JPH0816800A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0816800A
JPH0816800A JP6143519A JP14351994A JPH0816800A JP H0816800 A JPH0816800 A JP H0816800A JP 6143519 A JP6143519 A JP 6143519A JP 14351994 A JP14351994 A JP 14351994A JP H0816800 A JPH0816800 A JP H0816800A
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file
keyword
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input
instruction
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Pending
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JP6143519A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Shigeto Osuji
成人 大條
Masayoshi Kuroda
昌芳 黒田
Tomoko Tsuchiya
知子 土屋
Hajime Asukama
肇 飛鳥馬
Yukari Matsubara
ゆかり 松原
Tsukasa Yamauchi
司 山内
Yasumasa Matsuda
泰昌 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力された座標点の列を結ぶ線を構成する画素
を描画して表示する描画処理に対して、描画処理の仕方
を制御し、表示された画素をユーザが見やすいようにす
る。 【構成】情報処理支援手段207は、入力された座標点
の列を検知するストローク検知手段301と、その検知
結果に基づいて、描画処理を行う情報処理提供手段20
3に、描画処理の仕方を変更するよう通知するインキン
グ変更手段302とを備えている。例えば、ストローク
検知手段301は、座標点列の開始点および終了点を検
知し、インキング変更手段302は、該開始点および該
開始点から予め決められた個数の座標点、並びに、該終
了点および終了点から予め決められた個数の座標点を、
入力された座標点列から除いた部分について描画処理を
行うよう通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された座標点列を
結ぶ線を構成する画素を描画する描画処理を行うインキ
ング機能、または、ファイルを記憶したり記憶されてい
るファイルを読み出したりするファイル処理機能に対し
て、ユーザの操作性を向上させるための拡張機能を提供
する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置においては、一般
に、ワードプロセッサと同様の機能が提供されているも
のがある。このワードプロセッサ機能には、ファイルを
記憶したり記憶されているファイルを読み出したりする
ファイル処理機能が含まれている。
【0003】また、このような情報処理装置において
は、ペン,指,マウス等を用いて手書き入力を行うこ
と、すなわち、座標点(以下、「ストロークデータ」と
称す。)を直接入力することが可能となる手書き入力機
能を提供しているものもある。この手書き入力機能に
は、ストロークデータを結ぶ線を構成する画素を描画す
る(以下、「インキングする」と称す。)インキング機
能が含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手書き入力機能を提供
している情報処理装置においては、手書き入力時に、以
下に示すように、ユーザの操作性上の問題がある。
【0005】例えば、ユーザが、ペンを用いて手書き入
力を行う場合に、スピードが遅くなったり力が入ったり
することによって、入力の開始時および終了時で、曲が
りやすいという特徴がある。
【0006】さらに、このような書きにくさから、ユー
ザは、なるべく大きく手書き入力を行うこととなるの
で、表示できる範囲内に書き込める情報量が少なくなっ
てしまう。
【0007】また、小さく書けた場合には、書いた軌跡
がつぶれて見えなくなることがあるので、そのようにな
らないためには、予め線の幅を変更する指示を入力して
からら手書き入力を行うようにしなけれなならない。
【0008】また、ユーザが、ペンを用いて手書き入力
を行う場合に、ペン先の材質によっては、滑りやすくな
り、直線が書きにくくなる。なお、この問題について
は、特開昭60−49483号公報に記載されている技
術によって解決されている。すなわち、この技術は、入
力されたストロークデータの開始点および終了点を結ぶ
直線に対して、開始点および終了点間の全てのストロー
クデータから垂線をおろし、全ての垂線の長さが予め決
められた長さより小さいならば、開始点から終了点間の
ストロークデータが直線であるとみなし、開始点および
終了点を直線で結ぶようにするものである。
【0009】一方、手書き入力機能を提供しているか否
かに係わらず、ワードプロセッサ機能を提供している情
報処理装置においても、以下に示すように、ユーザの操
作性上の問題がある。
【0010】例えば、ファイルを記憶する際に、該ファ
イルにファイル名称を付与して記憶するが、このとき、
さらに、既に記憶されているファイルと分類しやすいよ
うに、検索のためのキーワードを付与するようにするこ
とが考えられる。このようにした場合に、同じ分類に属
するようにしたいファイルには同じキーワードを付与す
る必要があるが、このためには、ユーザは、既に記憶さ
れているファイルに付与されているキーワードを覚えて
おく必要がある。すなわち、キーワードを覚えていない
と、既に記憶されているファイルに付与されているキー
ワードを逐次表示させて確認したり、後でキーワードを
付与し直さなければならなくなる。
【0011】また、ユーザは、利用価値がなくなったフ
ァイルがある場合に、そのようなファイルを自身で見つ
け、削除する操作を行わないと、ファイルを記憶するた
めの記憶容量が増える一方となる。
【0012】本発明の目的は、ストロークデータをイン
キングするインキング機能、または、ファイルを記憶し
たり記憶されているファイルを読み出したりするファイ
ル処理機能に対して、ユーザの操作性を向上させるため
の拡張機能を提供し、ユーザの使い勝手を向上させるこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】インキング機能に対する
拡張機能を提供するために、本発明の情報処理装置は、
表示装置と、座標点(ストロークデータ)の入力を受付
ける入力装置と、上記表示装置および上記入力装置に接
続し、上記入力装置が受付けた座標点の列を描画対象座
標点列として受付ける処理装置とを備えるようにし、さ
らに、(1)上記処理装置が、受付けた描画対象座標点
列を結ぶ線を構成する画素を描画して上記表示装置に表
示する描画処理を行う描画手段と、受付けた描画対象座
標点列の開始点および終了点の少なくとも一方を検知す
る検知手段と、上記検知手段が検知した開始点および該
開始点から予め決められた個数の座標点、並びに、上記
検知手段が検知した終了点および該終了点から予め決め
られた個数の座標点の少なくとも一方を、受付けた描画
対象座標点列から除いた部分について、描画処理を行う
よう、上記描画手段を制御する描画制御手段とを有する
ようにしたり、(2)上記処理装置が、受付けた描画対
象座標点列を結ぶ線を構成する画素を特定の色に描画し
て上記表示装置に表示する描画処理を行う描画手段と、
受付けた描画対象座標点列のうち、上記表示装置に上記
特定の色で表示されている画素と重なる部分を検知する
検知手段と、上記表示装置に表示されている画素のう
ち、上記検知手段が検知した部分について上記描画手段
が描画した画素で構成される線に接する部分の画素の色
を変更するよう、上記描画手段を制御する描画制御手段
とを有するようにしたり、(3)上記処理装置が、受付
けた描画対象座標点列を結ぶ線を構成する画素を描画し
て上記表示装置に表示する描画処理を行う描画手段と、
受付けた描画対象座標点列の各座標点について、該座標
点と該座標点に隣接する2つの座標点とをそれぞれ結ぶ
2つの線がなす角度を算出する算出手段と、上記算出手
段が算出した角度が予め決められた角度より大きい場合
に、該角度をなす2つの線のうちの予め決められた一方
の線の幅が予め決められた標準幅と異なるように描画す
る描画処理を行うよう、上記描画手段を制御する描画制
御手段とを有するようにしたり、(4)上記処理装置
が、受付けた描画対象座標点列を順次結んだ図形を構成
する画素を描画して上記表示装置に表示する描画処理を
行う描画手段と、上記描画手段が描画した画素の、上記
描画手段が描画した画素で構成される図形に外接する方
形内の密度を算出する算出手段と、上記算出手段が算出
した密度が予め決められた密度より大きい場合に、受付
けた描画対象座標点列について、該画素を構成する線の
幅が予め決められた標準幅と異なるように、再度、描画
処理を行うよう、上記描画手段を制御する描画制御手段
とを有するようにしたりしている。
【0014】なお、(1)〜(4)のいずれのようにし
た場合でも、上記入力装置が受付けた座標点の列を記憶
する記憶装置をさらに備えるようにすることができ、こ
のようにした場合は、上記処理装置は、上記入力装置が
受付けた座標点列の代わりに、上記記憶装置に記憶され
ている座標点列を、描画対象座標点列として受付けるよ
うにすることができる。
【0015】また、インキング機能に対する拡張機能を
提供するために、本発明の情報処理装置は、表示装置
と、入力装置と、座標点列を記憶する記憶装置と、これ
らの装置に接続し、上記記憶装置に記憶されている座標
点列を描画対象座標点列として受付ける処理装置とを備
えるようにし、さらに、(5)上記処理装置が、受付け
た描画対象座標点列を結ぶ線を構成する画素を描画して
上記表示装置に表示する描画処理を行う描画手段を有す
るようにし、また、上記入力装置が、上記線の幅を変更
する旨の指示をさらに受付けるようにし、上記処理装置
が、上記入力装置が上記指示を受付けた場合に、受付け
た描画対象座標点列について、これらを結ぶ線の幅が予
め決められた標準幅と異なるように描画する描画処理を
行うよう、上記描画手段を制御する描画制御手段をさら
に有するようにしたり、(6)上記処理装置が、受付け
た描画対象座標点列を順次結んだ図形を構成する画素を
描画して上記表示装置に表示する描画処理を行う描画手
段を有するようにし、また、上記入力装置が、上記図形
の大きさを変更する旨の指示をさらに受付けるように
し、上記処理装置が、上記入力装置が上記指示を受付け
た場合に、受付けた描画対象座標点列について、これら
を順次結んだ図形の大きさが拡大または縮小されるよう
に描画する描画処理を行うよう、上記描画手段を制御す
る描画制御手段をさらに有するようにしたりしている。
【0016】一方、ファイル処理機能に対する拡張機能
を提供するために、本発明の情報処理装置は、表示装置
と、ファイルを記憶する記憶装置と、ファイルの記憶指
示、ファイルの読み出し指示、および、記憶対象となる
ファイルに付与すべきファイル名称の入力を受付ける入
力装置と、これらの装置に接続した処理装置とを備える
ようにし、上記入力装置が、ファイルに付与すべきキー
ワードをさらに受付けるようにし、さらに、(7)上記
処理装置が、上記入力装置が上記記憶指示およびファイ
ル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイルと該
ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶し、ま
た、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた場合
に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置から読
み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段と、
上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、該フ
ァイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応付け
て記憶するキーワード記憶手段と、上記入力装置が上記
記憶指示を受付けた場合に、上記記憶装置に記憶されて
いる全てまたは一部のファイルに対応付けられているキ
ーワードを読み出し、読み出したキーワードの一覧を上
記表示装置に表示するキーワード処理手段とを有するよ
うにしたり、(8)上記処理装置が、上記入力装置が上
記記憶指示およびファイル名称を受付けた場合に、記憶
対象となるファイルと該ファイル名称とを対応付けて上
記記憶装置に記憶し、また、上記入力装置が上記読み出
し指示を受付けた場合に、読み出し対象となるファイル
を上記記憶装置から読み出して上記表示装置に表示する
ファイル処理手段と、上記ファイル処理手段がファイル
を記憶する際に、該ファイルに上記入力装置が受付けた
キーワードを対応付けて記憶するキーワード記憶手段
と、上記入力装置が上記記憶指示を受付けた場合に、記
憶対象となるファイルにキーワードが対応付けられてい
るならば、該キーワードを読み出し、読み出したキーワ
ードを、再び該ファイルに対応付けて上記キーワード記
憶手段に記憶させるキーワード処理手段とを有するよう
にしたり、(9)上記処理装置が、上記入力装置が上記
記憶指示およびファイル名称を受付けた場合に、記憶対
象となるファイルと該ファイル名称とを対応付けて上記
記憶装置に記憶し、また、上記入力装置が上記読み出し
指示を受付けた場合に、読み出し対象となるファイルを
上記記憶装置から読み出して上記表示装置に表示するフ
ァイル処理手段と、上記ファイル処理手段がファイルを
記憶する際に、該ファイルに上記入力装置が受付けたキ
ーワードを対応付けて記憶するキーワード記憶手段と、
上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた場合に、読
み出し対象となるファイルに対応付けられているキーワ
ードと一致するファイル名称が、上記記憶装置に記憶さ
れているいずれかのファイルに対応付けられているなら
ば、その旨を上記表示装置に表示するキーワード処理手
段とを有するようにしたり、(10)上記処理装置が、
上記入力装置が上記記憶指示およびファイル名称を受付
けた場合に、記憶対象となるファイルと該ファイル名称
とを対応付けて上記記憶装置に記憶し、また、上記入力
装置が上記読み出し指示を受付けた場合に、読み出し対
象となるファイルを上記記憶装置から読み出して上記表
示装置に表示するファイル処理手段と、上記ファイル処
理手段がファイルを記憶する際に、該ファイルに上記入
力装置が受付けたキーワードを対応付けて記憶すると共
に、該キーワードをキーワードファイルとして上記記憶
装置に記憶するキーワード記憶手段とを有するように
し、また、上記入力装置が、上記表示装置にキーワード
ファイルが表示されている場合に、該キーワードファイ
ルのうちの任意のキーワードの選択指示の入力をさらに
受付けるようにし、また、上記処理装置が、上記入力装
置が上記選択指示を受付けた場合に、上記記憶装置に記
憶されている全てのファイルのうち、該選択指示された
キーワードと一致するキーワードが対応付けられている
ファイルを検知する検知手段と、上記検知手段が上記フ
ァイルを検知した場合に、該検知されたファイルに対応
付けられているファイル名称もしくは該ファイルの少な
