JPH01286603A - 発振装置 - Google Patents

発振装置

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JPH01286603A
JPH01286603A JP27705888A JP27705888A JPH01286603A JP H01286603 A JPH01286603 A JP H01286603A JP 27705888 A JP27705888 A JP 27705888A JP 27705888 A JP27705888 A JP 27705888A JP H01286603 A JPH01286603 A JP H01286603A
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JP
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temperature
output
signal
frequency divider
oscillation
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JP27705888A
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Yasuo Arai
康夫 新井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、時計等に用いられる温度補正機能を有する発
振装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術しては、(A>特開昭62
−82701号公報、(B)特開昭62−102609
号公報、(C)実開昭62−30408号公報に記載さ
れるものがあった。以下、その構成を図を用いて説明す
る。
第2図は、前記文献(B)に記載された従来の発振装置
の一構成例を示す回路図である。
この発振装置は、発振回路10を有し、その発振回路1
0の出力側に、アナログ/ディジタル変換器(以下、A
/D変換器という)20、読出し専用メモリ(以下、R
OMという)21、及び発振制御回路30が接続されて
いる。発振回路10は、制御信号30Sを入力する入力
端子11、発振信号10Sを出力する出力端子12、及
び検出信号13Sを出力する出力端子13を有し、その
入出力端子11.12間には水晶振動子14及びトラン
ジスタ15等が接続され、更に水晶振動子14の近くに
はその周囲温度を検出して検出信号13Sを出力端子1
3へ出力する温度センサ16が設けられている。
出力端子13にA/D変換器20及びROM21を介し
て接続された発振制御回路30は、ROM21の出力に
よりオン、オフする複数のスイッチ31−1〜31−N
と、その各スイッチ31−1〜31−Nに接続された複
数のコンデンサ32−1〜32−Nとで構成されている
以上の構成において、水晶振動子14の周囲温度は温度
センサ16で検出され、その検出信号13Sが出力端子
13を通してA/D変換器20でディジタル信号に変換
された後、ROM21に供給される。ROM21は入力
されなディジタル信号に応じた制御データを発振制御回
路30へ出力する。発振制御回路30では制御データに
よりスイッチ31−1〜31−Nがオン、オフしてコン
デンサ32−1〜32−Nの容量が選択され、その容量
に応じた制御信号30Sを入力端子11を介して水晶振
動子14側へ与える。これにより、水晶振動子14はコ
ンデンサ容量に対応して発振を制御され、出力端子12
から制御データに対応した発振信号10Sを出力する。
なお、前記文献(A>の発振装置では、ROM21の出
力をデコーダで解読し、その解読結果にもとづき、前記
発振制御回路30と同様の回路で発振回路定数を変化さ
せ、温度変化に対して発振周波数を一定に保持するよう
に制御している。
一方、前記文献(C)の発振装置では、第1゜第2の発
振器を有し、それらの出力を各分周器で分周した後にビ
ート発生器で差を取って温度補正信号を生成する。そし
てコントロール回路、加算器、及びレジスタよりなる演
算手段により、温度補正信号にもとすき第1の発振器の
発振周波数に対する補正演算を行い、温度変化に対して
一定の周波数の信号を出力するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の発振装置では次のような課題
があった。
第2図の発振装置では、複数個のコンデンサ32−1〜
32−Nをスイッチ31−1〜31−Nで選択して発振
回路定数を選択するようにしているが、複数個のコンデ
ンサ32−1〜32−Nを用いているため、集積化する
に際して大きな形成面積を必要とし、集積化しにくいと
いう課題があった。これは、文献(A>の発振装置につ
いても同様である。
また、文献(C)の発振装置では、2つの発振器を必要
