JPH01265936A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JPH01265936A
JPH01265936A JP63089608A JP8960888A JPH01265936A JP H01265936 A JPH01265936 A JP H01265936A JP 63089608 A JP63089608 A JP 63089608A JP 8960888 A JP8960888 A JP 8960888A JP H01265936 A JPH01265936 A JP H01265936A
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tilting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被検眼の眼底に照明光束を投影して、眼底
のa察・撮影を行うようにした眼底カメラに関するもの
である。
(従来の技術) この種の眼底カメラには、例えばレーザー走査方式のも
のがある。このレーザー走査方式眼底カメラとしては、
レーザー源から発するレーザービームをガルバノミラ−
等の走査部材により走査して走査ビームを被検眼の眼底
に投影する照明光学系と、前記眼底からの反射光束を前
記照明光学系と共通な共通光路を介して取り出す受光光
学系とを備えているものが考えられている。
この様な眼底カメラを用いて患者の被検眼の眼底をa察
或いは撮影する場合1通常は眼底の中心部を観察・撮影
することが多い、しかし、眼底の周辺部を観察・撮影し
たい場合もある。
この眼底の周辺部をwt察・撮影する方法としては、被
検眼にコンタクトレンズを付けることにより画角を大き
くする方法、又は、この様に光学系の画角を変えずに、
ガルバノミラ−の走査基準位置を変更することで、観察
・撮影範囲を広くする方法等が考えられている。
しかし、コンタクトレンズを用いる方法では、瞳孔を拡
径しておく必要があるため、点眼麻酔を必要としていた
。このため、患者に与える負担が大きく、感染症の心配
も生ずる。
また、ガルバノミラ−の走査基準位置を変更する方法で
は、対物レンズの大きさに制限があるため、観察・撮影
範囲を広げることができるとは云っても、眼底の周辺部
までl11m・撮影できるようにすることは不可能であ
った。
(発明が解決しようとする課題) したがって、従来は、眼底カメラ全体を斜め上方または
斜め下方に傾斜させて、眼底カメラの光軸を被検眼の光
軸に対して傾斜させることにより、眼底の周辺部をay
s・撮影していた。
しかし、眼底カメラ自体は重量が大きいため。
その傾斜操作が容易でないという問題があった。
また、レーザー走査方式の眼底カメラにおいては、ポリ
ゴンミラーを高速回転させて照明光束を水平走査し、こ
の水平走査された走査高速をガルバノミラ−で垂直走査
する様にしているものがある。
この眼底カメラのポリゴンミラーは、高速回転するため
、ジャイロモーメントを発生する。この結果、眼底カメ
ラを上下にチルトさせようとすると、ジャイロモーメン
トの作用により眼底カメラは元の水平位置に戻ろうとし
、眼底カメラを目的の方向に迅速且つ容易にチルトさせ
ることができないものであった6しかも、このポリゴン
ミラーの軸受に空気軸受を用いた場合には、ポリゴンミ
ラーの回転軸と軸受とが接触して破損する虞があった。
また、上述の様に眼底カメラ全体を上下に傾斜させると
、ポリゴンミラーの回転軸が傾斜して、ポリゴンミラー
の軸受にかかる荷重がかたよるため、軸受が偏摩耗した
りする原因となり、余り好ましいものではない。
そこで、この発明は、眼底カメラの光軸を被検眼の光軸
に対して迅速且つ容易に傾斜させることのでき、しかも
、この傾斜によりポリゴンミラーの回転軸が傾斜したり
するのを防止して、回転軸の傾斜による不都合が生ずる
のを防止できる眼底カメラを提供することを目的とする
ものである。
(i111題を解決するための手段) この目的を達成するため、この発明の眼底カメラでは、
光源からの照明光束を被検眼に対向する対向光学部材か
ら眼底に投影する照明光学系と、前記対向光学部材を含
み且つ前記照明光学系と共通な共通光路を介して前記眼
底からの反射光束を取り出す受光光学系とを備えている
。また、前記共通光路の対向光学部材から前記共通光路
中の光束反射部材までのチルト光学系を該光束反射部材
