JPH01241854A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH01241854A
JPH01241854A JP6818688A JP6818688A JPH01241854A JP H01241854 A JPH01241854 A JP H01241854A JP 6818688 A JP6818688 A JP 6818688A JP 6818688 A JP6818688 A JP 6818688A JP H01241854 A JPH01241854 A JP H01241854A
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JP
Japan
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layer
channel
insulating layer
region
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6818688A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Funahashi
舟橋 知弘
Akira Kuroyanagi
晃 黒柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6818688A priority Critical patent/JPH01241854A/ja
Publication of JPH01241854A publication Critical patent/JPH01241854A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特に溶融再結晶化膜の膜内応力による異方
性を利用した、3次元ICとされる半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
[従来の技術] 単結晶シリコン基板に対してトランジスタを構成する場
合には、通常ファセットが[110]に設定されている
関係上、チャンネルがこのファセット[1101方向に
沿って形成されるようになっている。したかって、チャ
ンネルを流れる電流は、はとんと[110]方向とされ
るようになっている。これがバルクトランジスタである
場合には、電流の流れる方向か[110]方向あるいは
[1001方向のいずれであっても、電子の移動度は変
わらないものであるため問題にならない。
しかし、S OI  (Silicon On In5
ulator)膜上にトランジスタが形成されるような
場合には、電子の移動度の異方性が観察される。
すなわち、絶縁膜上に例えばポリシリコンによる溶融再
結晶化層を形成した場合、絶縁膜とポリシリコン層との
熱膨張特性の差によって、溶融再結晶化層に応力が内在
するようになるものであり、例えばS OS (Sil
icon On 5apphire)膜の場合はその膜
内に圧縮応力が存在するようになり、SOI膜の場合に
はその逆に引張り応力が内在するものであり、この応力
か電子の移動度に異方性を与える要因と考えられる。実
際にSO8膜にあっては圧縮応力が内在するものであり
、この圧縮応力によって電子の移動度が低下し、正孔の
移動度は高くなることが知られている。
[発明か解決しようとする課題] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、電子
の移動度かより高い状態に設定することができるように
した、3次元ICが構成されるようにする半導体装置お
よびその製造方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、この発明に係る半導体装置にあっては、単結
晶シリコン基板の表面に絶縁層を形成し、この絶縁層上
にポリシリコン層を形成するようにしているもので、こ
のポリシリコン層を再結晶化し、そのファセット[10
0]の方向に沿ってチャンネルが形成されるようにトラ
ンジスタ領域を設定する。そして、上記チャンネルの方
向に交差するようにしてゲート電極層を形成するように
しているものである。
[作用コ 上記のようにして構成される半導体装置にあっては、[
100]の方向に沿ってソースおよびドレインが形成さ
れるようになるものであり、[1001の方向に沿って
チャンネルか形成されるようになる。このようにすれば
、ファセット[1,10]の方向にチャンネルの形成さ
れる従来に比較して、電子さらに正孔の移動度か共に3
0%程度高くすることかでき、良好な動作特性が得られ
るようになるものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図および第2図はその構成の状態を示しているもの
で、(100)シリコン基板11の表面上には、例えば
5j02による絶縁層12が形成されている。そして、
この絶縁層12上には、再結晶化されたポリシリコンに
よるトランジスタ領域13が形成されるもので、このト
ランジスタ領域13はLOCO3層14に主14区画さ
れている。
この場合、上記絶縁層12のファセット[110]の方
向が、シリコン基板11の1つの縁に平行な状態に設定
されているものであり、これに対してトランジスタ領域
13のチャンネルの方向が、上記ファセット[110]
の方向に対して45°傾斜した[100]の方向に一致
するように設定する。
そして、このトランジスタ領域13上には絶縁層15を
形成し、さらにこの絶縁層15上にゲート電極層16を
積層形成させるようにする。この場合、このゲート電極
16は、トランジスタ領域13を構成するポリシリコン
層に形成したn−領域に重なるようにして、トランジス
タ領域13のチャンネル方向に直行するように形成され
るもので、上記n−領域の両側には、それぞれソース領
域およびドレイン領域とされるp+領領域設定されてい
る。
すなわち、このように構成される半導体装置にあっては
、トランジスタ領域13のpn接合が[1001の方向
に一致する状態で形成されるようになっているもので、
この[100]方向の電子の移動度は、他の方向特に通
常の半導体装置においてチャンネル方向か設定される[
1.10]方向に比較して、充分に高く設定される。
具体的には、チャンネル方向を[110]とした場合(
通常のファセット方向と平行)には、pチャンネルで1
50cJ/ Vs 、 nチャンネルで4500♂/V
sであるのに対して、ファセット[100]方向にチャ
ンネルを持たせるようにした場合には、pチャンネルで
195c♂/VsXnチヤンネルで550c♂/ V 
sとなる。
第3図A乃至第3図Fは、上記のような半導体装置の製
造過程を順次示しているもので、まず第3図Aで示すよ
うに(100)シリコン基板11の表面上に、例えば1