くとも一部、または、該検知されたファイルの数を、上
記表示装置に表示するキーワード処理手段とをさらに有
するようにしたりすることができる。
【0017】また、さらに、(11)上記処理装置が、
上記入力装置が上記記憶指示およびファイル名称を受付
けた場合に、記憶対象となるファイルと該ファイル名称
とを対応付けて上記記憶装置に記憶し、また、上記入力
装置が上記読み出し指示を受付けた場合に、読み出し対
象となるファイルを上記記憶装置から読み出して上記表
示装置に表示するファイル処理手段と、上記ファイル処
理手段がファイルを記憶する際に、該ファイルに上記入
力装置が受付けたキーワードを対応付けて記憶すると共
に、該キーワードをキーワードファイルとして上記記憶
装置に記憶するキーワード記憶手段とを有するように
し、また、上記入力装置が、上記表示装置にキーワード
ファイルが表示されている場合に、該キーワードファイ
ルのうちの任意のキーワードの選択指示、および、複数
のファイルを1つのファイルにまとめる旨の合成指示の
入力をさらに受付けるようにし、また、上記処理装置
が、上記入力装置が上記選択指示および上記合成指示を
受付けた場合に、上記記憶装置に記憶されている全ての
ファイルのうち、該選択指示されたキーワードと一致す
るキーワードが対応付けられている全てのファイルを1
つのファイルにまとめ、該まとめた1つのファイルを、
上記ファイル処理手段に記憶させるキーワード処理手段
を有するようにしている。
【0018】なお、(11)のようにした場合に、上記
ファイル処理手段は、上記1つにまとめられたファイル
に対応付けるファイル名称を、上記選択指示されたキー
ワードとするようにすることができる。
【0019】また、ファイル処理機能に対する拡張機能
を提供するために、本発明の情報処理装置は、表示装置
と、ファイルを記憶する記憶装置と、ファイルの記憶指
示、ファイルの読み出し指示、および、記憶対象となる
ファイルに付与すべきファイル名称の入力を受付ける入
力装置と、これらの装置に接続した処理装置とを備える
ようにし、さらに、(12)上記処理装置が、入力装置
が上記記憶指示およびファイル名称を受付けた場合に、
記憶対象となるファイルと該ファイル名称とを対応付け
て上記記憶装置に記憶し、また、上記入力装置が上記読
み出し指示を受付けた場合に、読み出し対象となるファ
イルを上記記憶装置から読み出して上記表示装置に表示
するファイル処理手段と、上記ファイル処理手段がファ
イルを記憶する際に、該ファイルに、該ファイルが読み
出された回数である読み出し回数を対応付けて記憶する
ファイル履歴処理手段と、予め決められた回数より小さ
い読み出し回数が対応付けられているファイルを検知す
る検知手段と、上記検知手段が上記ファイルを検知した
場合に、該検知されたファイルに対応付けられているフ
ァイル名称もしくは該ファイルの少なくとも一部、また
は、該検知されたファイルの数を、上記表示装置に表示
する通知手段とを有するようにしたり、(13)上記処
理装置が、入力装置が上記記憶指示およびファイル名称
を受付けた場合に、記憶対象となるファイルと該ファイ
ル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶し、また、上
記入力装置が上記読み出し指示を受付けた場合に、読み
出し対象となるファイルを上記記憶装置から読み出して
上記表示装置に表示するファイル処理手段と、上記ファ
イル処理手段がファイルを記憶する際に、該ファイル
に、該ファイルが記憶された日時である記憶日時を対応
付けて記憶するファイル履歴処理手段と、上記記憶日時
から現在に至るまでの期間が予め決められた期間より大
きいファイルを検知する検知手段と、上記検知手段が上
記ファイルを検知した場合に、該検知されたファイルに
対応付けられているファイル名称もしくは該ファイルの
少なくとも一部、または、該検知されたファイルの数
を、上記表示装置に表示する通知手段とを有するように
したりすることができる。
【0020】なお、(12)および(13)のいずれの
ようにした場合でも、上記通知手段は、上記検知手段が
検知したファイルを削除してもよいか否かを問い合わせ
るようにし、また、上記入力装置が、上記問い合わせに
対する回答の入力をさらに受付けるようにし、上記通知
手段は、さらに、上記入力装置が受付けた回答が削除し
てもよい旨を示している場合に、上記検知手段が検知し
たファイルを削除するようにすることができる。
【0021】また、(12)および(13)のいずれの
ようにした場合でも、上記通知手段は、上記情報処理装
置の動作開始時、上記情報処理装置の動作終了時、上記
ファイル処理手段の動作開始時、上記ファイル処理手段
の動作終了時、予め決められた一定時間が経過した時点
のうちの、いずれかの時点で動作するようにすることが
できる。
【0022】
【作用】例えば、(1)のようにした情報処理装置にお
いては、ユーザがペンを用いて手書き入力した場合に、
入力の最初や最後で、スピードが遅くなったり力が入っ
たりすることによって曲がってしまっても、手書き入力
されたストロークデータの開始点および終了点の近傍を
除いた部分について、インキングするようにしているの
で、曲がった部分を補正することができる。
【0023】また、例えば、(2)のようにした情報処
理装置においては、既に存在する画素に重なるように手
書き入力されても、該既に存在する画素のうち、該手書
き入力されたストロークデータについてインキングした
画素を順次結んだ線に接する部分の画素の色を変更する
ようにしているので、見やすくすることができる。
【0024】また、例えば、(3)のようにした情報処
理装置においては、手書き入力されたストロークデータ
のそれぞれについて、該ストロークデータとそれに隣接
する2つのストロークデータとをそれぞれ結ぶ2つの線
がなす角度が予め決められた角度より大きい場合に、該
角度をなす2つの線のうちの予め決められた一方の線の
幅が標準幅と異なるようインキングするようにしている
ので、手書き入力されたストロークデータが特に文字で
あるならば、いわゆる明朝体ように、該文字の縦方向の
線を太くすることが可能となり、ユーザが読みやすいよ
う表示することができる。
【0025】また、例えば、(4)のようにした情報処
理装置においては、インキングした画素の、該画素で構
成される図形に外接する方形内の密度が予め決められた
密度より大きい場合に、該画素に対応するストロークデ
ータについて、それらを結ぶ線の幅が標準幅と異なるよ
うに、再度、インキングするようにしているので、密度
が大きくなると幅を細くするようにすれば、ユーザが手
書きで小さく書いても、書いた軌跡がつぶれて見えなく
なることがなくなる。
【0026】また、例えば、(5)のようにした情報処
理装置においては、ユーザが手書き入力したストローク
データが小さく、該ストロークデータがインキングされ
た画素がつぶれて見えなくなった場合でも、入力後にユ
ーザが指示することによって、該画素に対応する線の幅
を細くすることが可能となる。
【0027】また、例えば、(6)のようにした情報処
理装置においては、ユーザが手書き入力したストローク
データが大きく、該ストロークデータがインキングされ
た画素によって、続けて手書き入力する場所がなくなっ
た場合でも、入力後にユーザが指示することによって、
該画素で構成される図形を縮小することが可能となるの
で、入力する場所を確保することができる。
【0028】また、例えば、(7)のようにした情報処
理装置においては、ファイルを記憶する際に、既に記憶
されているファイルに付与されているキーワードの一覧
が表示されるようになっているので、ユーザは、表示さ
れたキーワードの一覧を見ながら、付与すべきキーワー
ドを入力することができる。
【0029】また、例えば、(8)のようにした情報処
理装置においては、既に記憶されているファイルを読み
出した後、該ファイルを再び記憶する場合に、該ファイ
ルに付与されているキーワードが再び付与されるように
なっているので、ユーザは、付与すべきキーワードを再
び入力する手間がなくなる。
【0030】また、例えば、(9)のようにした情報処
理装置においては、ユーザは、読み出したファイルのキ
ーワードとして他のファイルのファイル名称が付与され
ている場合に、その旨が表示されるようになっているの
で、ユーザは、あるファイルのキーワードとして、関連
するファイルのファイル名称を付与しておけば、該ファ
イルを読み出したときに、表示された内容を参照するだ
けで、関連するファイルの存在があることがわかる。
【0031】また、例えば、(10)のようにした情報
処理装置においては、キーワードファイルのうちの選択
指示されたキーワードと一致するキーワードが対応付け
て記憶されているファイルがある場合に、該ファイルの
ファイル名称や該ファイルの一部が表示されたり、該フ
ァイルの数が表示されたりするようになっているので、
ユーザは、キーワードファイルのファイル名称を覚えて
おくだけで、既に記憶されているファイルを参照するこ
とができる。
【0032】また、例えば、(11)のようにした情報
処理装置においては、キーワードファイルのうちの選択
指示されたキーワードと一致するキーワードが対応付け
て記憶されている全てのファイルが、1つのファイルに
まとめられて記憶されるようになっているので、特に、
1つのファイルを複数のユーザで協力して作成するよう
な作業形態を採る場合に、各ユーザが、自身が作成した
ファイルに同じキーワードを付与しておくだけで、後に
各ユーザが作成したファイルを1つのファイルにまとめ
る際の操作が簡単になる。
【0033】また、例えば、(12)のようにした情報
処理装置においては、予め決められた回数より小さい読
み出し回数が対応付けられているファイルある場合に、
該ファイルのファイル名称や該ファイルの一部が表示さ
れたり、該ファイルの数が表示されたりするようになっ
ているので、ユーザが記憶させたことを忘れてしまい、
有効に利用されていないファイルがあっても、ユーザ
は、表示された内容を参照すれば、有効に利用されてい
ないファイルの存在を知ることができる。
【0034】また、例えば、(13)のようにした情報
処理装置においては、対応付けられている記憶日時から
現在に至るまでの期間が予め決められた期間より大きい
ファイルがある場合に、該ファイルのファイル名称や該
ファイルの一部が表示されたり、該ファイルの数が表示
されたりするようになっているので、ユーザが記憶させ
たことを忘れてしまい、最近に読み出されていないファ
イルがあっても、ユーザは、表示された内容を参照すれ
ば、最近に読み出されていないファイルの存在を知るこ
とができる。
【0035】このように、本発明によれば、ストローク
データをインキングするインキング機能、または、ファ
イルを記憶したり記憶されているファイルを読み出した
りするファイル処理機能に対して、ユーザの操作性を向
上させるための拡張機能を提供しているので、ユーザの
使い勝手を向上させることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0037】まず、本発明の第1の実施例について、図
1〜図5を用いて説明する。
【0038】図1は第1の実施例の情報処理装置の構成
図である。
【0039】図1において、101は情報処理装置、1
02はCPU、103は主メモリ、104は表示メモリ
(VRAM)、105は表示制御装置、106は入力制
御装置、107は記憶制御装置、108は補助記憶装
置、109は入力装置、110は表示装置である。
【0040】主メモリ103は、CPU102が実行す
るプログラムや各種データを記憶しており、CPU10
2は、主メモリ103に記憶されているプログラムを実
行することにより、情報処理装置101全体の制御を行
う。
【0041】表示装置110は、液晶ディスプレイ等に
よって実現され、VRAM104は、表示装置110に
表示する表示データを記憶し、表示制御装置105は、
VRAM104に記憶されている表示データを表示装置
110に表示する。
【0042】また、入力装置109は、タブレット,マ
ウス,キーボード等によって実現され、入力制御装置1
06は、入力装置109の動作設定等の制御を行う。
【0043】また、補助記憶装置108は、フロッピィ
ディスク,ハードディスク,メモリカード等によって実
現され、記憶制御装置107は、補助記憶装置108に
記憶されているデータ(実際には、ファイルである。)
の読み出し、および、補助記憶装置108へのデータの
書き込みを行う。
【0044】図2は第1の実施例の情報処理装置101
の機能ブロック図である。
【0045】図2において、201は基本共通機能提供
手段、202はユーザインタフェース機能提供手段、2
03は情報処理提供手段、204は画素情報処理手段、
205は文字情報処理手段、206は図形情報処理手
段、207は情報処理支援手段、208はその他の手段
である。これらの手段は、CPU102が、主メモリ1
03に記憶されているプログラムを実行することにより
実現される。
【0046】基本共通機能提供手段201は、図1に示
した各構成要素の動作制御,資源管理,タスク管理等を
行う。ユーザインタフェース機能提供手段202は、ウ
ィンドウシステム等の、ユーザと情報処理装置101と
の間のインタフェースを司る。
【0047】情報処理提供手段203は、画素情報処理
手段204,文字情報処理手段205,図形情報処理手
段205を利用して、データについての入力,編集,記
憶,表示といった各種機能をユーザに提供する。また、
特に、情報処理提供手段203は、入力装置109から
入力されたストロークデータをインキングし、このイン
キングした画素が、画素情報処理手段204の処理対象
となる。
【0048】画素情報処理手段204は、情報処理提供
手段203がインキングした画素からなるデータについ
ての入力,編集,記憶,表示といった各種処理を行い、
文字情報処理手段205は、文字コード入力されたデー
タについての各種処理を行い、図形情報処理手段206
は、グラフィック入力されたデータについての各種処理
を行う。
【0049】これらの手段は、ワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータ等で広く実現されており、その技術
は公知であるので、詳しい説明は省略する。
【0050】情報処理支援手段207は、情報処理提供
手段203が提供する機能のうち少なくとも1つの機能
についての拡張機能をユーザに提供する。この拡張機能
は、第1の実施例においては、入力装置109から入力
されたストロークデータが、開始点や終了点の近傍で曲
がってしまっても、曲がった部分が補正されてインキン
グされるようにすることである。
【0051】図3は情報処理支援手段207の構成図で
ある。
【0052】図3において、301は入力装置109か
ら入力されたストロークデータを検知するストローク検
知手段、302はストロークデータのインキングの仕方
を変更するよう情報処理提供手段203に通知するイン
キング変更手段である。
【0053】入力装置109から入力されたストローク
データは、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に出力される。情報処
理提供手段203は、該ストロークデータをインキング
する。
【0054】一方、情報処理支援手段207において
は、図4のフローチャートに示すように、まず、ストロ
ーク検知手段301は、情報処理提供手段203を介し
て、入力装置109から入力されたストロークデータを
取得し(ステップ401)、該ストロークデータ(座標
点列)のうちの開始点および終了点を検知し、検知結果
をインキング変更手段302に出力する(ステップ40
2)。
【0055】次に、インキング変更手段302は、開始
点からの座標点列および終了点からの座標点列のうち、
予め決められた個数の座標点列を除いた座標点列でイン