の光学中心を支点としてチルト可能に設けられている。
しかも、前記光束反射部材がその光学中心を支点として
前記チルト光学系のチルト角の1/2だけチルト光学系
のチルト方向に傾斜する様に、前記光束反射部材をチル
ト光学系に連繋させられている。
また、前記光束反射部材には走査部材としてのガルバノ
ミラ−を用いている。
さらに、眼底カメラは、高速回転して光源からの照明光
束を水平走査するポリゴンミラーを備えている。
(作 用) この様な構成によれば、チルト光学系を該光束反射部材
の光学中心を支点としてチルトさせることにより、光束
反射部材がその光学中心を中心としてチルト光学系の傾
斜方向にチルト光学系の傾斜角の1/2だけ回動させら
れて、眼底カメラの光軸が被検眼の光軸に対して傾斜す
ることになる。
この際、ポリゴンミラーの回転軸は傾斜させられること
はない。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第8図は、この発明の第1実施例を示したもの
である。
第1図において、1は三次元移動機構により前後・左右
・上下に移動可能に設けられた眼底カメラの本体、2は
後述する様に本体1内に水平回動可能に取り付けられた
第1光学部品保持部材、3は後述するように鉛直面内で
回動する様に第1光学部品保持部材2に装着されたレン
ズ鏡筒等の第2光学部品保持部材、4はしD等のレーザ
ー発振器(レーザー源)である。
第1図に示した光学系は、レーザー発振器4から発する
レーザービームを走査して走査ビームを被検眼Eの眼底
E、に投影する照明光学系と、眼底E。
からの反射光束を照明光学系と共通な共通光路を介して
取り出す受光光学系を有する。
照明光学系は、レンズ5.半透明鏡6.光束反射部材と
してのポリゴンミラー7(第1走査部材)、変倍レンズ
8,9.光束反射部材としてのガルバノミラ−10(第
2走査部材)、リレーレンズ117合焦レンズ12゜光
束反射部材としての反射ミラー13.対物レンズ14等
を光学部材として備えている(第1図〜第3図参照)、
シかも、ポリゴンミラー7(第1走査部材)。
変倍レンズ8,9は上述の第1光学部品保持部材2に装
着され、この第2光学部品保持部材2はポリゴンミラー
7の回転中心7aを中心に矢印A、Bで示した如く水平
回動可能に本体1に装着されている。
そして、レーザー発振器1から発したレーザービームは
、レンズ5.半透明鏡6を介してポリゴンミラー7に入
射して、変倍レンズ8側に反射する。
この際、この反射光束は、ポリゴンミラー7の高速回転
により水平走査がなされる。この水平走査がなされた走
査ビームは、変倍レンズ8,9を介してガルバノミラ−
10でリレーレンズ11側に反射された後、リレーレン
ズ111合焦レンズ129反射ミラー13.対物レンズ
14を介して被検眼Eの眼底E、に投影され、眼底E、
を照明する。この際、ガルバノミラ−10は、−水平走
査毎に所定角度づつ回動制御されて、水平走査ビームを
縦カ行に移動させ、眼底Elにレーザービームの走査面
を形成する。15は受光素子である。また、図中、被検
眼Eの位置のP、、R,はそれぞれMfEp及び眼底E
、の位置の位置を示し、P工tpzは被検眼EのMfE
p(P、)と共役な位置を示し、Rは被検眼Eの眼底E
/(11e)と共役な位置を示す。
また、受光光学系は、対物レンズ14から半透明鏡6ま
では照明光学系と共通な共通光路を有すると共に、半透
明鏡6で反射された反射光束を受光素子15に案内する
レンズ16を光学部品として有する。
しかも、この第1光学部品保持部材2には、レンズ鏡筒
等の第2光学部品保持部材3がガルバノミラ−10の光
学中心10aを中心に鉛直面に沿って矢印C9Dの如く
回動操作可能に装着されている。そして、この第2光学
部品保持部材3内には、共通光路のうちガルバノミラ−
10から対物レンズ14までのチルト光学系を形成する
部材すなわちガルバノミラ−10、リレーレンズ119
合焦レンズ12、反射ミラー。
対物レンズ14等が保持されている。これにより、共通
光路のうちガルバノミラ−10から対物レンズ14まで
のチルト光学系は、ガルバノミラ−1Oの光学中心10
aを中心に鉛直面に沿って回動操作可能となっている。
また、眼底カメラは第4図に示した様な制御回路を有す
る。この制御回路のCPU (中央演算処理装置)17
には、Xスキャナー26からの水平回動角信号及びYス
