JP3157917B2 - データ処理方法およびデータ処理装置 - Google Patents

データ処理方法およびデータ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフ属性データに基
づく属性で、数値データに基づくデータを表すグラフを
描画し、グラフ属性データと数値データとを含むグラフ
データを複数管理するデータ処理方法およびデータ処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグラフ表示処理を実行す
る場合、表計算,データベース等のデータ処理プログラ
ムから、グラフ描画プログラムがサブルーチンとして起
動されており、グラフとして表示する面種,線種等のグ
ラフ属性データはデータ処理プログラムが持つ数値等の
データとともに、データ処理プログラムによって管理さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来例
では、グラフ処理を行うに当たり、表示するグラフの種
類,サイズ,色,面種等のグラフ属性データを、表計算
等のデータ毎に設定する必要があり、同じ属性を持つグ
ラフを異なった表計算データから作成する際には、複数
のグラフに対して同じ操作を繰り返す必要があるため、
グラフ表示処理効率が極めて低いという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、複数のグラフデータ
から指定された第一のグラフデータよりグラフ属性デー
タを抽出し、前記第一のグラフデータとは異なる第二の
グラフデータのグラフ属性データを、前記抽出した第一
のグラフ属性データに変更し、該第二のグラフデータに
含まれる数値データに基づくデータを表すグラフを第一
の属性データで定義される属性で描画することにより、
第一のグラフデータとして設定されている属性をグラフ
データから抽出し、他の第二のグラフの属性に置き換え
ることが可能となるデータ処理方法およびデータ処理装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、グラフ属性データに基づく属性で、数値データに基
づくデータを表すグラフを描画し、グラフ属性データと
数値データとを含むグラフデータを複数管理するデータ
処理方法であって、前記複数のグラフデータから指定さ
れた第一のグラフデータよりグラフ属性データを抽出
し、前記第一のグラフデータとは異なる第二のグラフデ
ータのグラフ属性データを、前記抽出した第一のグラフ
属性データに変更することにより、第二のグラフデータ
に含まれる数値データに基づくデータを表すグラフを第
一の属性データで定義される属性で描画するものであ
る。
【0006】本発明に係る第2の発明は、前記管理され
た複数のグラフデータに基づいて複数のグラフを描画
し、前記描画された複数のグラフの中で指定されるグラ
フを前記第一のグラフデータとするものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、グラフ属性デ
ータに基づく属性で、数値データに基づくデータを表す
グラフを描画し、グラフ属性データと数値データとを含
むグラフデータを複数管理するデータ処理装置であっ
て、前記複数のグラフデータから指定された第一のグラ
フデータよりグラフ属性データを抽出する属性データ抽
出手段と、前記第一のグラフデータとは異なる第二のグ
ラフデータのグラフ属性データを、前記抽出した第一の
グラフ属性データに変更する属性データ変更手段と、第
二のグラフデータに含まれる数値データに基づくデータ
を表すグラフを第一の属性データで定義される属性で描
画するグラフ描画手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、前記グラフ描
画手段は、前記管理された複数のグラフデータに基づい
て複数のグラフを描画し、前記描画された複数のグラフ
の中で指定されるグラフを前記第一のグラフデータとし
て識別する手段を有するものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すデータ処理装
置の構成を説明するブロック図であり、例えば文書処
理、表計算処理,グラフ処理を実行可能なシステムの場
合に対応する。
【0010】図において、1はシステムバスであり、こ
れから説明する各構成ブロックはこのシステムバス1に
接続されている。2はCPUで、プログラムメモリ(P
MEM)3に記憶された種々の文書処理プログラム(以
下、フローチャートで説明する制御手順を含む)に従っ
てシステムバス1に接続されるデバイスとのアクセスを
総括的に制御する。なお、プログラムメモリ3にはIP
L時にハードディスク15から読み出されれるシステム
プログラムと機能処理実行に伴ってハードディスク15
