JPS63290738A - 木質系複合材の製法 - Google Patents

木質系複合材の製法

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JPS63290738A
JPS63290738A JP62127341A JP12734187A JPS63290738A JP S63290738 A JPS63290738 A JP S63290738A JP 62127341 A JP62127341 A JP 62127341A JP 12734187 A JP12734187 A JP 12734187A JP S63290738 A JPS63290738 A JP S63290738A
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JP
Japan
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wood
adhesive sheet
wood fragments
matter
small
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Pending
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JP62127341A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Iwata
立男 岩田
Tomohide Ogata
知秀 尾形
Hironao Nagashima
宏尚 長島
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Priority to US07/184,449 priority patent/US4911969A/en
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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、テーブル、カウンター、家具、音響機器の
外装ケース類等の木製什器や床材、壁材等の木質建材、
車内装備品などの表面材として好適に用いられる木質系
複合材を製造する方法に関し、多数の木材小片を粘着シ
ートに配列、粘着させて木材小片粘着シート状物を作り
、これを硬化性樹脂液に充填剤を混合した混練物からな
る平板状混練物に重ね合せ、ついで粘着シートを剥離し
て木材小片を平板状混練物に移し、これを加熱加圧して
固化物としたのち、この固化物の表面を研削することに
より木材小片の分散を均一とし、かつ木材小片の分散状
態の再現性を高め、製造を容易とするようにしたもので
ある。
【従来の技術】
このような木質系複合材をIJ造する方法として、先に
本出願人が特願昭61−161564号として提案した
ものがある。この方法は、未硬化樹脂液に木材小片を混
合し、この混合物を型枠等に流して平坦に均らし、加熱
加圧して固化させ、ついで固化物の表面を研削する方法
である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この製法では未硬化樹脂液に木材小片を
加えて撹拌混合しているため、樹脂液と木材小片との混
合が均一に行われず、木材小片を樹脂中に均一に分散さ
せることが困難である問題があった。これは、木材小片
の寸法が3〜50履と粗大であること、樹脂液と木材小
片との比重差があることなどのためである。また、木材
小片の分散状態に再現性がなく、均一な製品を得ること
が困難である問題もあった。 (問題点を解決するための手段) この発明では、多数の木材小片を粘着シートに配列、粘
着させて木材小片粘着シート状物を作り、これを硬化性
樹脂液に充填剤を混合した混練物からなる平板状混練物
に重ね合せ、ついで粘着シートを剥離して木材小片を平
板状混練物に移し、これを加熱加圧して固化物としたの
ち、この固化物の表面を研削することをその解決手段と
した。 以下、この発明の詳細な説明する。 この発明で使用される木材小片には、黒タン、ブナ、ナ
ラ、トチ、セン、タモ、カエデ、カバ、カシなどの広M
樹、スリ1ヒノキ、マツ、スブルース、アガチスなどの
針葉樹などの木材の小片であって、その形状は特に限定
されないが、板状、直方体状、立方体状、粒状などの切
削加工により形成された小片、またはこれらの小片を機
械的衝撃、ローラ加圧によって破砕した小片などの様々
の形状のものが用いられる。この小片2の大きさは、そ
の形状を直方体状とした場合、幅3〜7M、好ましくは
5〜6IIa1長さ3〜30M1好ましくは12〜20
Il111厚さ0.2〜3履、好ましくは0.2〜11
M1から幅20〜25鑓、長さ20〜100膳、好まし
くは30〜60履、厚さ0.2〜3履、好ましくは0.
2〜1amまでの偏平なものが好ましく、円柱状であれ
ば径5〜100as+、厚さ0.2〜5履程度とされ、
破砕片であれば幅1〜4履、長さ3〜30aI11好ま
しくは5〜20履、厚さ0.2〜3 rxa s好まし
くは0.2〜1履程度が望ましい。また、この木材小片
は、樹種の異なるもの、色調の異なるものなどが混入し
ていてもよい。また、木材小片には必要に応じて寸法安
定化処理を施したものを用いることもできる。寸法安定
化処理は、木材小片を無水酢酸で処理するアセチル化処
理、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルを含浸する方法、液状のフェノール樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂などの袋化性樹脂液を含浸、固化
させる方法などがある。また、ポリエチレングリコール