とするため、部品点数が多くなって回路構成が複雑化し
、それを解決することが困難であった。
本発明は前記従来技術が持っていた課題として、集積化
向上の困難性、及び回路構成の複雑化の点について解決
した発振装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、請求項1の発振装置では、
一定の周波数で発振する発振手段と、前記発振手段の出
力を分周する分周器と、前記分周器の出力に同期して温
度を検出する温度センサと、前記分周器の出力に同期し
て前記温度センサの出力をディジタル信号に変換するA
/D変換器と、前記発振手段における発振周期の温度特
性データを予め記憶しておき前記分周器の出力に同期し
て前記ディジタル信号の遅れ、進みの度合いに応じた温
度補正データを出力する記憶手段と、前記温度補正デー
タにもとづき前記分周器の出力に同期して温度補正パル
スを出力するパルス発生器と、前記分周器の出力を前記
温度補正パルスで演算する演算器とを備えたものである
請求項2の発振装置では、請求項1の演算器を加算器で
構成し、請求項3の発振装置では、請求項1の演算器を
加減算器で構成している。
請求項4の発振装置では、請求項1の記憶手段及びパル
ス発生器を、前記発振手段における発振周期の温度特性
にもとづき前記分周器の出力に同期して前記ディジタル
信号の遅れ、進みの度合いを演算して温度補正パルスを
出力する第1の演算器に置き換える共に、請求項1の演
算器を、第2の演算器に置き換えたものである。
請求項5の発振装置では、請求項4の第2の演算器を加
算器で構成し、請求項6の発振装置では、請求項4の第
2の演算器を加減算器で構成している。
(作用) 請求項1〜6の発明によれば、以上のように発振装置を
構成したので、分周器の出力に基づき温度センサで温度
を検出し、その検出信号をディジタル信号に変換した後
、記憶手段及びパルス発生器により、あるいは第1の演
算器により、温度補正パルスを求める。請求項1〜3の
加算器あるいは加減算器等からなる演算器、または請求
項4〜6の加算器あるいは加減算器等からなる第2の演
算器は、前記温度補正パルスを用いて分周器の出力に対
して加算、加算と減算、あるいは加算と間引き等の算術
演算を行う。これにより、発振手段の温度特性が、構造
簡単にして適確に補正される。
従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は時計に適用される請求項1.2に対応する第1
の実施例を示す発振装置の構成ブロック図である。
この発振装置40は、発振手段として例えば水晶振動子
等で構成される発振器41を備え、その発振器41には
分周器42が接続され、更にその分周器41に温度セン
サ43、A/D変換器44、ROM45、パルス発生器
46、及び演算器として例えば加算器47が接続されて
いる。加算器47には、時計機能を有するパルス積算器
50が接続されている 分周器42は、発振器41から出力される一定周波数の
発振信号41Sを分周して分周信号42S1゜42S2
を生成し、一方の分周信号42S1を温度センサ43、
A/D変換器44、ROM45及びパルス発生器46に
、他方の分周信号42S2を加算器47にそれぞれ供給
する回路である。温度センサ43は分周信号42S1を
サンプリング周期として一定間隔で発振器41の周辺温
度を検出してその検出信号43Sを出力するもの、A/
D変換器44は分周信号42S1に同期して検出信号4
33をディジタル信号443に変換する回路である。R
OM45は、発振器41における発振周期の温度特性デ
ータを予め記憶しておき分周信号42S1に同期してデ
ィジタル信号44Sの遅れ、進みの度合いに応じた温度
補正データ45Sを出力するメモリである。パルス発生
器46は、温度補正データ45Sにもとづき分周信号4
2S1に同期して温度補正パルス46Sを出力する回路
であり、ラッチ回路及びロード付きダウンカウンタ等で
構成されている。加算器47は、分周信号42S2と温
度補正パルス46Sとを加算して温度補正後の出力信号
47Sを送出する回路であり、バイナリ・アップカウン
タ等で構成されている。この加算器47に接続されたパ
ルス積算器50は、出力信号47Sを積算する回路であ
る。
次に、第3図〜第6図を参照しつつ第1図の動作を説明
する。
第3図は発振器41における周期の温度特性例を示す図
である。縦軸には周囲温度Taに対するサンプリング温
度ΔTa(’C)がとられ、横軸には周囲温度Taの発
振周期に対する各サンプリング温度ΔTa毎の周期のず
れΔFがとられ、周囲温度1゛aで頂点周波数を示す特
性が例として示されている。第4図は周囲温度Taの変
化の経過例を示す図で、縦軸にサンプリング温度ΔTa
(’C)がとられ、横軸に経過時間tがとられている9
第5図は第4図の温度変化に従い発振器41における発
振周期の変化を示す図で、縦軸に周期のずれΔFがとら
