JPH01242244A - 無機粒子配列模様面を有する装飾板およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ１発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は建築内装材、家具面板などに用いられる装飾仮
に関し、ｉＴＬ　＜は無機粒子か均斉に密接配列した模
様面をイｉする）！ｉ篩板ｊ３よびその製造り法の提供
を目的とづるものである。

（従来の技術） 板状の基体表面に、無機粒子の分４ｉ配列模様を設けた
人造石材、あるいは合成樹脂タイルは、床板、壁板など
の建築内装材や、家員面根用の装飾板どして広く用いら
れている。

上記の従来の装飾仮は、ゼメン１へ、右肩などの無機バ
インダーを用いる硬質板、無機質バインダーに合成樹脂
を混用した半硬質板、合成樹脂バインダーのみの軟質板
などの種々の製品があり、模様形成用の種石どしては人
即ｒｊ、蛇’ＩＱ　？’ａ　＋花崗看。

寒水石などを粗砕、粉砕した粒度９色彩が異なるものを
適宜組合せて用いている。

そして、これらの種石粒子は、通常バインダー成分に混
合混練してスラリーとして、板状に成形硬化した後、表
面研磨して製品としている。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の装飾板は、バインダー成分に粒度の異なる無
機粒子を混合混練したスラリーにまり製板でるものであ
るので、粒子が密接配列しＩζ模様表面を得るためには
、粒子配合率を極度に高めることが必要であり、したが
って均−ａ合混練が困ガどなり、成形流動性が低下し、
生産性に劣るなど製造上の問題ｔ、（があり、しかｂ、
充分な緻密粒子模様面が１りら礼ないばかりでなく板強
度が低下するなどのガ点があった。

口１発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は表面模様を形成するために用いる無ｅ（粒子の
使用量を必要最小限として、前記従来の課題を効宋的に
解決したものである。

１なわら、本発明は透明合成樹脂薄膜よりなる表皮層、
表皮層の下面に接して密接配列した粒度。

色彩の異なる多数の無機粒子Ｊ：りなる粒子模様層、粒
子模様層内の上部粒子間を充填し表皮層の裏面にｆＡ層
接着された透明または＠色透明の合成樹脂よりなる中間
層、中間層の下面に突出した粒子面ならびに突出粒子間
の中間層下面に接着積層された基体層とよりなることを
特徴とする無機粒子配列模様面を有する装飾板を要旨と
する第一の発明、水平に展張した離型フィルムの上面に
透明合成樹脂液薄膜を塗着し、乾燥または加熱して硬化
した表皮層を形成する第一工程、硬化しＩ、：表皮層の
Ｌ面に透明または着色透明の合成樹脂液を塗着して中間
層を１ｑる第二工程、離型フィルム下面から上下振動を
加えつつ中間層の上面に、粒径が大から小になる順序で
無機粒子の複数段階の散布落下を行い粘着した各粒子を
中間層内に沈下ぜしめＣ前記表皮層面に到達した粒子が
密接配列した模様槽を形成する第三工程、中間層の上面
に突出した粒子面を覆って中間層上面に流動性硬化性組
成物の厚塗層を形成した後、離型フィルム下面から上下
振動を加えつつ加熱して中間層とともに厚塗層を硬化し
て表皮層を１ｑる第四工程よるなることを特徴とする無
機粒子配列模様面を有する塗技板の製造法を要りとする
第二の発明、第二の発明における第一乃至第四工程を水
平方向に移送するコンベアベル上面において順次連続的
に（１うことを持（歎とする無機粒子配列模様を有する
装飾板の製造方法を要りとする第三の発明よりなるもの
である。

第一の発明の装飾板における透明合成樹脂薄膜の表皮層
は装飾板表面に平滑な連続透明性の強度の大なる保護層
となるとともに、該表皮層下面に、粒子層の各粒子頂面
が当接して、粒度が異なる多数の粒子の頂面が一平面に
揃って密接配列した状態を得られるようにしたものであ
り、中間層は使用粒子の最大粒径の１／２以下で最小粒
径より大なる膜厚である透明または着色透明の合成樹開
用であることが必要であり、これによって粒子模様層が
安定的に保持され、深みのある模様層が１９られるもの
である。基体層は、セメント、石層などの無機硬質硬化
層、あるいは無機質結合剤と合成樹脂を併用した半硬質
硬化層、合成樹脂よりなる軟質硬化層の何れかであって
、これらは通常適宜の着色顔料２体質顔料その伯の添加
剤へとが配合される。