キングするよう、情報処理提供手段203に通知する
(ステップ403)。
【0056】以上の動作により、情報処理提供手段20
3は、入力装置109から入力されたストロークデータ
を、通常は、例えば、図5(a)に示すようにインキン
グするが、インキング変更手段302からの通知がある
と、図5(b)に示すようにインキングする。すなわ
ち、ストロークデータの開始点P1および開始点P1の
次の座標点P2、並びに、終了点P10を除いた座標点
列P3からP9をインキングする。
【0057】なお、第1の実施例では、開始点から除く
座標点列を2点とし、終了点から除く座標点列を1点と
した例を示しているが、特に限定はしない。
【0058】また、開始点および終了点のいずれか一方
については、通常通りにインキングするようにしてもよ
い。
【0059】また、座標点列を除くと、ストロークデー
タの全座標点列数が1以下になる場合には、通常通りに
インキングするようにしてもよい。
【0060】また、除く座標点列の個数をユーザに設定
させるようにしてもよい。
【0061】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、ユーザは、ストロークデータを手書き入力した場合
に、入力の最初や最後で、スピードが遅くなったり力が
入ったりすることによって曲がってしまっても、該スト
ロークデータの開始点および終了点の近傍を除いた部分
についてインキングするようにしているので、曲がった
部分を補正することができる。
【0062】次に、本発明の第2の実施例について、図
6および図7を用いて説明する。
【0063】第2の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。ま
た、情報処理支援手段207の構成図も、図3と同様で
ある。
【0064】第2の実施例においては、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、既に存在する画素に重
なるようにストロークデータが入力された場合に、ユー
ザが見やすいように、該ストロークデータがインキング
されるようにすることである。
【0065】第2の実施例においても、上述と同様に、
入力装置109から入力されたストロークデータは、ユ
ーザインタフェース機能提供手段202を介して、情報
処理提供手段203に出力され、情報処理提供手段20
3は、該ストロークデータをインキングする。
【0066】一方、情報処理支援手段207において
は、図6のフローチャートに示すように、まず、ストロ
ーク検知手段301は、情報処理提供手段203を介し
て、入力装置109から入力されたストロークデータを
取得し、取得したストロークデータをインキング変更手
段302に出力する(ステップ601)。
【0067】次に、インキング変更手段302は、既に
存在する画素のうち、該ストロークデータをインキング
した画素の外接線に該当する画素の色を変更するよう、
情報処理提供手段203に通知する(ステップ60
2)。
【0068】以上の動作により、情報処理提供手段20
3は、入力装置109から入力されたストロークデータ
を、通常は、例えば、図7(a)に示すようにインキン
グするが、インキング変更手段302からの通知がある
と、図7(b)に示すようにインキングする。すなわ
ち、入力装置109から入力されたストロークデータを
インキングした画素701が、既に存在する画素に重な
る場合に、該既に存在する画素のうち、画素701に重
なる部分に接する画素の色を変更する。
【0069】なお、第2の実施例で、変更する画素の色
は、入力装置109から入力されたストロークデータを
インキングした画素の色と異なる色であればよく、特に
限定はしない。
【0070】また、変更する画素の色をユーザに設定さ
せるようにしてもよい。
【0071】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、既に存在する画素に重なるようにストロークデータ
が入力されても、入力されたストロークデータがインキ
ングされた画素を見やすくすることができる。
【0072】次に、本発明の第3の実施例について、図
8および図9を用いて説明する。
【0073】第3の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。ま
た、情報処理支援手段207の構成図も、図3と同様で
ある。
【0074】第3の実施例においては、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、入力されたストローク
データが特に文字である場合に、ユーザが読みやすいよ
うに、該ストロークデータがインキングされるようにす
ることである。
【0075】第3の実施例においても、上述と同様に、
入力装置109から入力されたストロークデータは、ユ
ーザインタフェース機能提供手段202を介して、情報
処理提供手段203に出力され、情報処理提供手段20
3は、該ストロークデータをインキングする。
【0076】一方、情報処理支援手段207において
は、図8のフローチャートに示すように、まず、ストロ
ーク検知手段301は、情報処理提供手段203を介し
て、入力装置109から入力されたストロークデータを
取得し(ステップ801)、該ストロークデータの隣接
する2点の座標点Pi(xi,yi),Pj(xj,y
j)(ただし、j=i+1)を結ぶ直線の角度tiを、
【0077】
【数1】
【0078】により検知し、検知結果をインキング変更
手段302に出力する(ステップ802)。
【0079】次に、インキング変更手段302は、角度
tiと予め決められた角度Tとを比較し(ステップ80
3)、角度tiが角度T以上であれば、座標点Pi,P
j間を結ぶ線の幅が予め決められた幅(標準幅とは異な
る。)となるようにインキングするよう、情報処理提供
手段203に通知する(ステップ804)。
【0080】以上の動作により、情報処理提供手段20
3は、入力装置109から入力されたストロークデータ
を、通常は、例えば、図9(a)に示すようにインキン
グするが、インキング変更手段302からの通知がある
と、図9(b)に示すようにインキングする。すなわ
ち、ストロークデータの座標点P2,P3の角度T2、
および、座標点P4,P5の角度T4が角度T以上であ
る場合に、座標点P2,P3間および座標点P4,P5
間の線の幅が予め決められた幅となるべくインキングす
る。
【0081】これは、入力されたストロークデータが特
に文字である場合に、該文字を構成する線分のうちの縦
方向であるとみなした線分を太くすることにより、一般
に読みやすいといわれている字体である明朝体に似せる
ようにするものである。
【0082】なお、第3の実施例では、角度tiを(数
1)により検知したが、
【0083】
【数2】
【0084】または
【0085】
【数3】
【0086】により検知してもよい。ただし、(数2)
により検知する場合は、角度tiが角度T以下という条
件でステップ804の処理を行うようにする。
【0087】また、角度範囲とインキングする際の線幅
との対応テーブルを保持し、角度tiに該当する線幅を
取得し、取得した線幅となるべくインキングするように
してもよい。
【0088】また、予め決められた角度T,インキング
する際の線幅,角度範囲と線幅との対応テーブルを、ユ
ーザに設定させるようにしてもよい。
【0089】以上説明したように、第3の実施例によれ
ば、入力されたストロークデータが特に文字である場合
に、ユーザが読みやすいよう表示することができる。
【0090】次に、本発明の第4の実施例について、図
10および図11を用いて説明する。
【0091】第4の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。ま
た、情報処理支援手段207の構成図も、図3と同様で
ある。
【0092】第4の実施例においては、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、入力されたストローク
データが小さい場合に、見やすいように表示することで
ある。
【0093】第4の実施例においても、上述と同様に、
入力装置109から入力されたストロークデータは、ユ
ーザインタフェース機能提供手段202を介して、情報
処理提供手段203に出力され、情報処理提供手段20
3は、該ストロークデータをインキングする。
【0094】一方、情報処理支援手段207において
は、図10のフローチャートに示すように、まず、スト
ローク検知手段301は、情報処理提供手段203を介
して、入力装置109から入力されたストロークデータ
を取得し(ステップ1001)、該ストロークデータの
座標点列Pk(ただし、k=1〜n)について、隣接す
る2点の座標点Pi(xi,yi),Pj(xj,y
j)(ただし、i=1〜n−1,j=i+1)を結ぶ直
線の総距離dを、
【0095】
【数4】
【0096】により検知し(ステップ1002)、続い
て、座標点列Pkの外接矩形の面積sを、対角座標点Q
1(xt1,yt1),Q2(xt2,yt2)から、
【0097】
【数5】
【0098】により検知する(ステップ1003)。続
いて、総距離dおよび外接矩形の面積sから、密度m
を、
【0099】
【数6】
【0100】により検知する(ステップ1004)。
【0101】次に、インキング変更手段302は、密度
mと予め決められた密度Mとを比較し(ステップ100
5)、密度mが密度M以上であれば、座標点列Pk間の
線の幅を予め決められた幅(標準幅とは異なる。)とな
るべくインキングするよう、情報処理提供手段203に
通知する(ステップ1006)。
【0102】以上の動作により、情報処理提供手段20
3は、入力装置109から入力されたストロークデータ
を、通常は、例えば、図11(a)に示すようにインキ
ングするが、インキング変更手段302からの通知があ
ると、図11(b)に示すようにインキングする。すな
わち、ストロークデータの座標点列Pk(k=1〜1
7)の密度mが密度M以上である場合に、座標点列Pk
間の線の幅が予め決められた幅となるべくインキングす
る。
【0103】なお、第4の実施例では、総距離dを検知
するようにしているが、座標点列Pkをインキングした
画素の数としてもよい。また、外接矩形の面積sを検知
するようにしているが、外接矩形内にインキング可能な
画素の数としてもよいし、予め決められた面積Sとして
もよい。
【0104】また、密度の範囲とインキングする際の線
幅との対応テーブルを保持し、密度mに該当する線幅を
取得し、取得した線幅となるべくインキングするように
してもよい。
【0105】また、予め決められた密度M,インキング
する際の線幅,面積S,密度の範囲とインキングする際
の線幅との対応テーブルを、ユーザに設定させるように
してもよい。
【0106】以上説明したように第4の実施例によれ
ば、密度に応じて線幅が変更されるようになっているの
で、密度が大きくなると線幅が細くなるようにすれば、
ユーザが手書きで小さく書いても、書いた軌跡がつぶれ
て見えなくなることがなくなる。
【0107】なお、上記第1の実施例から上記第4の実
施例においては、ストローク検知手段301の検知対象
を、情報処理装置101の動作時に入力装置109から
入力されたストロークデータとしているが、既にインキ
ングされた画素に対応するストロークデータとしてもよ
い。このようにする場合は、画素に対応するストローク
データを、少なくとも一時的に記憶保持するようにして
おく必要がある。また、情報処理提供手段203が、記
憶制御装置107を動作させることにより、インキング
された画素および該画素に対応するストロークデータ
を、ファイルとして補助記憶装置108に記憶するよう
にし、ファイルとして記憶されているストロークデータ
を読み出したものを検知対象とするようにしてもよい。
【0108】第5の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0109】図12は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0110】図12において、1201は実行指示手段
である。
【0111】入力装置109から入力されたストローク
データは、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に出力され、情報処理
提供手段203は、該ストロークデータをインキングす
る。このとき、ストロークデータは、少なくとも、一時
的に記憶保持されている。
【0112】ここで、ユーザから拡張機能の実行が指示
されると、該指示は、ユーザインタフェース機能提供手
段202を介して、実行指示手段1201に通知され
る。
【0113】情報処理支援手段207においては、実行
指示手段1201は、拡張機能の実行指示が通知される
と、該指示をストローク検知手段301に通知する。ス
トローク検知手段301は、拡張機能の実行指示が通知
された場合にのみ、検知結果をインキング変更手段30
2に出力し、インキング変更手段302は、検知結果に
応じてインキングを変更するよう、情報処理提供手段2
03に通知する。
【0114】なお、ストローク検知手段301およびイ
ンキング変更手段302の動作内容は、上記第1の実施
例〜上記第4の実施例で説明した通りである。
【0115】また、ユーザが拡張機能の実行を指示する
ための、ユーザとユーザインタフェース機能提供手段2
02との間の情報交換方法については、特に限定はしな
い。
【0116】また、第5の実施例においては、拡張機能
の実行対象、すなわち、ストローク検知手段301の検
知対象を、既にインキングされた画素に対応するストロ
ークデータの全てであるとしているが、ユーザが拡張機
能の実行対象を指定することができるようにしてもよ
い。
【0117】また、上記第1の実施例〜第4の実施例に
おける拡張機能は、情報処理装置101が自動的に実行
するものであるが、ユーザが拡張機能の実行を選択的に
抑止するようにしてもよい。このようにした場合の実施
例を、第6の実施例として、図13を用いて説明する。
【0118】第6の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0119】図13は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0120】図13において、1301は実行指示手段
である。
【0121】実行指示手段1301は、ON/OFFの
状態を保持する実行フラグを有しており、実行フラグ
は、ユーザが拡張機能の実行抑止を指示していない場合
(拡張機能を実行する場合)は、ONの状態を保持し、
ユーザが拡張機能の実行抑止を指示した場合(拡張機能
を実行しない場合)は、OFFの状態を保持するように
なっている。すなわち、ユーザから拡張機能の実行抑止
が指示されると、該指示は、ユーザインタフェース機能
提供手段202を介して、実行指示手段1301に通知
され、実行指示手段1301は、該指示が通知される
と、実行フラグがOFFの状態を保持するよう設定す
る。
【0122】入力装置109から入力されたストローク
データは、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に出力され、情報処理
提供手段203は、該ストロークデータをインキングす
る。
【0123】一方、情報処理支援手段207において
は、実行指示手段1301は、実行フラグの状態を判定
し、ONの状態であるときのみ、拡張機能の実行指示を
ストローク検知手段301に通知する。ストローク検知
手段301は、拡張機能の実行指示が通知された場合に
のみ、検知結果をインキング変更手段302に出力し、
インキング変更手段302は、検知結果に応じて、線幅
が変更されるようにインキングするよう、情報処理提供
手段203に通知する。
