JPH11326404A - 周波数微少誤差検出器 - Google Patents
周波数微少誤差検出器Info
- Publication number
- JPH11326404A JPH11326404A JP13686098A JP13686098A JPH11326404A JP H11326404 A JPH11326404 A JP H11326404A JP 13686098 A JP13686098 A JP 13686098A JP 13686098 A JP13686098 A JP 13686098A JP H11326404 A JPH11326404 A JP H11326404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- counter
- signal
- output
- oscillators
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- Pending
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- Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発振器の発振周波数間の差分を極めて簡単な
回路で、短時間に、しかも高精度で計測することができ
る周波数微少誤差検出器を提供する。 【解決手段】 酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器1,2の内、ある1台の発振器1の出力信号をあらか
じめ設定された分周回数で分周し出力する分周回路5
と、分周回路5の出力信号に基づいて、スタート及びス
トップ動作し、2台以上の発振器の出力信号をそれぞれ
カウントするカウンタ3,4と、カウンタ3,4がスト
ップ動作したとき、カウンタ3,4の各カウンタ値を比
較し、その差分を周波数微少誤差信号として出力する比
較器6とを備えたものである。
回路で、短時間に、しかも高精度で計測することができ
る周波数微少誤差検出器を提供する。 【解決手段】 酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器1,2の内、ある1台の発振器1の出力信号をあらか
じめ設定された分周回数で分周し出力する分周回路5
と、分周回路5の出力信号に基づいて、スタート及びス
トップ動作し、2台以上の発振器の出力信号をそれぞれ
カウントするカウンタ3,4と、カウンタ3,4がスト
ップ動作したとき、カウンタ3,4の各カウンタ値を比
較し、その差分を周波数微少誤差信号として出力する比
較器6とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つ以上の酷似し
た周波数の発振源からの信号を入力し、それらの周波数
偏差を求める周波数微少誤差検出器に関するものであ
る。
た周波数の発振源からの信号を入力し、それらの周波数
偏差を求める周波数微少誤差検出器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、酷似した、同一発振仕様の2つ以
上の発振源がある場合、それらの差分周波数を求める周
波数微少誤差検出器としては、位相検出器や周波数比較
器などを用いて、差分周波数を求めるものがあった。
上の発振源がある場合、それらの差分周波数を求める周
波数微少誤差検出器としては、位相検出器や周波数比較
器などを用いて、差分周波数を求めるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
周波数微少誤差検出器では、差分周波数を検出するの
に、位相検出器や周波数比較器を用いており、複雑な回
路構成となってしまうという問題点があった。
周波数微少誤差検出器では、差分周波数を検出するの
に、位相検出器や周波数比較器を用いており、複雑な回
路構成となってしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る周波数微少
誤差検出器は、酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器の内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定
された分周回数で分周し出力する分周回路と、分周回路
の出力信号に基づいて、スタート及びストップ動作し、
2台以上の発振器の出力信号をそれぞれカウントするカ
ウンタと、カウンタがストップ動作したとき、カウンタ
の各カウンタ値を比較し、その差分を周波数微少誤差信
号として出力する比較器とを備えたものである。
誤差検出器は、酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器の内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定
された分周回数で分周し出力する分周回路と、分周回路
の出力信号に基づいて、スタート及びストップ動作し、
2台以上の発振器の出力信号をそれぞれカウントするカ