第二の発明は上記の装飾板を１ｑるための製造法であり
、離型フィルム上において、透明硬化表皮層の形成後、
その上面に塗着した樹脂液中間層の粘着性を利用して、
その面に所定量の大径粒子の散布（＝Ｉ着、所定量の中
径粒子の散布付着さらにこれら人（Ｙ、中径粒子の付着
間隔面に充填付着するように適量の小径粒子を散布する
ことによって、粒（￥の異なる粒子の混在分布状態が均
一化され、この間に上下振動が加えられ、各粒子は流動
性のある中間層内への沈下が促進されるとともに、その
各粒子は形状によって異なるｍ心が下方になる姿勢で表
皮層面に到達して、緻密な粒子配列状態が安定的に（り
られ、その上に前記のごとき硬質。

半硬質または軟質の基体層形成用の流動性硬化性組成物
の厚塗によっても粒子配列状態の乱れを生ずることがな
く、該厚塗層は上下振動によって突出粒子が分布する中
間層凹凸面へ滲入密袴して確実な積層状態となって加熱
処理され、前記中間層とともに硬化されて強固な硬化基
体層が１！１られる。

この製造法は下面に上下ＩＦＸａｈ　ＥＦ段を段１プだ
平面受台上面において、前記の各工程を順次行って装飾
板製品の個別生産をすることもできるが、第三の発明に
よって、水平方向に移３２ｉするコンベアベル上面にお
いて、前記第二の発明の第一乃至第四工程を順次連続的
に行うことにより、粒子配列模様の均質膜を維持した長
尺装飾板を能率よく生産することができる。

（作用） 本発明の装飾板は、透明表皮層の下面に、粒度。

色彩の異なる多数の無機粒子がその頂面が接して密接配
列した緻密な粒子模様層が形成され、その上部が透明ま
たは半透明の中間層によって安定に保持され、美麗な外
観を呈し、基体層は無機粒子が混入することなく所望の
性能を維持でき、したがって強度の浸れた製品となり、
またそのｆｊＭ造法は中間層の粘着性を利用して、所望
の分布密度で大径、中径粒子の分布並びにその間を埋め
るように小径粒子の付着並びに加振手段によって表皮層
下面に粒子頂面を揃えて密接配列して緻密な粒子８２様
を、必要最小限の粒子使用量で容易に形成でき、さらに
基体層を確実に層着でき、特にその製造法をコンベアベ
ル上面上において順次連続工程ににつて能率的に（１つ
ごとができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明装飾板の断面図、第２図は該装飾板の製
造方法を説明する各工程における断面図である。

第１図において、１は透明合成樹脂薄膜の表皮層、２は
人ｉ￥粒子ｐ　＋、中径粒子Ｐ″、小径粒子Ｐ２などの
粒度１色彩の異なる粒子が、その粒子頂面が前記表皮層
１の下面に接して密接配列した粒子模様層、３は粒子模
様層２内の上部粒子間を充填し表皮層１の下面に積層接
着された透明または着色透明の合成樹脂の中間層、４は
中間層３の下面に突出した粒子面ならびに突出粒子間の
中間層３下面に接着８４層された基体層である。

第２図は上記の装飾板の製造方法における各工程を示す
もので、（１）は平面台板Ｍの−に而に離型フィルム「
を展着してその上面に、不飽和ポリエステル樹脂液のご
とき透明樹脂液を０．０５〜０．１ｍ厚に塗青し、加熱
硬化せしめて表皮層１を形成する第一工程、（ＩＩ）は
該硬化表皮層１の上面に、アクリル樹脂エマルジョンの
ごときの高粘度の透明または着色透明の合成樹脂液を０
５〜１．ＯＷＩｍ厚に塗着し、未硬化の中間Ｒ３を形成
する第三工程、（Ｉｌｌ）は前記未硬化の中間層３の５
面から、（イ）大理石を粗砕した平均粒径３＋ｎＩＷの
大径粒子Ｐ′を、２５ｎ＋ｍ平方当たり略２０粒になる
ように落下付着せしめた後（ロ）黒御影石を粉砕した平
均粒径１　、５ｍｌ＋＋の中径粒子ｐ　ｎを２５ｍｌｌ
１平方当たり略１００〜１２０粒になるように落下付着
せしめ、さらに（ハ）蛇紋岩を粉砕した粒径０．５ｍｍ
以下の小（Ｙ粒子Ｐ０を適量落下散布し、この粒子数４
ｆｉ時間中に、平面台板Ｍはモーター回転による上下０
２ｍ１Ｉｌ程度の振幅で毎分１８００〜３６００回の振
動を与えることによって、付着粒子を中間層３内に沈下
せしめて、各粒子Ｐ’　、Ｐ″、Ｐ”の下端が表皮層１
の上面に当接して密接配列した粒子模様層２を形成した
後、加熱処理して中間層３を半硬化する第三工程、（＆
）は、人ｉ￥粒子Ｐ′、中径粒子ｐ　ｎの上部が突出し
た状態となった中間層３の−Ｆ面に、ボルトランドセメ
ント５０部（重量）、５−７　Ｉｌｌ　ｍカッ１へのガ
ラス繊維２０部、アクリル樹脂エマルジョン２０部より
なる流０竹硬化性組成物のペーストを約５〜１０ｍ１ｎ
厚で厚塗した後、第三工程と同様の振動を与えて、突出
粒子間にペーストの浸透を図りつつ加熱処理して中間層
３とともに厚孕層を硬化して雄体層４を１！７る第四工
程を示すしのである。

