JPH0125751Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0125751Y2
JPH0125751Y2 JP1984135850U JP13585084U JPH0125751Y2 JP H0125751 Y2 JPH0125751 Y2 JP H0125751Y2 JP 1984135850 U JP1984135850 U JP 1984135850U JP 13585084 U JP13585084 U JP 13585084U JP H0125751 Y2 JPH0125751 Y2 JP H0125751Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front hood
reinforcing member
hood
reinforcing
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984135850U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6150084U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984135850U priority Critical patent/JPH0125751Y2/ja
Publication of JPS6150084U publication Critical patent/JPS6150084U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0125751Y2 publication Critical patent/JPH0125751Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、自動車におけるフロントフードの補
強構造に関する。
b 従来の技術 従来の自動車におけるフロントフードの補強構
造としては、第6図〜第8図に示すものがある。
すなわち、この補強構造は、フロントフード10
0の下面に沿つて第1補強部材101を配設し、
この第1補強部材101の両端部をフロントフー
ドインナ102にスポツト溶接にて固着するとと
もに、上記フロントフードインナ102の上面
に、フードロツク103のボルト104と螺合す
る一対の溶接ナツト105を設けた第2補強部材
106をスポツト溶接にて固着してある。
上記第1補強部材101はフロントフード10
0の押圧時におけるへこみ防止にのみ用いられ、
また上記第2補強部材106はフードロツク10
3の補強にのみ用いられるものである。
c 考案が解決しようとする問題点 上述の如く、従来の補強構造では2個の補強部
材を必要とするため、部品点数が増え、部品のコ
スト高を招くとともに、上記補強部材をそれぞれ
フロントフードインナ102に溶接し、かつ取付
順序も考慮しなければならないので、取付作業が
煩雑となり、作業能率の低下を招くという問題が
あつた。
d 問題点を解決するための手段 本考案は、上記従来技術の有する問題点を解決
するためになされたもので、両端部がフロントフ
ードインナに取付けれれる補強部材をフロントフ
ードの下面に沿つて配設することによつてフロン
トフードおよびフードロツクを補強するようにし
た自動車におけるフロントフードの補強構造にお
いて、上記補強部材の上面に複数の突条部を間隔
を置いて配設し、これら突条部の間に、上記補強
部材の一部を切り起こして車体下方に折曲げ形成
した折曲部を設けると共に、該折曲部を上記フロ
ントフードインナのフードロツク取付部分と共締
固定したことを特徴とする自動車におけるフロン
トフードの補強構造である。
e 実施例 第1図〜第5図は、本考案の1実施例に係る自
動車におけるフロントフードの補強構造を示すも
のである。
図において、1は自動車のフロントフード、2
はフロントフード1の下面に沿つて配設される補
強部材、3は一端がフロントフード1に取付けら
れるフロントフードインナ、4はフロントフード
インナ3の下面に取付けられるフードロツクであ
る。
上記補強部材2の上面8には、車体前後方向に
沿つて形成された突条部たる円弧状のふくらみ9
が所定の間隔を置いて3個配設されている。そし
て当該ふくらみ9の間には、第1図に示す如くフ
ードロツク4のボルト5を螺合する溶接ナツト6
がそれぞれ固着されており、かつこの溶接ナツト
6が設けられた部分を切り起こして車体下方に折
曲げると共に、その中央部付近にてほぼ直角に車
体前方側へ向けてさらに折曲げることにより形成
した折曲部7が設けられている。
上記補強構造は、まず補強部材2の両端をスポ
ツト溶接にてフロントフードインナ3のフランジ
部に固着し、次いで折曲部7をフロントフードイ
ンナ3の上面に当接させ、この状態でフードロツ
ク4のボルト5を折曲部7に設けてある溶接ナツ
ト6に差込んで共締固定することにより得られる
(第5図参照)。
本考案例によれば、1個の補強部材2によつて
フロントフード1の押圧時におけるへこみ防止お
よびフードロツク4の補強が可能となる。
以上、本考案の1実施例につき述べたが、本考
案は既述の実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
f 考案の効果 上述の如く本考案に係る自動車におけるフロン
トフードの補強構造は、特殊な形状に形成した1
個の補強部材をフロントフードインナに取付けて
フロントフードおよびフードロツクを補強するよ
うにしたので、部品点数および取付溶接工程を減
らすことができ、部品コストの低下が図れるとと
もに製作加工費が安価になる。また補強部材の折
曲部とフロントフードインナとは、補強部材の剛