から読み出されれる機能処理プログラムが常駐する。ま
た、プログラムメモリ3には、キーボード9から入力さ
れたテキストデータもコード化されて格納される。4は
イメージメモリ(IMEM)で、イメージスキャナ5等
から読み込まれた画像情報のビットイメージが記憶され
ている。6は画像入出力制御部で、イメージスキャナ5
からの画像入力と、イメージメモリ4にビットマップイ
メージに展開された印刷イメージのプリンタ7への出力
を制御する。8は入力制御部で、キーボード9,ポイン
ティングデバイス10(PD)等の入力装置が接続され
ている。操作者は、このキーボード9を操作することに
より、システムの動作指令等を行う。また、ポインティ
ングデバイス10はCRT表示装置(CRT)13上で
画像情報を選択,加工指示するためのもので、本実施例
ではマウスを採用している。これにより、CRT13上
のマウスカーソルをX,Y方向に対して任意に移動し
て、メニューの選択および文字データ,図形データ,画
像データ等の選択/編集を行う。11はビデオイメージ
メモリ(VRAM)で、このVRAM11に展開された
表示データを表示出力制御部12に読み出してCRT1
3の画面上に表示する。なお、表示するデータが文字デ
ータであれば、その位置,属性情報に対応したフォント
パターンがVRAM11上にイメージとして展開されて
おり、また、ソフト制御によりVRAM11の表示エリ
アに直接カーソルが発生表示が可能である。14は外部
記憶装置制御部で、データファイル用のディスクとなる
ハードディスク15,フロッピ−ディスク16とのアク
セスを制御している。なお、上記CRT13は文字画像
等をカラー表示することができる。
【0011】このように構成されたデータ処理装置にお
いて、グラフ描画手段(CPU2がPMEM3に記憶さ
れたグラフ処理プログラムに基づいて実行される機能手
段)が設定されたグラフ属性データに従いながら所定の
データに対するグラフを画面上に描画した時点で、保管
手段(CPU2)が描画したグラフのグラフ属性データ
を記憶媒体(PMEM3)に保管登録しておき、グラフ
描画手段が参照している任意のグラフ属性データを置換
手段(CPU2)が保管登録されている所望のグラフ属
性データに置換することにより、画面描画されているグ
ラフのグラフ属性を所望のグラフ属性に変更しながらグ
ラフを描画することを可能とする。
【0012】図2は、図1に示したデータ処理装置にお
ける文書ファイルのデータ構造の一例を示す図である。
【0013】この図に示されるように、文章データ10
D,2つのグラフデータ11D,12Dおよび2つの表
データ13D,14Dが含まれている。本実施例におけ
るデータ処理装置では文章,図形,グラフ,表計算等の
異なった処理プログラムのデータを1つのデータファイ
ルとして管理している。
【0014】図3は、図1に示したCRT13に表示さ
れる編集画面の一例を示す図であり、図2に示した文書
ファイルのデータに基づく表示に対応する。
【0015】この図に示されるように、編集中の文書の
上部にコマンドを指示するためのメニュー26を有し、
下部に簡単なメッセージを表示するための状態表示領域
27を備える。この編集頁上には、背景枠(用紙)28
に、図2に示した文章データ10が文章31として表示
されており、グラフ枠29内にグラフデータ11Dがグ
ラフ32のように、また、グラフ枠30内には、グラフ
データ12Dがグラフ33として表示されている。な
お、「文章」,「図形」,「グラフ」等の編集は、それ
ぞれの枠(編集領域)毎に行われ、文章−グラフ等の処
理の切り換えは、ポインティングデバイス10により、
編集するべき枠を指示するか、メニュー26中の「処
理」メニューより、実行する処理を選択することで行
う。背景枠28を指示した際には、文章編集処理が、ま
た、グラフ枠29またはグラフ枠30が指示された際に
は自動的にグラフ編集処理が起動される。また、編集中
の枠は灰色の太線に変えて表示される。
【0016】図4は、図3に示したグラフ32,33に
対応する表データファイルを示す図であり、(a)がグ
ラフ32に対応し、(b)がグラフ33に対応する。
【0017】図において、40は表データ表示ウインド
ウで、グラフ32が編集対象として選択された際に、ハ
ードディスク15から自動的に読み出されてCRT13
にウインドウ表示される。41は表データ表示ウインド
ウで、グラフ33が編集対象として選択された際に、ハ
ードディスク15から自動的に読み出されてCRT13
にウインドウ表示される。
【0018】以下、図5〜図11を参照しながら本発明
に係るグラフ処理方法について説明する。
【0019】図5は本発明の一実施例を示すグラフ処理
方法におけるメイン処理手順の一例を説明するフローチ
ャートである。なお、S1〜S12は各ステップを示