や液状樹脂中に有機ハロゲン系防腐剤を混入しておき、
寸法安定化処理と防腐処理とを同時に行うこともできる
。 また、木材小片には、その一部または全部を1種または
2種以上の色調に着色処理を施したものを用いることが
できるが、黒ダンなどの黒色、レンガス、バトックなど
の黄色、ナラ、ブナなどの白色等木材の自然色を生かす
こともまた好ましい。 着色処理は、染料、顔料などの色剤を水、有機溶剤など
の溶剤に溶解した色剤濃度0.1〜10重量%程度の着
色液に多数の木材小片を浸漬する方法などが用いられる
。着色液を加温して着色液の浸透を促し、濃色に着色す
ることもできる。また、寸法安定化処理の際に、種々の
液状樹脂中に色剤を溶解しておき、寸法安定化処理と同
時に着色処理を行うこともできる。 次に、第1図に示すようにこのような木材小片1・・・
を粘着シート2の粘着面3上に配列し、木材小片1・・
・を粘着シート2上に粘着する。ここで使われる粘着シ
ート2としては、基布の表面に粘着剤を塗布した通常の
ものが用いられる。木材小片1・・・の配列は、目の粗
い篩などを用いで散布する方法や直接手で粘着シート2
上に置いてゆく方法などによって、適宜行われる。木材
小片1・・・の配列量は粘着シート2の粘着面3の約1
0〜90%、好ましくは70〜90%が覆い隠される程
度とされる。 また、第2図に示すように、木材小片1・・・の位置決
めが行えるように小突条を設けた型4上に木材小片1・
・・を配列し、これの上から粘着シート2で押えて、粘
着シート2の粘着面3に木材小片1・・・を付着させる
方法も採用できる。この方法では、型4にこのような位
置決めのための模様型を用いれば木材小片1・・・の配
列が一定化し、均一・な表面模様を有する複合材が得ら
れる。 これにより、多数の木材小片1・・・が粘着シート2に
配列、粘着した木材小片粘着シート状物5が得られる。 一方、これとは別に硬化性樹脂液に充填剤を混合した混
練物を平板状とした平板状混練物を用意する。ここで使
用される硬化性樹脂液としては、不飽和ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エポ
キシ樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、アクリル
樹脂等の硬化前の状態が液状の熱硬化性樹脂の未硬化状
態の樹脂液が適している。 この樹脂液に配合される充填剤としては、炭酸カルシウ
ム、タルク、酸化チタン、シリカ、ガラス粉末などが使
用される。充填剤の配合量は、樹脂液100重量部に対
して100〜400重量部程度とされる。この樹脂液と
充填剤とからなる混練物は、したがって高粘度となり、
大略ペースト状を呈する。この混練物には、樹脂の硬化
剤が添加され、必要に応じて着色剤、安定剤等の添加剤
を加えることができる。 ついで、第3図に示すように、この混練物を浅底の型6
内に流し込み、シリコーンローラやコブなどを用いて平
らに均し、平板状混練物2とする。 勿論、型6を用いずに平板状としてもよい。この平板状
物の厚さは、約1〜2j*、好ましくは1〜1.5am
+程度とされる ついで、この平板状混練物7が未硬化状態にあるうちに
、第4図に示ずように平板状混練物7上に木材小片粘着
シート状物5をその木材小片1・・・が平板状混練物7
に接するように重ね合せ、軽く押圧し、両者を接合する
。ついで、接着シート2のみを剥離すれば、木材小片1
・・・が平板状混練物7表面に残り、木材小片1・・・
が平板状混練物7に移転する。この際、木材小片粘着シ
ート状物5と平板状混練物7との重ね合せ後、数時間放
置し樹脂液の硬化が進行し混練物7の粘度が上がり、木
材小片1・・・の動きがある程度拘束された状態となつ
た侵に、粘着シート2を剥離することが好ましい。これ
により、木材小片1・・・の動きがなくなり、取扱いが
容易となる。 ついで、このものを加熱加圧して樹脂を固化させる。加
熱加圧は、周知のホットプレスなどの加熱加圧手段を用
いて行われ、平板状況練物7上の木材小片1・・・上に
離型フィルム、当板を置き、圧力0.5〜1.5HPa
 、 m度100〜130℃、時間2〜5分程度の条件
で行われる。この加熱加圧により、平板状混練物7上に
置かれた木材小片1・・・がこの混練物7に圧入すると
ともに混練物6が硬化し、各々の木材小片1・・・の大
部分が混練物7中に埋没した状態の固化物が得られる。 ついで、この固化物の表面を種″々の研削手段により研
削して樹脂固化物と埋設木材小片との表面を面一とし、
木材小片を表面に露出させれば、第5図におよび第6図
に示すような目的とする好適には簿扱状の木質系複合材
8が得られる。 なお、この木質系複合材の形状は平板状が代表的に使用
されるが、この発明は必ずしも平板状に限られずに、加
熱加圧時の型面の形状を変更することにより、円周面の
ような2次元状あるいは球面のような3次元状の曲面ま
たはそれらを複数種類組み合せたような複雑な曲面を有
する形状の複合材を形成することも可能である このようにして得られた木質系複合@8は、好ましくは
合板、パーチクルボート等の木質系基板または繊維強化
合成樹脂等の樹脂系基板と接着積層して各種の製品に使
用される。また、この木質系複合材8は研削処理により
木材小片1・・・の一部または大部分が露出しているの
で、これの表面にポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂
等の塗料による無色透明もしくは着色透明の塗装を施し
て塗膜を形成しておくことが特に望ましい。 このような木質系複合材の製法によれば、木材小片1・
・・を粘着シート2に粘着したうえで平板状況練物7上
に重ね、木材小片1・・・を混練物7に移転するもので
、木材小片1・・・の配列状態が崩れることなく、平板