【0124】なお、ストローク検知手段301およびイ
ンキング変更手段302の動作内容は、上記第1の実施
例〜上記第4の実施例で説明した通りである。
【0125】また、ユーザが拡張機能の実行を指示する
ための、ユーザとユーザインタフェース機能提供手段2
02との間の情報交換方法については、特に限定はしな
い。
【0126】次に、本発明の第7の実施例について、図
14を用いて説明する。
【0127】第7の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0128】第7の実施例において、情報処理支援手段
207が提供する拡張機能は、入力されたストロークデ
ータが小さい場合に、入力後のユーザの指示に応じて、
該ストロークデータがインキングされた画素に対応する
線の幅を細くし、見やすく表示することである。
【0129】図14は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0130】図14において、1401は実行指示手段
である。
【0131】入力装置109に入力されたストロークデ
ータは、ユーザインタフェース機能提供手段202を介
して、情報処理提供手段203に出力され、情報処理提
供手段203は、該ストロークデータをインキングす
る。
【0132】ここで、ユーザから線幅を変更する旨が指
示されると、該指示は、ユーザインタフェース機能提供
手段202を介して、実行指示手段1401に通知され
る。
【0133】情報処理支援手段207においては、実行
指示手段1401は、線幅の変更指示が通知されると、
該指示をストローク検知手段301に通知する。ストロ
ーク検知手段301は、線幅の変更指示が通知された場
合にのみ、情報処理提供手段203を介して、既にイン
キングされた画素に対応するストロークデータを検知
し、検知結果をインキング変更手段302に出力する。
インキング変更手段302は、検知結果に応じて、線幅
が変更されるように、再度、インキングするよう、情報
処理提供手段203に通知する。
【0134】上記第4の実施例においては、密度に応じ
て線幅が変更されるようにインキングするようにしてい
るが、第7の実施例においては、密度とは無関係に、ユ
ーザが指示したときに、既にインキングされた画素に対
応するストロークデータについて、線幅が変更されるよ
うに、再度、インキングするようにしている。
【0135】なお、ユーザが線幅の変更を指示するため
の、ユーザとユーザインタフェース機能提供手段202
との間の情報交換方法については、特に限定はしない。
【0136】以上説明したように、第7の実施例によれ
ば、ユーザが手書き入力したストロークデータが小さ
く、該ストロークデータがインキングされた画素がつぶ
れて見えなくなった場合でも、入力後にユーザが指示す
ることによって、該画素に対応する線の幅を細くするこ
とができる。
【0137】次に、本発明の第8の実施例について、図
15〜図17を用いて説明する。
【0138】第8の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0139】第8の実施例において、情報処理支援手段
207が提供する拡張機能は、入力されたストロークデ
ータが大きく、該ストロークデータがインキングされた
画素によって、続けて手書き入力する場所がなくなった
場合に、入力後のユーザの指示に応じて、該画素を縮小
し、入力する場所を確保することである。
【0140】図15は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0141】図15において、1501は実行指示手段
である。
【0142】入力装置109に入力されたストロークデ
ータは、ユーザインタフェース機能提供手段202を介
して、情報処理提供手段203に出力され、情報処理提
供手段203は、該ストロークデータをインキングす
る。
【0143】ここで、ユーザからサイズを変更する旨が
指示されると、該指示は、ユーザインタフェース機能提
供手段202を介して、実行指示手段1501に通知さ
れる。なお、サイズの変更指示には、サイズ変更率Rお
よび変更対象となるストロークデータが含まれている。
【0144】情報処理支援手段207においては、図1
6のフローチャートに示すように、実行指示手段150
1は、ユーザインタフェース機能提供手段202を介し
て、サイズの変更指示が通知されると、既にインキング
された画素に対応するストロークデータのうちから、サ
イズ変更率Rおよび変更対象となるストロークデータを
取得し、取得結果をストローク検知手段301に出力す
る(ステップ1601,ステップ1602)。
【0145】ストローク検知手段301は、サイズ変更
率Rおよび変更対象となるストロークデータが出力され
ると、該ストロークデータの座標点列Pi(xi,y
i)(ただし、i=1〜n)に関して、P1(x1,y
1)を基準座標点として、サイズ変更率Rに基づく変更
後の座標点列Qj(xj,yj)(ただし、j=1〜
n)を、
【0146】
【数7】
【0147】により検知し、検知結果をインキング変更
手段302に出力する(ステップ1603)。
【0148】次に、インキング変更手段302は、検知
結果に応じて、座標点列Qjからなるストロークデータ
をインキングするよう、情報処理提供手段203に通知
する。
【0149】以上の動作により、情報処理提供手段20
3は、入力したストロークデータを、例えば、図17
(a)に示すようにインキングするが、インキング変更
手段302からの通知があると、図17(b)に示すよ
うにインキングする。すなわち、図17(a)に示した
画素について、該画素に対応するストロークデータの座
標点列Pi(i=1〜10)からなるストロークデータ
に対して、サイズ変更率0.5でサイズの変更が指示さ
れた場合に、該ストロークデータを座標点列Qj(j=
1〜10)からなる画素となるよう縮小してインキング
する。
【0150】なお、第8の実施例では、P1を基準座標
点としているが、特に限定はしない。また、基準座標点
をユーザに設定させるようにしてもよい。
【0151】また、ユーザがサイズの変更を指示するた
めのユーザとユーザインタフェース機能提供手段202
との間の情報交換方法については、特に限定はしない。
【0152】以上説明したように、第8の実施例によれ
ば、ユーザが手書き入力したストロークデータが大き
く、該ストロークデータがインキングされた画素によっ
て、続けて手書き入力する場所がなくなった場合でも、
入力後にユーザが指示することによって、該画素を縮小
することが可能となるので、入力する場所を確保するこ
とができる。
【0153】次に、本発明の第9の実施例について、図
18および図19を用いて説明する。
【0154】第9の実施例の情報処理装置の構成図およ
び機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0155】一般に、画素からなるデータ,文字コード
入力されたデータ,グラフィック入力されたデータをフ
ァイルとして補助記憶装置108に記憶する際には、ユ
ーザは、該ファイルのファイル名称とは別に、検索時の
キーワードを付与することができるようになっている。
そこで、例えば、ユーザは、既に補助記憶装置108に
記憶されている特定のファイルに付与されているキーワ
ードと同じキーワードを付与したい場合には、ユーザ自
身が該キーワードを正確に覚えていなければならない。
【0156】第9の実施例において、情報処理支援手段
207が提供する拡張機能は、ユーザが、ファイルにキ
ーワードを付与する際に、既に補助記憶装置108に記
憶されているファイルに付与されているキーワードの一
覧を表示するようにすることである。
【0157】図18は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0158】図18において、1801はファイル情報
処理手段、1802はキーワード処理手段である。
【0159】ファイル情報処理手段1801は、情報処
理提供手段203が記憶制御装置107を動作させてフ
ァイルを該ファイルのファイル名称と共に補助記憶装置
108に記憶する際に、情報処理提供手段203を介し
て記憶制御装置107を動作させることにより、該ファ
イルに入力装置109から入力されたキーワードを対応
付けて補助記憶装置108に記憶するものである。
【0160】また、キーワード処理手段1802は、入
力装置109から入力されたキーワードをファイル情報
処理手段1801に出力し、また、補助記憶装置108
に記憶されているファイルに対応付けられている全てキ
ーワードを、ファイル情報処理手段1801に読み出さ
せ、表示装置110に表示するものである。
【0161】ユーザから補助記憶装置108にファイル
を記憶したい旨が指示されると、該指示は、ユーザイン
タフェース機能提供手段202を介して、キーワード処
理手段1802に通知される。
【0162】情報処理支援手段207においては、図1
9のフローチャートに示すように、キーワード出力手段
1802は、ファイル記憶指示が通知されると、ファイ
ル情報処理手段1801を動作させ、補助記憶装置10
8に記憶されている全てのファイルに対応付けられてい
るキーワードを取得し(ステップ1901)、取得した
キーワードの一覧を表示装置110に表示するよう、ユ
ーザインタフェース機能提供手段202に通知する(ス
テップ1902)。
【0163】なお、ファイル情報処理手段1801は、
情報処理提供手段203を介して記憶制御装置107を
動作させることにより、補助記憶装置108に記憶され
ているキーワードを読み出し、該キーワードをキーワー
ド処理手段1802に出力する。
【0164】以上の動作により、表示装置110には、
既に補助記憶装置108に記憶されているファイルに付
与されている全てのキーワードの一覧が表示されること
となるので、ユーザは、ファイルにキーワードを付与す
る際に、既に付与されているファイルと分類しやすいよ
うに(同じキーワードを付与しないように)、また、キ
ーワードの付与の仕方に一貫性がとれるように(同じ種
類に分類したいファイルに付与されているキーワードを
付与するように)することができる。
【0165】ここで、ユーザが所望のファイル名称およ
びキーワードを入力装置109から入力すると、該ファ
イル名称および該キーワードは、それぞれ、ユーザイン
タフェース機能提供手段202を介して、情報処理提供
手段203およびキーワード処理手段1802に通知さ
れる。
【0166】情報処理支援手段207においては、キー
ワード処理手段1802は、通知されたキーワードをフ
ァイル情報処理手段1801に出力し、ファイル情報処
理手段1801は、情報処理提供手段203が記憶制御
装置107を動作させてファイルを該ファイルのファイ
ル名称と共に補助記憶装置108に記憶する際に、情報
処理提供手段203を介して記憶制御装置107を動作
させることにより、該ファイルに、キーワード処理手段
1802から出力されたキーワードを対応付けて補助記
憶装置108に記憶する。
【0167】以上説明したように、第9の実施例によれ
ば、補助記憶装置108にファイルを記憶する際に、既
に付与されているキーワードの一覧を表示するようにし
ているので、該ファイルにキーワードを付与する操作の
負荷を軽減することができる。
【0168】なお、複数のファイルに同じキーワードが
付与されている場合があるので、重複するキーワードが
ある場合は、1種類のみを表示するようにする。
【0169】また、第9の実施例では、補助記憶装置1
08に記憶されている全てのキーワードを取得するよう
にしているが、ファイルを階層的に管理し、任意の階層
下のファイルを対象としてキーワードを取得するように
してもよい。
【0170】また、ユーザインタフェース機能提供手段
202によるキーワードの表示方法については、特に限
定はしない。
【0171】次に、本発明の第10の実施例について、
図20を用いて説明する。
【0172】第10の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
また、情報処理支援手段207の構成図も、図18と同
様である。
【0173】第10の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、補助記憶装置108に
記憶されているファイルを読み出して編集した後、該フ
ァイルを再び補助記憶装置に記憶する場合に、該ファイ
ルにキーワードを付与する手間を省くようにすることで
ある。
【0174】ユーザが、入力装置109から補助記憶装
置108に記憶されているファイルを読み出したい旨を
指示し、読み出し対象となるファイルのファイル名称を
入力すると、該指示およびファイル名称は、ユーザイン
タフェース機能提供手段202を介して、情報処理提供
手段203に通知される。
【0175】情報処理提供手段203は、記憶制御装置
107を動作させることにより、通知されたファイル名
称に対応するファイルを補助記憶装置108から読み出
し、表示制御装置105を動作させることにより、読み
出したファイルの内容を表示装置110に表示する。
【0176】一方、情報処理支援手段207において
は、図20のフローチャートに示すように、キーワード
処理手段1802は、情報処理提供手段203が読み出
したファイルのファイル名称を取得し、取得したファイ
ル名称をファイル情報処理手段1801に出力する(ス
テップ2001)。ファイル情報処理手段1801は、
情報処理提供手段203を介して記憶制御装置107を
動作させることにより、補助記憶装置108に記憶され
ているファイルのうち、キーワード処理手段1802か
ら出力されたファイル名称に対応付けられているファイ
ルを検索し、さらに、該ファイルに対応付けられている
キーワードを取得し、キーワード処理手段1802に出
力する(ステップ2002)。キーワード処理手段18
02は、出力されたキーワードを記憶保持しておく(ス
テップ2003)。
【0177】以上の動作により、表示装置110に表示
されたファイルが編集されている間、該ファイルに対応
付けられているキーワードが記憶保持されているので、
ユーザは、該ファイルを再び補助記憶装置108に記憶
する場合に、対応するキーワードを再び入力しなくても
済むようになる。
【0178】すなわち、ユーザが、表示装置110に表
示されたファイルの編集を終了し、該ファイルを再び補
助記憶装置108に記憶したい旨を指示すると、該指示
は、ユーザインタフェース機能提供手段202を介し
て、キーワード処理手段1802に通知される。
【0179】そこで、情報処理支援手段207において
は、キーワード処理手段1802は、記憶保持しておい
たキーワードを、表示装置110に表示し、ユーザから
該キーワードを付与する旨が指示されると、該キーワー
ドをファイル情報処理手段に1801に出力するように
することができる。
【0180】以上説明したように、第10の実施例によ
れば、補助記憶装置108に記憶されているファイルを
読み出して編集した後、該ファイルを再び補助記憶装置
108に記憶する場合に、該ファイルに対応するキーワ
ードをユーザが再び入力する手間を省くことができるの
で、該ファイルにキーワードを付与する操作の負荷を軽
減することができる。
【0181】なお、ユーザがファイル名称を入力するた
めのユーザとユーザインタフェース機能提供手段202
との間の情報交換方法については、特に限定はしない。
【0182】次に、本発明の第11の実施例について、
図21を用いて説明する。
【0183】第11の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
また、情報処理支援手段207の構成図も、図18と同
様である。
【0184】第11の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、あるファイルを補助記