す。
【0020】先ず、ステップS1の初期化処理におい
て、図3に示す編集枠25,メニュー26,状態表示領
域27,背景枠(用紙)28を含む編集画面をCRT1
3に表示し、さらに、図4に示すような文書データをハ
ードディスク15またはフロッピーディスク16から読
み込み、画面上にグラフ枠29,グラフ枠30を作成し
た後に、文章31,グラフ32,グラフ33を順次表示
する。これにより、CRT13の表示画面状態は、図3
に示す表示画面となる。次いで、ステップS2におい
て、キーボード9またはポインティングデバイス10に
よるコマンド入力を待機する。ステップS3において、
入力が「処理」メニュー中の「グラフ処理」コマンドが
指定されたかどうかを判定し、YESならばステップS
4において、「既存の枠で処理を行う場合は枠を指示し
て下さい。また、新規にグラフを作成する場合には枠空
けを行って下さい。」というメッセージを表示し、編集
指定し、または新規に編集枠を作成し、ステップS
6以降に移る。
【0021】一方、ステップS3においてNOならば、
すなわちステップS2における入力が「グラフ枠の指
定」であることがステップS5で確認されると、ステッ
プS6以降に移る。
【0022】ステップS6においては、グラフ枠の枠線
の表示を黒色の細線から灰色の太線へと変更し、編集領
域を明示した後、後述するグラフ処理(図6参照)を行
う。グラフ処理は、グラフ処理内で他の処理が選択され
るか、編集領域である枠の外を指定された際に終了す
る。グラフ処理が終了すると、ステップS8でグラフ枠
線の表示を黒色の細線へと表示を戻し、ステップS3へ
戻り、グラフ処理の終了時の入力を解析し、処理を続行
する。
【0023】ステップS9において、「文章」,「図
形」等のその他の処理であれば、ステップS10のその
他の処理を行う。その他の処理もグラフ処理と同様に、
編集中以外の処理が指定されるか、編集領域以外の領域
が指定されることにより、ステップS3へ移る。
【0024】ステップS11において、「終了」が選択
されたことが確認されると、ステップS12における終
了処理として文書データの更新処理や、編集ウインドウ
の消去を行い処理を終了する。
【0025】図6は、図5に示したグラフ処理ルーチン
の詳細手順を示すフローチャートである。なお、S20
〜S29は各ステップを示す。
【0026】先ず、図2に示したグラフデータ11Dの
属性データをグラフデータ12Dの属性データに複写
し、図3に示されるように、グラフ33を図9に示すグ
ラフ33Aに変更する場合の処理について説明する。
【0027】先ず、グラフ処理が開始されると、ステッ
プS20のグラフ初期化処理を実行し、ステップS21
でコマンド入力待機状となる。次いで、ステップS2
2において、入力されたコマンドが「属性保管」コマン
ドかどうかをCPU2が判定し、YESならばステップ
S23に進み、後述する属性保管処理ルーチンを実行
し、ステップS21に戻る。
【0028】一方、ステップS22の判定でNOの場合
は、ステップS24において、入力されたコマンドが
「属性置換」コマンドが指定されたかどうかをCPU2
が判定し、YESならばステップS25において、後述
する属性置換処理ルーチンを実行し、ステップS21に
戻る。
【0029】一方、ステップS24の判定でNOの場合
は、ステップS26において、その他のコマンドがポイ
ンティングデバイス10により指定されているかどうか
をCPU2が判定し、YESならばステップS27にお
いて、その他のコマンド処理を実行し、ステップS21
に戻る。一方、ステップS26の判定でNOの場合は、
ステップS28において、他の処理または枠の外がポイ
ンティングデバイス10により指定されているかどうか
を判定し、NOならばステップS21に戻り、YESな
らばステップS29において、グラフ終了処理を実行
し、処理を図5に示すステップS8に移す。
【0030】このように、グラフ処理プログラム(CP
U2が実行する)が設定されたグラフ属性データに従い
ながら所定のデータに対するグラフを画面上に描画し、
前記グラフ処理プログラム起動中に、画面上に描画した
各グラフのグラフ属性データを記憶媒体(PMEM3)
に保管登録し、前記グラフ処理プログラムが参照してい
る任意のグラフ属性データを記憶媒体(PMEM3)に
保管登録されている所望のグラフ属性データに置換しな
がら画面上に描画されているグラフのグラフ属性を変更
することにより、グラフ処理プログラム実行中に、画面
上に描画されたグラフのグラフ属性を所望のグラフ属性
に変更して描画させることを可能とする。
【0031】図7は、図6に示した属性保管処理ルーチ
ンの詳細手順の一例を示すフローチャートである。な
お、S30〜S33は各ステップを示す。
【0032】先ず、ステップS30において、後述する
