JPH01247382A - エレベーター制御システム - Google Patents

エレベーター制御システム

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JPH01247382A
JPH01247382A JP63074360A JP7436088A JPH01247382A JP H01247382 A JPH01247382 A JP H01247382A JP 63074360 A JP63074360 A JP 63074360A JP 7436088 A JP7436088 A JP 7436088A JP H01247382 A JPH01247382 A JP H01247382A
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transmission
input
control device
elevator
elevator control
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JP63074360A
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English (en)
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Kenji Yoneda
健治 米田
Toshiki Kajiyama
俊貴 梶山
Kazuhiro Sakata
坂田 一裕
Mitsuo Munakata
宗形 三男
Masahito Suzuki
優人 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/3415Control system configuration and the data transmission or communication within the control system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
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    • B66B5/0031Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons

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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機(コンピューター)を用いてエレベ
ータ−の制御を行うエレベータ−制御システムに係り、
特に、故障発生時の機能ダウン局所化に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のエレベータ−制御装置は特開昭52−11504
8号に記載のように、計算機内部の故障を検出した時電
源を所定時間オフすることにより自動復帰する様にした
ものや再起動を掛けるハード回路を備えていた。
また、実開昭48−27732号に記載のように処理時
間のオーバーを検出するタイマーを備えるタスクの締切
時間管理装置を備えたものや特開昭56−75356号
の様に2台のマイコンで機能分散したエレベータ−制御
装置もあった。
エレベータ−のサービス内容の豊富化に伴い、各乗り場
に設置されるかご位置表示器やホール呼び寄せ装置、か
ご内又は乗り場に設置される行先階呼び登録装置などと
エレベータ−制御装置との間での配線本数は増加するば
かりである。
そこで、この配線本数や低減を図るため、種々の提案が
なされており、その例を特開昭47−41499号、特
開昭52−152050号それに特開昭52−5335
4号の各公報に見ることができる。
また、これとは別に、各階床にマイクロコンピュータ−
を設け、これにより直列データ伝送を行なうことにより
配線本数を低減させるという提案も、特開昭61−69
677号や特開昭61−194943号の公報などに見
ることができる。
また、特開昭62−88791号に記載されている様に
、かご内コンピューターが所定時間信号変化させなかっ
た時、かご内コンピューターに起動停止指令を出力し、
異常信号を代りに出力する。また再起動を掛ける構成の
かご側制御装置があった。
さらに、特開昭60−157478号に記載されている
様に、予め呼び釦の登録可否信号を入出力端末装置側に
記憶しておき、釦が押された時に登録可否処理を行ない
、応答灯の点灯信号の伝送遅れによる応答灯の点灯遅れ
により生じる問題を解消した装置もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、制御装置の汎用性について配慮がされ
ておらず、以下に示す課題があった。
■ 階床数が増加したり1乗り場でサービス階表示や待
ち時間表示を行なうためのパネル表示器や行先呼び登録
装置を設置するなど(ポート式エレベータ−)により入
出力信号が多くなるのに比例して伝送速度を高くするか
(同軸ケーブルやツイストペア線を使用する必要が生じ
、コストアップとなる。)、I10処理する周期を長く
する必要が生じる。
■ 上記した様に、エレベータ−は納入先毎に階床数や
案内表示器などが異なる。
例えば乗り場呼び寄せ呼び登録装置にしても、上昇用1
個のものから車イス利用(上昇・下降)、地下階行きエ
レベータ−利用、屋上階行きエレベータ−利用などを含
めて8組の釦入力と応答灯を有するものもあるなど、多
種多様であり、従って、その都度、仕様に応じて異なっ
た直列伝送手順と、異なった入出力回路を有する入出力
端末装置を設計し、製造していたのでは、量産化が困難
な上、特に近年、ローコスト化が著しいワンチップマイ
コンやマスクROMが利用できず、ローコスト化が極め
て困難である。
さらに、ノイズや電圧降下によるコンピューターや入出
力端末装置の異常に対し、システムとしての安全性の確
保を図るとともに機能低下期間の短縮や機能停止範囲の
縮小の課題が新たに要求された。
それゆえ、本発明の目的は、汎用性があり、いかなる仕
様のエレベータ−にも容易に適用できるエレベータ−制
御システムを提供することにある。
また、本発明の目的は、エレベータ−制御システムを構
成するエレベータ−制御装置と各入出力端末装置間の配
線を単純なものとしたエレベータ−制御装置を提供する
にある。
さらに本発明の目的は、異常が生じた場合、機能低下期
間の短縮や機能停止範囲の縮小化を図ることができるエ
レベータ−制御システムを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明エレベータ−制御システムの特徴とするところは
、乗りかごの走行を制御するエレベータ−制御装置と各
階床出入口部または乗りかご側に設置される機器を制御
する複数の入出力端末装置とから構成され、上記エレベ
ータ−制御装置および複数の入出力端末装置は各々送信
回路と受信回路を有する伝送制御装置を備えて伝送路で
互いに接続されているものにおいて、エレベータ−制御
装置と各入出力端末装置は、各々、異常を検出する手段
と異常検出を検出したら自己の伝送制御装置の送信回路
による伝送を禁止する送信停止手段とを備え、各伝送制
御装置は異常発生後に所定の条件が成立したら送信を再
開させる様になされていることにある。
〔作用〕
異常を検出した伝送制御装置は、送信を停止し他のエレ
ベータ−制御装置や入出力端末装置が正常に働くことを
疎外するようなノイズとなるデータを伝送路上に出さな
い。従って、一部の伝送制御装置がダウンしても、伝送
路上には乗りかごの運行に必要な正常なデータのみが存
在し、乗りかごは運行を続けることができる。異常を生
じた伝送制御装置は正常に復帰した時、エレベータ−制
御装置からの確認に基づいて送信を再開し、入出力端末
装置は本来の働きを行う様になる。
〔実施例〕
以下、本発明によるエレベータ−制御システムについて
、図示の実施例により詳細に説明する。
ここで、本発明の特徴を実施例に則して簡単に説明する
と、以下のようになる。
まず、本発明では、 ■ 各入出力端末装置(以下端末と略称する)に通信回
路付ワンチップマイコンまたはゲートアレイLsiを組
み込み、各端末の入出力ピンの仕様と入力と出力との関
係などを定義する端末仕様データをエレベータ−制御装
置またはエレベータ−群管理制御装置等(以下ホストと
略称する)より受信する。
■ 全子局(各入出力端末装置に接線する共通の直列伝
送路(以下バス略称する)とインタフェースする直列伝
送回路の略称)を−順する周期を比較的低速(33,3
m5)とし、安価なバス配線路とする。
■ 各ホストにデータ伝送制御装置1個以上設け、ホス
ト側の制御処理を行うマイコン等によるコンピュータと
デュアルポートRAM (以下DPRAMと略称する)
にて接続し、■ホストより伝送仕様と、上記■で示した
端末仕様データ等を与える、■入出力端末装置又はホス
ト間のデータ伝送処理を行う。
■ ホストは保守時や不停止指令があった時や急行運転
時などの運行形態に適応して各端末の各入出力信号に対
応した端末仕様データを作成し、適宜各端末へ送信する
。また、各各端末はホストより、当該端末用に受取った
端末仕様データに従って呼釦操作時の対応制御等を行い
、上記伝送周期による対応の遅れを生じさせないように
する。
■ バスに接続されるホストならびに各端末はそれらの
装置内の伝送処理機能を含む主要処理回路(ワンチップ
マイコン等)の動作を監視し、異常を検出した時には、
これを記憶し、上記の仕様データのDPRAMからの受
取完了またはバスからの受信完了までの期間はバスへの
データ送出を禁止する個別ハードを有し、電源投入時や
主要回路の異常時ならびに異常検出によるリトライ等に
よる再試行時にバスへの異常データ送出を禁止する。
そして、上記のように構成することにより、a、電源投
入時などは、ホストからの端末仕様データが未だ伝送さ
れてきていないので、過渡現象等により偽のホール呼び
信号が入力されたとしても動作せず、誤って応答灯が点
灯したり、呼び登録がされてしまったりする虞れがない
b、エレベータ−がサービス状態にされているときには
、ホストから予め入力信号に反応して適切な制御を行な
うのに必要な端末仕様データが当該端末に伝送されてお
り、これにより操作釦が押されたとき直ちに(例えば5
0m5ec以内)に応答灯の所定時間だけフリッカ点灯
制御やタッチ音発生制御などの反応制御を行なうことが
できる(なお、一般の人は反応遅れが0.1 秒を越え
ると知覚でき、異和感を抱き、クレームの要因となる)
C1一方、各種の操作釦や検出器からの入力信号はホス
トに伝送され、ホストは呼び登録処理制御など必要な処
理を行ない、その結果、エレベータ−の運転制御を行な
うと共に、登録した呼び信号などの運転制御データを案
内信号などと共に当該端末内の各子局へ次々と送信する
これにより端末例では、これら制御データを受信したこ
とにより、それまでの、例えば上記した操作釦からの入
力信号と端末仕様データによる応急的な反応制御に代わ
って、呼び登録信号によるサービスを実行し、各端末は
例えばかご位置データと設定階の一致または呼び登録信
号の立下り(キャンセル)まで応答灯を点灯し続けるよ
うにすることができる。
d、万一の異常発生に対応した適切な処置が行こなえ、
自己回復又はシステムダウンの局所化を図ることができ
る。
尚、本発明では、各種用語を以下の意味で用いている。
ホスト制御装置・・・乗りかごの運行を制御するもので
エレベータ−制御装置。
エレベータ−群管理装置、エ レベータ−の異常監視や遠方 との情報伝送制御を行う保守 情報制御装置、制御仕様設定 や情報案内入力を行うユーザ ーコマンドボード等 入出力端末装置・・・各階床出入口部または乗りかご側
に設置される機器を制御 するもの 親局     ・・・ホスト制御装置側に設けられる伝
送制御装置 子局     ・・・入出力端末装置側に設けられる伝
送制御装置 主制御局   ・・・群管理される場合、順位1位とさ
れた乗りかごのエレベー ター制御装置 従制御局   ・・・群管理される場合、順位2位以下
とされた乗りかごのニレ ベーター制御装置 第1図はエレベータ−制御装置(ホスト)1の制御論理
を決定するマイクロコンピュータ100と、I10伝送
制御装置200のハード構成を示している。
本実施例では、デュアルポートラム(以下、DPRAM
と略称する)301を用いて、上記した2つの装置内の
CPU 101とCPU207をそれぞれバス107と
212により比較的密な結合に保っている。
エレベータ−制御装置1内のCPUl0Iは、DPRA
M301へ、第14図に全体を示し、第15図(I10
伝送路用)と第40図(ネットワーク伝送路用)に主要
部を示す様な、次の2種のデータを第6図、第7図に示
す動作フローによりDPRAM301へ格納する。
■ I10伝送制御装置2またはネットワーク伝送制御
装置17内CPU207が使用する伝送制御用基本仕様
などの伝送仕様5P−FSPを格納する。
これにより、ROM209にてモジュー化により標準化
され、マスクROM化された、各種実行プログラムがこ
の仕様データ5P−FSPに基づいて、多様な伝送制御
形態を作り出す0例えば先に概説した様に、2台並設等
により、他号機制御装置と結ぶためのネットワーク伝送
制御装置17はハード・ソフト(ROM内のプログラム
・データ)共に完全に同一とすることが可能となる。す
なわち種類KiNDに格納する表1に示すコード、処理
上の子局数MAXSNO、現状稼動子局指定レジスタ。
情報・保守局への一時的なバス制御権の移動許可指令な
どの種類KiNDに従属するオプション指示レジスタM
ODE、親局伝送周期TMや、エラー発生時の処置など
を決定する親局仕様データDATAなどの値によって、
様々な態様の伝送をホストより指令できる。また、ネッ
トワーク伝送路においては、以上に述べた伝送仕様を伝
送ブロック番号ご表1 とに定める第40図に具体例を示す伝送管理テーブルN
WSTを使用する。これにより保守時であるか、あるい
はシステム立上時か否かなどエレベータ−制御装置1側
の判断により、第15図に示す伝送周期TMや第40図
に示すTXNTMを長くしたり、第20図に示す情報制
御用子局17U1や保守用子局17H1のバス制御板の
所定期間順次移動許可指令などをエレベータ−がサービ
ス中であっても新たに、任意のタイミングで指令するこ
とができる。
■ 親局から各子局へ送信する当該子局の入出力端末の
ハードの使い方や制御仕様を決定する端末仕様データ5
CTXS −518TXSと各子局に必要な制御データ
5CTXD −518TXDを作成する。
ここで5CTXSは全子局共通の端末仕様データであり
、5ITXS−318TXSは第1子局(ここではかご
内入出力端末装置6)から第18子局用の端末仕様デー
タである。親局側のCPU207はDPRAM301の
データをシリアルインタフェース(以下SIと略す)か
ら第12図(a)に示す通りの順番に対応してさまざま
な量のデータを送信回路202a。
202b、パルストランス201a、201bにより伝
送路3a、3bを経て全子局へ、第9図で詳述する動作
フローにて送信する。
ここで、5CTXDは全子局共通の制御データであり、
第1゛3図(b)に示す様に、さまざまな仕様に対応で
きる様に基本的なデータは全て送信している。
また、5ITXD−818TXDは第1子局から第18
子局用の制御データであり、第13図(a)に示す様に
順次送信される。
全体構成を示す第2図の例でポート式インジケータ5b
を1階IFの端末装置19aに備えた場合、送信データ
(SITXS、5ITXD)も受信データ(S I R
X)も量が他のホール子局より多い。そこで第15図(
b)に示す様に、これら送受信データテーブルを管理す
るのが伝送テーブル管理仕様テーブルMP(MSITX
S、 MSITXD、 MSIRX等)の役割である。
尚、第1図には色々な工夫をほどこしているが、一部の
補足説明する。
まず、CPU207からの書き込み範囲を第14図に示
すDPRAMIのエリアに制限する書き込みアドレス制
限回路302を備え、万一異常が発生した場合の原因究
明と、自動復帰の確率向上を図っている。
次にホスト用マイクロコンピュータ100のバスにコネ
クタCN2を設け、外付けとして、アナライザの保守・
デバッグツールを接続したり、第41図に示す如く16
階床を越えた際の第2のI10伝送制御装置2bの接続
に対応できるようになっている。
