JPH01253272A - バイポーラトランジスタ - Google Patents

バイポーラトランジスタ

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JPH01253272A
JPH01253272A JP7977288A JP7977288A JPH01253272A JP H01253272 A JPH01253272 A JP H01253272A JP 7977288 A JP7977288 A JP 7977288A JP 7977288 A JP7977288 A JP 7977288A JP H01253272 A JPH01253272 A JP H01253272A
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JP
Japan
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diffusion layer
layer
region
buried
conductivity type
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Application number
JP7977288A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Okubo
宏明 大窪
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高速化が可能のバイポーラトランジスタに関す
る。
[従来の技術] 従来のバイポーラトランジスタにおいては、例えば、第
4図に示すようにNPN型バイポーラトランジスタの場
合、n型シリコン基板1とその上に設けられたn型のエ
ピタキシャル層4との境界にコレクタ引き出しのための
高濃度のn型埋込層2が設けられており、コレクタ領域
となるn型エピタキシャル層4にはウェハ表面からの不
純物拡散により、n型のベース拡散層10及びn型のエ
ミッタ拡散層11が設けられている。これにより、基板
1の表面に垂直な方向にNPNの接合が形成される。ま
た、通常、バイポーラトランジスタが形成される領域の
外側を取り囲んで、高濃度のn型埋込層3と、このn型
埋込層3上のn型拡散層6と、このn型拡散層6上のフ
ィールド酸化膜7とが夫々設けられ、これにより素子分
離領域が形成されている。
この場合に、バイポーラトランジスタの特性は、エミッ
タ拡散層11とコレクタ領域(n型エビタキシャル層4
)とに挾まれたベース拡散110の幅に大きく依存して
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のバイポーラトランジスタ
は、その特性及び性能がコレクタ及びエミッタ領域に挾
まれたベース拡散層10の幅に大きく依存しているため
に、トランジスタ動作時に大きな電流が流れた場合、ベ
ース拡散層10の底部において少数キャリアが蓄積され
、これがコレクタ領域(n型エピタキシャル層4)へ拡
がるため、所謂カーク効果によりベース拡散層の幅が増
加してしまい、バイポーラトランジスタの性能が著しく
シく低下してしまうという欠点がある。
なお、これを防止するために、エピタキシャル層4の不
純物濃度を上げたり、又はエピタキシャル層4の厚さを
薄くすることによって、高濃度のn型埋込層2をベース
拡散層10の直下近傍に配置する方法が考えられる。し
かしながら、これらの方法ではコレクタ領域の不純物濃
度が高くなり、上述のカーク効果は抑制することができ
るものの、ベース拡散層10及び外部ベース拡散層9に
大きな接合容量を付帯させてしまうため、バイポーラト
ランジスタの動作スピードを遅らせてしまうという難点
がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
ベース、コレクタ接合の接合容量を増大させることなく
カーク効果を抑制し、高速性能を安定して得ることがで
きるバイポーラトランジスタを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るバイポーラトランジスタは、第1導電型の
半導体基板と、この半導体基板上に設けられた第2導電
型半導体層と、前記半導体基板及び第2導電型半導体層
の境界に設けられた第2導電型の高濃度埋込領域と、前
記第2導電型半導体層の表面側に設けられた第1導電型
ベース領域と、この第1導電型ベース領域内に設けられ
た第2導電型エミツタ領域とを有するバイポーラトラン
ジスタにおいて、前記エミッタ領域の直下域のコレクタ
領域となる前記第2導電型半導体層内に、前記第2導電
型の高濃度埋込領域に電気的に接続し −た第2導電型