憶装置108から読み出す際に、該ファイルのキーワー
ドとして、他のファイルのファイル名称が付与されてい
る場合に、その旨をユーザに通知することである。
【0185】ユーザは、ファイルを補助記憶装置108
に記憶する際に、既に補助記憶装置108に記憶されて
いるファイルのファイル名称をキーワードとして付与す
ることができる。これは、例えば、前者のファイルが後
者のファイルの添付資料である場合や、後者のファイル
が定型フォーマットであり前者のファイルが該定型フォ
ーマットを元にして作成された資料である場合が考えら
れる。このような場合、ユーザが該ファイルを次に補助
記憶装置108から読み出した場合に、他のファイルの
ファイル名称がキーワードとして付与されている旨を表
示し、他のファイルと関連がある旨をユーザに通知する
ようにする。
【0186】すなわち、ユーザが、入力装置109から
補助記憶装置108に記憶されているファイルを読み出
したい旨を指示し、読み出し対象となるファイルのファ
イル名称を入力すると、該指示およびファイル名称は、
ユーザインタフェース機能提供手段202を介して、情
報処理提供手段203に通知される。
【0187】情報処理提供手段203は、記憶制御装置
107を動作させることにより、通知されたファイル名
称に対応するファイルを補助記憶装置108から読み出
し、表示制御装置105を動作させることにより、読み
出したファイルの内容を表示装置110に表示する。
【0188】一方、情報処理支援手段207において
は、図21のフローチャートに示すように、キーワード
処理手段1802は、情報処理提供手段203が読み出
したファイルのファイル名称を取得し、取得したファイ
ル名称をファイル情報処理手段1801に出力する。フ
ァイル情報処理手段1801は、情報処理提供手段20
3を介して記憶制御装置107を動作させることによ
り、補助記憶装置108に記憶されている全てのファイ
ルに付与されているファイル名称を取得する(ステップ
2101)。続いて、ファイル情報処理手段1801
は、補助記憶装置108に記憶されているファイルのう
ち、キーワード処理手段1802から出力されたファイ
ル名称に対応付けられているファイルを検索し、さら
に、該ファイルに対応付けられているキーワードを取得
し、取得したキーワードとステップ2101で取得した
ファイル名称とを比較する(ステップ2102)。キー
ワードと一致するファイル名称がある場合は、該ファイ
ル名称がキーワードとして付与されている旨を表示する
よう、ユーザインタフェース機能提供手段202に通知
する(ステップ2103)。
【0189】以上説明したように、第11の実施例によ
れば、ユーザは、読み出したファイルのキーワードとし
て他のファイルのファイル名称が付与されている場合
に、その旨を知ることができるので、ユーザが覚えてお
く必要がなくなる。
【0190】なお、図21のステップ2103におい
て、他のファイルのファイル名称がキーワードとして付
与されている旨を表示する際の表示の仕方としては、フ
ァイル名称そのものを表示するようにしてもよいし、該
ファイル名称に対応付けられているファイルのの全てま
たは一部を表示するようにしてもよく、特に限定はしな
い。また、表示の仕方をユーザが設定できるようにして
もよい。
【0191】また、図21のステップ2101におい
て、補助記憶装置108に記憶されている全てのファイ
ルに付与されているファイル名称を取得するようにして
いるが、ファイルを階層的に管理し、任意の階層下のフ
ァイルを対象にファイル名称を取得するようにしてもよ
い。
【0192】上記第9の実施例〜上記第11の実施例に
おける拡張機能は、情報処理装置101が自動的に実行
するものであるが、通常は実行せず、ユーザが拡張機能
の実行を指示した場合にのみ実行するようにしてもよ
い。このようにした場合の実施例を、第12の実施例と
して、図22を用いて説明する。
【0193】第12の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0194】図22は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0195】図22において、2201は実行指示手段
である。
【0196】ユーザから拡張機能の実行が指示される
と、該指示は、ユーザインタフェース機能提供手段20
2を介して、実行指示手段2201に通知される。
【0197】情報処理支援手段207においては、実行
指示手段2201は、拡張機能の実行指示が通知される
と、該指示をキーワード処理手段1802に通知する。
キーワード処理手段1802は、実行指示手段2201
から拡張機能の実行指示が通知された場合にのみ、キー
ワードの一覧を表示したり、編集中のファイルに付与さ
れているキーワードを表示したり、他のファイルのファ
イル名称がキーワードとして付与されている旨を表示し
たりする。
【0198】なお、ファイル情報処理手段1801およ
びキーワード処理手段1802の動作内容は、上記第9
の実施例〜上記第11の実施例で説明した通りである。
【0199】また、ユーザが拡張機能の実行を指示する
ためのユーザとユーザインタフェース機能提供手段20
2との間の情報交換方法については、特に限定はしな
い。
【0200】また、上記第9の実施例〜上記第11の実
施例における拡張機能は、情報処理装置101が自動的
に実行するものであるが、ユーザが拡張機能の実行を選
択的に抑止するようにしてもよい。このようにした場合
の実施例を、第13の実施例として、図23を用いて説
明する。
【0201】第13の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0202】図23は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0203】図23において、2301は実行指示手段
である。
【0204】実行指示手段2301は、ON/OFFの
状態を保持する実行フラグを有しており、実行フラグ
は、ユーザが拡張機能の実行抑止を指示していない場合
(拡張機能を実行する場合)は、ONの状態を保持し、
ユーザが拡張機能の実行抑止を指示した場合(拡張機能
を実行しない場合)は、OFFの状態を保持するように
なっている。すなわち、ユーザから拡張機能の実行抑止
が指示されると、該指示は、ユーザインタフェース機能
提供手段202を介して、実行指示手段2301に通知
され、実行指示手段2301は、該指示が通知される
と、実行フラグがOFFの状態を保持するよう設定す
る。
【0205】そこで、情報処理支援手段207において
は、実行指示手段2301は、実行フラグの状態を判定
し、ONの状態であるときのみ、拡張機能の実行指示を
キーワード処理手段1802に通知する。キーワード処
理手段1802は、実行指示手段2301から拡張機能
の実行指示が通知された場合にのみ、キーワードの一覧
を表示したり、編集中のファイルに付与されているキー
ワードを表示したり、他のファイルのファイル名称がキ
ーワードとして付与されている旨を表示したりする。
【0206】なお、ファイル情報処理手段1801およ
びキーワード処理手段1802の動作内容は、上記第9
の実施例〜上記第11の実施例で説明した通りである。
【0207】また、ユーザが拡張機能の実行を指示する
ためのユーザとユーザインタフェース機能提供手段20
2との間の情報交換方法については、特に限定はしな
い。
【0208】さて、上記第9の実施例〜上記第13の実
施例においては、キーワードは、ファイルに対応付けて
補助記憶装置108に記憶されるようになっており、実
際は、ファイルの内容であるデータとキーワードと(さ
らには、ファイル名称と)が対応付られたものがファイ
ルとして補助記憶装置108に記憶されるようになって
いるが、さらに、キーワードを抽出して1つのファイル
にまとめるようにすることもできる。このようにした場
合の実施例を、第14の実施例として、図24および図
25を用いて説明する。
【0209】第14の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0210】図24は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0211】図24において、2401はキーワード記
憶手段、2402はキーワード処理手段、2403はフ
ァイル検知手段である。
【0212】キーワード記憶手段2401は、情報処理
提供手段203が記憶制御装置107を操作させてファ
イルを該ファイルのファイル名称と共に補助記憶装置1
08に記憶する際に、情報処理提供手段203を介して
記憶制御装置107を操作させることにより、該ファイ
ルに、入力装置109から入力されたキーワードを対応
付けて補助記憶装置108に記憶する。また、該キーワ
ードをキーワードファイルとして補助記憶装置108に
記憶し、既にキーワードファイルが存在する場合は、該
キーワードをキーワードファイルに追加する。
【0213】なお、キーワード処理手段2402および
ファイル検知手段2403の処理については後述する。
【0214】ユーザは、補助記憶装置108にファイル
を記憶したい場合に、その旨の指示と共に、ファイル名
称およびキーワードを入力装置109から入力する。入
力されたファイル名称およびキーワードは、それぞれ、
ユーザインタフェース機能提供手段202を介して、情
報処理提供手段203およびキーワード処理手段240
2に通知される。
【0215】キーワード処理手段2402は、通知され
たキーワードをキーワード記憶手段2401に出力し、
キーワード記憶手段2401は、情報処理提供手段20
3が記憶制御装置107を動作させてファイルを該ファ
イルのファイル名称と共に補助記憶装置108に記憶す
る際に、該ファイルにキーワード処理手段2402から
出力されたキーワードを対応付けて補助記憶装置108
に記憶すると共に、該キーワードをキーワードファイル
として補助記憶装置108に記憶する。
【0216】なお、キーワード記憶手段2401は、既
にキーワードファイルが補助記憶装置108に記憶され
ている場合は、該キーワードをキーワードファイルに追
加する。また、1つのキーワードに対して複数のファイ
ル名称が対応する場合があるので、既に同じキーワード
がキーワードファイルに存在するならば、何もしない。
【0217】このようにして補助記憶装置108に記憶
されるキーワードファイルは、以下に説明するように活
用される。
【0218】すなわち、第14の実施例において、情報
処理支援手段207が提供する拡張機能は、ユーザが、
補助記憶装置108から読み出したキーワードファイル
において、いずれかのキーワードを選択指示すると、選
択指示されたキーワードが付与されている全てのファイ
ルを表示することである。
【0219】ユーザが、入力装置109から補助記憶装
置108に記憶されているキーワードファイルを読み出
したい旨を指示し、読み出し対象となるキーワードファ
イルのファイル名称を入力すると、該指示およびファイ
ル名称は、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に通知される。
【0220】情報処理提供手段203は、記憶制御装置
107を動作させることにより、通知されたファイル名
称に対応するファイル(キーワードファイル)を補助記
憶装置108から読み出し、表示制御装置105を動作
させることにより、読み出したキーワードファイルの内
容を表示装置110に表示する。
【0221】ここで、ユーザが任意のキーワードを選択
指示すると、該キーワードは、ユーザインタフェース機
能提供手段202を介して、キーワード処理手段240
2に通知される。
【0222】情報処理支援手段207においては、図2
5のフローチャートに示すように、キーワード処理手段
2402は、通知されたキーワードをファイル検知手段
2403に出力する(ステップ2501)。ファイル検
知手段2403は、情報処理提供手段203を介して記
憶制御装置107を動作させることにより、補助記憶装
置108に記憶されている全てのファイルのうち、キー
ワード処理手段2402から出力されたキーワードが付
与されているファイルを検知し、検知結果をキーワード
処理手段2402に出力する(ステップ2502)。キ
ーワード処理手段2402は、該検知結果に基づいて、
該キーワードが付与されているファイルを表示するよ
う、ユーザインタフェース機能提供手段202に通知す
る(ステップ2503)。
【0223】なお、選択指示されたキーワードが付与さ
れているファイルを表示する際の表示の仕方としては、
ファイル名称のみを表示するようにしてもよいし、ファ
イルの全てまたは一部を表示するようにしてもよい。
【0224】これにより、ユーザは、補助記憶装置10
8に記憶されている全てのファイルのファイル名称を覚
えなくても、キーワードファイルのファイル名称のみを
覚えておくだけで済む。
【0225】なお、ユーザは、キーワードファイルを先
に作成して補助記憶装置108に記憶させるようにする
こともできる。これは、例えば、ファイルを分類するた
めの分類項目としてキーワードを用い、分類項目から先
に作成し、その後、それぞれの分類項目に属するファイ
ルを作成するようにする場合に行われる。
【0226】以上説明したように、第14の実施例によ
れば、ユーザがキーワードファイルのファイル名称を覚
えておくだけで、補助記憶装置108に記憶されている
ファイルを参照することができるようになる。
【0227】なお、ユーザがキーワードを選択指示する
ためのユーザとユーザインタフェース機能提供手段20
2との間の情報交換方法およびキーワードファイルを表
示するためのユーザとユーザインタフェース機能提供手
段202との間の情報交換方法については、特に限定は
しない。
【0228】また、検知したファイルを表示するための
ユーザとユーザインタフェース機能提供手段202との
間の情報交換方法についても、特に限定はしない。
【0229】上記第14の実施例においては、ユーザか
ら選択指示されたキーワードが付与されているファイル
を表示するようにしているが、該キーワードが付与され
ているファイルのファイル数を表示するようにすること
も可能である。以下、このような実施例を、第15の実
施例として、図26を用いて説明する。
【0230】第15の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
また、情報処理支援手段207の構成および概略動作
は、上記第14の実施例と同様である。
【0231】第15の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、ユーザが、補助記憶装
置108から読み出したキーワードファイルにおいて、
キーワードを選択指示すると、選択指示されたキーワー
ドが付与されている全てのファイルのファイル数を表示
することである。
【0232】ユーザが、入力装置109から補助記憶装
置108に記憶されているキーワードファイルを読み出
したい旨を指示し、読み出し対象となるキーワードファ
イルのファイル名称を入力すると、該指示およびファイ
ル名称は、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に通知される。
【0233】情報処理提供手段203は、記憶制御装置
107を動作させることにより、通知されたファイル名
称に対応するファイル(キーワードファイル)を補助記
憶装置108から読み出し、表示制御装置105を動作
させることにより、読み出したキーワードファイルの内
容を表示装置110に表示する。
【0234】ここで、ユーザが任意のキーワードを選択
指示すると、該キーワードは、ユーザインタフェース機
能提供手段202を介して、キーワード処理手段240