従って、もし、特定階の表示器の種類を変えたときや、
1階床増設となった時、端末仕様データを作成するホス
ト側の仕様データまたはプログラムの入っているEEP
ROM103を、保守・デバッグツールにて容易に修正
することができる。
しかし、従来例であれば、ROM209や第3図に示す
特定階の子局用ROM407へのプログラム追加設計と
、再製造が必要であった。なお、マスクROM化するた
めには1子月位の期間と、かなりの経費を必要とするた
め、この事は極めて重大な問題点と言える。
さらに、ウオッチドックタイマ(以下VDTと略称)回
路240を内蔵し、I10伝送制御装置17で異常発生
時には伝送制御用マイコンにリトライを掛けたり、伝送
路3aや3bに影響を及ぼさないようにして、システム
全体の安全性を向上している。
回路の動作としては、正常時CPU207はパラレルイ
ンターフェイス(以下P工と略称)1のQ5かQOに、
外部からの信号受信周期に合わせて受信回路203aか
203bのいずれかを選択する信号を出力する。従って
通常はアンドケートIC231は110 I+を出力し
ておりマルチバイブレータIC232のリセット入力端
子Rによるリセットは生じない。−力出力許可条件成立
によりPIIのQ4からの信号がマルチバイブレータI
C243にてパス化された送信許可信号TXENと出力
Piの出力Q7よりWDT回路240をリフレッシュす
るリセットパルス信号が出力されているため、ノアゲー
トIC236、から出力されるパルスによりマルチバイ
ブレータIC232が継続的に“1”を出力しナントゲ
ートIC233、マルチバイブレータIC234を通り
CPU207へ動作許可信号RESPQとしてu 1 
nを連続に出力し伝送制御マイコン207は正常な動作
を続行できる。
また、ノアゲートIC236とマルチバイブレータIC
234の出力信号“1″はナントゲートIC237を通
って、PIIのQ4から出力される送信許可信号パルス
と共に、ノアゲートIC238を通りメモリ記憶回路I
C235のリセット端子へ入力される。
その結果、メモリ記憶回路IC235内の出力・て端子
に“1″信号が出力され、ノアゲートIC246を通っ
て、アンドゲートIC221゜IC222へ入力されて
いる。さらに送信時には、PI2のQOかQlからtd
 11jをアンドゲートIC221,IC222へ出力
することによって、送信回路202a、202bを選択
し送信データTXDを送信することが可能な様にしてい
る。
以上のように、Pllより出力される受信回路203a
、203bを選択するPIIのQ5゜Q6出力とWDT
回路240をリセットする、PIIのQ7出力及び送信
許可信号パルスを出力するPIIのQ4出力によって、
WDT回路240は構成されている。ここで、ノイズや
電圧降下や特殊データによる処理異常によりCPU20
7が正常動作しなくなり、PIIのQ4やQ7信号が無
変化したり、PIIのQ5とQOが同一タイミングで誤
出力された場合には、マルチバイブレータIC234よ
り“0”が出力され、CPU207ヘリセツトが掛けら
れると共に、メモリ記憶回路IC235のQ出力も“0
”となるため送信がリセットされ、他の端末装置へ影響
を及ぼさないようにされている。
更に、CPU207がノイズ等により、異常送信を繰り
返しても、その際にはマルチバイブレータIC243よ
り発生するパルスがカットされる構成となっているため
、アンドゲートIC246等により自動的に出力をカッ
トするバックアップ回路が有効となる。
送信がカットされた時、受信回路203a。
203bは生きており、ホストからのデータは入力して
いる。データにはアドレスがあるから、自局に関係がな
い時は開き流す。ホスト側では、送信されてこないこと
から、送信してこない端末等はダウンしたものとして扱
い、所定の時(乗りがごが、停止している時)あるいは
一定期間毎に他との交信が終ってから、復旧したか問い
合せる。
それで、送信が来れば復旧したものとしてそれ以後その
端末に対し必要なデータを送ることになる。
云わば、他の状況は分っているが、不都合を生じたので
、−緒に行動せず、不都合が除去できた時点で、仲間に
入る処理行動をネットワーク伝送制御装置17は採って
いる。この時、ネットワーク伝送制御装置17は伝送線
3a、3bに接続されたままでありながら、他の交信し
ない様になっている。
即ち、伝送路3a、3bとの接続を切る手段や、回線を
切替えたりする手段を持っていない。このため、ネット
ワーク伝送制御装置17の構成は簡単なものとなってい
る。
また、この実施例では、エレベータ−制御マイコン10
0とI10伝送制御装置2とネットワーク伝送制御装置
17を一枚のプリント板PIとして統括実装し、耐ノイ
ズ性を向上させている。
更に、伝送制御マイコン200はPilの入力エ0〜I
3より端末ハード区分No(IIKNO)として$0を
取込み表2に示す様な伝送局と判定し、内蔵のマスクR
OM209に格納しである第29図に示すリスタートや
第31図に示す割込みや情報データ伝送などの各種プロ
グラムを選択的に使用する。
特に、イニシャライズ処理とイニシャル伝送仕様は表2
に示す区分No(HKNO)によるところが多い。
尚、VDT回路の詳細例としては第24図、第25図に
より説明する。
表2 第2図は本発明の一実施例の全体構成を示したもので、
地下1階BIFから地上8階8Fまでのサービス階床を
有するエレベータ−システム(ただし、3〜8Fは省略
しである)に本発明を適用した場合について示したもの
で、エレベータ−制御装置(ホスト)1は、I10伝送
制御装置2と接続され、さらに各階または各階層ならび
にかご内運転盤内などに設置された入出力端末装置(以
下、端末と略称)4a、4b、19a、19b。
6.13とバス(共通の直列データ伝送路)3a。
3bによって接続されている。
I10伝送制御装置2は各端末4a、4b。
19a、19b、6,13を次々とポーリングし、呼び
釦とその応答制御などの各階固有の情報の授受を行う。
各フロア・ステーションの役割を持つ端末4a。
4b、19aは、ホール操作盤5a、5b、5cに接続
される。そして各端末4a、4b、19aは呼び釦など
の釦やスイッチ入力信号の操作状況を検知し、その結果
をポーリングされたときに、バス3aと3bを通ってデ
ータを工/○伝送制御装置2へ直列伝送し、さらに第1
図に詳細回路を示す様にデュアルポートラムによりホス
トであるエレベータ−制御装置1または第19図に示す
エレベータ−群管理制御装置IGへ情報を伝達する。
ホスト1は、かご呼びゃホール呼びの登録処理、情報伝
送管理やサービス状況案内などを行い、前述と逆の経路
により、各端末4a、4b、19aへ情報を伝送し、ホ
ール操作盤5a、5b、5cの応答灯点灯制御、暗号操
作仕様や釦の反応仕様などの送信要求を行う。
ただしホストlによる応答灯の点灯制御方法だけでは、
第6図を用いて後述する様に、応答灯の点灯遅れが0.
1 秒位にもなり、利用者に異和感を与える。また、モ
ールス信号入力や特殊な釦操作(2ヶ押すあるいは1秒
以上以上押す)による呼びキャンセルや特殊呼び作成が
円滑に行かない。
しかしながら上記したように、この実施例では、上記し
た態様でサービスする呼び釦に対応して、各入出力端末
装置に対し端末仕様データをホストから伝送し、各端末
側で呼び釦入力に対応した反応制御(例えば応答灯のフ
リッカ点灯用出力)を所定期間駆動するローカル制御を
行って上記の反応の遅れや機能の低下などインターフェ
ースを分散したことにより生ずる問題点を解決する様に
なっている。
また、この実施例では、地下1階B1下にはバ−キング
スイッチ(PAK)16と、満員表示等が可能な情報表
示器D7a付きのLEDを発光源とするインジケーター
7aがエレベータ−乗場上部に設置されており、これら
の機器はBIF用、入出力端床袋[4aに接続され、入
出力制御されるようになっている。
ところで、1階はロビーで利用者が多い。そこで、乗り
場に直接行先階を登録すると共にエレベータ−の先導か
ご位置を示す操作盤(以後ポート式インジケータと略称
する)5bと、音声案内用スピーカ15及びサービス案
内表示をするインフメーション装置DIF1a、DIF
1bを設けである。サービス案内とは、例えば、「G○
ODMORNING 」r 6階スキー用品バーゲン中
」などであり、固定表示やフリッカ−表示、流動表示を
音声と同時に行うことができる。なお、音声再生回路は
、詳細を第44図に示す情報端末装置19aの中に組み
込まれている。
さらに、各エレベータ−ごとに第22図、第23図に示
す如きサービス案内ができるデイスプレーパネル(3色
LEDやカラー液晶パネル等による)DIFlaと各エ
レベータ−ごとの待ち客を検出するカメラとのインター
フェースも行う。
他方、2階は一般の階床の例としているので、かご位置
表示器8aを用い、通常はかご位置とサービス方向だけ
を表示するようになっており、そのため、BIFでは第
5図(a)に、1Fでは同図(b)にそれぞれ示されて
いるように、各階床当り1組の入出力端末を使用してい
るが、第19図に示すように2階床当り1組とすること
もできる。特にエレベータ−群管理制御装置と接続され
る一般のホール呼び登録器では、信号線が少ないので2
〜6階床当り1組を標準とすることができる。
親局2からかご内の端末6と、13及び19bに対する
伝送路はテールコードを含むバス3b1゜3b2により
接続することによって、信号伝送を全二重方式等にし、
安全性の向上を図っている。
尚ここで、乗り場へのバス3aと分離しているのは、反
射等により誤動作するのを防止するためであり、信頼性
向上を図る目的を達成するために第1図に示す様にパル
ストランス201.送信回路2o2.受信回路203を
別々に設けている。
かご内の端末6は、第4図に示す様に、中形の入出力点
数の多い端末装置6を使用し、かご呼びや閉釦(CLO
8E)の他にも、自動(A U T O)、手動、平常
(NOMAL)の各信号、それにかご重量検出や着床レ
ベルなどの信号を取り込む。また情報端末装置19bは
、かご向上部にサービス案内表示も可能なサービス案内
表示パネルDIOや、乗客人数を検出する、エリアセン
サ14を駆動するようになっている。さらに、EL及び
3色L E 、D等を発光源とするインフォメーション
装置Dllも同様に駆動することが出来る。
一方、かご上の端末13は、中形端末6程は外部とのイ
ンタフェースは多くないが、ドア駆動装置11への開・
閉制御指令L4とブレーキ信号L2を出力するための制
御パラメータなどを多数、ホスト1から受信できるよう
にしておく必要がある。
尚、この端末13は、開指令はラインL1で。
光電装置や超音波センサーによる乗降客検出装置12の
信号はラインL5で5そしてドア開閉速度と位置はライ
ンL3で、それぞれ取り込み、これにより、単なる入出
力回路制御だけでなく、ドア開閉制御をも行なうように
して、多機能端末化した。そして、この結果、データ伝
送を安価に行なえ、ドア開閉制御装置として独立させた
場合に比較し、速度や電流などを決定する仕様をDip
−8Wやトリーマ等で別に調節する必要がなくなって端
末仕様データ化でき、 ■ ホスト1で現地調整データを一元管理できる(端末
を交換しても再調整不要)。
■ ホストでの高度な判断により、状況に応じたドア開
閉制御指令をドア駆動装置12へ与えることができる。
などの利点が得られる。
ホスト(エレベータ−制御装置)1は、第19図に示す
ように(1号機のla1〜3号機の1a3または群管理
制御装置IGがホストであり、納入先に適応した仕様デ
ータを持つ)運転系および知能系群管理制御装置10M
とIO3、保守装置10H,監視盤、遠方監視システム
用端末装置、それに情報入力・登録制御システム用など
に使用する多機能インタフェース端末10U(以下U、
C,Bと略称)などと、ネットワーク伝送制御装置17
を介して伝送路L17によりバス接続され、これにより
容易に群管理システムが組まれている。
以上の説明したように、バス形伝送路付入出力端末装置
74,6,13.19を用いることによりエレベータ−
制御システムの構成、特に乗り場の操作機器や案内装置
が変化しても、また、階床数が増減しても、新たなハー
ドウェアを開発することなく、標準化された、信頼性の
高い、安価なハードを組合わせてシステムを作ることが
できる。
またさらに、入出力端末装置19によりエリアセンサ1
4や、ITVカメラから画像入力した画像データの伝送
が出来、かつ画像データの重要度を判定し、効率良くし
かも、Iloのデータ伝送路3aと同一の伝送路を使用
して画像伝送ができる。
そして、この画像データは、エレベータ−使用状況のモ
ニタとして、かご内混雑度やホール待客人数等を検出し
、最適な呼び割り当て制御を行なえると共に、ビル内に
おける犯罪防止にも役立ち、利用者の安全性とサービス
性向上が図れる。
第3図は小形の入出力端末のハード構成図であり、これ
らの地下1階BIFでの結線例を第5図(a)に、そし
て1階IFでの結線例を第5図(b)にそれぞれ示す。
そして、この中に含まれているCPU405により、第
10図と第29図と第39図に示す様に、パラレルイン
タフェース(以下PIと略す)による入出力制御などの
端末処理を周期Ts(10ms程度)で繰り返し実行さ
せる(第29図のステップN175)と共に、データの
送受制御はSI(シリアルインターフェイス)406に
よるウェイクアップパルス後のデータ受信完了により発
生する割込信号の発生により起動される第31図に示す
割込処理によりハード区分信号が$Fであることを判定
し、第11図に示すデータ送受を行う。
尚、この第3図の実施例では以下の工夫を施し、汎用性
と信頼性を高めている。
■ PI413と入力回路418bこよる入力専用端子
T401〜T408と、PI411と出力回路419に
よる出力専用端子’I’417〜T424の他のPI4
12,408.それに入力回路417と出力回路416
により制御される入出力切換用端子T409〜T416
を備え、入出力点数を有効活用している。
これは、端末装置4の発熱するパワートランジスタTr
400を含む一般IC回路のほとんどをカスタムLSi
化またはハイブリッドIC化する際は、内部論理の多少
の大小よりも端子数が絶対条件となって、寸法とコスト
を決定するので、重要な工夫である。
本発明による端末仕様データ伝送方式により、第5図(
b)にその−例を示す様に、入出力端子T409〜T4
16の使い方が出力の場合にはPIの出力Q4とQ5は
共に1101+を出力し、入力回路417は8点共に禁
止となり、代って出力回路416は8点共にPI412
からの信号により第5図に示す如き負荷を駆動すること
が出来る。
第5図(b)には8階までのポート式インジケータ7の
接続例を点線で図示しているが、例えば12階床の場合
には、入出力端子T409〜T412は入力側に端末仕
様を切り換え(P I 408のQ4は“1”)、出力
端子T417〜420、入出力端子T413〜T416
は出力側のままにして使用し、行先呼び応答灯(連続点
灯)とかご位置表示灯(点滅点灯)を兼ねるLED表示
器を駆動制御するようにしてもよい。
従って、この実施例によれば、これらの端末仕様の変更
をROM407.607ではなく、第1図に示すホスト
のEEPROM103で行なうことができ、この結果、
設計、製造、保守の点で優れた効果が得られることにな
る。
その他の工夫としては、 fD  CPU405や605の動きを確認するために
、第10図のステップ5136又は5142にて周期T
WA(第25図に示す)ごとに出力するパルスWDTP
(第25図のパルスa又はbに相当)が異常により出力
されなくなった事を検出する機能を備えた電源回路41
5を備え、−旦動作するとCPU405にリセットを掛
けて再起動を図ると共にこれを記憶回路414にて記憶
し、出力回路416と送信回路402をサプレスし、不
用意な動作を阻止し、これにより安全性を疑わせるよう
なドア開閉動作や不審な案内が実行されるのを防止し、
利用者に思わぬ誤解を与えないようにできる。また、他
階の正常な端末装置の伝送制御はそのまま継続させるた
めに役立つ。
尚、瞬停や一時的な電圧降下があると、電源P22の給
電路の末端に近い装置はど一時的な誤動作を起こす可能
性が高いが、この実施例では、ホスト1は、子局の異常
を第8図に示すステップC305にて診断し、エレベー
タ−が停止し、ドア開放している時に、当該子局に対し
てのみINITのヘッダを送り、第10図のステップ5
139゜5140,5142. 5145,5148.