ようなクリップボードをCRT13にウインドウ表示
し、ステップS31において、図2に示したグラフデー
タ11Dからグラフ属性データのコピーを作成し、ステ
ップS32において、他のデータと区別するための名称
を入力する。次いで、ステップS33において、クリッ
プボードウインドウを消去し、すなわち、CRT13の
画面からクリップボードを消去して、処理を終了する。
【0033】図8は、図6に示した属性置換処理ルーチ
ンの詳細手順の一例を示すフローチャートである。な
お、S40〜S44は各ステップを示す。
【0034】先ず、ステップS40において、後述する
ようなクリップボードをCRT13にウインドウ表示
し、ステップS41において、クリップボード中の属性
データを指定する。次いで、ステップS42において、
クリップボードをCRT13から消去し、ステップS4
3においてグラフ属性データのみを、指定した属性デー
タと置き換え、ステップS44で、置き換えられたグラ
フ属性データに基づいてグラフをCRT13に再表示
し、処理を終了する。 〔グラフ33をグラフ33Aに変更する処理〕上記の処
理により、例えば図3に示すグラフ33を、図9に示す
グラフ33Aに変更する場合、グラフ枠29において、
グラフ32が編集状態なので、このグラフ32は図2に
示したグラフデータ11Dを表データ13Dを用いて表
示されている。また、図3に示すグラフ枠29の表示状
態中は、図6に示したフローチャートのステップS21
においてコマンド入力待機状態となっており、上記ステ
ップS22において、メニュー26中の「編集」メニュ
ーより「属性保管」コマンドが選択されると、ステップ
S23の属性保管処理が開始され、上記ステップS30
において図10に示されるようなクリップボードウイン
ドウW1を表示する。
【0035】なお、クリップボードは、常に決まった位
置に作成されるデータを複数保管するためのバッファと
して機能し、また、データ処理手段を持っていないた
め、複数のシステムやその処理に応じて任意に使用する
ことが可能である。個々のデータは、そのヘッダとし
て、そのデータを保存した処理システムの名前を持って
いる。このため、各処理システムは、当該ヘッダを読み
ことにより、そのデータが自身で使用できるデータかど
うかを判別することができる。
【0036】一方、ステップS30では、クリップボー
ド中に登録されている複数のデータの中から、グラフデ
ータのみを表示し、その一覧をクリップボードウインド
ウW1に表示する。図10に示すクリップボードウイン
ドウW1には、現在「’89年売上実績のグラフ属性デ
ータ」がクリップボードに登録されている状態を示す。
ステップS31では、図2に示したグラフデータ11D
からグラフ属性データのコピーを作成し、クリップボー
ドに保管した後、そのアイコンをクリップボード上に表
示する。この状態では、このデータに対して「未定義」
という名称が付けられている。現在登録中のデータは、
図11に示すように他のデータとは区別してアイコンが
反転表示で表示される。次いで、ステップS32におい
て、図12に示すような名称入力ウインドウW2を表示
し、このデータと他のデータとを区別するための名称を
入力すると、ステップS33において、クリップボード
ウインドウを閉じると「属性保管」処理が終了する。
【0037】そして、上記「属性保管」処理で保管した
グラフ属性を、図3に示すグラフ33に適用し、図2に
示したグラフデータ12Dのグラフ属性データをクリッ
プボード上のデータとを後述するように置き換える。 〔グラフ属性データの置換え処理〕図6に示したフロー
チャートにおいて、グラフ32の編集中に、グラフ33
が表示されているグラフ枠30をポインティングデバイ
ス10で指定すると、ステップS28により、グラフ3
2におけるグラフ処理は終了する。ステップS29で
は、グラフ32が保持しているデータを、ファイルに書
き出し、結果として図2に示されるグラフ属性データ1
1Dを更新する。この時、図4に示されるように表デー
タ表示ウインドウ40を閉じるとともに、表計算処理を
終了する。
【0038】グラフ32の処理が終了すると、図5に示
したフローチャートのステップS8においてグラフ枠2
9の表示を黒色の細線に戻し、ステップS3の入力解析
を行う。グラフ32の編集終了のきっかけとなった入力
は、グラフ30の枠線のポインティングデバイス10に
よるクリック指示であるから、処理はステップS5から
ステップS6に移り、ステップS6で、グラフ枠30の
枠線を灰色の太線に変更し、再び図6に示すグラフ処理
に移行する。
【0039】グラフ処理が開始されると、ステップS2
0のグラフ初期化処理の中で、枠の番号より、図2に示
したグラフデータ12Dを読み込み、グラフ管理データ
2の表計算データより、図4に示される表計算ウインド
ウを開いた後に表計算処理を起動する。グラフ処理で