2に通知される。
【0235】情報処理支援手段207においては、図2
6のフローチャートに示すように、キーワード処理手段
2402は、通知されたキーワードをファイル検知手段
2403に出力する(ステップ2601)。ファイル検
知手段2403は、情報処理提供手段203を介して記
憶制御装置107を動作させることにより、補助記憶装
置108に記憶されている全てのファイルのうち、キー
ワード処理手段2402から出力されたキーワードが付
与されているファイルのファイル数を検知し、検知結果
をキーワード処理手段2402に出力する(ステップ2
602)。キーワード処理手段2402は、該検知結果
に基づいて、該キーワードが付与されているファイルの
ファイル数を表示するよう、ユーザインタフェース機能
提供手段202に通知する(ステップ2603)。
【0236】以上説明したように、第15の実施例によ
れば、ユーザは、キーワードファイルにおいて、任意の
キーワードを選択指示すると、該キーワードが付与され
ているファイルのファイル数を参照することができるよ
うになる。
【0237】なお、ユーザがキーワードを選択指示する
ためのユーザとユーザインタフェース機能提供手段20
2との間の情報交換方法およびキーワードファイルを表
示するためのユーザとユーザインタフェース機能提供手
段202との間の情報交換方法については、特に限定は
しない。
【0238】また、検知したファイル数を表示するため
のユーザとユーザインタフェース機能提供手段202と
の間の情報交換方法についても、特に限定はしない。
【0239】次に、本発明の第16の実施例について、
図27を用いて説明する。
【0240】第16の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
また、情報処理支援手段207の構成および概略動作
は、上記第14の実施例と同様である。
【0241】第16の実施例においては、情報処理支援
手段207が提供する拡張機能は、ユーザが、キーワー
ドファイルにおいて、任意のキーワードを選択指示する
と、該キーワードが付与されている全てのファイルを1
つのファイルにまとめて補助記憶装置108に記憶する
ことである。
【0242】ユーザが、入力装置109から補助記憶装
置108に記憶されているキーワードファイルを読み出
したい旨を指示し、読み出し対象となるキーワードファ
イルのファイル名称を入力すると、該指示およびファイ
ル名称は、ユーザインタフェース機能提供手段202を
介して、情報処理提供手段203に通知される。
【0243】情報処理提供手段203は、記憶制御装置
107を動作させることにより、通知されたファイル名
称に対応するファイル(キーワードファイル)を補助記
憶装置108から読み出し、表示制御装置105を動作
させることにより、読み出したキーワードファイルの内
容を表示装置110に表示する。
【0244】ここで、ユーザが任意のキーワードを選択
指示すると、該キーワードは、ユーザインタフェース機
能提供手段202を介して、キーワード処理手段240
2に通知される。
【0245】情報処理支援手段207においては、図2
7のフローチャートに示すように、キーワード処理手段
2402は、通知されたキーワードをファイル検知手段
2403に出力する(ステップ2701)。ファイル検
知手段2403は、情報処理提供手段203を介して記
憶制御装置107を動作させることにより、補助記憶装
置108に記憶されている全てのファイルのうち、キー
ワード処理手段2402から出力されたキーワードが付
与されている全てのファイルを検知し、検知結果をキー
ワード処理手段2402に出力する(ステップ270
2)。キーワード処理手段2402は、該検知結果に基
づいて、該キーワードが付与されている全てのファイル
を補助記憶装置108から読み出し、それらのファイル
を1つのファイルにまとめて、再び、補助記憶装置10
8に記憶するよう、情報処理提供手段203に通知する
(ステップ2703)。
【0246】なお、情報処理提供手段203は、まとめ
た後の1つのファイルのファイル名称を、選択指示され
たキーワードとするようにすることができる。
【0247】また、ユーザから選択指示されたキーワー
ドについて、該キーワードが付与されている全てのファ
イルを1つのファイルにまとめるようにしているが、キ
ーワードファイルの全てのキーワードについて上述した
処理を行うようにしてもよく、このようにした場合は、
ステップ2701〜2703の処理をキーワードファイ
ルの全てのキーワードについて行うようにすればよい。
【0248】以上説明したように、第16の実施例によ
れば、1つのファイルを複数のユーザで協力して作成す
るような作業形態を採る場合に、各ユーザが、自身が作
成したファイルに同じキーワードを付与しておくだけ
で、後に各ユーザが作成したファイルを1つのファイル
にまとめる際の操作の負荷を軽減することができる。
【0249】なお、ユーザから選択指示されたキーワー
ドが付与されているファイルの読み出しや記憶を行うた
めのユーザとユーザインタフェース機能提供手段202
との間の情報交換方法については、特に限定はしない。
【0250】上記第9の実施例〜上記第16の実施例
は、キーワードを用いてユーザの操作を支援するもので
あるが、補助記憶装置108に記憶されている全てのフ
ァイルが有効に利用されるために、ファイルの利用履歴
を用いてユーザの操作を支援することもできる。以下、
ファイルの利用履歴を監視し、有効に利用されていない
ファイルがある場合に、その旨をユーザに通知するよう
にした実施例を、第17の実施例として、図28および
図29を用いて説明する。
【0251】第17の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0252】図28は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0253】図28においては、2801はファイル情
報処理手段、2802はファイル履歴検知手段、280
3はファイル通知手段である。
【0254】ファイル情報処理手段2801は、情報処
理提供手段203が記憶制御装置107を動作させてフ
ァイルを該ファイルのファイル名称と共に補助記憶装置
108に記憶する際に、情報処理提供手段203を介し
て記憶制御装置107を動作させることにより、該ファ
イルに、読み出し回数を含むファイル履歴情報を対応付
けて補助記憶装置108に記憶する。
【0255】なお、ファイル情報処理手段2801は、
ファイルが新規に作成された場合は、ファイル履歴情報
のうちの読み出し回数を「0」に設定し、ファイルが更
新された場合は、ファイル履歴情報のうちの読み出し回
数を「1」加算する。
【0256】ファイル履歴検知手段2802は、ファイ
ル履歴情報を参照し、有効に利用されていないファイル
を検知し、ファイル通知手段2803は、有効に利用さ
れていないファイルをユーザに通知するよう、ユーザイ
ンタフェース機能提供手段202に通知する。
【0257】第17の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、このようにしてファイ
ルに対応付けられて補助記憶装置108に記憶されるフ
ァイル履歴情報に基づいて、有効に利用されていないフ
ァイルを検知し、検知したファイルをユーザに通知する
ことである。
【0258】すなわち、情報処理支援手段107におい
ては、図29のフローチャートに示すように、ファイル
履歴検知手段2802は、情報処理提供手段203を介
して記憶制御装置107を動作させることにより、補助
記憶装置108に記憶されている全てのファイルのう
ち、対応するファイル履歴情報のうちの読み出し回数が
「0」であるファイルがあるか否かを検知し、検知結果
をファイル通知手段2803に出力する(ステップ29
01)。ファイル通知手段2803は、ファイル履歴情
報のうちの読み出し回数が「0」であるファイルがある
場合は、その旨をユーザに通知するよう、ユーザインタ
フェース機能提供手段202に通知する(ステップ29
03)。
【0259】なお、読み出し回数が「0」であるファイ
ルがある旨をユーザに通知する際の通知の仕方として
は、該ファイルのファイル名称を表示するようにした
り、該ファイルの全てまたは一部を表示するようにした
りすることができ、特に限定はしない。
【0260】また、読み出し回数が「0」であるファイ
ルがある旨をユーザに通知する時期は、例えば、情報処
理装置101の起動時であるようにしたり、終了時であ
るようにしたり、ファイルを対象として操作時であるよ
うにしたり、予め決められた時間が経過した時点である
ようにしたり、ユーザから問い合わせがあった時点であ
るようにしたり、特に限定はしない。
【0261】また、読み出し回数が「0」であるファイ
ルを通知の対象としているが、特に限定はしない。さら
に、全てのファイル履歴情報のうちの読み出し回数につ
いて、最も回数が少ない1つ以上のファイルを通知の対
象としてもよい。
【0262】以上説明したように、第17の実施例によ
れば、ユーザが記憶させたことを忘れてしまい、有効に
利用されていないファイルがあっても、その旨をユーザ
に通知することができるので、ユーザは、ファイルを有
効に利用することができるようになる。
【0263】上記第17の実施例では、ファイル履歴情
報のうちの読み出し回数に基づいて、有効に利用されて
いないファイルを検知しているが、時間を考慮していな
い。すなわち、最後に読み出されたのが随分前のことで
あり、最近は読み出されていないようなファイルもあ
る。そこで、このように最近は読み出されていないファ
イルがある場合に、その旨をユーザに通知するようにし
た実施例を、第18の実施例として、図30を用いて説
明する。
【0264】第18の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
また、情報処理支援手段207の構成および概略動作
は、上記第17の実施例と同様である。
【0265】ファイル情報処理手段2801は、情報処
理提供手段203が記憶制御装置107を動作させてフ
ァイルを該ファイルのファイル名称と共に補助記憶装置
108に記憶する際に、情報処理提供手段203を介し
て記憶制御装置107を動作させることにより、該ファ
イルに、読み出し回数,ファイル読み出し日時を含むフ
ァイル履歴情報を対応付けて補助記憶装置108に記憶
する。
【0266】なお、ファイル情報処理手段2801は、
ファイルが新規に作成された場合は、ファイル履歴情報
のうちの読み出し回数を「0」に設定し、ファイルが更
新された場合は、ファイル履歴情報のうちの読み出し回
数を「1」加算する。
【0267】第18の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、このようにしてファイ
ルに対応付けられて補助記憶装置108に記憶されるフ
ァイル履歴情報に基づいて、最近に読み出されていない
ファイルを検知し、検知したファイルをユーザに通知す
ることがである。
【0268】すなわち、情報処理支援手段107におい
ては、図30のフローチャートに示すように、ファイル
履歴検知手段2802は、情報処理提供手段203を介
して記憶制御装置107を動作させることにより、補助
記憶装置108に記憶されている全てのファイルについ
て、対応するファイル履歴情報のうちの読み出し日時を
それぞれ検知し(ステップ3001)、さらに、該読み
出し日時から現在の日時までの時間間隔tをそれぞれ検
知し、検知結果をファイル通知手段2803に出力する
(ステップ3002)。ファイル通知手段2803は、
ファイル履歴検知手段2802が検知した時間間隔tと
予め決められた時間間隔Tとを比較し(ステップ300
3)、時間間隔tが時間間隔T以上であるファイルがあ
る場合は、その旨をユーザに通知するよう、ユーザイン
タフェース機能提供手段202に通知する(ステップ3
004)。
【0269】なお、ファイル履歴情報のうちの読み出し
回数が「0」であるファイルについてのみ、図30に示
した処理を行うようにしてもよい。すなわち、読み出し
回数が「0」で、かつ、時間間隔tが時間間隔T以上で
あるファイルがある旨をユーザに通知するようにしても
よい。
【0270】また、時間間隔T以上読み出されていない
ファイルがある旨をユーザに通知する際の通知の仕方と
しては、該ファイルのファイル名称を表示するようにし
たり、該ファイルの全てまたは一部を表示するようにし
たりすることができ、特に限定はしない。
【0271】また、時間間隔T以上読み出されていない
ファイルがある旨をユーザに通知する時期は、例えば、
情報処理装置101の起動時であるようにしたり、終了
時であるようにしたり、ファイルを対象として操作時で
あるようにしたり、予め決められた時間が経過した時点
であるようにしたり、ユーザから問い合わせがあった時
点であるようにしたり、特に限定はしない。
【0272】以上説明したように、第18の実施例によ
れば、ユーザが記憶させたことを忘れてしまい、最近に
読み出されていないファイルがあっても、その旨をユー
ザに通知することができるので、ユーザは、ファイルを
有効に利用することができるようになる。
【0273】上記第17の実施例および上記第18の実
施例においては、読み出し回数が「0」であるファイル
がある旨や時間間隔T以上読み出されていないファイル
がある旨をユーザに通知するのみであったが、さらに、
該ファイルを削除してもよいか否かをユーザに問い合わ
せ、削除してもよい旨が指示された場合に削除するよう
にすることもできる。以下、このようにした実施例を、
第19の実施例として、図31を用いて説明する。
【0274】第19の実施例の実施例の情報処理装置の
構成図および機能ブロック図は、図1および図2と同様
である。また、情報処理支援手段207の構成および概
略動作は、上記第17の実施例および上記第18の実施
例と同様である。
【0275】第19の実施例において、情報処理支援手
段207が提供する拡張機能は、有効に利用されていな
いファイルまたは最近に読み出されていないファイルが
ある場合に、その旨をユーザに通知すると共に、該ファ
イルを削除してもよいか否かをユーザに問い合わせ、削
除してもよい旨が指示された場合に削除することであ
る。
【0276】上述したように、ファイル履歴検知手段2
802が検知結果をファイル通知手段2803に出力し
た後、情報処理支援手段207においては、図31のフ
ローチャートに示すように、ファイル通知手段2803
は、該検知結果を判定し(ステップ3101)、読み出
し回数が「0」であるファイルがある場合や時間間隔t
が予め決められた時間間隔T以上であるファイルがある
場合は、その旨および該ファイルを削除してもよいか否
かをユーザに通知するよう、ユーザインタフェース機能
提供手段202に通知する(ステップ3102)。これ
により、ユーザは、該ファイルを削除してもよいかまた
は削除しないかのいずれかを指示するので、該指示は、
ユーザインタフェース機能提供手段202を介して、フ
ァイル通知手段2802に通知される(ステップ310
3)。そこで、ファイル通知手段2802は、該指示を
判定し(ステップ3104)、削除してもよい旨が指示
されたならば、該ファイルを削除するよう、情報処理提
供手段203に通知する(ステップ3105)。
【0277】なお、ファイルを削除してもよいか否かを
ユーザに通知する時期は、例えば、情報処理装置101
の起動時であるようにしたり、終了時であるようにした
り、ファイルを対象として操作時であるようにしたり、
予め決められた時間が経過した時点であるようにした
り、ユーザから問い合わせがあった時点であるようにし
たり、特に限定はしない。
【0278】また、ファイルを削除してもよいか否かを
ユーザに通知するためのユーザとユーザインタフェース
機能提供手段202との間の情報交換方法については、