5151を経て記憶回路414を第25図に示すタイミ
ングt8にてリセットするパルスWDTRをPIのQ6
端子から出力させ、上述のサプレスを解除して正常復帰
させる。
すなわち、異常発生時の他子局の誤動作を抑えることと
、システムとして自己回復することができる。
■ 子局Noを第39図のステップ5424でPI41
3のIoまたは11による暗号入力により作成し、ステ
ップ5428で第1図の釦入力(81階)T401の信
号が111 I+であることより、アンドゲート421
の出力が“1”となりEEPROM420へ書き込むこ
とができる。
尚、この時は、事前に伝送路3にて共通仕様(ハード区
分HKNO別)を−旦受信し、さらにホストからの子局
N○設定モードの指令を受け(S420)でいる必要が
ある。
また第24図に示すVDT回路の第3の実施例において
はVDT動作メモリを第10図におけるステップ514
5による判定とWDTクリアパルスCの出力(8148
)によりクリアし、送信許可信号TXENを′″1″′
としておく必要がある。
又はステップ8426では入力IoとIzの両方又は一
方が共通仕様データで定められた所定のモードで操作(
例えば5〜10秒間押し続けた後オン、オフ3回を行い
再び5秒押し続ける暗号操作(ステップ5424)が完
了した事を判定する。
第4図はかご内に使用した中形入出力端末装置6のハー
ド構成図である。CPt1605には第3図と同一個数
のROM607. RAM609. EEPROM61
4. PI608゜611.612,613と5I60
8を備えており、この結果、マイコン部600は第3図
の端末における、マイコン部400と、ソフト(ROM
407のデータ)、ハード共に完全に同一のものとする
ことができ、これもホストから端末仕様データを伝送す
るようにした、本発明の制御方式を採用したことによる
大きな実用的効果である。たとえば、先に事例として説
明した8階のポート式インジケータを備えた階に、第2
図の1階と同様にインジケータ7bや音声案内システム
等を備える仕様とした場合、小形のものでは入出力点数
の絶対数が不足してしまう。
しかし、この実施例によれば、この様な階床については
任意に中形のものを使う様に、エレベータ−制御システ
ムを新規計画や改造計画することができる。そして、中
形のものを用いれば、入出力回路PI611でブロック
選択し、入出力をPI608の出力Q4にて選択できる
様に構成(1”′で入力回路が生きる)することにより
容易に仕様変更に対応できる。
その他の工夫としては ■ 第1図のワンショット回路243と同様に送信許可
を一定時間だけ与える様にした。
■ 入力専用はI10アドレス1番〜32番の32点と
して出力専用は97番〜128番の32点とし中間の6
4点は入出力を8点単位に選択(出力回路616にイニ
シャライズ時に信号rt Oprの時に出力群許可を記
憶させる)できる構成としている。
これらは端子T632〜T697より共同出力されてい
る。従って、出力回路616への電源電圧が降下したり
ノイズが混入するとこの記憶が不安定となり、万一出力
に誤セットされると当該ピンより取り込む信号が異常と
なる。この様な欠点を少しでも解消するために第39図
のステップ5470−8474の知識データ(ホストか
らの伝送仕様)による処理の一部として不合理(例えば
UP、DOWNの釦が1′1′″になりっばなしとかチ
エツク用の常時II I 11又は常時110 I+の
信号が変化した)を診断し、第10図のステップ514
0でこれを判定し、リトライを掛けて再セットのイニシ
ャルを行う。
■ また出力N○78から128の50点は交流信号ド
ライバを備えAC24V  5W等のランプ負荷の駆動
を可能としている。
そして、この中形のものによれば、全ての階床にポート
式インジケータだけを設置する仕様なら64階床分もの
行先入力と、その応答灯の点灯制御ができる。なお、こ
れを越えるときでも、そのためにわざわざ大形の入出力
端末を開発するよりは同一階にて2組の中形入出力端末
を設置し、機能分散する方式とした方が拡張性が優れて
おり、開発費の回収の点からも良いと推定される。
しかし、万が−にも64階全てにポート式インジケータ
の仕様があった時は、第1図に示すコネクタCN2を介
してI10伝送バスを8〜9階床におきに、16m18
子局ずつ担当させるべくI10伝送制御装置(親局と略
す)2を7組増設する必要がある。
これらのアプリケーションを考慮して第12図(e)と
(f)にその一部の例を示しである。なお、この■/○
の作り方を設定する端末仕様は、これらl101.2の
他にも用意しておく必要があり、その−例を第44図に
示す。
第44図のマイコン200は第3図のマイコン400な
らびに第4図のマイコン600と同一であり、第29図
のステップN180〜195により、外付のEEPRO
M194に格納された第45図、第46図に示される個
別に設計され、伝送路3を経て焼付けられたプログラム
やデータにより情報化の実行制御をする。
第5図は入出力端末装置4の乗り場における使用例を示
す結線図であり、(a)は地下1階BIFでのものを、
そして(b)は1階IFでのものをそれぞれ示している
ここでは特に理解が困難と思われる部分についてだけ説
明する。
■ 情報表示器D7aはコード別に文字や図形が表示さ
れる方式のものとなっている。そして、コードOは無表
示、Slは「満員」表示、S2は「自動」表示、S3は
「休止」表示、S4は「点検中あと10分位お待ち下さ
い」表示、S5は「故障中あと60分位お待ち下さいJ
表示、S6は「故障中」表示、S7は「地震発生につき
エレベータ−は点検終了まで使用できません」を表示す
る。
■ インジケータがランプ式の場合には、デコード回路
付ランプドライバ07bを介して駆動している。尚、こ
こでランプドライバ07bはインジケータ7bの内部へ
組み込む等により、端末装置4bとの配線本数の低減と
標準化を図る方が望ましい。また、第3図の出力回路4
19のいくつか、特にT421とT422はランプドラ
イブ可としておく方が使い勝手上、望ましい。
ただし、伝送制御は統一することにより信頼性を向上で
きる。尚CRAM183等はステップN190等を統一
するため第1図に示すDPRAM3旧と同一アドレス上
に実装する必要がある。
また、第4図に戻って、本端末内には音声案内サーヒス
用ACAMP618がアリ、第1図と同様W D T回
路244も内蔵されている。
第6図(a)〜(e)はエレベータ−制御装置1のマイ
コン100の全体動作を示すフローで、CPUl0Iの
リスタートにより起動され、イニシャル処理ClO3後
、第7図に詳細を示す伝送制御のイニシャル処理C20
0AとC200を行なう。
次にステップClO3で設定した周期TM2(I10伝
送能力の33m5より長い周期)で高速制御でタスクT
K2第6図(c)のフローを行うように定期Ca1lす
る。第8図に示すフローでI10伝送装置1の故障診断
と立上完了判定処理(C300A)を実行した後、ネッ
トワーク伝送制御装置17の故障診断と立上げ完了判定
処理(C30OB) を行なう。
次に直接入力処理(C110)を行なうが、この時点で
、万一異常子局があればこれを検出し、制御機器故障検
出処理(C120)にて故障ランクや故障部位判定をし
、制御状態判定処理(C140)にて最大レベルの故障
判定を実施し、運転方式選択処理(C150)によりそ
の状況を総合的に判定し、運転方式コードを決定し許可
指令処理(C160)により、状況に適応した処理を指
令することができるソフト的なシステム構成を実現して
いる。従来の運転方式に対して伝送システムイニシャル
モードや端末No設定モード、端末診断、情報システム
点検モード等が新たに追加される。
例えば、ネットワーク伝送制御系の故障であれば、この
部分の機能を削除し、呼び制御処理C520を単独運転
に切替えたり、情報系の制御を禁止したり、異常の部位
を図形的手段等により時々(例えばドア閉待機時や保守
に切り替えた時や管理人室の階でドア開した時など)か
ご内等に設置の表示器等により報知する制御を報知器制
御処理C560により実行する動作許可指令を出力する
また逆に、地下1階BIFの入出力端末装置4aに異常
がある場合は、この子局を切り外してサービスを開始す
ると共に、ネットワーク伝送器L17を通して保守セン
ターと電話回線を介して結合されている保守用端末へ異
常の発生と異常子局の階床と第1図のEEPROM10
3に記憶管理されている部品Noを直接出力処理C18
0による制御盤内モニターへのトラブル表示とネットワ
ーク伝送データ入出力処理csooにて送信し、第20
図の保守端末104と電話回線NTTを介してセンタに
送り、適切にして迅速な対応を可能とする。
次に、第6図(a)を用いて、2台併設エレベータ−に
おける呼び割当て制御処理について説明する。前記のよ
うに号機マイコンは、電源投入時に、リスタート処理C
100が起動される様に構成されており、イニシャライ
ズ処理(C105)によりDPRAM301等のクリア
処理等の初期設定を行なった後、伝送制御仕様をDPR
AMへ格納しく第7図のC245〜C260)例えば、
第41図に示すホール釦5al、5a2,5bl、5b
2の入力信号をもとに、エレベータ−の呼び割り当て処
理を行ない(C115)さらに、各階ごとの画像データ
ーより重要度の高いデータを解析し、防犯や待ち人数、
乗り込み、念志判者などの画像処理(C120)を行っ
た後、ステップC106からCl2Oの処理を繰り返す
第6図(b)を用いて群管理エレベータ−における呼び
制御処理(第6図(c)のC520)即ち、運転方向の
決定やりオープン要求検出などの制御について詳細に説
明する。
管理制御系が、正常である場合は、まず、エレベータ−
が、サービスすべき呼び階(一般には方向別)をセット
するためのサービスワークを一旦クリアする(C521
)。次に、がご呼びの登録リセット制御と上記したサー
ビスバッファの作成を行なう(C522)。次に、ホー
ル呼び登録を行ナイ(C523)群管理装置10M又は
10sとの制御が正常なら(C524)、割当てホール
呼びによる上記サービスワーク作成(OR−5et)処
理(C525)、分散帰着指令による処理(C526)
を行なう。さらに、上記したサービスワークによる運転
方法検出処理(C530)、ワークによる停止とドア開
検出(C531)を行ない、一連の処理を行なう。
一方、管理制御系が、ダウンし、かつ、ネットワーク伝
送路が、正常である場合(C527で判定)は、上記割
当ホール呼び処理C525、分散帰着処理0526に代
わって、ホール呼び共通りセラ1へとサービスバッファ
の作成を行ない(C528)、一連の処理を終了する。
さらに、ネットワーク伝送路が、Li2の制御系L17
aも情報系L17bもダウンしている場合は、上記、割
り当てホール呼び処理(C525)、分散帰着処理(C
526)に変わって、バックアップモードによるサービ
スバッファの作成処理(C529)を行ない、一連の処
理を終了する。
第6図(c)に示す高速周期タスクTK2によりエレベ
ータ−の主要な制御処理がほとんど実行処理される。ま
ず、I10伝送路3aと3bより取り込んだ制御データ
を第1図に示すDPRAM301の受信ワークエリアS
 I RX−318RX (第15図(a))のデータ
をI10伝送制御装置2が受信エラー判定し、正常デー
タを子局別受信データエリアLX(第14図)ヘコピー
し、格納する(第9図のステップM145)。さらに、
これをホストが処理しやすいデータフオマット(階床デ
ータをkitやオフセットに対応させる)に変換したも
のを入力データエリアZx(第14図)へ第14図に示
す入力データ展開スペックRXSPに従って展開と編集
により作成する(第29図のM400)。ホスト1はこ
のデータZXをもとにRAM106 (第1図)の制御
入力テーブル(図示なし)を展開やコピー処理により作
成する(第6図(C)のステップC300AよりCa1
lされる第8図に示すステップ0388にて実行)。
次にステップC300Bにてネットワーク伝送路L17
より取り込んだ他号機がインタフェースするホール呼び
信号や群管理制御装置10M又は10Sからの割当ホー
ル呼び信号をネットワーク伝送制御装置17に属するD
PRAM301のエリアZNRXのデータを同様に展開
編集し、ステップC120からC170までのエレベー
タ−制御処理に備える。ステップD500に示す画像デ
ータ伝送要求指令は第2図に示した情報端末装置19a
(詳細を第44図に示す)より検出する画像データ(C
CD)の伝送の優先度を決定し指定するもので詳細を第
47図に示す。すなわち、上位の画像管理システムが作
動している(D505)時はそれに従い(D 555〜
D565)作動していない時は伝送要求度を決定する知
識処理を行ない(D515〜D525)その最大のもの
からいくつかを選択しくD530−D560)各端末へ
要求コマンドを送信要求する(D570)、そしてタイ
ムインタバルタイマGPTMをクリアする(D580)
第7図はホストにおける伝送制御の初期処理の詳細動作
フロー例であり、I10伝送制御関係を例に挙げて説明
している。
C200で処理に入ると、まずDPRAM301と関連