れ、横軸に経過時間tがとられている。
第5図中の点線長方形Aの面積は、発振信号41SのM
個パルス毎に発生した遅れ時間を表している。第6図は
各ΔTaにおける発振信号41 S(7)M個パルス毎
に発生する絶対時間に比した遅れを第3図をもとにパル
ス数Δmで数値化した図である。この第6図のデータは
、参照テーブルとして予めROM45に記憶されている
まず、発振器41から発振信号41Sが出力されると、
その発振信号41Sは分周器42で分周され、発振信号
41SのM個パルス毎に該分周器42から分周信号42
S2のパルスが出力されると共に、その分周信号42S
1の例えば数千倍〜数万倍の周期を有する分周信号42
S2が出力される。温度センサ43、A/D変換器44
、ROM45、パルス発生器46は、分周信号42S1
をトリガとして動作を開始する。発振器41の周辺温度
は温度センサ43で検出され、その検出信号43SがA
/D変換器44でディジタル信号44Sに変換された後
、ROM45に供給される。ROM45はディジタル信
号44Sを入力し、予め記憶された周囲温度Taのディ
ジタル化されたサンプリング温度ΔTaのデータに従い
、遅れ相当分(第5図の点線長方形Aの面積に相当)を
補正する第6図中のパルス数Δmの温度補正データ45
Sをパルス発生器46に与える。パルス発生器46は温
度補正データ45Sに対応した数の温度補正パルス46
Sを発生し、加算器46に供給する。加算器46は、分
周器42から出力される分周信号42S2と温度補正パ
ルス46Sとを加算し、その加算結果を出力信号47S
の形で出力してパルス積算器50に与える。加算器46
による温度補正パルス46Sの加算により、パルス積算
器50には発振信号41Sの温度を補正したパルス数が
積算される。つまり、遅れの場合は、パルス積算器50
の歩度の絶対値の補正をする温度補正パルス46Sを加
算器47を通してパルス積算器50に追加するため、温
度変化に対して一定な積算値が得られる。
本実施例では、回路定数を決定するための従来の複数の
コンデンサに代えて、ROMデータを用いるようにした
ので、回路定数が1通りで済み、ディジタル化と集積度
の向上が容易となるばかりか、数値化の細分化によって
温度補正も簡易、的確に行なえる。更に、発振器41は
1つで良いため、部品点数が少なくなって回路構成が簡
単になる。
第7図は時計に適用される請求項4,5に対応する第2
の実施例を示す発振装置の構成ブロック図であり、第1
図中の要素と同一の要素には同一の符号が付されている
この発振装置40Aでは、第1図のROM45及びパル
ス発生器46に代えて第1の演算器45Aが設けられ、
第2の演算器が第1図と同様に加算器47で構成されて
いる。演算器45Aは、A/D変換器44から出力され
るディジタル信号44Sを入力し、第3図の温度特性に
もとづき温度補正パルス46Sを演算により求めて加算
器47に与える回路であり、カウンタ及びゲート回路等
で構成されている。この様な演算器45Aを用いても第
1図の発振装置40とほぼ同様の作用、効果が得られる
前記第1.第2の実施例において、発振器41における
発振周期の温度特性が例えば第8図に示すように、周囲
温度Taで基準周波数となり、周囲温度Taの発振周期
に対する各サンプリング温度ΔTa毎の周期のずれΔF
が長、短に変化し、かつ第9図に示すように、例えば周
囲温度Taの変化の経過が負方向にもなる場合には、分
周信号42S2を温度補正パルス46Sで減算または間
引きする必要がある。
そこで、請求項1.3に対応する第3の実施例では、発
振装置を第10図のように構成している。
即ち、第10図は第3の実施例を示す発振装置の構成ブ
ロック図であり、第1図中の要素と共通の要素には同一
の符号が付されている。
この発振装置40Bでは、第1図のパルス発振器116
に代えて、3つの温度補正パルス46SL。
46S2,46S3を出力するパルス発生器46Aを設
け、さらに第1図の加算器47に代えて、第2の演算器
として例えば加減算器47Aを設けている。
パルス発生器46Aは、ROM45から出力される温度
補正データ45Sにもとづき、分周信号42S2に同期
して加算用の温度補正パルス46Sl、減算用の温度補
正パルス46S2、または間引き用の温度補正パルス4
6S3を生成し、それらを加減算器47Aに供給する回
路である。加減算器47Aは、分周信号42S2に対し
て温度補正パルス46S1を加算し、分周信号42S2
から温度補正パルス46S2を減算し、あるいは補度補
正パルス46S3にもとづき分周信号42Sの入力を一
定時間停止する(即ち、間引きする)機能を有し、温度
補正後の出力信号47Saをパルス積算器50へ送出す
る回路である。
第11図は第10図中のパルス発生器46Aの構成例を
示す図である。
このパルス発生器46Aは、ラッチ回路100、ロード
付きダウンカウンタ101〜103、アンドゲート(以
下、ANDゲートという)104〜106’、111.