キャナー27からの回動角信号が入力され、変倍入力装
置fff18から変倍信号が入力されると共に。
ライトペン等の変倍位置入力装置19から変倍位置が入
力される。
このXスキャナー26はポリゴンミラー7とその駆動装
置及び回動位置(回動角)検出手段等備え、Yスキャナ
ー27はガルバノミラ−10とその駆動装置及び回動位
置検出手段等を備えている。そして、CPU17は、X
、Yスキャナー26.27からの回動位置信号を基に内
部のアドレス回路を用いて、眼底に投影されたレーザー
ビームのスポットSからの反射光束め光量を一定間隔(
スポットSの直径)毎に画像処理装置28のメモリの所
定番地に順次記憶させて、このメモリに眼底像の1フレ
一ム分の情報を構築させる。そして、画像処理装置28
は、このメモリに構築された情報を基にモニターテレビ
TVに眼底像29を第8図の如く映し出させる。この様
な画像処理のための構成は、出願人が先に出願した特願
昭62−130832号と略同じであるので、その詳細
な説明は省略する。
また、CPU17は、変倍信号を基に変倍駆動制御回路
20に制御信号を入力して、変倍駆動制御回路20によ
り変倍駆動袋W121を駆動制御させる。この駆動制御
により、変倍駆動装置21は、変倍レンズ8.9の焦点
距離の組合わせを変更させて、第5図から第6図の状態
または第6図から第5図の状態に、レーザー光による走
査画角Aを変更させると共に、レーザー光のスポット径
Sを変更させる。この様な画角の変更は、出願人が特願
昭62−130832号に記載したものと同様に行われ
るので、その詳細は省略する。
更に、CPU17は、初期の位置を座標の零点として、
変倍位置信号を基に変倍位置の座標を三次元座標を求め
る。そして、CPU17は、この求められた座標より水
平回転駆動制御回路22に水平回転制御信号を入力する
と共に、チルト駆動制御回路23にチルト制御信号を入
力する。この水平回転駆動制御回路22は、パルスモー
タ等の水平回転駆動装置24を駆動制御して、この水平
回転駆動装置により第1光学部品保持部材2を水平方向
に所定角度だけ回動制御する。一方、チルト駆動制御回
路23は。
パルスモータ等のチルト駆動袋?!25を駆動制御して
、このチルト駆動装置25により第2光学部品保持部材
3を鉛直面内で所定角度だけチルト回動制御させられる
従って、例えば第7図の眼底像29の破線30示した範
囲を拡大したい場合には、この破線30の部分を変倍位
置入力装置により入力すると共に、変倍装置により変倍
量を入力すると、上述の様に画角A及びレーザー光束の
スポット径Sが変更されると共に、第1光学部品保持部
材2が水平回動制御され、第2光学部品保持部材3がチ
ルト回動制御させられて、第8図に示した眼底像29の
破線30で示した部分のみが第7図の如く拡大されて写
し出されることになる。
その上、CPU17は、上述の第2光学部品保持部材3
のチルト動作に伴うチルト光学系のチルト角0(第9図
)に応じて、ガルバノミラ−10の走査基準位置B工を
破線の如くチルト角Oの1/2だけチルト光学系のチル
ト方向に回動制御する。
この様にチルト光学系を0だけチルトさせた場合に、眼
底カメラの対物レンズ14と被検眼Eの適正位置が、第
9図の如く対物レンズ14に対して接近・離反する方向
及び上下方向にズレる。この際の対物レンズ14に対し
て接近・離反する方向のズレ量をXとし、被検眼Eの上
下方向へのズレ量をYとし、ガルバノミラ−10に入射
する光束の光軸0とガルバノミラ−10の為す鋭角をη
とし、ガルバノミラ−1Oの光学中心(回動中心)10
aから被検眼Eの前眼部までの距離をLとすると、 チルト光学系をOチルトさせたときのズレ量X。
Yは、 X= −LCos ’Q +Lcos(77−0)Y=
−Lsinη十Lsin(rt−〇)となる。
従って、チルト光学系のチルトに際しては、このズレ量
X、Yに応じて眼底カメラの本体lを斜め上下に平行移
動させれば良い。
次に、この様な構成のレーザー走査方式眼底カメラの作
用を説明する。
レーザー発振器1から発したレーザービームは、レンズ
5.半透明鏡6を介してポリゴンミラー7に入射して、
変倍レンズ8側に反射する。この際、この反射光束は、
ポリゴンミラー7の高速回転により水平走査がなされる
。この水平走査がなされた走査ビームは、変倍レンズ8
,9を介してガルバノミラ−10でリレーレンズ11側
に反射された後、リレーレンズ112合焦レンズ12.