回路の異常を検出するために、テストデータ(モード1
)を全領域にセットする。例えばS01〜SFFまでを
順次アドレス順にセットし、最終アドレスのCHKD 
(第15図(a)参照)に01をセットする(C205
)。尚、この際書き込みエラーがないかを診断する。
次に、親局2側で下位アドレスの内容を1ビツトずつ右
にローティトしながら上位アドレスヘコピーする。
その結果をチエツク(C210)する。
異常があって一致しないか、又は、親局2に異常があっ
て応答しない場合は、タイムアウト(約1秒)をステッ
プC220とC240で判定し、エラーコードl0CE
R1をセットし、以後、高速走行を一切禁止することを
、前述のソフトシステムへ要求する。また、所定条件満
足時、再試行を決定(第6図(c、)におけるC700
B)する。
同様のチエツク処理をデータを変えて、例えば5FF−
3QLで行ない、CHKDにはSO2をセットする(C
215)。
正常であれば5TATUS (第15図(a))のOビ
ットに“1″をセットする。
次に、ステップC245で(b)に示した通りの基本仕
様SPなどの伝送管理仕様NWSTなどを第1図におけ
るEEPROM 103の内部に設けた。同類のテーブ
ルを基に作成する。
次に、全子局で受信させる共通性の高い端末仕様データ
を作成し、テーブル5CTXSへ格納(C250)L、
、各子局別の端末仕様テーブルS ITXs〜S 18
TXSも第1図におけるEEPROM103の内容を基
に作成しくC255)、サムを求め、それをSUMIへ
格納し、5TATUSの2ビツトに111”をセットす
る(C260)。
以上により第2図に示すI10伝送制御系(2゜3.4
,6,13.19)は初期伝送が可能となり、親局から
の完了を5DNO(第15図(a))が更新したことよ
り判定し、5TATuSの4ビツトにII I IIを
セットする(C285)。また、所定時間(約0.3秒
)経過しても完了しない時は異常と判定し、エラーフラ
グ10CER2をセットする(C280)。
第8図はホストにおけるI10制御伝送データ入力処理
C300Aの具体的実施例を示す動作フローである。
まずステップC310〜C364にて正常な伝送が実行
されているかを判断し、 lll0IEN−HIO4E
Nをセットし、5TATtlS6 ビットを“1”にす
る。
尚、ここでテーブル名の先頭にHと付いているものは、
第1図中のRAM106内のテーブルであることを示す
また、ステップC320において、2回まで正常として
いるのは、ホス1−1の周期TM2より親局2の周期T
Mの方が多少長い時に必要な処置であり、ステップC3
30の回数も4回に限定されるものではない。
次に正常に動作が継続されたならば、ステップC366
、ステップ0388を経由して、ステップC389でI
10伝送装置の全伝送装置の処理が終わったを確認する
(C389)。
また、ステップ0366で伝送装置側の入力データ作成
フラグが無かった場合は、ステップ0368〜C387
間で再試行処理を実行し、自己回復する。
第9図は親局2におけるデータ送受信処理の具体的実施
例を示す動作フローである。
第29図にてイニシャライズ完了後、DPRAM301
の伝送基本仕様のDATAより主制御局か否かのチエツ
クの処理(M2O3)を行なう。
次にM2O3〜M121でn=21番の共通データ、又
はn=1番の共通仕様データを送信する。
また、ステップM122〜M178の間で各端末別デー
タを送信するが、その際送信データサイズをステップM
127〜M133間で選択される。
以上の処理を周期TMで行う。
尚、第41図に示す2台並設システムの場合の丁10伝
送制御装置200a4や第19図の群管理制御装置10
M、IOSに接続されている装置M  1 7 8 1
 〜 Ml  7H3,S  1 7H1〜517H3
は従管理局につき、通常はホストから主制御局の指令が
与えられないので、第2ウエイクアツプ(M166)を
し、主制御局からの伝送コマンドによる割込の発生によ
り受送信処理(第31図)待ちとする。尚、この時、バ
スが使用されているかをステップM169とM7C3と
M172と第31図よりCa1lされる第11図のステ
ップ5921により診断し、第34図と同様のバス管理
C700Bを行うためのデータをエリアERTを介して
ホス1〜へ与える。
第10図は、第29図よりコールされたI10100動
作処理フローである。
まず第1ステツプ5L03〜5127において、表2に
示す端末ハード区分信号により、I10100種類判別
の処理を行い、ステップ3400B。
540OA (詳細を第39図に示す) 、5400C
にて選択された伝送親局としての処理選択を実行する。
次に第38図に示す受信処理をステップ5200にて行
ない、ステップ8133〜5151にて、自局の異常診
断と、WDTの制御パルス出力を行なっている。
この時、第24図に示す第3のWDT回路におけるハー
ド側の異常診断の方法としては、第25図に示すように
周期的に発生しているステップ5136によるCパルス
とステップ5142によるbパルスとの時間差T W 
a bによって異常の有無を判定しており、もし異常発
生時にはCPt1207ヘリセツトをかけ動作を再開さ
せる。その後復帰するには、ホスト1からのりトライ信
号を受信した時(S l 33)にステップ8148に
てCパルスを1回だけ(S145)発生させる(S14
8)ことにより復帰する。またさらに、ステップ514
5にて異常発生の回数をチエツクさせ、本フローでは1
回の異常発生に対しては、ハードで設定された時間が経
過したのちCパルス(S 148)を発生して正常動作
に復帰することもできる。
尚異常診断処理の詳細については、第24図。
第25図にて説明する。
一方正常にステップ5154まで処理された後は、ステ
ップ8157〜5172にて、ホス1〜1等より指示さ
れた。各端末装置ごとの低周期による処理を実施する。
この処理は1回当りの処理を短かくし、起動回数により
処理ステップを次々と更新する様に特別に構成されたプ
ログラムとする。
第11図は第1ウエイクアツプパルス(1バイト送信時
間、ここでは176μS以上II I Tlを持続させ
るパルス)を受信した後に親局よりデータを受信すると
起動される、第29図の割り込み処理プログラムより起
動されるI10伝送路用の割込み処理の動作フローの具
体的実施例を示したものである。
尚、第1ウエイクアツプセツト(S 969)ではデー
タが$、OOでかつ次のデータのスタートビットがノイ
ズや伝送路の半断線等により°O″として受信されない
場合には誤ってウェイクアップを解除されてしまう可能
性がある。−旦異常が発生するとなかなか正常に戻らな
い可能性があるため第2ウエイクアツプセツト5965
 (約350μs以上)を設け、エラー時(S903)
はこれを実行し、主制御局や伝送管理局から送信開始す
る際の伝送ブロックコマンド送信に先立って上記第2ウ
エイクアツプを解除させ割込を可能とする伝送空き時間
TW2 (第13図)を設ける。
例えば自局のデータ受信後、端末データ送信の場合、1
階局専用伝送コマンド(n=22)の受信であることを
判定する(S903,5909゜5912,5195,
5924)。次に受信バッファRXB (必要により複
数組用意し、第10図に示すステップ5400Aや54
00Cの遅れに備える)の空きを検索しく5927)、
コマンドに続くデータの受信を繰り返えす(S933)
。この際データの不足や垂直パリティエラーが発生する
とエラーモニタ4S936を行い処理が中断される。
従ってホスト側の送信処理(第9図−M136)または
送信完了判定M139にてタイムアウトにて異常の発生
を識別できる。
正常な受信が完了すると送信要求もある伝送コマンドに
つき(S 939)予めイニシャル伝送にて受信してお
いた伝送仕様のデータ長ならびに伝送仕様(プロトコル
)に従って送信バッファのデータを送る (S951〜
8957)。
第12図は、I10伝送制御装置(1局)2と子局との
間におけるイニシャル処理送受信を示すタイムチャート
である。
I 10j1局2は、(、)に示す順序で一定周期T 
M iの間に全子局と、送信を行っており、(b)は全
子局へ送信するイニシャル処理データの構成例を示し、
(c)では(b)で送信するテキストデータのブロック
内の構成を示している。
また、(d)は■/○親局より各子局ごとに送る子局ハ
ード種別データ構成を示し、(e)、(f)では、前玉
(d)においてハードの種類が違う子局へ対して、ハー
ドの仕様データを送信した例である。
次に第13図では、全子局のイニシャル完了後のI10
親局2と子局における送受信のタイムチャートを示した
ものである。
I10親局2は、(a)に示す順序で一定周期TMの間
に全子局と送受信を行い、(b)、(c)。
(d)が各送受信期間における、データの構成例を示し
たものである。
第14図は、ホスト1とI10親局2間でデータの交換
等を行うために設けた、DPRAM内のメモリ使用の構
成例であり、基本仕様SPと伝送管理仕様MP内等の詳
細使用例を第15図に示す。
尚本構成例では、I10親局2と子局あるいは、保守装
置用の伝送装[10H等で同一のマスクROMを使用す
ることを考慮して、DPRAMのメモリ使用領域をテー
ブル管理仕様MPにて決めている。
また、群管理エレベータ−等において、エレベータ−内
のホスト1と群管理マイコン(第19図はIG、IS)
との間を結ぶネットワーク伝送路L17も同一のマスク
ROMを使用して、データの送受信を行うため、その際
に使用する群管理装置側にのみ設けるメモリ領域MWT
 (端末側からの書き込み不可)とNCRを第28図の
(、)と(b)に示す。
このテーブルは第29図に示す送受信データの編集と展
開−■(M2O3)でホスト側の使用する送信テーブル
NGTを送信処理が容易に送信局(エレベータ−別)テ
ーブルNTXに展開する。
また逆に局別に受信完了したデータを格納するテーブル
NRXのデータを編集して制御用入力テーブルNCRを
作成する。
また、第19図に示すネットワーク伝送制御装置17 
a 1〜17 a 3ならびにM17C1等の伝送管理
仕様テーブルNWSTの詳細を第40図に示す。
すなわち、伝送ブロックごとに伝送エラー時の再送の有
無などの伝送仕様(プロトコル)第40図(b)におけ
るNWST−AKに示す伝送モードNoによりホストよ
り第40図(a)に示すテーブルNWST−BNへ与え
ておく。
また伝送ブロックごとに受信する局の組み合わせを定め
る受信局区分は第40図(c)に示した、仕様テーブル
NWST−KNでホストより与えられる。(マスクRO
M化も可能) また、伝送ブロッックは最大局数MAXKに格納されて
いる局数を順番に、しかも故障中の局は飛しながら処理
を進めるため第40図(d)に示すコントロールワーク
NWCTを必要とする。
尚、テーブルNWST等はイニシャル伝送の際に(この
第2の実施例ではイニシャルの第1回目用の伝送仕様B
n=1用はマスクROM化する必要有)伝送管理局であ
る伝送装置17aから設置される場所と用途が異なって
も同一の装置とするユーザコマンドボードIOU等へ伝
送する方式とすることができる。
ネットワーク伝送路L17のデータ伝送信号や情報化端
末装置i 19 aとのデータ量は一般の■10制御量
に比較すると多く、かつ、信号の伝送時間に多少のバラ
ツキが生じても許容できる信号が多い。
このことに注目し、第40図(b)に示す様に伝送モー
ドNWST−AKには変化信号のみを伝送する事を指定
できる構成としている。
すなわち、第29図のN400やU2O5、第39図の
5476と5478、第9図のM130゜M2B5で送
信テーブルNTXの中で変化した信号のみを編集して送
信バッファNTXBへ格納し、受信バッファNRXBの
データを受信テーブルN RXへ展開する。
尚、コンベアテーブルNTXCは送信テーブルNTXの
変化を検出するためのテーブルであり、送信完了した送
信バッファ又はチエツク用の返信データを基に更新する
。この時の送信バッファの作り方の仕様Iを第40図(
c)に、また、仕様■を第40図(d)に示す。
第16図は、前記した、ホール端末における呼U’R録
のローカル点灯処理動作を示すタイムチャートであり、
以下に説明する。
地下1階にて、ホール呼びが登録された(BT5b41
)と仮定すると、まず第3図に示す入力回路418へ入
力され、端末Mli24の内部のハード処理時間にlo
msかかる(SBL5bB1)。次にその信号は、第1
1図のステップ5933の処理にて親局2へ33ms(
=TM)で伝送され(S3RX(1)、O)、ホスl〜
1の処理周期40ms(=TM2)でホスト1へ入力さ
れ処理される。
その後、前述したのと反対の経路で、端末装置4へ出力
信号が伝送され(S)IL5bB1)、実際にホストか
らの応答出力信号が、ホール釦へ出力される(SL5b
B1)。
以上に述べたように呼びに対する応答制御に約130m
5という非常に長い時間遅れが発生している。
その問題を解消するため、本実施例では、BT5bBl
信号発生から、5HL5bBl信号が出力されるまでの
間、端末装置4の内部で、5L5bB1へ出力、信号を
出している。それによって、利用者へ応答灯の点灯遅れ
を感じさせないようにしている。