発振器107、オアゲート(以下、ORゲートという)
108〜110、及びインバータ112,113より構
成されている。
ラッチ回路100は、データビット2°〜23と、加算
(+)、減算(−)及び間引き(M>の符号ビットとよ
り構成される温度補正データ45Sを分周信号42S1
に同期してラッチする回路である。ロード付きダウンカ
ウンタ1,01〜103は、ANDゲート104〜10
6から供給されるクロック信号φに同期して、ラッチ回
路100からの入力データIa〜Idをダウンカウント
し、その出力データOa〜OdをORゲート108〜1
10を通して出力する回路であり、分周信号42S1が
ロード信号LOADとして入力されると、所定の値から
ダウンカウントを開始する機能を有している。
このパルス発生器46Aでは、ラッチ回路100の出力
符号ビット+、−1Mのうち、いずれか1つ、例えば減
算−のみが活性化すると、それに接続されたANDゲー
ト105のみがオフ状態となり、他のANDゲート10
4.106がオフ状態となる。すると、発振器107の
出力がANDゲート105を通してクロック信号φの形
でロード付きダウンカウンタ102に入力される。
ロード付きダウンカウンタ102は、分周信号42S1
をロード信号LOADの形で入力すると、所定の値から
入力データIa〜Idをダウンカウントし、その出力デ
ータOa〜OdをORゲート109を通してANDゲー
ト105へ供給する。
ANDゲート105の出力はインバータ11.2で反転
され、減算用の温度補正パルス46S2の形で出力され
る。この間、ANDゲート104゜1−06がオフ状態
となっているため、加算用の温度補正パルス46S1、
及び間引き用の温度補正パルス4683は、ANDゲー
ト111及びインバータ113から出力されない。
なお、発振器107の出力をANDゲート’105,1
06のみに入力し、分周信号42S2をANDゲート1
04に入力するようにしてもよい。
第12図は第10図中の加減算器47Aの構成例を示す
図である。
この加減算器47Aは、バイナリ・アップ・ダウンカウ
ンタ(例えば、テキサスインスツルメンツ製5N741
92)200.2OLナントゲート(以下、NANDゲ
ートという)202、NANDゲート203,204,
206,207゜211.212、インバータ205.
210、NORゲート208,213、及びANDゲー
ト209より構成されている。
バイナリ・アップ・ダウンカウンタ200と201は、
各々数直線におけるマイナス側とプラス側の位置を示す
カウンタである。このカウンタ200.201は、OR
ゲート206.211の出力をカウントアツプ信号UP
として入力し、またはORゲート207,212の出力
をカウントダウン信号DOWNとして入力し、出力信号
Qa〜Qd及び桁上げ信号てXππYを出力する機能を
有している。
この加減算器47Aでは、加算用の温度補正パルス46
S1がNANDゲート202を通して入力されると共に
、分周信号42S2がORゲート203を通して入力さ
れると、加減算器47Aの現在値がマイナスの場合には
、ORゲート206を通して温度補正パルス46S1及
び分周信号42S2がバイナリ・アップ・ダウンカウン
タ200で加算される。このカウンタ200での加算は
、ANDゲート209の出力1則ノードN1の信号によ
り、マイナス側フルレンジでマイナス側のカウントアツ
プが停止し、NANDゲート202の出力がORゲート
211を通してカウンタ201のアップカウント入力U
Pに入力される。
インバータ210の出力側ノードN2において、マイナ
ス側で零の時は、NANDゲート211を通してバイナ
リ・アップ・ダウンカウンタ201でプラス側のカウン
トが行われる。また、加減算器47Aの現在値が零また
はプラスの場合には、ORゲート211を通して温度補
正パルス46S1および46S2がバイナリ・アップ・
ダウンカウンタ201で加算され、温度補正後の出力信
号47Saとして送出される。
減算用の温度補正パルス42S2がORゲート204.