の高濃度埋込拡散層を有することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、エミッタ領域の直下域のコレクタ領
域内に、コレクタ引き出しのための高濃度埋込領域に電
気的に接続された同型の高濃度の埋込拡散層が配置され
ている。このような構造により、前記高濃度埋込拡散層
によってカーク効果が抑制されると共に、ベース領域と
半導体層との間のベース・コレクタ間の接合容量の増加
は回避することができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例に係るバイポーラトランジスタ
を示す断面図である。
p型シリコン基板1上にn型エピタキシャル層4が形成
されており、この基板1とエピタキシャル層4との境界
に高濃度p型埋込層3及びこのn型埋込層3に囲まれた
高濃度n型埋込層2が設けられている。n型埋込層3上
には高濃度p型拡散層6が形成されており、このp型拡
散層6上にはフィールド酸化膜7が設けられている。こ
のn型埋込層3、p型拡散層6及びフィールド酸化膜7
により、素子分離領域が形成される。
この素子分離領域に囲まれた部分のn型エピタキシャル
層4はコレクタ領域となるものであり、その表面には、
外部ベース拡散層9及びベース拡散層10が形成されて
おり、ベース拡散層10内にはエミッタ拡散層11が設
けられている。また、n型エピタキシャル層4には、そ
の表面とn型埋込層2との間にコレクタ引出し用のn+
拡散M8が形成されている。そして、n型エピタキシャ
ル層4及びフィールド酸化膜7上の全面には層間膜13
が形成されており、この眉間膜13に形成されたコンタ
クト孔を介して外部ベース拡散層9、エミッタ拡散層1
1及びn+拡散層8に接続されたアルミニウム配線層1
4が夫々パターン形成されている。
これらの各層構成は従来のバイポーラトランジスタ(第
4図参照)と同様のものであり、本発明においては、ベ
ース拡散層10内のエミッタ拡散層11の直下域に高濃
度のn+埋込拡散層5が配設されている点が従来のバイ
ポーラトランジスタと異なる。この高濃度n+埋込拡散
層5はn型エピタキシャル層4内において高濃度のn型
埋込層2と電気的に接続するようにして形成されている
このように、n型埋込層2と接触するn+埋込拡散層5
を設けたことにより、大電流が流れた場合のカーク効果
を抑制することができる。一方、このn+埋込拡散層5
はエミッタ拡散層11の直下域にのみ形成しであるから
、外部ベース拡散層9及びベース拡散層10とn型エピ
タキシャル層4との間の接合容量の増大は回避される、
次に、上述のバイポーラトランジスタを製造する方法に
ついて説明する。
第2図(a)乃至(d)は本発明の実施例に係るバイポ
ーラトランジスタの製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
先ず、第2図(a)に示すように、p型のシリコン基板
1の表面に、拡散マスク用絶縁膜として例えば、熱酸化
膜15aを形成し、これをパターニングした後、As又
はsb等のn型不純物を選択的にドープして高濃度のn
型埋込層2となる領域を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、上述のパターン形成
された熱酸化膜15aを除去した後、再び基板上に熱酸
化膜15bを形成し、これをパターニングした後、ボロ
ン等のn型不純物を選択的にドープして高濃度のn型埋
込層3となる領域を形成する。この場合にn型及びp型
の不純物のドーピングは、不純物を含むシリカガラス膜
からの熱拡散又は不純物のイオン注入等の方法により行
うことができる。
次に、第2図(C)に示すように、フォトレジスト16
をパターン形成して、前述のn型高濃度埋込層2のうち
、エミッタを形成すべき領域の直下にあたる領域の熱酸
化膜15bを除去して開孔部17を設ける。そして、こ
のフォトレジスト16及び熱酸化膜15bをマスクにし
てリンをイオン注入することにより、開孔部17にリン
をドーピングする。これにより、n型高濃度埋込層2に
おける開孔部17に面する領域を更に高濃度(n++)
のものとする。
次に、第2図(d)に示すように、フォトレジスト16
及び熱酸化膜15b等を除去し、基板表面を露出させた
後、全面に厚さが約1乃至3μmのn型のエピタキシャ
ル層4を堆積させる。このエピタキシャル成長の際に、
各高濃度埋込層2゜3から不純物がエピタキシャル層4
内に拡散されるため、高濃度埋込層2,3はエピタキシ
ャル層4内へせり上がった形となる。また、前述したn
型の高濃度埋込層2のうち、開孔部17を介してリンを
追加してドープした部分では、リンの拡散係数が大きく
且つ高濃度であるため、リンがエピタキシャル層4内の
更に上部に拡散されて、後にエミッタ拡散層11が形成