第17図、第18図により、制御入力テーブルの作成に
ついて説明する。
第17図(a)は展開スペックテーブル103aを示し
、第1図のEEPROM103に格納されている512
点用のスペックl0ISP (0)〜l0ISP(51
1)は第17図(d)に示すフローのステップM382
〜M392で使用され、スペック数511はステップM
394による終了判定に使用する。
尚スペックI OI S P (n)には第17図(b
)と(c)に示す2種類があり、第18図(a)の入力
Xhタイプにはスペックとして第17図(b)のタイプ
が、Xaタイプには第17図(c)のタイプが使用され
る。
また、入力データXaは第18図(b)のbit構成と
しタイムチャー1”(TM2=40mとした時)を第1
8図(c)に示す。
この様にすることによりチャタリングやノイズによる一
過性の信号変化等を一点当り1バイトで判断するための
記憶ができる。第17図(b)では−例としてフィルタ
回数スペックが3の場合を示している。いずれの場合も
、変化信号が少なくない時は残ったエリアに循環送信デ
ータTDNLを格納し、最終送信ブロックには少なくと
も−っの循環送信データTDNLをセットし、そのデー
タN0TNLとペアで送信バッファへ乗せる。尚、送信
用通番GTN○と1組のバッファの水平パリティコード
等によるブロックチエツクコードをTBCCへ格納し、
送信バツアア作成完フラグを立てて送信処理フローを示
す第37図のステップN654でこれを判定する。
第28図(c)に示す変化伝送1の方は1バイトごとの
変化を判定しているのに対し、第28図(d)に示す変
化伝送2の方は4バイト又は8バイト単位での変化判定
を行っており第28図(d)の方が画像データの伝送や
イニシャル伝送に向いており処理の単純な(高速処理)
第28図(c)の方が一般のネットワーク伝送に向いて
いる。
第17図(d)に示すフローは、ステップM382〜M
394による処理によって、親局2が各子局から受信し
て作成したデータテーブル5IRX〜518RXのデー
タを第1図に示したRAM106の一部を成す第18図
(a)の制御入力テーブル106aへ展開するための入
力テーブル作成処理フロー(Ma2O)である。
第19図は本発明の他の一実施例のシステム構成を示し
たものであり、地下1階BIF〜8階8Fまでのサービ
ス階床を有する3台のエレベータ−群管理シススム(本
図中ではサービス階1〜4Fを図示し、他階を省略して
いる)に本発明を適用した場合について図示する。図に
おいて、運転系の群管理装置10Mに内蔵された群管理
マイコン(ホスト)IGは、群管理用I10伝送制御装
置M17H1〜M 17 H3と接続され、更に2階床
分の階床設置器機のインターフェイスを行う入出力端末
装置(以下、端末と略称)401〜4cl、4dl〜4
d3とバス(共通データ伝送路)3bl〜3b3で接続
されている。また更に群管理マイコンIGには、伝送制
御装置1個に対して2個の送受信回路を採ったネットワ
ーク伝送制御装置M17C1が接続され、知能処理系(
待期系)の群管理装置10S内のネットワーク伝送制御
装置317C1,各号機制御装置1081〜3にもネッ
トワーク伝送制御装置17aL〜3が組み込まれている
。これらの伝送装置のa、b2つの送受回路相互と、第
20図に示す保守端末装置10H。
監視盤、遠方監視システム用端末、それに情報入力や登
録制御システムなどに使用する多機能インターフェイス
端末袋[10U(以下U、C,Bと略称)に組み込まれ
た伝送装置、17U、17H1の伝送回路a、bを二重
系に布線された伝送路L17aとL17bとによりそれ
ぞれバス接続する。
また2系から成る群管理制御装置10SとIOM相互間
と保守端末装置ill OHの間を伝送制御装置M17
C2,517C2,17H3によりパスラインLIOG
を介して接続し、群管理制御装置10Mと1O8の群管
理制御又は学習、獲得知識データの状況ないしはエレベ
ータ−運行調査と2系間の群管理制御データ通信を行う
また群管理装置10Sは、群管理制御装置iW10Mと
同様の構成で、群管理マイコンIS、ネットワーク伝送
制御装置317C1,無管理データ伝送制御袋[517
C2、及び群管理用I10伝送制御装置517H1〜S
1.7H3はバスラインL 17 H1〜L 171−
(3を介して、バス3bl〜3b3に接続されており、
群管理制御装置10Mのバックアップとしての機能等を
持っている。これらのバックアップ動作は、マイコンI
Gの自己診断結果と、ハード回路による故障診断結果に
より、自動的に切換えることができる。一方、各号機制
御装置10 a 1〜10a3は、各号機マイコンla
1〜1a3、及びそれに接続される伝送制御装置1個に
対して2個の送受信回路を持った、ネットワーク伝送制
御装置17a1〜17a3とエレベータ−用I/○伝送
制御装置2 a 1〜2a3とから構成される。またエ
レベータ−用I10伝送制御装置2a1〜2a3は、バ
ス3bl〜3b3を介して各エレベータ−ごとに各階床
の端末401〜4c3,4dl〜4d3へ接続する。
更にバス3a1〜3a3を介して、第2図に示すかご内
運転盤等に設置された端末と接続されている。
以上の構成から成る3台のエレベータ−群管理システム
における、1号機制御装置10 a lと群管理制御装
置10M間の制御用データ伝送について第21図のタイ
ムチャートにて説明する。
第19図におけるエレベータ−用I10伝送制御装置2
 a 1は、第13図で説明したのと同様にバス3al
、3blを介して、端末4 c 1 、4dl、及びか
ご自端末を第13図で示したのと同様にポーリングセレ
クション方式により定期的に、第21図(c)のタイム
チャートL3aとL3bに示す様に、順次データの送受
信を行う。
その際ホール側にはエレベータ−用I10伝送制御装置
2alからバス3blを介して、端末4cl、4dlに
接続された第19図に示したホールランタン8al、8
bl、8cl、8dlの点灯制御信号や、チャイム(図
示しない)等の制御信号が送出され、端末4cl、4d
lからは前述と逆の経路で、端末4c (1,4dlに
接続されたホール操作盤(以下ホール釦と略称)5al
5bl、5cl、5dlの入力信号が、エレベータ−用
I10伝送制御装置2alのDPRAMを経て号機マイ
コンへ送出される。
また同時に、群管理制御装置10Mの群管理用1/○伝
送制御装置M l 7 Hlは、バス3bl上に端末4
cl、4dlから送出された、ホール釦5al、5bl
、5cl、5dlの入力信号を盗聴する形で受信を行い
、この信号はホストIGへ入力されホール釦のくト録処
理が行われる。その結果ホストIGは、群管理用I10
伝送制御装置M17I■1へホール釦5al、5bl、
5clへの出力信号(応答灯点灯信号)を返送する。ま
たさらにホストIGは、3台のエレベータ−に対してサ
ービス階割り当て情報を、ネットワーク伝送制御装置M
17ClよりバスL17aを介して、各号機制御袋rn
 10 a L〜1Oa3のネットワーク伝送制御装置
17a1〜17a3へ送出する。
第21図(c)のタイムチャートL3aに示すように、
各階端末からの送信期間は、エレベータ−用I10伝送
制御装置2 a 1とかご内端束間のバス3alには信
号を送出しないため、バス3alは空き状態となってい
るが、号機が送出したデータはかごの伝送路にも与え、
かご内表示器にホールと同一の案内や、ホール呼釦によ
る停止階案内を可能とする。
次にエレベータ−用I10伝送制御装置2alは、バス
3alを介してかご自端末とデータの送受信をホール側
と同様の方式で行うため、この時間帯tzCは前述とは
逆にバス3blが空き状態となる。このバス3blが空
いている時間帯に、群管理制御装置10M又はIO3の
ホストIG又はISより先に伝送制御装置M17H1の
[lPRAMを介して与えた呼び入力信号、ホール釦5
a1゜5bl、5c1.5dlに対する正式な対応指令
出力信号(例えば応答灯点滅点灯信号や「サービスでき
ません」の報知指令コード)を伝送制御装置M17H1
から、端末4cl、4dlへバス3blを介して送出す
る。これによって、バス3blを時間tMHだけ効率的
に使用することが出来るため、エレベータ−I10伝送
制御装置2alが、端末4cl、4dl、及びかご自端
末とのポーリングセレクションに要する1周期当たりの
時間を短くすることが出来る。その結果、ホ−ル釦操作
時、利用者に応答時間の遅れを感じさせることなく、ホ
ール釦の応答灯点灯制御を迅速に行うことが出来る。
またこの実施例では、端末4c、4dを2階床に1Mi
設置しているが、これは各階ごとに1端未設けた場合に
比較すると、エレベータ−I10伝送制御装置2alよ
り、かご内端末及びホール端末とのポーリングセレクシ
ョンに要する1周期当たりの時間を時間tZHの172
に相当する分短くすることが出来る。更に、端末を、3
〜6階床に1組ずつ設置し、高階床エレベータ−に適用
した場合、前記方式によりエレベータ−■/○伝送制御
装置と端末間のデータ通信を時間の増加を防止し迅速に
行えるという効果がある。
以上のバス構成において、バスL17aでは群管理制御
装置10M、10S、号機制御装置10a1〜10a3
の各々に内蔵された。ネットワーク伝送装置の送受回路
8間でエレベータ−運転制御データの送受信を行い、バ
スL17bでは保守端末装置10HやUCBIOUと、
群管理制御装置10M。
10S、号機制御装置10 a 1〜10 a 3の曲
述と同一のネットワーク伝送制御装置に内蔵されている
、別の送受信回路すを使って情報データ(保守管理デー
タ、表示データ等)の送受信を行う。
第21図(a)のタイムチャートL17a (制御系デ
ータ伝送)とL17b (情報系データ伝送)に示すよ
うに、エレベータ−運転制御データと情報データのバス
を分けることによって、遠方に設置される保守端末装置
10 H、UCBIOtlに異常が発生したり、誤情報
データがバス上に送出されても、エレベータ−運転制御
へ影響を及ぼさないようにしている。
また、エレベータ−運転制御データ送受信用のバスL1
7aに断線等の故障発生時には、エレベータ−運転制御
データを情報系用バスL17b上に送出することにより
エレベータ−運転制御を継続して行うことが出来る。但
しこの場合、UCBIOUと保守端末装置10Hへ送信
権移行は行わず、モニタ(受診)のみさせる。
更に本システム構成において、ホール釦(5a1等)応
答灯点灯制御、及び発生したホール呼びに対して、エレ
ベータ−のサービス階割り当て制御を行っている。群管
理制御装置10M、及び、そのバックアップ機能等を持
つ群管理制御装置10Sの両方に異常が発生し、エレベ
ータ−運転制御データが号機制御′!A置(10a1等
)に送出されなくなった場合には、号機制御装置(10
a1等)内の号機マイコン(1a1等)で異常を検知し
、ホール釦(581等)の応答灯点灯制御を行う。
そして同時に号機マイコン(181等)は、ホール釦(
5a1等)の入力情報を、ネットワーク伝送制御装置(
17a1等)を介して、バスL17a上に送出して他号
機に伝送する。それによって、群管理制御装置10M、
IO3の異常発生に対して、エレベータ−の運行サービ
ス低下を最小限にすることが出来る。
以上の説明により、本システム構成によれば、■ ホー
ル釦(581等)の入出力制御を迅速化できる。
・■ 端末(4c1等)を2〜6階床に1組設置するこ
とによって、高階床エレベータ−への対応が容易になる
■ エレベータ−運行に関する制御装置等の異常に対し
て、バックアップ機能を向上できる。
などの効果が得られる。
第22図は3台のエレベータ−が併設された建物の6階
における乗場の表示器を示したもので、D6F1及びD
6F2及びD6F3はそれぞれ1号機及び2号機及び3
号機の乗り口上部に設置した表示器であり、6FU1及
び6FU2は上り釦、6FD1及び6FD2は下り釦、
Dtll〜Dt15は表示器D6Fl〜D6F3の表示
状態の変化を説明するためのタイミングである。
次にこの例の動作を説明する。
表示タイミングDtllは6階の待ち客がいない状態、
すなわちホール呼びかない状態を示す。
ここでは表示器設置階6階から最も遠い号機の表示器に
Di laのように時刻や月日などのカレンダー情報、
コマーシャル、または現状のサービス形態(例えばサー
ビスする階としない階の区分表示)を、選択、改画面切
替え、流動などの表示制御手段により表示する。この様
な共通情報はできるだけ長い間開−表示器に表示した方
が良いと選択した場合には、列名予測や、かご位置も離
れたエレベータ−に表示を選択することが必要である。
また他の号機の表示器にはDllb及びDllcのよう
にかご位置を表示する。Dllbは現在2号機が5階辺
りにいる事を示し、SDの部分を縦スクロールさせる事
によりエレベータ−が走行中である事を示す。この時の
スクロールの速さでエレベータ−の速さを表現する事も
できる。このSD布部分スクロール方向は、エレベータ
−が上昇方向サービス期間中はUPスクロール、下降方
向サービス期間中はDNスクロールし、運転方向も表わ
すようになっている。Dllcは3号機が2階に停止し
ている事を示す。そして実際のエレベータ−のドアの開