212を通して入力されると、加算器47Aの現在値が
マイナスの場合にはバイナリ・アップ・ダウンカウンタ
200で、プラスの場合にはバイナリ・アップ・ダウン
カウンタ201でそれぞれ減算される。バイナリ・アッ
プ・ダウンカウンタ201の出力信号Qa〜QdがNO
Rゲート213を通して出力され、そのNORゲート2
13の出力側ノードN3において、プラス側が零でない
時のみNORゲート212を通してバイナリ・アップ・
ダウンカウンタ201でダウンカウントが許可される。
ノードN3の信号はインバータ205で反転され、その
インバータ205の出力側ノードN4において、プラス
側が零の時にNORゲート204.207を通してバイ
ナリ・アップ・ダウンカウンタ200でマイナス側のダ
ウンカウンタが許可される。バイナリ・アップ・ダウン
カウンタ200の出力信号Qa〜QdがNORゲート2
08を通してノードN5に送られ、そのノードN5の信
号により、ダウンカウントしすぎての減算結果の反転が
ORゲート207により禁止される。
また、間引き用の温度補正パルス46S3がNANDゲ
ート203を通して入力されると、そのパルス4683
のHレベル期間(即ち、間引き期間)、ORゲート20
3及びNANDゲート202により、分周信号42S2
の入力が禁止される。
以上のように構成される第10図の発振装置40Bの動
作を第8図、第9図、第13図及び第14図を参照しつ
つ説明する。
なお、第13図は第5図に対応するもので、第9図の温
度変化に従い発振器41における発振周期の変化を示す
図であり、図中の点線長方形Aの面積は、発振信号41
SのM個パルス毎に発生した遅れまたは進み時間を表わ
している。第14図は第6図に対応するもので、各サン
プリング温度ΔTaにおける発振信号41SのM個パル
ス毎に発生する絶対時間に比した遅れまたは進みを第8
図をもとにパルス数Δmで数値比した図である。
この第14図のデータは、参照テーブルとして予めRO
M45に記憶されている。
発振器41の周囲温度は温度センサ43で検出され、そ
の検出信号43SがA/D変換器44でディジタル信号
44 Sに変換された後、ROM45に供給される。R
OM45はディジタル信号44Sを入力し、予め記憶さ
れた周囲温度Taのサンプリング温度ΔTaに従い、遅
れまたは進み相当分く第13図の点線長方形Aの面積に
相当)を補正する第14図中のパルス数Δmの温度補正
データ45Sをパルス発生器46Aに与える。パルス発
生器46Aは温度補正データ45Sに対応した数の温度
補正パルス46S1,46S2または4683を生成し
、遅れの場合はパルス46S2を、進みの場合はパルス
46S1または46S3を加減算器47Aに供給する。
加減算器47Aは、分周信号42S2に対して加算用温
度補正パルス46S1を加算し、または減算用温度補正
パルス46S2で分周信号42S2を減算し、あるいは
間引き用温度補正パルス46S3で分周信号42S2を
間引きし、その加減算結果を出力信号47Saの形で出
力してパルス積算器50に与える。これにより、パルス
積算器50には発振信号41Sの温度を補正したパルス
数が積算される。
つまり、遅れの場合は、パルス積算器50の歩度の絶対
値の補正をする温度補正パルス46S1を加減算器47
Aを通してパルス積算器50に追加し、進みの場合は、
歩度の絶対値の補正をする温度補正パルス46S2また
は46S3により、分周信号42S2を減算または間引
きしてパルス積算器50に与えるため、温度変化に対し
て一定な積算値が得られる。従って第1の実施例とほぼ
同様の利点が得られる。
第15図は時計に適用される請求項4.6に対応する第
4の実施例を示す発振装置の構成ブロック図であり、第
10図中の要素と同一の要素には同一の符号が付されて
いる。
この発振袋0置40Cでは、第10図のROM45及び
パルス発生器46Aに代えて第1の演算器45Bが設け
られ、第2の演算器が第10図と同様に加減算器47A
″′C′構成されている。演算器45Bは、A/D変換
器44から出力されるディジタル信号44Sを入力し、
第8図の温度特性にもとつき温度補正パルス46S1.