反射ミラー13.対物し°ンズ14を介して被検眼Eの
眼底E、に投影され、眼底E、を照明する。この際、ガ
ルバノミラ−10は、−水平走査毎に所定角度づつ回動
制御されて、水平走査ビームを縦カ行に移動させ、眼底
E、にレーザービームの走査面を形成する。そして、眼
底E。
に照射されるレーザービームは眼底E、で反射する。
この反射光束は、対物レンズ14に入射した後、照明光
学系2と共通な共通光路すなわち対物レンズ14から半
透明鏡6までの光路を照明光とは逆に案内され、半透明
鏡6.レンズ16を介して受光素子15に案内される。
そして、この受光素子15からの出力を基に画像処理装
置28はモニターテレビTVに眼底像29を映し出す。
また、眼底E、の周辺、例えば眼底E、の中心より下部
側を観察・撮影したい場合には、レンズ鏡筒である第2
光学部品保持部材3を第3図の矢印りの如くガルバノミ
ラ−10の光学中心10aを中心に下方側にOだけ回動
操作(チルト操作)して、対物レンズ14の光軸0□を
被検眼Eの光軸Oに対して下方に傾斜させると共に、本
体1をズレ量X、Y分だけ第3図中矢印17で示した如
く左斜め上方(被検眼Eから離反する方向)に一体に平
行に移動させて、光軸01を眼底E、の下部に合わせる
一方、眼底H,の周辺、例えば眼底E、の中心より上部
側を観察・撮影したい場合には、第2光学部品保持部材
3をガルバノミラ−10の光学中心10aを中心に矢印
C側に回動操作(チルト操作)して、対物レンズ14の
光軸01を被検眼Eの光軸0に対して上方に傾斜させる
と共に、本体1をズレ量X、Yだけ第3図の矢印18で
示した如く右斜め下方(被検眼Eに対して接近する方向
)に平行に移動させて、光軸O工を眼底E、の上部に合
わせる。
また、第1.第2光学部品保持部材2,3をポリゴンミ
ラー7の回転中心7aを中心に水平回動操作することで
、眼底E、の左右周辺部をa察・撮影することも出来、
その上、この操作及び上述のチルト操作を合わせて行う
ことにより、眼底E、の斜め上6下部の周辺部もI!察
・撮影することが出来る。
第9図は、この発明の第2実施例を示したものである0
本実施例は、ポリゴンミラー7からガルバノミラ−10
までを第1光学部品保持部材2に保持させると共に、リ
レーレンズ11から対物レンズ14までを第2光学部品
保持部材3に保持させ、本体1を三次元方向に移動させ
る移動機構とチルト光学系とを連動させる様にした例を
示したものである。
この場合の連動機構は、チルト光学系がθだけチルトさ
せられるとき、移動機構作動させて本体1を矢印17.
18で示した様に斜め上下にズレ量X、Yだけ自動的に
平行移動させる様になっている。この様な連動機構は、
機械的に行っても良いし、CPU17を用いて電気的に
行っても良い。
以上説明した実施例では、ガルバノミラ−10から対物
レンズ14までの光学部材、又は、リレーレンズ11か
ら対物レンズ14までの光学部材を、光束反射部材であ
るガルバノミラ−10の光軸中心10aを中心に鉛直面
内で回動可能(チルト可能)に設けた例を示したが、必
ずしもこれに限定されるものではない。例えば、第11
図に示した様に、反射ミラー13及び対物レンズ14か
らなるチルト光学系を、光束反射部材である反射ミラー
13の光学中心13aを中心に鉛直面内でチルト回動す
る様に構成しても良い。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように、光源からの照明光束
を被検眼に対向する対向光学部材から眼底に投影する照
明光学系と、前記対向光学部材を含み且つ前記照明光学
系と共通な共通光路を介して前記眼底からの反射光束を
取り出す受光光学系とを備える眼底カメラにおいて、前
記共通光路の対向光学部材から前記共通光路中の光束反
射部材までのチルト光学系を該光束反射部材の光学中心
を支点としてチルト可能に設けると共に、前記光束反射
部材がその光学中心を支点として前記チルト光学系のチ
ルト角の1/2だけチルト光学系のチルト方向に傾斜す
る様に前記光束反射部材をチルト光学系に連繋させた構
成としたので、簡単な構成で眼底カメラの光軸を被検眼
の光軸に対して容易に傾斜させることができると共に、
迅速にチルト光学系を目的位置にまでチルトさせること
ができる。