閉動作に合わせてDD部分の幅を変える事により2階に
おいてドアの開閉または利用者の乗降途中である事を表
すようになっている。
表示タイミングDし12は6階の上昇ホール呼びが発生
した際の割当てエレベータ−の多数のサービス目標達成
の総合評価や案内評価の条件満足度が低い(例えば到着
予測時間が長い)場合で、「しばらくお待ち下さい」と
言うメツセージを表示器D6F1〜D6F3に渡って表
示する。そうする事によって3個の表示器全体を一目す
る事によってもメツセージを読み取れるし、おのおのの
表示器を見る事によってもメツセージを読み取れる。尚
、このためにはユーザコマンドボード(IOU)より3
個の表示器に対し上記表示開始の指令を同時に伝送する
必要がある。そこで、あらかじめ表示器内の伝送局仕様
と共にメッセージ文や表示画素と表示制御方法を登録し
ておく。特にここでは号機Noにより表示オフセット値
を3文字相当(48または72ドツト)ずつずらして表
示開始する点に、特徴がある。
表示タイミングDt13は到着予測時間がある程度短く
なった時点における表示タイミングである。D13d及
びD13eの矢印表示は、チャイムと共に2号機のエレ
ベータ−が割り当てられた事を示すものでブリンク表示
を行うことにより注意力を強化する。D13fはかと呼
びによって登録されたことを示し、ホール呼びにより登
録されたことと区別するために表示を異ならせる。表示
タイミングDt12からDt13への移行時は、特に同
一階の同一サイドの表示器間の同期性が重要であり、一
般の伝送手順では制御できない。すなわち複数の局に同
時に受信させ自局の該当する表示指令を実行する構成が
必要である。D6F2のDI 3bは5階において人の
乗降がある事を示し、D13aはエレベータ−のサービ
ス方向でその三角形の内部を塗りつぶす事により待ち時
間を示す。この場合、人の乗降中につき予測到着時間が
停滞しているため、この間は波打ち表示を行うようにす
る。また予測到着時間または到着階床数差または到着ス
トローク差が所定値に達したばかりであり、かつ扉開閉
で待ち時間の短縮度が遅いと予測されるため三角形の底
辺位置での波打ち表示のままとする。サービス方−向が
下向きであればこの三角形は逆三角形表示となる。また
、D13cは人形を塗りつぶす事により混雑度を示す。
人形の頭の部分まで塗られると満員という事になる。
表示タイミングDt 14は上昇ホール呼びのサービス
案内中に下降ホール呼び6FD1または6FD2が登録
されたことを示す。表示器D6F1及びD6F3はDN
待ち客に対しサービス予定(エレベータ−と時間)を表
示できない状況にある(長持ちとなる率が高い)事を報
知する。表示の方法としては表示タイミングDt12と
同様に「しばらくお待ち下さい」を06F1及びD6F
3に流動表示するとか、亀がゆっくり歩く図形アニメー
ション表示をする方が好まれたり適している場合がある
。これらはユーザがコマンドボード(IOU)またはこ
れら接続されたパソコンにより、サービス案内条件別に
選択指令する事や習熟度カーブを与えておき習熟度レベ
ル別案内方法定義により自在に切替えができる。また、
第22図での2号機の動きを、5階で停止し4階で停止
しそれから6階に来るものと仮定する。この場合、D1
4bは2信機が4階に到着しようとしている状態を示し
ているのでSD部分はDNスクロールである。D 14
. aは到着予測時間がある程度短くなった事を示す。
D14cは5階で人が降りたため混雑度が低くなってい
る事を示す。
表示タイミングDt15のD6F1は下降ホール呼びに
対するエレベータ−1号機と案内ができた事を示す。D
15aは予測到着時間が所定値以上なので三角形の底辺
で波打ち表示をする。また。
I) 6 F 2は2号機が6階に到着しようとしてい
る状態を示す。D15bはフリッカさせる事により間も
なく到着する事を強調して報知する。D15cは4階か
ら来た状態なのでSDの部分はUPスクロールである。
また、Di 5dは4階で人が乗り込んだため混雑度が
高くなった事を示す。従って、2号機1台では6階での
待ち客を全員乗せる事ができないと群管理制御装置IG
が判断し3号機が追加割り当てされ、その事を乗り場に
表示するためにD6F3の表示を開始する。
ただし、表示タイミングDt12でのメツセージ表示や
表示タイミングDt13での矢印表示はその号機がサー
ビス案内していない場合のみ表示を行うものとする。ま
た、操作されたホール釦側の2台のエレベータ−のみ表
示する方法もユーザコマンドボード(IOU)で選択で
きる。
次に第23図の第2の実施例の動作を説明する。
こちらは多少利用者の習熟度が高い条件を満足(−社専
有ビルで2ケ月目より)したビルを想定している。
この場合も3台のエレベータ−が併設された建物の6階
における乗場の表示器を示したものである。表示タイミ
ングDし21〜Dt 25は表示器D6F1〜D6F3
の表示状態の変化を示す。
表示タイミングDt21はホール呼びのない状態で、自
階のホール呼び発生に際し好都合な号機の表示器に対し
D21aのように時刻と時分の間に1秒または273秒
または1/2秒ごとのブリンクを表示し、他の号機の表
示器には何も表示しない事とし、これにより省エネと表
示器の寿命延長をはかる。特に夜間や休日のサービス案
内モートとしてまた、クラシックなビル内用の表示方法
としても好適であり、ユーザコマンドボード(IOU)
により選択条件と案内モードの記憶と実行指令制御がで
きる。またエレベータ−台数が少なかったりサービス階
床が少ないエレベータ−に設置される表示器や、たとえ
ば高階床であってもハイコールリターンやローコールリ
ターンする端階付近の階に設置される表示器の表示モー
ドとして好適であり例えば県庁舎やホテルの様に習熟度
の高くなりにくいビルであっても顧客の好みにより階床
別にユーザコマンドボードにより選択される。また、こ
の時の交通流を過去の交通流知識より判断して6階はD
N呼びの発生が多いと言える時はDN呼びサービスに好
適なエレベータ−に時刻やコマーシャル等を表示する。
また、半々の時はいずれの方向に対してもサービス可能
なエレベータ−を選択すると共に総合評価の最小のエレ
ベータ−を選択する。
表示タイミングDし22はホール呼びが発生した状態で
ある。階床表示を始めた号機が、サービスするエレベー
タ−である事を示す。この場合は2号機が割り当てられ
た事によりサービスするエレベータ−である事を利用者
に報知する。表示器D6F2のD22bはサービスする
2号機が6階付近を走行中である事を示している。ここ
でD22aのように表示された場合は一度上昇してUタ
ーンして戻って来る事を示しているので、D22が6階
を表示している場合にドアが開かなくとも待ち客に不安
感を抱かせる事がない。D22cは待ち時間を示す。ま
た、この時下降呼びにサービス中の2号機を除外すると
上昇呼びに対しては3号機が最も好適な条件(例えば最
も早く到着する)を満足したのでD22dのように時刻
を表示する。
表示タイミングDt23の表示器D6F2は8階におい
て人の乗降がある事を示す。D23aは内部を塗りつぶ
していく事によりエレベータ−の運転方向も示すように
なっている。この場合、8階でUターンして戻って来る
と仮定しているのでUターンの中間点まで塗られる事に
なる。D23bはD22cより到着予測時間が短くなっ
た事を示している。
表示タイミングDt24の表示器D6F2は6階に間も
なく到着する事を示している。D24 aは6階に到着
するので全て塗りつぶされ、到着を強調するためにフリ
ッカする。D24bは到着予測時間の表示が不要となっ
たのでこれを消去してかごの中からの降り客がいる場合
(かご呼びゃかご重量で判断)、乗場待客にかご降り客
がいる事を報知するために人形の移動アニメーションで
表現する。尚、必しも時計式待ち時間表示を消去する必
要はない。例えば待ち時間の時計を緑で表示し人形を赤
としたり、表示人形より一回り大きな人形の逆回形で待
ち時間時計の任意の部分を黒く消去)とし、その中に人
形表示をするなどの表示制御を表示マクロ定義文により
実行制御できる。
この時6階の階床やかごを表す基本図形は緑で示してお
き降りる人を赤で表示する事にしておく。
さらに正運転盤と副運転盤を別々に登録管理する事によ
り降り客が2人いるか、どの側へ降りて来るかを表現で
きる。すなわち左から降りる人がいる時(ITVセンサ
等で判定)または推定される時はかと表示図形の中央よ
り左側に人形を表示させ右へ移動させるアニメーション
表示を3回繰り返す(かご内混雑時)か、またはゆっく
り2〜5秒を掛けて1回だけ移動させる。両サイドへ降
りる可能性が高い時は両側に人形を同時に表示しくチャ
イムを鳴らすタイミングの前後または同時)1〜2秒経
過後右へまたは両側へ移動させる。
表示タイミングDt 25は下降ホール呼び釦6FD1
または6 FD2が押された事により1号機が新たに6
階ヘサービスする事が決定した後の表示例である。この
時1号機の表示器D 6 FlはDNホール呼びにサー
ビスする事をホールに報知している。D25aは1号機
がUターン運転をしない直接6階に来る事を示している
ので、Uターンする事を示す曲線矢印ではなく方向サー
ビスを示す直線矢印または下向き三角形表示となる。3
号機の表示器D6F3はエレベータ−が6階に到着し間
もなく乗り込める事を示している(降り客がいない事を
示している)。D25bは6階でUターンしたので全て
塗りつぶされている。
この様に表示の実行制御コマンドの伝送量を少なくし、
高速に伝送する必要がある。このためには基本図形など
はイニシャル時伝送かまたは一般の様にCRAMやE[
EPROMに格納しておく必要がある。万一表示制御コ
マンドが瞬停やノイズで異常となった場合、または−時
的に異常となった場合これらの登録データは保証されな
い。よってこれを診断し、ホスト(ここではユーザコマ
ンドボードl0U)で定期的にACKの順番を与え各表
示器のエラーコードや’1B済N0FLAG群テーブル
や異常NoFLAG群データを返信させエレベータ−の
動きの空きや変化信号の少ない時の空き時間を使って異
常局でけのイニシャライズを実行する(16バイト単位
、256バイトテキスト、8KB伝送)。
第24図は、第1図のウオッチドックタイマ(WDT)
回路240や第4図の電源制御回路415とメモリ41
4によるWDT回路の他の実施例を示しており、かご端
末装置6,13やホール端末装置4a等において、特に
安全性を重視するドア開閉制御機能を備えた端末用とし
て好適である。VDT回路は端末装置内の異常を検出し
、マイコンにリトライを掛けるだけでなく、伝送路に対
する不必要な送信による共通伝送路系全体の機能ダウン
によるエレベータ−システム全体のダウン防止を図る。
また第4図に示すように出力をハード的に禁止し、シス
テムの安全を図るものである。以下本回路の動作を第1
0図の端末側の処理フローを例にして、第25図に示す
タイムチャートで説明する。
伝送制御装置2は、外部との送受信周期があらかじめ設
定されているため、CPU (200゜400.600
)は、TWaの周期をステップ154で判定し受信処理
5200や入出力処理(S40OA−C)を行い、その
後ホストからのりトライ信号(S 133)がない時、
VDTパルスa信号を出力(第10図のステップ81.
36)する。
次にパルスaはタイミングt1で″】”→II Onへ
変化し、その変化をマルチバイブレータIC30が検出
すると、その出力信号a1に抵抗R1゜コンデンサC1
により設定されたパルス幅TPW1の時間の間+11 
++ 4R号を出力する。また更に、マルチバイブレー
タIC31は、時間t2における信号aが′1″→II
 O++へ信号変化したのを検出し、その出力信号a2
へ抵抗R2とコンデンサC2により設定された時間幅T
PW2のパルス状の信号を出力する。
一方、ステップ5139で自局の伝送仕様などが正常で
あることをチエツクする処理を行った後(この間にTW
abを要する)にパルスbを出力する(ステップ514
2と8151による)。
このイ言号は、マルチバイブレータIC31がタイミン
グL2より時間幅TPW2の間11 I ++を出して
いる時に、必ず出力されるように5時間幅TPWIとT
PW2を設定する。
また、パルスbは、論理回路ICl0とIC20と抵抗
R11とコンデンサC1lにより決まる時間幅を持つ信
号b2をタイミングt3で出力する。
ここでアンドゲートIC21は信号a2と、信号b2、
及びノットゲートIC1を通したaパルス信号の不論理
信号〒の論理ANDを取り、信号a2と同一のパルスa
3を出力する。この信号a3の立下りをマルチバイブレ
ータIC32が検出し、時間幅TPW3のパルスa3B
を出力する。
尚、この時間幅TPW3は、処理周期TWa(ステップ
5154により処理)よりも十分に長い時間を設定する
ことにより、II O++に落ちることはなくなる。
また信号a3が11117の間は、マルチバイブレータ
IC34はリセット(R)されており、信号a5には“
1″が出力される。
そして、信号a5によりCPU200,400又は60
0のRESETにもパ1”が午えられるため、CPUは
動作を正常と判断し、処理を継続させる。
ココテ時間幅TPW3は、CPU (200゜400.