第四工程終了後、平面白根Ｍ上から取り外した後、所定
寸法に切断することににつて、離型フィルム「が模様表
面を被覆した彎曲可能な半硬質装飾板が１りられた。

該半硬質装飾板は、建物内装用壁板、床板どして好適で
あり、離型フィルム「を施工館または施工後に剥脱除去
することにり、極めて平滑な表面状態の耐久性のある美
麗な装飾面が１坪られる。

以」〕の実施例は半硬質装飾板を製造するｌこめに第四
工程にＪ３いて無機バインダーと合成樹脂バインダーと
を混合した流動性硬化性組成物ペーストを用いた場合を
示したが、該ペーストをセメント・。

５青などの無機バインダーのみよりなるものに代えて不
燃性の＆ＩＦ質製酪製品ることができることは勿論であ
り、このさい第四工程を適宜の彎曲型板上において行っ
て彎曲製品を（りることｂできる。

また、合成樹脂バインダーのみを用いて柔軟性のある軟
質製品とすることもできることは言うまでもない。

さらに第３図は、前記の製造法を連続的に行う場合を示
すものであって、水平方向に移送されるコンベアベルト
Ｃの上面において、ｎｔ記の９ＡＪｍ法の第一乃至第四
工程を順次行うことによって、長尺装飾板製品を能率的
に生産しくｑる一ｂのである。

第３図において、ＦはポリプロピレンフィルムなどのＮ
１型フィルムでコンベアベル１〜Ｃの水平移送始端面に
供給される。１０は離型フィルムＦ下面に透明樹脂液を
定量供給するための樹脂液タンク、１１はドクターナイ
フ、１２は１１１！硬化用の赤外線加熱器で、これらに
よって硬化した透明表皮層１を形成する第一工程が行わ
れる。

３０は透明または名色透明樹脂液を定量供給するための
樹脂液タンク、３１はドクターナイフで、これによって
中間層３を形成する第二工程が行われる。

２１．２２．２３はそれぞれコンベアベル１〜Ｃの移行
方向の上部に順次並列配置した円筒状の回転篩であって
、第１の回転篩２１は大径粒子Ｐ′、第２の回転篩２２
は中１￥粒子Ｐ″、第３の回転篩２３は小径粒子Ｐ０を
、コンベアベルトＣの移送速度にしたがって、それぞれ
の粒子を所定割合いで散布落下するものであり、■、は
前記粒子敗布落下笥囲にわたるコンベアベルトＣの下面
に滑接するように設【プた上下振動装置であり、これに
よって、中間層３而に分布付着した各粒子は、中間層３
内に沈下して表皮層１の上面に刺違して密接配列した粒
子模様層３が２が形成され、ついで赤外線加熱器２９に
よって中間層３の半硬化処理がなされて第三工程が行わ
れる。

４０は所望の配合物を含む流動性硬化性組成物ペースト
の定量供給用のペーストタンク、４１番ま該ペースト厚
塗用の塗着［１−ラーであって、これによって粒子模様
層２の一部が上面に分布突出した中間層３の上面に厚塗
層４２が形成され、■２は該厚塗層形成位置からその移
送方向のコンベアベルトＣの下面に滑接するように設け
た上下振動装置であり、これによって厚塗ペーストが中
間層３而に緻密に積層され、ついで赤外線加熱器４９に
よって中間層３の完全硬化とともに厚塗層４２を加熱硬
化して基体層４が形成されて第四工程が終わる。