特に限定はしない。
【0279】また、ファイルを削除してもよいかまたは
削除しないかのいずれかの指示をユーザが行うためのユ
ーザとユーザインタフェース機能提供手段202との間
の情報交換方法については、特に限定はしない。
【0280】以上説明したように、第19の実施例によ
れば、ユーザが記憶させたことを忘れてしまい、有効に
利用されていないファイルや最近に読み出されていない
ファイルがあっても、該ファイルを削除してもよいか否
かをユーザに問い合わせ、削除してもよい旨が指示され
た場合に削除するようにしているので、メモ等の1度利
用すれば利用価値がなくなるようなファイルを削除する
ことが可能となり、有効なファイルのみを補助記憶装置
108に記憶させるようにすることができる。
【0281】また、上記第17の実施例〜上記第19の
実施例は、情報処理装置101が自動的に実行するもの
であるが、ユーザが拡張機能の実行を選択的に抑止する
ようにしてもよい。このようにした場合の実施例を、第
20の実施例として、図32を用いて説明する。
【0282】第20の実施例の情報処理装置の構成図お
よび機能ブロック図は、図1および図2と同様である。
【0283】図32は情報処理支援手段207の構成図
である。
【0284】図32において、3201は実行指示手段
である。
【0285】実行指示手段3201は、ON/OFFの
状態を保持する実行フラグを有しており、実行フラグ
は、ユーザが拡張機能の実行抑止を指示していない場合
(拡張機能を実行する場合)は、ONの状態を保持し、
ユーザが拡張機能の実行抑止を指示した場合(拡張機能
を実行しない場合)は、OFFの状態を保持するように
なっている。すなわち、ユーザから拡張機能の実行抑止
が指示されると、該指示は、ユーザインタフェース機能
提供手段202を介して、実行指示手段3201に通知
され、実行指示手段3201は、該指示が通知される
と、実行フラグがOFFの状態を保持するよう設定す
る。
【0286】そこで、情報処理支援手段107において
は、実行指示手段3201は、実行フラグの状態を判定
し、ONの状態であるときのみ、拡張機能の実行指示を
ファイル通知手段2803に通知する。
【0287】なお、ファイル情報処理手段2801,フ
ァイル履歴検知手段2802,ファイル通知手段280
3の動作手順は、上記第17の実施例〜上記第19の実
施例と同様である。
【0288】また、ユーザが拡張機能の実行抑止を指示
するためのユーザとユーザインタフェース機能提供手段
202との間の情報交換方法については、特に限定はし
ない。
【0289】以上、上記第1の実施例〜上記第20の実
施例について説明したが、これらの実施例のうちの2つ
以上を組み合わせることが可能であることはいうまでも
ない。
【0290】上述したように、本実施例によれば、スト
ロークデータをインキングするインキング機能に対し
て、ユーザの操作性を向上させるための拡張機能を提供
しているので、以下に示すような具体的な効果がある。
【0291】(1)ユーザがペンを用いて手書き入力し
た場合に、入力の最初や最後で、スピードが遅くなった
り力が入ったりすることによって曲がってしまっても、
手書き入力されたストロークデータの開始点および終了
点の近傍を除いた部分について、インキングするように
しているので、曲がった部分を補正することができる。
【0292】(2)既に存在する画素に重なるように手
書き入力されても、該既に存在する画素のうち、該手書
き入力されたストロークデータについてインキングした
画素が構成する線に接する部分の色を変更するようにし
ているので、見やすくすることができる。
【0293】(3)手書き入力されたストロークデータ
が特に文字である場合に、いわゆる明朝体ように、該文
字の縦方向の線を太くすることが可能となるので、ユー
ザが読みやすいよう表示することができる。
【0294】(4)手書き入力されたストロークデータ
についてインキングした画素の、該画素が構成する図形
に外接する方形内の密度が予め決められた密度より大き
い場合に、該画素に対応するストロークデータについ
て、それらを結ぶ線の幅が細くなるように、再度、イン
キングするようにしているので、ユーザが手書きで小さ
く書いても、書いた軌跡がつぶれて見えなくなることが
なくなる。
【0295】(5)ユーザが手書き入力したストローク
データが小さく、該ストロークデータがインキングされ
た画素がつぶれて見えなくなった場合でも、入力後にユ
ーザが指示することによって、該画素に対応する線の幅
を細くすることが可能となる。
【0296】(6)ユーザが手書き入力したストローク
データが大きく、該ストロークデータがインキングされ
た画素によって、続けて手書き入力する場所がなくなっ
た場合でも、入力後にユーザが指示することによって、
該画素を構成する図形の大きさを縮小することが可能と
なるので、入力する場所を確保することができる。
【0297】また、本実施例によれば、ファイルを記憶
したり記憶されているファイルを読み出したりするファ
イル処理機能に対して、ユーザの操作性を向上させるた
めの拡張機能を提供しているので、以下に示すような具
体的な効果がある。
【0298】(7)ファイルを記憶する際に、既に記憶
されているファイルに付与されているキーワードの一覧
が表示されるようになっているので、ユーザは、表示さ
れたキーワードの一覧を見ながら、付与すべきキーワー
ドを入力することができる。
【0299】(8)既に記憶されているファイルを読み
出した後、該ファイルを再び記憶する場合に、該ファイ
ルに付与されているキーワードが再び付与されるように
なっているので、ユーザは、付与すべきキーワードを再
び入力する手間がなくなる。
【0300】(9)ユーザは、読み出したファイルのキ
ーワードとして他のファイルのファイル名称が付与され
ている場合に、その旨を知ることができるので、ユーザ
は、あるファイルのキーワードとして、関連するファイ
ルのファイル名称を付与しておけば、該ファイルを読み
出したときに、表示された内容を参照するだけで、関連
するファイルの存在があることがわかる。
【0301】(10)ユーザは、キーワードファイルに
おいて、任意のキーワードを選択指示すると、該選択指
示したキーワードが付与されているファイルがある場合
に、該ファイルのファイル名称や該ファイルの一部が表
示されたり、該ファイルの数が表示されたりするので、
ユーザは、キーワードファイルのファイル名称を覚えて
おくだけで、既に記憶されているファイルを参照するこ
とができる。
【0302】(11)ユーザは、キーワードファイルに
おいて、任意のキーワードを選択指示すると、該選択指
示されたキーワードが付与されて全てのファイルを、1
つのファイルにまとめて記憶するようになっているの
で、特に、1つのファイルを複数のユーザで協力して作
成するような作業形態を採る場合に、各ユーザが、自身
が作成したファイルに同じキーワードを付与しておくだ
けで、後に各ユーザが作成したファイルを1つのファイ
ルにまとめる際の操作が簡単になる。
【0303】(12)ユーザが記憶させたことを忘れて
しまい、有効に利用されていないファイルがある場合
に、該ファイルのファイル名称や該ファイルの一部が表
示したり、該ファイルの数が表示したりするようになっ
ているので、ユーザは、有効に利用されていないファイ
ルの存在を知ることができる。
【0304】(13)ユーザが記憶させたことを忘れて
しまい、最近に読み出されていないファイルがある場合
に、該ファイルのファイル名称や該ファイルの一部が表
示したり、該ファイルの数が表示したりするようになっ
ているので、ユーザは、最近に読み出されていないファ
イルの存在を知ることができる。
【0305】従って、本実施例によれば、ユーザの使い
勝手を向上させることができる。
【0306】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストロークデータをインキングするインキング機能、ま
たは、ファイルを記憶したり記憶されているファイルを
読み出したりするファイル処理機能に対して、ユーザの
操作性を向上させるための拡張機能を提供しているの
で、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の情報処理装置の構成図。
【図2】第1の実施例の情報処理装置の機能ブロック
図。
【図3】第1の実施例における情報処理支援手段の構成
図。
【図4】第1の実施例における情報処理支援手段のフロ
ーチャート。
【図5】第1の実施例における情報処理提供手段の動作
例を示す説明図。
【図6】第2の実施例における情報処理支援手段のフロ
ーチャート。
【図7】第2の実施例における情報処理提供手段の動作
例を示す説明図。
【図8】第3の実施例における情報処理支援手段のフロ
ーチャート。
【図9】第3の実施例における情報処理提供手段の動作
例を示す説明図。
【図10】第4の実施例における情報処理支援手段のフ
ローチャート。
【図11】第4の実施例における情報処理提供手段の動
作例を示す説明図。
【図12】第5の実施例における情報処理支援手段の構
成図。
【図13】第6の実施例における情報処理支援手段の構
成図。
【図14】第7の実施例における情報処理支援手段の構
成図。
【図15】第8の実施例における情報処理支援手段の構
成図。
【図16】第8の実施例における情報処理支援手段のフ
ローチャート。
【図17】第8の実施例における情報処理提供手段の動
作例を示す説明図。
【図18】第9の実施例における情報処理支援手段の構
成図。
【図19】第9の実施例における情報処理支援手段のフ
ローチャート。
【図20】第10の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図21】第11の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図22】第12の実施例における情報処理支援手段の
構成図。
【図23】第13の実施例における情報処理支援手段の
構成図。
【図24】第14の実施例における情報処理支援手段の
構成図。
【図25】第14の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図26】第15の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図27】第16の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図28】第17の実施例における情報処理支援手段の
構成図。
【図29】第17の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図30】第18の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図31】第19の実施例における情報処理支援手段の
フローチャート。
【図32】第20の実施例における情報処理支援手段の
構成図。
【符号の説明】
101…情報処理装置、102…CPU、103…主メ
モリ、104…表示メモリ(VRAM)、105…表示
制御装置、106…入力制御装置、107…記憶制御装
置、108…補助記憶装置、109…入力装置、110
…表示装置、201…基本共通機能提供手段、202…
ユーザインタフェース機能提供手段、203…情報処理
提供手段、204…画素情報処理手段、205…文字情
報処理手段、206…図形情報処理手段、207…情報
処理支援手段、208…その他の手段、301…ストロ
ーク検知手段、302…インキング変更手段、120
1,1301,1401,1501,2201,230
1,3201…実行指示手段、1801,2801…フ
ァイル情報処理手段、1802…キーワード処理手段、
2401…キーワード記憶手段、2402…キーワード
処理手段、2403…ファイル検知手段、2802…フ
ァイル履歴検知手段、2803…ファイル通知手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 530 E 9377−5H K 9377−5H (72)発明者 黒田 昌芳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 土屋 知子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 飛鳥馬 肇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 松原 ゆかり 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 山内 司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と、座標点の入力を受付ける入力
    装置と、上記表示装置および上記入力装置に接続し、上
    記入力装置が受付けた座標点の列を描画対象座標点列と
    して受付ける処理装置とを備えた情報処理装置であっ
    て、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を結ぶ線を
    構成する画素を描画して上記表示装置に表示する描画処
    理を行う描画手段と、受付けた描画対象座標点列の開始
    点および終了点の少なくとも一方を検知する検知手段
    と、上記検知手段が検知した開始点および該開始点から
    予め決められた個数の座標点、並びに、上記検知手段が
    検知した終了点および該終了点から予め決められた個数
    の座標点の少なくとも一方を、受付けた描画対象座標点
    列から除いた部分について、描画処理を行うよう、上記
    描画手段を制御する描画制御手段とを有することを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】表示装置と、座標点の入力を受付ける入力
    装置と、上記表示装置および上記入力装置に接続し、上
    記入力装置が受付けた座標点の列を描画対象座標点列と
    して受付ける処理装置とを備えた情報処理装置であっ
    て、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を結ぶ線を
    構成する画素を特定の色に描画して上記表示装置に表示
    する描画処理を行う描画手段と、受付けた描画対象座標
    点列のうち、上記表示装置に上記特定の色で表示されて
    いる画素と重なる部分を検知する検知手段と、上記表示
    装置に表示されている画素のうち、上記検知手段が検知
    した部分について上記描画手段が描画した画素で構成さ
    れる線に接する部分の画素の色を変更するよう、上記描
    画手段を制御する描画制御手段とを有することを特徴と
    する情報処理装置。
  3. 【請求項3】表示装置と、座標点の入力を受付ける入力
    装置と、上記表示装置および上記入力装置に接続し、上
    記入力装置が受付けた座標点の列を描画対象座標点列と
    して受付ける処理装置とを備えた情報処理装置であっ
    て、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を結ぶ線を
    構成する画素を描画して上記表示装置に表示する描画処
    理を行う描画手段と、受付けた描画対象座標点列の各座
    標点について、該座標点と該座標点に隣接する2つの座
    標点とをそれぞれ結ぶ2つの線がなす角度を算出する算
    出手段と、上記算出手段が算出した角度が予め決められ
    た角度より大きい場合に、該角度をなす2つの線のうち
    の予め決められた一方の線の幅が予め決められた標準幅
    と異なるように描画する描画処理を行うよう、上記描画