ウンタと、カウンタがストップ動作したとき、カウンタ
の各カウンタ値を比較し、その差分を周波数微少誤差信
号として出力する比較器とを備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る周波数微少誤差検出器の構成を示すブロック図であ
る。図において、1は本来fHzの発振周波数仕様が、現
実にはf1 Hzとなっている発振器、2は本来fHzの発振
周波数仕様が、現実にはf2 Hzとなっている発振器で、
3は発振器1出力をカウントするカウンタAであり、ス
タート信号の入力があると、カウンタをリセットしてカ
ウントを開始し、ストップ信号の入力があるまでサイク
リックに周波数f1 のクロックでカウントし続ける。4
は発振器2出力をカウントするカウンタBであり、スタ
ート信号の入力があると、カウンタをリセットし、スト
ップ信号の入力があるまでサイクリックに周波数f2 の
クロックでカウントし続ける。
る周波数微少誤差検出器の構成を示すブロック図であ
る。図において、1は本来fHzの発振周波数仕様が、現
実にはf1 Hzとなっている発振器、2は本来fHzの発振
周波数仕様が、現実にはf2 Hzとなっている発振器で、
3は発振器1出力をカウントするカウンタAであり、ス
タート信号の入力があると、カウンタをリセットしてカ
ウントを開始し、ストップ信号の入力があるまでサイク
リックに周波数f1 のクロックでカウントし続ける。4
は発振器2出力をカウントするカウンタBであり、スタ
ート信号の入力があると、カウンタをリセットし、スト
ップ信号の入力があるまでサイクリックに周波数f2 の
クロックでカウントし続ける。
【0006】5は発振器1出力のクロックを分周し、カ
ウンタA3、カウンタB4へのスタート信号、ストップ
信号を作成する分周回路である。ここで、このスタート
信号とストップ信号の間隔をT秒とする。なお、分周回
路5でのスタート信号及びストップ信号の作成として
は、例えば、分周したクロックの立ち上がりで、スター
ト信号を作成し、分周したクロックの次の立ち上がりで
ストップ信号を作成して各カウンタに出力する。
ウンタA3、カウンタB4へのスタート信号、ストップ
信号を作成する分周回路である。ここで、このスタート
信号とストップ信号の間隔をT秒とする。なお、分周回
路5でのスタート信号及びストップ信号の作成として
は、例えば、分周したクロックの立ち上がりで、スター
ト信号を作成し、分周したクロックの次の立ち上がりで
ストップ信号を作成して各カウンタに出力する。
【0007】6はカウンタA3及びカウンタB4がカウ
ントストップした段階で、カウンタA3の示す値Aとカ
ウンタB4の示す値Bの差をとり、値Cとして出力する
比較器である。
ントストップした段階で、カウンタA3の示す値Aとカ
ウンタB4の示す値Bの差をとり、値Cとして出力する
比較器である。
【0008】次に、この実施の形態の動作について説明
する。まず、具体的な例1として、動作概略を説明す
る。図1の構成において、発振器1、発振器2の仕様上
の発振周波数fを10MHzとする。この公称精度Sを1
×10-7とする。この時、f1 =10000000.0Hz、f2 =
999999.6Hzとする。
する。まず、具体的な例1として、動作概略を説明す
る。図1の構成において、発振器1、発振器2の仕様上
の発振周波数fを10MHzとする。この公称精度Sを1
×10-7とする。この時、f1 =10000000.0Hz、f2 =
999999.6Hzとする。
【0009】そして、分周回路5にて、スタート信号と
ストップ信号の間隔を、発振器1を1×108 分周して
作成し、スタート信号、ストップ信号間隔T=1×10
8 /f1 とし、T=10sec とする。すると、カウンタ
A3は、f1 ×T=100000000 回カウントされることと
なる
ストップ信号の間隔を、発振器1を1×108 分周して
作成し、スタート信号、ストップ信号間隔T=1×10
8 /f1 とし、T=10sec とする。すると、カウンタ
A3は、f1 ×T=100000000 回カウントされることと
なる
【0010】同様に、カウンタB4はf2 ×T=999999
6 回力ウントされることとなる。カウンタA3、カウン
タB4は、せいぜい8bit 程度のサイクリックカウンタ
で十分であり、比較器6により、その差Cが+4として
出力される。これは、この場合、f1 の方がf2 より、
0.4 Hz周波数が高いことを表していることになる。
6 回力ウントされることとなる。カウンタA3、カウン
タB4は、せいぜい8bit 程度のサイクリックカウンタ
で十分であり、比較器6により、その差Cが+4として
出力される。これは、この場合、f1 の方がf2 より、
0.4 Hz周波数が高いことを表していることになる。
【0011】上記の結果から周波数微少誤差の検出動作
を一般化すると以下のようになる。まず、発振器1、発
振器2の精度から有効桁が分かり、分周回路での分周回
数Nを決める。ここで、精度Sを、S=a×10-b(1
≦a<10,bは自然数)とし、分周回数N=1×10
b+n (nは自然数)とする。その時、スタート信号とス
トップ信号の間隔Tを、T=N/f1 とした時、得られ