性を高める突条部の間で共締固定されているた
め、フロントフードのへこみを確実に防止できる
と共に、フードロツクの取付部分に作用する力を
広い範囲に分散、伝達でき、フロントフードの強
度増大が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の1実施例に係る自動
車におけるフロントフードの補強構造を示すもの
であつて、第1図はその補強部材の斜視図、第2
図は第1図におけるA−A線矢視断面図、第3図
は第2図に示す補強部材をフロントフードインナ
に取付けた状態の要部断面図、第4図は第1図に
おけるB−B線矢視断面図、第5図は第4図に示
す補強部材をフロントフードインナに取付けた状
態の要部断面図、第6図〜第8図は従来の自動車
におけるフロンドフードの補強構造を示すもので
あつて、第6図は第1補強部材の斜視図、第7図
は第2補強部材の斜視図、第8図は上記補強部材
をそれぞれフロントフードインナに取付けた状態
を示す要部断面図である。 1……フロントフード、2……補強部材、3…
…フロントフードインナ、4……フードロツク、
6……溶接ナツト、7……折曲部、8……上面、
9……ふくらみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部がフロントフードインナに取付けられる
    補強部材をフロントフードの下面に沿つて配設す
    ることによつてフロントフードおよびフードロツ
    クを補強するようにした自動車におけるフロント
    フードの補強構造において、上記補強部材の上面
    に複数の突条部を間隔を置いて配設し、これら突
    条部の間に、上記補強部材の一部を切り起こして
    車体下方に折曲げ形成した折曲部を設けると共
    に、該折曲部を上記フロントフードインナのフー
    ドロツク取付部分と共締固定したことを特徴とす
    る自動車におけるフロントフードの補強構造。
JP1984135850U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0125751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135850U JPH0125751Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135850U JPH0125751Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6150084U JPS6150084U (ja) 1986-04-04
JPH0125751Y2 true JPH0125751Y2 (ja) 1989-08-01

Family

ID=30694336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984135850U Expired JPH0125751Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0125751Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841672B2 (ja) * 1981-02-27 1983-09-13 工業技術院長 封止型炭酸ガスレ−ザ発振器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841672U (ja) * 1981-09-16 1983-03-18 三菱自動車工業株式会社 フ−ド及びトランクリツドのパネル構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841672B2 (ja) * 1981-02-27 1983-09-13 工業技術院長 封止型炭酸ガスレ−ザ発振器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6150084U (ja) 1986-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2628861B2 (ja) 自動車用センタメンバ構造
US4401341A (en) Panel reinforcement structure construction
JP3651224B2 (ja) バンパレインフォースの取付構造
JPH0125751Y2 (ja)
JP2852194B2 (ja) サスペンションメンバ用支持ブラケットの取付構造
JPS6328710Y2 (ja)
JPH0348944Y2 (ja)
JP2502655Y2 (ja) サスペンションメンバ
JP3024754B2 (ja) 自動二輪車等のリヤフレーム
JPH0189275U (ja)
JPH072338Y2 (ja) 車両のシートベルト金具取付構造
JP3196442B2 (ja) シートブラケット取付部の車体フロアへの結合構造
JPS6124453Y2 (ja)
JPS6129576Y2 (ja)
JPH0751977Y2 (ja) サスペンションタワー取付構造
JPS602998Y2 (ja) 自動車のシ−トベルトアンカ−取付部構造
JPH0527343Y2 (ja)
JPH08175426A (ja) 車体のストラットタワー構造
JPH0423741Y2 (ja)
JPH0355782Y2 (ja)
JPH0348946Y2 (ja)
JPH0750305Y2 (ja) 自動車のフロントフロア構造
JPH0728036Y2 (ja) 車両用バンパスティ
KR970002613Y1 (ko) 차체의 펜더 마운트
JPS6241902Y2 (ja)