    手段を制御する描画制御手段とを有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  4. 【請求項4】表示装置と、座標点の入力を受付ける入力
    装置と、上記表示装置および上記入力装置に接続し、上
    記入力装置が受付けた座標点の列を描画対象座標点列と
    して受付ける処理装置とを備えた情報処理装置であっ
    て、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を順次結ん
    だ図形を構成する画素を描画して上記表示装置に表示す
    る描画処理を行う描画手段と、上記描画手段が描画した
    画素の、上記描画手段が描画した画素で構成される図形
    に外接する方形内の密度を算出する算出手段と、上記算
    出手段が算出した密度が予め決められた密度より大きい
    場合に、受付けた描画対象座標点列について、該画素を
    構成する線の幅が予め決められた標準幅と異なるよう
    に、再度、描画処理を行うよう、上記描画手段を制御す
    る描画制御手段とを有することを特徴とする情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか記載の情報処理装
    置であって、 上記入力装置が受付けた座標点の列を記憶する記憶装置
    をさらに備え、 上記処理装置は、上記入力装置が受付けた座標点列の代
    わりに、上記記憶装置に記憶されている座標点列を、描
    画対象座標点列として受付けることを特徴とする情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】表示装置と、入力装置と、座標点列を記憶
    する記憶装置と、これらの装置に接続し、上記記憶装置
    に記憶されている座標点列を描画対象座標点列として受
    付ける処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を結ぶ線を
    構成する画素を描画して上記表示装置に表示する描画処
    理を行う描画手段を有し、 上記入力装置は、上記線の幅を変更する旨の指示をさら
    に受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記指示を受付けた場
    合に、受付けた描画対象座標点列について、これらを結
    ぶ線の幅が予め決められた標準幅と異なるように描画す
    る描画処理を行うよう、上記描画手段を制御する描画制
    御手段をさらに有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】表示装置と、入力装置と、座標点列を記憶
    する記憶装置と、これらの装置に接続し、上記記憶装置
    に記憶されている座標点列を描画対象座標点列として受
    付ける処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記処理装置は、受付けた描画対象座標点列を順次結ん
    だ図形を構成する画素を描画して上記表示装置に表示す
    る描画処理を行う描画手段を有し、 上記入力装置は、上記図形の大きさを変更する旨の指示
    をさらに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記指示を受付けた場
    合に、受付けた描画対象座標点列について、これらを順
    次結んだ図形の大きさが拡大または縮小されるように描
    画する描画処理を行うよう、上記描画手段を制御する描
    画制御手とをさらに有することを特徴とする情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装置
    と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、お
    よび、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル名
    称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続し
    た処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、ファイルに付与すべきキーワードをさ
    らに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応
    付けて記憶するキーワード記憶手段と、上記入力装置が
    上記記憶指示を受付けた場合に、上記記憶装置に記憶さ
    れている全てまたは一部のファイルに対応付けられてい
    るキーワードを読み出し、読み出したキーワードの一覧
    を上記表示装置に表示するキーワード処理手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装置
    と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、お
    よび、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル名
    称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続し
    た処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、ファイルに付与すべきキーワードをさ
    らに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応
    付けて記憶するキーワード記憶手段と、上記入力装置が
    上記記憶指示を受付けた場合に、記憶対象となるファイ
    ルにキーワードが対応付けられているならば、該キーワ
    ードを読み出し、読み出したキーワードを、再び該ファ
    イルに対応付けて上記キーワード記憶手段に記憶させる
    キーワード処理手段とを有することを特徴とする情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装
    置と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、
    および、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル
    名称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続
    した処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、ファイルに付与すべきキーワードをさ
    らに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応
    付けて記憶するキーワード記憶手段と、上記入力装置が
    上記読み出し指示を受付けた場合に、読み出し対象とな
    るファイルに対応付けられているキーワードと一致する
    ファイル名称が、上記記憶装置に記憶されているいずれ
    かのファイルに対応付けられているならば、その旨を上
    記表示装置に表示するキーワード処理手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装
    置と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、
    および、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル
    名称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続
    した処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、ファイルに付与すべきキーワードをさ
    らに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応
    付けて記憶すると共に、該キーワードをキーワードファ
    イルとして上記記憶装置に記憶するキーワード記憶手段
    とを有し、 上記入力装置は、上記表示装置にキーワードファイルが
    表示されている場合に、該キーワードファイルのうちの
    任意のキーワードの選択指示の入力をさらに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記選択指示を受付け
    た場合に、上記記憶装置に記憶されている全てのファイ
    ルのうち、該選択指示されたキーワードと一致するキー
    ワードが対応付けられているファイルを検知する検知手
    段と、上記検知手段が上記ファイルを検知した場合に、
    該検知されたファイルに対応付けられているファイル名
    称もしくは該ファイルの少なくとも一部、または、該検
    知されたファイルの数を、上記表示装置に表示するキー
    ワード処理手段とをさらに有することを特徴とする情報
    処理装置。
  12. 【請求項12】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装
    置と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、
    および、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル
    名称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続
    した処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、ファイルに付与すべきキーワードをさ
    らに受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに上記入力装置が受付けたキーワードを対応
    付けて記憶すると共に、該キーワードをキーワードファ
    イルとして上記記憶装置に記憶するキーワード記憶手段
    とを有し、 上記入力装置は、上記表示装置にキーワードファイルが
    表示されている場合に、該キーワードファイルのうちの
    任意のキーワードの選択指示、および、複数のファイル
    を1つのファイルにまとめる旨の合成指示の入力をさら
    に受付け、 上記処理装置は、上記入力装置が上記選択指示および上
    記合成指示を受付けた場合に、上記記憶装置に記憶され
    ている全てのファイルのうち、該選択指示されたキーワ
    ードと一致するキーワードが対応付けられている全ての
    ファイルを1つのファイルにまとめ、該まとめた1つの
    ファイルを、上記ファイル処理手段に記憶させるキーワ
    ード処理手段とをさらに有することを特徴とする情報処
    理装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の情報処理装置であっ
    て、 上記ファイル処理手段は、上記1つにまとめられたファ
    イルに対応付けるファイル名称を、上記選択指示された
    キーワードとすることを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装
    置と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、
    および、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル
    名称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続
    した処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに、該ファイルが読み出された回数である読
    み出し回数を対応付けて記憶するファイル履歴処理手段
    と、予め決められた回数より小さい読み出し回数が対応
    付けられているファイルを検知する検知手段と、上記検
    知手段が上記ファイルを検知した場合に、該検知された
    ファイルに対応付けられているファイル名称もしくは該
    ファイルの少なくとも一部、または、該検知されたファ
    イルの数を、上記表示装置に表示する通知手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】表示装置と、ファイルを記憶する記憶装
    置と、ファイルの記憶指示、ファイルの読み出し指示、
    および、記憶対象となるファイルに付与すべきファイル
    名称の入力を受付ける入力装置と、これらの装置に接続
    した処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記処理装置は、上記入力装置が上記記憶指示およびフ
    ァイル名称を受付けた場合に、記憶対象となるファイル
    と該ファイル名称とを対応付けて上記記憶装置に記憶
    し、また、上記入力装置が上記読み出し指示を受付けた
    場合に、読み出し対象となるファイルを上記記憶装置か
    ら読み出して上記表示装置に表示するファイル処理手段
    と、上記ファイル処理手段がファイルを記憶する際に、
    該ファイルに、該ファイルが記憶された日時である記憶
    日時を対応付けて記憶するファイル履歴処理手段と、対
    応付けられている記憶日時から現在に至るまでの期間が
    予め決められた期間より大きいファイルを検知する検知
    手段と、上記検知手段が上記ファイルを検知した場合
    に、該検知されたファイルに対応付けられているファイ
    ル名称もしくは該ファイルの少なくとも一部、または、
    該検知されたファイルの数を、上記表示装置に表示する
    通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】請求項14または15記載の情報処理装
    置であって、 上記通知手段は、上記検知手段が検知したファイルを削
    除してもよいか否かを問い合わせ、 上記入力装置は、上記問い合わせに対する回答の入力を
    さらに受付け、 上記通知手段は、さらに、上記入力装置が受付けた回答
    が削除してもよい旨を示している場合に、上記検知手段
    が検知したファイルを削除することを特徴とする情報処
    理装置。
  17. 【請求項17】請求項14,15または16記載の情報
    処理装置であって、 上記通知手段は、上記情報処理装置の動作開始時、上記
    情報処理装置の動作終了時、上記ファイル処理手段の動
    作開始時、上記ファイル処理手段の動作終了時、予め決
    められた一定時間が経過した時点のうちの、いずれかの
    時点で動作することを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210367A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 シャープ株式会社 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP2018005922A (ja) * 2013-11-19 2018-01-11 株式会社ワコム ストロークデータのデータ構造、デジタルインク、及び、デジタルインクをコンピュータによりディスプレイする方法

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