文書名登録を示
す図、第22図は辞書編集部562の処理フローを示す
図、第23図は起動された文書編集部561の処理フロ
ーを示す図、第23図aは文書編集部561の終了処理
フローを示す図、第24図は文書データの構成を示す図
、第25図は分野別辞書の構成を示す図である。 1・・・入力手段、2・・・表示手段、4・・・印刷手
段、5・・・制御手段、32・・・固定ディスク記憶手
段、311・・・揮発性文書記憶手段、312・・・揮
発性分野別辞書記憶手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、読み文字列や所定の命令を入力する入力手段と、前
    記入力手段より入力された前記読み文字列または前記所
    定の命令から所定の演算を行なう制御手段と、前記制御
    手段が前記読み文字列を漢字かな混り文に変換するため
    に参照する不揮発性辞書記憶手段と、前記制御手段が前
    記読み文字列を漢字かな混り文に変換するために参照す
    る揮発性分野別辞書記憶手段と、変換された前記漢字か
    な混り文を編集文書として格納する揮発性文書記憶手段
    と、前記所定の命令により前記揮発性分野別辞書手段に
    特定分野別辞書を配置したりあるいは前記揮発性文書記
    憶手段に記憶している前記編集文書を格納したりあるい
    は保存編集文書を前記揮発性記憶手段に配置をする固定
    ディスク記憶手段と、前記読み文字列や前記編集文書を
    含む画像を表示する表示手段と、前記編集文書や前記保
    存編集文書を含む文書を印刷する印刷手段とからなる文
    書作成装置において、前記揮発性文書記憶手段に記憶さ
    れた編集文書に編集中に使用していた前記特定分野別辞
    書に対応する特定分野別辞書識別情報を記憶する領域を
    設け前記編集文書の編集終了時に前記特定分野別辞書識
    別情報を前記領域に書き込み前記固定ディスク記憶手段
    に保存編集文書として前記編集文書を登録し該保存編集
    文書の文書更新時には前記領域の前記特定分野別辞書識
    別情報に対応する前記特定分野別辞書を前記固定ディス
    ク記憶手段より前記揮発性分野別辞書記憶手段に配置す
    ることを特徴とする文書作成装置。
JP63141738A 1988-06-10 1988-06-10 文書作成装置 Pending JPH01311362A (ja)

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