る周波数差Δfは、Δf=f(公称周波数)×10
-(b+n)×C(比較器出力)Hzとなる。なお、ここで、n
を大きくすればするほど、カウンタA3,カウンタB4
の規模が大きくなる(つまり、Cの値が大きくなる)
が、通常は、n=1で十分である。
を一般化すると以下のようになる。まず、発振器1、発
振器2の精度から有効桁が分かり、分周回路での分周回
数Nを決める。ここで、精度Sを、S=a×10-b(1
≦a<10,bは自然数)とし、分周回数N=1×10
b+n (nは自然数)とする。その時、スタート信号とス
トップ信号の間隔Tを、T=N/f1 とした時、得られ
る周波数差Δfは、Δf=f(公称周波数)×10
-(b+n)×C(比較器出力)Hzとなる。なお、ここで、n
を大きくすればするほど、カウンタA3,カウンタB4
の規模が大きくなる(つまり、Cの値が大きくなる)
が、通常は、n=1で十分である。
【0012】次に、上記の一般化の動作に基づいた具体
的な例2について説明する。まず、f=20kHz ,S=
4×10-6,f1 =20000.03Hz,f2 =19999.97Hzとす
る。ここで、上記の一般化の動作に基づいて、分周回数
Nは、n=1とし、1×107 とし、スタート信号、ス
トップ信号間隔Tを、T=1×107 /f1 =499.9992
secとする。
的な例2について説明する。まず、f=20kHz ,S=
4×10-6,f1 =20000.03Hz,f2 =19999.97Hzとす
る。ここで、上記の一般化の動作に基づいて、分周回数
Nは、n=1とし、1×107 とし、スタート信号、ス
トップ信号間隔Tを、T=1×107 /f1 =499.9992
secとする。
【0013】この時、カウンタA3はf1 ×T=100000
00カウント、カウンタB4は、f2×T=9999970 カウ
ントされ、よって、C=30となる。この時、f1 とf
2 の差Δfは、Δf=f×10-(b+1)×C=20×10
3 ×1×10-7 ×30=+0.06Hzとなり、f1 の方が
f2 より、0.06Hz高いことを検出することができる。
00カウント、カウンタB4は、f2×T=9999970 カウ
ントされ、よって、C=30となる。この時、f1 とf
2 の差Δfは、Δf=f×10-(b+1)×C=20×10
3 ×1×10-7 ×30=+0.06Hzとなり、f1 の方が
f2 より、0.06Hz高いことを検出することができる。
【0014】なお、この実施の形態でのカウンタA3及
びカウンタB4の規模(最大カウント値)は、最終的に
得られる最大Cの最低でも2倍以上は必要となるが、実
際には、規模は8bit カウンタ程度でも十分である。
びカウンタB4の規模(最大カウント値)は、最終的に
得られる最大Cの最低でも2倍以上は必要となるが、実
際には、規模は8bit カウンタ程度でも十分である。
【0015】また、比較器6では、カウンタA3及びカ
ウンタB4の差を求めているが、例えば、カウンタA3
及びカウンタB4を0〜255の8bit サイクリックカ
ウンタとすると、単純にA−Bを比較器6の出力Cとす
ると、255近傍の大きな数値を出力することがある
が、これは、例えば、カウンタA3及びカウンタB4の
差がある値K以上の値をとった時は、C=−(256−
(A−B))とし、比較器6の出力Cとすることで解決
する。
ウンタB4の差を求めているが、例えば、カウンタA3
及びカウンタB4を0〜255の8bit サイクリックカ
ウンタとすると、単純にA−Bを比較器6の出力Cとす
ると、255近傍の大きな数値を出力することがある
が、これは、例えば、カウンタA3及びカウンタB4の
差がある値K以上の値をとった時は、C=−(256−
(A−B))とし、比較器6の出力Cとすることで解決
する。
【0016】ここで、Kの値は予想される256−(最
大C+1)以下とする。ちなみにこの予想最大Cは、上
述した一般化の式において、精度Sから、最大偏差を考
慮して計算して簡単に求まるものである。また、このK
の値としては、256という数値を、カウンタA3及び
カウンタB4の最大カウント値+1とすれば、8bit カ
ウンタのみならず、任意のカウンタA3及びカウンタB
4に対応可能である。
大C+1)以下とする。ちなみにこの予想最大Cは、上
述した一般化の式において、精度Sから、最大偏差を考
慮して計算して簡単に求まるものである。また、このK
の値としては、256という数値を、カウンタA3及び
カウンタB4の最大カウント値+1とすれば、8bit カ
ウンタのみならず、任意のカウンタA3及びカウンタB
4に対応可能である。
【0017】また、この実施の形態での検出誤差として
は、この実施の形態では、発振器1、発振器2の位相差
は、まったく任意のため、比較器6の出力Cにおいて、
最大±1カウントの誤差となり、高精度の検出を行うこ
とが可能となる。
は、この実施の形態では、発振器1、発振器2の位相差
は、まったく任意のため、比較器6の出力Cにおいて、
最大±1カウントの誤差となり、高精度の検出を行うこ
とが可能となる。
【0018】この実施の形態では、2台の発振器の出力
クロックをそれぞれカウンタでカウントし、各カウンタ