また、前記光束反射部材に走査部材としてのガルバノミ
ラ−を用いたので、チルト光学系のチルトのための支点
とガルバノミラ−の回動支点とを共用できる。この結果
、チルト光学系のチルトのための支点が不要となるので
、チルトのために新たな部品を必要としない。
さらに、高速回転して光源からの照明光束を水平走査す
るポリゴンミラーと、この走査された光束を被検眼に対
向する対向光学部材から眼底に投影する照明光学系と、
前記対向光学部材を含み且つ前記照明光学系と共通な共
通光路を介して前記眼底からの反射光束を取り出す受光
光学系とを備える眼底カメラにおいて、前記共通光路の
対向光学部材から前記共通光路中の光束反射部材までの
チルト光学系を該光束反射部材の光学中心を支点として
チルト可能に設けると共に、前記光束反射部材がその光
学中心を支点として前記チルト光学系のチルト角の1/
2だけチルト光学系のチルト方向に傾斜する様に前記光
束反射部材をチルト光学系に連繋させた場合には、眼底
カメラの光軸を被検眼の光軸に対して迅速且つ容易に傾
斜させることができる。しかも、この傾斜によりポリゴ
ンミラーの回転軸が傾斜することがないので、従来の様
にポリゴンミラーの軸受が偏摩耗したりする様な不都合
が生ずるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る眼底カメラの光学系を示す説
明図である。 第2図は、第1図の側面図である。 第3図は、第2図に示した光学系の一部をチルトさせた
状態を示す説明図である。 第4図は、第1図に示した眼底カメラの制御回路の概略
説明図である。 第5図、第6図は、走査ビームのスポット径の説明図で
ある。 第7図、第8図は、眼底像の説明図である。 第9図は、第1図に示したチルト光学系の説明図である
。 第10図、第11図は、この発明のI乱の実施例を示す
説明図である。 1・・・本体 2・・・第1光学部品保持部材 3・・・第2光学部品保持部材 4・・・レーザー発振器(レーザー源)7・・・ポリゴ
ンミラー(光束反射部材)10・・・ガルバノミラ−(
光束反射部材)13・・・反射ミラー(光束反射部材)
14・・・対物レンズ E・・・被検眼 E、・・・眼底 0.0□・・・光軸 □□巴 第1凹 第2図 )a シ     11:l 3 第5図    第6図 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源からの照明光束を被検眼に対向する対向光学
    部材から眼底に投影する照明光学系と、前記対向光学部
    材を含み且つ前記照明光学系と共通な共通光路を介して
    前記眼底からの反射光束を取り出す受光光学系とを備え
    る眼底カメラにおいて、前記共通光路の対向光学部材か
    ら前記共通光路中の光束反射部材までのチルト光学系を
    該光束反射部材の光学中心を支点としてチルト可能に設
    けると共に、前記光束反射部材がその光学中心を支点と
    して前記チルト光学系のチルト角の1/2だけチルト光
    学系のチルト方向に傾斜する様に前記光束反射部材をチ
    ルト光学系に連繋させたことを特徴とする眼底カメラ。
  2. (2)前記光束反射部材が走査部材としてのガルバノミ
    ラーであることを特徴とする請求項1の眼底カメラ。
  3. (3)高速回転して光源からの照明光束を水平走査する
    ポリゴンミラーと、この走査された光束を被検眼に対向
    する対向光学部材から眼底に投影する照明光学系と、前
    記対向光学部材を含み且つ前記照明光学系と共通な共通
    光路を介して前記眼底からの反射光束を取り出す受光光
    学系とを備える眼底カメラにおいて、 前記共通光路の対向光学部材から前記共通光路中の光束
    反射部材までのチルト光学系を該光束反射部材の光学中
    心を支点としてチルト可能に設けると共に、前記光束反
    射部材がその光学中心を支点として前記チルト光学系の
    チルト角の1/2だけチルト光学系のチルト方向に傾斜
    する様に前記光束反射部材をチルト光学系に連繋させた
    ことを特徴とする眼底カメラ。
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