600)より次のタイミングし4以後のパルスaとパル
スb信号が、上記の周期TPWa以内に出された時に、
信号a3には継続したIt I ++が出力される。こ
の様に、前回の周期によって発生した°′1″が出力さ
れ続けるだけの時間を確保できるように、時間幅TPW
3を抵抗R3,コンデンサC3で設定する。
以上のように本回路によれば、パルスa、bの出力信号
が、一定の周期で正常に出力されていれば、CPUへの
リセットが掛らず動作を継続できる。尚送信許可信号T
XENは電源ON時のLL OI+倍信号メモリIC3
6で記憶してられるため送信許可信号TXENはII 
O++のままであり、送信不可で受信可能の状態が継続
する。
一方マイコンの処理に異常が発生し、タイミングし4で
以後にパルスaが出力されなかった場合には、前記した
ように4i号a3Bのパルス(信号b2と同一)が再出
力しないため、信号a3はタイミングt5でTPW3の
時間を経過して11 Q ++へ変化する。その信号変
化によって、メモリ回路IC36の送信許可信号をカッ
トすると共しこ、立下り検出回路IC33を経て、ワン
ショット7/L/チバイブレータIC34よりパルス幅
TPW4t7)負パルスを信号a5として出力し、CP
Uヘリセットを掛け、タイミングt6で解除される。
マイコン異常が電圧降下やノイズによる一次的なものな
らば、次にIC35よりa6に抵抗R5゜コンデンサC
5で設定されたTPW5の時間II I ++を出力し
ている間に、CPUはリスタート処理を完了し、パルス
a、bの出力を再開できる。
またここで、電源投入時、WDT動作動作力ットされた
送信許可信号TXENは、CPUよりパルスbと同期し
てパルスCを出力(ステップ3148)すれば、立上り
検出回路41(R12゜C12,IC3,IC21)か
らの信号によりAND回路IC50より解除信号が出さ
れ、メモリ回路IC36がリセットされることにより、
時間t8より送信が許可される。
以上のように、本回路構成によれば、2つの周期的な信
号により、受信IRQのリセット不能やノイズ等による
プログラムの動作異常に対しての検出が可能であり、異
常発生時には、−早< CPUヘリセットを掛けると共
に送信をハード的カットし、共通伝送路に接続された他
の端末へ影響を及ぼさないようにし、システムの信頼性
と自己回復能力を高めている。
また、異常発生後は、ある一定期間が経過したのち、正
常状態に戻るまで、何回でもリスタートをする機能をマ
ルチバイブレータIC35と立ち下り検出回路IC40
で持っているため、−時的な一部端末の電圧降下による
機能停止に対する自己回復力を与える。このようにする
ことにより、利用者に対してのサービス低下を、−時的
ないしは最小限の端末に限定することが出来る。
第26図は、第1図に記載の送信回路202a、及び受
信回路203aの構成を示す具体的実施例である。本回
路の動作を第27図に示すタイムチャートを用いて説明
する。本タイムチャートは、1バイトデータを時間t1
からt4の間に偶数パリティを付けてデータ送信する場
合を示したものである。
以下、タイムチャートを用いTXD信号(第27図にお
ける信号波形[相]が、パルストランス201aより出
力されるまでを説明する。送信信号TXD (■)はイ
ンバータIC61とJKフリップフロップIC70によ
るDタイプフリップフロップ回路にて、同期用クロック
5CLK (◎)の立下がりエツジでデータTXD (
■)がラッチされQ 1 ([F])に出力される。ま
たこれと同時に送信信号TXD (■)はインバータI
C61とJKフリップフロップIC71によるTタイプ
フリップフロップ回路にて同期用クロック5CLK(■
)の立下がりエツジ毎に、入力信号TXD (■)がH
レベル状態を持続する期間(例えば期間T23)で出力
Q2(◎)及び出力qz(e)はその都度状態を反転す
る。そしてこれら、ラッチされたデータの出力Qz([
F])と出力Q2(◎)及び出力で1(■)との負論理
の論理和をIC80にて取った信号■及び■がIC80
に内蔵のパルストランス201a駆動用トランジスタの
ベースに入力される。
以上の構成により、パルストランス201aから伝送路
17aに送出される信号は第27図の信号■に示す様に
バイポーラ変調される。この様に送信信号をバイポーラ
変調することにより、例えばタイムチャートに示す期間
Tzaで送信信号丘「(■)がLレベル信号を3ビツト
連続した場合に於いてもパルストランス201aには1
ビツトデータ毎に電流を交互に反転して流すことになり
、パルストランス201aに対し直流成分の重畳を防ぐ
ことができる。したがって本方式の様に送信信号をバイ
ポーラ変調することにより、パルストランスの飽和を防
ぐことができるので、小形で安価なパルストランスを採
用することができる。
次に第26図を用いて受信回路203aについて説明す
る。
伝送路17a上の信号は、パルストランス201aの2
次側に誘起され、更にこの信号をダイオードD3及びD
4にて全波整流してコンパレータIC90に入力する。
次にこの出力信号は、抵抗(R19,R18)とコンデ
ンサ(C15。
c17)による遅延回路を通り不要なノイズ成分を除去
し、受信信号RXDとなる。
送受信回路を第26図の如く構成することにより送信局
側に於いても、伝送路17aの故障診断を行うことがで
きる。すなわち、第27図に示す送信信号にのデータを
送信すると、これと同時に受信回路に同一データが入力
されるため、この信号を直ちに読み取り照合することに
より、伝送路17aの短絡故障や、送信信号の他局から
の衝突等の不具合を検出することができる。当然、伝送
路17aにバス接続された他の全ての局の送受信回路も
同様に構成されており、送信とほぼ同時に同一信号を受
信することができるので、上記の故障検出をすることが
できる。
ここで問題となるのは、送信中の局以外のいずれかの局
で信号伝送用IC(IC80)の出力トランジスタが単
体または、マイコン部を含めた送信部の異常で不用意に
動作すると伝送路17aが低インピーダンスとなり送信
信号が正規のレベルで送出されなくなり、その結果受信
局でデータが入力できなくなる。このため、送信許可信
号TXEN等により作られる信号ENがHレベルの期間
のみ導通するトランジスタTR51を設け、ハード的な
2重のバックアップを図って上記不具合の防止を行なっ
ている。更に、トランジスタTR31の導通故障を診断
するための信号ENQを伝送マイコンに入力し、ホスト
に対し異常の有無を連絡する故障診断も可能である。
第28図は群管理制御装置10Mと1O8専用のネット
ワーク伝送用拡張DPPAMを示す。
群管理マイコンIGでは主として出力テーブルN0UT
1〜5に示す5種類のタイプのテーブル構成を採用して
おり、これらテーブルのデータを各エレベータ−ごとに
、かつ送信ブロック毎に仕分けて送信テーブルNTX 
(Bn、Kn、n)を作る。伝送フォーマットや伝送周
期が異なるものは別々とする。例えばエレベータ−仕様
(サービスする階床や階高ピッチやエレベータ−の定1
度や定員特殊仕様の有無やインフォメーションデイスプ
レーの種類と設置階など)とオンライン制御データ(ホ
ール呼びゃ、割当ホール呼び、かご位置、先行階床より
さらに進んだ0.1 秒〜1程度度先のエレベータ−の
状況を予測した先導かご位置と先導サービス指令など)
を区別して伝送する。
従来エレベータ−仕様を伝送する考えは無かったが、ユ
ーザコマンドボードIOUをエレベータ−用個性化制御
端末装置として、管理人室だけでなく機械室やホール、
フロント等に多数設置すると共に量産効果による経済性
と信頼性向上を達成するためには、設置場所ごとにソフ
ト(ここではエレベータ−仕様)を設計し第44図に示
すEEPROM194相当を製造していたのでは仕様の
不一致などのミスにより重大なトラブルを引き越す可能
性が生じる。
第29図は全ての伝送制御マイコンに使用されるCPt
J207,405,605のりスタートより起動される
、全て一本化されたプログラムを格納するマスクROM
209,407,607内にある伝送制御プログラムN
100である。
ネットワーク伝送路L17aに接続されている各エレベ
ーター用伝送制御装置17a1〜17a3は伝送管理局
に設定されており(ステップN300)詳細を第30図
に示すネットワーク伝送路管理処理I (N300)に
より第21図(a)に示した様に効率よく伝送が継続す
ると共に、異常が発生した場合の対処を行う。
第30図では各伝送ブロックの進行状況を判定し、過去
に伝送中であったブロックn1が正常に終了した場合(
N305.N310.N355)、今回の伝送終了局番
RNKや完了した局にへの完YフラグRFIのセットや
今後のマージンチエツクのために過去の最大伝送タイム
TM1(各局別)とTM2 (ブロック全体)などを第
40図(d)の伝送管理テーブルのn1ブロツクに対応
する棚番エリアNWCTI〜15のいずれかに格納する
(ステップN365)。
また、次期伝送ブロックn3が未決かを判定(N335
)L、伝送インターバルTMIが伝送周期のスペック値
TXNTMを昆えている中で優先度(T X P R)
の最大のものを選択し、n3と定める(N340)。
また、新たに伝送管理を始める時などの様に伝送中のブ
ロック番号n2の指定が無い時(N350)は第33図
に詳細を示す伝送ブロックコマンドの伝達処理を行い、
伝送路使用中ブロック番号n2が作成される(N 78
5)。
また、−旦、伝送路L17を使って伝送ブロックの送信
を行った(ステップN745〜N785)後で、何らか
のトラブル発生により中断した事を伝送路の空き時間で
判定するためにステップN370〜N380による時間
の更新処理とN310による伝送仕様NWSTの異常判
定タイムERTM又はタイムマージインMTiMによる
タイムオーバ判定を行ない、同一伝送ブロックが連続し
て3回異常となると以後の伝送遅れを解消するために、
その伝送ブロックを一時除外指定する(N312とN3
20)。またこの時の状況をテーブルNWCTのエラー
ERCI、ERC2等へ記録する(N325)。
二こで、第34図を用いて伝送管理局中フラグの作り方
を説明する。
このプログラムは第6図(C)に示す各エレベーター制
御プログラムの一部として定期実行され、管理局として
適切なエレベータ−かをステップC705で判断し、第
30図で作成している伝送路空き時間が各エレベータ−
ごとに異なる所定値LTMをオーバした事を判定しくC
710)、伝送管理中の不在を検出し、自局が伝送管理
局であることを宣言する(C715)と共にイニシャラ
イズ伝送から行う(C720)指令をする。さらに、各
伝送ブロックnごとにステップC725〜0776を繰
り返し実行し異常診断と、再試行させる時期(C’74
o、C745)とタイミング(C750)を判断し、再
試行させるために第30図のステップN320でセット
した除外指定を解除する(C755)。
また、ステップC705で、故障や保守運転により正常
な乗客サービスができない時は伝送管理許可指令が′0
″のため新たに管理局に指定されないが一旦決定中であ
ればそのままとする。但し伝送装置17aに異常有と判
断した時(C780)はクリアする(C785)。
第31図は伝送制御CPU207,405゜605の割
込み処理により起動される全局共通のプログラムであり
、マスクROM化されている。
まず受信要因を判定(N510)L、受信割込である時
ステップN514とN516によりネットワーク伝送で
あることを表2に示すハード区分番号HKNOが$O〜
$2であり伝送局の種別KiNDが6〜8であることよ
り判断しステップN528〜N538により伝送ブロッ
クの受信に伴う送信処理(N650)を行う。これは第
30図のN720の伝送ブロックの送信処理とペアにな
って並行して実行完了する。この時の伝送仕様は第40
図に示す伝送モードRPC6で行う。その他の仕様は全
てプログラム化しである。
ステップN650の詳細処理フローを第37図に示す様
に、伝送仕様NWST−BNに指定された最大局数MA
XK分の局に対して送信数MAXT、受信数MAXRの
データ長から成る伝送を次々と実行する(ステップN6
52〜N676)、ここで伝送相手各局毎に送信ヘッダ
を伝送ブロック受信局が発行し、これを相手局の割込処
理(第31図)ステップN538にて検出され、受信開
始処理N600を開始する。すなわち第37図のステッ
プNG60〜N672の送信処理と、第35図に示す受
信開始処理ならびに相手局の第31図のステップN51
2からN542までの受信継続処理(受信iRQ処理の
あい間は第29図の処理の継続できるメリットがある。
)と、第36図にその詳細フローを示す受信完了処理N
630に対応してデータ送受が同時に並行して進行する
−通りの伝送ブロック処理が完了すると伝送ブロックの
処理N650が終了し、ステップN544にて伝送管理
中の局で無い事を判定し、伝送ブロック終了コマンドを
送信し、伝送管理局はステップN700による伝送管理
−■の処理を行い、次の伝送ブロックを開始する伝送ブ
ロック番号の伝達処理を第32図のステップN705と
N710を経て第33図に示すN763〜N785にて
行う。
第38図は第10図より起動される受信バッファの展開
処理の詳細フロー図であり、第36図のステップN63
4で作成した受信完了フラグのセットされている受信バ
ッファの検索(S 202 。
5204,5210,5212,5214) を行い、
指定されたサイズのデータを受信バッファから受信テー
ブルヘコピーする(S248)。ここで信号変化モード
の場合は、5250にて、データNoの指定不良やチエ
ツクデータによる変化信号ブロック内のデータエラー等
をチエツクしながら、入力テーブルへの展開を行う。
次に第41図を用いて、本発明を2台並設のエレベータ
−管理システム(以下DupleXと略す)に適用した
場合について説明する。
Na 1号機及びNG 2号機制御盤に設置したエレベ
ータ−制御マイコン部1al、1a2は、号機制御機能
を持った部分とDupleXエレベータ−のホール呼び
割当て制御、分散待機制御、管理運転制御、パターン運
転制御等、2台のエレベータ−を関連付けて制御する機
能を持った管理制御部分からなっている。各号機の制御
機能は上記の通りハード。
ソフト共全く同一で、管理制御機能を各号機制御装置に
分散させる構成をとっている。
上記構成のDupleXエレベータ−において、号機制
御盤10al、1oa2の通信ポート200al。
200a2,200bl、200b2は1本発明による
信号伝送ホスト制御装置1個に対し複数個の送受信回路
を持った構成としそれぞれ制御用マイコン部Lal、1
a2に接続されている。Nα1号機■/○伝送制御装[
200alには、乗りかごに設置された端末(図示しな
い)とを結ぶパスライン3clと、ホールに設置された
端末5a1゜5bl及びNα2号機の制御装置10a2
の通信ポート200b2を結ぶパスライン3elが接続
されている。更に通信ポート200alには、階床数が
高階床になった場合に適用する中層の奇数階用I10パ
スライン3cl、高層の奇数階用I10パスライン3d
lが接続可能であり、この場合には、拡張用通信ボード
2bを設置して、通信ポート200a3には中層の偶数
階用I10パスライン2c2、通信ポート200a3に
は、高層の奇数階用I10パスライン3d2aが接続で
きる様に対応する。
また、通信ポート200a2には、Nα2号機の制御装
置10a2の通信ポート200bを結ぶパスラインL1
7及び、Nα2号機のホールに設置された端末5a2,
5b2を結ぶパスライン3a5が接続されている。Nα
2号機の通信ポート200bl 。
200b2も、N01号機と同様にパスラインが接続さ
れている。
以上の様に構成されたDupleXエレベータ−におい
て、第42図に示すタイミングでデータ伝送処理が行な
われている。また前述した通りNα1号。
Nα2号機の制御装置共、同一の管理制御機能を持って
いるが、今回の説明では、Nα1号機の制御装置が管理
制御機能を分担していることとする。この構成において
、各号機間の通信を行うパスラインL17では、Na 
1号機の通信ポート200a2が制御局となり、また乗
りかご、各ホールに設けた端末と通信を行う場合には、
Nα1号機の通信ポート200a 1が、Nα2号機で
は通信ポート200blが制御局となる。これら制御局
である信号伝達ホスト制御装置は、それぞれのパスライ
ンを通してポーリングセレクション方式により各端末と
データのやりとりを行う。
まず、号機間通信の制御局であるNα1号機の通信ポー
ト200a2のPa6から、通信開始の同期信号(第4
2図に示すSL)が送出されると同時に、通信ポート2
00alのPalからパスライン3C1を通してかご端
末(図示しない)とホーリングセレフティングシーケン
スを実行する。
この時パスライン3a4には信号が送出されない様に送
信ポートをカットしておく。これと同時に、かご端末と
の通信開始の同期信号S1を受信したNα2号機のエレ