のスタート及びストップを一方の発振器の出力を分周し
た信号に基づいて行い、各カウンタのカウント値を比較
し、その差分を出力することにより、各発振器の周波数
微少誤差を検出するようにしたので、それぞれの発振周
波数間の差分を極めて簡単な回路で、短時間に、しかも
高精度で計測することが可能となる。さらに、周波数の
差分はプラス/マイナス結果として得られ、どちらの周
波数がどれだけ高いか低いかの判断も可能となる。ま
た、1つの発振器を既知の標準発振源とすれば、校正用
器材としても使用可能となり、あらゆる分野での応用が
期待できる。
クロックをそれぞれカウンタでカウントし、各カウンタ
のスタート及びストップを一方の発振器の出力を分周し
た信号に基づいて行い、各カウンタのカウント値を比較
し、その差分を出力することにより、各発振器の周波数
微少誤差を検出するようにしたので、それぞれの発振周
波数間の差分を極めて簡単な回路で、短時間に、しかも
高精度で計測することが可能となる。さらに、周波数の
差分はプラス/マイナス結果として得られ、どちらの周
波数がどれだけ高いか低いかの判断も可能となる。ま
た、1つの発振器を既知の標準発振源とすれば、校正用
器材としても使用可能となり、あらゆる分野での応用が
期待できる。
【0019】さらに、この実施の形態では、2台の発振
器の例で説明したが、同様に複数の発振器の出力クロッ
クを複数のカウンタでカウントし、各カウンタのスター
ト及びストップを、複数の発振器の内のある1つの発振
器の出力を分周した信号に基づいて行い、各カウンタの
カウント値を比較することにより、各発振器の周波数微
少誤差を検出することが可能である。
器の例で説明したが、同様に複数の発振器の出力クロッ
クを複数のカウンタでカウントし、各カウンタのスター
ト及びストップを、複数の発振器の内のある1つの発振
器の出力を分周した信号に基づいて行い、各カウンタの
カウント値を比較することにより、各発振器の周波数微
少誤差を検出することが可能である。
【0020】また、この実施の形態では、発振器1,2
はデジタルクロックを出力発振器の例で説明したが、ア
ナログの発振器の場合は、各発振器の出力信号をアナロ
グ・デジタル変換器などにより、デジタル信号化するこ
とにより、同様に各発振器の出力周波数の周波数微少誤
差を検出することが可能である。
はデジタルクロックを出力発振器の例で説明したが、ア
ナログの発振器の場合は、各発振器の出力信号をアナロ
グ・デジタル変換器などにより、デジタル信号化するこ
とにより、同様に各発振器の出力周波数の周波数微少誤
差を検出することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、分周回
路により、酷似周波数を発生させる2台以上の発振器の
内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定され
た分周回数で分周し出力し、カウンタにより、分周回路
の出力信号に基づいて、スタート及びストップ動作し、
2台以上の発振器の出力信号をそれぞれカウントし、比
較器により、カウンタがストップ動作したとき、カウン
タの各カウンタ値を比較し、その差分を周波数微少誤差
信号として出力するようにしたので、それぞれ発振器の
発振周波数間の差分を極めて簡単な回路で、短時間に、
しかも高精度で計測することができるという効果を有す
る。
路により、酷似周波数を発生させる2台以上の発振器の
内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定され
た分周回数で分周し出力し、カウンタにより、分周回路
の出力信号に基づいて、スタート及びストップ動作し、
2台以上の発振器の出力信号をそれぞれカウントし、比
較器により、カウンタがストップ動作したとき、カウン
タの各カウンタ値を比較し、その差分を周波数微少誤差
信号として出力するようにしたので、それぞれ発振器の
発振周波数間の差分を極めて簡単な回路で、短時間に、
しかも高精度で計測することができるという効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る周波数微少誤差検
出器の構成を示すブロック図である。
出器の構成を示すブロック図である。
1、2発振器 3 カウンタA 4 カウンタB 5 分周回路 6 比較器
Claims (3)
- 【請求項1】 酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器の内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定
された分周回数で分周し出力する分周回路と、 前記分周回路の出力信号に基づいて、スタート及びスト
ップ動作し、前記2台以上の発振器の出力信号をそれぞ
れカウントするカウンタと、 前記カウンタがストップ動作したとき、前記カウンタの
各カウンタ値を比較し、その差分を周波数微少誤差信号
として出力する比較器とを備えたことを特徴とする周波
数微少誤差検出器。 - 【請求項2】 酷似周波数を発生させる2台以上の発振
器の内、ある1台の発振器の出力信号をあらかじめ設定