46S2または4683を演算により求めて加減算器4
7Aに与える回路である。この様な演算器45Bを用い
ても第10図の発振装置40Bとほぼ同様の作用、効果
が得られる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、例えば第3
図及び第8図の温度特性と異なる特性の発振器41を用
いた場合には、それに応じてROMデータあるいは演算
器数値を変えれば良い。また記憶手段をROM45以外
の他のメモリで構成したり、第1図、第7図、第10図
あるいは第15図に他の回路を付加したり、あるいは本
発明を時計以外の装置に用いる等、種々の変形や応用が
可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、請求項1〜6の発明によれ
ば、分周信号にもとづき温度センサで温度を検出し、そ
の検出信号をディジタル信号に変換した後、記憶手段及
びパルス発生器により、あるいは演算器により、温度補
正パルスを求めて分周器の出力に対して加減算あるいは
間引きし、発振手段の温度特性を補正するようにしなの
で、回路定数が1通りで済み、ディジタル化と集積度の
向上が容易となるばかりか、数値化の細分化によって温
度補正も簡易、的確に行なえる。更に、発振手段は1つ
で良いため、部品点数が少なくなって回路構成が簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第7図、第10図及び第15図は本発明の第1
.第2.第3及び第4の実施例をそれぞれ示す発振装置
の構成ブロック図、第2図は従来の発振装置の回路図、
第3図〜第6図は第1図の動作を説明するための図で、
第3図は発振周期の温度特性図、第4図は周囲温度の変
化図、第5図は発振周期の変化図、第6図は遅れ特性図
、第8図、第9図、第13図及び第14図は第7図の動
作を説明するための図で、第8図は発振周期の温度特性
図、第9図は周囲温度の変化図、第13図は発振周期の
変化図、第14図は遅れ進み特性図、第11図は第10
図中のパルス発生器の構成図、第12図は第10図中の
加減算器の構成図である。 40.4OA、40B、40C・・・・・・発振装置、
41・・・・・・発振器、42・・・・・・分周器、4
3・・・・・・温度センサ、44・・・・・・A/D変
換器、45・・・・・・ROM、45A、45B・・・
・・・演算器、46.46A・・・・・・パルス発生器
、47・・・・・・加算器、47A・・・・・・加減算
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定の周波数で発振する発振手段と、 前記発振手段の出力を分周する分周器と、 前記分周器の出力に同期して温度を検出する温度センサ
    と、 前記分周器の出力に同期して前記温度センサの出力をデ
    ィジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器と
    、 前記発振手段における発振周期の温度特性データを予め
    記憶しておき前記分周器の出力に同期して前記ディジタ
    ル信号の遅れ、進みの度合いに応じた温度補正データを
    出力する記憶手段と、前記温度補正データにもとづき前
    記分周器の出力に同期して温度補正パルスを出力するパ
    ルス発生器と、 前記分周器の出力を前記温度補正パルスで演算する演算
    器とを備えたことを特徴とする発振装置。 2、請求項1記載の発振装置において、 前記演算器は、前記分周器の出力と前記温度補正パルス
    を加算する加算器で構成した発振装置。 3、請求項1記載の発振装置において、 前記演算器は、前記分周器の出力を前記温度補正パルス
    で加算及び減算または加算及び間引きする加減算器で構
    成した発振装置。 4、一定の周波数で発振する発振手段と、 前記発振手段の出力を分周する分周器と、 前記分周器の出力に同期して温度を検出する温度センサ
    と、 前記分周器の出力に同期して前記温度センサの出力をデ
    ィジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器と
    、 前記発振手段における発振周期の温度特性にもとづき前
    記分周器の出力に同期して前記ディジタル信号の遅れ、
    進みの度合いを演算して温度補正パルスを出力する第1
    の演算器と、 前記分周器の出力を前記温度補正パルスで演算する第2
    の演算器とを備えたことを特徴とする発振装置。 5、請求項4記載の発振装置において、 前記第2の演算器は、前記分周器の出力と前記温度補正
    パルスを加算する加算器で構成した発振装置。 6、請求項4記載の発振装置において、 前記第2の演算器は、前記分周器の出力を前記温度補正
    パルスで加算及び減算または加算及び間引きする加減算
    器で構成した発振装置。
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JP2242888 1988-02-02
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