第四工程を杼で、コンベアベルトＣ面から離れた製品は
、必要に応じて離型フィルムＦを剥脱し、所定中になる
ように両耳の切断を行い、カッター５０によって所定長
の装飾板製品Ｂが得られる。

ハ、発明の効果 本発明の装飾板は、粒１哀１色彩の異なる多数の粒子が
透明表皮層の下面にそれぞれの粒子頂面が接して密接配
列し、その頂面部分を含んだ粒子上部が透明または＠色
透明の中間層によって固定されるとともに、中間層と基
体層とが突出粒子部分を介して積層されるので、美麗で
均質観のある無機粒子模様層を有し、しかも所望の特性
を有する基（Ａ層か安定確実に栢）、列された強度、安
定性に１：Ｉ３れた製品が１９られ、またぞの製３告２
人はｑ、’１ｔこネＩ７＋なの人から小なる順序の落下
数７１ｉ−ｆ段と上下振動手段との併用に」、り前記の
ごとき好ましいネ☆了密接＾ピ９１１模様が形成で・き
、該製造７人をコンベアベル１〜而で連続的に実施すれ
ば、均″ｄな製品を能率的に生産できるなど、従来の無
機粒子混合望の製品並びにその’Ｉｆ造法に比して著し
く漫れた９）Ｊ果がｉｑられるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示Ｊものであって、第１図は装
飾板の蟹部を示す断面図、第２図は装造法の各■稈を説
明するための枝部断面図、第３図はコンベアベルト而に
Ｊ３いて連続製造法を？１う場合の装置の慨戚を承り側
面図である。 １・・・表皮層　２・・・粒子模様層　３・・・中間層
４・・・基体層　１０．３０・・・樹脂液タンク１１．
３１・・・ドクターナイフ １２．２９．４９・・・赤外線加熱器 ２１．２．２．２３・・・回転篩 ４０・・・ペーストタンク　４１・・・塗着ローラー４
２・・・厚塗層　Ｐ′・・・大径粒子ｐ　Ｉ′・・・中
径粒子　Ｐｏ・・・小径粒子Ｂ・・・装飾板　Ｃ・・・
コンベアベルトＦ・・・離型フィルム　Ｍ・・・平面台
板Ｖ、、Ｖ、・・・上下娠勤振動装置 手続？ｆｔ］正書（自発） 平成元年４月１３日 １、事件の表示 昭和６３年特許願第６９８１７号 ２、発明の名称 無礪粒子配列模様面を右ηる装飾板 およびその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　岐小県揖斐郡大野町大字黒野＋０２７−６氏名　
所　惣治部 ４、代理人　〒１０７　ｔｅｌ、０３−５８２−３４６
３住所　東京都港区赤坂４丁目１３番５＠６、補正の内
容

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）、透明合成樹脂薄膜よりなる表皮層（１）、表皮層
   （１）の下面に接して密接配列した粒度、色彩の異なる
   多数の無機粒子よりなる粒子模様層（２）、粒子模様層
   （２）内の上部粒子間を充填し表皮層（１）の裏面に積
   層接着された透明または着色透明の合成樹脂よりなる中
   間層（３）、中間層（３）の下面に突出した粒子面なら
   びに突出粒子間の中間層（３）下面に接着積層された基
   体層（４）とよりなることを特徴とする無機粒子配設模
   様面を有する装飾板。 ２）、水平に展張した離型フィルムの上面に透明合成樹
   脂液薄膜を塗着し、乾燥または加熱して硬化した表皮層
   （１）を形成する第一工程、硬化した表皮層（１）の上
   面に、透明または着色透明の合成樹脂液を塗着して中間
   層（３）を得る第二工程、離型フィルム下面から上下振
   動を加えつつ中間層（３）の上面に、粒径が大から小に
   なる順序で無機粒子を複数段階に散布落下して粘着した
   各粒子を中間層内に沈下せしめて前記表皮層（１）面に
   到達した粒子が密接配列した粒子模様層（２）を形成し
   た後加熱処理して中間層を半硬化する第三工程、中間層
   （３）の上面に突出した粒子面を覆って中間層（３）上
   面に流動性硬化性組成物の厚塗層を形成した後、離型フ
   ィルム下面から上下振動を加えつつ加熱して中間層（３
   ）とともに厚塗層を硬化して基体層（４）を得る第四工
   程よりなることを特徴とする無機粒子配列模様面を有す
   る装飾板の製造方法。 ３）、水平方向に移送されるコンベアベルト面において
   第一乃至第四工程を順次連続的に行うことを特徴とする
   請求項２記載の無機粒子配列模様面を有する装飾板の製
   造方法。