される領域の直下のエピタキシャル層4内に高濃度のn
型埋込層2に接続された高濃度のn+型埋込拡散層5が
形成される。
爾後、従来のバイポーラトランジスタの製造方法と同様
にして、素子分離のためのp+拡散層6及びフィールド
酸化膜7をエピタキシャル層4の表面に形成した後、コ
レクタ引き出し用のn“拡散層8、外部ベース拡散層9
、ベース拡散層10及びエミッタ拡散層11を形成する
。その後、層間膜13をウェハ全面に堆積させた後、こ
の眉間膜13にコンタクト孔を開孔し、アルミニウム配
線層14を形成してバイポーラトランジスタを含む半導
体集積回路装置を完成する。
このように、上述のバイポーラトランジスタの製造方法
においては、半導体基板であるp型シリコン基板1の表
面にn型高濃度埋込層2を形成し、このn型埋込層2に
おけるエミッタ形成領域の直下となる領域にn型埋込N
2にドープされた不純物(As又はSb)よりも拡散係
数が大きい同型の不純物であるリンを選択的にドープす
る。その後、基板全面をエピタキシャル成長させ、n÷
型埋込拡散層5をエピタキシャル層4内に形成する。
これにより、本製造方法においては、エピタキシャル層
4の表面の不純物濃度を実質的に変化させることなく、
n生型埋込拡散層5を均一に形成することができる。
次に、第3図を参照して上記構成のバイポーラトランジ
スタの他の製造方法について説明する。
先ず、第2図(a)、(b)に示す工程により、p型シ
リコン基板1にn型及びp型の高濃度埋込層2,3を形
成した後、熱酸化膜15bを除去する0次いで、第3図
に示すように新たに熱酸化膜15cを形成し、これをバ
ターニングしてエミッタ形成領域に整合する位置に開孔
部17を設ける。
その後、基板全面にリンを含むシリカガラス膜(PSG
JIi)18を成長させて、このPSG膜18から開孔
部17を介してn型埋込層2内にリンをドープさせる。
その後、PSG膜18を除去した後、第2図(d)に示
す工程により、基板全面にn型のエピタキシャルシリコ
ン層を成長させ、これによりバイポーラトランジスタを
含む半導体集積回路装置が製造される。この方法におい
ても、前述の第2図(a)乃至(d)に示す方法と同様
の効果を奏する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、エミッタ形成領域
直下域のコレクタ領域(第2導電型半導体層)内のみに
、コレクタ引き出しのための第2導電型高濃度埋込領域
に接続された同型の高濃度埋込拡散層を形成することに
より、ベース・コレクタ接合容量を増加させることなく
、カーク効果を抑制し、高速で動作するバイポーラトラ
ンジスタの性能を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るバイポーラトランジスタ
を示す断面図、第2図(a)乃至(d)はこのバイポー
ラトランジスタの製造方法を工程順に示す断面図、第3
図は同じくこのバイポーラトランジスタの他の製造方法
の一部の工程を示す断面図、第4図は従来のバイポーラ
トランジスタを示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板と、この半導体基板上に
    設けられた第2導電型半導体層と、前記半導体基板及び
    第2導電型半導体層の境界に設けられた第2導電型の高
    濃度埋込領域と、前記第2導電型半導体層の表面側に設
    けられた第1導電型ベース領域と、この第1導電型ベー
    ス領域内に設けられた第2導電型エミッタ領域とを有す
    るバイポーラトランジスタにおいて、前記エミッタ領域
    の直下域のコレクタ領域となる前記第2導電型半導体層
    内に、前記第2導電型の高濃度埋込領域に電気的に接続
    した第2導電型の高濃度埋込拡散層を有することを特徴
    とするバイポーラトランジスタ。
JP7977288A 1988-03-31 1988-03-31 バイポーラトランジスタ Pending JPH01253272A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5569611A (en) * 1993-12-27 1996-10-29 Nec Corporation Method of manufacturing a bipolar transistor operating at low temperature
EP0762511A1 (en) * 1995-08-31 1997-03-12 Nec Corporation Bipolar transistor and method of manufacturing the same

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