された分周回数で分周し、その分周した周波数の周期に
基づいて、スタート信号及びストップ信号を生成し、出
力する分周回路と、 前記分周回路からスタート信号が出力されると、スター
ト動作し、前記分周回路からストップ信号が出力される
と、ストップ動作し、前記2台以上の発振器の出力信号
をそれぞれカウントするカウンタと、 前記分周回路から出力されたストップ信号が出力したと
きの前記カウンタの各カウンタ値を比較し、その差分を
周波数微少誤差信号として出力する比較器とを備えたこ
とを特徴とする周波数微少誤差検出器。 - 【請求項3】 前記発振器の公称周波数をf、その精度
Sを、 S=a×10-b(1≦a<10,bは自然数)、 前記分周回路の分周回数Nを、N=1×10b+n (nは
自然数)とし、 前記2台以上の発振器のそれぞれの周波数偏差Δfを、
前記比較器のそれぞれの発振器に対応する周波数微少誤
差信号Cを用いて、 Δf=f×10-(b+n)×C とすることを特徴とする請求項1又は2記載の周波数微
少誤差検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13686098A JPH11326404A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 周波数微少誤差検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13686098A JPH11326404A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 周波数微少誤差検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11326404A true JPH11326404A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15185217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13686098A Pending JPH11326404A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 周波数微少誤差検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11326404A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252864A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体装置及びその駆動方法 |
JP2011080911A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Seiko Epson Corp | 周波数測定装置及び同周波数測定装置を備えた電子機器 |
JP2013088281A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Denso Corp | 周波数測定装置 |
JP2015161567A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社メガチップス | 周波数比較器 |
JP2018509831A (ja) * | 2015-02-25 | 2018-04-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 電圧コンパレータを備えたパワーアップシステム |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP13686098A patent/JPH11326404A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252864A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体装置及びその駆動方法 |
JP2011080911A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Seiko Epson Corp | 周波数測定装置及び同周波数測定装置を備えた電子機器 |
JP2013088281A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Denso Corp | 周波数測定装置 |
JP2015161567A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社メガチップス | 周波数比較器 |
JP2018509831A (ja) * | 2015-02-25 | 2018-04-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 電圧コンパレータを備えたパワーアップシステム |
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