は、表計算処理を通して、図2に示した表データ14D
を読み出し、この表データにグラフデータ12Dを適用
することにより、図3に示すグラフ33を表示する。以
上で、初期化処理は終了し、ステップS21のコマンド
入力状態となる。ステップS21において、「属性置
換」コマンドが選択されると、ステップS25の属性置
換処理を行う。
【0040】属性置換処理は、ステップS40におい
て、ステップS30と同様に、クリップボードの表示を
行う。この時、最後に登録されたデータは、図13に示
すように反転表示されている。ステップS41におい
て、クリップボード中の属性データが指定されると、ス
テップS42でクリップボードを消去した後に、ステッ
プS43で、グラフ処理が保持しているグラフデータの
うち、グラフ属性データのみを、指定した属性データと
置き換える。ステップS44でグラフを表データ14と
グラフデータ2におけるグラフ管理データおよび属性置
換で置換されたグラフ属性データを使用して、グラフの
再表示を行い、属性置換処理は終了する。結果として、
図3の表示状態が、図9に示す表示に変更され、グラフ
33がグラフ33Aに変更される。グラフ33Aにおけ
るグラフ処理が終了する際に、ステップS29におい
て、グラフデータをファイルに書き出し、図2に示すグ
ラフデータ12Dを更新することにより、グラフ属性デ
ータはファイル上でも更新される。
【0041】なお、上記実施例では、1つの文書内で、
あるグラフの属性を文書内の別のグラフ属性に複写する
処理を例にして説明したが、本発明の実施例におけるク
リップボードは、PMEM3上にある中間ファイル,中
間ファイルの管理ファイルだけの構造であるから、複数
のプログラムからアクセスすることが可能であるため、
別文書間の属性の複写にも、本発明の要旨を逸脱するこ
となく同様に適用できる。
【0042】また、上記実施例においては、複数のグラ
フ処理プログラムがアクセス可能なデータ保存共通領域
としてクリップボードを使用する場合について説明した
が、ファイルとして保存されているデータを直接指示
し、そのグラフ属性データを現在処理中のグラフ属性と
して取り込む方法、あるいはCRT13上に表示されて
いるグラフを直接指示することにより、指示されたグラ
フの属性を取り込む方法においても、本発明を適用する
ことができる。
【0043】さらに、上記実施例では表計算プログラム
実行中に、上述のグラフ処理を実行する場合について説
明したが、データ処理プログラムとしては、データベー
ス,表組等他のデータ処理プログラムとおき返ることも
可能であることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る方法
は、グラフ処理プログラムが設定されたグラフ属性デー
タに従いながら所定のデータに対するグラフを画面上に
描画し、前記グラフ処理プログラム起動中に、画面上に
描画した各グラフのグラフ属性データを記憶媒体に保管
登録し、前記グラフ処理プログラムが参照している任意
のグラフ属性データを前記記憶媒体に保管登録されてい
る所望のグラフ属性データに置換しながら画面上に描画
されているグラフのグラフ属性を変更するので、グラフ
処理プログラム実行中に、画面上に描画されたグラフの
グラフ属性を所望のグラフ属性に変更して描画させるこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ処理方法によれば、グラフ属性データに基づく属性
で、数値データに基づくデータを表すグラフを描画し、
グラフ属性データと数値データとを含むグラフデータを
複数管理するデータ処理方法であって、前記複数のグラ
フデータから指定された第一のグラフデータよりグラフ
属性データを抽出し、前記第一のグラフデータとは異な
る第二のグラフデータのグラフ属性データを、前記抽出
した第一のグラフ属性データに変更することにより、第
二のグラフデータに含まれる数値データに基づくデータ
を表すグラフを第一の属性データで定義される属性で描
画するので、第一のグラフデータとして設定されている
属性をグラフデータから抽出し、他の第二のグラフの属
性に置き換えることが可能となる。
【0046】本発明に係るデータ処理装置によれば、グ
ラフ属性データに基づく属性で、数値データに基づくデ
ータを表すグラフを描画し、グラフ属性データと数値デ
ータとを含むグラフデータを複数管理するデータ処理装
置であって、前記複数のグラフデータから指定された第
一のグラフデータよりグラフ属性データを抽出する属性
データ抽出手段と、前記第一のグラフデータとは異なる
第二のグラフデータのグラフ属性データを、前記抽出し
た第一のグラフ属性データに変更する属性データ変更手
段と、第二のグラフデータに含まれる数値データに基づ
くデータを表すグラフを第一の属性データで定義される