μmの厚さてシリコン酸化膜による絶縁層12を形成す
る。この場合適宜エツチングによってシード部121が
形成される。
この絶縁層12上には、例えば0.4μmの厚さでポリ
シリコン膜21を堆積形成するもので、このポリシリコ
ン膜21は、例えばハロゲンランプ、レーザビーム等に
よって溶融再結晶化させ、第3図Cで示すようにトラン
ジスタを形成するための801層22を形成する。この
ようなSOI層22を形成する際には、シリコン基板1
1とポリシリコンとの熱膨脹率の差によって、SOI層
22の内部に応力が発生する。そして、例えば基板11
の1の縁に平行な状態でファセット[110]方向が設
定されるようになる。
次に、このポリシリコンの801層22部分に例えばp
チャンネルのトランジスタを形成するもので、第3図り
で示すように上記801層22に、150KeVで10
15リンイオンを打ち込み、このSOI層22を0人型
にする。
このようにしてn−型の801層22が形成されたなら
ば、第3図Eに示すようにトランジスタ形成領域以外の
部分をLOGO8酸化し、このLOCO8酸化層14に
よって、所定のトランジスタ領域13が区画されるよう
にする。この場合、第4図Aで示すようにトランジスタ
のチャンネルが、[110]方向に対して45°傾斜し
た[100コ方向に一致するように設定されるようにす
る。
この場合、ファセットの方向か、[]OO]に平行とさ
れるように設定されるようにしてもよいものであり、こ
の場合には通常のトランジスタを形成する場合と同様に
、トランジスタ領域のチャンネル方向が、基板11の1
つの縁と平行になるように、通常の通りにしてトランジ
スタ領域を設定すればよい。
このようにして、[100]方向にチャンネルの方向が
設定されるようにしてトランジスタ領域13が設定され
たならば、第3図Fに示すようにこのトランジスタ領域
13の801層22のゲート酸化を行ない、ゲート酸化
膜15を形成する。そして、このゲート酸化膜15上に
、例えばポリシリコンによってゲート電極層16を形成
するもので、このゲート電極層16は、第4図Bで示す
ように、トランジスタ領域13のチャンネル方向と直角
の方向に延びるようにして形成される。
このようにしてゲート電極層16が形成されたならば、
60 K e V % 10 ”ドースホロンノイオン
を打ち込み、ゲート電極層16の両側に位置して、それ
ぞれp+型のソース領域131およびドレイン領域13
2を形成する。
このようにしてトランジスタ部が構成されたならば、例
えば9000人のBPSGにより層間絶縁層23を形成
し、ソース領域131およびドレイン領域132に対応
してコンタクトホールをエツチングにより形成し、この
コンタクトホール部にアルミニウム配線24.25を形
成することによって、この半導体装置が完成される。
尚上記実施例においては、単結晶シリコン基板上に絶縁
層を形成し、この絶縁層上にポリシリコン層を形成する
ようにして示したか、単なる絶縁性基板上にポリシリコ
ン層を形成するようにした場合でも同様に実施できるも
のである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る半導体装置にあっては、形
成される5OI)ランジスタのチャンネルの方向か、[
100]の方向に設定されている。
このようにすれば、通常の[110]の方向にチャンネ
ルを設定した場合に比較して、電子の移動度が約30%
程度高くなるものであることが、実験等によって確認さ
れた。したかって、このようにして構成された半導体装
置にあっては、溶融再結晶化膜の膜内に存在する応力の
異方性が効果的に利用された状態でトランジスタか構成
されるようになるものであり、動作特性の良好な3次元
ICが容易且つ確実に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る半導体装置の平面的
な構成を示す図、第2図は第1図の■−■線に対応する
部分の断面構成図、第3図A乃至第3図Fはそれぞれ上
記半導体装置の製造工程を順次説明する断面構成図、第
4図Aおよび第4図Bはそれぞれ上記半導体装置のトラ
ンジスタ領域におけるチャンネル方向、さらにゲート電
極の状態を説明する図である。 11・・・シリコン基板、12・・・絶縁層、13・・
・トランジスタ領域、15・・・ゲート絶縁層、16・
・・ゲート電極、21・・・ポリシリコン膜、22・・
・801層、24.25・・・アルミニウム配線。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図A 第3図B 第3図C 第3図E 第3図F ピ+A’− 第3図D 第4図A      @t、図B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  少なくとも表面に絶縁された層を有する基板と、 上記絶縁層上に形成され再結晶化された半導体層により
    構成され、この半導体層の[100]方向に沿ってチャ
    ンネルが形成されるようにしたトランジスタ領域と、 上記トランジスタ領域上に絶縁層を介して形成され、上
    記チャンネル方向に交差するように設定されたゲート電
    極層とを具備し、 このゲート電極層の両側に、上記[100]方向に沿っ
    てソースおよびドレインが形成されるようにしたことを
    特徴とする半導体装置。
JP6818688A 1988-03-24 1988-03-24 半導体装置 Pending JPH01241854A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508555A (en) * 1989-07-12 1996-04-16 U.S. Philips Corporation Thin film field effect transistor having a doped sub-channel region
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US7291542B2 (en) 2002-09-30 2007-11-06 Renesas Technology Corp. Semiconductor wafer and manufacturing method thereof
JP2014187375A (ja) * 2014-05-13 2014-10-02 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
US9362273B2 (en) 2001-04-27 2016-06-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same

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