状混練物7に移すことが可能となり、作業が安定かつ容
易に行うことができるとともに目視によって木材小片1
・・・の配置具合を調節できるため、木材小片1・・・
の均一分散も可能となる。また、木材小片1・・・が平
板状混練物7の中に深く沈むことがな(、その表面に集
中して小片1・・・を配することができ、木材小片1・
・・の量を少なくしても、表面の美しい木質系複合材8
を得ることができる。 (実施例〕 不飽和ポリエステル樹脂未硬化液100!fiffi部
に炭酸カルシウム300重石部と黄色顔料1重量部を配
合し、混練して型6に流し込み、ローラで均して厚さ1
.5awtの平板状況III′#J7とした。 一方、ブナ、ナラなどを幅10〜20麿、長さ10〜2
01m1厚さ1〜1.5jII+の大きさの小片に切断
し、これを乾燥したのち不飽和ポリエステル樹脂未硬化
液中に浸漬し、樹脂液を含浸し、常温で放欝して半硬化
状態とした木材小片1・・・を粘着シート2上に手で散
布して配列した。散布量は粘着シート2の全表面の85
〜90%が隠れるように均一に配置した。これを先の平
板状混練物7上に重ね合せ、ローラで軽く押圧し常温で
3時開静置したのち、粘着シート2を剥離した。ついで
、このものをホットプレスにて圧力I HPa 、 m
度100℃、時If!15分間加熱加圧して固化物とし
たのち、木材小片1・・・のある表面をサンダー掛けし
て研削し、不飽和ポリエステル樹脂系透明塗料を塗布し
、厚さ約1.5鵬の美麗な木質系複合材を得た。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明の木質複合材の製法は、
多数の木材小片を粘着シートに配列、粘着させて木材小
片粘着シート状物を作り、これを硬化性樹脂液に充填剤
を混合した混練物からなる平板状混練物に重ね合せ、つ
いで粘着シートを剥離して木材小片を平板状混練物に移
し、これを加熱加圧して固化物としたのち、この固化物
の表面を研削するものであるので、木材小片の分散の均
一化を容易に計ることができ、かつ木材小片の分散状態
を一定に保つことが可能で表面模様の再現性の良い木質
系複合材が得られる。また、木材小片のIIII物への
沈み込みが少なく、表面に集中させることができ、木材
小片の使用量を削減できるなどの効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の製法の一例を工程順
に示した概略断面図、 第6図はこの発明の製法によって得られた木質系複合材
を示す平面図である。 1・・・・・・木材小片、 2・・・・・・粘着シート、 5・・・・・・木材小片粘着シート状物、7・・・・・
・平板状混練物、 8・・・・・・木質系複合材。 出願人  日本楽器製造株式会社 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の木材小片が粘着シートに配列、粘着された
    状態の木材小片粘着シート状物を作り、これを硬化性樹
    脂液に充填剤を混合した混練物からなる平板状混練物と
    重ね合せ、 ついで粘着シートを剥離して木材小片を平板状混練物に
    移し、これを加熱加圧して固化物としたのち、 この固化物の表面を研削することを特徴とする木質系複
    合材の製法。
  2. (2)木材小片を型上に配列し、この上から粘着シート
    で押えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    木質系複合材の製法。
JP62127341A 1986-07-09 1987-05-25 木質系複合材の製法 Pending JPS63290738A (ja)

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JP62127341A JPS63290738A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 木質系複合材の製法
EP19870904555 EP0277238B1 (en) 1986-07-09 1987-07-09 Decorative sheet and method of manufacturing the same
PCT/JP1987/000487 WO1988000134A1 (en) 1986-07-09 1987-07-09 Decorative sheet and method of manufacturing the same
US07/184,449 US4911969A (en) 1986-07-09 1987-07-09 Decorative sheet and method of manufacturing the same
DE3750087T DE3750087T2 (de) 1986-07-09 1987-07-09 Dekorblatt, sowie verfahren zur herstellung desselben.
KR1019880700255A KR910008764B1 (ko) 1986-07-09 1987-07-09 화장판 및 그의 제법

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110154171A (zh) * 2019-05-29 2019-08-23 安徽池州丰林木业有限公司 一种人造板用压合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110154171A (zh) * 2019-05-29 2019-08-23 安徽池州丰林木业有限公司 一种人造板用压合装置

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