属性で描画するグラフ描画手段とを有するので、第一の
グラフデータとして設定されている属性をグラフデータ
から抽出し、他の第二のグラフの属性に置き換えること
が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデータ処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したデータ処理装置における文書ファ
イルのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】図1に示したCRTに表示される編集画面の一
例を示す図である。
【図4】図3に示したグラフに対応する表データファイ
ルを示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示すグラフ処理方法におけ
るメイン処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図6】図5に示したグラフ処理ルーチンの詳細手順を
示すフローチャートである。
【図7】図6に示した属性保管処理ルーチンの詳細手順
の一例を示すフローチャートである。
【図8】図6に示した属性置換処理ルーチンの詳細手順
の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフ処
理状態を説明する図である。
【図10】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフ
処理状態を説明する図である。
【図11】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフ
処理状態を説明する図である。
【図12】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフ
処理状態を説明する図である。
【図13】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフ
処理状態を説明する図である。
【符号の説明】
2 CPU 3 PMEM 9 キーボード 10 ポインティングデバイス 13 CRT

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフ属性データに基づく属性で、数値
    データに基づくデータを表すグラフを描画し、グラフ属
    性データと数値データとを含むグラフデータを複数管理
    するデータ処理方法であって、 前記複数のグラフデータから指定された第一のグラフデ
    ータよりグラフ属性データを抽出し、 前記第一のグラフデータとは異なる第二のグラフデータ
    のグラフ属性データを、前記抽出した第一のグラフ属性
    データに変更することにより、第二のグラフデータに含
    まれる数値データに基づくデータを表すグラフを第一の
    属性データで定義される属性で描画する ことを特徴とす
    るデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記管理された複数のグラフデータに基
    づいて複数のグラフを描画し、前記描画された複数のグ
    ラフの中で指定されるグラフを前記第一のグラフデータ
    とすることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方
    法。
  3. 【請求項3】 グラフ属性データに基づく属性で、数値
    データに基づくデータを表すグラフを描画し、グラフ属
    性データと数値データとを含むグラフデータを複数管理
    するデータ処理装置であって、 前記複数のグラフデータから指定された第一のグラフデ
    ータよりグラフ属性データを抽出する属性データ抽出手
    段と、 前記第一のグラフデータとは異なる第二のグラフデータ
    のグラフ属性データを、前記抽出した第一のグラフ属性
    データに変更する属性データ変更手段と、 第二のグラフデータに含まれる数値データに基づくデー
    タを表すグラフを第一の属性データで定義される属性で
    描画するグラフ描画手段とを有することを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記グラフ描画手段は、前記管理された
    複数のグラフデータに基づいて複数のグラフを描画し、
    前記描画された複数のグラフの中で指定されるグラフを
    前記第一のグラフデータとして識別する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
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