ベータ−制御用マイコン1a2も、No1号機と同様に
かご端末(図示しない)とホーリングセレフティングシ
ーケンスを実行する。同様にこの時パスライン3a5に
は、信号が送出されない様に送信ポートをカットしてお
く。この期間、Na 1号機の通信ポート200a2の
Pa6は、通信開始の同期信号S1を送出した後、Na
 2号機の走行制御に関する指令等を送出し、これを受
けたNα2号機の通信ポート200b2のPb6からは
、エレベータ−の運転方向、位置等の信号及び最後にか
ごとの通信終了信号をNCX1号機の通信ポート200
a2のPa6へ返送する。そして、エレベータ−の運転
管理制御機能を持ったNα1号機のエレベータ−制御マ
イコン部1alは、通信ポート200a 1のPal、
200a2のPa6がそれぞれ前記の所定の通信を終了
したことを検出すると、次のシーケンスへと進める。そ
して次の期間では、前記と同様にNa L号機の通信ポ
ート200a2のPa6から、ホールに設置されたそれ
ぞれの端末との通信開始同期信号S2が送出されると、
各号機の通信ポート200a 1及び200a2はそれ
ぞれ制御局となって、各ホール端末データのやりとりを
行うためホーリングセレフティングのシーケンスを実行
する。この時、Nα1号機の通信ポート200a2のP
a5はパスライン3a5より、Na 2号機のホール端
末(5a2゜5b2等)から通信ボート200b lの
Pb3へ送られてくる押釦入力信号を盗聴する形で受信
している。この様に、Nα2号機のホールにつながるパ
スライン3a5をNa 1号機に接続する構成にするこ
とにより、Nα2号機のホール押釦入力情報を、Dup
leXエレベータ−の管理制御機能を持ったNα1号機
制御装置1alは即座に得ることができる。
しかし、パスライン3a5が、Nα1号機の通信ボh 
200 a 2へつながっていない場合には、ホール押
釦情報は、まずNα2号機の通信ボート200blへ入
力され、次に運転制御用のマイコン部1a2はこの情報
を読み込み、更に通信ボート200b2へ送り、これを
受けた通信ボート200b2はパスラインL17を通し
て黒1号機の通信ボート200a2へ信号を送出する。
、そして最後にNa 1号機の運転制御用マイコンla
lがこの情報を受けとることになる。
したがって、Duρ]、eXエレベータ−に於いて本方
式をとることにより、Nα1号機の管理制御機能を持っ
た運転制御マイコン部が、Ha Z号機のホール押釦情
報を短時間内に得ることができるので、DupleXエ
レベータ−の運転管理制御を迅速適確に行うことができ
、エレベータ−のサービス性を向上させることができる
本発明による、通信制御用マイコン1個に対し送受信ポ
ートを複数個設ける構成を適用することにより、Dup
leXエレベータ−のシステムを大規模化及び複雑化す
ることなく、更にはコストアップすることなく、簡単な
構成で得られる。ところが本構成をとらない場合には、
各号機には4つの通信ボート及びこの通信制御を行うマ
イコンがそれぞれ4個ずつ必要となるが、本発明の適用
により、通信制御用のマイコンの個数を大11】に増加
させることなく、シかもパスラインを有効に効率的に使
用できることになる。
又、本構成の様にDupleXエレベータ−システムを
構築することにより、例えばNα2号機の電源を遮断し
たあるいは制御装置故障の場合に於いても、Nα2号機
のホール端末はパスライン3d2を通してNn 1号機
の通信ボートに接続されているので、Nα2号機の押釦
を利用客が操作しても、Nα1号機の制御用マイコン部
に取り込むことができる。
したがって、Nα2号機の制御′!A置の′社源遮断や
故障に対しても、エレベータ−のサービス性を低下させ
ることなく対応できる利点もある。
第43図は、2台並設エレベータ−システムの2階床に
おける他の実施例を示したもので、特に第41図に示し
た実施例との相違点について以下説明する。
■ 本構成では、号機制御装置10d、10eに内蔵さ
れた。エレベータ−用I10伝送制御装置112a4,
2b4が、1つの伝送装置で3個の送受信回路を持って
いる。そして、送受信回路の使用方法としては、送受信
回路P3.PLOババス3a4.3a5を介して、主に
ホール取付けられた、端末5c4,5c5.5d4゜5
d5との送受信を行ない、前記端末に取付けられた、ホ
ール釦9c6,9c7,9d5等の入出力制御を行って
いる。またさらに、1階に取付けられた、情報端末19
a内のデイスプレィ表示器DSP23への情報データの
送受信も行っている。
次に送受信回路P4.P9はバス3b4゜3b5を介し
て、かご内の端末6.6a、6bと制御データの送受信
を行い、かご内の情報端末19bへは、前述の送受信回
路PLOより送受信を行っている。ここで、かご内との
送受信を、制御系と情報を分けているのは、情報系にも
し誤データが発生しても、制御系に影響を与えないよう
にすると共に、制御系バス故障時には情報系バスを使用
して、かごとの送受信の信頼性を上げている。
送受信回路P5.PIOは、バス4a1゜4a2を介し
て、相手号機のホールへ接続されたバス3a4.3a5
上のデータを盗聴したり、エレベータ−が1台休止して
いる際に、休止中エレベータ−側のホール端末サービス
用である。
以上のように、1つの伝送装置で3つの送受倍回路を持
つことにより、一部のハード的な故障(バス断線等)が
発生した場合でも、システム全体のダウンに継ながらな
いようにバックアップ機能を持った構成となっている。
■ 次に、2階の例に示すように、2台のエレベータ−
に対して、1つのホール釦9d4が取付けられた場合に
は、そのホール釦9d4は2階に取付けられた2台のエ
レベータ−の端末5d4゜5d5へ接続され、1台のエ
レベータ−が休止の際も、ホール釦9d4の制御を行う
ことが出来るように構成されている。
■ 機械室及び管理人室等において、保守端末装置10
H,UCBIOUが接続され、さらに情報表示用端末装
置10iが接続された時は、第19図において群管理シ
ステムを用いて説明したのと同様に、バスを制御系L1
7aと情報系L17bに分けて使用し信頼性の向上を図
っている。また特に本図においては、情報表示用端末装
置10 iは、1つの伝送制御装置に対して、送受信可
能回路pHと受信専用回路PLOの2つの回路を備えて
おり、制御系バスL17aに対しては、情報表示用端末
装置10iから、データを送出できないようにしている
上記実施例では伝送路としてバス式伝送路を用いたが、
多少、配線が複雑化することが問題にならぬ様であれば
、ループ式伝送路を用いてもよい。
エレベータ−群管理制御を行っている時、1台のエレベ
ータ−制御装置において異常を生じた時、そのエレベー
タ−制御装置は送信を中断する。従ってその制御装置に
よって運行している乗りかごは、最寄階に停止し、また
、伝送路に接続されている各入出力端末装置は異常時の
案内をしたり、案内を中止する。群管理制御装置では、
そのエレベータ−制御装置から送信が来なくなったこと
に鑑みて、制御の割付けをそのエレベータ−制御装置よ
り下位の順位とされているエレベータ−制御装置に振分
ける様になる。それで、全体としての制御に混乱を生じ
ない様にしている。
〔発明の効果〕
本発明によれば共通直列データ伝送路で接続された標準
化された少品種の入出力端末装置(4゜6.19.13
)と、伝送制御装置(2,17)より成るエレベータ−
制御システムの異常時における自己回復能力が秀れ、ま
た万一の故障発生に際しては機能低下する範囲を局所化
することができ、これをもって、経済性と保守性に優れ
るだけでなく信頼性と安全性に秀れたエレベータ−制御
システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータ−制御装置と■/○伝送制御装置の
一実施例を示す図、第2図は本発明が適用されるm独エ
レベータ−システムの構成図、第3図、第4図は入出力
端末装置の異なる構成例を示す図、第5図はホール側で
の入出力端末装置の使用例を示す結線図、第6図〜第1
1図は第2図に示したm独エレベータ−システムにおけ
る動作説明用のフロー図、第12図、第13図はI10
伝送制御装置と入出力端末装置間のデータの送受信を示
すタイムチャート、第14図はDPRAM内のメモリ使
用例を示す図、第15図は第14図に示すDPRAM内
のメモリ使用例を詳細に示す図、第16図はホール側入
出力端末装置における呼び登録のローカル点灯処理を示
すタイムチャート、第17図、第18図は制御入力テー
ブルの作成方法を説明するための図、第19図は本発明
が適用される群管理エレベータ−システムの構成図、第
20図は第19図に示す群管理エレベータ−システムの
拡張例を示す図、第21図は第19図に示す群管理エレ
ベータ−システムの動作を示すタイムチャート、第22
図、第23図はエレベータ−の乗り口上力に設置される
表示器の表示す−ビス例を示す図、第24図、第25図
は入出力端末装置内で用いられる送受信回路の構成例を
示す図およびその動作を示すタイムチャート、第26図
。 第27図は入出力端末装置内で用いられる異常検出回路
の構成例を示す図およびその動作を示すタイムチャート
、第28図は群管理制御装置で用いられるネットワーク
伝送用拡張DPRAMのメモリ使用例を詳細に示す図、
第29図〜第39図はネットワーク伝送制御装置の動作
を示すフローチヤード、第40図は第19図に示したネ
ットワーク伝送制御装置における伝送管理仕様テーブル
の詳細を示す図、第41図、第42図は2台併設エレベ
ータ−システムの構成図とその動作を示すタイムチャー
1−1第43図は2台併設エレベータ−システムの他の
構成例を示す図、第44図は表示器のハード構成例を示
す図、第45図、第46図は表示器の処理を示すブロッ
ク図、第47図はエレベータ−制御装置の画像伝送のフ
ローチャートである。 1・・・エレベータ−制御装置、2・・・I10伝送制
御装置、3a、3b、L17a、L17b、L17U3
・・・バス、4a、4b、6.13・・・入出力端末装
置、5a ホール呼び登録装置、IOU・・・ユーザコ
マンドボード、17・・・ネットワーク伝送制御装置、
19b・・・情報端末装置、DIFla・・表示器、D
IFlb・・・インフォーメーション装置、100・・
・マイコン、200・・・伝送制御回路、202a。 202 b ・・・送信回路、203a、203b−受
信回路、240・・・異常検出回路、301・・・DP
RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、乗りかごの走行を制御するエレベーター制御装置と
    各階床出入口部または乗りかご側に設置される機器を制
    御する複数の入出力端末装置とから構成され、上記エレ
    ベーター制御装置および複数の入出力端末装置は各々送
    信回路と受信回路を有する伝送制御装置を備えて伝送路
    で互いに接続されているエレベーター制御システムにお
    いて、エレベーター制御装置と各入出力端末装置は、各
    々、異常を検出する手段と異常検出を検出したら自己の
    伝送制御回路の送信回路による伝送を禁止する送信停止
    手段とを備えていることを特徴とするエレベーター制御
    システム。 2、上記請求項第1項において、エレベーター制御装置
    および各複数の入出力端末装置はバス型伝送路を介して
    相互にデータを直列伝送することを特徴とするエレベー
    ター制御システム。 3、上記請求項第1項において、エレベーター制御装置
    と各入出力端末装置を接続するバス型伝送路は、乗りか
    ごに設けられる各入出力端末装置をエレベーター制御装
    置に接続するものと乗り場に設けられる各入出力端末装
    置を上記エレベーター制御装置に接続するものとに分れ
    ていることを特徴とするエレベーター制御システム。 4、上記請求項第1項において、各入出力端末装置は、
    乗りかごの走行に係る表示案内、音声案内、乗りかごの
    扉操作、乗りかごの呼び登録、サービス案内表示のいず
    れか一つを少なくとも行う設備を有し、入出力端末装置
    は異常が検出された時に上記の設備の制御を停止するこ
    とを特徴とするエレベーター制御システム。 5、上記請求項第1項において、各入出力端末装置は、
    乗りかごの走行に係る表示案内、音声案内、乗りかごの
    扉操作、乗りかごの呼び登録、サービス案内表示のいず
    れか一つを少なくとも行う設備を有し、入出力端末装置
    は異常が検出された時に上記の設備は、乗りかごが正常
    に走行している時とは異なる形態の制御をすることを特
    徴とするエレベーター制御システム。 6、上記請求項第1項において、エレベーター制御装置
    側では異常発生により送信を停止した入出力端末装置に
    対し、乗りかごが停止している時に該入出力端末装置が
    正常に復帰したかどうか確認し、該入出力端末装置から
    の応答があつたことをもつて所定の条件が成立したと判
    断して送信を再開するようになされていることを特徴と
    するエレベーター制御システム。 7、上記請求項第1項において、エレベーター制御装置
    側では、異常発生により送信を停止した入出力端末装置
    に対し、他の入出力端末との交信が終了してから、上記
    送信停止入出力端末装置が正常に復帰したかどうかを確
    認するようになされていることを特徴とするエレベータ
    ー制御システム。 8、上記請求項第1項において、異常検出手段は受信し
    たデータの合理性を判断する機能を備えていることを特
    徴とするエレベーター制御システム。 9、上記請求項第1項において、異常検出手段は送信さ
    れるデータに上昇方向の信号と下降方向の信号が同時に
    含まれる場合、あるいは、階床数の信号が予め共通エレ
    ベーター仕様として伝送しておいた最大階床数を越えた
    ものである場合異常と判断するようになされていること
    を特徴とするエレベーター制御システム。 10、上記請求項第1項において、エレベーター制御装
    置と該装置の伝送制御装置は各々のマイクロコンピュー
    タがデュアルポートラムで接続されており、デュアルポ
    ートラムは伝送制御装置が使用する伝送仕様を格納して
    いることを特徴とするエレベーター制御システム。 11、上記請求項第1項において、2台の乗りかごの各
    々のエレベーター制御装置が各々2個の伝送制御装置を
    備え、各伝送制御装置は互に接続されていることを特徴
    とするエレベーター制御システム。 12、上記請求項第1項において、2台の乗りかごの各
    々のエレベーター制御装置の伝送制御装置は各々3個の
    送受信回路を持ち、各送受信回路は各乗りかごの同一入
    出力端末装置に接続されていることを特徴とするエレベ
    ーター制御システム。 13、上記請求項第1項において、エレベーター制御装
    置には、少なくとも、エレベーター群管理装置、エレベ
    ーターの異常監視や遠方との情報伝送を行う保守情報制
    御装置、制御仕様設定や情報案内入力を行うユーザコマ
    ンドボード、情報制御装置のいずれか一つが接続されて
    いるエレベーター制御システム。 14、乗りかごの走行を制御するエレベーター制御装置
    と各階床出入口部または乗りかご側に設置される機器を
    制御する複数の入出力端末装置とから構成され、上記エ
    レベーター制御装置および複数の入出力端末装置は各々
    送信回路と受信回路を有する伝送制御装置を備えて伝送
    路で互いに接続されているエレベーター制御システムに
    おいて、エレベーター制御装置と各入出力端末装置は、
    各々、異常を検出する手段と異常検出を検出したら自己
    の伝送制御回路の送信回路による伝送を禁止する送信停
    止手段とを備え、各伝送制御装置は異常発生後に所定の
    条件が成立するまでは送信を再開しない様になされてい
    ることを特徴とするエレベーター制御システム。 15、乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置
    と乗り場あるいは乗りかごに設けられる複数の入出力端
    末装置が伝送制御装置、伝送路を介して接続され、エレ
    ベーター制御装置および入出力端末装置がマイクロコン
    ピュータを備えているエレベーター制御システムにおい
    て、1っの入出力端末装置の伝送制御装置が異常である
    時、該伝送制御装置からの送信を停止し、上記伝送路上
    に乗りかごおよび入出力端末装置の動作に必要なデータ
    のみが存在するようにしたことを特徴とするエレベータ
    ー制御システム。
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